JP2002305717A - 画像処理システムおよび注文システム - Google Patents

画像処理システムおよび注文システム

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JP2002305717A
JP2002305717A JP2001322392A JP2001322392A JP2002305717A JP 2002305717 A JP2002305717 A JP 2002305717A JP 2001322392 A JP2001322392 A JP 2001322392A JP 2001322392 A JP2001322392 A JP 2001322392A JP 2002305717 A JP2002305717 A JP 2002305717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体人物の情報取得や写真の整理を便利なも
のとすることのできる画像処理システムおよび簡単にテ
レビ画面等のシーンの画像やその関連商品や一般の商品
の注文をすることができる注文システムを提供する。 【解決手段】被写体人物の付属情報と被写体情報との整
合性に基づいて被写体人物を同定して、付属情報を撮影
画像中の被写体人物位置に関連付けて画像合成を行うこ
と、および第1の情報機器の画像表示手段に表示された
表示画像に関して、顧客による所望の選択タイミングで
の注文データを第2の情報機器から第1の情報機器に送
信し、第1の情報機器は、選択タイミングに対応する表
示画像に関連する所定のデータを注文データに付加して
商品発注データを作成し、所定の送付先の第3の情報機
器に伝送することにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システム
および注文システムに係り、特に、撮影画像に対し、被
写体に関する付加情報を合成して出力する画像処理シス
テム、および顧客がテレビやパソコン、ゲームあるいは
映画等を見ながら、あるいは予め予約した画面から、商
品の注文をしたり、そのシーンのプリントやそのシーン
の画像データが記録された記録媒体(本発明では、画像
データの記録媒体を単に記録媒体または画像記録媒体と
いう)を注文する注文システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネガフィルムや、リバーサル
フィルム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に
撮影された画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、
フィルムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光
する、いわゆる直接露光(アナログ露光)によって行わ
れていた。
【0003】これに対して、近年では、デジタル露光を
利用する焼付装置、すなわち従来型カメラによって撮影
され、写真フィルムに記録された撮影コマの画像を光電
的に読み取り、読み取った画像をデジタル画像データと
して得た後、あるいはデジタルカメラによって撮影され
た撮影コマの画像のデジタル画像データを得た後、種々
の画像処理を施して記録用画像データとし、この画像デ
ータに応じて変調した記録光によって感光材料を走査露
光して画像(潜像)を記録し、(仕上がり)写真プリン
トとする画像処理システムとして、デジタルフォトプリ
ンタが実用化されている。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、画像をデジ
タル画像データとして、画像データ処理によって焼付時
の露光条件を決定することができるので、逆光やストロ
ボ撮影等に起因する画像の飛びやツブレの補正、シャー
プネス(鮮鋭化)処理、カラーフェリアや濃度フェリア
の補正、アンダー露光やオーバー露光の補正、周辺光量
不足の補正等を好適に行って、従来の直接露光では得ら
れなかった高品位な写真プリントを得ることができる。
しかも、複数画像の合成や画像分割、さらには文字の合
成等も画像データ処理によって行うことができ、例えば
撮影日時や撮影状況あるいは被写体に関連する付加情報
等を合成するなど、用途に応じて自由に編集/処理した
写真プリントも出力可能である。しかも、デジタルフォ
トプリンタによれば、画像を写真プリントとして出力す
るのみならず、画像データをコンピュータ等に供給した
り、フレキシブルディスク等の画像記録媒体に保存して
おくこともできるので、画像データを、写真以外の様々
な用途に利用することができる。
【0005】しかしながら、前述したような撮影画像へ
の付加情報の合成は、従来は、オペレータによるマニュ
アル編集に頼らざるを得ず、被写体に関する情報を撮影
画像に自動的に合成するサービスは存在しなかった。そ
のため、撮影画像に被写体に関する付加情報やメッセー
ジ等を合成するのが面倒であり、特に一枚の画像に複数
の被写体人物がいる場合に、各被写体人物それぞれに対
し、メッセージ等を付加する場合には、どのメッセージ
を誰に付加するのかが分かり難く、合成作業が非常に煩
雑であるという問題があった。
【0006】一方、従来より、例えば放送されているテ
レビ番組やビデオテープに録画した画像を再生している
テレビ画面の1シーンをプリントしようとした場合に
は、家庭用のビデオプリンタが用いられていた。しか
し、このような家庭用ビデオプリンタでは、解像度が低
く、またテレビ放送による画像データは伝送中のノイズ
の影響やビデオプリンタにおける様々な処理によって画
像品質が劣化するため、高品質なプリントが期待できな
かった。さらに、家庭用ビデオプリンタでは、プリント
サイズも固定的であり、大きさはハガキサイズ程度が限
度であった。
【0007】これに対し、本出願人は、すでに特開平1
0−171027号公報において、テレビ放送シーン等
を大サイズで高品質にプリントすることができるように
した画像プリント方法およびシステムを提案している。
これは、テレビ放送の各画像コマに対応させて各画像コ
マを識別するためのコマ識別情報を利用するものであ
り、顧客がテレビ画面の各シーンを見ていてプリントを
しようと思った画像があったら、その画像コマのコマ識
別情報をパソコンで読み出し、このコマ識別情報と予め
登録されている発注者識別情報とをパソコン等のデータ
通信手段を通じてプリント受注者に転送してプリントの
注文を行うものである。プリント受注者は、送られてき
たコマ識別情報に基づき、プリント対象のコマを特定
し、画像データベースから該当する高解像度のオリジナ
ル画像データを読み出し、プリントを行う。
【0008】また、一般の商品の注文方法として、テレ
ビ放送による商品情報を見て、購入したい商品があった
場合に、例えば電話等で注文する、いわゆるテレビショ
ッピングがある。
【0009】しかしながら、上述した公報に開示された
ものは、コマ識別情報と発注者識別情報のみをパソコン
で送信することによりプリント注文できるため、簡単に
注文でき、また、オリジナル画像データを用いてプリン
トするので、大サイズかつ高品質のプリントを得ること
ができるが、全ての画像がデータベースに保存されてい
るとは限らないので、注文してもプリントできない場合
もあるという問題がある。また、前記従来のテレビショ
ッピングでは、テレビを見た後に電話等の手段を用いて
別途注文しなければならず手間がかかるという問題があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】また、本発明は、前記
従来の問題に鑑みてなされたものであり、被写体人物が
複数存在するような場合でも、被写体人物に関する情報
を自動的に撮影画像に合成することで、撮影画像(被写
体)の付加情報が合成された画像を簡単に得ることがで
きるようにし、被写体人物の情報取得や写真の整理を便
利なものとすることのできる画像処理システムを提供す
ることを第1の課題とする。
【0011】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、テレビ等を見ながら任意または所望のタ
イミングで、あるいは予約しておき、簡単に、テレビ画
面等のシーンの画像をプリント注文し、また、その関連
商品あるいは一般の商品の注文をすることができる注文
システムを提供することを第2の課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するために、本発明の第1の態様は、被写体の画像を入
力する画像入力手段と、入力された画像に対して画像処
理を施す画像処理手段と、この画像処理の施された画像
を出力する画像出力手段とを有する画像処理システムで
あって、前記画像の被写体人物に関する付属情報を取得
する付属情報取得手段と、前記入力画像から被写体人物
に関する情報を取得する被写体情報取得手段と、前記付
属情報と前記被写体情報との整合性に基づいて、前記付
属情報に対応する被写体人物を同定する人物同定手段
と、前記同定結果に基づいて、前記付属情報を、対応す
る撮影画像中の被写体人物位置に関連付けて画像合成を
行う画像合成手段と、を備えたことを特徴とする画像処
理システムを提供するものである。
【0013】ここで、前記被写体人物に関する付属情報
は、撮影時に、被写体人物の所持する携帯情報機器と前
記被写体を撮影するカメラとの間で交信を行い、または
各被写体人物毎の付属情報を一括管理する機器と前記カ
メラとの間で交信を行ってこのカメラが所定の記録媒体
に記録したものを読み取って取得するか、あるいは直接
前記付属情報を一括管理する機器から取得するようにし
たことが好ましい。また、前記画像処理手段、前記画像
出力手段、前記付属情報取得手段、前記被写体情報取得
手段、前記人物同定手段および前記画像合成手段をすべ
てカメラに搭載し、このカメラで画像処理システムを構
成し、このカメラにおいて、撮影した画像に対し、この
撮影画像中の被写体人物に関する付属情報を合成するよ
うにしたことが好ましい。
【0014】また、前記被写体人物に関する付属情報
は、撮影時に被写体人物の所持する携帯情報機器とカメ
ラとの間で交信を行い、または各被写体人物毎の付属情
報を一括管理する機器とカメラとの間で交信を行って取
得されることが好ましい。また、前記カメラは、さら
に、音声取得手段を有し、撮影時に被写体人物の音声を
取得して、前記人物同定を行う際、この音声を用いるよ
うにしたことが好ましい。
【0015】また、前記付属情報には、この付属情報に
対応する被写体人物の顔画像が含まれており、前記人物
同定手段は、この顔画像を用いて被写体人物の同定を行
うことが好ましい。また、前記画像出力手段は、前記付
属情報の合成された画像を、プリントとして出力、画像
ファイルに記録、画像表示装置に表示、通信による転
送、の少なくとも一つの方法で出力することが好まし
い。
【0016】また、上記第2の課題を解決するために、
本発明の第2の態様は、画像表示手段を有する第1の情
報機器と、この第1の情報機器の前記画像表示手段に表
示された表示画像に関して、顧客による所望の選択タイ
ミングでの注文データを前記第1の情報機器に送信する
ことのできる第2の情報機器と、を有し、前記注文デー
タを受け取った前記第1の情報機器は、前記選択タイミ
ングに対応する前記表示画像に関連する所定のデータを
前記注文データに付加して商品発注データを作成し、こ
の商品発注データを所定の送付先の第3の情報機器に伝
送することを特徴とする注文システムを提供するもので
ある。
【0017】ここで、前記注文データは、発注者識別情
報、または、この発注者識別情報および注文内容を具体
的に指示する注文指示情報であり、前記第1の情報機器
が取得する前記選択タイミングの情報は、前記注文デー
タに付属された前記第2の情報機器における時刻情報、
または、前記第1の情報機器における前記注文データの
受信タイミング自体であり、前記所定のデータは、前記
選択タイミングに対応する前記表示画像の画像データま
たは前記表示画像に関連する商品固有情報であるのが好
ましい。
【0018】また、同様に上記第2の課題を解決するた
めに、本発明の第2の態様は、画像表示手段を有する第
1の情報機器と、この第1の情報機器の前記画像表示手
段に表示された表示画像に対し、顧客による所望の選択
タイミングでの注文データを前記第1の情報機器に送信
することのできる第2の情報機器と、を有し、前記第2
の情報機器が、前記選択タイミングでの前記注文データ
としてデータ要求情報を前記第1の情報機器に送り、前
記データ要求情報を受信した前記第1の情報機器は、前
記選択タイミングでの前記表示画像に関連する所定のデ
ータを、前記第2の情報機器および/または前記顧客指
定の連絡先の第4の情報機器に返送し、前記第2の情報
機器および/または前記第4の情報機器は、受け取った
前記表示画像に関連する前記所定のデータを再生し、編
集して、商品発注データを作成して、この商品発注デー
タを、前記第1の情報機器を通じて、または直接に、所
定の送付先の第3の情報機器に伝送することを特徴とす
る注文システムを提供するものである。
【0019】ここで、前記表示画像に関連する前記所定
のデータは、前記表示画像の画像データおよびその関連
情報の少なくとも一方であるのが好ましい。また、前記
関連情報は、商品関連情報、または、注文入力用情報で
あり、前記商品発注データは、前記注文入力用情報の編
集データおよび発注者識別情報であるのが好ましい。ま
た、前記データ要求情報は、前記顧客指定の連絡先の第
4の情報機器の情報を含むのが好ましく、また、前記デ
ータ要求情報は、前記所望の選択タイミングを指定する
注文データと、前記顧客指定の少なくとも1つの連絡先
