JP2002308069A - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP2002308069A
JP2002308069A JP2001115197A JP2001115197A JP2002308069A JP 2002308069 A JP2002308069 A JP 2002308069A JP 2001115197 A JP2001115197 A JP 2001115197A JP 2001115197 A JP2001115197 A JP 2001115197A JP 2002308069 A JP2002308069 A JP 2002308069A
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Masanaga Yoshikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突起物がある車体面でもブラシが突起物に直
接触れる危険のない部分であれば側面ブラシを作用させ
て、洗い残しの少ない洗車を可能にする。 【構成】 車体の前面または後面にミラー等の突起物が
あるとき、その突起物が左右いずれの位置に突出するも
のであるかを検出し、突起物が左側にあるときは右側の
側面ブラシを作用させ、突起物が右側にあるときは左側
の側面ブラシを作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車または洗車機
本体の移動に伴い自動車の車体をブラッシング洗浄する
タイプの洗車機であって、車体の側面および前後面に対
して左右一対の側面ブラシを作用させてブラッシングす
るようにしたものに関し、特にミラー等の車体から局部
的に突出するタイプの突起物がある自動車に対し、側面
ブラシを有効に作用させて、できるだけ洗い残しが生じ
ないようにブラッシング洗浄できる洗車機を提供するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車の車体をブラッシング洗
浄するタイプの洗車機では、車体にミラー、アンテナ、
キャリア等の突起物がある場合には、対応する突起物の
キーを指定入力してから洗車を開始するようにして、突
起物に対するブラッシングを回避するようにしていた。
また、特許第2676273号公報に見られるように、
突起物の指定入力をしなくとも自動車に備えられる突起
物を自動的に検出して、その突起物に対するブラッシン
グを回避するようにした洗車機も知られている。
【0003】このような従来の洗車機では、例えばワゴ
ン車の後方にミラーが突出しているという指定入力もし
くは検出結果があれば、車体後方に至ると全てのブラシ
が回避動作してしまい、ワゴン車の後面等に一切ブラシ
が当たることなく広い範囲の洗い残しが生じてしまう問
題があった。すなわち、車体の前後面に対しては、主に
左右一対の側面ブラシを開閉させてブラッシングを行う
が、ミラーがあるとの指定入力もしくは検出結果があれ
ば、そのミラーが左右のいずれにあっても関係なく側面
ブラシを一切作用させることなく回避していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな問題に対処し、突起物がある車体面でもブラシが突
起物に直接触れる危険のない部分であれば側面ブラシを
作用させて、洗い残しの少ない洗車を可能にした洗車機
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体の前面
または後面にミラー等の突起物があるとの認識に基づ
き、この突起物が左右いずれの位置に突出するものであ
るかを検出する手段を備え、この検出手段で突起物が左
側にあると検知した場合には、その車体の前面または後
面に対し少なくとも右側の側面ブラシを作用させ、前記
検出手段で突起物が右側にあると検知した場合には、そ
の車体の前面または後面に対し少なくとも左側の側面ブ
ラシを作用させるように制御することを特徴として、上
記課題の解決をはかったものである。(第1および第3
の実施例参照)
【0006】ここで、前記検出手段で突起物が車体の中
央部に突出するものであると検知した場合には、その車
体の前面または後面に対しては所定範囲に限定して左右
の側面ブラシを作用させるよう制御するのが望ましい。
(第1の実施例参照)
【0007】また、ミラー等の突起物があるとの認識を
得るためには、車体側面からの車体形状を読み取って突
起物の有無を検出し、その突起物の位置に応じて車体に
ミラー等の突起物があるとの認識を得るようにすれば良
い。なお、洗車開始前の使用者の指定入力に応じて車体
にミラー等の突起物があるとの認識を得るようにしても
良い。(第1の実施例参照)
【0008】なお、前記検出手段は、自動車上面に沿っ
て昇降し洗浄後の車体面の乾燥をはかる上面ブロワノズ
ルを備え、上面ブロワノズルと共に昇降して突起物が車
体の左右いずれの位置にあるのかを検出するようにすれ
ば良い。また、上面ブロワノズルの下方に設けられ車体
を挟むようにして左右に発光部と受光部を配置した光電
スイッチを備え、発光部と受光部は上下に高さを変えて
配置してあり、発光部から受光部へ斜めに走る光信号が
突起物で遮られたときの上面ブロワノズルの高さ位置に
基づいて、突起物が左右いずれの位置にあるのかを判別
