JP4268612B2 - 画像再生装置 - Google Patents
画像再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4268612B2 JP4268612B2 JP2005374940A JP2005374940A JP4268612B2 JP 4268612 B2 JP4268612 B2 JP 4268612B2 JP 2005374940 A JP2005374940 A JP 2005374940A JP 2005374940 A JP2005374940 A JP 2005374940A JP 4268612 B2 JP4268612 B2 JP 4268612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- additional information
- shooting
- data
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Description
しかも、デジタルフォトプリンタによれば、画像を写真プリントとして出力するのみならず、画像データをコンピュータ等に供給したり、フロッピーディスク等の画像記録媒体に保存しておくこともできるので、画像データを、写真以外の様々な用途に利用することができる。
画像処理装置は、スキャナによって読み取られて、または画像記録媒体から読み出されて、画像処理装置に送られてきた入力画像データから画像処理条件を設定し、設定した条件に応じた画像処理を入力画像データに施し、画像記録のための出力画像データ(露光条件)としてプリンタに送る。
プリンタでは、例えば、光ビーム走査露光を利用する装置であれば、画像処理装置から送られた出力画像データに応じて光ビームを変調して、感光材料を二次元的に走査露光(焼付け)して潜像を形成し、次いで、所定の現像処理等を施して、フィルムに撮影された画像が可視再生画像として再生された写真プリントを出力する。
これに対し、撮影日付や撮影時刻だけでなく、これらに関する付帯的情報や撮影場所やその付帯情報があれば撮影当時を容易に振り返ることができる場合が多い。
今後、ユーザにとって魅力のある写真プリントサービスを行うにあたって、写真プリントに撮影日時以外の付加情報を提供し、写真プリントの機能を高め、なおかつ娯楽性の強いものにすることが望まれる。
前記撮影画像の撮影位置からなる第1のデータ構成、撮影位置と撮影方位からなる第2のデータ構成、撮影位置と撮影倍率からなる第3のデータ構成、および撮影位置と撮影方位と撮影倍率からなる第4のデータ構成のいずれか一つである撮影情報を取得し、
前記撮影情報を用いて予めデータベースに蓄積された付加情報の中から検索し選択し、取得された撮影情報に関連する付加情報を得、
得られた付加情報を前記撮影画像に付加して再生するに際し、
前記付加情報が、予めデータベースに格納された付加情報の中から、前記第1〜第4のデータ構成のいずれか一つである撮影情報および地図情報に基づいて、特定される撮影された被写体、あるいは撮影地点、もしくはその両方に関する情報であり、
前記被写体の特定は、前記撮影画像と、前記第1〜第4のデータ構成のいずれか一つである撮影情報および前記地図情報に基づいて作成される3次元画像とのパターンマッチングによってなされることを特徴とする画像再生方法を提供するものである。
また、前記可視画像が、写真プリントに出力される時および表示手段に表示される時の少なくとも一方である時、前記付加情報の前記写真プリントおよび表示手段の表示の少なくとも一方への付加は、前記撮影情報と前記地図情報に基づいて作成し、前記撮影画像の前記被写体とパターンマッチングした3次元コンピュータグラフィック画像、あるいは予め撮影されデータベース化した複数の画像の中から、前記撮影位置および前記撮影方位が最も近いデータベース化した画像を選択し、前記撮影画像の構図および被写体の大きさに合わせて修正した前記データベース化した画像を前記撮影画像に合成して前記写真プリントに出力するまたは前記表示手段に表示するまたは両方を行うことによって行われることが好ましい。
また、前記付加情報は、前記特定被写体または前記撮影地点もしくはその両方に関する文字データ、文書データ、音声データ、静止画像データあるいは動画像データであることが好ましい。
また、前記デジタル画像データは、前記被写体を撮影した写真フィルムの前記撮影画像を光電的に読み取ることによって得られたデジタル画像データ、あるいは前記被写体を撮影することによって直接得られた前記撮影画像のデジタル画像データであることが好ましい。
前記可視画像が、写真プリントに出力される時および表示手段に表示される時の少なくとも一方である時、前記付加情報は、前記写真プリントの前記可視画像および前記表示手段の表示画像の少なくとも一方に合成される、前記写真プリントの裏側に出力される、前記写真プリントに裏プリントされる、前記表示手段に表示された前記可視画像にリンクして文字、文書、静止画像および動画像の少なくとも1つとして表示される、もしくは前記表示手段に表示された前記可視画像にリンクして音声として出力されることが好ましい。
