JP2002306745A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2002306745A
JP2002306745A JP2001111060A JP2001111060A JP2002306745A JP 2002306745 A JP2002306745 A JP 2002306745A JP 2001111060 A JP2001111060 A JP 2001111060A JP 2001111060 A JP2001111060 A JP 2001111060A JP 2002306745 A JP2002306745 A JP 2002306745A
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ball
symbol
special
game
area
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Application number
JP2001111060A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shigeta
正幸 繁田
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別遊技作動のパンク発生を防止する。 【解決手段】 本発明は、第1種又は第3種パチンコ遊
技機等にあって、遊技者の行為に起因して充足される保
留解除条件を生成するための保留解除条件手段を備えた
から、保留解除条件が充足されない限り、特別遊技作動
が開始されることはなく、このため持ち球がなくなった
場合にも、特別遊技作動が留保され、いわゆる大当りの
パンクを生じることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置に確
定表示された各図柄の組合せが所定の当り図柄態様であ
る場合に、遊技者に所定の利得を供与することとなる特
別遊技作動を実行するようにしたパチンコ遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の図柄を変動表示する図柄表示装置
と、図柄始動領域への遊技球通過に起因して図柄を変動
開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、
図柄表示装置に確定表示された各図柄の組合せが所定の
当り図柄態様である場合に、遊技者に所定の利得を供与
することとなる特別遊技作動を実行するようにしたパチ
ンコ遊技機は良く知られている。これらには、いわゆる
第1種パチンコ遊技機及び第3種パチンコ遊技機があ
る。
【0003】ここで、第1種パチンコ遊技機は、図柄を
変動表示する複数の図柄表示部を具備する図柄表示装置
と、開閉片により開閉制御される大入賞口を具備する可
変入賞装置とを備え、遊技盤面に設けられた特別図柄始
動領域への遊技球通過に起因して表示図柄を変動開始
し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、図柄
表示装置に所定の当り図柄態様が確定表示された場合
に、可変入賞装置の大入賞口の開放と、大入賞口の所定
制限時間の経過又は該所定制限時間内での規定個数の入
賞満了による大入賞口の閉鎖とを順次生じてなる開閉ラ
ウンドを、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技球が
通過することを継続条件として、所定制限回数まで繰り
返してなる特別遊技作動を実行するものである。ここで
後述する本発明にあって、第1種パチンコ遊技機では、
特別遊技作動を、大入賞口の最初の開放以降の作動を言
うものとしている。
【0004】また、第3種パチンコ遊技機は、図柄を変
動表示する図柄表示装置と、球通過を検知する図柄始動
領域と、開口を開閉制御してその内部の特別作動領域へ
球通過可能な状態と不可能な状態とに変換する普通電動
役物と、開閉制御される大入賞口とを備え、球通過に伴
って該大入賞口を開放する特定領域への流入制御を行う
役物とを備え、図柄始動領域への遊技球通過に起因し
て、図柄表示装置の図柄を変動させた後に確定表示する
ようにし、その確定図柄態様が所定の当り図柄態様であ
る場合に、普通電動役物を開放制御し、その特別作動領
域への球通過に伴って特別遊技作動が実行され、かつ該
特別遊技作動は、役物が駆動して特定領域への球通過が
可能となり、かつ該球通過ごとに、大入賞口の開放と、
閉鎖とを生じてなる開閉ラウンドを複数回繰り返してな
るものである。ここで後述する本発明にあって、この第
3種パチンコ遊技機にあって、特別遊技作動は、特別作
動領域への球通過以降の作動をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来構成にあっては、図柄表示装置が所定の当たり図柄態
様となるには、比較的長い時間を要し、このため遊技者
が遊技球を発射し続けて、持ち球がなくなってきたとき
に、突如、当たり図柄態様が表出するような場合がまま
発生する。この場合には、第1種パチンコ遊技機にあっ
ては、大入賞口の開放時間を経過しても、時間内にその
内部の、特定入賞領域へ遊技球を通過させることができ
なくなり、特別遊技作動がすぐに終了して、いわゆるパ
ンク(以下この文言を用いる)が発生する。また、第3
種パチンコ遊技機にあっては、普通電動役物が開放して