するようにしても良い。(第1の実施例参照)
【0009】上記検出手段は、上面ブロワノズルに設け
る以外にも、洗車機本体にあって車体を挟むようにして
左右に発光部と受光部を配置した光電スイッチを複数備
え、発光部と受光部はそれぞれ上下に高さを変えて配置
して斜めに走る光信号を授受するものであり、どの光電
スイッチの光信号が突起物で遮られたかに応じて、突起
物が左右いずれの位置にあるのかを判別するようにする
ことができる。(第3の実施例参照)
【0010】また、この発明は、車体の前面または後面
にミラー等の突起物があるとの認識に基づき、この突起
物の左右(幅)方向の位置を検出する手段を備え、この
検出手段で検出した左右方向の位置に基づいて突起物の
回避範囲を設定し、この回避範囲にない車体面に対し側
面ブラシを作用させるように制御することを特徴とし
て、上記課題の解決をはかったものである。(第2の実
施例参照)
【0011】ここで、自動車上面に沿って昇降し洗浄後
の車体面の乾燥をはかる上面ブロワノズルを備え、前記
検出手段は、上面ブロワノズルと共に昇降すると共に、
上面ブロワノズルにおいて物体検出手段を左右方向に移
動させて突起物を検出させ、突起物の左右の位置を検出
することできるようにすれば良い。(第2の実施例参
照)
【0012】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。ここでは、洗車機本体が自動車を跨ぐように往復走
行し、この洗車機本体の走行に伴い自動車車体をブラッ
シングし自動洗浄する門型洗車機に発明を実施した例に
ついて説明する。
【0013】図1は実施例の基本構成を示す正面図、図
2は同じく側面図で、洗車機本体1は門型に構成されて
左右一対のレール2,2上を往復走行し、レール2,2
間に停車される自動車を跨ぐように移動する。3,4
a,4bは洗車機本体1に設けられるブラシで、3は水
平に配置され車体に沿って昇降動作して車体上面に作用
しブラッシングする上面ブラシ、4a,4bは本体1の
走行方向と直交する方向に開閉動作することで車体の側
面および前後面に作用しブラッシングする左右一対の側
面ブラシである。5,6,6は洗車機本体1に設けられ
車体面の乾燥をはかるブロワノズルで、5は車体に沿っ
て昇降動作して車体上面に空気を噴射させる上面ブロワ
ノズル、6,6は車体を挟んで左右一対に設けられ車体
側面に空気を噴射させる側面ブロワノズルである。
【0014】7は洗車機本体1のブラシ3,4a,4b
よりも前方に位置して設けられ自動車の側方からの車体
形状を読み取る車形検出装置で、突起物の認識手段とし
ても機能するものであり、詳しくは後述する。8は本体
1のブラシ3,4a,4bよりも前方に取りつけられる
車体側面検出装置で、車体の左側面および右側面のそれ
ぞれに向けて設けられる超音波センサ8a・8bからな
り、そりぞれ超音波を車体側面へ向けて発信し車体面で
の反射波を受信して、発信から受信までの時間をカウン
トして自動車側面までの距離を検出する。9,9は洗車
機本体1の走行用のモータで、車輪10を回転駆動させ
て本体1を走行させる。11は洗車機本体1が単位距離
走行する毎にパルス出力するエンコーダで、この出力さ
れるパルスをカウントすることで洗車機本体1の走行位
置を検知することができる。
【0015】図3は側面ブラシ4a,4bの構成を説明
するもので、側面ブラシ4a,4bは、本体1後側上方
に横架されたレール4Rに沿って走行するキャリア4C
a,4Cbより吊下され、キャリア4Ca,4Cbに固
定されたモータ4M1a,4M1bにより正逆駆動によ
り時計回りと反時計回りの両方に回転可能である。キャ
リア4Ca,4Cbは、側面ブラシ4a,4bそれぞれ
のレール上の移動範囲に応じて張設されたワイヤループ
4La,4Lbと連結され、ループ4La,4Lbを送
り操作するモータ4M2a,4M2bの正逆駆動により
開閉操作される。4Ea,4Ebはキャリア4Ca,4
Cbの開閉位置を検出するためのエンコーダであり、キ
ャリア4Ca,4Cbは車体側面位置検出手段8a,8
bで検出した左右それぞれの側面位置に応じて開閉さ
せ、側面ブラシ4a,4bが車体面から所定範囲の距離
にあるよう制御され、側面ブラシ4a,4bと車体面と
の距離が略一定に保たれる。
【0016】こうした構成により、側面ブラシ4a,4
bは、モータ4M1a,4M2bをそれぞれ個別に駆動
することにより、左右別々(非対称)に動作させること
ができ、また左右の側面ブラシはそれぞれにレール4R
一側端から他方のブラシと突き合わさる位置まで、レー
ル4Rのほぼ全長にわたり移動することができる。レー
ル4Rはその両端において本体1に軸支されて側面ブラ
シ4a,4bを前後に揺動可能に支持している。また、
レール4Rには検出スイッチ4Sが設けられ、側面ブラ
シ4a,4bが閉じた状態で車体前後面に接触し前後に
揺動すると、これに伴いレール4Rが揺動して検出スイ
ッチ4Sがオンオフされるもので、これにより側面ブラ
シ4a,4bが車体前後面に接触したのを検出する。
【0017】図4は車体上面に作用する上面ブラシ3お
よび上面ブロワノズル5の構成を説明するもので、上面
ブラシ3は、洗車機本体1両側において上下に昇降可能
に設けられるキャリア3C,3Cにその両端を支持さ
れ、一方のキャリア3Cに固定されたモータ3M1によ