前記撮影情報および前記付加情報の少なくとも一方は、磁気記録層を持つ写真フィルムの前記撮影画像が撮影された撮影コマに対応する前記磁気記録層に記録されるか、写真フィルムの撮影コマに対応して光学的に記録されるか、写真フィルムを収納するICメモリ付きフィルムカートリッジの前記ICメモリに撮影コマに対応して記録されるか、前記撮影画像のデジタル画像データを記録する画像記録媒体に撮影コマに対応して記録されるか、写真フィルムの撮影コマまたはデジタル画像データと対応付けてデータ記録媒体に記録されるか、写真フィルムの撮影コマあるいはデジタル画像データと対応付けてデータベースに記録されるか、写真フィルムの撮影コマまたはデジタル画像データと対応付けてネットワーク経由で指定された記録先に記録されるかの少なくとも1つの方法によって記録され、
当該撮影コマの撮影画像を前記可視画像として再生するに際し、当該撮影コマの前記撮影情報または前記付加情報を、前記磁気記録層、前記光学的記録、前記ICメモリ、前記画像記録媒体、前記データ記録媒体、前記データベースおよび前記記録先から読み出し、読み出された前記撮影情報から取得される付加情報または読み出された前記付加情報を当該撮影コマの前記撮影画像に付加して再生することが好ましい。
この画像入力手段によって取得されたデジタル画像データに所定の画像処理を施して出力画像データ得る画像処理手段と、
この画像処理手段から出力された前記出力画像データに基づいて前記撮影画像を可視画像として出力する画像出力手段とを有する画像再生装置であって、
前記撮影画像に関連付けて撮影情報を取得する撮影情報取得手段と、
この撮影情報取得手段によって取得された前記撮影情報に関連する付加情報を取得する付加情報取得手段と、
この付加情報取得手段によって取得された付加情報を前記可視画像として再生される前記撮影画像に付加する付加情報出力手段とを有し、
前記撮影情報取得手段は、前記撮影情報として、前記撮影画像に関連づけて、撮影位置からなる第1のデータ構成、撮影位置と撮影方位からなる第2のデータ構成、撮影位置と撮影倍率からなる第3のデータ構成、および撮影位置と撮影方位と撮影倍率からなる第4のデータ構成のいずれか一つを取得し、
前記付加情報取得手段は、被写体および撮影地点の少なくとも一方に関する前記付加情報を格納するデータベースと、このデータベースの中から前記第1〜第4のデータ構成のいずれか1つの撮影情報および地図情報に基づいて特定される、撮影された被写体および撮影地点の少なくとも一方に関する前記付加情報を選択して取得する付加情報選択手段とを有するものであり、
前記撮影された被写体の特定は、前記撮影画像と前記第1〜第4のデータ構成のいずれか1つである撮影情報および前記地図情報に基づいて作成される3次元画像とのパターンマッチングによって行うことを特徴とする画像再生装置を提供するものである。
また、前記撮影情報取得手段は、人工衛星を用いた位置計測装置に基づいて得られた前記撮影位置の情報を含む前記撮影情報を取得することが好ましい。
さらに、前記画像入力手段は、前記被写体が撮影された写真フィルムの前記撮影画像から光電的に前記デジタル画像データを読み取る、あるいは前記被写体を撮影することによって直接前記撮影画像のデジタル画像データを得ることが好ましい。
また、前記画像出力手段は、前記可視画像が再生された写真プリントを出力する画像記録手段および前記可視画像を再生して表示する表示手段の少なくとも一方であり、この表示手段は、前記可視画像を表示するモニタ、および前記可視画像を投影するプロジェクタの少なくとも1つであることが好ましい。
前記付加情報出力手段は、前記付加情報をデジタル画像情報に展開し、前記画像処理手段で画像処理されるデジタル画像データと合成する画像合成手段、前記付加情報を前記写真プリントの裏側に出力する出力手段、前記付加情報を前記写真プリントの裏側にプリントする裏プリント手段、または前記表示手段の再生可視画像にリンクして前記付加情報を文字、文書、静止画像および動画像の少なくとも1つとして前記表示手段に表示させるためのリンク手段、または前記表示手段の再生可視画像にリンクして前記付加情報を音声として出力させるための音声出力手段であることが好ましい。
同図に示されるデジタルフォトプリンタ10は、基本的に、フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取るスキャナ(画像読取装置)12と、読み取られた画像データ(画像情報)の画像処理や本発明の画像再生方法を実施するための種々のデータ処理やデジタルフォトプリンタ10全体の操作および制御等を行う画像処理装置14と、画像処理装置14から出力された画像データに応じて変調した光ビームで感光材料を画像露光し、現像処理して写真プリントとして出力するプリンタ16とを有する。
