JP2002304891A - 連想記憶装置 - Google Patents
連想記憶装置Info
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- JP2002304891A JP2002304891A JP2001107444A JP2001107444A JP2002304891A JP 2002304891 A JP2002304891 A JP 2002304891A JP 2001107444 A JP2001107444 A JP 2001107444A JP 2001107444 A JP2001107444 A JP 2001107444A JP 2002304891 A JP2002304891 A JP 2002304891A
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- G11C—STATIC STORES
- G11C15/00—Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores
- G11C15/04—Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores using semiconductor elements
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
ことなく、最優先のエントリデータを検出可能な連想記
憶装置を提供することを目的とする。 【解決手段】連想記憶装置は、有効データである0と1
及び無効データの3値のデータを格納するターナリセル
と、同一ワード線に接続される複数のターナリセルのエ
ントリデータがエントリキーと一致し、且つエントリデ
ータのあるビット位置にある第1のターナリセルの内容
が有効データであるとき、このビット位置における有効
データの存在を広報する有効データ検出回路と、このビ
ット位置における有効データの存在が広報されている状
態でこのビット位置にある第2のターナリセルに無効デ
ータが存在する場合に、第2のターナリセルと同一のワ
ード線に接続される複数のターナリセルのエントリデー
タを不一致であると判定するロンゲストマッチ検出回路
を含むことを特徴とする。
Description
装置に関し、詳細には連想記憶装置に関する。
sable Memory)は、データを入力としてアドレスを出力
する記憶装置であり、入力データと一致するデータを記
憶領域内で検出して、一致するデータが格納されている
アドレスを出力する。この入力データをエントリキーと
呼び、記憶されているデータをエントリデータと呼ぶ。
ス入力に対してデータ出力が一意に決定されるが、CA
Mではエントリキー(入力データ)と一致するエントリ
データ(記憶データ)が複数個存在する場合があり、一
致検出だけでは出力データを一意に決定することが出来
ない。このような場合に備えて、CAM内部では、エン
トリデータに対して優先順位が割り振られており、複数
のエントリデータが一致する場合には、優先順位が一番
高いエントリデータのアドレスが出力される。
には、各アドレスに優先順位を割り当てておき、優先順
位が一番高いアドレスを出力する構成が一般的である。
この場合、例えば、先頭アドレスを最優先の優先順位と
して、アドレスが大きくなるほど優先順位が下がるよう
に構成する。複数のエントリデータがエントリキーに一
致する場合には、一致するエントリデータのアドレスの
うちで最も小さいアドレスを検出し、そのアドレスを出
力する。
いて、所定の優先順位を有するエントリデータを書き込
む際、アドレス空間内において優先順位の順に並べられ
た既存のエントリデータが存在するので、順番に並べら
れた既存のエントリデータの途中に新たなエントリデー
タを挿入する必要がある。即ち例えば、既存のエントリ
データと比較して3番目に重要なエントリデータを書き
込む際には、既存のエントリデータのうちで優先順位が
3番目以降のエントリデータを全て、夫々1つ大きいア
ドレスに格納し直して、優先順位が3番目に対応するア
ドレスを空ける必要がある。このように既存データのう
ちで、移動が必要な部分全体をアドレス空間内でシフト
した後に、空いたアドレスに新規のエントリデータを書
き込むことになる。
アドレス空間内でエントリデータをプライオリティー順
に並べる方式では、上記のようにエントリデータ書き込
み時に、既存のエントリデータの一部を全体的に移動す
る必要があり、システムの実効性能が著しく低下すると
いう問題がある。
順位とを関係付けることなく、最優先のエントリデータ
を検出可能な連想記憶装置を提供することを目的とす
る。
は、有効データである0と1及び無効データの3値のデ
ータを格納するターナリセルと、同一ワード線に接続さ
れる複数のターナリセルのエントリデータがエントリキ
ーと一致し、且つ該エントリデータのあるビット位置に
ある第1のターナリセルの内容が有効データであると
き、該ビット位置における有効データの存在を広報する
有効データ検出回路と、該ビット位置における有効デー
タの存在が広報されている状態で該ビット位置にある第
2のターナリセルに無効データが存在する場合に、該第
2のターナリセルと同一のワード線に接続される複数の
ターナリセルのエントリデータを不一致であると判定す
るロンゲストマッチ検出回路を含むことを特徴とする。
エントリデータを検出するために、各ターナリセルに広
報機能を備える。この広報機能は、自らのターナリセル
の属するエントリデータが一致データであり、しかも自
らのセルの内容が有効データであるときに、同一のビッ
ト位置にある他のターナリセルに対して、自らが有効デ
ータであることを広報する。このようにして有効データ