も、その開口から遊技球を特別作動領域へ球通過させる
ことができず、特別遊技作動がすぐに終了して、同じく
パンクとなる。さらには、発射装置の故障などにより、
トラブルが発生して、打球不能となり、同様の問題を生
ずる場合もある。
【0006】このようなパンクの発生は、当りを心待ち
にして、遊技球をつぎ込んできた遊技者の大きな不満を
誘うこととなって、遊技場とのトラブルの原因となり易
い。また、これに対応するために、遊技者は、常に残球
に気を配るなどの準備を要して、遊技者に過剰な負担を
かけている。さらにまた発射装置の故障などの、遊技者
に責任のない理由に至っては、看過できないものであ
る。本発明は、このような特別遊技作動のパンク発生を
防止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
に、図柄を変動表示する図柄表示装置と、球通過を検知
する図柄始動領域とを遊技盤面に備え、図柄始動領域へ
の球通過を契機として、図柄表示装置の表示図柄を変動
させた後に確定表示するようにし、その確定図柄態様が
所定の当り図柄態様である場合に、遊技者に利得をもた
らす特別遊技作動を発生させるようにしたパチンコ遊技
機において、遊技者の行為に起因して充足される保留解
除条件を生成するための保留解除条件手段を備え、確定
図柄態様が所定の当り図柄態様となってから、保留解除
条件が充足されることにより特別遊技作動を開始するよ
うに制御したことを特徴とするものである。かかる構成
にあって保留解除条件が充足されない限り、特別遊技作
動が開始されることはないから、持ち球がなくなった場
合にも、特別遊技作動が留保され、いわゆる大当りのパ
ンクを生じることはない。
【0008】ここで、この保留解除条件手段を、球通過
センサを備え、球通過センサにより遊技球の通過検知が
なされると、特別遊技作動を開始することとなる保留解
除領域により構成することができる。この保留解除領域
としては、球通過センサを備える解除ゲートとすること
ができる。このような、解除ゲートは賞球を伴わないか
ら、遊技球の通過を容易とするすることができ、遊技者
は容易に保留条件を解除することができる。この保留解
除領域としては、球通過センサを備え、その遊技球検出
により賞球を発生する入賞口としても良い。かかる構成
にあっては、入賞口への球の流入により、賞球が発生す
るから、次の遊技球の打球に支障がなく、特別遊技作動
がパンクすることがない。その他、保留解除領域として
は、センターケース内の所定通過領域など種々の領域を
用いることもできる。
【0009】この解除ゲート等の保留解除領域を用いた
場合にあって、遊技者は、確定図柄態様が所定の当り図
柄態様となって、大当りの開始条件が成立した場合に、
遊技球がなくなっても、保留解除領域へ遊技球が通過し
ない限りは、特別遊技作動が開始することはなく、保留
状態となる。このため、遊技球の貸し出しを受けてか
ら、遊技盤面上の保留解除領域を狙って打球して、保留
解除領域へ遊技球を通過させれば、この時点から特別遊
技作動が開始可能となる。従って、球切れによりパンク
することがなく、確実に特別遊技作動の権利を得ること
ができる。
【0010】ここで、図柄を変動表示する図柄表示装置
と、球通過を検知する図柄始動領域と、開口を開閉制御
してその内部の特別作動領域へ球通過可能な状態と不可
能な状態とに変換する普通電動役物とを備え、図柄始動
領域への球通過を契機として、図柄表示装置の図柄を変
動させた後に確定表示するようにし、その確定図柄態様
が所定の当り図柄態様となると、普通電動役物を開放制
御し、その特別作動領域への球通過に伴って、遊技者に
利得をもたらす特別遊技作動を発生させるようにしたパ
チンコ遊技機において、普通電動役物の直上に、球通過
センサを備えた解除ゲートを配設し、確定図柄態様が所
定の当り図柄態様となってから、該解除ゲートに遊技球
が通過して球通過センサにより通過検知されると、普通
電動役物を開放駆動して、解除ゲートの通過球が開口か
ら特別作動領域へ球通過するようにした構成が提案され
る。すなわち第3種パチンコ遊技機に、本発明を適用し
たものである。ここで、解除ゲートを遊技盤上の適宜位
置に配設することは可能ではあるが、大当り図柄態様が
発生して、遊技球が切れる直前に打球した場合に、解除
ゲートに遊技球が通過して後、遊技球切れとなって、し
かも特別作動が開始され、パンクとなるということも考
えられる。ところが、上述の構成にあっては、解除ゲー
ト通過により、普通電動役物が開口して、特別作動領域
へ球通過するとともに、賞球が発生するから、次の遊技
球の打球に支障がなく、特別遊技作動がパンクすること
なく進行されうる。
【0011】また、保留解除条件手段を、遊技盤面への
球の打ち出しによりオン作動して特別遊技作動を開始す
ることとなる発射通路の出口に配設した球通過センサに
より構成することもできる。これにより球切れの場合に
は、打球を生じないから、特別遊技作動が留保され、パ
ンクが阻止される。
【0012】なお、図柄表示装置で当り図柄が発生し
て、所定時間経過後(例えば、5秒後)に、保留解除条
件手段を構成する球通過センサのオン作動があると、特
別遊技作動を開始可能とするようにしてもよい。すなわ
ち球通過センサを用いた構成にあっても、大当り図柄態
様が発生した直後に、惰性で最後の遊技球を発射してし
まい、アウト球となり、パンクを生じる場合がある。し
かるに、かかる構成にあっては、所定時間の余裕がある
から、残球が少ない場合には、その所定時間内で打球を
停止すれば、保留状態とすることができ、遊技球を新た
に借りることにより、万全の状態で特別遊技作動に挑む
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】いわゆる第1種パチンコ遊技機に
本発明を適用した一実施例を説明する。図1はパチンコ
遊技機の遊技盤1の正面図である。遊技盤1には、内外
のレール31,32間に形成された発射通路30から、
図示しないハンドルの操作により、遊技球が発射され
る。また図2は、遊技盤1の内側レール内の中央に配設
されたセンターケース4の正面図である。ここでセンタ
ーケース4内には液晶表示器、CRT表示器、ドットマ
トリックスまたは7セグメント指示器等からなる特別図
柄表示装置6が設けられる。この特別図柄表示装置6の
図柄表示領域Fには三つの特別図柄A,B,Cが表示さ
れる。この特別図柄A,B,Cは、「1」〜「8」の8
の数字からなる図柄が表示される。
【0014】センターケース4の下部には四個のパイロ
ットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が設
けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、図3
で示す記憶装置RAMに記憶された始動記憶数を表示す
る。さらにセンターケース4の上部には、三個のLED
からなる普通図柄表示装置10が配設される。この三個
のLEDは順次点滅して、種々の組み合わせの点灯態様
を表示する。そして、この点灯態様が所定の当り態様の
場合には、後述の普通電動役物15を開放する。この普
通図柄表示装置10としては、液晶表示器や一乃至複数
個の7セグメント指示器等により構成し、その表示内容
により、当り,はずれを決定するものであっても良い。
【0015】さらに、普通図柄表示装置10の直上位置
には、4個のパイロットランプからなる普通図柄始動記
憶数表示装置12が設けられ、前記普通図柄始動スイッ
チからの球検出信号が、所定数を上限として記憶装置R
AMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示
する。
【0016】一方、センターケース4の下部両側には、
本発明の要部に係る解除ゲートを兼用する普通図柄作動
ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設けられ、遊
技球の通過により該解除ゲート(普通図柄作動ゲート)
13,13に内蔵された球通過センサS2(図3参照)
から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10が
図柄変動する。
【0017】 また、特別図柄表示装置6の直下位置に
は、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片によ
り始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるように
した普通電動役物15が配設されている。そして普通図
柄表示装置10の表示結果が、上述したような所定の当
り状態の場合には、開閉翼片が約0.2秒拡開して、特
別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い
状態となる。普通電動役物15内には、光電スイッチ、
リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図3
参照)が備えられ、該始動スイッチS1による球通過検
知に伴って、特別図柄表示装置6の特別図柄A,B,C
が変動表示し、所定の図柄を停止表示することとなる。
【0018】普通電動役物15の下方には、内部に特定
領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設され、開
閉片24を大入賞口開放ソレノイド(図3参照)により
開閉制御することにより大入賞口23を開放状態と閉鎖
状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配設され
ている。そして、特別図柄表示装置6が所定の組み合わ
せで表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、
その開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、大
入賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域に遊技
球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連続
開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。こ
の可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行す
るものであって、その内部には、図3で示すように、特
定領域に入った遊技球を検知する特定領域スイッチS3
と、大当り中の入賞個数を計数する入賞球検知スイッチ
S4とが設けられている。ここで役物連続作動スイッチ
は、特定領域スイッチS3とともに、特定領域に入った
球を計数するカウントスイッチとしての機能も備える。
【0019】次に上記パチンコ遊技機の作動につき説明
する。特別図柄始動領域14から遊技球が流入すると、
賞品球の供給と共に特別図柄表示装置6が駆動する。
尚、連続的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチ
S1による球検出が記憶装置RAMに記憶され、その記
憶に基づいて上述のように特別図柄始動記憶数表示装置
8のLEDが順次点灯し、最高四回まで保留される。こ
のLEDは図柄が変動開始する都度、消灯されて、記憶
数が減少する。
【0020】特別図柄表示装置6が駆動すると、特別図
柄A,B,Cは所定の図柄順列に従って変動開始し、通
常では約6.5秒以上経過すると、特別図柄A,B,C
が左右中の順番で変動停止する。そして、特別図柄A,
B,Cが後述する大当り図柄乱数Lにより選定された大
当り図柄態様となり、かつ後述する保留解除条件が充足
されると、大当りが発生し、サウンドジェネレーター
(図3参照)がファンファーレを発すると共に、特別遊
技作動が開始され、大入賞口開放ソレノイド(図3参
照)が駆動し、開閉片24が前方に傾動して大入賞口2
3が開放され、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラ
ウンドは、所定制限時間(30秒)が経過するか、該所
定制限時間内で、入賞球検知スイッチS4により10個
の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。また上
述したように、大入賞口23の特定領域を通過し、特定
領域スイッチS3がオンした時は、次の開閉ラウンドへ
の移行条件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動し
て、一ラウンドが終了する。そして、その動作終了後に
再び大入賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移行
する。このように開閉ラウンドが最大16回繰り返され
て、大入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所定
の利得が供される。ここで役物連続作動スイッチは、特
定領域スイッチS3とともに、特定領域に入った球を計
数するカウントスイッチとしての機能も備える。前記サ
ウンドジェネレータは、中央制御装置CPUに接続さ
れ、音データを受けてアンプに出力するものであり、こ
れにより各スピーカに鳴音が発せられる。
【0021】上述の特別図柄表示装置6及び普通図柄表
示装置10の図柄制御手段は、図3で示す中央制御装置
CPU等からなる遊技制御装置80(マイクロコンピュ
ータシステム)によって構成される。かかる構成及び制
御態様につき説明する。
【0022】この中央制御装置CPUは、制御動作を所
定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格
納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き
できる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置RO
Mには、制御プログラム、乱数テーブル、大当り遊技パ
ターン及びランプ,LEDの表示パターン、スピーカか
らの効果音等を発生させるための音声発生パターン等の
固定データが記憶されている。そして前記乱数テーブル
には上述した各種の乱数が格納され、これにより、上述
の各ステップに沿って、各抽選がなされる。
【0023】また中央制御装置CPUには入力ポートを
介して特別図柄始動領域14に設けられた特別図柄始動
スイッチS1 、球通過センサS2 、特定領域スイッチ
(役物連続作動スイッチ)S3 、入賞球検知スイッチS
4が接続され、各スイッチから送り出された信号を波形
整形回路により波形整形して中央制御装置CPUに入力
データとして伝えられ、その情報が記憶装置RAMに記
憶される。記憶装置RAMには特別図柄表示装置6で表
示される特別図柄A,B,Cの停止表示態様を定めるデ
ータ等を一時的に記憶する記憶エリア、ソフトタイマを
構成するレジスタ領域及び遊技制御装置80のワークエ
リア等が設けられている。この記憶装置RAMには、メ
モリにデータを読み書きするアドレスを指定する情報を
一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、中央制御
装置CPUと記憶装置ROM,RAMとデータのやり取
りを行なうデータバスとが接続される。さらには、記憶
装置RAMの記憶エリアには、特別図柄始動スイッチS
1 ,普通図柄始動スイッチS2 からの球検知信号が所定
個数(4個)を限度として記憶される。
【0024】さらに、中央制御装置CPUには、出力ポ
ートを介して制御する図柄制御装置81,上述した各種
ソレノイド、特別図柄始動記憶数表示装置8,普通図柄
始動記憶数表示装置12,装飾ランプ・LED等の周辺
機器が接続される。図柄制御装置81は中央制御装置C
PU等と共に特別図柄表示装置6の画面上で実行される
図柄変動態様を実行し、さらに普通図柄表示装置10の
表示実行を行うものであって、特別図柄制御手段及び普
通図柄制御手段を構成する。この図柄制御装置81は、
LCD可変表示用CPU及びドライバーとを備え、その
ドライバーに液晶表示器からなる特別図柄表示装置6が
接続され、その図柄を制御するようにしている。この図
柄制御装置81の図示しない記憶装置には、液晶表示器
(特別図柄表示装置6)への可変表示データ、その表示
パターン及び大当り表示態様等の固定データが記憶され
ている。
【0025】その他、中央制御装置CPUには、上述し
たように、音データを受けてアンプに出力するサウンド
ジェネレータが接続されている。さらには、後述するよ
うに、特別遊技作動の開始から、規定個数10個が入賞
満了するまでの時間を計測するタイマーTMが接続され
ている。
【0026】次に図柄制御装置81による特別図柄表示
装置6の図柄制御につき説明する。上述の記憶装置RO
Mには、0〜599の600コマからなる大当り特別乱
数Kが格納される。ここで、大当たり図柄の内容によ
り、次回に大当たり図柄となる確率が向上する高確率状
態と、低確率状態が発生する。低確率時では、大当り特
別乱数KがK=7,247,427が大当りとなる。す
なわち大当り確率は3/600=1/200である。ま
た、高確率時でK=7,37,67,97,127,1
57,187,217,247,277,307,33
7,367,397,427,457,487,51
7,547,577の場合には大当りとなる。すなわち
大当り確率は20/600=1/30である。そしてそ
れ以外はハズレとなる。ここで低確率時を例とすると、
後述するように、K=7,247の場合には特別リーチ
作動が実行され、K=427の場合には通常リーチ態様
が実行されるようにし、これにより特別リーチ作動が実
行された場合の大当りとなる確率を、通常リーチ態様が
実行される場合に比して、2倍となるようにしている。
また、高確率時にあっても、特別リーチ作動が実行され
る場合と、通常リーチ態様が実行される場合とで、特別
リーチ作動が実行された場合の大当りとなる確率が向上
するように当り乱数値が振り分けられる。
【0027】また記憶装置ROMには、大当り図柄乱数
Lと、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc と、リーチ図柄
乱数Pとが格納されている。ここで大当り図柄乱数L
は、大当り特別乱数Kにより大当りが決定された場合
に、「1」〜「8」までの大当り図柄態様を決定するも
のである。ハズレの場合に、リーチを発生させるかどう
かを決定するものであり、リーチとしない場合にはハズ
レ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc により各特別図柄A,B,
Cの図柄を決定する。また、リーチとする場合にはリー
チ図柄乱数Pにより特別図柄A=Bである図柄態様を決
定する。
【0028】次に、上述の各乱数を用いてなる、図柄表
示態様を説明する。まず、特別図柄始動領域14を球が
通過すると同時に大当り特別乱数Kを選定し、当りまた
はハズレを決定する。尚、この過程で、特別図柄始動記
憶数表示装置8に表示される始動記憶数が満杯状態(4
個)となっている場合には、特別図柄始動領域14を球
が通過しても無効としたり、変動中の場合には、始動記
憶数を一個加算する等の処理が行なわれる。そして、こ
の特別図柄始動領域14への球通過、または始動記憶数
の減算に基づき特別図柄表示装置6が変動する。
【0029】そして、大当り特別乱数Kを抽選して、こ
れが所定乱数値であると、大当りとなる。ここで、上述
のように低確率時では、大当り確率は1/200であ
る。また、高確率時では1/30である。ここで大当り
図柄乱数Lの選定により、「1」〜「8」のいずれかの
数字からなる大当り図柄が定まる。
【0030】さらに、特別図柄始動スイッチS1からの
球検知信号の発生に伴って、又は始動記憶がある場合に
はその記憶消化に伴って、特別図柄A,B,Cを変動さ
せると共に、上述した各乱数により、リーチとするか、
又はどの図柄態様とするかが決定される。そして、Kが
当りコマの場合には上述の可変入賞装置23の作動が行
われることとなる。
【0031】次に普通図柄作動につき説明する。遊技球
が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は球
通過センサS2(図3参照)で検出される。この球通過
センサS2で球検出されると、普通図柄表示装置10の
普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑
色,右赤色の3個のLEDで構成される。この普通図柄
表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中
のときに、球通過センサS2で球検出されると、記憶装
置RAMにその球検出が記憶され、記憶数の消化に伴っ
て普通図柄始動記憶数表示装置12のLEDが点灯し、
普通図柄が変動開始になる都度消灯されて、記憶個数が
表示される。尚、普通図柄始動記憶数表示装置12の最
大記憶数は4個であり、それ以上は無効とされる。
【0032】普通図柄表示装置10の変動停止後、又は
普通電動役物15の開放動作終了後に、普通始動記憶数
表示装置12に表示された始動記憶に基づいて普通図柄
表示装置10は再び変動開始する。普通図柄表示装置1
0が変動開始後、約30秒以上経過すると変動が停止
し、左右いずれかのLEDが1個でも点灯した状態であ
れば当りとなり、普通電動役物15が約0.2秒間開放
される。
【0033】普通図柄表示装置10が変動を停止したと
きに表示する図柄態様は、「0」から「54」までの5
5コマからなる記憶装置ROMに格納された普通当り乱
数Uにより決定される。そして普通図柄始動スイッチで
球検知されると、普通当り乱数Uから乱数値が選出さ
れ、その内容が記憶されて、普通図柄表示装置10が変
動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、その抽選乱
数値に対応して当りハズレを決定する。そして当りの場
合は、当り普通図柄乱数Qにより停止態様を決定し、左
赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが点灯した状態
となる。ハズレの場合は、中緑色のLEDのみが点灯し
た状態となる。
【0034】次に本発明の要部につき説明する。上述し
たように、本発明は、遊技者の行為に起因して充足され
る保留解除条件を生成するための保留解除条件手段を備
え、確定図柄態様が所定の当り図柄態様となってから、
保留解除条件が充足されることにより特別遊技作動を開
始するように制御したものである。すなわち、特別図柄
A,B,Cが大当り図柄態様となると特別遊技作動の条
件が成立することとなるが、本発明にあっては、これを
即実行するのではなく、一旦保留し、保留解除条件が充
足されると、特別遊技作動を開始し、大入賞口開放ソレ
ノイド(図3参照)が駆動し、開閉片24が前方に傾動
して大入賞口23が開放されるようにしている。ここ
で、この保留解除条件手段の実施態様につき説明する。
【0035】 解除ゲートによるもの 特別図柄A,B,Cがすべて揃って、大当り図柄態様と
なった後、解除ゲート(普通図柄作動ゲート)13,1
3のいずれかを遊技球が通過して、その遊技球の通過に
より該解除ゲート13,13に内蔵された球通過センサ
S2から球検出信号が発生すると、特別遊技作動が開始
され、大入賞口開放ソレノイド(図3参照)が開放駆動
して、一連の大当り作動が実行される。なお、普通図柄
作動ゲート13,13を解除ゲートとして用いることに
より、既存の構成を用いることができるという利点があ
るが、図1で示すように、普通電動役物15の直下など
に、専用の解除ゲート16を配設してもよい。ここで図
のように専用の解除ゲート16を大入賞口23の特定領
域直上に配設した場合には、その通過後に、特別作動開
始に伴って、大入賞口23の特定領域に入賞するから、
賞球の発生と共に、次回の大入賞口23の開放も保証さ
れ、パンクすることはない。
【0036】かかる構成にあって、遊技者は、大当り図
柄態様となって、大当りの開始条件が成立した場合に、
遊技球がなくなっても、解除ゲート13,13(16)
へ遊技球が通過しない限りは、特別遊技作動が開始する
ことはなく、保留状態となる。このため、球切れに対し
て余裕を持って対応できる。そして遊技球の貸し出しを
受けてから、遊技盤面上の保留解除領域を狙って打球し
て、解除ゲート13,13(16)へ遊技球を通過させ
れば、この時点から特別遊技作動が開始可能となる。従
って、球切れによりパンクすることがなく、確実に特別
遊技作動の権利を得ることができる。
【0037】さらに、この保留解除領域としては、セン
ターケース4の側部に配置した球通過センサを備える入
賞口17としても良い。かかる構成にあっては、入賞口
17への球の流入により、賞球が発生するから、次の遊
技球の打球に支障がなく、特別遊技作動がパンクするこ
とがない。
【0038】 発射通路30の球通過センサS5によ
るもの 図4で示すように、内外のレール31,32間に形成さ
れた発射通路30の出口に配設された球通過センサS5
により保留解除条件手段が構成される。この球通過セン
サS5は、一方のレール31に受光部33を、他方のレ
ール32に発光部34を設けて光センサーを構成し、打
ち出された球により放射光を遮断することにより遊技球
検知するようにしてなるものである。この構成に換わる
ものとして、発射通路30の出口に配設された、跳ね返
り防止片36に、その回動を検知する球通過センサS5
設けて、打球を検出する構成等が提案され得る。
【0039】このように発射通路30の球通過センサS
5を用いた構成にあって、球切れの場合には、打球を生
じないから、特別遊技作動が留保され、パンクが阻止さ
れる。また、単に打球するだけ保留解除することがで
き、特別遊技作動開始を容易に行うことができる。
【0040】なお、図柄表示装置6で大当り図柄態様が
表示されて、所定時間経過後(例えば5秒後)に、球通
過センサのオン作動があると、特別遊技作動を開始可能
とするようにしてもよい。すなわち、球通過センサS5
を用いた構成にあっても、大当り図柄態様が発生した直
後に、最後の遊技球が発射されて、アウト球となり、パ
ンクを生じる場合がある。しかるに、かかる構成にあっ
ては、所定時間の余裕があるから、残球が少ない場合に
は、かかる時間内で打球を停止して、遊技球を新たに借
りることにより、万全の体勢で特別遊技作動に挑むこと
ができる。
【0041】次に第3種パチンコ遊技機60に本発明を
適用した実施例を説明する。図5は、パチンコ遊技機6
0の遊技盤61の正面図であって、その盤面中央には、
センターケース62が配設され、該センターケース62
内に液晶表示器、CRT表示器、ドットマトリックスま
たは7セグメント指示器等からなる図柄表示装置66が
設けられる。この図柄表示装置66には三つの図柄X,
Y,Zが横方向に並んで表示される。この図柄X,Y,
Zは、「0」〜「9」等の数字からなる図柄が表示され