スキャナ12は、フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取る装置で、光源22と、可変絞り24と、フィルムFに入射する読取光をフィルムFの面方向で均一にする拡散ボックス28と、結像レンズユニット32と、フィルムの撮影画像を読み取るフォトセンサであるCCDセンサ34と、アンプ(増幅器)36と、A/D(アナログ/デジタル)変換器37とを有し、さらに、スキャナ12の本体に装着自在な専用のキャリア30から構成される。
フィルムFはこのキャリア30によって保持されて副走査方向に搬送されつつこのフィルムFには読み取り光が入射される。これにより、フィルムFが主走査方向に延在するスリット29aによって2次元的にスリット走査され、フィルムFに撮影された各コマの画像が読み取られる。
光源22から射出され、可変絞り24によって光量調整され拡散ボックス28を通して均一にされた読み取り光が、キャリア30によって所定の読み取り位置に保持されつつ搬送されるフィルムFに入射して、透過することにより、フィルムFに撮影された画像を担持する投影光を得る。
フィルムFの投影光は、結像レンズユニット32によってCCDセンサ34の受光面に結像され、CCDセンサ34によって光電的に読み取られ、その出力信号は、アンプ36で増幅されて、A/D変換器37でデジタル画像データに変換され、入力画像データとして画像処理装置14に送られる。
これらの記録された情報は、スキャナ12でフィルムFの画像が読み取られる際に、同時に磁気読取書込装置31にて読み取られる。すなわち、新写真システムAPSのフィルム(カートリッジ)がそれに対応するキャリア30にセットされ、フィルムFがキャリア30によって副走査方向に搬送されてCCDセンサ34で読み取られる間に、図2(A)に示す磁気読取書込装置31にて磁気記録された情報が読み取られ、撮影情報を含む各種の情報が画像処理装置14に送られる。場合によっては、磁気読取書込装置31によって磁気記録層に撮影情報に基づく付加情報などの必要な情報が記録される。
撮影情報やこれに基づく付加情報の取得方法および記録方法は、APSフィルムの磁気記録層やICメモリ付きフィルムカートリッジのICメモリからの読み出しや記録に限定されないのはもちろんである。これら以外の撮影情報や付加情報の取得および記録方法については、それぞれ後述する。
また、プレスキャンは、フィルムFのすべての画像を一気にプレスキャンで取り込んで、画像処理条件を設定した後、本スキャンを行っているが、フィルムFを一コマごとにプレスキャンと本スキャンを逐次行ってもよい。
なお、図示例では、入力信号(デジタル画像データ、撮影情報、付加情報)は、スキャナ12やドライブ装置26等の種々の画像データ供給源から画像処理装置14に入力されるが、以下の説明では、主としてスキャナ12から画像処理装置14にデジタル画像データが供給される場合を代表例として説明する。
プレスキャンメモリ40および本スキャンメモリ42には、データ処理部38で処理されたデジタル画像データが記憶され、必要に応じて、画像処理を施し出力するために、プレスキャン画像処理部44、または、本スキャン画像処理部46に呼び出される。
画像データ変換部52では、画像処理部50で画像処理の施された画像データを、モニタ20による表示に対応する画像データに加工するため、3D(三次元)−LUT等を用いて変換する。
画像処理部54では、本スキャン画像データについて、プレスキャン画像データにおいて決定された画像処理条件下、色バランス調整、コントラスト補正(階調処理)、明るさ補正が図示しないLUT(ルックアップテーブル)による処理によって、また、彩度補正が図示しないMTX演算によって公知の方法で行われ、さらに、オペレータの指示や画像データ等に応じて、シャープネス処理や覆い焼き処理等が行わる他、撮影レンズの特性による歪曲収差や倍率色収差などの補正および写真プリントの出力サイズに応じて画像を拡大縮小する電子変倍処理を行う。
画像データ変換部58では、画像処理部54で画像処理の施された画像データを、プリンタ16にプリント出力する画像データに加工するため、3D(三次元)−LUT等を用いて変換する。
具体的には、プレスキャン画像データから、濃度ヒストグラムの作成や、平均濃度、LATD(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃度)、シャドー(最高濃度)等の画像特徴量の算出等を行い、加えて、必要に応じて行われるオペレータによる指示に応じて、前述のグレイバランス調整等のテーブル(LUT)や彩度補正を行うマトリクス演算の作成等を行い、画像処理条件を決定する。決定された画像処理条件は、さらに、キーボード18aおよびマウス18bを有する操作系18で調整され、画像処理条件が再設定される。
なお、モニタ20は、プレスキャン画像データの画像処理が適切かどうか、オペレータが確認、検定するものであり、画像データ変換部52を介して画像処理装置14と接続される。