の存在が広報されると、同一のビット位置にある他のタ
ーナリセルは、自らのセルの内容が無効データである場
合には、自らのターナリセルの属するエントリデータが
一致データであるがロンゲストマッチではないことが判
明するので、データ一致を示す状態からデータ不一致を
示す状態に変更する。
であり、同一ビット位置の他のセルにエントリデータが
一致する有効データが存在する場合には、自らの属する
エントリデータが最優先データでないことを判断して、
このエントリデータを最優先データの候補からおろす。
これによって、最終的に残ったエントリデータを、最優
先データとして検出することが出来る。
図面を用いて詳細に説明する。
に、本発明の原理を説明する。
リデータは、1、0、及びx(マスク或いはマスクプレ
フィックス)の3値からなるターナリデータ(Ternar
y)である。図1は、CAMにおいて一般的に用いられ
るターナリセルを示す。
ンジスタ11乃至18とインバータ19乃至22とを含
む。インバータ19及び20で1ビットを格納するラッ
チを形成し、インバータ21及び22で1ビットを格納
するラッチを形成する。ターナリセル10が1を格納す
る場合には、ノードN1が0でノードN2が1になるよ
うにデータが格納される。ターナリセル10が0を格納
する場合には、ノードN1が1でノードN2が0になる
ようにデータが格納される。またターナリセル10がx
を格納する場合には、ノードN1及びノードN2が双方
とも0になるようにデータが格納される。なおデータ格
納は、ビット線BL(1)及び/BL(1)とビット線
BL(2)及び/BL(2)にデータを供給して、ワー
ド線WLを活性化することにより行われる。
Bから供給される。エントリキーが1の場合には、サー
チバスSB及び/SBはそれぞれ1及び0となる。また
エントリキーが0の場合には、サーチバスSB及び/S
Bはそれぞれ0及び1となる。更に、エントリキーがx
の場合には、サーチバスSB及び/SBは双方共に0と
なる。従って、エントリキーの0/1がエントリデータ
の0/1と一致する場合には、マッチラインMLはHI
GHのままである。不一致の場合にはNMOSトランジ
スタ13及び14が同時に導通するか、或いはNMOS
トランジスタ17及び18が同時に導通し、結果として
マッチラインMLはグランドに接続されてLOWとな
る。またエントリキー或いはエントリデータの何れか一
方がマスクxであるときは、マッチラインMLはHIG
Hのままである。
続されて、複数のデータ列からなるエントリキーに対す
る一致/不一致が判定される。
れたセルマトリックスを示す。図2に示されるように、
行列状に配置されたターナリセル10のうち、行方向の
ターナリセル10のマッチラインMLを共通とする。こ
のような構成において、サーチバスSB及び/SBに供
給されるエントリキーが、行方向に配置された複数のタ
ーナリセル10のデータ列であるエントリデータと一致
すると、マッチラインMLはHIGHである。またエン
トリキーとエントリデータとの間に一箇所でも不一致が
あると、不一致箇所のターナリセル10においてマッチ
ラインMLがグランドに接続されるために、マッチライ
ンMLはLOWとなる。
クxが含まれる場合には、その箇所においては不一致判
定が出ることは無く、データの一致/不一致には無関係
なドントケアとなる。従って、例えば、“001011xx”が
エントリキーであるときは、“00101xxx” や“0010110
x”のエントリデータは一致判定となる。なおマスクデ
ータ即ち非有効データは、必ずLSG側に連続して並ぶ
ように存在し、マスクデータが有効データの間に挟まれ
るように存在することはない一般的に、エントリデータ
の優先順位は、マスクxの数によって決定される。即
ち、エントリデータのうちでマスクxの数が最も少ない
ものが最優先のエントリデータであり、マスクxの数が
最も多いものが最も優先順位の低いエントリデータであ
る。例えば、以下の複数のエントリデータは、最初の行
のものが最優先であり、下の行に行くほど順番に優先順
位が低くなる。
個存在する場合、一致するエントリデータのうちで、マ
スクxの数が最も少ないものを最優先のエントリデータ
として検出し、そのメモリアドレスをCAMの出力とす
ればよい。
ないものを最優先のエントリデータとして検出する。こ
の目的のために、マスクデータ即ち非有効データは必ず
LSG側に連続して並ぶように存在し、マスクデータが
有効データの間に挟まれるように存在することはないと
いう性質を利用する。例えば、エントリキーが“001011
1x”であるとして、以下のような複数の一致エントリデ
ータが存在するとする。
番目のビットがマスクデータであり、第1乃至第3のエ
ントリデータの同じ位置のビットである右から4番目の
ビットが有効データであることから、第4のエントリデ
ータはマスク数が最小の一致データではない。また第3
のエントリデータにおいては、右から3番目のビットが
マスクデータであり、第1及び第2のエントリデータの
同じ位置のビットである右から3番目のビットが有効デ
ータであることから、第3のエントリデータはマスク数
が最小の一致データではない。また第2のエントリデー
タにおいては、右から2番目のビットがマスクデータで
あり、第1のエントリデータの同じ位置のビットである
右から2番目のビットが有効データであることから、第
2のエントリデータはマスク数が最小の一致データでは
ない。従って、第2乃至第4のエントリデータは、マス
ク数が最小である一致データではないことが分かる。こ
れによって、第2乃至第4のエントリデータを除いて唯
一残った第1のエントリデータが、マスク数が最小であ
る一致データであることになる。
ントリデータ即ち有効データ長が最長である一致エント
リデータを、ロンゲストマッチ(longest match)のエ