の第4の情報機器の情報を含み、前記第1の情報機器
は、前記表示画像に関連する前記所定のデータを、前記
少なくとも1つの連絡先の第4の情報機器に通信網を介
して配信するのが好ましい。
【0020】また、前記商品発注データの前記所定の送
付先は、前記第2の情報機器において設定するか、また
は、前記第1の情報機器において設定するか、あるいは
前記所定のデータにより設定するのが好ましい。また、
前記注文データは、前記表示画像を見ながら前記所望の
選択タイミングで前記顧客によって前記第2の情報機器
から前記第1の情報機器に送信されるのが好ましい。ま
た、前記注文データは、予め、前記第1の情報機器の前
記表示画像に関連する予約情報として、前記顧客によっ
て前記第2の情報機器から前記第1の情報機器に送信さ
れ、前記第1の情報機器は、予約情報によって予約され
た前記表示画像が、前記画像表示手段に表示された時点
を前記所望の選択タイミングとして、当該選択タイミン
グでの前記画像表示手段の前記表示画像に関連する所定
のデータを自動的に取得し、この所定のデータを前記第
2の情報機器に自動送信し、前記第2の情報機器は、前
記所定のデータを自動取得するのが好ましい。
【0021】また、前記注文データは、前記選択タイミ
ングにおいて、前記第1の情報機器の前記画像表示手段
に表示されている表示画像のプリントを注文するプリン
ト注文データを含み、前記所定のデータは、前記選択タ
イミングにおいて、前記第1の情報機器の画像表示手段
に表示されている表示画像の画像データ、その圧縮画像
データまたは加工画像データおよびその関連情報を含
み、前記商品発注データは、前記第1の情報機器の画像
表示手段に表示されている表示画像のプリントの発注を
するプリント発注データを含み、前記第1の情報機器
は、前記プリント発注データを、前記所定の送付先に伝
送して、この所定の送付先は、プリント処理を行うか、
または所定の画像データ蓄積装置に記録蓄積するのが好
ましい。
【0022】また、前記注文データは、前記第1の情報
機器の画像表示手段に表示されている表示画像の前記第
2の情報機器への転送を求める画像データ要求信号であ
り、この画像データ要求信号を受け取った前記第1の情
報機器は、前記選択タイミングでの前記表示画像の画像
データ、その圧縮画像データまたはその加工画像データ
を、前記関連情報とともに前記第2の情報機器に返送
し、前記第2の情報機器から、前記画像データ、その圧
縮画像データまたはその加工画像データおよびその関連
情報をプリント発注データとして、前記第1の情報機器
を通じて、または直接に、前記所定の送付先に伝送し
て、この所定の送付先は、プリント処理を行うか、また
は、所定の画像データ蓄積装置に記録蓄積するのが好ま
しい。また、前記プリント発注データは、プリント指示
情報、または、データ記録指示情報を含むのが好まし
い。
【0023】また、前記注文データは、前記選択タイミ
ングにおいて、前記第1の情報機器の画像表示手段に表
示されている表示画像に対応する画像対応データが記録
された記録媒体を注文する記録媒体注文データを含み、
前記所定のデータは、前記選択タイミングにおける前記
表示画像の画像対応データおよび関連情報を含み、前記
商品発注データは、前記表示画像の画像対応データが記
録された記録媒体を発注する記録媒体発注データを含
み、前記第1の情報機器は、前記記録媒体発注データ
を、前記所定の送付先に伝送して、この所定の送付先
は、前記記録媒体への記録処理を行うか、または所定の
画像データ蓄積装置に記録蓄積するのが好ましい。
【0024】また、前記注文データは、前記第1の情報
機器の画像表示手段に表示されている表示画像の前記第
2の情報機器への転送を求める画像データ要求信号であ
り、この画像データ要求信号を受け取った前記第1の情
報機器は、前記選択タイミングでの前記表示画像に対応
する画像対応データを、前記関連情報とともに前記第2
の情報機器に返送し、前記第2の情報機器から、前記画
像対応データおよび前記関連情報を、記録媒体発注デー
タとして、前記第1の情報機器を通じて、または直接、
前記所定の送付先に伝送して、この所定の送付先は、前
記記録媒体への記録処理を行うか、または所定の画像デ
ータ蓄積装置に記録蓄積するのが好ましい。
【0025】また、前記画像対応データは、前記選択タ
イミングにおける前記表示画像の画像データ、その圧縮
画像データまたはその加工画像データを含むのが好まし
く、また、前記画像対応データは、前記選択タイミング
における前記表示画像に関連する動画データ、音声デー
タ、テキストデータおよびプログラムデータの少なくと
も1つであるのが好ましい。また、前記記録媒体発注デ
ータは、前記記録媒体への記録指示情報、または前記所
定の画像データ蓄積装置への記録指示情報を含むのが好
ましい。
【0026】また、前記関連情報は、静止画データ、動
画データ、音声データ、テキストデータおよびプログラ
ムデータの少なくとも1つを含み、前記画像データまた
は前記画像対応データと関連付けられてプリントされ、
または前記画像データまたは前記画像対応データと関連
付けられてコンピュータで読み取り可能な記録媒体に出
力されるのが好ましい。また、前記関連情報は、前記画
像データまたは前記画像対応データの編集情報および/
または加工情報を含むのが好ましい。また、前記第1の
情報機器が、テレビ受像装置であり、前記選択タイミン
グでの前記表示画像に関連する所定のデータが、前記テ
レビ受像装置の前記表示画像の画像データを含む時、こ
の画像データとして、前記テレビ受像装置によって受信
されて、表示されている表示画像の画像データと、前記
テレビ受像装置に画像データを送信している放送局のオ
リジナル画像データと、が使い分けられるのが好まし
い。
【0027】また、同様に、上記の第2の課題を解決す
るために、本発明の第2の態様は、画像撮影機能を有す
る第1の情報機器と、前記第1の情報機器に前記画像撮
影における被写体関連情報を伝送する第2の情報機器
と、を有し、前記第1の情報機器は、前記第2の情報機
器から送られた被写体関連情報と、撮影画像データと、
をプリント発注データとして、所定の送付先に伝送し、
この所定の送付先において、前記撮影画像に前記被写体
関連情報を合成または裏プリントして、プリントを作成
し、または、前記撮影画像に前記被写体関連情報を関連
付けて画像データや文字データや音声データとしてコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に出力することを特
徴とする注文システムを提供するものである。
【0028】また、同様に、上記の第2の課題を解決す
るために、本発明の第2の態様は、画像撮影機能を有す
る第1の情報機器と、前記第1の情報機器から撮影画像
データおよび注文データを伝送される第2の情報機器
と、を有し、前記第2の情報機器は、前記第1の情報機
器から送られた撮影画像データおよび注文データに被写
体関連情報を付加して、所定の送付先に伝送し、この所
定の送付先において、前記撮影画像に前記被写体関連情
報を合成または裏プリントして、プリントを作成し、ま
たは、前記撮影画像に前記被写体関連情報を関連付けて
画像データや文字データや音声データとしてコンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に出力することを特徴とす
る注文システムを提供するものである。
【0029】また、顧客の商品発注データを一旦蓄積
し、各注文事項毎に、前記商品発注データに注文伝達経
路情報を付加した確認用情報を、発注者識別情報に基づ
いて、顧客の連絡先に伝送するのが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像処理システムお
よび注文システムを添付の図面に示す好適実施形態に基
づいて以下に詳細に説明する。まず、図1〜図4を参照
して、本発明に係る画像処理システムについて説明す
る。
【0031】図1は、本発明の第1実施形態に係る画像
処理システムを構成するデジタルフォトプリンタの概略
を示すブロック図である。図1に示されるデジタルフォ
トプリンタ10は、基本的に、フィルムFに撮影された
画像を光電的に読み取るスキャナ(画像入力手段)12
と、読み取られた画像データを処理して出力用の画像デ
ータとし、また、デジタルフォトプリンタ10全体の操
作および制御等を行う画像処理装置14と、画像処理装
置14から出力された画像データに応じて変調した光ビ
ームで感光材料(印画紙)を画像露光し、現像処理して
(仕上がり)プリントとして出力するプリンタ(画像出
力手段)16とを有する。また、画像処理装置14に
は、様々な条件の入力や設定、処理の選択や指示、色/
濃度補正等の指示等を入力するためのキーボード18a
およびマウス18bを有する操作系18と、スキャナ1
2で読み取られた画像、各種の操作指示、条件の設定/
登録画面等を表示するディスプレイ20が接続される。
【0032】スキャナ12は、フィルムF等に撮影され
た画像を光電的に読み取る装置で、光源22と、可変絞
り24と、フィルムFに入射する読取光をフィルムFの
面方向で均一にする拡散ボックス28と、結像レンズユ
ニット32と、R(赤)、G(緑)、B(青)の各画像
読取に対応するラインCCDセンサを有するイメージセ
ンサ34と、アンプ(増幅器)36と、A/D(アナロ
グ/デジタル)変換器38とを有している。
【0033】また、プリントシステム10においては、
新写真システム(Advanced PhotoSystem、以下単にAP
Sとする。)や135サイズのネガ(あるいはリバーサ
ル)フィルム等のフィルムの種類やサイズ、ストリップ
スやスライド等のフィルムの形態等に応じて、スキャナ
12の本体に装着自在な専用のキャリア30が用意され
ており、キャリア30を交換することにより、各種のフ
ィルムや処理に対応することができる。フィルムFに撮
影され、プリント作成に供される画像(コマ)は、この
キャリア30によって所定の読取位置に搬送される。こ
のようなスキャナ12において、フィルムFに撮影され
た画像を読み取る際には、光源22から射出され、可変
絞り24によって光量調整された読取光が、キャリア3
0によって所定の読取位置に位置されたフィルムFに入
射して、透過することにより、フィルムFに撮影された
画像を担持する投影光を得る。
【0034】キャリア30は、フィルムFを所定の読取
位置に搬送する搬送ローラ対と、フィルムFの投影光を
ラインCCDセンサと同方向(主走査方向)の所定のス
リット状に規制するスリットを有するマスクとを有して
いる。フィルムFは、このキャリア30によって読取位
置に位置されて、主走査方向と直交する副走査方向にフ
ィルムFの長手方向を一致して搬送されつつ、読取光を
入射される。これにより、結果的にフィルムFが主走査
方向に延在するスリットによって2次元的にスリット走
査され、フィルムFに撮影された各コマの画像が読み取
られる。
【0035】APSのフィルムには、磁気記録媒体が形
成されており、APSのフィルム(カートリッジ)に対
応するキャリア30には、この磁気記録媒体に情報の記
録/読取を行う磁気ヘッドが配置されている。フィルム
Fの磁気記録媒体に記録された情報は、この磁気ヘッド
で読み取られて画像処理装置14等に送られ、また、画
像処理装置14等からの情報がキャリア30に転送さ
れ、磁気ヘッドによってフィルムFの磁気記録媒体に記
録される。また、キャリア30には、フィルムFに光学
的に記録されるDXコード、拡張DXコード、FNSコ
ード等のバーコードやフィルムFに光学的に記録された
各種の情報を読み取るためのコードリーダが配置されて
おり、このコードリーダで読み取られた各種の情報が画
像処理装置14に送られる。
【0036】前述のように、読取光はキャリア30に保
持されたフィルムFを透過して画像を担持する投影光と
なり、この投影光は、結像レンズユニット32によって
イメージセンサ34の受光面に結像される。イメージセ
ンサ34は、それぞれR画像、G画像およびB画像を読
み取る3つのラインCCDセンサを有するいわゆる3ラ
インのカラーCCDセンサで、主走査方向に延在する。
フィルムFの投影光は、イメージセンサ34によって、
R、G、Bの3原色に分解されて光電的に読み取られ
る。イメージセンサ34の出力信号は、アンプ36で増
幅され、A/D変換器38でデジタル信号とされて、画
像処理装置14に送られる。
【0037】スキャナ12においては、フィルムFに撮
影された画像の読み取りを、低解像度で読み取るプレス
キャンと、出力画像の画像データを得るためのファイン
スキャンとの2回の画像読取で行う。プレスキャンは、
スキャナ12が対象とする全てのフィルムの画像を、入
力画像としてイメージセンサ34が飽和することなく読
み取れるように設定されたプレスキャンの読取条件で行
われる。一方、ファインスキャンは、プレスキャンデー
タから、その画像(コマ)の最低濃度よりも若干低い濃
度でイメージセンサ34が飽和するように、各コマ毎に
設定されたファインスキャンの読取条件で行われる。従
って、プレスキャンとファインスキャンの出力信号は、
解像度と出力レベルが異なるのみである。
【0038】なお、本発明において、スキャナ12は、
このようなスリット走査によるものに限定はされず、1
コマの画像の全面を一度に読み取る、面露光を利用する
ものであってもよい。この場合には、例えばエリアCC
Dセンサを用い、光源とフィルムFとの間に、R、Gお
よびBの各色フィルタを順次挿入してエリアCCDセン
サで画像を読み取ることにより、フィルムに撮影された
画像を3原色に分解して順次読み取ればよい。
【0039】前述のように、スキャナ12からの出力信
号(画像データ)は、画像処理装置14に出力される。
また、画像処理装置14には、デジタルカメラ等で撮影