る。
【0042】センターケース62の上部には4個のパイ
ロットランプからなる始動記憶数表示装置68が設けら
れる。また、図柄表示装置66の直下には、遊技球が検
知される始動領域67が配設され、球が流入すると図柄
表示装置66が変動すると共に、変動中に始動領域67
で球検知されると、4個を限度として、上述の始動記憶
数表示装置68に記憶される。
【0043】始動領域67の下方には普通電動役物70
が配設される。この普通電動役物70はその上部に開閉
翼片対71,71を備え、常時遮蔽位置に保持されると
共に、図柄表示装置66が当たり表示し、かつ後述する
保留解除条件が充足されると、開放駆動し、その内部の
特別作動領域72への球流入が可能となる。そして該特
別作動領域72への球通過により特別遊技作動が実行さ
れる。
【0044】さらに遊技盤61の右側上部には、役物7
3が配設され、さらにその下方に開閉入賞装置80が配
設される。役物73には球一個分の孔が周部に形成され
た回転チャッカー74が配設され、前記特別遊技作動の
ときに、回転チャッカー74の孔に球が流入し、回転チ
ャッカー74の回転に伴って、球が通過孔に供給される
と、開閉入賞装置80の盖が開放駆動して大入賞口81
が所定時間開口することとなる。この大入賞口81に1
0個の球が流入したときには、開放作動中であっても、
その開放動作が終了する。また、回転チャッカー74へ
16個の遊技球が入賞し、その都度、開閉入賞装置80
の盖が16回されたときには、特別遊技作動が終了す
る。
【0045】かかる第3種パチンコ遊技機にあっても、
遊技者の行為に起因して充足される保留解除条件を生成
するための保留解除条件手段を備え、確定図柄態様が所
定の当り図柄態様となってから、保留解除条件が充足さ
れることにより特別遊技作動を開始するように制御され
る。ここで、特別遊技作動とは、特別作動領域へ球通過
した以降の一連の作動を言う。
【0046】かかる構成にあって、保留解除条件手段と
して、普通電動役物70の直上に、球通過センサS7を
備えた解除ゲート85を配設してなる。かかる構成にあ
って、確定図柄態様が所定の当り図柄態様となってか
ら、該解除ゲート85に遊技球が通過して球通過センサ
S7により通過検知されると、普通電動役物70を開放
駆動して開閉翼片対71,71が開放される。そして解
除ゲート85の通過球が、開閉翼片対71,71間の開
口から特別作動領域72へ球通過し、特別遊技作動が開
始される。ここで、かかる構成にあって、大当り図柄態
様が発生して、遊技球が切れる直前に打球した場合に、
解除ゲート85に遊技球が通過して後、遊技球切れとな
って、しかも特別作動が開始される場合がある。しかる
に、上述の構成にあっては、解除ゲート85の通過によ
り、普通電動役物70が開口して、特別作動領域72へ
球通過するとともに、賞球が発生するから、この賞球に
より次の遊技球の打球に支障がなく、特別遊技作動がパ
ンクすることなく進行されうる。
【0047】この、保留解除条件手段を、この第三種パ
チンコ遊技機にあっても、図5で示したように、発射通
路30の出口に配設された球通過センサS5により構成
することもできる。さらには、普通電動役物70の直上
以外の位置に、解除ゲート85を配設するようにしても
よい。そして夫々の構成にあって、確定図柄態様が所定
の当り図柄態様となってから、所定時間経過後に球通過
センサS2,S5,S7にがオン作動すると特別遊技作動
が開始されるようにすることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述したように、第1種又は
第3種パチンコ遊技機等にあって、遊技者の行為に起因
して充足される保留解除条件を生成するための保留解除
条件手段を備えたから、保留解除条件が充足されない限
り、特別遊技作動が開始されることはなく、このため持
ち球がなくなった場合や、発射装置の故障などにより打
球不能となった場合に、特別遊技作動が留保され、いわ
ゆる大当りのパンクを生じることはなく、遊技者の不満
感を除去でき、遊技場と遊技者間のトラブルの発生など
を未然に防止できる。
【0049】また、この保留解除条件手段として、球通
過センサを備えた解除ゲート等の、保留解除領域により
構成した場合には、保留解除領域に狙いを定めて打球す
るなど、遊技者の操作により容易に保留解除することが
できる。特に、解除ゲートは賞球を伴わないから、遊技
球が容易に通過するように配置することができ、遊技者
は容易に保留条件を解除することができる。さらには、
この保留解除領域として、球通過センサを備え、その遊
技球検出により賞球を発生する入賞口とした場合には、
入賞口への球の流入により、賞球が発生するから、次の
遊技球の打球に支障がなく、特別遊技作動がパンクする
ことがない。
【0050】ここで、いわゆる第三種パチンコ遊技機に
おいて、普通電動役物の直上に、球通過センサを備えた
解除ゲートを配設し、確定図柄態様が所定の当り図柄態
様となってから、該解除ゲートに遊技球が通過して球通
過センサにより通過検知されると、普通電動役物を開放
駆動して、解除ゲートの通過球が開口から特別作動領域
へ球通過するようにした構成にあっては、解除ゲート通
過により、普通電動役物が開口して、特別作動領域へ球
通過するとともに、賞球が発生するから、次の遊技球の
打球に支障がなく、特別遊技作動が進行されうる。
【0051】また、保留解除条件手段を、遊技盤面への
球の打ち出しによりオン作動して特別遊技作動を開始す
ることとなる発射通路の出口に配設した球通過センサに
より構成した場合には、保留解除するときに、単に打球
するだけでよいから、特別遊技作動開始を容易に行うこ
とができる。
【0052】さらにまた、図柄表示装置で当り図柄が発
生して、所定時間経過後に、球通過センサのオン作動が
あると、特別遊技作動を開始可能とするようにした場合
には、所定時間経過内で、打球を停止することにより、
パンクの発生をさらに確実に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1種パチンコ遊技機に適用した実施形態を示
す遊技盤1の正面図である。
【図2】センターケース4の拡大正面図である。
【図3】マイクロコンピュータを示すブロック回路図で
ある。
【図4】球通過センサS5を適用した実施形態を示す要
部の正面図である。
【図5】第3種パチンコ遊技機に適用した実施形態を示
す遊技盤61の正面図である流れ図である。
【符号の説明】
1 第1種パチンコ遊技機 6 特別図柄表示装置 13,13,16 解除ゲート 17 入賞口 22 可変入賞装置 23 大入賞口 30 発射通路 66 図柄表示装置 67 始動領域 70 普通電動役物 72 特別作動領域 73 役物 80 開閉入賞装置 81 大入賞口 85 解除ゲート F 図柄表示領域 A,B,C 特別図柄 S2,S5,S7 球通過センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図柄を変動表示する図柄表示装置と、球通
    過を検知する図柄始動領域とを遊技盤面に備え、図柄始
    動領域への球通過を契機として、図柄表示装置の表示図
    柄を変動させた後に確定表示するようにし、その確定図
    柄態様が所定の当り図柄態様となると、遊技者に利得を
    もたらす特別遊技作動を発生させるようにしたパチンコ
    遊技機において、 遊技者の行為に起因して充足される保留解除条件を生成
    するための保留解除条件手段を備え、確定図柄態様が所
    定の当り図柄態様となってから、保留解除条件が充足さ
    れることにより特別遊技作動を開始するように制御した
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】保留解除条件手段を、球通過センサを備
    え、球通過センサにより遊技球の通過検知がなされる
    と、特別遊技作動を開始することとなる保留解除領域に
    より構成した請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】保留解除領域が、球通過センサを備える解
    除ゲートである請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】保留解除領域が、球通過センサを備え、そ
    の遊技球検出により賞球を発生する入賞口である請求項
    2記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】図柄を変動表示する図柄表示装置と、球通
    過を検知する図柄始動領域と、開口を開閉制御してその
    内部の特別作動領域へ球通過可能な状態と不可能な状態
    とに変換する普通電動役物とを備え、図柄始動領域への
    球通過を契機として、図柄表示装置の図柄を変動させた
    後に確定表示するようにし、その確定図柄態様が所定の
    当り図柄態様となると、普通電動役物を開放制御し、そ
    の特別作動領域への球通過に伴って、遊技者に利得をも
    たらす特別遊技作動を発生させるようにしたパチンコ遊
    技機において、普通電動役物の直上に、球通過センサを
    備えた解除ゲートを配設し、確定図柄態様が所定の当り
    図柄態様となってから、該解除ゲートに遊技球が通過し
    て球通過センサにより通過検知されると、普通電動役物
    を開放駆動して、解除ゲートの通過球が開口から特別作
    動領域へ球通過するようにしたことを特徴とする請求項
    3記載のパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】保留解除条件手段を、遊技盤面への球の打
    ち出しによりオン作動して特別遊技作動を開始すること
    となる発射通路の出口に配設した球通過センサにより構
    成した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパチン
    コ遊技機。
  7. 【請求項7】確定図柄態様が所定の当り図柄態様となっ
    てから、所定時間経過後に、保留解除条件手段w構成す
    る球通過センサがオン作動すると特別遊技作動が開始さ
    れる請求項2乃至請求項6のいずれかに記載のパチンコ
    遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005261528A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Samii Kk 弾球遊技機
JP2011104347A (ja) * 2009-10-23 2011-06-02 Sammy Corp パチンコ遊技機

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