ントリデータと呼ぶ。
ngest match)のエントリデータを検出するために、各
ターナリセル10に広報機能を備える。この広報機能
は、自らのターナリセル10の属するエントリデータが
一致データであり、しかも自らのセルの内容が有効デー
タであるときに、同一のビット位置にある他のターナリ
セル10に対して、自らが有効データであることを広報
する。このようにして有効データの存在が広報される
と、同一のビット位置にある他のターナリセル10は、
自らのセルの内容がマスクデータである場合には、自ら
のターナリセル10の属するエントリデータが一致デー
タであるがロンゲストマッチではないことが判明するの
で、データ一致を示すマッチラインMLをLOWに引き
下げる。
内容がマスクデータであり、同一ビット位置の他のセル
にエントリデータが一致する有効データが存在する場合
には、自らの属するエントリデータが最優先データでな
いことを判断して、このエントリデータを最優先データ
の候補からおろす。これによって、最終的に残ったエン
トリデータを、最優先データとして検出することが出来
る。
の構成を示すブロック図である。
セル10、有効データ検出回路26、及びロンゲストマ
ッチ検出回路27を含む。ここで有効データ検出回路2
6が、上記の広報機能を備える回路である。
うな構成であり、1、0、及びx(マスク或いはマスク
プレフィックス)の3値からなるターナリデータを格納
する。データ格納は、ビット線BL及び/BL(実際に
は図1に示されるようにBL(1)及び/BL(1)と
BL(2)及び/BL(2))にデータを供給して、ワ
ード線WLを活性化することにより行われる。またエン
トリキーは、サーチバスSB及び/SBから供給され
る。
10の内容の有効/無効を示す信号をターナリセル10
から受け取ると共に、マッチラインML上に現れている
信号を入力として受け取る。同一ワード線上のCAMセ
ル即ちエントリデータを構成するCAMセルが全て一致
状態の時に、有効データ検出回路26がマッチラインM
Lから受け取る信号はHIGHである。マッチラインM
LからHIGH信号を受け取り、かつターナリセル10
の内容が有効データであると、有効データ検出回路26
は、プライオリティーバスPBに自らのセルが有効デー
タであることを通知する信号を送出する。例えばこれを
通知するために、プライオリティーバスPBのレベルを
LOWにする。
リセル10の内容の有効/無効を示す信号をターナリセ
ル10から受け取ると共に、プライオリティーバスPB
上に現れている信号を入力として受け取る。ターナリセ
ル10の内容が無効データ(マスクデータ)である場
合、プライオリティーバスPB上に有効データの存在を
通知する信号がのっていれば、ロンゲストマッチ検出回
路27はマッチラインMLをLOWにする。ターナリセ
ル10の内容が無効データ(マスクデータ)であって
も、プライオリティーバスPB上に有効データの存在を
通知する信号がのっていなければ、ロンゲストマッチ検
出回路27はマッチラインMLに対して何ら操作をしな
い。マッチラインMLが最初からLOWであれば、ロン
ゲストマッチ検出回路27の動作は無関係である。また
ターナリセル10の内容が有効データであれば、ロンゲ
ストマッチ検出回路27はマッチラインMLに対して何
ら操作をしない。
機能を備え、自らのターナリセル10の属するエントリ
データが一致データであり、しかも自らのセルの内容が
有効データであるときに、同一のビット位置にある他の
CAMセル25に対して、自らが有効データであること
をプライオリティーバスPBを介して広報する。プライ
オリティーバスPB上に有効データの存在が広報される
と、ロンゲストマッチ検出回路27は、自らのセルの内
容がマスクデータである場合に、自らのCAMセル25
の属するエントリデータがロンゲストマッチではないこ
とが判明するので、データ一致を示すマッチラインML
をLOWに引き下げる。
CAMセル25を用いることにより、あるセルの内容が
マスクデータであり、同一ビット位置の他のセルに有効
データが存在する場合には、自らの属するエントリデー
タが最優先データでないことを判断して、このエントリ
データを最優先データの候補からおろす。これによっ
て、最終的に残ったエントリデータを、最優先データと
して検出することが出来る。
構成を示すブロック図である。
列31、サーチバスドライバ32、マッチラインセンス
アンプ33、プライオリティーエンコーダ34、アドレ
スデコーダ35、ワードラインドライバ36、及びセン
スアンプ&ライトアンプ37を含む。
CAMセル25が縦横に配置され、サーチバスドライバ
32からのサーチバスSB及び/SBと、ワードライン
ドライバ36からのワード線WLと、センスアンプ&ラ
イトアンプ37からのビット線BL及び/BLとが、各
CAMセル25に接続される。また同一のワード線WL
に接続される複数のCAMセル25は、同一のマッチラ
インMLを共有し、マッチラインMLはマッチラインセ
ンスアンプ33へと供給される。またエントリデータの
同一のビット位置に対応する複数のCAMセル25は、
プライオリティーバスPBを共有する。図3を参照して
説明したように、このプライオリティーバスPBを介し
て、一致エントリデータの有効データの存在が広報され
る。
されるエントリキーに応じて、サーチバスSBを駆動す
る。アドレスデコーダ35は、外部から入力される書き
込みアドレスをデコードして、デコード結果をワードラ
インドライバ36に供給する。ワードラインドライバ3
6は、デコード結果に応じて、入力アドレスに対応する
ワード線WLを選択活性化する。センスアンプ&ライト
アンプ37は、外部から入力される書き込みデータを増
幅してCAMセル配列31に供給すると共に、CAMセ
ル配列31から読み出されるデータを増幅して装置外部