本実施形態では、付加情報取得部62の付加情報選択部62aは、付加情報として引用されるデータを格納したデータベース部62bの中から撮影日時データの少なくとも一部と関連するデータを引用して付加情報として選択する。
新写真システムAPSの場合、図5(A)に示す様に、スキャナ12のキャリア30に設けられている磁気読み取り書き込み装置31でフィルムFに磁気記録された撮影日時データである撮影日付および撮影時刻の少なくとも一方の情報、またすでに記録されている付加情報が読み込まれ、スキャナ12から画像データと別の経路で付加情報取得部62へ送られ、取得される。付加情報取得部62内の付加情報選択部62aで、引用されるデータを格納した百科事典等の大きなデータベース部62bの中から、その撮影日付や撮影時刻の年、月、日および時刻の少なくとも一つを単位としてデータを検索し選択して付加情報を取得する。また、磁気記録されている付加情報を読み取った場合、ユーザの希望に従い、読み取った付加情報をそのまま付加情報として取得し、写真プリントに付加することができる。
通常の135サイズのフィルムにおいては、ネガフィルムを現像する前に、付加情報を光学的に焼き付け、再プリント注文時に同一の付加情報を、もしくはユーザの希望に応じて、そのデータを加工した付加情報を提供でき、付加情報の取得の処理が簡略化できる。
本実施形態でも、付加情報取得部62の付加情報選択部62aは、第1実施形態と同様に、付加情報として引用されるデータを格納したデータベース部62bの中から撮影位置、撮影方位および撮影倍率などの撮影情報の少なくとも一部と関連するデータを引用して付加情報として選択する。
図6は、付加情報取得部62で行われる付加情報の取得を中心に、撮影位置、撮影方位および撮影倍率のデータなどの撮影情報の取得からプリント出力するまでの流れを示している。
例えば、撮影された被写体が山である場合、その山が何であるかや、どの地点にあるかを特定するには、得られた撮影位置と方位から地図データベースを用いて特定する。複数の人工衛星からの信号をもとに位置を正確に知ることのできるGPSを利用することで、撮影した位置、すなわち経度、緯度および高度を得ることができる。これらの経度、緯度および高度の位置に関する測位精度は100m以内であり実用上問題はなく、方位角についても方向探知機用方位指示器を用いることで方位を精度よく測定できるので、撮影倍率データに依存して定まる地図上の所定の画角内に収まる対象物と撮影された被写体を照合することで、撮影被写体や撮影地点を地図データベース上の対象物として特定することができる。なお、撮影地点には、画面内に写っている、撮影画像内の被写体の位置、すなわち撮影された地点(位置)のみならず、撮影者またはカメラの位置などの撮影する位置、すなわち撮影位置を含めてもよい。こうすることにより、撮影画像の内の被写体だけでなく、撮影位置そのものに関する情報も付加情報として撮影画像に付加することができるからである。
被写体および撮影地点の少なくとも一方が特定されるとデータベース部62b内の百科事典等のデータベースからユーザの注文に応じて、付加情報として引用すべきデータを検索し選択する。例えば、付加情報として、山名のみ、あるいは山名、標高および歴史についての文字データや文書データや音声データなどを付加情報として取得する。また、データベース部62b内の著名な山などの撮影画像を蓄えた撮影画像データベースから静止画データや動画データを付加情報として取得し、最適な撮影画像(静止画または動画)を選択する。こうして得られた文字データや文書データや静止画データなどの付加情報を、撮影された画像に合成してまたは付加して写真プリントと出力しても良いし、文字データや文書データや音声データや静止画データや動画データなどの付加情報を、表示手段であるモニタ20の表示された撮影画像に合成して、もしくは付加して出力するようにしても良い。また、撮影地点に関する情報として、各被写体間の距離または撮影位置と各被写体間の距離等を付加してもよい。
図7(A)に示す写真プリントは、被写体情報、被写体名である山名および撮影場所に関する情報である撮影位置の名称等を文字データとして撮影画像に合成し、また、該当する山の標高や歴史を百科事典等のデータベースから引用し、文書データを写真プリント裏面に裏印字している。
写真プリントへの付加は、撮影画像の写真プリントの裏面にも感光層を設けて付加情報を露光・焼付けして裏プリントしてもよい。さらに、多量な文書データを付加情報として付加する場合であって、同一の被写体が複数のコマに撮影されている場合、撮影コマ順に複数の写真プリントに裏印字してもよい。このように付加することで、写真プリントの娯楽性が一層向上する。
なお、撮影位置に関する情報は、GPS以外の方法を利用して得られる撮影位置情報であっても良く、例えば、方位は可変で位置のみ固定されている観光地等の展望台に設置されている双眼鏡のようなカメラを利用することで、少なくとも撮影位置は正確に判っているので、被写体を容易に特定することができるのである。