して得られたデジタル画像データを記録するスマートメ
ディア等の画像データの記録媒体から画像データや被写
体人物の付属情報等を読み出し、あるいはFD、CD−
R、MO、DVDやZip等の汎用の画像データの記録
媒体に処理後の画像データを出力するためのドライブ装
置42が接続されている。
【0040】さらに、本実施形態の画像処理装置14に
は、パソコンやデジタルカメラ等の種々の画像データ供
給源や、各被写体人物の付属情報を一括して管理する機
器等と、直接ケーブルを介して接続し、あるいは、通信
ネットワークを介して接続して、デジタル画像データや
その撮影情報、被写体の付属情報等を取得するためのス
ロット44等も接続されている。従って、デジタルフォ
トプリンタ10においては、画像処理装置14は、スキ
ャナ12によって読み取られたフィルムFの画像以外に
も、これら各種の画像データ供給源から画像データや情
報を受け取り、以下に示すような処理をしてもよい。以
下説明する第1実施形態では、主としてスキャナ12か
ら画像処理装置14にデジタル画像データが供給され、
プリンタ16より写真プリントとして出力される場合を
代表例として説明することとする。
【0041】図2に、本発明の第1実施形態に係る画像
処理装置14の概略構成を示すブロック図を示す。画像
処理装置14は、スキャナ12で読み取られ、デジタル
データとして画像処理装置14に送られてきた画像デー
タに所定の画像処理を施し、プリンタ16等に出力する
ものであり、主にデータ処理部46、プレスキャンメモ
リ48、ファインスキャンメモリ50、プレスキャン画
像処理部52、ファインスキャン画像処理部54、条件
設定部56から構成される。また、本実施形態において
は、画像処理装置14は、この他に入力画像から被写体
人物に関する情報を取得する被写体情報取得手段68、
撮影時にカメラによって取得され、または情報を一括管
理する機器から取得された、被写体人物の付属情報と前
記被写体人物の情報との整合性に基づいて被写体人物を
同定する人物同定手段70、およびファインスキャン画
像処理部54の中に配置され、前記付属情報を、対応す
る撮影画像中の被写体人物に関連付けて画像合成する合
成手段64とを有している。
【0042】データ処理部46では、スキャナ12から
出力されたR、G、Bのデジタル画像データ(入力画像
データ信号)に、Log変換、DCオフセット補正、暗
時補正、シェーディング補正等を行い、処理済のプレス
キャン(画像)データはプレスキャンメモリ48に、同
じくファインスキャン(画像)データはファインスキャ
ンメモリ50に、それぞれ記憶(格納)される。プレス
キャンメモリ48およびファインスキャンメモリ50に
格納された各画像データは、必要に応じて、画像処理を
施し出力するために、それぞれプレスキャン画像処理部
52およびファインスキャン画像処理部54に呼び出さ
れる。
【0043】プレスキャン画像処理部52は、プレスキ
ャン処理部58とデータ変換部60とからなり、プレス
キャン処理部58は、色バランス調整、コントラスト調
整、コントラスト補正、明るさ補正、さらにシャープネ
ス処理や覆い焼き処理等その他の画像処理を実施する部
分である。また、データ変換部60は、プレスキャン処
理部58で画像処理の施された画像データを、3DLU
T等を用いて、ディスプレイ20による表示に対応する
画像データに変換する。
【0044】ファインスキャン画像処理部54は、ファ
インスキャン処理部62、画像合成手段64、データ変
換部66a、66b、66cから構成される。ファイン
スキャン処理部62では、ファインスキャンデータに対
して、以下述べるように条件設定部56で設定された画
像処理条件に従って各種の画像処理、例えば、色バラン
ス調整、コントラスト補正(階調処理)、明るさ補正、
彩度補正、シャープネス処理や覆い焼き処理等の処理が
行われる。画像合成手段64においては、撮影画像中の
被写体人物に対して、その人物に対応する付属情報が、
その被写体位置に関連付けて合成される。データ変換部
66a、66b、66cは、画像処理後の画像データ
を、それぞれプリンタ16、ドライブ装置42、スロッ
ト44という各画像出力手段に応じた形式に変換するも
のである。
【0045】条件設定部56は、プレスキャンメモリ4
8からプレスキャンデータを読み出し、ファインスキャ
ンの読み取り条件や画像処理条件を決定し、プレスキャ
ン処理部58やファインスキャン処理部62等、各必要
な部位に設定する。条件設定部56は、具体的には、プ
レスキャンデータから濃度ヒストグラムの作成、平均濃
度、LATD(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃
度)、シャドー(最高濃度)等の画像特徴量の算出等を
行い、加えて、必要に応じて行われるオペレータによる
指示に応じて画像処理条件が決定され、さらに、キーボ
ード18aやマウス18b等の操作系18からの入力に
より画像処理条件が再設定される。
【0046】また、前述したように、本実施形態におけ
る画像処理装置14は、被写体情報取得手段68と人物
同定手段70を有しており、被写体人物の付属情報を画
像中の所定位置に合成するために画像中の被写体人物の
同定を行う。被写体情報取得手段68は、プレスキャン
データを受け取り、これから人物同定に用いるための情
報および画像合成に用いるための画像中の被写体の位置
情報などの被写体情報を取得する。例えば、被写体人物
の同定に用いられる情報として、被写体人物の顔画像が
好適に例示され、この場合被写体情報取得手段68はプ
レスキャンデータから画像中の被写体人物の顔画像を抽
出する。このとき被写体人物の付属情報は顔画像データ
を含んでおり、人物同定手段70は、この抽出された顔
画像と付属情報中の顔画像とをパターンマッチングして
人物同定を行う。
【0047】人物同定により、各付属情報を画像中のど
の被写体に合成すればよいかがわかる。そこで、画像合
成手段64において、上で取得された画像中の被写体の
位置情報を基に、各被写体人物の位置に適合させて、各
被写体人物のメッセージ等を含む付属情報を合成する。
付属情報の合成された画像は、出力媒体に応じて、各デ
ータ変換部66a、66b、66cにおいて変換され
て、顧客の希望する出力媒体に出力される。
【0048】以下、第1実施形態の作用について説明す
る。本実施形態は、多数の被写体人物をカメラで撮影す
る際に、例えば、各被写体人物がそれぞれ所持する携帯
情報端末(PDA)とカメラとの間で交信を行い、各被
写体人物の付属情報を取得して、これをカメラで所定の
記録媒体に記録し、ラボに対してプリント注文をする
と、ラボにおいて、この付属情報を対応する被写体人物
の画像に合成してプリントを作成するものである。
【0049】図3は、本発明の第1実施形態の作用を示
す概念図である。例えば、何かのパーティ会場等で、多
数の被写体人物100をカメラ110で撮影する場合
に、出席者である各被写体人物100は、それぞれ携帯
情報端末(以下、PDAという)102を持っており、
各自のPDA102には、予め各自の顔画像入りのメッ
セージ情報(付属情報)が記録されているものとする。
このメッセージ情報は、例えばテキストに限らず、画像
データや音声データでもよい。
【0050】撮影者は、カメラ110で各被写体人物1
00を撮影する際、カメラ110側に設けられた通信端
末112と被写体各自のPDA102との間で、交信を
行って、各被写体人物100のメッセージ情報(付属情
報)を取得する。カメラ110は、銀塩方式のカメラで
もデジタルカメラ(静止画/動画)でもよい。カメラ1
10は、この取得したメッセージ情報を所定の記録媒体
に記録する。ここで記録媒体や記録方法は特に限定され
るものではない。フィルムに磁気的に記録してもよい
し、フィルムカートリッジにICチップを装着してこの
ICチップに記録してもよいし、あるいはデジタルカメ
ラの場合に、スマートメディア等の記録媒体に画像デー
タとともに書き込んでもよい。また、フィルムとは別の
記録媒体にメッセージ情報を記録する場合には、後で画
像合成に用いるように、フィルムID、コマ番号等を合
わせて記録するようにするのが好ましい。
【0051】また、パーティの参加者に、例えば、各自
のPDAとリンクしてカメラとの情報交信時に発光する
ような機能を持つ特殊な名札を予め着けてもらってお
き、カメラで撮影をするようにしてもよい。このように
すると、撮影時に、カメラと各被写体人物との交信時
に、その交信タイミングで現在撮影中の被写体人物の名
札が発光するため、後で撮影画面内の人物毎の位置を割
り出すのが容易となる。
【0052】また、パーティ参加者各自がPDAを所持
するのではなく、例えばパーティ主催者側が、ホストコ
ンピュータ120で、一括して各自のメッセージ情報を
管理し、この主催者側のホストコンピュータ120とカ
メラ110との間で交信を行いカメラ110が各自のメ
ッセージ情報を取得するようにしてもよい。なお、この
カメラ110とホストコンピュータ120との交信は、
撮影時にその都度行ってもよいし、撮影後等の所定のタ
イミングでまとめて行うようにしてもよい。このように
すると、各被写体100はPDA102を所持する必要
はなく、カメラ110と各被写体100のPDA102
との交信を行う必要もないため、撮影者も各自のPDA
102との交信を意識しながら撮影を行うという煩雑さ
がなくて済む。あるいはさらに、カメラ110でメッセ
ージ情報を取得することはせずに、後で、ラボ130に
おいて画像処理時にラボ130が直接前記ホストコンピ
ュータ120からメッセージ情報を取得するようにして
もよい。
【0053】また、カメラ110が音声データ取得機能
を有している場合には、被写体人物が発生する音声デー
タをメッセージ情報として取得するようにしてもよい。
この場合、この音声データにより、性別や年齢等を判定
し、人物同定に利用するようにしてもよい。あるいは、
デジタルカメラによる動画撮影の場合に、各被写体人物
が喋るタイミングと口の動くタイミングより画像内位置
を導出し、その音声から性別や年齢等を推定し、これに
客層判別処理とを組み合わせることにより人物同定を行
うようにしてもよい。また、メッセージ情報として音声
が含まれている場合、その登録音声と撮影時音声により
話者認識を行い、人物の同定を行っても良い。
【0054】以上のようにして撮影が行われ、カメラに
よって画像データとともに各被写体人物のメッセージ情
報が取得され、これらがラボ130に持ち込まれ、プリ
ントの注文が行われると、ラボ130においては、前記
図1に示したデジタルフォトプリンタ10によって画像
処理が行われ、プリントが作成される。
【0055】注文を受けたオペレータは、フィルムFを
所定のキャリア30に装填して、スキャナ12の所定の
読み取り位置にセットする。スキャナ12で、プレスキ
ャンされ読み取られたプレスキャン画像データは、デジ
タル入力画像データとして、データ処理部46で、前述
したように、Log変換、DCオフセット補正、暗時補
正、シェーディング補正等の各処理が施された後、プレ
スキャンメモリ48に記憶される。また、条件設定部5
6は、プレスキャンメモリ48からプレスキャンデータ
を呼び出し、画像特徴量等の算出を行い、画像処理条件
を決定する。また、オペレータの指示により調整された
後、定まった画像処理条件により、プレスキャンデータ
は、プレスキャン画像処理部52のプレスキャン処理部
58で色バランス調整、色濃度補正や明るさ補正および
コントラスト補正や彩度補正等の補正が行われ、またオ
ペレータの指示により、シャープネス処理や覆い焼き処
理が行われた後、データ変換部60において3DLUT
等を用いて変換され、ディスプレイ20に表示される。
【0056】なお、デジタルカメラ等で撮影されたデジ
タル画像の場合、フレキシブルディスク(FD)やMO
やZipやCD−RやDVD等の画像データの記録媒体
からディスクドライブを介して画像データを得、また、
通信ネットワークから画像データを得ることができ、そ
の場合、プレスキャンメモリ48およびファインスキャ
ンメモリ50に画像データが記憶され、以後の画像処理
はスキャナ12で読み取られた画像データと同様の処理
が行われる。
【0057】また、プレスキャンデータに対する処理を
行うと同時に、例えば、スキャナ12において、フィル
ムの磁気記録媒体あるいはフィルムカートリッジに装着
されたICチップ等よりメッセージ情報が読み取られ、
被写体人物の顔画像データを含むメッセージ情報は人物
同定手段70に送られる。一方、被写体情報取得手段6
8は、条件設定部56を介して(あるいはプレスキャン
メモリ48から直接)プレスキャンデータを受け取り、
プレスキャンデータから、後で人物同定や画像合成に必
要な被写体情報を抽出する。
【0058】被写体情報取得手段68は、画像中の被写
体人物の顔画像を抽出する。人物の顔領域、とりわけ頭
髪の抽出方法として、例えば本出願人による特開平8−
122944号公報に開示された方法がある。また、そ
の他、人物の顔領域等の特定領域を抽出する方法として
は、上記以外にも、特開平4−346333号、同5−
158164号、同5−165120号、同6−160
993号、同8−184925号、同9−101579
号、同9−138470号、同9−138471号、同
9−146194号、同9−197575号等の各公報
に開示された方法も好適に利用可能である。
【0059】次に、人物同定手段70において、被写体
情報取得手段68により抽出された被写体人物の顔画像
と、メッセージ情報に含まれる顔画像とをパターンマッ
チングして被写体人物の同定を行い、どのメッセージ情
報をどの画像に合成するかを確認する。このとき、メッ
セージ情報中に性別、年齢等の情報が有ればこれを利用