に出力する。マッチラインセンスアンプ33は、マッチ
ラインMLの信号を増幅して、プライオリティーエンコ
ーダ34に供給する。プライオリティーエンコーダ34
は、ロンゲストマッチのマッチラインMLに対応するア
ドレスをエンコードして、最優先マッチデータのアドレ
スとして装置外部に出力する。
仮にエントリデータ一致を示すマッチラインMLが複数
ある場合、例えば最小アドレスに対応するマッチライン
MLのアドレスを、最優先マッチデータのアドレスとし
て装置外部に出力するように構成される。
能によって、最優先でない(ロンゲストマッチでない)
エントリデータは、最優先データの候補からおろされ
る。従って、基本的には、マッチラインMLは一本だけ
がロンゲストマッチを示すはずである。しかしながら、
例えば、通常とは異なった使用方法として、エントリキ
ーが“001011xx”であり、以下のような複数の一致エン
トリデータが存在するとする。
との双方が、ロンゲストマッチとして検出されてしまう
ことになる。従って、このような通常とは異なった使用
をする場合に備えて、プライオリティーエンコーダ34
には、エントリデータ一致を示すマッチラインMLが複
数ある場合に備えて、それに対応できる構成を備えてお
くことが望ましい。
成を示す回路図である。
るように、ターナリセル10、有効データ検出回路2
6、及びロンゲストマッチ検出回路27を含む。
タ11乃至18とインバータ19乃至22とを含む。イ
ンバータ19及び20で1ビットを格納するラッチを形
成し、インバータ21及び22で1ビットを格納するラ
ッチを形成する。ターナリセル10が1を格納する場合
には、ノードN1が0でノードN2が1になるようにデ
ータが格納される。ターナリセル10が0を格納する場
合には、ノードN1が1でノードN2が0になるように
データが格納される。またターナリセル10がマスクデ
ータxを格納する場合には、ノードN1及びノードN2
が双方とも0になるようにデータが格納される。なおデ
ータ格納は、ビット線BL(1)及び/BL(1)とビ
ット線BL(2)及び/BL(2)にデータを供給し
て、ワード線WLを活性化することにより行われる。こ
のターナリセル10の動作は、図1を参照して詳細に説
明したとおりである。
ンジスタ41乃至44を含む。NMOSトランジスタ4
1のゲートには、制御信号線PSの信号が供給される。
NMOSトランジスタ42のゲートには、マッチライン
MLの信号が供給される。NMOSトランジスタ43の
ゲートには、ターナリセル10のノードN1の信号が供
給され、NMOSトランジスタ44のゲートには、ター
ナリセル10のノードN2の信号が供給される。有効デ
ータ検出回路26は、当該エントリデータが一致でマッ
チラインMLがHIGHである状態で、かつターナリセ
ル10の内容が有効データである場合に、プライオリテ
ィーバスPBをLOWに引き下げる。これによって、同
一のビット位置にある他のCAMセル25に、自らのセ
ルにある有効データの存在を広報する。
ハイレベルにプリチャージするか、或いはプルアップ状
態にしてハイレベルに保持する。制御信号線PSは、初
期状態においてLOWレベルに固定しておく。これは、
サーチバスSB及び/SBにエントリキーが伝播される
前の状態で、回路が誤動作することを防ぐためである。
即ち、サーチバスSB及び/SBにエントリキーが伝播
される前は、セルの内容に対する一致/不一致の判定が
まだ実行されていない状態であり、この状態では、マッ
チラインMLはセルの内容に関わらずHIGHである。
この時、有効データ検出回路26は、当該データが不一
致であってもセル内容が有効データであれば、誤ってプ
ライオリティーバスPBをLOWに引き下げてしまうこ
とになる。これを防ぐために、制御信号線PSは、初期
状態においてLOWレベルに固定しておいて、その後サ
ーチバスSB及び/SBが駆動された後に、HIGHレ
ベルに設定される。
ントリデータが一致でマッチラインMLがHIGHであ
ると、NMOSトランジスタ42が導通する。またター
ナリセル10の内容が有効データであると、NMOSト
ランジスタ43或いは44が導通する。また制御信号線
PSは上述のようにHIGHとなっているので、NMO
Sトランジスタ41も導通状態である。従って有効デー
タ検出回路26は、当該エントリデータが一致でマッチ
ラインMLがHIGHである状態で、かつターナリセル
10の内容が有効データである場合に、プライオリティ
ーバスPBをLOWに引き下げる。
Sトランジスタ45乃至48、及びインバータ49を含
む。NMOSトランジスタ45のゲートには、プライオ
リティーバスPBの信号の反転信号がインバータ49を
介して入力される。NMOSトランジスタ46のゲート
には、制御信号線PSの信号が供給される。NMOSト
ランジスタ47のゲートには、ターナリセル10のノー
ドN1の反転信号が供給され、NMOSトランジスタ4
4のゲートには、ターナリセル10のノードN2の反転
信号が供給される。
り、有効データの存在が広報されると、NMOSトラン
ジスタ45が導通する。またターナリセル10の内容が
無効データ(マスクデータx)である場合には、ノード
N1及びN2は双方ともLOWレベルであり、この反転
信号をゲートに供給されるNMOSトランジスタ47及
び48は双方とも導通する。また制御信号線PSは上述
のようにHIGHとなっているので、NMOSトランジ
スタ46も導通状態である。従って、有効データの存在
が広報されてプライオリティーバスPBがLOWである
状態で、ターナリセル10の内容が無効データである場
合には、NMOSトランジスタ45乃至48が全て導通
されて、マッチラインMLをLOWに引き下げる。
機能を備え、自らのターナリセル10の属するエントリ
データが一致データであり、しかも自らのセルの内容が