例えば、表示手段としては、モニタ20のような表示モニタや、プロジェクタや、フォトプレーヤなどを挙げることができ、これらの表示手段に撮影画像およびその付加情報を両方同時にまたは一方づつ切り換えて再生処理を行って表示することができる。
もちろん、本発明においては、モニタ20とは別にディスプレイおよび音声出力手段等を有するパーソナルコンピュータを画像処理装置14に接続し、本発明の画像再生方法によって付加情報が合成された合成画像や、表示画像とリンクした付加情報を表示または音声出力するようにしてもよい。
また、付加情報が付加されたデジタル画像データは、プリンタ16において画像再生されて写真プリントとして出力されるのみならず、ドライブ装置26によってフロッピーディスクやMOやZip等の画像記録媒体25にも記録することができる。この場合、デジタル画像の再生の際、フォトプレーヤやパーソナルコンピュータは画像記録媒体から付加情報が付加された画像を呼び出し、その画像再生装置に表示する事ができ、また画像再生装置上で特定される被写体をマウス等で指定することで、撮影状況や被写体に関する解説情報などの付加情報を呼び出し、画像表示装置上に表示することができる。
本発明において用いられるプロジェクタとしては、フィルムを投影する通常のプロジェクタの他、このフィルムを投影するプロジェクタの構造において、フィルムに相当する位置に液晶表示装置を置き、この液晶表示装置に画像を表示させて、その透過光をスクリーンに投影する構成のプロジェクタを含んでいてもよい。
このような分離記録の場合に用いられる撮影コマ識別情報としては、例えば、APSフィルムや135フィルム等の写真フィルムに撮影画像が記録されている場合、フィルムまたはカートリッジIDなどの識別情報と撮影コマ番号情報を用いることができ、デジタルカメラのように撮影画像のデジタル画像データが記録されている場合には、画像ファイル名を用いることができる。
スキャナ12でプレスキャンされ読み取られたプレスキャン画像データは、デジタル入力画像データとして処理部38でLog変換、DCオフセット補正、暗時補正、シェーディング補正等の各処理が施された後、プレスキャンメモリ40に記憶される。また、条件設定部48からプレスキャンメモリ40に記憶されたプレスキャン画像データは呼び出され、画像特徴量の算出等を行い画像処理条件が自動的に決定され、またオペレータの指示により調整された後、定まった画像処理条件の下、プレスキャン画像処理部44の画像処理部50で色バランス調整、色濃度補正や明るさ補正およびコントラスト補正や彩度補正、さらには、撮影レンズに起因する倍率色収差や歪曲収差などの収差の補正が行われ、またオペレータの指定により、シャープネス処理や覆い焼処理(濃度ダイナミックレンジの圧縮/伸長)が行われた後、画像データ変換部52に送られ、3D(三次元)−LUT等を用いて変換して、モニタ20の表示に対応する画像データに加工された後、モニタ20に表示される。
新写真システムAPSの場合、スキャナ12のキャリア30に設けられている磁気読取書込装置31で読み込まれたフィルム磁気記録層S2に記録された情報である撮影日付および撮影時刻の少なくとも一方を含む撮影日時、撮影位置、撮影方位および撮影倍率等の撮影情報は、スキャナ12から画像データと別の経路で付加情報取得部62へ送られる。
また、新写真システムAPS以外の通常の135サイズのフィルムにおいては、撮影日付や撮影時刻をフィルムFに光学的に焼き付けている場合、光学的に焼き付けられる文字は、その撮影コマの内、場所がおよそ決まっており、また、その色濃度も高いため、判別が容易にでき、フィルム画像から公知の文字認識技術により年、月、日および時刻について文字認識して読み出し、読み出された年、月、日および時刻の少なくとも一つを単位として、百科事典等の大きなデータベース部62bからデータを検索し選択して付加情報を取得する。
ユーザ指定データの項目の指定は、プリントの出力サービス時にユーザが直接指定した項目をオペレータがキーボード18aやマウス18bを用いて指定することで、また、予め初期登録したユーザのデータベースを参照することで、さらには新写真システムAPSにおいては、新写真システムAPSに対応するカメラ等によってフィルムF上に形成されている磁気記録層S2に記録したユーザ指定データを、磁気読み取り書き込み装置31で読み取ることで行う。
選択された付加情報の写真プリントへの付加方法については、キーボード18aおよびマウス18bを有する操作系18を用いて、オペレータが指定する。例えば、撮影被写体が山である場合、特定された山について山名のみを写真プリントに付加するのか、プリント裏面にのみ山名、標高および歴史を裏印字するのか等を指定する。
なお、本発明においては、第1および第2実施形態に分けて説明しているが、本発明は、これらを別々に実施するものに限定されず、両者を一緒に実施してよいことはもちろんである。
