JPH0349258Y2 - - Google Patents

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JPH0349258Y2
JPH0349258Y2 JP17556186U JP17556186U JPH0349258Y2 JP H0349258 Y2 JPH0349258 Y2 JP H0349258Y2 JP 17556186 U JP17556186 U JP 17556186U JP 17556186 U JP17556186 U JP 17556186U JP H0349258 Y2 JPH0349258 Y2 JP H0349258Y2
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JP
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key
lock
key body
locked
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JP17556186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、家屋、車両等のドアや金庫、箱等の
扉、引出しなどに取付けられる錠のキーに関する
ものである。
〈従来の技術〉 一般に、ドア等の締りを必要とする取付け部に
設けられた錠に施錠するには、錠のキー穴にキー
を挿入して回し、キーがかかつた状態で該キーを
抜いて施錠を完了している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この場合、例えば家のドアに施錠をして出たか
どうかが外出先で心配になつたとき、キー自体に
は施錠をしたかどうかのなんらの痕跡も残つてい
ないため、これを確認する手段がなくて記憶のみ
に頼るしかないので、極めて心理的に不安感等の
不都合を感ずるものである。
本考案は以上のような問題点を解決するもので
あつて、施錠、解錠を表示可能としたキーを提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち、施錠、解錠をいかなる場所において
もキーを見るだけで確認可能とするために本考案
は、錠のキー穴外方で該キー穴に挿入されるキー
本体の施錠及び解錠位置に対応する位置にそれぞ
れ係止部材をキー本体に互いに反対方向より当接
可能として突設し、係止部材の当接により出入可
能とされる表示体をキー本体に設けた構成とした
ものである。
〈作用〉 キー本体5を錠1のキー穴4へ挿入して施錠し
た場合、第2図に示すように、キー本体5の表示
体13は係止部材11によりその一方がキー本体
5表面より突出される。
また、この状態よりキー本体5を右側へ傾動さ
せると解錠の状態となり、これにより表示体13
は係止部材12により前記とは逆方向へ突出され
る。
この両者の場合における表示体13のキー本体
5に対する突出方向は互いに逆方向となつている
ので、キー本体5の表示体13の突出方向を見れ
ば、施錠か解錠かどちらかが直ちに判明する。そ
してこれを分かりやすくするためには、表示体の
両面を青、赤等の色分けをしておくか、あるいは
適当な符号、例えば、施、解のような文字符号を
入れておく等の方式により、識別できるようにし
ておく。
〈実施例〉 以下、図示のシリンダ錠による一実施例に基づ
いて説明する。
1はドア、金庫などの開閉部分における取付け
部2に埋設したキーシリンダ形式の錠で、そのロ
ータとなる内筒3にはキー穴4が形成され、内部
には図示されないタンブラが軸方向に一定間隔で
数組配置してある。そしてこのキー穴4には対応
するキーの軸部であるキー本体5が挿入され、第
2図に示すように、左側への傾動により施錠、右
側への傾動により解錠とされ、前記各傾動により
錠1の棒6が回り、これにより棒6と図示されな
いリンクにより接続されているロツク7が矢印S
で示すように往復動して施錠、解錠が行われる。
8はキー穴4外方において、錠1の左右両側間
にわたつて取付け部2に固定される支持金具で、
ビス9,9により締付けてある。そして支持金具
8の両側のボス部10,10には、それぞれピン
状の係止部材11,12が突設してあり、各係止
部材11,12はそれぞれの先端側がキー本体5
の施錠位置及び解錠位置に対応する位置とされて
いる。すなわち、係止部材11はキー本体5が施
錠位置とされたときは、第2図においてキー本体
5の左側面に当接され、また、解錠位置とされた
ときは、係止部材12はキー本体5の右側面に当
接され、したがつて、係止部材11,12はキー
本体5に互いに反対方向より当接可能な構成とな
つている。
13は係止部材11,12先端のキー本体5に
対する当接位置において該キー本体5に嵌着保持
されて設けられる円柱状の表示体で、該表示体1
3はキー本体5に形成された透孔14に十分な摩
擦力の下に摺動可能として構成されている。ま
た、表示体13はキー本体5の表面側と裏面側に
面する部分が別々の色、例えば、赤色、青色の2
色に塗り分けられている。そしてキー本体5が前
記した施錠位置に傾動されたとき、係止部材11
の先端の当接により、表示体13はキー本体5表
面より若干押出されて例えば赤色側が突出される
ようになつており、逆に、鎖線で示す解錠側に傾
動されたときは、係止部材12先端の当接によ
り、表示体13は前記と逆方向に押出され、青色
側が突出されるようになつている。
次に、以上の構成よりなる本考案装置の作動を
説明する。
まず、キー穴4にキー本体5を挿入すると、錠
1内の図示されないタンブラーが引込んで差込み
が完了する。次いで、第2図に示す左側へ傾動さ
せると、棒6が回転してロツク7が移動し、施錠
が行われる。そして、キー本体5が施錠位置に達
したところで、係止部材11先端が表示体13の
左面に当接され、更に押圧されて表示体13は透
孔14内を摺動して該表示体13の赤色側である
右面側がキー本体5表面より若干突出される。
この施錠を終了した状態でキー本体5を抜く
と、該キー本体5は表示体13の赤色側が突出さ
れた状態で取り出され、これにより錠1の施錠が
証明されることになる。
また、施錠状態にある錠1のキー穴4にキー本
体5を挿入して第2図の解錠側へ傾動させると、
棒6が逆回転してロツク7が前記と逆方向へ移動
し、解錠が行われる。キー本体5が解錠位置に達
すると、係止部材12先端が前記とは逆方向より
表示体13の突出されている赤色の右面側へ当接
され、これにより表示体13の右面側が押圧され
て該表示体13は透孔14内を前記と逆方向に摺
動し、その青色側である左面がキー本体5表面よ
り突出される。
この解錠終了後のキー本体5を錠1より抜き出
すと、該キー本体5の表示体13はその青色側が
突出された状態となつており、錠1の解錠が証明
されることとなる。なお、支持金具8は錠1に直
接取付ける構造としてもよく、また、係止部材1
1,12も単独として取付け部2又は錠1の固定
部より直接突設させつこともできる。
〈考案の効果〉 以上の説明より明らかなように、本考案によれ
ば、施錠又は解錠したキー本体には、それを証明
する痕跡、すなわちキー本体に出入可能に設けた
表示体のいずれか一方の端部側がキー本体表面よ
り突出され、該突出側の色分けその他の標識を見
ることにより、施錠か解錠かのどちらかの状態に
あることが判明するので、外出先等における従来
のような心配等は解消される。また、簡単な機構
よりなるものであるから、従来の施錠装置にも容
易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
施錠した状態における一部切欠平面図、第2図は
第1図の−線による一部切欠拡大断面図であ
る。 1……錠、4……キー穴、5……キー本体、1
1,12……係止部材、13……表示体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠のキー穴外方で該キー穴に挿入されるキー本
    体の施錠及び解錠位置に対応する位置にそれぞれ
    係止部材を前記キー本体に互いに反対方向より当
    接可能として突設し、前記係止部材の当接により
    出入可能とされる表示体を前記キー本体に設けた
    ことを特徴とする表示体付きキー。
JP17556186U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0349258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17556186U JPH0349258Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17556186U JPH0349258Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6381165U JPS6381165U (ja) 1988-05-28
JPH0349258Y2 true JPH0349258Y2 (ja) 1991-10-21

Family

ID=31115002

Family Applications (1)

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JP17556186U Expired JPH0349258Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JPS6381165U (ja) 1988-05-28

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