り回転駆動される。キャリア3Cは、上下に張設された
ループ3Lと連結され、このループ3Lを送り操作する
モータ3M2の正逆駆動により昇降される。モータ3M
2は、図示しない減速器を介してキャリア3C,3Cを
昇降しモータを停止すればその位置に保持することがで
きる。3Eはキャリア3Cの昇降位置を検出するための
エンコーダである。キャリア3C,3Cは車形検出装置
7で検出した車形に応じて昇降させ、上面ブラシ3と車
体面との距離が略一定となるよう調節される。
【0018】上面ブロワノズル5は、図5にその正面か
らの構成を示すが、洗車機本体1両側において上下に昇
降可能に設けられるキャリア5C,5Cにその両端を支
持され、キャリア5Cは上下に張設されたループ5Lと
連結され、このループ5Lを送り操作するモータ5Mの
正逆駆動により昇降される。モータ5Mは、図示しない
減速器を介してキャリア5C,5Cを昇降しモータを停
止すればその位置に保持することができる。5Eはキャ
リア5Cの昇降位置を検出するためのエンコーダであ
る。キャリア5C,5Cは車形検出装置7で検出した車
形に応じて昇降させ、上面ブロワノズル5と車体面との
距離が略一定となるよう調節される。
【0019】図5に見られるように、キャリア5C,5
Cには突起物の左右位置検出用に一対の光電スイッチ1
2が設けられる。光電スイッチ12は、発光素子12a
と受光素子12bとの間に形成される光軸12cが水平
に対し所定角度Aだけ傾いて設けられており、この傾い
た光軸を突起物で遮蔽させ、その遮蔽されたときのキャ
リア5C,5Cの高さ位置に応じて突起物の左右位置を
検出するものである。この検出方法の詳細は後述する。
【0020】図6は車形検出装置7の構成を説明するも
ので、車形検出装置7は、発光素子を上下に多数配列さ
せた発光ユニット7Eと、発光ユニット7Eに対応して
配列され発光ユニット7Eからの光信号を受信する受光
ユニット7Rとを、自動車Aを両側から挾むように対向
させている。この車形検出装置7は、洗車機本体1の走
行に伴いエンコーダ11からパルス出力される毎に、発
光ユニット7Eの発光素子を上下に順番に発光させ、こ
れに伴う受光ユニット7Rでの受光状態をモニタして車
形を検知するもので、車体により遮光された最も上方位
置の発光・受光素子の位置を車体の輪郭データとして記
憶し、また車体に局部的な凹凸等があればこれを突起物
として記憶するなどの機能を有するもので、詳しくは後
述する。
【0021】図7は実施例の制御系のハードウェア構成
を示すブロック図で、21はマイクロコンピュータを含
む制御部、22は制御部21からの信号によりブラシ
3,4a,4bや走行用モータ9,9を駆動する駆動
部、23は洗車開始入力や回避すべき部分の指定入力を
行う操作パネルである。制御部21は、操作パネル23
における洗車開始入力があると駆動部22を介して洗車
動作を実行し、洗車中には上面ブラシ3や側面ブラシ4
a,4bの正逆回転や昇降・開閉動作などを適宜に与え
るよう制御する。
【0022】図8は実施例の制御系のソフトウェア構成
を示すブロック図で、主に車形検出装置7や制御部21
での処理により実現される機能を説明するものである。
車形検出装置7において、7aは受光ユニット7Rから
の出力を基に自動車Aの車形を読み取る車形読取部、7
bは車形読取部7aで読み取った車形に基づき突起物の
有無を検出しその位置を記憶する突起物検出部である。
【0023】車形検出装置7では、洗車機本体1の走行
に伴いエンコーダ11からパルス出力される毎に、発光
ユニット7Eの発光素子を上下に順番に発光させ、車形
読取部7aで、受光ユニット7Rでの受光状態をモニタ
して車体により遮光された最も上方位置の発光・受光素
子の位置を検知し、これを車体上面高さとして記憶し自
動車Aの側方からの輪郭を読み取っていく。突起物検出
部7bでは、車形読取部7aで読み取った車形(車体の
輪郭)に所定条件を超える局部的に顕著な起伏が認めら
れると突起物有りと判断し、そのときの走行位置をエン
コーダ11からパルス出力をカウントして求め突起物位
置として記憶(突起物の前後の位置を記憶)する。
【0024】車形読取部7aでは、車体上面の高さの変
化から車体前端、前後のウィンドウ部、後端等の特徴部
分を特定し、これにより自動車の前面部、ボンネット
部、ルーフ部、トランク部、後面部等の場所を特定する
機能を有し、また特定したボンネット部やトランク部の
有無や距離に応じ、読み取った自動車の車種(乗用車、
バン型車、RV、ワゴン、軽自動車etc.)を特定する機
能をも有する。突起物検出部7bでは、その検出した突
起物が車形読取部7aで特定される自動車の前面部、ボ
ンネット部、ルーフ部、トランク部、後面部等のうちど
の部分にあるかに応じて、その突起物が何であるかを識
別し記憶する。例えば、車体前面に上方への突起があれ
ばサイドポールが有り、ボンネット部に突起があればフ
ェンダーミラーが有り、ルーフ部に突起物があればタク
シー灯またはルーフキャリアが有り、車体後面上部に後
方への突起があれば後部ミラーが有ると判断される。
【0025】車体側面検出装置8において、8Lは超音
波センサ8aにより左側の車体側面位置を検出し記憶す
る左側面検出部、8Rは超音波センサ8bにより右側の
車体側面位置を検出し記憶する右側面検出部である。両
側面検出部8L・8Rでは、洗車機本体1の走行に伴い
エンコーダ11からパルス出力される毎に、それぞれ車
体側面へ向けて超音波信号を出力し、その反射波が受信
されるまでの時間をカウントして各車体側面までの距離
を検知し、これを順次に記憶していく。
【0026】制御部21において、21aは上面ブラシ
3の昇降に伴いエンコーダ3Eから出力されるパルス信
号をカウントして上面ブラシ3の昇降位置を検出する昇
降位置検出部、21bは左側面ブラシ4aの開閉に伴い
エンコーダ4Eaから出力されるパルス信号をカウント
して左上面ブラシ4aの開閉位置を検出する開閉位置検
出部、21cは右側面ブラシ4bの開閉に伴いエンコー
ダ4Ebから出力されるパルス信号をカウントして左上
面ブラシ4bの開閉位置を検出する開閉位置検出部、2
1dは上面ブロワノズル5の昇降に伴いエンコーダ5E
から出力されるパルス信号をカウントして上面ブロワノ
ズル5の昇降位置を検出する昇降位置検出部、21eは
洗車機本体1の走行に伴いエンコーダ11から出力され
るパルス信号をカウントして洗車機本体1の走行位置を
検出する走行位置検出部である。
【0027】制御部21は、上記のような洗車機各部の
位置を検出する手段の他に、その洗車機各部の位置制御
の対象となる自動車各部の位置を検出する手段を備えて
いる。すなわち、21fは車形読取部7aからの車形デ
ータを走行位置検出部21eで与える走行位置に基づい
て読み出し上面ブラシ3や上面ブロワノズル5を作用さ
せる車体部の上面位置を与える車体上面位置検出部、2
1gは突起物検出部7bからの突起物データを読み出し
て走行位置検出部21eで与える走行位置に応じて突起
物位置を与える突起物位置検出部、21hは走行位置検
出部21eで与える走行位置に基づいて左側面位置検出
部8Lから左側面までの距離を読み出し左側の側面ブラ
シ4aを作用させる車体部の側面位置を検出する左側面
位置検出部、21iは走行位置検出部21eで与える走
行位置に基づいて右側面位置検出部8Rから右側面まで
の距離を読み出し右側の側面ブラシ4bを作用させる車
体部の側面位置を検出する右側面位置検出部、21jは
後述する突起物の左右位置検出動作(図9参照)に際し
光電スイッチ12で突起物を検知したときの上面ブロワ
ノズルの昇降位置に応じて突起物の左右位置を検出する
左右位置検出部である。
【0028】21kは洗車制御部で、前記した各位置検
出部21a〜21jで与える位置に基づいて各ブラシ3
・4a・4b,ブロワノズル5および走行用モータ9・
9等を駆動制御するもので、以下の各駆動制御部21m
〜21rを含んでいる。21mは上面ブラシ制御部で、
昇降位置検出部21aで与える昇降位置と上面位置検出
部21fで与える上面位置とに基づいてモータ3M1・
3M2を駆動し上面ブラシ3の制御をする。21nは左
側面ブラシ制御部で、開閉位置検出部21bで与える開
閉位置と左側面位置検出部21hで与える左側面位置と
に基づいてモータ4M1a・4M2aを駆動し側面ブラ
シ4aの制御をする。21pは右側面ブラシ制御部で、
開閉位置検出部21cで与える開閉位置と右側面位置検
出部21iで与える右側面位置とに基づいてモータ4M
1b・4M2bを駆動し側面ブラシ4bの制御をする。
21qは上面ブロワノズル制御部で、昇降位置検出部2
1dで与える昇降位置と上面位置検出部21fで与える
上面位置とに基づいてモータ5Mを駆動し上面ブロワノ
ズル5の制御をする。21rは走行制御部で、各部の動
作に連係してモータ9・9を駆動し洗車装置機1の走行
を制御する。
【0029】図9は左右位置検出部21jにおける突起
物の左右位置の検出方法を説明するものである。突起物
検出部7bで突起物が検出され、その突起物が例えば後
部ミラーのように左右に偏って位置する突起物であると
判断される場合に、洗車制御部21kでは、上面ブロワ
ノズル5がその突起物位置に相当する位置に達すると洗
車機本体1の走行を停止もしくは徐行させ、光電スイッ
チ12の光軸が突起物で遮断される高さまで上面ブロワ
ノズル5を突起物に向けて下降させる。ここで、左右位
置検出部21jでは、突起物で光電スイッチ12の光軸
が遮断されると、そのときの昇降位置検出部21dで与
える上面ブロワノズルの昇降位置を読み取って、突起物
の左右位置を判別する。
【0030】すなわち、この実施例では、図5に見られ
るように、左側の発光素子12aの方が低い位置にあ
り、右側の受光素子12bが高い位置にあるので、突起
物が左側にある時は高さ範囲H1で光軸12cが遮断さ
れ、突起物が中間位置にある時は高さ範囲H2で光軸1
2cが遮断され、突起物が右側にある時は高さ範囲H3
で光軸12cが遮断されることになる。そして、実際に
光軸12cが遮断されたときの高さ位置が、H1〜H3
のどの高さ範囲に含まれるかで突起物が左側か中間か右
側かを検出するものである。なお、検出対象となる突起
物は、例えば後部ミラーであれば車体ルーフ部の高さに
応じた高さにあるなど、取り付けられる車体面の高さに
応じた位置となるため、前記高さ範囲H1〜H3は車形
読取部8aで与えられる突起物付近の車体の高さに応じ
て設定される。
【0031】このように、車体に後部ミラーのように左
右に偏って位置する突起物があると判定され、左右位置
検出部21jによってその左右位置が検出されると、そ
の検出位置に基づいて車体面のブラッシングが行われ
る。こうした場合の動作例を示したのが図10であり、