画像処理部54では、記憶された本スキャン画像データが本スキャンメモリ42から読み出され、決定された画像処理条件の下で、色バランス調整、明るさ補正およびコントラスト補正や彩度補正、さらには、撮影レンズに起因する倍率色収差や歪曲収差などの収差の補正や写真プリントの出力サイズに応じて画像を電子変倍処理が行われ、またオペレータの指定により、シャープネス処理や覆い焼処理(濃度ダイナミックレンジの圧縮/伸長)が行われる。
各種の画像処理が画像処理部54で施された後、画像データ変換部58に送られ、画像変換された後、プリンタ16への出力に対応する画像データに加工された後、プリンタ16へ出力される。また、付加情報取得部62で文字データや文書データの裏印字(バックプリント)を選択した場合は、付加情報としての文字データや文書データがそのままプリンタ16へ送られる。
記録装置では、感光材料を写真プリントに応じた所定長に切断した後に、画像処理装置14の条件設定部48から送られてきた、付加情報取得部62で取得された文字データや文書データ、さらに、特定された被写体に関する文書データや文書データをドットインパクトプリンタやインクリボンプリンタ等のバックプリント手段によって裏印字(バックプリント)する。また、場合によっては裏プリントする。ついで、感光材料の分光感度特性に応じたR露光、G露光、B露光用の3種のビームを画像処理装置14から出力された画像データに応じて変調して主走査方向に偏向するとともに、主走査方向と直交する副走査方向に感光材料を搬送することにより、前記光ビームで感光材料を2次元的に走査露光して潜像を記録し、プロセサに供給する。付加情報取得部62で付加情報を画像に合成することを選択した場合、すでに画像処理部54で合成されているため、付加情報を合成しない画像の場合と同様に潜像を記録する。感光材料を受け取ったプロセサは、発色現象、漂白定着、水洗等の所定の湿式現像処理を行い、乾燥して写真プリントとしてフィルム1本分等の所定単位に仕分けして集積する。
本発明の画像再生方法および装置は、基本的に以上のように構成される。
12 スキャナ
14 画像処理装置
16 プリンタ
18 操作系
18a キーボード
18b マウス
20 モニタ
21 音声出力手段
22 光源
24 可変絞り
25 画像記録媒体
26 ドライブ装置
27 スロット
28 拡散ボックス
29 マスク
30 キャリア
31 磁気読取書込装置
32 結像レンズユニット
33 フィルムカートリッジ
34 CCDセンサ
36 アンプ
37 A/D(アナログ/デジタル)変換器
38 データ処理部
40 プレスキャン(フレーム)メモリ
42 本スキャン(フレーム)メモリ
44 プレスキャン画像処理部
46 本スキャン画像処理部
48 条件設定部
50,54 (画像)処理部
52,58 画像データ変換部
62 付加情報取得部
62a 付加情報選択部
62b データベース部
Claims (12)
- 撮影画像のデジタル画像データを取得する画像入力手段と、
この画像入力手段によって取得されたデジタル画像データに所定の画像処理を施して出力画像データ得る画像処理手段と、
この画像処理手段から出力された前記出力画像データに基づいて前記撮影画像を可視画像として出力する画像出力手段とを有する画像再生装置であって、
少なくとも前記撮影画像の撮影位置を撮影情報として取得する撮影情報取得手段と、
前記撮影情報および地図情報に基づいて作成される3次元画像と、前記撮影画像とのパターンマッチングによって、前記撮影された被写体を特定する被写体特定手段と、
前記特定された被写体に関連する付加情報を取得する付加情報取得手段と、
この付加情報取得手段によって取得された付加情報を前記可視画像として再生される前記撮影画像に付加する付加情報出力手段とを有することを特徴とする画像再生装置。 - 前記付加情報取得手段は、被写体に関する前記付加情報を格納するデータベースと、このデータベースの中から前記特定された被写体に関する前記付加情報を選択して取得する付加情報選択手段とを有するものである請求項1に記載の画像再生装置。
- 前記付加情報取得手段は、データベースに、さらに、撮影地点に関する前記付加情報も格納し、
付加情報選択手段は、撮影地点に関する前記付加情報も選択して取得する請求項2に記載の画像再生装置。 - 前記撮影情報は、撮影位置からなる第1のデータ構成、撮影位置と撮影方位からなる第2のデータ構成、撮影位置と撮影倍率からなる第3のデータ構成、および撮影位置と撮影方位と撮影倍率からなる第4のデータ構成のいずれか一つである請求項1〜3のいずれかに記載の画像再生装置。
- 前記撮影情報は、第4のデータ構成である請求項4に記載の画像再生装置。
- 前記被写体特定手段は、2次元的に、前記3次元画像の画素をずらしつつ、前記3次元画像と前記撮影画像とを重ね、最も重なる位置、方位及び撮影倍率を算出し、算出結果に基づいて、被写体を特定する請求項1〜5のいずれかに記載の画像再生装置。
- 前記被写体特定手段は、前記撮影情報を基準として、前記3次元画像の位置、方位及び撮影倍率の少なくとも1つを変化させつつ、前記3次元画像と前記撮影画像とのパターンマッチングを行う請求項1〜6のいずれかに記載の画像再生装置。
