JP2002309584A - 法枠形成用枠体およびそれを用いた法枠工法 - Google Patents

法枠形成用枠体およびそれを用いた法枠工法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モルタル吹き付け時の作業性を損なうことな
く、法枠梁を規定寸法に形成し、モルタルはみ出し部分
の切り取りのような後加工を不要にする。 【解決手段】 枠体1は、法面上に格子状に設置され、
モルタルを打設することにより格子状の法枠梁を形成す
る。枠体1は、鋼棒を曲げ形成したサポート体2と、エ
キスパンドメタルからなる側網3を備える。サポート体
2は、一対の脚部11と、波形状に屈曲形成された上下
2段の鉄筋保持部12,13と、埋没防止用のストッパ
15を備える。側網3はサポート体2の脚部11に、リ
ング4によって折り畳み自在に取り付けられる。枠体内
に注入されたモルタルは側網3にせき止められ、法枠梁
の裾にモルタル流出部分が出来るのを抑制し、養生シー
ト除去時におけるモルタル掻き取り作業を省く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や宅地造成地
などの法面安定化工法に関し、特に、法面の緑化等に用
いられる法枠形成用の枠体およびそれを用いた法枠工法
に関する。
【0002】
【従来の技術】道路や宅地造成地などにおいては、その
法面安定化のため、斜面上に格子状に枠体を配置し、コ
ンクリートやモルタル等のセメント系硬化材(以下、モ
ルタル等と略記する)を打設する工法が広く用いられて
いる。そこではまず、法面上に金網等の網状部材が敷設
され、その上に鋼棒等から形成された枠体が格子状に設
置される。枠体内には鉄筋が配設されると共に、格子点
部分などには地盤に打ち込まれたアンカーが設置され
る。そして、この枠体を埋め込むようにモルタル等を吹
き付けることにより格子状の法枠梁が形成され、斜面上
に法枠が構築される。
【0003】このような法枠用の枠体としては、特許第
2748259号公報のように、金属線を台形状に折り
曲げた部材を、配筋方向に設けた縦線材に連結する形で
多数連設したものが一般的である。また、特開平8−1
34922号公報のように、施工性を向上させるため、
長尺の網状材を湾曲等させて断面を円弧状等にしたもの
も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
法枠では、近年、環境保全対策として、格子の内側に種
子や肥料等の植生材料を吹き付け、法面に緑化工事を施
す場合が多い。この場合、格子内には、後に植生材料を
投入する関係から、法枠梁形成時にモルタル等がかから
ないよう、合成樹脂製の養生シート(以下、適宜シート
と略記する)などで被覆を行っている。そして、モルタ
ルの吹き付け、固化が完了した後、シートを外して植生
材料の投下が行われる。
【0005】しかしながら、特許第2748259号公
報のような枠体を使用してモルタル等の吹き付けを行う
と、図12に一点鎖線にて示したように、枠体51の両
側面部にモルタル等52が裾を引くように流出する。す
なわち、モルタル等52が法枠梁53の規定寸法Lから
はみ出すと共に、敷設されたシート54上にも堆積する
形となる。従って、シート54を外す際には、図12に
斜線にて示した裾部分55を切り取った上でシート54
を取り除いている。このため、シート除去時における作
業工数が増加し、施工コストの増大を招くと共に、施工
期間短縮の妨げともなっていた。
【0006】この場合、特開平8−134922号公報
のような金網製の枠体を用いれば裾部分55への流出量
を抑えることも可能である。しかしながら、流出を抑え
得るような金網を使用すると、今度はモルタル等の吹き
付け時に、枠体内にモルタルが入りにくく作業性が悪い
という問題がある。
【0007】本発明の目的は、モルタル吹き付け時の作
業性を損なうことなく、法枠梁を規定寸法に形成し、モ
ルタルはみ出し部分の切り取りのような後加工を不要に
した法枠形成用枠体およびそれを用いた法枠工法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の法枠形成用枠体
は、法面上に格子状に設置され、セメント系硬化材を打
設することにより前記法面上に格子状の法枠梁を形成す
る枠体であって、金属線材によって形成され、一対の脚
部と、前記脚部の間に配設され前記法枠梁内に配される
鉄筋を支持する鉄筋保持部とを備えてなるサポート部材
と、前記サポート部材の前記両脚部に取り付けられ、前
記法枠梁の長手方向に沿って対向配置された網部材とを
有することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、枠体内に注入されたモル
タルが網部材にせき止められる形となり、法枠梁の裾部
分にモルタル流出部分が出来にくい。従って、法枠梁を