ここでは後部ミラーを備えた自動車の車体後面をブラッ
シングする例を示している。以下、この図を基に実施例
の動作を説明する。
【0032】図10(a)において、後部ミラーMが車
体後面の左側にあると判断される場合は、左側の側面ブ
ラシ4aは洗車機本体1の後面に至っても中央寄りへ閉
じることがなく、ブラシ4aがミラーMに触れることの
ないところまで開閉位置が保持されて、車体後面へのブ
ラッシングを回避する。一方の右側の側面ブラシ4bは
洗車機本体1の後面に至ると中央部まで閉じて、ミラー
Mのない車体後面の右半分に対してブラッシングを行
う。これにより車体後面の右半分だけブラッシングされ
る。
【0033】図10(b)において、後部ミラーMが車
体後面の中央部にあると判断される場合は、左右の側面
ブラシ4a・4bが洗車機本体1の後面に至るとそれぞ
れ所定距離(車体後面の幅寸法の1/4程度)中央寄り
に移動し、この後にその所定距離移動した位置のままミ
ラーMに触れることのない車体後面から離れたところま
で開閉位置が保持される。これにより、車体後面の左右
所定距離だけブラッシングされる。
【0034】図10(c)において、後部ミラーMが車
体後部の右側にあると判断される場合は、左側の側面ブ
ラシ4aは洗車機本体1の後面に至ると中央部まで閉じ
て、ミラーMのない車体後面の左半分に対してブラッシ
ングを行う。一方の右側の側面ブラシ4bは洗車機本体
1の後面に至っても中央寄りへ閉じることがなく、ブラ
シ4bがミラーMに触れることのないところまで開閉位
置が保持されて、車体後面へのブラッシングを回避す
る。これにより、車体後面の左半分だけブラッシングさ
れる。
【0035】この第1の実施例は以上のように構成さ
れ、車体に後部ミラーのように左右に偏って位置する突
起物があると判定されと、その突起物が左側・中央・右
側のいずれにあるかを検知し、その検知結果に応じて車
体後面の突起物のない部分に対してブラッシングするよ
う動作するので、突起物に対するブラッシングを回避し
ながら車体後面全体のうち少なくとも半分に対してはブ
ラッシングでき、洗い残しを半減させることができる。
【0036】図11は上記第1の実施例の光電スイッチ
12に代えて物体検出センサ31を設けた例を示すもの
である。物体検出センサ31としては、例えば光や超音
波を発信しその反射波に基づいて近くに物体が有るか否
かを検知する反射式の光電センサまたは超音波センサを
採用することができる。物体検出センサ31は、上面ブ
ロワノズル5に一側に形成される水平なレール31Rに
沿ってスライドが可能で、ループ31Lを介しモータ3
1Lによって水平に移動される。31Eは物体検出セン
サ31の移動に伴いパルス出力するエンコーダで、その
パルス信号をカウントすることで物体検出センサ31の
水平位置を検知することができる。
【0037】ここで、突起物が検出されており、その突
起物が例えば後部ミラーのように左右に偏って位置する
突起物であると判断される場合には、第1の実施例と同
様に、上面ブロワノズル5がその突起物位置に相当する
位置に達すると洗車機本体1の走行を停止もしくは徐行
させ、物体検出センサ31で突起物の検知が可能な高さ
まで上面ブロワノズル5を突起物に向けて下降させる。
そして、この下降させた状態で物体検出センサ31を水
平に走行させ、走行に伴い物体検出センサ31で突起物
を検出すると、その時のセンサ31の水平位置をカウン
トして突起物の左右方向の位置を検知するものである。
【0038】図12は実施例の制御系のソフトウェア構
成を示すブロック図で、図11の構成を第1の実施例に
適用した場合の機能を説明するものである。この図に表
れる構成の大部分は図8と同じであるので、冗長を避け
て相違する部分だけについて説明する。すなわち、21
xは左右位置検出部であり、物体検出センサ31とエン
コーダ31Eからの信号に応じて突起物の左右方向(幅
方向)の位置を検出するものである。
【0039】突起物検出部7bで突起物が検出され、そ
の突起物が例えば後部ミラーのように左右に偏って位置
する突起物であると判断される場合に、洗車制御部21
kでは、上面ブロワノズル5がその突起物位置に相当す
る位置に達すると洗車機本体1の走行を停止もしくは徐
行させ、物体検出センサ31で突起物の検知が可能な高
さまで上面ブロワノズル5を突起物に向けて下降させ、
この下降させた位置で物体検出センサ31を水平に走行
させる。ここで、左右位置検出部21xでは、物体検出
センサ31の走行に伴いエンコーダ31Eからのパルス
信号をカウントし、同センサ31で突起物を検出すると
パルス信号のカウント値を突起物の左右方向(幅方向)
の位置として記憶する。
【0040】このように、車体に後部ミラーのように左
右に偏って位置する突起物があると判定され、左右位置
検出部21xによってその左右位置が検出されると、そ
の検出位置に基づいて車体面のブラッシングが行われ
る。こうした場合の動作例を示したのが図13であり、
ここでは後部ミラーを備えた自動車の車体後面をブラッ
シングする例を示している。以下、この図を基に実施例
の動作を説明する。
【0041】後部ミラーMが車体後面にあると判断され
左右位置検出部21xでミラーMの左右位置Aが検出さ
れると、その左右位置Aに応じ側面ブラシ4a・4bが
ミラーMへ直接触れることのない所定距離だけ左右へ膨
らませて回避範囲Bを設定する。そして、左右の側面ブ
ラシ4a・4bが洗車機本体1の後面に至るとそれぞれ
中央寄りに移動し、回避範囲Bに達すると移動を停止し
そのままミラーMに触れることのない車体後面から離れ
たところまで開閉位置が保持される。これにより、車体
後面の回避範囲Bを除く部分だけがブラッシングされ
る。
【0042】この第2の実施例は以上のように構成さ
れ、車体に後部ミラーのように自動車に応じて左右不特
定に位置するような突起物があると判定されと、その突
起物の左右位置を検知し、その検知結果に応じて突起物
だけを避けるようにブラッシング動作するので、突起物
に対するブラッシングを回避しながら突起物以外の部分
に対してはブラッシングでき、洗い残しを大幅に減少さ
せることができる。この実施例では第1の実施例に比べ
ると、突起物の左右位置をより正確に検出できるので洗
い残しをより少なくブラッシングさせることができ、こ
の反面、突起物の左右位置の検出のために物体検出セン
サを左右に走査させる動作を必要とするため、検出に時
間を要する傾向がある。
【0043】図14・図15は第3の実施例たる洗車機
を示すものである。第1の実施例では、車形検出装置7
や車体側面検出装置8によって、予め車体面位置を検出
しこの車体面位置に合わせてブラシの位置制御を行うよ
うにして洗車する方式の洗車機を示したが、第3の実施
例では、車体との接触による重量や負荷のバランスによ
ってブラシを車体に追従させる古くから実用されている
方式の洗車機を示している。すなわち、上面ブラシ3'
は揺動アームにより昇降可能とされ車体との接触による
重量バランスで昇降し車体上面に追従するものであり、
側面ブラシ4a・4bは構造自体は図3と同じである
が、車体面との接触による負荷を検知(モータ4M1の
回転負荷またはブラシ4の傾動を検知)して開閉動作し
車体側面に追従するものである。
【0044】また、この実施例では第1の実施例の光電
スイッチ12に代えて洗車機本体1の両側に設置された
光電スイッチ群33を突起物の左右位置検出用に設けて
いる。光電スイッチ群33は、光電スイッチ12と同様
に光軸を所定角度だけ上下に傾けた光電スイッチを上下
に高さを変えて複数(本例では5個)配列させたもの
で、自動車の突起物のうち特に後部ミラーMの取付高さ
をカバーするように位置設定されている。ここで、自動
車に後部ミラーMがある場合に、その後部ミラーMを光
電スイッチ群33で検出させ、後部ミラーMで遮光され
た光電スイッチの高さ位置に応じて後部ミラーMの左右
方向の位置を検知するものである。34は洗車機本体1
のブラシ3',4a,4bよりも前方に位置して設けら
れる車体検出装置で、車体の前端および後端の検出およ
び車体上面位置の高さ区分(普通車かワゴン車かといっ
た車種区分、およびボンネットかルーフかといった部位
区分)を識別するため光電スイッチを必要数配置したも
のである。なお、この車体検出装置34は例えば特許第
3081564号公報等で公知とされているものであ
る。
【0045】図16は第3の実施例のハードウェア構成
を示すブロック図で、35はマイクロコンピュータを含
む制御部、36は制御部35からの信号によりブラシ
3',4a,4bや走行用モータ9,9を駆動する駆動
部、37は洗車開始入力や回避すべき部分の指定入力を
行う操作パネルである。制御部35は、操作パネル37
における洗車開始入力があると駆動部36を介して洗車
動作を実行し、洗車中には上面ブラシ3や側面ブラシ4
a,4bの正逆回転や昇降・開閉動作などを適宜に与え
るよう制御する。操作パネル37には、入力キーの一つ
として、車体後面にミラーが設けられている場合に、そ
の後部ミーを破損しないよう指定入力するための後部ミ
ラーキー38が設けられている。
【0046】図17は第3の実施例のソフトウェア構成
の要部を示すブロック図で、35bは左側面ブラシ4a
の開閉に伴いエンコーダ4Eaから出力されるパルス信
号をカウントして左上面ブラシ4aの開閉位置を検出す
る開閉位置検出部、35cは右側面ブラシ4bの開閉に
伴いエンコーダ4Ebから出力されるパルス信号をカウ
ントして左上面ブラシ4bの開閉位置を検出する開閉位
置検出部、35eは洗車機本体1の走行に伴いエンコー
ダ11から出力されるパルス信号をカウントして洗車機
本体1の走行位置を検出する走行位置検出部、35tは
洗車機本体1の走行に伴い車体検出装置34で車体検出
に転じたか否かを監視し車体の前端および後端を検出す
る端部位置検出部、35uは車体検出装置34での車体
検出に基づいて車体のボンネット部、ルーフ部、トラン
ク部といった部位とその高さを検出す車体部位検出部、
35yは車体部位検出部35uから得る車体ルーフ部の
高さと光電スイッチ群33からの信号とに応じて後部ミ
ラーの左右方向(幅方向)の位置を検出する左右位置検
出部である。
【0047】35kは洗車制御部で、前記した各検出部
で与える位置等に基づいて各ブラシ3'・4a・4bや
走行用モータ9・9を駆動制御するもので、モータ4M
1a・4M2aを駆動し側面ブラシ4aの制御をする左
側面ブラシ制御部35n、モータ4M1b・4M2bを
駆動し側面ブラシ4bの制御をする右側面ブラシ制御部
35p、各部の動作に連係してモータ9・9を駆動し洗
車装置機1の走行を制御する走行制御部35rを含む。
【0048】操作パネル23において後部ミラーキー3
8が押されて洗車開始された場合には、車体に後部ミラ
ーが設けられているとの認識に基づき、洗車制御部35
kでは、洗車機本体1の走行に伴い光電スイッチ群33
が車体後端近くの後部ミラーの位置に相当する位置に達
すると、光電スイッチ群33を検出動作させる。ここ
で、左右位置検出部35yでは、まず車体部位検出部3
5uから車体ルーフ部の高さを確認し、続いて光電スイ
ッチ群33の複数の光電スイッチのうちどれが後部ミラ
ーを検知するかをモニタし、この双方の情報に基づいて
後部ミラーが車体の右側にあるのか左側にあるのかを検
出する。
【0049】このミラーの位置の判定について説明する
と、図15において、後部ミラーは自動車のルーフ部の
高さHに比例した高さに設定されるため、光電スイッチ
群33の中からルーフ部の高さに応じて基準となる光電
スイッチ(ルーフ高さHの自動車の後面中央部にミラー
があるとき、そのミラーで遮光される高さにある光電ス
イッチ)を決め、この基準とした光電スイッチより上側
の光電スイッチでミラーを検出すれば車体の左側にミラ
ーがあり、逆に基準の光電スイッチより下側の光電スイ
ッチでミラーを検出すれば車体の右側にミラーがある、
といったように判断する。
【0050】なお、この実施例では、ルーフ部の高さや
ルーフとミラーとの位置関係に誤差を含み、第1・第2
の実施例よりは低い精度での検出しかできないので、ミ
ラーMが左側に偏って位置すると認められるときは図1
0(a)と同様な動作をし、右側に偏って位置するとき
は図10(c)と同様な動作をし、いずれに偏って位置
するか判断不能なら従来のように側面ブラシによる車体
後面のブラッシングを回避する、といった動作として完
全を確保している。
【0051】この第3の実施例は以上のように構成さ
れ、車体に後部ミラーMがあると判定されと、その突起
物が左側・右側のいずれにあるかを検知し、その検知結
果に応じて車体後面の突起物のない部分に対してブラッ
シングするよう動作するので、突起物に対するブラッシ
ングを回避しながら車体後面全体のうち半分に対してブ
ラッシングできるようになり、洗い残しを半減させるこ
とができる。なお、この実施例では検出対象が後部ミラ
ーに限定され、位置検出の精度も高くないという問題が
あるが、その反面で、構成が簡単であり、しかも左右位
置を検出するために第1・第2の実施例のように洗車機
本体1の走行を停止するような動作は不要となり、スム
ーズでスピーディな洗車ができる利点がある。
【0052】なお、上記した実施例はいずれも洗車機本
体が走行する門型洗車機について説明したが、自動車の
方をコンベアで移動させて洗車を行う据置型の洗車機に
も適用できることは言うまでもない。また、上記実施例
では突起物として後部ミラーがある場合の動作について
説明したが、第1および第2の実施例では、後部ミラー
以外にも車体前面部にあるサイドポールなどの車体端部
に左右偏って位置する突起部に対して有効である。
【0053】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されるもの
であり、車体の前面または後面に突起物がある場合に、
その突起物の左右位置を洗車機側で検出して、突起物か
ら離れた突起物にブラシが直接触れる危険のない部分に
対して側面ブラシを作用させ、従来に比べて洗い残しが
少ない洗車ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の基本構成を示す正面図である。
【図2】実施例の基本構成を示す側面図である。
【図3】実施例の側面ブラシ4a,4bの構成説明図で
ある。
【図4】実施例の上面ブラシ3および上面ブロワノズル
5の構成説明図である。
【図5】実施例の上面ブロワノズル5の正面説明図であ
る。
【図6】実施例の車形検出装置7の構成説明図である。
【図7】実施例の制御系のハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図8】第1の実施例の制御系のソフトウェア構成を示
すブロック図である。
【図9】第1の実施例の左右位置検出部21jにおける
左右位置検出方法の説明図である。
【図10】実施例における動作例の説明図である。
【図11】第2の実施例の上面ブロワノズル5の構成説
明図である。
【図12】第2の実施例の制御系のソフトウェア構成を
示すブロック図である。
【図13】第2の実施例における動作例の説明図であ
る。
【図14】実施例の基本構成を示す側面図である。
【図15】第3の実施例の左右位置検出方法の説明図で
ある。
【図16】第3の実施例のハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図17】第3の実施例のソフトウェア構成の要部を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 3・3' 上面ブラシ 4a・4b 側面ブラシ 5 上面ブロワノズル 7 車形検出装置 7a 車形読取部 7b 突起物検出部 9・9 洗車機本体の走行用モータ 12 突起物の左右位置検出用の光電スイッチ 21 制御部 21j 第1の実施例の左右位置検出部 21k 洗車制御部 21x 第2の実施例の左右位置検出部 22 駆動部 23 操作パネル 31 物体検出センサ 33 光電スイッチ群 34 車体検出装置 35 制御部 35y 第3の実施例の左右位置検出部 36 駆動部 37 操作パネル 38 後部ミラーキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 正永 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 Fターム(参考) 3D026 AA03 AA18 AA35 AA40 AA44 AA50 AA57 AA75

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車または洗車機本体の移動に伴い自
    動車の車体をブラッシング洗浄する洗車機であって、車
    体の側面および前後面に対しては左右一対の側面ブラシ
    を作用させてブラッシングするようにしたものにおい
    て、 車体の前面または後面にミラー等の突起物があるとの認
    識に基づき、この突起物が左右いずれの位置に突出する
    ものであるかを検出する手段を備え、この検出手段で突
    起物が左側にあると検知した場合には、その車体の前面
    または後面に対し少なくとも右側の側面ブラシを作用さ
    せ、前記検出手段で突起物が右側にあると検知した場合
    には、その車体の前面または後面に対し少なくとも左側
    の側面ブラシを作用させるように制御することを特徴と
    した洗車機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗車機において、前記検
    出手段で突起物が車体の中央部に突出するものであると
    検知した場合には、その車体の前面または後面に対して
    は所定範囲に限定して左右の側面ブラシを作用させるよ
    う制御することを特徴とした洗車機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の洗車機において、車体側
    面からの車体形状を読み取って突起物の有無を検出し、
    その突起物の位置に応じて車体にミラー等の突起物があ
    るとの認識を得るようにしたことを特徴とする洗車機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の洗車機において、洗車開
    始前の使用者の指定入力に応じて車体にミラー等の突起
    物があるとの認識を得るようにしたことを特徴とする洗
    車機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の洗車機において、自動車
    上面に沿って昇降し洗浄後の車体面の乾燥をはかる上面
    ブロワノズルを備え、前記検出手段は、上面ブロワノズ
    ルと共に昇降して突起物が車体の左右いずれの位置にあ
    るのかを検出することを特徴とする洗車機。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の洗車機において、前記検
    出手段は、上面ブロワノズルの下方に設けられ車体を挟
    むようにして左右に発光部と受光部を配置した光電スイ
    ッチを備え、発光部と受光部は上下に高さを変えて配置
    してあり、発光部から受光部へ斜めに走る光信号が突起
    物で遮られたときの上面ブロワノズルの高さ位置に基づ
    いて、突起物が左右いずれの位置にあるのかを判別する
    ことを特徴とする洗車機。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の洗車機において、前記検
    出手段は、洗車機本体にあって車体を挟むようにして左
    右に発光部と受光部を配置した光電スイッチを複数備
    え、発光部と受光部はそれぞれ上下に高さを変えて配置
    して斜めに走る光信号を授受するものであり、どの光電
    スイッチの光信号が突起物で遮られたかに応じて、突起
    物が左右いずれの位置にあるのかを判別することを特徴
    とする洗車機。
  8. 【請求項8】 自動車または洗車機本体の移動に伴い自
    動車の車体をブラッシング洗浄する洗車機であって、車
    体の側面および前後面に対しては左右一対の側面ブラシ
    を作用させてブラッシングするようにしたものにおい
    て、 車体の前面または後面にミラー等の突起物があるとの認
    識に基づき、この突起物の左右(幅)方向の位置を検出
    する手段を備え、この検出手段で検出した左右方向の位
    置に基づいて突起物の回避範囲を設定し、この回避範囲
    にない車体面に対し側面ブラシを作用させるように制御
    することを特徴とした洗車機。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の洗車機において、自動車
    上面に沿って昇降し洗浄後の車体面の乾燥をはかる上面
    ブロワノズルを備え、前記検出手段は、上面ブロワノズ
    ルと共に昇降すると共に、上面ブロワノズルにおいて物
    体検出手段を左右方向に移動させて突起物を検出させ、
    突起物の左右の位置を検出するものであることを特徴と
    する洗車機。
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