- 前記撮影情報取得手段は、人工衛星を用いた位置計測装置に基づいて得られた前記撮影位置の情報を含む前記撮影情報を取得する請求項1〜7のいずれかに記載の画像再生装置。
- 前記画像出力手段は、前記可視画像が再生された写真プリントを出力する画像記録手段および前記可視画像を再生して表示する表示手段の少なくとも一方であり、この表示手段は、前記可視画像を表示するモニタ、および前記可視画像を投影するプロジェクタの少なくとも1つである請求項1〜8のいずれかに記載の画像再生装置。
- 前記画像出力手段は、前記可視画像が再生された写真プリントを出力する画像記録手段および前記可視画像を再生して表示する表示手段の少なくとも一方であり、
前記付加情報出力手段は、前記付加情報をデジタル画像情報に展開し、前記画像処理手段で画像処理されるデジタル画像データと合成する画像合成手段、前記付加情報を前記写真プリントの裏側に出力する出力手段及び前記表示手段の再生可視画像にリンクして前記付加情報を文字、文書、静止画像および動画像の少なくとも1つとして前記表示手段に表示させるためのリンク手段の少なくとも1つを有する請求項1〜9のいずれかに記載の画像再生装置。 - 前記画像出力手段は、特定された被写体の撮影画像内の位置に対応して、付加情報の合成位置を制御する請求項10に記載の画像再生装置。
- 前記画像出力手段は、前記表示手段の再生可視画像にリンクして前記付加情報を音声として出力させるための音声出力手段を有する請求項1〜11のいずれかに記載の画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005374940A JP4268612B2 (ja) | 1998-05-20 | 2005-12-27 | 画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13899698 | 1998-05-20 | ||
JP16213098 | 1998-06-10 | ||
JP2005374940A JP4268612B2 (ja) | 1998-05-20 | 2005-12-27 | 画像再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14032599A Division JP3808662B2 (ja) | 1998-05-20 | 1999-05-20 | 画像再生方法および装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006197579A JP2006197579A (ja) | 2006-07-27 |
JP2006197579A5 JP2006197579A5 (ja) | 2008-06-05 |
JP4268612B2 true JP4268612B2 (ja) | 2009-05-27 |
Family
ID=36803225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005374940A Expired - Fee Related JP4268612B2 (ja) | 1998-05-20 | 2005-12-27 | 画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4268612B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101329747B1 (ko) | 2007-01-08 | 2013-11-14 | 삼성전자주식회사 | 동영상 촬영 모드가 수행되는 디지털 영상 처리 장치의제어 방법 |
JP7006554B2 (ja) | 2018-09-26 | 2022-01-24 | 株式会社島津製作所 | 試料搬送装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5349477B2 (ja) * | 2007-08-16 | 2013-11-20 | イーストマン コダック カンパニー | スキャンされたプリントから得られる補助情報の記憶および呈示 |
JP4911191B2 (ja) * | 2009-04-08 | 2012-04-04 | 株式会社ニコン | 画像処理装置および画像処理プログラム |
JP2013152198A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Hiroshima Univ | 計測器読み取り装置およびモニタリングシステム |
JP2015159511A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | オリンパス株式会社 | 撮影機器及び画像記録方法 |