規定寸法に形成し易くなると共に、養生シートを取り外
す際も裾部分のモルタルを掻き取る必要がない。このた
め、シート除去時における手間を省くことができ、施工
コストの削減や施工期間の短縮などを図ることが可能と
なる。
【0010】また、前記法枠形成用枠体において、前記
鉄筋保持部を、波形状に屈曲形成された上下2段の線材
にて形成しても良く、これにより、当該サポート部材で
は、複数の鉄筋支持位置を備えていることになり、鉄筋
を適宜ずらして置くことができる。従って、配筋位置を
自在に変更できるため、施工上の自由度が拡大する。
【0011】さらに、前記法枠形成用枠体において、前
記サポート部材と前記網部材を折り畳み自在に連結して
も良く、これにより、施工現場まで枠体を折り畳んだ状
態で運搬でき、運搬時にかさ張ることなく容易かつ多量
に枠体を運搬できる。また、工場にて枠体を一体的に製
造し、それを現場にて組み立てるだけで枠体の敷設を行
うことができ、施工作業の簡素化を図ることも可能とな
る。
【0012】加えて、前記法枠形成用枠体において、前
記網部材の下端に埋没防止用のストッパを屈曲形成して
も良く、これにより、枠体を法面上に敷設した際に、枠
体が地面に埋没するのを防止でき、埋没防止のための作
業や部材が不要となると共に、形成される法枠梁の高さ
を揃えることが可能となる。
【0013】一方、本発明の法枠工法は、前記法枠形成
用枠体を用いた法枠工法であって、前記枠体を法面上に
設置し、前記サポート部材に鉄筋を架設した後、前記網
部材の内側にセメント系硬化材を打設して前記法枠梁を
形成することを特徴とする。本発明によれば、法枠梁の
裾部分にモルタル流出部分が出来にくく、法枠梁を規定
寸法に形成し易くなると共に、養生シートを取り外す際
も裾部分のモルタルを掻き取る必要がないため、シート
除去時における手間を省くことができ、施工コストの削
減や施工期間の短縮などを図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である法枠形成用枠体(以下、枠体と略記する)の構
成を示す斜視図、図2は図1の枠体の平面図、図3はそ
の正面図、図4は側面図である。
【0015】本発明による枠体1は、図1に示すよう
に、複数のサポート体(サポート部材)2と、サポート
体2の両側部に対向配置された側網(網部材)3とから
構成されている。枠体1は、後述するように、法面に格
子状に載置されてモルタルが吹き付けられ、法面上に格
子状の法枠を構築する。この場合、枠体1は、図2に示
すように、長手方向が1000〜3000mm、幅が20
0〜350mm、高さが100〜200mmとなっており、
法枠を形成する畝状の法枠梁の一辺を形成する。
【0016】サポート体2は、直径3〜4mm程度の鋼棒
(金属線材)によって形成されている。図1,4に示す
ように、サポート体2には、法面設置時に法面と垂直方
向に伸びる一対の脚部11が設けられている。また、脚
部11の上方には、第1の鉄筋保持部12が脚部11と
連続的に曲げ形成されている。さらに、脚部11の上端
部同士の間には、鋼棒からなる第2の鉄筋保持部13が
溶接されている。すなわち、サポート体2には、鉄筋保
持部12,13が上下2段に配置されている。
【0017】鉄筋保持部12,13は、図4に示すよう
に、波形形状に屈曲形成されており、波形部分の凹部に
鉄筋14が収容保持されるようになっている。すなわ
ち、当該サポート体2では、複数の鉄筋支持位置を備え
ていることになり、鉄筋14を図4において左右方向に
ずらして置くことができる。従って、配筋位置を適宜変
更できるため、施工上の自由度が拡大すると共に、法枠
を規定寸法に施工し易くなる。
【0018】サポート体2の脚部11の外側にはそれぞ
れ、側網3が取り付けられている。側網3は、法枠梁の
長手方向に沿うように配置され、両側網3の間にサポー
ト体2が等間隔に例えば3個取り付けられる。本実施の
形態では、側網3はエキスパンドメタルやクリンプ金
網、溶接金網等の網部材から形成され、その表面には亜
鉛メッキが施されている。また、側網3とサポート体2
との間は、リング4によって折り畳み自在に連結されて
いる。従って、当該枠体1は、リング4を中心にサポー
ト体2を倒して、図5のように折り畳むことができ、施
工現場まで枠体1を折り畳んだ状態で運搬でき、運搬時
にかさ張ることなく容易かつ多量に枠体1を運搬でき
る。また、工場にて枠体1を一体的に製造し、それを現
場にて組み立てるだけで枠体の敷設を行うことができ、
施工作業の簡素化を図ることも可能となる。
【0019】側網3においてはさらに、その下部にスト
ッパ15が屈曲形成されている。このストッパ15は、
枠体1を法面上に敷設した際に、枠体1が地面に埋没す
るのを防止している。これにより、埋没防止のための作
業や部材が不要となると共に、形成される法枠梁の高さ
を揃えることが可能となる。
【0020】次に、枠体1を用いた本発明による法枠工
法について説明する。図6,7は、本発明の一実施例で
ある法枠工法により法面に格子状の法枠を形成する様子
を示す説明図である。ここではまず、予め整地された法
面21上に菱形金網などの網状体22を敷設する。この
網状体22は図示しないアンカーによって適宜法面21
に固定される。次に、枠体1を図5の状態から開いて図
1の状態とし、これを網状体22上に縦横格子状に配置
し、格子枠体23を形成する。当該枠体1では、側網3
の下部にストッパ15が形成されているので、枠体1が
法面21に埋没することなく設置される。その後、サポ
ート体2の鉄筋保持部12,13上に鉄筋を載置する。
この際、鉄筋保持部12,13は波形形状となっている
ので、鉄筋14を適当な位置にて保持することができ
る。
【0021】鉄筋14の配置後、格子点位置に交点アン
カー24を打ち込む。また、格子枠体23の各辺部分に
は補助アンカー25を打ち込む。交点アンカー24は棒
状の部材からなり、鉄筋14に針金等の図示しない結束
部材にて固定される。また、補助アンカー25は、図8
に波線にて示したように、上辺が円弧状になったT字形
に形成されている。なお、図6では、アンカー24,2
5は省略されている。一方、格子枠体23の内側に合成
樹脂製の養生シート26を敷設し、モルタル非吹き付け
部分を養生する。そして、鉄筋14および枠体1を埋め
込むようにモルタル(セメント系硬化材)27をモルタ
ルガンなどによって吹き付ける。
【0022】この際、アンカー25は検測ピンを兼ねて
おり、図8に示すように、アンカー25が隠れる程度に
モルタル27を吹き付けることにより、鉄筋14に対し
て所定の厚さにてモルタル27の被覆ができるようにな
っている。一方、モルタル吹き付け幅の目安としては、
枠体1の側網3を用いる。これにより、モルタル27を
図8のように断面略半円形状に盛り上げた法枠梁28が
形成される。そして、この作業を格子枠体23に対して
行うことで、法枠梁28が格子状に形成され法枠29が
構築される。
【0023】このとき、本発明による枠体1では側面に
側網3が設けられているため、図12のような従来の枠
体51と異なり、法枠梁28の裾部分にモルタル流出部
分が出来にくい。すなわち、図8に示すように、枠体1
内のモルタル27は側網3にせき止められる形となり、
裾部分には流れ出ない。従って、法枠梁28をコテで均
す程度で大きな後加工なしに規定寸法Lに形成すること
ができると共に、シート26を取り外す際も裾部分のモ
ルタルを掻き取る必要がない。これにより、シート除去
時における手間を省くことができ、施工コストの削減や
施工期間の短縮などを図ることが可能となる。
【0024】また、当該枠体1では、網状の部分は側面
部分に限られ、その上面部は開放されている。すなわ
ち、全部を網にて覆ってしまう構成と異なり、モルタル
27の吹き付けの妨げとなる部材は存在していない。従
って、モルタル吹き付け時の作業性を損なうことなく、
法枠梁を規定寸法に形成し、モルタルはみ出し部分の切
り取り作業を省くことが可能となる。
【0025】なお、シート26を取り除いた後には、シ
ート26が敷設されていた養生部分に、芝草等の各種種
子や肥料、土壌、保水材などが配合された植生材料を吹
き付ける。そして、植生材料の流失を格子状の法枠29
で保護しつつ、植生材料中の種子を発芽育成させ、法面
の緑化が行われる。
【0026】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。例えば、前述の枠体1の寸
法やサポート体2の設置個数などはあくまでも一例であ
り、前記寸法、個数に限定されないのは言うまでもな
い。また、アンカー24,25の形状は図8のものには
限定されず、例えば図9のように上辺が直線状になった
T字形のものでも良い。さらに、サポート体2の形状も
前述のもには限定されず、例えば、図10のように、第
2の鉄筋保持部13と脚部11を一体に形成し、コの字
形の第1の鉄筋保持部12を第2の鉄筋保持部13上に
溶接するようにしても良い。加えて、図11のようにス
トッパ15のない形態も可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の法枠形成用枠体によれば、法枠
形成用の枠体の両側部に側網を設けたことにより、枠体
内に注入されたモルタルが側網にせき止められ、法枠梁
の裾部分へのモルタルの流出を抑えることができる。従
って、法枠梁を規定寸法に形成し易くなると共に、養生
シートを取り外す際も裾部分のモルタルを掻き取る必要
がない。このため、シート除去時における手間を省くこ
とができ、施工コストの削減や施工期間の短縮などを図
ることが可能となる。
【0028】また、鉄筋保持部を、波形状に屈曲形成さ
れた上下2段の線材にて形成することにより、複数の鉄
筋支持位置を備えることができる。従って、状況に応じ
て鉄筋を適宜ずらして置くことができ、施工上の自由度
が拡大すると共に、法枠を規定寸法通りに施工すること
が容易となる。。
【0029】さらに、サポート体と側網を折り畳み自在
に連結することにより、施工現場まで枠体を折り畳んだ
状態で運搬でき、運搬時にかさ張ることなく容易かつ多
量に枠体を運搬できる。また、工場にて枠体を一体的に
製造し、それを現場にて組み立てるだけで枠体の敷設を
行うことができ、施工作業の簡素化を図ることも可能と
なる。
【0030】加えて、側網下端に埋没防止用のストッパ
を形成することにより、枠体を法面上に敷設した際に、
枠体が地面に埋没するのを防止でき、埋没防止のための
作業や部材が不要となると共に、形成される法枠梁の高
さを揃えることが可能となる。
【0031】一方、本発明の法枠工法によれば、前記法
枠形成用枠体を用いて法枠梁を形成することにより、法
枠梁の裾部分にモルタル流出部分が出来にくく、法枠梁
を規定寸法に形成し易くなる。また、養生シートを取り
外す際も裾部分のモルタルを掻き取る必要がないため、
シート除去時における手間を省くことができ、施工コス
トの削減や施工期間の短縮などを図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である法枠形成用枠体の
構成を示す斜視図である。
【図2】図1の法枠形成用枠体の平面図である。
【図3】図1の法枠形成用枠体の正面図である。
【図4】図1の法枠形成用枠体の側面図である。
【図5】図1の法枠形成用枠体を折り畳んだ状態を示す
説明図である。
【図6】本発明の一実施例である法枠工法により法面に
格子状の法枠を形成する様子を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施例である法枠工法により法面に
格子状の法枠を形成する様子を示す説明図である。
【図8】法枠梁の構成を示す説明図である。
【図9】補助アンカーの変形例を示す説明図である。
【図10】サポート体の変形例を示す説明図である。
【図11】本発明による法枠形成用枠体の変形例の構成
を示す斜視図である。
【図12】従来の法枠形成用枠体によって形成される法
枠梁の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 法枠形成用枠体 2 サポート体(サポート部材) 3 側網(網部材) 4 リング 11 脚部 12 第1の鉄筋保持部 13 第2の鉄筋保持部 14 鉄筋 15 ストッパ 21 法面 22 網状体 23 格子枠体 24 交点アンカー 25 補助アンカー 26 養生シート 27 モルタル(セメント系硬化材) 28 法枠梁 29 法枠 51 枠体 52 モルタル 53 法枠梁 54 シート 55 裾部分 L 規定寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 浩司 神奈川県横浜市港北区岸根町35番地1 株 式会社サンゴ内 Fターム(参考) 2D044 DC14 DC17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面上に格子状に設置され、セメント系
    硬化材を打設することにより前記法面上に格子状の法枠
    梁を形成する枠体であって、 金属線材によって形成され、一対の脚部と、前記脚部の
    間に配設され前記法枠梁内に配される鉄筋を支持する鉄
    筋保持部とを備えてなるサポート部材と、 前記サポート部材の前記両脚部に取り付けられ、前記法
    枠梁の長手方向に沿って対向配置された網部材とを有す
    ることを特徴とする法枠形成用枠体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の法枠形成用枠体におい
    て、前記鉄筋保持部は、波形状に屈曲形成された上下2
    段の線材からなることを特徴とする法枠形成用枠体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の法枠形成用枠体
    において、前記サポート部材と前記網部材は折り畳み自
    在に連結されてなることを特徴とする法枠形成用枠体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜4の何れか1項に記載の法枠
    形成用枠体において、前記網部材の下端に埋没防止用の
    ストッパを屈曲形成したことを特徴とする法枠形成用枠
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載の法枠
    形成用枠体を用いた法枠工法であって、前記枠体を法面
    上に設置し、前記サポート部材に鉄筋を架設した後、前
    記網部材の内側にセメント系硬化材を打設して前記法枠
    梁を形成することを特徴とする法枠工法。
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