して、また、たとえこれらの情報がなくとも以下のよう
な客層判別手法により性別、年齢、職業等を推定するこ
とによりこれらの情報を利用して人物同定を行うように
することでより正確に人物同定を行うことができる。
【0060】性別、年齢、職業等を推定する客層判別手
法としては、例えば、性別の推定方法としては、顔画像
(頭髪)の抽出結果により、頭髪領域のボリュームが大
きい場合、あるいは頭髪領域が細長く、長髪である場
合、また、胴体以下の輪郭形状のパターンマッチングか
ら抽出された衣服の形状からスカートであると思われる
場合、または色が赤やピンク系統が多い場合には、女性
であると推定することができる。また、顔画像の抽出結
果から、化粧の有無、口紅の使用の有無やアクセサリー
の着用の有無等によっても推定が可能である。また、年
齢の推定方法としては、撮影画像から被写体人物の身長
を算出し、身長の大きさにより、大人、中高生、小学
生、幼児等と推定を行う方法が考えられる。あるいは、
抽出された頭髪領域のボリュームが少ない場合や、頭髪
の色が白の場合には、高齢者であると推定される。ま
た、主に衣服によって職種の推定が行われる。例えば、
衣服の形状、濃度、色味からスーツ系の度合いが高い場
合には、サラリーマン層と推定でき、衣服の形状や色か
ら制服系と思われる場合には、性別や年齢の推定結果と
合わせて中高生を含めた学生であると推定できる。な
お、客層判別手法としては、これに限定されるものでは
なく、この他に様々な方法を用いることが可能である。
【0061】一方、条件設定部56によって、決定され
た条件に従って、ファインスキャンが行われ、読み取ら
れたファインスキャンデータに対し、ファインスキャン
処理部62において所定の画像処理が行われる。その
後、画像合成手段64において、上の人物同定結果を用
いて、被写体情報取得手段68で抽出された画像中での
被写体人物の位置に適合させて、各被写体人物に対応す
るメッセージ情報が合成される。このとき、各メッセー
ジ情報は、画像撮影時にカメラと各被写体人物のPDA
との間で交信を行う際、連続する撮影コマ毎に異なるメ
ッセージ情報を付与することも可能である。このとき
は、どのメッセージ情報がどのコマに対応するかを示す
フィルムIDおよびコマ番号等の識別情報をメッセージ
情報に含ませておけばよい。この場合には、画像合成手
段64は、このコマ番号等の識別情報を用いて画像合成
をすることができる。この場合、人物同定は必要なくな
るが、画像合成のために顔画像の抽出等を行い、画像中
の被写体人物の位置を抽出する必要はある。
【0062】画像合成処理された画像データは、顧客の
希望に応じて、データ変換部66aによりプリント出力
用のデータに変換してプリンタ16よりプリントとして
出力され、または、データ変換部66bにより画像ファ
イル出力用のデータに変換してドライブ装置42より所
定の記録媒体に出力され、または、データ変換部66c
により所定の形式に変換されスロット44より通信ネッ
トワークを通じて公開したり、所定の端末機器に送信す
るようにしてもよい。このとき、合成画像そのものを顧
客(あるいは、各被写体人物)に返送してもよいし、画
像データを得るためのアクセス先情報のみを返送するよ
うにしてもよい。
【0063】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、カメラ自体で画像処理システムを
構成し、人物同定処理および画像合成処理もカメラで行
ってしまおうというものである。
【0064】図4に、本実施形態に係る画像処理システ
ムを構成するカメラの概略構成を示す。図4に示すよう
に、本実施形態のカメラ210は、デジタルカメラであ
り、被写体人物200を撮影する画像入力部212、撮
影した画像データを格納する画像メモリ214、所定の
画像処理を行う画像処理部216の他に、被写体人物2
00が所持しているPDA202と交信を行い、メッセ
ージ情報を取得する通信端末218、入力された画像デ
ータから被写体人物の情報を取得する被写体情報取得部
220、この被写体の情報とメッセージ情報とから人物
同定を行う人物同定部222、入力された画像にメッセ
ージ情報を合成する画像合成部226、および画像出力
部228、さらに人物同定に用いるために被写体の音声
情報を入力する音声取得部224等を有し、画像入力か
ら、画像処理、画像出力までを行う一つの画像処理シス
テムを構成している。
【0065】画像入力部212は、レンズを介してCC
D等の撮像素子により通常の画像撮影を行うものであ
る。撮影され入力された画像はデジタル画像データとし
て画像メモリ214に格納される。画像メモリ214に
格納された画像データは、画像処理部216に呼び出さ
れホワイトバランス調整やγ補正等の画像処理が施され
る。一方、被写体情報取得部220は、画像メモリ21
4から画像データを呼び出し、被写体人物の顔画像等を
抽出する。人物同定部222は、被写体情報取得部22
0から被写体人物の顔画像を受け取り、これと通信端末
218から受け取ったメッセージ情報中の被写体の顔画
像とをパターンマッチングすることにより被写体人物の
同定を行う。またこのとき、音声取得部224から入力
された音声データを利用して人物同定の精度を高めるよ
うにしてもよい。
【0066】人物同定が行われると、その結果に基づい
て、画像合成部226において前記画像処理後の画像中
の被写体に対して適切な位置に前記メッセージ情報が合
成される。合成後の画像データは画像出力部228より
出力される。出力画像は、液晶パネル等の画像表示装置
に表示されるとともに、所定の画像記録媒体に記録され
る。
【0067】なお、前記通信端末218は、撮影時に被
写体人物200各自が所持しているPDA202と交信
してメッセージ情報を取得していたが、メッセージ情報
の取得方法は特に限定されるものではない。例えば、メ
ッセージ情報を一括管理しているホストコンピュータ2
30等の機器と撮影時に交信して、ここからメッセージ
情報を取得するようにしてもよい。あるいは、カメラ2
10をパソコン(図示省略)と接続して通信回線を介し
てホストコンピュータ230からメッセージ情報を取得
するようにしてもよい。また、画像出力形態も、例えば
カメラ210がプリント出力機能を有していれば、プリ
ントとして出力するようにしてもよい。
【0068】以上詳細に説明したように、上記各実施形
態によれば、自動的に被写体人物に関する情報を画像に
合成することができ、被写体人物の情報取得や情報の整
理に便利である。また、特に、例えばパーティ等におけ
る参加者間の情報交換に非常に便利である。さらに、特
に、第2実施形態によれば、カメラ側で全ての処理を行
うことができるため、簡単迅速にメッセージ情報の合成
された画像を得ることができ、被写体人物の情報取得が
一層容易となる。
【0069】なお、デジタルデータとして出力する場
合、画像再生時に、被写体人物をクリックすると、その
隣に付属メッセージ情報が再生出力されるようにしても
良い。また、動画の撮影画像に対し、メッセージ情報を
合成するようにしても良い。さらに、これらの場合にお
いて、メッセージ情報として、静止画、動画、テキスト
あるいは音声等を用いることが可能である。
【0070】次に、図5〜図11を参照して、本発明の
第2の態様に係る注文システムについて説明する。
【0071】まず、本発明の第2の態様の第1実施形態
について説明する。この第1実施形態は、例えば顧客が
テレビを見ながらテレビ画面の一シーンをプリント注文
する場合である。図5は、この第1実施形態に係る注文
システムの概略を示す構成図である。図5に示す注文シ
ステムは基本的に、第1の情報機器であるテレビ31
0、第2の情報機器であるカメラ312、および商品発
注データの送付先であるラボ314とから構成される。
【0072】テレビ310は、ネット通信機能を有する
テレビであり、単に電波を受信して画像や音声を再生し
て、画面に再生画像を表示し、再生音声を発生させるだ
けでなく、情報発信機能を有し、例えば、顧客の注文情
報を任意の送付先へ伝送することができるものである。
さらに、テレビ310は、デジタルテレビであり、受信
した画像データを一旦記録蓄積しておくための記憶装置
(例えば、ハードディスク(HD))316を有してい
るものとする。この記憶装置316は、テレビ310に
内蔵されていても良いし、外付けであっても良い。この
時、記憶装置316には、デジタル画像データ(以下、
単に画像データという)とともに、その画像に対応する
関連情報も一緒に記録される。
【0073】カメラ312は、例えば、Bluetooth 等の
無線通信技術でテレビ310と結ばれており、また、通
常の撮影とは別の画像取得モードを有し、顧客がテレビ
310を見ているときに、このモードでシャッタあるい
は所定のキーを押すと、そのときのテレビ310の表示
画面の表示画像に対するプリント注文情報がテレビ31
0側に送信される。なお、テレビ310は、普通の家庭
用の屋内に設置されたものでもよいし、街頭等の屋外に
設置されたものであってもよい。カメラ312から無線
通信で注文情報をテレビ310側に送信することができ
ればよい。また、この顧客側の情報機器(第2の情報機
器)は、このようなカメラに限定されるものではなく、
この他にPDA(携帯情報端末)、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと略称する)、携帯電話あるいは
リモートコントローラ(以下、リモコンと略称する)等
無線通信で情報をテレビ310に対して発信できるもの
であればよい。
【0074】以下、本実施形態の作用を説明する。テレ
ビ310は、テレビ局からのテレビ信号を受信し、その
表示画面に再生画像を表示するとともに、表示画像の画
像データを記憶装置316に記録する。テレビ信号に
は、例えば、その画像(画面)またはその番組に対する
解説文等の関連情報(以下、関連データともいう)も含
まれている。これは、例えば、文字放送のように、電波
の空き領域を利用してデータを送信するようにすればよ
い。顧客は、テレビ310の画面の表示画像を見なが
ら、取得したいシーンがあった場合には、予めカメラ3
12を画像取得モードにしておいて、任意の選択タイミ
ングでシャッタを押す。すると、カメラ312からテレ
ビ310側に注文データが送信される。
【0075】注文データには、発注者識別情報(顧客I
D)や注文指示情報が含まれる。注文指示情報とは、注
文内容を具体的に指示する情報であり、例えば、プリン
トサイズ、プリントの枚数、希望する画像処理の内容、
プリントの受け取り方法等を含んでいる。ここで、希望
する画像処理の内容としては、例えば、本発明の第1の
態様に用いられる画像処理装置で行うことができる種々
の画像処理を挙げることができる。なお、具体的な画像
処理としては、例えば、濃度・色味調整、階調調整、画
風変更、セピア仕上げやモノクロ仕上げ等の仕上げ変更
などの加工処理や、複数コマのインデックス画像作成、
画像合成、配置・サイズ調整、文字入れなどの編集処理
を挙げることができるので、このような画像の編集・加
工処理の加工・編集情報を注文データに含めても良いこ
とはもちろんである。あるいは、注文データに、さら
に、顧客のメッセージ情報等が含まれていても良い。
【0076】カメラ312からテレビ310への注文デ
ータの送信は、顧客がシャッタを押す瞬間毎に行っても
よいし、顧客がシャッタを押したとき一旦時刻データ
(その時のカメラの時刻情報)とセットでカメラ312
内の記憶装置に記憶しておき、別のタイミングで複数回
分を一括してテレビ310側へ送信するようにしてもよ
い。カメラ312から注文データを受信したテレビ31
0は、受信した注文データと画像データ(場合によって
は、画像関連データ(商品固有情報)も追加して)を商
品発注データとして、ネット経由でラボ314に伝送す
る。この伝送する画像データを選ぶタイミングは、カメ
ラ312のシャッタを押した時刻情報によってもよい
し、テレビ310がカメラ312から注文データを受信
したタイミングでもよい。
【0077】ラボ314は、例えば、図1〜図4に示す
ようなデジタルフォトプリンタ10を備えている。ラボ
314では、商品発注データを受け取ると、送られた画
像データに対し、その注文データに従って、例えば、図
1および図2に示す画像処理装置14によって所定の画
像処理を施し、例えば、図1および図2に示すプリンタ
16によってプリントを作成する。また、例えば、後日
の再注文に備えて、所定の画像データ蓄積装置に画像デ
ータを記録し、蓄積しておいてもよい。また、顧客の要
望に応じたオプション処理として、画像関連データを用
いて画面(または番組)の解説文や広告または顧客のメ
ッセージ情報等を、プリント裏面に印刷するようにして
もよい。なお、このようなプリントに加え、またはプリ
ントとは別に例えば、図1および図2に示すドライブ装
置42によってFD、CD−R、MO、DVDやZip
等の汎用の種々の記録媒体に画像データの記録を行うよ
うにしてもよいし、この時、記録さるべき画像データの
画像の解説文や広告やメッセージ等を、画像データに付
随させて同時に記録しておいても良い。
【0078】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。第2実施形態は、顧客が映画館で映画を見ながら
映画の一シーンをプリント注文する場合である。図6
は、第2実施形態に係る注文システムの概略を示す構成
図である。図6に示す注文システムは、基本的に第1の
情報機器である映画館の通信・制御施設320、第2の
情報機器である顧客の情報端末機器(例えば、PDA等
の携帯情報端末)330、および商品発注データの送付
先であるラボ332とから構成される。
【0079】本実施形態における映画館では、デジタル
画像データを用いて映写を行っているものとする。通信
・制御施設320は、制御装置324および受信装置3
26を含んでいる。受信装置326は、映画館の客席付
近に設置され、制御装置324と回線によって、または
無線で接続され、顧客の情報端末機器330からの信号
(注文データ)を受信してこれを制御装置324に送る
ものである。制御装置324は、スクリーン322に画
像を映写するとともに、受信装置326から顧客の注文
データを受け取り、これを画像データ等とともにネット
回線等を通じてラボ332に伝送する。また、制御装置
324には、画像とその関連データを記録する記憶装置
328が接続されている。顧客の情報端末機器330
は、PDA等の携帯情報端末には限定されず、例えば、
その他、携帯電話や座席に備えつけられたリモコン等で
もよい。
【0080】以下、本実施形態の作用を説明する。制御
装置324は、デジタル画像データとされている映画画
像をスクリーン322に映写する。顧客は、スクリーン
322を見ながら、取得したいシーンがあった場合に
は、手元の情報端末機器330から、任意または所望の
選択タイミングでキーを押して、座席付近に設置されて
いる受信装置326に向けて、注文データを送信する。
このとき、注文データには、発注者識別情報(顧客I
D)や注文指示情報が含まれることは前記第1実施形態
と同様である。
【0081】受信装置326は、受信した注文データ
を、その都度、もしくは複数回分まとめて、制御装置3
24に送る。制御装置324は、記憶装置328から対
応する画像データおよび関連データを、その都度、もし
くは複数回分まとめて、呼び出し、注文データととも
に、商品発注データとして、ラボ332へ伝送する。ラ
ボ332は、上述した第1実施形態と同様に、送られた
画像データに、注文データで指示された所定の画像処理
を施して、プリントを作成したり、画像データを記録媒
体に記録する。なお、本形態においても、上述した第1
実施形態と同様に、表示画像(画面)またはその番組に
対する解説文等の関連データや顧客や映画館などのメッ
セージ情報を裏プリントしても良いし、記録媒体に画像
データに付随記録しても良い。
【0082】この他、本実施形態の他の例として、映画
のスクリーンの画像の代わりにポスターの画像を、例え
ばポスタの裏等に設置された送受信装置で顧客の情報端
末機器から注文データを受信して、それをラボに伝送す
るようにして、ポスタの画像をプリントする、またはそ
の画像データを記録した記録媒体を出力するようなシス
テムとしてもよい。
【0083】また、上述した第1および第2の実施形態
においては、テレビや映画の1画面の表示画像を注文対
象とするものであるが、本発明は、これに限定されず、
1画面の表示画像の一部を注文対象としても良いし、1
画面の表示画像内に複数の注文対象を選択できるように
しても良い。この場合には、1画面内の位置指定情報お
よび注文数等を、例えば、上述のカメラ、PDA、携帯
電話、リモコン、パソコン等の情報端末機器でキー操作
によりまたは手書きにより指定して、注文データに追加
するようにすれば良い。
【0084】また、上述の各種の実施形態の第1の情報
機器は、通信機能を備えるテレビや映画館の通信・制御
施設やポスター等の通信(送受信)装置であるが、本発
明はこれに限定されず、通信機能を備えていれば、ゲー
ム機やコンピュータやその他のディスプレイ装置であっ
ても良い。また、上述した各実施形態において、複数の
顧客によって複数の注文データがテレビ等の第1の情報
機器に送信される時、第1の情報機器側で、複数人数分
の注文データを顧客毎または画像(商品)毎に分類し、
顧客毎または画像(商品)毎に商品発注データを作成し
て、ラボに伝送するようにしても良い。すなわち、個人
別に複数画像(商品)分を分類しても良いし、画像(商
品)別に複数人数分を分類しても良い。
【0085】また、上述した各実施形態において、カメ
ラやPDAなどの顧客側の情報機器によって所望の選択
タイミングで一度指定されたテレビや映画の表示画像に
類似するシーンを、テレビなどの第1の情報機器の表示
画像、例えば、指定時刻以降の所定時間内の表示画像ま
たは記憶装置内の蓄積画像中から自動検索して、顧客に
一括表示しても良いし、一括伝送しても良い。また、プ
リントの裏面に印刷する、または記録媒体に画像データ
に付随させて記録する、表示画像(画面)またはその番
組に対する解説文等の関連データや映画館などのメッセ
ージ情報は、文字等の線画像などによって表現される
が、本発明はこれに限定されず、静止画または動画等の
画像や、音声、テキストあるいはプログラム等の少なく
とも1つであっても良い。
【0086】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。上述した第1および第2実施形態は、テレビや映
画館等の側から画像データをラボに送っていたのである
が、本第3実施形態は、顧客の情報機器から画像データ
を直接ラボにおくるようにしたものである。図7は、本
第3実施形態に係る注文システムの概略を示す構成図で
ある。図7に示すように、本システムも、図5に示す第
1実施形態のシステム構成と基本的に同じであり、第1
の情報機器であるテレビ340、第2の情報機器である
カメラ342、および商品発注データの送付先であるラ
ボ344とから構成される。
【0087】テレビ340は、ネット通信機能を有する
デジタルテレビであり、受信した画像データを一旦記録
蓄積しておくための記憶装置346を有している。ま
た、カメラ342は、無線通信でテレビ340と結ばれ
ており、また、通常の撮影とは別の画像取得モードを有
している。なお、第1実施形態と同様、この顧客側の情
報機器は、カメラ342に限定はされず、PDA、パソ
コン、携帯電話、あるいはリモコン等の無線通信で情報
を発信できるものであればよい。
【0088】顧客は、テレビ340を見ながら、取得し
たいシーンがあった場合には、カメラ342を画像取得
モードにして任意の選択タイミングでシャッタを押す
と、その時点での表示画像の転送を要求する画像データ
要求信号がカメラ342からテレビ340に送られる。
この信号には、プリントサイズ等の注文信号を含めるよ
うにしてもよい。
【0089】画像要求信号を受けたテレビ340は、当
該画像データを無線でカメラ342に伝送する。このと
き、画像要求信号に注文信号も含まれている場合には、
そのプリントサイズに合わせて情報量を制御して、例え
ば、画像データを圧縮して、返送するようにするとよ
い。なお、テレビ放送されている任意の画像をプリント
にするため、その用い方によっては、著作権上の問題も
あるため、著作権保護のため、意図的に画像品質を、そ
のオリジナル画像の画質より劣る画質にしてもよい。な
お、特に、著作権上の問題がある場合には、後述するラ
ボ344でプリントする際に、著作権に基く課金を自動
的に行うようにするのが好ましい。
【0090】画像データを受け取ったカメラ342側で
は、カメラ342で普通に画像を撮影した場合と同様に
プリント注文をすればよい。カメラ342から直接ネッ
ト通信を経由して、画像データおよびその関連情報等を
ラボ344に伝送して注文してもよいし、データを記録
媒体に出力して、記録媒体をラボ344に持ち込んで注
文してもよい。ラボ344では、上記各実施形態と同様
にして、画像データに対し、関連情報や注文情報により
所定の画像処理を施して、プリントを作成したり、記録
媒体を出力する。
【0091】なお、本実施形態において、テレビ340
側から顧客の情報機器であるカメラ342やPDA等に
画像データを転送する場合に、表示用画像(低解像度)
の画像データと、プリント用画像(高解像度)の暗号化
画像データとを含むデータ構成とすることにより、暗号
化画像データを復号化できる鍵を持った所定の契約ラボ
しか、復号化画像データを取得できず、プリントや記録
媒体出力などができないようにしておくのが好ましい。
こうすることにより、第3者による画像の流用を防止す
ることができる。
【0092】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。本第4実施形態は、実際にカメラで画像を撮影
し、これに所定の情報を付加したプリントを注文する場
合である。図8に、本実施形態のシステムの概略構成を
示す。図8に示すように、本システムは基本的に、第1
の情報機器としての撮影者である顧客のカメラ350
と、第2の情報機器であるその被写体人物が持っている
情報端末機器352およびラボ354とから成る。
【0093】カメラ350は、やはり通信機能を有する
デジタルカメラである。被写体人物が持っている情報端
末機器352は、特に限定はされず、PDA(携帯情報
端末)や携帯電話等のカメラ350と通信を行い情報を
やりとりする機能を有するものであれば、どのようなも
のでも良い。また、カメラ350は、情報端末機器35
2と通信するとともに、ラボ354ともネット通信を介
してデータの送受信が可能であるものとする。
【0094】本実施形態は、撮影者の有するカメラ35
0と、被写体人物351の有する情報端末機器352と
の間で情報の授受を行い、撮影画像と被写体人物351
が送信するメッセージ情報を合成したプリントを作成す
るものである。この情報の授受は、撮影者が被写体人物
351を撮影する際に、カメラ350から被写体人物3
51の情報端末機器352に、データ依頼信号を送信
し、これに対し被写体人物351が情報端末機器352
からメッセージ情報を返送するようにしてもよいし、被
写体人物側が情報端末機器352からカメラ350に対
し次に撮影する画像に入れるべきメッセージを発信し、
カメラ350がそれを受信するようにしてもよい。メッ
セージ情報としては、静止画または動画等の画像や音
声、テキストあるいはプログラム等の各種のデータが可
能である。
【0095】撮影者は、カメラ350で被写体人物35
1を撮影して得られる実写画像を、被写体人物351の
情報端末機器352から送られたメッセージとともにプ
リント注文データとしてカメラ350からネット通信を
経由してラボ354に伝送する。ラボ354は、カメラ
350から送られた実写画像とメッセージ情報を合成し
て実写プリント356を作成する。
【0096】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。本第5実施形態は、前記第4実施形態と同じくカ
メラで実写するが、画像データおよび注文データ等をカ
メラからではなく被写体側の情報機器からラボに伝送す
るようにしたものである。図9に、本実施形態の注文シ
ステムの概略構成を示す。図9に示すように、本システ
ムは基本的に、第1の情報機器としての撮影者である顧
客のカメラ360と、第2の情報機器である被写体側の
情報端末機器362およびラボ364とから成る。
【0097】カメラ360は、前記第4実施形態のカメ
ラ350と同様通信機能を有するデジタルカメラであ
る。また、情報端末機器362は、例えば、被写体が公
園の花壇の花361の場合には、花361の下の地面に
埋められたデータ送受信装置等である。このデータ送受
信装置は、カメラから信号を受信すると、例えば公園管
理施設等に設置された制御装置363aを通じてラボ3
64に信号を伝送するものである。
【0098】撮影者である顧客がカメラ360で花36
1を撮影し、撮影画像データと注文データをカメラ36
0から情報端末機器(データ送受信装置)362に伝送
すると、情報端末機器362は、制御装置363aを通
じて画像データおよび注文データをラボ364に伝送す
る。このとき、制御装置363aは、被写体の関連情報
(この場合、被写体である花の名前等)を記憶装置36
3bに記憶しておき、これを注文データに追加して伝送
するようにするとよい。これらのデータの伝送を受けた
ラボ364は、実写画像である花の画像に、その関連情
報、例えば、その花の名前や由来等を合成したプリント
366を作成する。
【0099】以上、説明した各実施形態では、いずれも
ラボに対してプリントを注文するものであったが、プリ
ントに対して関連情報(あるいはメッセージ情報)を合
成する場合には、図8や図9に示すように、プリント表
面に合成してもよいし、裏面にプリント(印刷)するよ
うにしてもよい。また、プリントとして出力するのみで
なく、画像データを関連情報とともに、コンピュータで
読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスクFDや
CD−RやMOやZip等)に出力するようにしてもよ
い。このとき、静止画や動画のような画像データの他
に、音声データも一緒に記録しておき、コンピュータで
再生し実行するようにしてもよい。このとき顧客は、例
えば、注文データでプリントではなく、CD−R等に出
力してほしい旨を伝えるようにすればよい。
【0100】これに対し以下説明する実施形態は、顧客
がテレビ等の広告画面を見ながら、プリントに限らず一
般の商品を注文する場合である。次に、本発明の第6実
施形態について説明する。図10に、本実施形態におけ
る注文システムの概略構成を示す。図10に示すよう
に、本システムは、基本的に、第1の情報機器であるテ
レビ370、第2の情報機器である顧客の例えばPDA
等の情報端末機器372および商品発注データの送付先
である商品注文センタ374とから構成される。
【0101】テレビ370は、前述した実施形態と同
様、ネット通信機能を有するテレビであり、受信したデ
ータあるいは広告している商品の関連情報等を記録蓄積
しておくための記憶装置376を有している。テレビ3
70には、広告商品に関連するデータを含んだテレビ信
号が送信されており、テレビ370は、これを受けると
画面に商品広告を表示するとともに、関連情報を一旦記
憶装置376に記憶する。
【0102】顧客は、テレビ370の広告画面を見なが
ら、欲しい商品があった場合には、手元の、例えばPD
A等の情報端末機器372のキー等を押して、テレビ3
70に対し顧客ID(顧客識別情報)および注文情報を
伝送する。注文情報には、商品番号、個数、色、サイズ
等の仕様等の商品固有の情報が付加される。テレビ37
0は、顧客IDおよび注文情報を受け取ると、該当する
商品の注文情報と対応する関連情報(商品データ等)を
商品発注データとして、ネット通信等を経由して、商品
注文センタ374に伝送する。商品注文センタ374
は、商品発注データを受け取ると、このデータにより、
商品を顧客の自宅378等へ宅配便等により配送する。
このとき、商品注文センタでは、注文の確認のため、別
途顧客が指定した先へ、注文入力用データまたは発注確
認データを返送するようにしてもよい。
【0103】次に、本発明の第7実施形態について説明
する。本実施形態の注文システムの概略構成を図11に
示す。図11に示すように、本実施形態のシステムも図
10に示す前記第6実施形態のシステムの構成と同様で
あり、テレビ380、顧客の情報端末機器382および
商品注文センタ384から構成される。また、テレビ3
80は、記憶装置386を有しており、テレビ380に
は、広告商品に関連するデータを含んだテレビ信号が送
信され、テレビ380は、これを受信すると画面に商品
広告を表示するとともに、関連情報を一旦記憶装置38
6に記憶する。
【0104】顧客は、テレビ380を見ていて、欲しい
商品があった場合には、任意の選択タイミングで、手元
の情報端末機器382からテレビ380に対して、デー
タ要求信号を伝送する。テレビ380は、データ要求信
号を受け取ると、顧客の情報端末機器382に商品関連
情報を返送する。顧客は、受け取った商品関連情報を情
報端末機器382のモニタに再生表示する。顧客は、こ
の表示を見て、商品番号、個数、色サイズ等の仕様等の
注文入力用データを編集して商品発注データを作成す
る。そして、顧客IDや商品の受け取り方法等のデータ
も付属させて、商品発注データを情報端末機器382か
らテレビ380へ伝送する。
【0105】テレビ380は、商品発注データを受け取
ると、ネット通信経由で商品発注データを商品注文セン
タ384に伝送する。この注文発注データの伝送は、商
品一括で行ってもよいし、コマーシャル毎に異なっても
よい。商品注文センタ384は、商品発注データに従っ
て各顧客に対し、注文の商品を発送する。この商品の受
け取りは、顧客の自宅に宅配便等で配達してもよいし、
顧客の最寄りの取り次ぎ店(例えばコンビニエンススト
ア等)で顧客が受け取るようにしてもよい。
【0106】また、商品の注文も、このようにテレビ経
由でなく、顧客が別途注文するようにしてもよい。例え
ば、顧客が写真注文のついでにラボ経由で注文できるよ
うなシステムとしてもよい。また、顧客の情報端末機器
でテレビから、その番組中の画面を取得した場合には、
その商品のみならずその商品の関連グッズの広告も見る
ことができるようになっていると好ましい。さらに、顧
客の情報端末機器でテレビ番組に対し、特定の商品項目
や自動取得(取り込み)条件などを予約しておくと、そ
の項目の広告が放送された時点で、自動的に顧客の情報
端末機器に表示画像や商品情報やその関連情報が取り込
まれるようになっているとよい。
【0107】すなわち、画像や商品の自動取得モードを
設定することができるようになっているのが好ましい。
例えば、放送データに商品分野固有のIDを付加してお
き、このIDを用いて商品分野毎に自動取り込みモード
を設定し、例えば、自動車の広告がテレビに表示された
時には、自動車の広告が自動的に入手できるようにして
おくのがこのましい。また、ゲームセンタやパチンコ店
や自宅のゲーム機に対して、画像自動取り込み条件を設
定し、PDAなどの顧客の情報機器からゲーム機に設定
情報を伝送しておき、例えば、ハイスコア得点時、得点
が所定閾値以上の時点、所定場面のクリア時等に画像を
自動的に取得できるようにしておくのが良い。
【0108】なお、上述した第6および第7実施形態で
は、テレビの広告画面を見て商品の注文をする場合につ
いて説明したが、このようにテレビに限定されるもので
はなく、テレビ以外に、パソコンの画面や、ゲームの画
面や、ポスタ(家庭内外問わず、また、ポスタ裏面等に
送受信装置が設置されているとして)等の広告画面(画
像)を顧客が見て商品の注文をする場合に適用すること
も可能である。また、顧客の情報端末機器も、例えばP
DA等の携帯情報端末に限らず、カメラ、パソコン、携
帯電話、リモコン等の情報通信機能を有する機器が使用
可能である。
【0109】次に、本発明の第8実施形態について説明
する。上述した第1および第3実施形態は、テレビ等の
第1の情報機器側が受信した画像データを、直接、また
は顧客の情報端末機器を介してラボに送るものである
が、本実施形態は、テレビ等の受信画像データと、その
元となる放送局のオリジナル画像とを必要に応じて使い
分けるものである。図12は、本第8実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。図12に示すよ
うに、この注文システムは、第1の情報機器であるテレ
ビ390、第2の情報機器である顧客の携帯情報端末
(以下、PDAとする)392、商品発注データの送付
先であるラボ394およびテレビ390が受信する画像
を発信する放送局396とから構成される。
【0110】テレビ390は、通信機能を有するデジタ
ルテレビであり、受信した画像データを、一旦記録蓄積
しておくための記憶装置(HDD)391を有してい
る。また、PDA392は、無線通信でテレビ390と
結ばれており、また、通常の撮影とは別の画像取得モー
ドを有している。なお、第1実施形態と同様、この顧客
側の情報機器は、PDA392等の携帯情報端末に限定
はされず、パソコン(PC)、携帯電話、カメラあるい
はリモコン等の無線通信で情報を発信できる情報端末機
器であればよい。顧客は、テレビ390を見ながら、任
意もしくは所望の選択タイミングで、取得したいシーン
があった場合には、PDA392のキー操作または手書
き指定により、表示画像の転送を要求する画像データ要
求信号がPDA392からテレビ390に送られる。こ
の信号には、プリントサイズ等の注文指示信号を含める
ようにしてもよい。
【0111】画像データ要求信号を受けたテレビ390
は、当該表示画像の画像データを無線でPDA392に
伝送する。すなわち、PDA392は、一旦、低解像度
のモニタ表示用画像を受信する。このとき、PDA39
2のモニタの表示画像サイズに合わせて、あるいは、画
像データ要求信号に注文指示信号も含まれている場合に
は、そのプリントサイズに合わせて、データ(情報)量
を制御して、例えば、画像データを圧縮し、もしくは間
引いて、低解像度の縮小画像を伝送するようにするのが
好ましい。また、画像データには当該表示画像のID
(識別情報)が添付されているのが好ましい。
【0112】画像データを受け取ったPDA392側で
は、PDA392のモニタに画像、例えば縮小画像を表
示し、顧客の確認後、画像IDもしくは縮小画像の画像
データと注文データとを、さらには関連情報も含めてテ
レビ390に返送する。なお、顧客は、PDA392の
モニタ表示画像を見ながら、例えば、濃度・色味調整、
階調調整、画風変更、セピア仕上げやモノクロ仕上げ等
の仕上げ変更などの加工処理、および、複数コマのイン
デックス画像作成、画像合成、配置・サイズ調整、文字
入れなどの編集処理の中から所望の画像処理を行う。こ
の他、上述の第1の態様の画像処理装置で行うことので
きる処理を行っても良いし、市販のソフトによる加工処
理や編集処理等の画像処理を行っても良い。この場合に
は、顧客による加工処理の情報(加工情報)や編集処理
の情報(編集情報)などの画像処理の情報、すなわち、
顧客がどのコマにどの加工処理や編集処理などの画像処
理を行ったかの画像処理情報をも注文データに含ませて
おくのが好ましい。
【0113】画像IDもしくは縮小画像の画像データと
注文データとを、さらには関連情報を受け取ったテレビ
390側では、画像IDもしくは縮小画像の画像データ
を用いて、記憶装置391から該当する表示画像の画像
データを検索する。この検索された画像の画像データ
と、受け取った注文データおよび関連情報とを商品発注
データとして、ラボ394に伝送し、プリント注文およ
び記録媒体への記録注文を行う、すなわち、プリントま
たは記録済記録媒体を発注する。なお、注文データには
画像処理情報が含まれていても良い。ラボ394側で
は、上記各実施形態と同様にして、画像データに対し、
注文データや関連情報により、所定の画像処理を施し
て、プリントを作成したり、記録媒体を出力する。な
お、注文データに画像処理情報が含まれている場合に
は、画像データを用いて、これとセットで伝送された画
像処理情報(加工情報、編集情報)に従って、加工処理
や編集処理を再現することができる。
【0114】ところで、注文データの注文プリントサイ
ズが大きい場合には、画像データの解像度が不足して高
画質画像のプリントが得られない場合が出てくるので、
高解像度データが必要となる場合が多い。このため、こ
のような場合には、本実施形態においては、テレビ39
0側では、PDA392側から受け取った画像IDと注
文データ(画像処理情報を含んでも良い)と、さらには
関連情報を、商品発注データとして、ラボ394に伝送
し、プリント注文および記録媒体への記録注文を行う。
ラボ394側では、受信した画像IDを放送局396に
伝送する。放送局396では、伝送された画像IDを用
いて、データベース397を検索して、放送に用いた画
像のオリジナル画像の高解像度の画像データを読み出
す。こうして検索されたオリジナル画像の画像データ
を、放送局396側からラボ394側へ画像IDととも
に返送する。
【0115】この後、ラボ394側では、放送局396
から返送されたオリジナル画像の画像データを用いて、
PDA392から受け取った、同じ画像IDの注文デー
タや関連情報を用いて、上記各実施形態と同様にして、
所定の画像処理を施して、例えば、注文データに画像処
理情報が含まれている場合には、それに従って、加工処
理や編集処理を再現して、プリントを作成したり、記録
媒体を出力する。なお、ラボ394側に放送局396か
ら放送された画像のオリジナルを取り寄せる手法は、特
に制限的ではなく、公知の方法を用いれば良い。例え
ば、本発明者の出願に係る特開平10−171027号
公報に開示された方法などを用いることができる。
【0116】こうして、注文プリントサイズが大きい場
合には、放送局396のオリジナル画像を用い、その他
の場合には、テレビ390の受信画像を用いるという注
文プリントサイズに応じたオリジナル画像と受信画像と
の使い分けを行なうことにより、高画質画像を再現した
プリントを出力することができる。ところで、テレビ受
信画像と、オリジナル画像との切り換え(使い分け)の
判断は、ラボ394側で行なっても良い。なお、オリジ
ナル画像と受信画像との使い分けは、注文プリントサイ
ズによるものに限定されず、どのように使い分けても良
いが、例えば、放送局396のデータベース397にオ
リジナル画像が存在する場合には、オリジナル画像を選
択し、オリジナル画像が存在しない場合には、テレビ3
90の受信画像を選択するようにしても良い。
【0117】また、本実施形態によれば、テレビ放送さ
れている任意の画像をプリントにする場合であっても、
PDA392に伝送される画像データは低解像度である
が、高解像度、高画質画像のプリントは、著作権に基く
課金を自動的に行うようにすることができるラボ394
においてオリジナル画像で行なうことができるので、著
作権を適切に保護することが可能となる。また、放送局
側396のデータベース397に、放送データ(発信デ
ータ)に含まれない画像付属データ(静止画、動画、音
声、テキスト、プログラム等の各種のデータ)を蓄積し
ておき、顧客の画像注文に対し、これらの画像付属デー
タも追加して、プリントへの合成や記録媒体への記録を
行なうようにしても良い。また、この場合、画像付属デ
ータに応じて課金することもできる。
【0118】次に、本発明の第9実施形態について説明
する。上述した第3、第7および第8実施形態は、テレ
ビ等の第1の情報機器の指定表示画像の画像データを、
当該表示画像を指定した、通信機能を持つカメラやPD
A、携帯端末機器等の第2(顧客側)の情報機器に返送
するものであるが、本実施形態は、当該表示画像を指定
した顧客側の情報機器ではなく、顧客指定の連絡先(の
情報機器)に伝送するものである。
【0119】図13は、本第9実施形態に係る注文シス
テムの概略を示す構成図である。図13に示すように、
この注文システムは、第1の情報機器であるテレビ40
0と、第2の情報機器である顧客Aの携帯情報端末(以
下、PDAとする)402と、商品発注データの送付先
であるラボ404と商品注文センタ406と、テレビ4
00、ラボ404および商品注文センタ406がそれぞ
れ接続されるインターネット408と、インターネット
408に接続される顧客Aの自宅のパソコン(PC)4
10、顧客Bの携帯電話420、……とから構成され
る。これらの構成要素は、上述した各実施形態に開示さ
れたものを用いることができるので、詳細な説明は省略
する。
【0120】テレビ400は、テレビ局からの放送デー
タ(テレビ信号)を受信し、その表示画面に再生画像を
表示するとともに、表示画像の画像データを記憶装置4
01に記録する。顧客は、テレビ400の画面の表示画
像を見ながら、取得したいシーンがあった場合には、予
めPDA402を画像取得モードにしておいて、任意ま
たは所望の選択タイミングでシーン(画像コマ)を指定
する。指定後、PDA402からテレビ400側に転送
依頼を含む画像要求データが送信される。ここで、画像
要求データには、発注者識別情報(顧客ID)、シーン
(画像コマ)指定情報、画像データの転送依頼先(連絡
先)情報等が含まれるが、これに注文指示情報や顧客A
のメッセージ情報等を含めても良い。
【0121】ここで、顧客PDA402からテレビ40
0への画像要求データに画像データの転送依頼先(連絡
先)情報を含めることにより、顧客PDA402のメモ
リ不足時や高画質データ要望時などに、インターネット
408を介して自宅PCへ転送してもらうことができ
る。この他、外出先でテレビ400を鑑賞中に取得した
い画像や商品があった時、実際に注文する前に、帰宅し
てじっくり検討したい場合や、知人にも教えたい場合に
も有効であり、PDA402でシーンのコマ指定を行な
う他、画像データの転送先の情報をテレビ400側に発
信することができる。このような時、PDA402側
で、シーン(コマ)指定のタイミング情報を一旦蓄積し
ておき、別のタイミングで表示シーン画像の転送先依頼
情報を発信しても良いし、コマ指定時毎に、コマ指定タ
イミング情報と転送先依頼情報とをセットにして発信し
ても良い。また、指定コマ画像毎に、または複数コマ画
像を一括して、転送先を設定してもよい。
【0122】PDA402から画像要求データを受信し
たテレビ400は、受信した画像要求データのシーン
(画像コマ)指定情報に基いて記憶装置401から当該
指定シーン(コマ)画像の画像データを読み出し、この
画像データに、画像関連(付属)データ(商品固有情
報)や注文用データを付加し、さらに、必要に応じて、
注文指示情報や顧客Aのメッセージ情報等も追加して、
ネット経由で、受信した画像要求データ中の転送依頼先
(連絡先)情報によって指定された連絡先に伝送する。
指定連絡先としては、どのような情報機器でも良いが、
例えば、自宅のパソコン410、知人の携帯電話412
やPDAやパソコン等の情報機器等を挙げることができ
る。なお、本実施形態においても、自分のPDA402
や携帯電話などを伝送先としても良いことはもちろんで
ある。
【0123】また、テレビ400から指定連絡先に転送
する画像データは、テレビ400の表示画像そのもので
あっても良いし、その縮小画像であっても良い。さら
に、テレビ400から指定連絡先に転送する画像データ
の替わりに、テレビ400の表示画像の参照先データを
用いても良い。この場合には、参照先データを受信した
指定連絡先側で、参照先にアクセスして、画像およびそ
の付属データを入手することができる。
【0124】この後、画像や商品を発注したい場合に
は、自宅パソコン410や知人の携帯電話412などの
指定連絡先から、画像データまたは商品データと、その
関連情報と、注文データ(顧客ID、注文指示情報、顧
客Aのメッセージ情報等を含む)とをセットにして、商
品発注データとして、ラボ404または商品注文センタ
406に伝送して、発注する。ラボ404は、商品発注
データを受け取ると、送られた画像データに対し、その
注文データに従って所定の画像処理を施し、プリントま
たは画像データ記録済記録媒体を作製する。一方、商品
注文センタ406は、商品発注データに従って各顧客に
対し、注文の商品を発送する。
【0125】また、以上説明した各実施形態において、
ラボあるいは商品注文センタで、顧客から受けた注文情
報(商品発注データ)を一旦蓄積しておき、後で、各顧
客にその注文の確認用の情報を伝送して、注文の確認を
するようにすることで事故やトラブルを防止することが
できる。このため、各注文事項ごとに、その注文がどの
ような経路を通じてなされたものかを示す注文伝達経路
情報を商品発注データに付加した確認用情報を、顧客I
Dに従って各顧客の連絡先に伝送するようにするとよ
い。
【0126】以上詳細に説明したように、各実施形態に
よれば、テレビ等の画面や映画のスクリーンやを見なが
らその表示画像を、またはカメラによる実写画像を、任
意または所望のタイミングで、簡単に、そのシーンをプ
リント、そのシーンの画像データが記録された記録媒体
を注文することができ、また、テレビ等の広告画面を見
ながら、商品の注文を簡単にすることができる。
【0127】なお、上述した各実施形態は、注文対象を
テレビ等の表示画像やカメラによる実写画像のプリント
や、その画像データが記録された記録媒体、またはテレ
ビ等の広告画面の広告商品とするものであるが、本発明
はこれに限定されず、これらの注文対象に加え、または
これらの注文対象とは別に、動画や音声やテキストやプ
ログラム等の各種データの少なくとも1つを注文対象と
するものであっても良い。例えば、テレビや映画やディ
スプレイの表示画面の指定時刻の前後の所定時間(例え
ばα秒)内の動画、すなわち、指定時刻の指定表示画像
の前後の複数枚の表示画像からなる動画やコマーシャル
1本分の全動画の画像データを取得するようにしても良
いし、ゲーム機の実行画面、例えば、ある場面の1区切
り等を再現するプログラム自体を取得しても良い。な
お、本発明においては、デジタルテレビの表示画面に表
示される画像は、通常のテレビ放送を、チューナを介し
て受信した映像(画像)の他、インターネット等の通信
網を介して配信された配信映像(画像)も含むものとす
る。また、この表示画像を表示する画像表示機器として
は、デジタルテレビに限定されず、パーソナルコンピュ
ータ(PC)、特に、映像表示機能付きのパーソナルコ
ンピュータであっても良い。
【0128】以上、本発明の画像処理システムおよび注
文システムについて詳細に説明したが、本発明は、以上
の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろん
である。
【0129】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の第1の態様
によれば、被写体人物が複数存在するような場合でも、
自動的に被写体人物に関する情報を画像に合成すること
ができ、被写体人物の情報取得や情報の整理に便利であ
る。また特に、例えばパーティ等における参加者間の情
報交換に非常に有効に利用可能である。
【0130】以上説明した通り、本発明の第2の態様に
よれば、テレビ等の画面を見ながら任意または所望のタ
イミングで、または予約しておき、簡単に、そのシーン
のプリントを注文したり、テレビ等の広告画面を見なが
ら、もしくは予約しておき、商品の注文を簡単にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の態様の第1実施形態に係る画
像処理システムを構成するデジタルフォトプリンタの概
略を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の態様の第1実施形態に係る画
像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1の態様の第1実施形態の作用を
示す概念図である。
【図4】 本発明の第1の態様の第2実施形態に係る画
像処理システムを構成するカメラの概略構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の第2の態様の第1実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。
【図6】 本発明の第2の態様の第2実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。
【図7】 本発明の第2の態様の第3実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。
【図8】 本発明の第2の態様の第4実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。
【図9】 本発明の第2の態様の第5実施形態に係る注
文システムの概略を示す構成図である。
【図10】 本発明の第2の態様の第6実施形態に係る
注文システムの概略を示す構成図である。
【図11】 本発明の第2の態様の第7実施形態に係る
注文システムの概略を示す構成図である。
【図12】 本発明の第2の態様の第8実施形態に係る
注文システムの概略を示す構成図である。
【図13】 本発明の第2の態様の第9実施形態に係る
注文システムの概略を示す構成図である。
【符号の説明】
10 プリントシステム 12 スキャナ 14 画像処理装置 16 プリンタ 18 操作系 20 ディスプレイ 22 光源 24 可変絞り 28 拡散ボックス 30 キャリア 34 イメージセンサ 36 アンプ 38 A/D変換器 42 ドライブ装置 44 スロット 46 データ処理部 48 プレスキャンメモリ 50 ファインスキャンメモリ 52 プレスキャン画像処理部 54 ファインスキャン画像処理部 56 条件設定部 58 プレスキャン処理部 60,66a,66b,66c データ変換部 62 ファインスキャン処理部 64 画像合成手段 68 被写体情報取得手段 70 人物同定手段 100,200 被写体人物 102,202 PDA(携帯情報端末) 110,210 カメラ 112,218 通信端末 120,230 ホストコンピュータ 130 ラボ 212 画像入力部 214 画像メモリ 216 画像処理部 220 被写体情報取得部 222 人物同定部 224 音声取得部 226 画像合成部 228 画像出力部 310,340,380,390,400 テレビ 312,342,350,360 カメラ 314,332,344,354,364,394,4
04 ラボ 316,328,346,363b,386,391,
401 記憶装置 320 通信・制御施設 322 スクリーン 324,363a 制御装置 326 受信装置 330,352,362,382 情報端末機器 351 被写体人物 356 実写プリント 361 花 366 プリント 384,406 商品注文センタ 392,402 PDA 396 放送局 397 データベース 408 インターネット 410 パソコン 412 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/00 300 H04N 5/225 F 5C053 H04N 5/225 5/44 A 5C064 5/44 5/76 E 5/76 7/173 640Z 7/173 640 5/91 N H Fターム(参考) 2H106 BA21 BA95 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE08 CH12 DA12 DB02 DB06 DB09 DC33 5C022 AA13 5C025 CA01 CA09 CB10 5C052 FA02 FA03 FA04 FA07 FC06 FD09 5C053 FA04 FA07 FA14 JA16 LA02 LA03 LA06 LA14 5C064 BA04 BD02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の画像を入力する画像入力手段と、
    この画像入力手段による入力画像に対して画像処理を施
    す画像処理手段と、この画像処理手段による画像処理が
    施された画像を出力する画像出力手段とを有する画像処
    理システムであって、 前記画像の被写体人物に関する付属情報を取得する付属
    情報取得手段と、 前記入力画像から前記被写体人物に関する被写体情報を
    取得する被写体情報取得手段と、 前記付属情報と前記被写体情報との整合性に基づいて、
    前記付属情報に対応する被写体人物を同定する人物同定
    手段と、 前記人物同定手段による同定結果に基づいて、前記付属
    情報を、対応する撮影画像中の被写体人物位置に関連付
    けて画像合成を行う画像合成手段とを備えたことを特徴
    とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】前記付属情報は、撮影時に、被写体人物の
    所持する携帯情報機器と前記被写体を撮影するカメラと
    の間で交信を行い、または各被写体人物毎の付属情報を
    一括管理する機器と前記カメラとの間で交信を行って、
    このカメラが所定の記録媒体に記録したものを読み取っ
    て取得するか、あるいは直接前記付属情報を一括管理す
    る機器から取得するようにした請求項1に記載の画像処
    理システム。
  3. 【請求項3】前記画像処理手段、前記画像出力手段、前
    記付属情報取得手段、前記被写体情報取得手段、前記人
    物同定手段および前記画像合成手段を全てカメラに搭載
    し、このカメラで画像処理システムを構成し、このカメ
    ラにおいて、撮影した画像に対し、この撮影画像中の被
    写体人物に関する付属情報を合成するようにした請求項
    1または2に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】前記被写体人物に関する付属情報は、撮影
    時に被写体人物の所持する携帯情報機器とカメラとの間
    で交信を行い、または各被写体人物毎の付属情報を一括
    管理する機器とカメラとの間で交信を行って取得される
    請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】前記カメラは、さらに音声取得手段を有
    し、撮影時に被写体人物の音声を取得して、前記人物同
    定を行う際、この音声を用いるようにした請求項1〜4
    のいずれかに記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】前記付属情報には、この付属情報に対応す
    る被写体人物の顔画像が含まれており、前記人物同定手
    段は、この顔画像を用いて被写体人物の同定を行う請求
    項1〜5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】前記画像出力手段は、前記付属情報の合成
    された画像を、プリントとして出力する方法、画像ファ
    イルに記録する方法、画像表示装置に表示する方法およ
    び通信によって転送する方法の少なくとも一つの方法で
    出力する請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】画像表示手段を有する第1の情報機器と、 この第1の情報機器の前記画像表示手段に表示された表
    示画像に関して、顧客による所望の選択タイミングでの
    注文データを前記第1の情報機器に送信することのでき
    る第2の情報機器と、を有し、 前記注文データを受け取った前記第1の情報機器は、前
    記選択タイミングに対応する前記表示画像に関連する所
    定のデータを前記注文データに付加して商品発注データ
    を作成し、この商品発注データを所定の送付先の第3の
    情報機器に伝送することを特徴とする注文システム。
  9. 【請求項9】前記注文データは、発注者識別情報、また
    は、この発注者識別情報および注文内容を具体的に指示
    する注文指示情報であり、 前記第1の情報機器が取得する前記選択タイミングの情
    報は、前記注文データに付属された前記第2の情報機器
    における時刻情報、または、前記第1の情報機器におけ
    る前記注文データの受信タイミング自体であり、 前記所定のデータは、前記選択タイミングに対応する前
    記表示画像の画像データまたは前記表示画像に関連する
    商品固有情報である請求項8に記載の注文システム。
  10. 【請求項10】画像表示手段を有する第1の情報機器
    と、 この第1の情報機器の前記画像表示手段に表示された表
    示画像に対し、顧客による所望の選択タイミングでの注
    文データを前記第1の情報機器に送信することのできる
    第2の情報機器と、を有し、 前記第2の情報機器が、前記選択タイミングでの前記注
    文データとしてデータ要求情報を前記第1の情報機器に
    送り、 前記データ要求情報を受信した前記第1の情報機器は、
    前記選択タイミングでの前記表示画像に関連する所定の
    データを、前記第2の情報機器および/または前記顧客
    の指定の連絡先の第4の情報機器に返送し、 前記第2の情報機器および/または前記第4の情報機器
    は、受け取った前記表示画像に関連する前記所定のデー
    タを再生し、編集して、商品発注データを作成し、 この商品発注データを、前記第1の情報機器を通じて、
    または直接に、所定の送付先の第3の情報機器に伝送す
    ることを特徴とする注文システム。
  11. 【請求項11】前記表示画像に関連する前記所定のデー
    タは、前記表示画像の画像データおよびその関連情報の
    少なくとも一方である請求項10に記載の注文システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記関連情報は、商品関連情報、また
    は、注文入力用情報であり、 前記商品発注データは、前記注文入力用情報の編集デー
    タおよび発注者識別情報である請求項11に記載の注文
    システム。
  13. 【請求項13】前記データ要求情報は、前記顧客指定の
    連絡先の第4の情報機器の情報を含む請求項10〜12
    のいずれかに記載の注文システム。
  14. 【請求項14】前記データ要求情報は、前記所望の選択
    タイミングを指定する注文データと、前記顧客指定の少
    なくとも1つの連絡先の第4の情報機器の情報を含み、
    前記第1の情報機器は、前記表示画像に関連する前記所
    定のデータを、前記少なくとも1つの連絡先の第4の情
    報機器に通信網を介して配信する請求項10〜13のい
    ずれかに記載の注文システム。
  15. 【請求項15】前記商品発注データの前記所定の送付先
    は、前記第2の情報機器において設定するか、または、
    前記第1の情報機器において設定するか、あるいは前記
    所定のデータにより設定する請求項8〜14のいずれか
    に記載の注文システム。
  16. 【請求項16】前記注文データは、前記表示画像を見な
    がら前記所望の選択タイミングで前記顧客によって前記
    第2の情報機器から前記第1の情報機器に送信される請
    求項8〜15のいずれかに記載の注文システム。
  17. 【請求項17】前記注文データは、予め、前記第1の情
    報機器の前記表示画像に関連する予約情報として、前記
    顧客によって前記第2の情報機器から前記第1の情報機
    器に送信され、 前記第1の情報機器は、予約情報によって予約された前
    記表示画像が、前記画像表示手段に表示された時点を前
    記所望の選択タイミングとして、当該選択タイミングで
    の前記画像表示手段の前記表示画像に関連する所定のデ
    ータを自動的に取得し、この所定のデータを前記第2の
    情報機器および/または前記顧客の指定の連絡先の第4
    の情報機器に自動送信し、 前記第2の情報機器および/または前記第4の情報機器
    は、前記所定のデータを自動取得する請求項8〜15の
    いずれかに記載の注文システム。
  18. 【請求項18】前記注文データは、前記選択タイミング
    において、前記第1の情報機器の前記画像表示手段に表
    示されている表示画像のプリントを注文するプリント注
    文データを含み、 前記所定のデータは、前記選択タイミングにおいて、前
    記第1の情報機器の画像表示手段に表示されている表示
    画像の画像データ、その圧縮画像データまたは加工画像
    データおよびその関連情報を含み、 前記商品発注データは、前記第1の情報機器の画像表示
    手段に表示されている表示画像のプリントの発注をする
    プリント発注データを含み、 前記第1の情報機器は、前記プリント発注データを、前
    記所定の送付先に伝送して、この所定の送付先は、プリ
    ント処理を行うか、または所定の画像データ蓄積装置に
    記録蓄積する請求項8、9、15、16または17に記
    載の注文システム。
  19. 【請求項19】前記注文データは、前記第1の情報機器
    の画像表示手段に表示されている表示画像の前記第2の
    情報機器および/または前記顧客の指定の連絡先の第4
    の情報機器への転送を求める画像データ要求信号であ
    り、 この画像データ要求信号を受け取った前記第1の情報機
    器は、前記選択タイミングでの前記表示画像の画像デー
    タ、その圧縮画像データまたは加工画像データを、前記
    関連情報とともに前記第2の情報機器および/または前
    記第4の情報機器に返送または転送し、 前記第2の情報機器および/または前記第4の情報機器
    から、前記画像データ、その圧縮画像データまたは加工
    画像データおよびその関連情報をプリント発注データと
    して、前記第1の情報機器を通じて、または直接に、前
    記所定の送付先に伝送して、この所定の送付先は、プリ
    ント処理を行うか、または、所定の画像データ蓄積装置
    に記録蓄積する請求項10〜17のいずれかに記載の注
    文システム。
  20. 【請求項20】前記プリント発注データは、プリント指
    示情報、または、データ記録指示情報を含む請求項18
    または19に記載の注文システム。
  21. 【請求項21】前記注文データは、前記選択タイミング
    において、前記第1の情報機器の画像表示手段に表示さ
    れている表示画像に対応する画像対応データが記録され
    た記録媒体を注文する記録媒体注文データを含み、 前記所定のデータは、前記選択タイミングにおける前記
    表示画像の画像対応データおよび関連情報を含み、 前記商品発注データは、前記表示画像の画像対応データ
    が記録された記録媒体を発注する記録媒体発注データを
    含み、 前記第1の情報機器は、前記記録媒体発注データを前記
    所定の送付先に伝送して、この所定の送付先は、前記記
    録媒体への記録処理を行うか、または所定の画像データ
    蓄積装置に記録蓄積する請求項8、9、15、16、1
    7、18または20に記載の注文システム。
  22. 【請求項22】前記注文データは、前記第1の情報機器
    の画像表示手段に表示されている表示画像の前記第2の
    情報機器への転送を求める画像データ要求信号であり、 この画像データ要求信号を受け取った前記第1の情報機
    器は、前記選択タイミングでの前記表示画像に対応する
    画像対応データを、前記関連情報とともに前記第2の情
    報機器に返送し、 前記第2の情報機器から、前記画像対応データおよび前
    記関連情報を記録媒体発注データとして、前記第1の情
    報機器を通じて、または、直接に、前記所定の送付先に
    伝送して、この所定の送付先は、前記記録媒体への記録
    処理を行うか、または所定の画像データ蓄積装置に記録
    蓄積するする請求項10〜17および19〜20のいず
    れかに記載の注文システム。
  23. 【請求項23】前記画像対応データは、前記選択タイミ
    ングにおける前記表示画像の画像データ、その圧縮画像
    データまたはその加工画像データを含む請求項21また
    は22のいずれかに記載の注文システム。
  24. 【請求項24】前記画像対応データは、前記選択タイミ
    ングにおける前記表示画像に関連する動画データ、音声
    データ、テキストデータおよびプログラムデータの少な
    くとも1つである請求項21〜23のいずれかに記載の
    注文システム。
  25. 【請求項25】前記記録媒体発注データは、前記記録媒
    体への記録指示情報、または前記所定の画像データ蓄積
    装置への記録指示情報を含む請求項21〜24のいずれ
    かに記載の注文システム。
  26. 【請求項26】前記関連情報は、静止画データ、動画デ
    ータ、音声データ、テキストデータおよびプログラムデ
    ータの少なくとも1つを含み、前記画像データまたは前
    記画像対応データと関連付けられてプリントされ、また
    は前記画像データまたは前記画像対応データと関連付け
    られてコンピュータで読み取り可能な記録媒体に出力さ
    れる請求項18〜25のいずれかに記載の注文システ
    ム。
  27. 【請求項27】前記関連情報は、前記画像データまたは
    前記画像対応データの編集情報および/または加工情報
    を含む請求項18〜26のいずれかに記載の注文システ
    ム。
  28. 【請求項28】前記第1の情報機器が、テレビ受像装置
    であり、前記選択タイミングでの前記表示画像に関連す
    る所定のデータが、前記テレビ受像装置の前記表示画像
    の画像データを含む時、この画像データとして、前記テ
    レビ受像装置によって受信されて、表示されている表示
    画像の画像データと、前記テレビ受像装置に画像データ
    を送信している放送局のオリジナル画像データと、が使
    い分けられる請求項8〜27のいずれかに記載の注文シ
    ステム。
  29. 【請求項29】画像撮影機能を有する第1の情報機器
    と、 前記第1の情報機器に前記画像撮影における被写体関連
    情報を伝送する第2の情報機器と、を有し、 前記第1の情報機器は、前記第2の情報機器から送られ
    た被写体関連情報と、撮影画像データと、をプリント発
    注データとして、所定の送付先に伝送し、この所定の送
    付先において、前記撮影画像に前記被写体関連情報を合
    成または裏プリントして、プリントを作成し、または、
    前記撮影画像に前記被写体関連情報を関連付けて画像デ
    ータや文字データや音声データとしてコンピュータで読
    み取り可能な記録媒体に出力することを特徴とする注文
    システム。
  30. 【請求項30】画像撮影機能を有する第1の情報機器
    と、 前記第1の情報機器から撮影画像データおよび注文デー
    タを伝送される第2の情報機器と、を有し、 前記第2の情報機器は、前記第1の情報機器から送られ
    た撮影画像データおよび注文データに被写体関連情報を
    付加して、所定の送付先に伝送し、この所定の送付先に
    おいて、前記撮影画像に前記被写体関連情報を合成また
    は裏プリントして、プリントを作成し、または、前記撮
    影画像に前記被写体関連情報を関連付けて画像データや
    文字データや音声データとしてコンピュータで読み取り
    可能な記録媒体に出力することを特徴とする注文システ
    ム。
  31. 【請求項31】前記顧客の前記商品発注データを一旦蓄
    積し、 各注文事項毎に、注文伝達経路情報を前記商品発注デー
    タに付加した確認用情報を、発注者識別情報に基づい
    て、前記顧客の連絡先に伝送する請求項8〜30のいず
    れかに記載の注文システム。
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