有効データであるときに、同一のビット位置にある他の
CAMセル25に対して、自らが有効データであること
を、プライオリティーバスPBをLOWにすることで広
報する。プライオリティーバスPB上に有効データの存
在が広報されると、ロンゲストマッチ検出回路27は、
自らのセルの内容がマスクデータである場合に、自らの
CAMセル25の属するエントリデータがロンゲストマ
ッチではないことが判明するので、データ一致を示すマ
ッチラインMLをLOWに引き下げる。
態で自らのセルの内容が有効データの場合において各信
号の変化を示すタイムチャートである。
信号、(b)はマッチラインMLの信号、(c)は制御
信号線PSの信号、(d)はプライオリティーバスPB
の信号、(d)はマッチラインML及びプライオリティ
ーバスPBをプリチャージする信号を示す。図6に示さ
れるように、サーチバスSB及び/SBが駆動された後
に、制御信号線PSがHIGHに設定される。エントリ
データが一致している状態で自らのセルの内容が有効デ
ータの場合においては、有効データの信号(図示せず)
と、制御信号線PSのHIGH信号と、マッチラインM
LのHIGH信号とによって、プライオリティーバスP
Bの信号がLOWに引き下げられる。この場合、自らの
セルの内容が有効データであるので、プライオリティー
バスPBの信号がLOWになっても、マッチラインML
の信号レベルはHIGHのままである。サーチバスSB
及び/SBの駆動が終了すると、プライオリティーバス
PB及びマッチラインMLはHIGHにプリチャージさ
れる。
態で自らのセルの内容が無効データであり、同一ビット
位置の他のセルに有効データが存在する場合において、
各信号の変化を示すタイムチャートである。
び/SBが駆動された後に、制御信号線PSがHIGH
に設定される。エントリデータが一致している状態で自
らのセルの内容が無効データの場合においては、自らの
CAMセル25は、プライオリティーバスPBをLOW
に引き下げることはしない。しかし図7の例では、同一
ビット位置にある他のCAMセル25に有効データが存
在するので、プライオリティーバスPBの信号がLOW
に引き下げられる。この場合、図7に示される自らのセ
ルの内容は無効データであるので、プライオリティーバ
スPBの信号がLOWになると、これに応じて、マッチ
ラインMLの信号レベルはLOWに引き下げられる。サ
ーチバスSB及び/SBの駆動が終了すると、プライオ
リティーバスPB及びマッチラインMLはHIGHにプ
リチャージされる。
態で自らのセルの内容が無効データであり、同一ビット
位置の他のセルに有効データが存在しない場合におい
て、各信号の変化を示すタイムチャートである。
び/SBが駆動された後に、制御信号線PSがHIGH
に設定される。エントリデータが一致している状態で自
らのセルの内容が無効データの場合においては、自らの
CAMセル25は、プライオリティーバスPBをLOW
に引き下げることはしない。また図8の例では、同一ビ
ット位置にある他のCAMセル25にも有効データが存
在しないので、プライオリティーバスPBの信号はHI
GHのままである。従って、マッチラインMLの信号レ
ベルは、HIGHのままであり。サーチバスSB及び/
SBの駆動が終了すると、プライオリティーバスPB及
びマッチラインMLはHIGHレベルにプリチャージさ
れる。
の実施例の構成を示す回路図である。
1、有効データ検出回路52、及びロンゲストマッチ検
出回路53を含む。
タ61乃至69とインバータ70乃至73とを含む。イ
ンバータ70及び71で1ビットを格納するラッチを形
成し、インバータ72及び73で1ビットを格納するラ
ッチを形成する。ターナリセル51が1を格納する場合
には、ノードN1が0でノードN2が1になるようにデ
ータが格納される。ターナリセル51が0を格納する場
合には、ノードN1が1でノードN2が1になるように
データが格納される。またターナリセル51がマスクデ
ータxを格納する場合には、ノードN1はドントケアで
ノードN2が0になるようにデータが格納される。なお
データ格納は、ビット線BL(1)及び/BL(1)と
ビット線BL(2)及び/BL(2)にデータを供給し
て、ワード線WLを活性化することにより行われる。
ンジスタ84乃至86を含む。有効データ検出回路52
において、当該エントリデータが一致でマッチラインM
LがHIGHであると、NMOSトランジスタ85が導
通する。またターナリセル51の内容が有効データであ
ると、ノードN2がHIGHであるので、NMOSトラ
ンジスタ84が導通する。また制御信号線PSはHIG
Hとなっているので、NMOSトランジスタ86も導通
状態である。従って有効データ検出回路52は、当該エ
ントリデータが一致でマッチラインMLがHIGHであ
る状態で、かつターナリセル51の内容が有効データで
ある場合に、プライオリティーバスPBをLOWに引き
下げる。
Sトランジスタ81乃至83、及びインバータ87を含
む。プライオリティーバスPBがLOWになり、有効デ
ータの存在が広報されると、NMOSトランジスタ83
が導通する。またターナリセル51の内容が無効データ
(マスクデータx)である場合には、ノードN2はLO
Wレベルであり、この反転信号をゲートに供給されるN
MOSトランジスタ81が導通する。また制御信号線P
SはHIGHとなっているので、NMOSトランジスタ
82も導通状態である。従って、有効データの存在が広
報されてプライオリティーバスPBがLOWである状態
で、ターナリセル51の内容が無効データである場合に
は、NMOSトランジスタ81乃至83が全て導通され
て、マッチラインMLをLOWに引き下げる。
機能を備え、自らのターナリセル51の属するエントリ
データが一致データであり、しかも自らのセルの内容が