US10163008B2 (en) * | 2016-10-04 | 2018-12-25 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for recreating a reference image from a media asset |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005374940A patent/JP4268612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101329747B1 (ko) | 2007-01-08 | 2013-11-14 | 삼성전자주식회사 | 동영상 촬영 모드가 수행되는 디지털 영상 처리 장치의제어 방법 |
JP7006554B2 (ja) | 2018-09-26 | 2022-01-24 | 株式会社島津製作所 | 試料搬送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006197579A (ja) | 2006-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7170632B1 (en) | Image reproducing method and apparatus, image processing method and apparatus, and photographing support system | |
JP4152340B2 (ja) | 画像処理システムおよびその方法 | |
US7145597B1 (en) | Method and apparatus for image processing | |
US7518640B2 (en) | Method, apparatus, and recording medium for generating album | |
US6583811B2 (en) | Photographic system for recording data and reproducing images using correlation data between frames | |
JP3808662B2 (ja) | 画像再生方法および装置 | |
US6728428B1 (en) | Image processing method | |
JP4268612B2 (ja) | 画像再生装置 | |
JP2001238177A (ja) | 画像処理方法および装置 | |
US20040070778A1 (en) | Image processing apparatus | |
US20020030797A1 (en) | Image processing method and apparatus | |
US7277598B2 (en) | Image processing apparatus, certification photograph taking apparatus, and certification photograph creation system | |
JP4339730B2 (ja) | 画像処理方法および装置 | |
JP3549413B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP4829269B2 (ja) | 画像処理システムおよびその方法 | |
JPH11289447A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
US6769617B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP3386373B2 (ja) | 撮影画像の類似性判定方法およびこれを用いた画像処理方法および画像処理装置 | |
JP3545616B2 (ja) | プリント方法およびプリントシステムならびにカメラ | |
JP2004110244A (ja) | プリントシステムおよびプリント | |
JP4159766B2 (ja) | 画像処理方法 | |
JP4399495B2 (ja) | 画像撮影システム及び画像撮影方法 | |
JP2008102961A (ja) | 画像処理システムおよびその方法 | |
JP2000101833A (ja) | プリントシステム | |
JP2000134462A (ja) | 画像処理装置および画像処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060512 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080417 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4268612 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |