JP2002306810A - 遊技機管理装置および遊技機管理装置用動作プログラム - Google Patents
遊技機管理装置および遊技機管理装置用動作プログラムInfo
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- JP2002306810A JP2002306810A JP2001119990A JP2001119990A JP2002306810A JP 2002306810 A JP2002306810 A JP 2002306810A JP 2001119990 A JP2001119990 A JP 2001119990A JP 2001119990 A JP2001119990 A JP 2001119990A JP 2002306810 A JP2002306810 A JP 2002306810A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で掛け持ちが継続されているかを検
出する。 【解決手段】CPU1020は、遊技者が遊技を行って
おらず上皿に遊技媒体が供給された状態にあることを検
出し、この状態が所定期間継続したか否かを判定するの
で掛け持ちを簡易な構成で検出することができる。そし
て、CPU1200は、この状態が所定期間継続したと
判定した場合に台番号を含む情報を音声通知するので遊
技者に注意を促し、さらに、音声通知後の第2の所定期
間、この状態が継続しているか否かを判定し、この状態
が第2の所定期間継続したと判定した場合にこの遊技機
での遊技を不能とするのでいきなり遊技不能とせずとも
掛け持ちを防止することが可能になる。
出する。 【解決手段】CPU1020は、遊技者が遊技を行って
おらず上皿に遊技媒体が供給された状態にあることを検
出し、この状態が所定期間継続したか否かを判定するの
で掛け持ちを簡易な構成で検出することができる。そし
て、CPU1200は、この状態が所定期間継続したと
判定した場合に台番号を含む情報を音声通知するので遊
技者に注意を促し、さらに、音声通知後の第2の所定期
間、この状態が継続しているか否かを判定し、この状態
が第2の所定期間継続したと判定した場合にこの遊技機
での遊技を不能とするのでいきなり遊技不能とせずとも
掛け持ちを防止することが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機を管理する
遊技機管理装置およびその動作プログラムに関する。
遊技機管理装置およびその動作プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技場で遊技を行っている者が遊技機の
掛け持ちを行う場合、他の者に迷惑をかけるためホール
スタッフはこれを充分監視する必要がある。この掛け持
ち禁止のための装置として、例えば特開平6−1829
48号公報に記載の掛け持ち防止装置等が提案されてい
る。
掛け持ちを行う場合、他の者に迷惑をかけるためホール
スタッフはこれを充分監視する必要がある。この掛け持
ち禁止のための装置として、例えば特開平6−1829
48号公報に記載の掛け持ち防止装置等が提案されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】しかし、これは遊技機
毎に大掛かりな装置の設置が必要であり、遊技場に配設
されている総ての遊技機に対して簡易な構成で効果的に
掛け持ちが継続されていることを検出する術に乏しかっ
た。また、従来の掛け持ち防止装置は掛け持ち禁止に対
しては効果があるが、いきなり遊技を不能とするのは厳
しすぎるといった問題があった。
毎に大掛かりな装置の設置が必要であり、遊技場に配設
されている総ての遊技機に対して簡易な構成で効果的に
掛け持ちが継続されていることを検出する術に乏しかっ
た。また、従来の掛け持ち防止装置は掛け持ち禁止に対
しては効果があるが、いきなり遊技を不能とするのは厳
しすぎるといった問題があった。
【0003】そこで、本発明は、簡易な構成で掛け持ち
が継続されているかを判定するようにした遊技機管理装
置およびその動作プログラムを提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的はかかる遊技機管理装置に
おいて遊技機の故障発生を把握してこれを通知する点に
ある。
が継続されているかを判定するようにした遊技機管理装
置およびその動作プログラムを提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的はかかる遊技機管理装置に
おいて遊技機の故障発生を把握してこれを通知する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、遊技機を管理する遊技機管理装置におい
て、遊技機が掛け持ち状態にあることを検出する検出手
段と、この状態が所定期間継続したか否かを判定する判
定手段と、を備えたことを特徴とするようにした。
に、本発明は、遊技機を管理する遊技機管理装置におい
て、遊技機が掛け持ち状態にあることを検出する検出手
段と、この状態が所定期間継続したか否かを判定する判
定手段と、を備えたことを特徴とするようにした。
【0005】この発明によれば、遊技機が掛け持ち状態
にあることを検出し、この状態が所定期間継続したか否
かを判定するので掛け持ちが継続されているか否かの判
定を簡易な構成で検出することができる。
にあることを検出し、この状態が所定期間継続したか否
かを判定するので掛け持ちが継続されているか否かの判
定を簡易な構成で検出することができる。
【0006】前記判定手段が、前記状態が前記所定期間
継続したと判定した場合にその遊技機の識別子を含む情
報を音声通知する音声通知手段を備えるようにすれば良
い。
継続したと判定した場合にその遊技機の識別子を含む情
報を音声通知する音声通知手段を備えるようにすれば良
い。
【0007】また、前記音声通知後の第2の所定期間、
前記状態が継続しているか否かを判定する第2の判定手
段と、前記第2の判定手段が、前記状態が前記第2の所
定期間継続したと判定した場合にこの遊技機での遊技を
不能とする遊技不能化手段を備える構成とする。
前記状態が継続しているか否かを判定する第2の判定手
段と、前記第2の判定手段が、前記状態が前記第2の所
定期間継続したと判定した場合にこの遊技機での遊技を
不能とする遊技不能化手段を備える構成とする。
【0008】そして、前記検出手段は、遊技者が座るべ
き椅子に遊技者が座っているか否かを検知する第1の検
知手段と、上皿に遊技媒体が供給されているか否かを検
知する第2の検知手段とを含み、第1の検出手段で遊技
者が前記椅子に座っていないことを検知し且つ前記第2
の検知手段によって上皿に遊技球が供給されている検知
した場合に前記状態を検出したとする手段とすることが
できる。
き椅子に遊技者が座っているか否かを検知する第1の検
知手段と、上皿に遊技媒体が供給されているか否かを検
知する第2の検知手段とを含み、第1の検出手段で遊技
者が前記椅子に座っていないことを検知し且つ前記第2
の検知手段によって上皿に遊技球が供給されている検知
した場合に前記状態を検出したとする手段とすることが
できる。
【0009】さらに、この遊技機管理装置は遊技機から
複数種類の稼動情報を受信可能に構成され、前記検出手
段は、遊技者が座るべき椅子に遊技者が座っているか否
かを検知する第1の検知手段と、前記複数種類の稼動情
報のそれぞれが所定期間変化していないか否かを検知す
る第3の検知手段とを含み、第1の検知手段で遊技者が
前記椅子に座っていないことを検知し且つ前記第3の検
知手段によって前記複数種類の稼動情報のそれぞれが所
定期間変化していないことを検知した場合に前記状態を
検出したとする手段としても良い。
複数種類の稼動情報を受信可能に構成され、前記検出手
段は、遊技者が座るべき椅子に遊技者が座っているか否
かを検知する第1の検知手段と、前記複数種類の稼動情
報のそれぞれが所定期間変化していないか否かを検知す
る第3の検知手段とを含み、第1の検知手段で遊技者が
前記椅子に座っていないことを検知し且つ前記第3の検
知手段によって前記複数種類の稼動情報のそれぞれが所
定期間変化していないことを検知した場合に前記状態を
検出したとする手段としても良い。
【0010】さらに他の目的を達成するため、第1の検
知手段で遊技者が前記椅子に座っていることを検知し且
つ前記第2の検知手段で上皿への遊技媒体の供給状態が
変化した場合において、前記第3の検知手段によって前
記複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間変化してい
ないことを検知した場合に異常が発生したことを通知す
る異常通知手段を備えるようにしても良い。
知手段で遊技者が前記椅子に座っていることを検知し且
つ前記第2の検知手段で上皿への遊技媒体の供給状態が
変化した場合において、前記第3の検知手段によって前
記複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間変化してい
ないことを検知した場合に異常が発生したことを通知す
る異常通知手段を備えるようにしても良い。
【0011】そして、本発明によれば、遊技機を管理す
る遊技機管理装置を動作させるための遊技機管理装置用
動作プログラムであって、遊技者が遊技を行っておらず
上皿に遊技媒体が供給された状態にあることを把握する
処理と、この状態が所定期間継続したか否かを判定する
処理と、を含む処理をコンピュータに実行させるための
遊技機管理装置用動作プログラムも提供される。
る遊技機管理装置を動作させるための遊技機管理装置用
動作プログラムであって、遊技者が遊技を行っておらず
上皿に遊技媒体が供給された状態にあることを把握する
処理と、この状態が所定期間継続したか否かを判定する
処理と、を含む処理をコンピュータに実行させるための
遊技機管理装置用動作プログラムも提供される。
【0012】なお、このような動作プログラムは、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体にを記録しておき、コ
ンピュータがこの記録媒体に記録した動作プログラムを
読み取って実行するようにできる。このような記録媒体
としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、D
VDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブル
ディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体が
挙げられる。また、この動作プログラムを通信網を介し
て情報処理装置からダウンロードするようにしても良
い。
ピュータ読み取り可能な記録媒体にを記録しておき、コ
ンピュータがこの記録媒体に記録した動作プログラムを
読み取って実行するようにできる。このような記録媒体
としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、D
VDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブル
ディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体が
挙げられる。また、この動作プログラムを通信網を介し
て情報処理装置からダウンロードするようにしても良
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。先ず、本発明の実施形態の遊技
機管理装置1000が管理する遊技機3000側の一般
的な構成や動作を説明してから、本発明の主要な動作を
説明することによって本発明の理解の容易化を図る。
を参照しつつ説明する。先ず、本発明の実施形態の遊技
機管理装置1000が管理する遊技機3000側の一般
的な構成や動作を説明してから、本発明の主要な動作を
説明することによって本発明の理解の容易化を図る。
【0014】(遊技機側)図1は遊技盤10の模式的な
説明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、
中、右)の表示エリアを有していて、各表示エリアにお
いて、独立して数字やキャラクタによる図柄で構成され
る識別情報が変動表示可能である特別図柄表示装置10
0が配設されており、その真下には特別図柄始動口10
4が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側
には普通図柄作動ゲート102、102が配設されてい
る。また、一対の開閉部材120、120が特別図柄始
動口104を形成するように離間して開閉可能に設けら
れている。
説明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、
中、右)の表示エリアを有していて、各表示エリアにお
いて、独立して数字やキャラクタによる図柄で構成され
る識別情報が変動表示可能である特別図柄表示装置10
0が配設されており、その真下には特別図柄始動口10
4が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側
には普通図柄作動ゲート102、102が配設されてい
る。また、一対の開閉部材120、120が特別図柄始
動口104を形成するように離間して開閉可能に設けら
れている。
【0015】さらに、特別図柄始動口104の下方に
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
【0016】そして、特別図柄始動口104に遊技玉が
入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大
当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも
1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効
ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)
の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入
賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にと
って有利な大当り遊技状態となる。
入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大
当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも
1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効
ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)
の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入
賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にと
って有利な大当り遊技状態となる。
【0017】また、普通図柄作動ゲート102が遊技玉
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されそ
の後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば
「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によ
って行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御
されて遊技者にとって有利な大当り状態となる。一方、
入賞されない打玉はアウト口114を介して排出され
る。
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されそ
の後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば
「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によ
って行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御
されて遊技者にとって有利な大当り状態となる。一方、
入賞されない打玉はアウト口114を介して排出され
る。
【0018】図2は、このような遊技の進行状況に応じ
た遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。主制御部200は、CPUを内蔵
したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明す
る、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコ
マンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格
納するコマンドデータテーブル領域202および一連の
遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ
等の遊技制御プログラムを格納するROM201とワー
クエリアが形成されるRAM203とが設けられてい
て、一体型のワンチップマイコンとなっている。主制御
部200が所定周期でこの遊技制御プログラムを繰り返
して実行することによって遊技動作が行われることにな
る。
た遊技機制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。主制御部200は、CPUを内蔵
したマイクロプロセッサを搭載していて、後に説明す
る、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコ
マンドを、少なくとも含む多種多様な制御コマンドを格
納するコマンドデータテーブル領域202および一連の
遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ
等の遊技制御プログラムを格納するROM201とワー
クエリアが形成されるRAM203とが設けられてい
て、一体型のワンチップマイコンとなっている。主制御
部200が所定周期でこの遊技制御プログラムを繰り返
して実行することによって遊技動作が行われることにな
る。
【0019】主制御部200には、入力ポート210を
介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の
特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動
スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設
けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイ
ッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ
遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口ス
イッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信
号を受信可能となっている。
介して、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の
特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動
スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設
けられ遊技玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイ
ッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ
遊技玉の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口ス
イッチ308が接続さされ、主制御部200は各検出信
号を受信可能となっている。
【0020】また、主制御部200には、出力ポート2
15を介して、特別図柄やキャラクタを表示する表示部
を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で
実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御
するランプ表示装置110、112、効果音を発生する
効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイ
スで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉
部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド
300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開
閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302が接続
され、主制御部200は各装置を制御するための制御信
号を送信可能となっている。
15を介して、特別図柄やキャラクタを表示する表示部
を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で
実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御
するランプ表示装置110、112、効果音を発生する
効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイ
スで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉
部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド
300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開
閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302が接続
され、主制御部200は各装置を制御するための制御信
号を送信可能となっている。
【0021】そして、主制御部200は、特に特別図柄
表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマ
ンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別
図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主
制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制
御を行うようになっている。さらに主制御部200から
特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一
方向通信による通信形態を採っている。
表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマ
ンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別
図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主
制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制
御を行うようになっている。さらに主制御部200から
特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一
方向通信による通信形態を採っている。
【0022】そして、特別図柄始動口104への遊技球
の入賞に応じて図柄表示演出を行なう特別図柄表示装置
100、この図柄表示演出と共に効果音発生による音出
力演出を行う効果音発生装置116、および、この図柄
表示演出と共に図示しない点灯部の点消灯制御を行って
点消灯演出を行なうランプ表示装置110(112)が
演出用周辺装置群を構成している。
の入賞に応じて図柄表示演出を行なう特別図柄表示装置
100、この図柄表示演出と共に効果音発生による音出
力演出を行う効果音発生装置116、および、この図柄
表示演出と共に図示しない点灯部の点消灯制御を行って
点消灯演出を行なうランプ表示装置110(112)が
演出用周辺装置群を構成している。
【0023】また、主制御部200には、電源供給を行
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
【0024】さて、図12に示すように、主制御部20
0から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用の
コマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で
1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト
長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでな
っており、図6乃至図9は、ROM201に格納された
コマンドデータテーブル領域202上の表示制御用コマ
ンドデータの一部を示している。
0から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用の
コマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で
1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト
長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでな
っており、図6乃至図9は、ROM201に格納された
コマンドデータテーブル領域202上の表示制御用コマ
ンドデータの一部を示している。
【0025】図6乃至図9に示すように、表示制御用の
コマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動
パターンを指定するためのコマンド(第1のコマン
ド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド
(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定
するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停
止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特
別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマン
ド)」がある。なお、第1のコマンドには図柄をどのよ
うなパターンで変動表示させるか、キャラクタをどのよ
うなパターンで表示演出させるか等の変動パターンを指
定する情報を含んだコマンドとなっている。主制御部2
00は、図柄変動表示を開始させるような遊技状況とな
ったときこれらの5つのコマンドを1回の変動表示制御
において所定のタイミングで特別図柄表示装置100に
送信する。
コマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動
パターンを指定するためのコマンド(第1のコマン
ド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド
(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定
するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停
止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特
別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマン
ド)」がある。なお、第1のコマンドには図柄をどのよ
うなパターンで変動表示させるか、キャラクタをどのよ
うなパターンで表示演出させるか等の変動パターンを指
定する情報を含んだコマンドとなっている。主制御部2
00は、図柄変動表示を開始させるような遊技状況とな
ったときこれらの5つのコマンドを1回の変動表示制御
において所定のタイミングで特別図柄表示装置100に
送信する。
【0026】図3は、特別図柄表示装置100のブロッ
ク構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部
200からのストローブ信号やコマンドを受信するため
のデータ受信回路1140(データレベルを変換する電
圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給
を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づい
て表示制御を行うために必要な制御データを生成して画
像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1
020(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順
を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM10
40と、ワークエリアやバッファメモリとして機能する
RAM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LS
I(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)
1060が展開した画像データを一時的に記憶するビデ
オRAM1080と、画像処理用LSI(VDP)10
60が画像展開するために必要なデータを格納したキャ
ラクタROM1180と、ビデオRAM1080に一時
的に記憶された画像データを受け取って送出するLCD
パネル用インターフェイス回路1100と、このLCD
パネル用インターフェイス回路1100から送出された
画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル1
120とを有している。
ク構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部
200からのストローブ信号やコマンドを受信するため
のデータ受信回路1140(データレベルを変換する電
圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給
を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づい
て表示制御を行うために必要な制御データを生成して画
像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1
020(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順
を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM10
40と、ワークエリアやバッファメモリとして機能する
RAM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LS
I(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)
1060が展開した画像データを一時的に記憶するビデ
オRAM1080と、画像処理用LSI(VDP)10
60が画像展開するために必要なデータを格納したキャ
ラクタROM1180と、ビデオRAM1080に一時
的に記憶された画像データを受け取って送出するLCD
パネル用インターフェイス回路1100と、このLCD
パネル用インターフェイス回路1100から送出された
画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル1
120とを有している。
【0027】図4(a)に示すように、キャラクタRO
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キ
ャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態で
キャラクタイメージデータ領域に格納されており、さら
に、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は、
色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格
納されている。
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有していて、キ
ャラクタデータは、特定の圧縮方法で圧縮された状態で
キャラクタイメージデータ領域に格納されており、さら
に、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は、
色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格
納されている。
【0028】そして、特別図柄表示装置100のCPU
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一
時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送ることによって、LCDパネル11
20によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表
示が細かに行われる。
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一
時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送ることによって、LCDパネル11
20によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表
示が細かに行われる。
【0029】また、図5は、コマンド送受信タイミング
を示したタイミングチャートである。前述したように、
コマンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく
1バイト長のイベント(EVENT)からなっていて、
この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身
が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立
ち上がりを契機として、モード(MODE)情報を送信
し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立
ち上がりを契機として、イベント(EVENT)情報を
送信する。すると、これに対応して、特別図柄表示装置
のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が
送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処
理によってコマンドを受信してRAM1090に格納す
る。
を示したタイミングチャートである。前述したように、
コマンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく
1バイト長のイベント(EVENT)からなっていて、
この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身
が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立
ち上がりを契機として、モード(MODE)情報を送信
し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立
ち上がりを契機として、イベント(EVENT)情報を
送信する。すると、これに対応して、特別図柄表示装置
のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が
送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処
理によってコマンドを受信してRAM1090に格納す
る。
【0030】次に、先ず、主制御部200や特別図柄表
示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を
図10(遊技制御のゼネラルフローチャート)や図11
を参照して説明する。なお、図10に示す一連の処理は
主制御部200がROM201に格納されている図示し
ない遊技制御プログラムを実行することによって行われ
る。より具体的には、リセット回路213から所定時間
(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をト
リガとして先頭のステップから実行され、この一連の処
理が繰り返し実行されるようになっている。
示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を
図10(遊技制御のゼネラルフローチャート)や図11
を参照して説明する。なお、図10に示す一連の処理は
主制御部200がROM201に格納されている図示し
ない遊技制御プログラムを実行することによって行われ
る。より具体的には、リセット回路213から所定時間
(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をト
リガとして先頭のステップから実行され、この一連の処
理が繰り返し実行されるようになっている。
【0031】先ず、図示しない電源スイッチによって電
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
【0032】ステップS200では、RAM203の初
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。したがって、電源初期
投入時にはRAMクリア、初期データセット処理等のイ
ニシャライズが行われて、主制御部200のスタック領
域に所定スタック値がスタックされる一方、電源初期投
入時ではない場合にも各種乱数更新等のイニシャライズ
が行われ、これに対応する第2の所定スタック値が、主
制御部200のスタック領域にスタックされる。
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。したがって、電源初期
投入時にはRAMクリア、初期データセット処理等のイ
ニシャライズが行われて、主制御部200のスタック領
域に所定スタック値がスタックされる一方、電源初期投
入時ではない場合にも各種乱数更新等のイニシャライズ
が行われ、これに対応する第2の所定スタック値が、主
制御部200のスタック領域にスタックされる。
【0033】次に、ステップS140において、特別図
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
【0034】次に、ステップS160にて各スイッチ3
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
【0035】そして、ステップS180において、普通
図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9
にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領
域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる
(ステップS190)。なお、ステップS180におい
て、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモー
ド、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9
にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領
域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる
(ステップS190)。なお、ステップS180におい
て、主制御部200は、遊技制御に応じて必要なモー
ド、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
【0036】次に、ステップS195において、大入賞
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、図示しない
賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を
出力するための賞球セット処理を実行し、さらにステッ
プS230、240、250において、図示しない遊技
機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処
理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応さ
せて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定
エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置11
6を遊技状態に対応させて効果音発生制御するためのコ
マンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処
理を実行する。
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、図示しない
賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を
出力するための賞球セット処理を実行し、さらにステッ
プS230、240、250において、図示しない遊技
機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処
理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応さ
せて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定
エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置11
6を遊技状態に対応させて効果音発生制御するためのコ
マンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処
理を実行する。
【0037】次に、ステップS260では、各処理でR
AM203に格納したデータを出力ポート215を介し
て対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受
け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そし
て、特別図柄表示装置100に対して、先ず、ストロー
ブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に
格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示し
たようにして送信する。これによって、特別図柄表示装
置100には、例えば図6乃至図9にて示したコマンド
が主制御部200から送信され受信することになる。
AM203に格納したデータを出力ポート215を介し
て対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受
け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そし
て、特別図柄表示装置100に対して、先ず、ストロー
ブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に
格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示し
たようにして送信する。これによって、特別図柄表示装
置100には、例えば図6乃至図9にて示したコマンド
が主制御部200から送信され受信することになる。
【0038】ステップS270では、リセット回路21
3からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理
を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には
ステップS110に移行して遊技機制御を継続する。な
お、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の
乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
3からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理
を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には
ステップS110に移行して遊技機制御を継続する。な
お、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の
乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0039】次に、コマンドを受け取った特別図柄表示
装置100のCPU1020の動作について、図11を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御の
ためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Y
es)ステップS1104に移行する一方、これ以外の
場合には(No)ステップS1110に移行する。
装置100のCPU1020の動作について、図11を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御の
ためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Y
es)ステップS1104に移行する一方、これ以外の
場合には(No)ステップS1110に移行する。
【0040】ステップS1104では、図5において説
明した割り込み処理において、データ受信回路1140
が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマ
ンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1
020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御
を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル
(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップ
S1108において、画像処理用LSI1060へ出力
するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更
新する。
明した割り込み処理において、データ受信回路1140
が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマ
ンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1
020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御
を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル
(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップ
S1108において、画像処理用LSI1060へ出力
するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更
新する。
【0041】次に、ステップS1110において、RA
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄
表示位置を設定し、次いで、ステップS1112におい
て、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM
1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)か
ら取得してRAM1090にセットし、次にステップS
1114において、速度データに基づいて図柄オフセッ
ト値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための
準備を行う。
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄
表示位置を設定し、次いで、ステップS1112におい
て、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM
1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)か
ら取得してRAM1090にセットし、次にステップS
1114において、速度データに基づいて図柄オフセッ
ト値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための
準備を行う。
【0042】次に、ステップS1116において、RA
M1090にセットされているアニメーション処理用デ
ータが格納されているアニメーション処理用テーブル
(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画
像の表示のための準備を行い、RAM1090内のVD
P出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」
か否かを判断する(ステップS1118)。
M1090にセットされているアニメーション処理用デ
ータが格納されているアニメーション処理用テーブル
(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画
像の表示のための準備を行い、RAM1090内のVD
P出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」
か否かを判断する(ステップS1118)。
【0043】そして、出力許可フラグが「1」でない場
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展
開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に
一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送られLCDパネル1120による画
像表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置
100における設定された表示位置において、設定され
た速度での図柄変動表示や背景画像の表示等が行われ
る。
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して画像展
開し、画像展開されたデータはビデオRAM1080に
一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送られLCDパネル1120による画
像表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置
100における設定された表示位置において、設定され
た速度での図柄変動表示や背景画像の表示等が行われ
る。
【0044】図13、図14は主制御部200から特別
図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミン
グの一例、送信コマンドの説明図であり、これらの図を
参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄
始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足
されると、まず、「図柄変動を開始させるとともに変動
パターンを指定するためのコマンドを送信し()、こ
れからT1時間経過後に左停止図柄を指定するためのコ
マンドを送信し()、これからT2時間経過後に中停
止図柄を指定するためのコマンドを送信し()、これ
からT3時間経過後に右停止図柄を指定するためのコマ
ンドを送信し()、そして、変動開始からT時間経過
後に全図柄を停止させるためのコマンド()を送信
し、さらに、これらのコマンドを受信した特別図柄表示
装置100のCPU1020は、コマンドを受信する
前に、変動速度変化等の細かな表示制御を行って一連の
変動表示制御を行い、変動開始からT時間経過後に変動
表示制御を終了する。
図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミン
グの一例、送信コマンドの説明図であり、これらの図を
参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄
始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足
されると、まず、「図柄変動を開始させるとともに変動
パターンを指定するためのコマンドを送信し()、こ
れからT1時間経過後に左停止図柄を指定するためのコ
マンドを送信し()、これからT2時間経過後に中停
止図柄を指定するためのコマンドを送信し()、これ
からT3時間経過後に右停止図柄を指定するためのコマ
ンドを送信し()、そして、変動開始からT時間経過
後に全図柄を停止させるためのコマンド()を送信
し、さらに、これらのコマンドを受信した特別図柄表示
装置100のCPU1020は、コマンドを受信する
前に、変動速度変化等の細かな表示制御を行って一連の
変動表示制御を行い、変動開始からT時間経過後に変動
表示制御を終了する。
【0045】(本発明の主要部) (構成)図15は、上述したような複数の遊技機300
0、…、3000と、遊技機管理装置1000とを通信
ケーブル4000によって相互に必要な情報を通信可能
に接続した装置構成を示している。
0、…、3000と、遊技機管理装置1000とを通信
ケーブル4000によって相互に必要な情報を通信可能
に接続した装置構成を示している。
【0046】各遊技機3000、…、3000は、遊技
機に打ち込まれたパチンコ玉数を10個計数する度に出
力するアウト信号、図示しない始動口にパチンコ玉が入
賞したことを示すスタート信号、大当り状態を示す大当
り発生信号等の各種の稼働情報を通信ケーブル4000
を介して遊技機管理装置1000に自動的に送信する機
能を備えており、前述した主制御部200がその機能を
有するように構成されている。
機に打ち込まれたパチンコ玉数を10個計数する度に出
力するアウト信号、図示しない始動口にパチンコ玉が入
賞したことを示すスタート信号、大当り状態を示す大当
り発生信号等の各種の稼働情報を通信ケーブル4000
を介して遊技機管理装置1000に自動的に送信する機
能を備えており、前述した主制御部200がその機能を
有するように構成されている。
【0047】(遊技機)図16、図17は、遊技機30
00の正面部、側面部の模式的な説明図、図20は、遊
技機側の主要部のブロック構成図である。図16に示す
ように遊技機3000の遊技盤10の下方には遊技球貯
留機能を有する上皿3020が設けられこの右方に設け
られたハンドル3030を回動操作すると遊技球が発射
操作される。この上皿3020の球通路領域には近接セ
ンサ400が設置されている。一方、図17に示すよう
にこの遊技機3000の遊技者が座るべき椅子3100
には圧力センサ4010が設置されている。
00の正面部、側面部の模式的な説明図、図20は、遊
技機側の主要部のブロック構成図である。図16に示す
ように遊技機3000の遊技盤10の下方には遊技球貯
留機能を有する上皿3020が設けられこの右方に設け
られたハンドル3030を回動操作すると遊技球が発射
操作される。この上皿3020の球通路領域には近接セ
ンサ400が設置されている。一方、図17に示すよう
にこの遊技機3000の遊技者が座るべき椅子3100
には圧力センサ4010が設置されている。
【0048】遊技者が椅子3100に座って遊技を行っ
ている場合には圧力センサ4010からハイレベル信号
が出力されこれ以外の場合にはローレベル信号が出力さ
れる。一方、上皿3020に遊技球が供給された状態の
場合には近接センサ4000からハイレベル信号が出力
されこれ以外の場合にはローレベル信号が出力されるよ
うになっている。主制御部200は、両センサ400
0、4010からの信号を得てこれを遊技機識別子とし
ての台番号とともに遊技機管理装置1000側に送信す
るように構成されている。
ている場合には圧力センサ4010からハイレベル信号
が出力されこれ以外の場合にはローレベル信号が出力さ
れる。一方、上皿3020に遊技球が供給された状態の
場合には近接センサ4000からハイレベル信号が出力
されこれ以外の場合にはローレベル信号が出力されるよ
うになっている。主制御部200は、両センサ400
0、4010からの信号を得てこれを遊技機識別子とし
ての台番号とともに遊技機管理装置1000側に送信す
るように構成されている。
【0049】また、遊技機管理装置1000からのハン
ドルロック信号を主制御部200が受信すると、主制御
部200は図示しないロック機構にロック信号を供給し
てハンドル3030の回動操作を不能とするように構成
されている。
ドルロック信号を主制御部200が受信すると、主制御
部200は図示しないロック機構にロック信号を供給し
てハンドル3030の回動操作を不能とするように構成
されている。
【0050】(遊技機管理装置)遊技機管理装置100
0は、各遊技機3000、…、3000から通信ケーブ
ル4000を介して送信されてきた稼働情報を受信する
ためのI/Oポート1101と、CPU1200と、C
PU1200の処理手順を記述した遊技機管理プログラ
ム1790を記憶可能な遊技機管理プログラム記憶部1
720が形成され同じく後に説明するテーブル等を不揮
発的に格納する記憶装置1700と、記憶装置1700
等から読み出したデータやCPU1200が行う演算過
程において必要な演算結果を格納するためのRAM13
00と、必要な指令や選択データ等を入力するための入
力装置1500とを備える。
0は、各遊技機3000、…、3000から通信ケーブ
ル4000を介して送信されてきた稼働情報を受信する
ためのI/Oポート1101と、CPU1200と、C
PU1200の処理手順を記述した遊技機管理プログラ
ム1790を記憶可能な遊技機管理プログラム記憶部1
720が形成され同じく後に説明するテーブル等を不揮
発的に格納する記憶装置1700と、記憶装置1700
等から読み出したデータやCPU1200が行う演算過
程において必要な演算結果を格納するためのRAM13
00と、必要な指令や選択データ等を入力するための入
力装置1500とを備える。
【0051】更に、この遊技機管理装置1000は、記
録媒体としてのCDROM2000に記録された遊技機
管理プログラム1790を読み取りCPU1200の指
令に従って、遊技機管理プログラム1790を遊技機管
理プログラム記憶部1720に記憶させるCDROMド
ライブ1600と、各遊技機の稼働状態の時間経過等を
把握可能に表示出力する表示装置1800と、CPU1
200が実行した処理結果等を印刷可能なプリンタ19
00と、通信網1610を介しての情報通信を制御する
通信制御部1950と、スピーカー1960が接続され
た音声合成LSI1950とを備え、各構成要素は相互
に必要な情報を授受可能にバス1400で接続されてい
る。
録媒体としてのCDROM2000に記録された遊技機
管理プログラム1790を読み取りCPU1200の指
令に従って、遊技機管理プログラム1790を遊技機管
理プログラム記憶部1720に記憶させるCDROMド
ライブ1600と、各遊技機の稼働状態の時間経過等を
把握可能に表示出力する表示装置1800と、CPU1
200が実行した処理結果等を印刷可能なプリンタ19
00と、通信網1610を介しての情報通信を制御する
通信制御部1950と、スピーカー1960が接続され
た音声合成LSI1950とを備え、各構成要素は相互
に必要な情報を授受可能にバス1400で接続されてい
る。
【0052】また、入力装置1500はキーボードやマ
ウス等の入力デバイスで実現可能であり、また、表示装
置1800はCRT、液晶表示装置、EL表示装置等の
表示デバイスで実現可能であり、さらに、記憶装置17
00はハードディスク等のストレージデバイスで実現可
能であるので、この遊技機管理装置1000は、パーソ
ナルコンピュータやワークステーション等の1台のコン
ピュータシステムで構築可能である。
ウス等の入力デバイスで実現可能であり、また、表示装
置1800はCRT、液晶表示装置、EL表示装置等の
表示デバイスで実現可能であり、さらに、記憶装置17
00はハードディスク等のストレージデバイスで実現可
能であるので、この遊技機管理装置1000は、パーソ
ナルコンピュータやワークステーション等の1台のコン
ピュータシステムで構築可能である。
【0053】図18は、遊技機管理装置1000のテー
ブル領域1730に格納されるテーブル1800の説明
図である。このテーブル1800は、台番号と稼動情報
とセンサ信号を関連付けて記憶する。図18に示す例で
は稼動情報としてアウト玉(アウト信号を10回計数し
た際に1加算する)、セーフ玉(セーフ信号を10回計
数した際に1加算する)、特賞回数(大当り発生回数を
1ずつ加算する)とが記憶されている。なお、各遊技機
3000の主制御部200からは台番号とこれら稼動情
報が送信されるようにされていて、CPU1200がこ
れらを受信して、テーブル1900の対応するエリア内
に所要の稼動情報を格納していくことによってテーブル
1900が構築される。また、CPU1200は、先に
説明したように遊技機毎に設置されている両センサ40
00、4010からの出力信号を得て対応する領域にこ
れらの信号レベルを格納するように構成されている。
ブル領域1730に格納されるテーブル1800の説明
図である。このテーブル1800は、台番号と稼動情報
とセンサ信号を関連付けて記憶する。図18に示す例で
は稼動情報としてアウト玉(アウト信号を10回計数し
た際に1加算する)、セーフ玉(セーフ信号を10回計
数した際に1加算する)、特賞回数(大当り発生回数を
1ずつ加算する)とが記憶されている。なお、各遊技機
3000の主制御部200からは台番号とこれら稼動情
報が送信されるようにされていて、CPU1200がこ
れらを受信して、テーブル1900の対応するエリア内
に所要の稼動情報を格納していくことによってテーブル
1900が構築される。また、CPU1200は、先に
説明したように遊技機毎に設置されている両センサ40
00、4010からの出力信号を得て対応する領域にこ
れらの信号レベルを格納するように構成されている。
【0054】また、CDROM2000をCDROMド
ライブ1600の図示しない挿入部に挿入すると、CD
ROM2000に記憶されていた遊技機管理プログラム
1790がCDROMドライブ1600に読み取られ、
これが遊技機管理プログラム記憶部1720に記憶さ
れ、以降、CPU1200がこの遊技機管理プログラム
を実行することによって遊技機管理装置1000側での
一連の動作が実行される。
ライブ1600の図示しない挿入部に挿入すると、CD
ROM2000に記憶されていた遊技機管理プログラム
1790がCDROMドライブ1600に読み取られ、
これが遊技機管理プログラム記憶部1720に記憶さ
れ、以降、CPU1200がこの遊技機管理プログラム
を実行することによって遊技機管理装置1000側での
一連の動作が実行される。
【0055】(動作例1)先ず動作例1について説明す
る。図10のステップS1900に示すようにCPU1
200は、近接センサ4000からの出力信号レベルが
ハイで圧力センサ4010からの出力信号レベルがロー
の遊技機があるか否かをテーブル1800のセンサ信号
を参照して調べる。このような遊技機がない場合(N
o)には処理を終了し、一方、このような遊技機がある
場合(Yes)にはステップS1910に移行する。
る。図10のステップS1900に示すようにCPU1
200は、近接センサ4000からの出力信号レベルが
ハイで圧力センサ4010からの出力信号レベルがロー
の遊技機があるか否かをテーブル1800のセンサ信号
を参照して調べる。このような遊技機がない場合(N
o)には処理を終了し、一方、このような遊技機がある
場合(Yes)にはステップS1910に移行する。
【0056】そして、CPU1200はステップS19
10においてこの状態で所定期間が経過したか否かを判
定する。経過していない場合(No)にはステップS1
910でウエイト状態となり、一方、経過した場合(Y
es)にはステップS1920に移行する。そして、例
えば台番号「1」の遊技機がこれに該当する場合にはこ
の遊技機の遊技者が不在にも拘わらず遊技球が上皿30
20に保留状態としている、即ち、掛け持ち状態にして
いるとして音声合成LSI1950を駆動して「台番号
1の遊技機の遊技者は即座に遊技を継続下さい」等の音
声通知を行う。かかる音声通知はスピーカー1960を
介して遊技場内に放送される。
10においてこの状態で所定期間が経過したか否かを判
定する。経過していない場合(No)にはステップS1
910でウエイト状態となり、一方、経過した場合(Y
es)にはステップS1920に移行する。そして、例
えば台番号「1」の遊技機がこれに該当する場合にはこ
の遊技機の遊技者が不在にも拘わらず遊技球が上皿30
20に保留状態としている、即ち、掛け持ち状態にして
いるとして音声合成LSI1950を駆動して「台番号
1の遊技機の遊技者は即座に遊技を継続下さい」等の音
声通知を行う。かかる音声通知はスピーカー1960を
介して遊技場内に放送される。
【0057】次いで、ステップS1930において、C
PU1200はこの音声通知後この状態のままで所定期
間(第2の所定期間)が経過したか否かを判定する。経
過していない場合(No)にはステップS1930でウ
エイト状態となり、一方、経過した場合(Yes)には
ステップS1940に移行する。
PU1200はこの音声通知後この状態のままで所定期
間(第2の所定期間)が経過したか否かを判定する。経
過していない場合(No)にはステップS1930でウ
エイト状態となり、一方、経過した場合(Yes)には
ステップS1940に移行する。
【0058】そして、ステップS1940において、C
PU1200はその主制御部200にハンドルロック信
号を送信する。これを受信した主制御部200は図示し
ないロック機構にロック信号を供給してハンドル303
0を回動操作不能にロックする。かくしてこの台番号
「1」の遊技機は遊技不能となる。
PU1200はその主制御部200にハンドルロック信
号を送信する。これを受信した主制御部200は図示し
ないロック機構にロック信号を供給してハンドル303
0を回動操作不能にロックする。かくしてこの台番号
「1」の遊技機は遊技不能となる。
【0059】なお、上述したステップS1900の替わ
りに図21のステップS2100の処理を行うようにし
ても良い。CPU1200は、図18の総ての稼動情報
が変化せず且つ圧力センサ出力信号が「ロー」の遊技機
があるか否かを判定する。即ち、稼動情報が変化してい
ないということは遊技中ではなくしかも、圧力センサ出
力信号が「ロー」ということは遊技者は椅子3100に
座っていない。このため、この処理によっても掛け持ち
状態にしているか否かを検出することができる。
りに図21のステップS2100の処理を行うようにし
ても良い。CPU1200は、図18の総ての稼動情報
が変化せず且つ圧力センサ出力信号が「ロー」の遊技機
があるか否かを判定する。即ち、稼動情報が変化してい
ないということは遊技中ではなくしかも、圧力センサ出
力信号が「ロー」ということは遊技者は椅子3100に
座っていない。このため、この処理によっても掛け持ち
状態にしているか否かを検出することができる。
【0060】したがってこの動作例1によれば、CPU
1020は、遊技者が遊技を行っておらず上皿に遊技媒
体が供給された状態にあることを検出し、この状態が所
定期間継続したか否かを判定するので掛け持ちを簡易な
構成で検出することができる。そして、CPU1200
は、この状態が所定期間継続したと判定した場合にその
遊技機の識別子である台番号を含む情報を音声通知する
ので遊技者に注意を促すことができる。
1020は、遊技者が遊技を行っておらず上皿に遊技媒
体が供給された状態にあることを検出し、この状態が所
定期間継続したか否かを判定するので掛け持ちを簡易な
構成で検出することができる。そして、CPU1200
は、この状態が所定期間継続したと判定した場合にその
遊技機の識別子である台番号を含む情報を音声通知する
ので遊技者に注意を促すことができる。
【0061】そして、CPU1200は、音声通知後の
第2の所定期間、この状態が継続しているか否かを判定
し、この状態が第2の所定期間継続したと判定した場合
にこの遊技機での遊技を不能とするのでいきなり遊技不
能とせずとも掛け持ちを防止することが可能になる。
第2の所定期間、この状態が継続しているか否かを判定
し、この状態が第2の所定期間継続したと判定した場合
にこの遊技機での遊技を不能とするのでいきなり遊技不
能とせずとも掛け持ちを防止することが可能になる。
【0062】そして、CPU1200が、圧力センサ4
010で遊技者が椅子3100に座っていないことを検
知し且つ近接センサ4000によって上皿3020に遊
技球が供給されている検知した場合に掛け持ち状態を検
出したとするので簡易な構成で掛け持ち状態を検出する
ことができる。
010で遊技者が椅子3100に座っていないことを検
知し且つ近接センサ4000によって上皿3020に遊
技球が供給されている検知した場合に掛け持ち状態を検
出したとするので簡易な構成で掛け持ち状態を検出する
ことができる。
【0063】さらに、CPU1200が、圧力センサ4
010で遊技者が椅子3100に座っていないことを検
知し且つ近接センサ4000によって複数種類の稼動情
報のそれぞれが所定期間変化していないことを検知した
場合に掛け持ち状態を検出したとすることによっても、
簡易な構成で掛け持ち状態を検出することができる。
010で遊技者が椅子3100に座っていないことを検
知し且つ近接センサ4000によって複数種類の稼動情
報のそれぞれが所定期間変化していないことを検知した
場合に掛け持ち状態を検出したとすることによっても、
簡易な構成で掛け持ち状態を検出することができる。
【0064】(動作例2)先ず、CPU1200はステ
ップS2200において、圧力センサ4010からの出
力信号レベルがハイで、且つ、近接センサ4000の出
力が変化した遊技機があるか否かを判定する。これを満
たす遊技機がない場合(No)には処理を終了し、一
方、これを満たす遊技機がある場合(Yes)にはステ
ップS2210に移行する。これを満たす遊技機300
0は遊技者が椅子3100に座っていて近接センサ40
00の信号レベルが変化していくので掛け持ち状態では
なく遊技が行われている遊技機である。
ップS2200において、圧力センサ4010からの出
力信号レベルがハイで、且つ、近接センサ4000の出
力が変化した遊技機があるか否かを判定する。これを満
たす遊技機がない場合(No)には処理を終了し、一
方、これを満たす遊技機がある場合(Yes)にはステ
ップS2210に移行する。これを満たす遊技機300
0は遊技者が椅子3100に座っていて近接センサ40
00の信号レベルが変化していくので掛け持ち状態では
なく遊技が行われている遊技機である。
【0065】ステップS2210において、テーブル1
800を参照してこの遊技機3000の総ての稼動情報
が所定時間変化しないか否かを判定する。所定時間変化
しない場合(Yes)にはステップS2220に移行
し、これ以外の場合(No)には処理を終了する。そし
て、ステップS2220においては遊技が行われている
にも拘わらず稼動情報が変化しないため異常状態が発生
したとして、表示装置1800の表示画面1801に、
台番号とこれが異常である旨とを表示する。
800を参照してこの遊技機3000の総ての稼動情報
が所定時間変化しないか否かを判定する。所定時間変化
しない場合(Yes)にはステップS2220に移行
し、これ以外の場合(No)には処理を終了する。そし
て、ステップS2220においては遊技が行われている
にも拘わらず稼動情報が変化しないため異常状態が発生
したとして、表示装置1800の表示画面1801に、
台番号とこれが異常である旨とを表示する。
【0066】したがって、この動作例2によれば、CP
U1200は、圧力センサ4010で遊技者が椅子31
00に座っていることを検知し且つ近接センサ4000
で上皿3020への遊技球の供給状態が変化した場合に
おいて、複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間変化
していないことを検知した場合に異常が発生したことを
通知するので、遊技機3000や遊技機管理装置100
0等に異常が発生したことを迅速に把握することが可能
になる。
U1200は、圧力センサ4010で遊技者が椅子31
00に座っていることを検知し且つ近接センサ4000
で上皿3020への遊技球の供給状態が変化した場合に
おいて、複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間変化
していないことを検知した場合に異常が発生したことを
通知するので、遊技機3000や遊技機管理装置100
0等に異常が発生したことを迅速に把握することが可能
になる。
【0067】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に
種々の変形や変更を施すことが可能となる。
が、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に
種々の変形や変更を施すことが可能となる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成で掛け持ちが継続されているかを検出するこ
とができるという効果が得られる。
簡易な構成で掛け持ちが継続されているかを検出するこ
とができるという効果が得られる。
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100のブロック構成図であ
る。
る。
【図4】キャラクタROMメモリマップ、パレットデー
タの説明図である。
タの説明図である。
【図5】コマンド送受信のタイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図7】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図8】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図10】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネ
ラルフローチャートである。
ラルフローチャートである。
【図11】CPU1020の制御動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図12】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図13】図柄表示のためのコマンド送信タイミングを
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【図14】コマンド送信を説明するための説明図であ
る。
る。
【図15】遊技機管理装置1000の説明図である。
【図16】遊技機正面側の構成の模式的説明図である。
【図17】遊技機側面側の構成の模式的説明図である。
【図18】テーブル1800の説明図である。
【図19】動作例1の説明図である。
【図20】主制御部200を含む主要部の説明図であ
る。
る。
【図21】動作例1の変形例の説明図である。
【図22】動作例2の説明図である。
【図23】表示画面1801の表示例の説明図である。
10 遊技盤 100 特別図柄表示装置 102 普通図柄作動ゲート 104 特別図柄始動口 106 大入賞口 110 ランプ表示装置 112 ランプ表示装置 114 アウト口 116 効果音発生装置 120 開閉部材 200 主制御部 201 ROM 202 コマンドデータテーブル領域 203 RAM 210 入力ポート 213 リセット回路 212 電源回路 215 出力ポート 300 始動口作動ソレノイド 302 大入賞口作動ソレノイド 304 特別図柄始動スイッチ 306 普通図柄作動スイッチ 308 大入賞口スイッチ 1000 遊技機管理装置 1101 I/Oポート 1020 CPU 1040 プログラムROM 1060 画像処理用LSI 1080 ビデオRAM 1090 RAM 1100 LCDパネル用インターフェイス回路 1120 LCDパネル 1140 データ受信回路 1160 電源回路 1180 キャラクタROM 1200 CPU 1300 RAM 1400 バス 1500 入力装置 1600 CDROMドライブ 1700 記憶装置 1720 遊技機管理プログラム記憶部 1730 テーブル領域 1800 表示装置 1900 プリンタ 2000 CDROM 3000 遊技機 3020 上皿 3030 ハンドル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 7/02 355 A63F 7/02 355A
Claims (7)
- 【請求項1】 遊技機を管理する遊技機管理装置におい
て、 遊技機が掛け持ち状態にあることを検出する検出手段
と、 この状態が所定期間継続したか否かを判定する判定手段
と、を備えたことを特徴とする遊技機管理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機管理装置におい
て、 前記判定手段が、前記状態が前記所定期間継続したと判
定した場合にその遊技機の識別子を含む情報を音声通知
する音声通知手段を備えたことを特徴とする遊技機管理
装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機管理装置におい
て、 前記音声通知後の第2の所定期間、前記状態が継続して
いるか否かを判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段が、前記状態が前記第2の所定期間
継続したと判定した場合にこの遊技機での遊技を不能と
する遊技不能化手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】 請求項1、2および3の内のいずれか一
項に記載の遊技機管理装置において、 前記検出手段は、 遊技者が座るべき椅子に遊技者が座っているか否かを検
知する第1の検知手段と、上皿に遊技媒体が供給されて
いるか否かを検知する第2の検知手段とを含み、第1の
検出手段で遊技者が前記椅子に座っていないことを検知
し且つ前記第2の検知手段によって上皿に遊技球が供給
されている検知した場合に前記状態を検出したとする手
段であることを特徴とする遊技機管理装置。 - 【請求項5】 請求項1、2および3の内のいずれか一
項に記載の遊技機管理装置において、 この遊技機管理装置は遊技機から複数種類の稼動情報を
受信可能に構成され、前記検出手段は、 遊技者が座るべき椅子に遊技者が座っているか否かを検
知する第1の検知手段と、前記複数種類の稼動情報のそ
れぞれが所定期間変化していないか否かを検知する第3
の検知手段とを含み、第1の検知手段で遊技者が前記椅
子に座っていないことを検知し且つ前記第3の検知手段
によって前記複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間
変化していないことを検知した場合に前記状態を検出し
たとする手段であることを特徴とする遊技機管理装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機管理装置におい
て、 第1の検知手段で遊技者が前記椅子に座っていることを
検知し且つ前記第2の検知手段で上皿への遊技媒体の供
給状態が変化した場合において、前記第3の検知手段に
よって前記複数種類の稼動情報のそれぞれが所定期間変
化していないことを検知した場合に異常が発生したこと
を通知する異常通知手段を備えたことを特徴とする遊技
機管理装置。 - 【請求項7】 遊技機を管理する遊技機管理装置を動作
させるための遊技機管理装置用動作プログラムであっ
て、 遊技者が遊技を行っておらず上皿に遊技媒体が供給され
た状態にあることを把握する処理と、 この状態が所定期間継続したか否かを判定する処理と、
を含む処理をコンピュータに実行させるための遊技機管
理装置用動作プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119990A JP2002306810A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 遊技機管理装置および遊技機管理装置用動作プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119990A JP2002306810A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 遊技機管理装置および遊技機管理装置用動作プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002306810A true JP2002306810A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18970113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001119990A Pending JP2002306810A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 遊技機管理装置および遊技機管理装置用動作プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002306810A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020903A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007202996A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技データ管理装置 |
JP2011167219A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230905A (ja) * | 2014-08-08 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018183278A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用管理システム |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001119990A patent/JP2002306810A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020903A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2007202996A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技データ管理装置 |
JP2011167219A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230905A (ja) * | 2014-08-08 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018183278A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場用管理システム |
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