有効データであるときに、同一のビット位置にある他の
CAMセル50に対して、自らが有効データであること
を、プライオリティーバスPBをLOWにすることで広
報する。プライオリティーバスPB上に有効データの存
在が広報されると、ロンゲストマッチ検出回路53は、
自らのセルの内容がマスクデータである場合に、自らの
CAMセル50の属するエントリデータがロンゲストマ
ッチではないことが判明するので、データ一致を示すマ
ッチラインMLをLOWに引き下げる。
図5のCAMセル25の構成と比較して、有効データ検
出回路52及びロンゲストマッチ検出回路53のNMO
Sトランジスタの数を減らすことが出来る。CAMセル
は、図4に示されるようなCAMセル配列31において
多数個が縦横に配置されるので、各CAMセルにおける
回路素子の数が若干であっても減ることは、CAMセル
配列31の回路規模を減少するうえで大きな効果があ
る。
す構成図である。
同一のワードにおいて一律にHIGHになるものとして
説明された。即ち、同一ワード上の全てのCAMセル2
5(或いは50)に対して、制御信号線PSがHIGH
となり、各CAMセルにおいて有効データ検出回路とロ
ンゲストマッチ検出回路が動作する。しかしながら有効
データ検出回路とロンゲストマッチ検出回路の動作は、
同一ビット位置のデータが全て有効データである場合に
は、特に実行する必要がない動作である。従って、同一
ビット位置のデータが全て有効データであるビット位置
においては、制御信号線PSをHIGHとしないこと
で、消費電力の削減を図ることが出来る。
マトリクスイメージのように、セル配列に格納されるエ
ントリデータのうちで、最長のマスクデータの数(マス
クプレフィックスの数)が5であるとする。このとき図
10(b)に示されるように、制御信号線PSを制御す
るPSコントロールレジスタ91を設けておき、この最
長マスクデータの数に対応して、PSコントロールレジ
スタ91の各ビットに0及び1のデータを格納する。こ
の例では、最長マスクデータの数に等しい数である5つ
の1を、PSコントロールレジスタ91に連続して並べ
るように格納する。それ以外のビットには、0を格納し
ておく。
ルレジスタ91の各ビットに対して設けられる。例えば
AND回路92は、PSコントロールレジスタ91の右
から6番目のビットに対応し、AND回路93は、PS
コントロールレジスタ91の一番右のビットに対応す
る。これらのAND回路は、PSタイミング信号とPS
コントロールレジスタ91の各ビットとのANDをとる
ことで、各ビット位置に対する制御信号線PSの信号を
生成する。これによって、マスクデータの長さが最長で
あるエントリデータのマスクデータの位置でのみ、有効
データ検出回路及びロンゲストマッチ検出回路を駆動す
ることが出来る。従って、図10の構成を用いれば、無
駄な電力消費を無くすことが可能となる。
形例におけるCAMセル及びその周辺の構成を示す回路
図である。図11において、図5と同一の構成要素は同
一の参照番号で参照し、その説明は省略する。
ル10、有効データ検出回路26、及びロンゲストマッ
チ検出回路27Aを含む。ここでターナリセル10及び
有効データ検出回路26は、図5の構成と同一である。
ロンゲストマッチ検出回路27Aにおいては、図5のロ
ンゲストマッチ検出回路27からインバータ49及びN
MOSトランジスタ46が削除されている。
同様に、プライオリティーバスPBに接続される。これ
によって、当該エントリデータが一致でマッチラインM
LがHIGHである状態で、かつターナリセル10の内
容が有効データである場合に、プライオリティーバスP
BをLOWに引き下げる。
タ101に接続される。PBリピータ101は、インバ
ータ102及びNOR回路103を含む。インバータ1
02は制御信号線PSの信号を受け取り、出力をNOR
回路103に供給する。従って制御信号線PSの信号が
HIGHのときに、NOR回路103は、プライオリテ
ィーバスPB上の信号に対する反転回路として動作す
る。制御信号線PSの信号がLOWのときは、NOR回
路103の出力はLOWに固定である。
トプライオリティーバスRPBとして、同一ビット位置
にある各CAMセル25Aに供給される。
下げられると、制御信号線PSの信号がHIGHである
場合に、リピートプライオリティーバスRPBがHIG
Hとなる。このリピートプライオリティーバスRPBの
HIGH信号が、ロンゲストマッチ検出回路27AのN
MOSトランジスタ45のゲートに入力されて、当該セ
ルのデータが無効である場合には、マッチラインMLの
レベルがLOWに引き下げられる。
るロンゲストマッチ検出回路27のインバータ49の役
割とNAND回路46の役割を、PBリピータ101に
よって代用させる。これによって、図5の構成と同一の
動作を、各CAMセルあたりの回路素子数を少なくして
実現することが出来る。
用した場合の構成を示す回路図である。図12におい
て、図9と同一の構成要素は同一の参照番号で参照し、
その説明は省略する。
ル51、有効データ検出回路52、及びロンゲストマッ
チ検出回路53Aを含む。ここでターナリセル51及び
有効データ検出回路52は、図9の構成と同一である。
ロンゲストマッチ検出回路53Aにおいては、図9のロ
ンゲストマッチ検出回路53からインバータ87及びN
MOSトランジスタ82が削除されている。
タ101に接続される。PBリピータ101の出力は、
リピートプライオリティーバスRPBとして、同一ビッ
ト位置にある各CAMセル25Aに供給される。
下げられると、制御信号線PSの信号がHIGHである
場合に、リピートプライオリティーバスRPBがHIG
Hとなる。このリピートプライオリティーバスRPBの
HIGH信号が、ロンゲストマッチ検出回路53AのN
MOSトランジスタ83のゲートに入力されて、当該セ
ルのデータが無効である場合には、マッチラインMLの
レベルがLOWに引き下げられる。
るロンゲストマッチ検出回路53のインバータ87の役
割とNAND回路82の役割を、PBリピータ101に
よって代用させる。これによって、図9の構成と同一の
動作を、各CAMセルあたりの回路素子数を少なくして
実現することが出来る。
なる変形例におけるCAMセル及びその周辺の構成を示
す回路図である。図13において、図11と同一の構成
要素は同一の参照番号で参照し、その説明は省略する。
ル10、有効データ検出回路26A、及びロンゲストマ
ッチ検出回路27Aを含む。ここでターナリセル10及
びロンゲストマッチ検出回路27Aは、図11の構成と
同一である。有効データ検出回路26Aにおいては、図
11の有効データ検出回路26からNMOSトランジス
タ41が削除されている。
は、有効データ検出回路26Aにもロンゲストマッチ検
出回路27Aにも接続されない。マッチラインMLは、
MLセンスアンプ121に接続される。MLセンスアン
プ121はマッチラインMLの信号レベルを増幅し、増
幅された出力が、クロック信号Φに同期してフリップフ
ロップ122にラッチされる。ラッチされたデータはR
MLドライバ123に入力され、RMLドライバ123
がリピートマッチラインRMLを駆動する。これによっ
てリピートマッチラインRMLには、マッチラインML
の信号が、クロック信号Φの1クロック後に現れる。
ッチラインRMLの信号を入力とすると共に、プライオ
リティーバスPBに接続される。これによって、当該エ
ントリデータが一致でリピートマッチラインRMLがH
IGHである状態で、かつターナリセル10の内容が有
効データである場合に、プライオリティーバスPBをL
OWに引き下げる。
アンプ111に接続される。PBセンスアンプ111は
プライオリティーバスPBの信号レベルを増幅し、増幅
された出力が、クロック信号Φに同期してフリップフロ
ップ112にラッチされる。ラッチされたデータは、イ
ンバータ113を介してRPBドライバ114に入力さ
れ、RPBドライバ114がリピートプライオリティー
バスRPBを駆動する。これによってリピートプライオ
リティーバスRPBには、プライオリティーバスPBの
反転信号が、クロック信号Φの1クロック後に現れる。
同一ビット位置にある各CAMセル25Bに供給され
る。
スSB及び/SBの活性化から、リピートプライオリテ
ィーバスRPBの変化までのタイミングを示す図であ
る。図14において、(a)はクロック信号(図13の
Φ)、(b)はサーチバスSB及び/SB、(c)はマ
ッチラインML、(d)はMLセンスアンプ121の出
力、(e)はフリップフロップ122の出力、(f)は
リピートマッチラインRML、(g)はプライオリティ
ーバスPB、(h)はPBセンスアンプ111の出力、
(i)はフリップフロップ112の出力、(j)はリピ
ートプライオリティーバスRPBを示す。
マッチラインMLに現れてからクロック信号Φの1クロ
ック後に、プライオリティーバスPBがLOWに引き下
げられると、クロック信号Φの1クロック後に、リピー
トプライオリティーバスRPBがHIGHとなる。
のHIGH信号が、ロンゲストマッチ検出回路27Aの
NMOSトランジスタ45のゲートに入力されて、当該
セルのデータが無効である場合には、ロンゲストマッチ
ラインLMLのレベルがLOWに引き下げられる。
ップフロップ124に入力され、クロック信号Φに同期
してラッチされる。ラッチされたデータはLMLドライ
バ125に入力され、これに応じてLMLドライバ12
5がロンゲストマッチラインLMLを駆動する。これに
よってロンゲストマッチラインLMLには、リピートマ
ッチラインRMLの信号が、クロック信号Φの1クロッ
ク後に現れる。
ロック信号Φの1クロック後にリピートマッチラインR
MLに伝播し、更にリピートマッチラインRMLの信号
は、クロック信号Φの1クロック後にロンゲストマッチ
ラインLMLに伝播する。有効データ検出回路26A
は、リピートマッチラインRMLの信号に基づいて、エ
ントリデータが一致で当該データが有効である場合に、
有効データの存在をリピートプライオリティーバスRP
Bに広報する。またロンゲストマッチ検出回路27A
は、有効データの存在がリピートプライオリティーバス
RPBに広報されかつ当該セルのデータが無効である場
合に、ロンゲストマッチラインLMLをLOWに引き下
げる。
ッチラインRML、及びロンゲストマッチラインLML
の信号を、クロック信号Φのサイクル毎に分離する。そ
して一致判定はマッチラインMLの信号に基づいて、ま
た有効データの広報はリピートマッチラインRMLの信
号に基づいて実行することで、ロンゲストマッチの判定
結果をロンゲストマッチラインLMLに送出する。これ
によって一致判定、有効データの広報、及びロンゲスト
マッチの判定を各クロックサイクルで実行することが可
能になる。
実行する場合には、一般に、各動作のパイプライン動作
を実現することが出来る。即ち本発明の場合には、第1
のサイクルで第1のエントリキーに対する一致判定を行
い、第2のサイクルで第2のエントリキーに対する一致
判定と第1のエントリキーに対する有効データの広報と
を同時に実行し、第3のサイクルで、第3のエントリキ
ーに対する一致判定と、第2のエントリキーに対する有
効データの広報と、第1のエントリキーに対するロンゲ
ストマッチの判定とを同時に実行する。以下同様に、一
致判定、有効データの広報、及びロンゲストマッチの判
定を、各サイクルで同時に実行することが可能になる。
このパイプライン動作によって、一連のロンゲストマッ
チ判定に要する処理時間を、大幅に削減することが可能
になる。
構を図12の構成に適用した場合の回路図である。図1
5において、図12と同一の構成要素は同一の参照番号
で参照し、その説明は省略する。
ル51、有効データ検出回路52A、及びロンゲストマ
ッチ検出回路53Aを含む。ここでターナリセル51及
びロンゲストマッチ検出回路53Aは、図12の構成と
同一である。有効データ検出回路52Aにおいては、図
12の有効データ検出回路52からNMOSトランジス
タ86が削除されている。
作と実質的に同一であるので、その説明は省略する。図
15の構成においても、図13の構成と同様に、パイプ
ライン動作を実現することが出来る。
作可能な構成のCAMセル配列全体の構成を示す図であ
る。
横に配置されてCAMセル配列130を構成する。サー
チバスSB及び/SBの延長方向の各列に対して、PB
センスアンプ111、フリップフロップ112、インバ
ータ113、RPBドライバ114のセットが設けら
れ、プライオリティーバスPBに基づいてリピートプラ
イオリティーバスRPBを駆動する。またワード線WL
の延長方向の各行に対して、MLセンスアンプ121、
フリップフロップ122、RMLドライバ123、フリ
ップフロップ124、及びLMLドライバ125のセッ
トが設けられ、マッチラインMLの信号に基づいてリピ
ートマッチラインRML及びロンゲストマッチラインL
MLを駆動する。また各行に対して、LMLセンスアン
プ126が設けられ、ロンゲストマッチラインLMLの
信号を増幅し、例えば図4のプライオリティーエンコー
ダ34に供給する。
ップフロップ112、インバータ113、RPBドライ
バ114のセットは各列に対して設ければよく、またM
Lセンスアンプ121、フリップフロップ122、RM
Lドライバ123、フリップフロップ124、及びLM
Lドライバ125のセットは各行に対して設ければよい
ので、CAMセル配列130の回路面積が増大すること
はなく、また上記各セットの個数もセルの個数よりは遥
かに小さいので、回路全体の規模もそれ程は大きくなら
ない。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
効データであり、同一ビット位置の他のセルにエントリ
データが一致する有効データが存在する場合には、自ら
の属するエントリデータが最優先データでないことを判
断して、このエントリデータを最優先データの候補から
おろす。これによって、最終的に残ったエントリデータ
を、最優先データとして検出することが出来る。
ることなく最優先のエントリデータを検出可能な構成と
なり、アドレスと優先順位とを関係付けていた従来の構
成と比較して、メモリシステムの実行性能を著しく向上
させることが出来る。
ルを示す回路図である。
クスを示す図である。
ブロック図である。
ロック図である。
ある。
ルの内容が有効データの場合において各信号の変化を示
すタイムチャートである。
ルの内容が無効データであり、同一ビット位置の他のセ
ルに有効データが存在する場合において、各信号の変化
を示すタイムチャートである。
ルの内容が無効データであり、同一ビット位置の他のセ
ルに有効データが存在しない場合において、各信号の変
化を示すタイムチャートである。
示す回路図である。
CAMセル及びその周辺の構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
おけるCAMセル及びその周辺の構成を示す回路図であ
る。
SBの活性化から、リピートプライオリティーバスRP
Bの変化までのタイミングを示す図である。
構成に適用した場合の回路図である。
のCAMセル配列全体の構成を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】有効データである0と1、及び無効データ
の3値のデータを格納するターナリセルと、 同一ワード線に接続される複数のターナリセルのエント
リデータがエントリキーと一致し、且つ該エントリデー
タのあるビット位置にある第1のターナリセルの内容が
有効データであるとき、該ビット位置における有効デー
タの存在を広報する有効データ検出回路と、 該ビット位置における有効データの存在が広報されてい
る状態で該ビット位置にある第2のターナリセルに無効
データが存在する場合に、該第2のターナリセルと同一
のワード線に接続される複数のターナリセルのエントリ
データを不一致であると判定するロンゲストマッチ検出
回路を含むことを特徴とする連想記憶装置。 - 【請求項2】該有効データ検出回路及び該ロンゲストマ
ッチ検出回路は、各ターナリセルに対して設けられるこ
とを特徴とする請求項1記載の連想記憶装置。 - 【請求項3】初期状態で第1の状態であるマッチライン
を更に含み、各々のターナリセルは格納内容が該エント
リキーの対応する部分と不一致の場合に該マッチライン
を第2の状態とする構成であり、該ロンゲストマッチ回
路は該不一致判定の結果として該第2のターナリセルに
対応する該マッチラインを第2の状態とすることを特徴
とする請求項1記載の連想記憶装置。 - 【請求項4】最長有効データ長を記憶するレジスタと、 該レジスタが示す有効データ部分では該有効データ検出
回路と該ロンゲストマッチ検出回路の動作を停止させ、
該レジスタが示す無効データ部分で該有効データ検出回
路と該ロンゲストマッチ検出回路を動作させる回路を更
に含むことを特徴とする請求項1記載の連想記憶装置。 - 【請求項5】各ビット位置毎に該有効データ検出回路が
有効データの存在を広報する広報信号線と、 該広報信号線の信号に応じて該ロンゲストマッチ検出回
路に有効データの存在を知らせる通知信号線を更に含む
ことを特徴とする請求項1記載の連想記憶装置。 - 【請求項6】該通知信号線は該広報信号線の論理反転信
号を送信することを特徴とする請求項5記載の連想記憶
装置。 - 【請求項7】初期状態で第1の状態である第1のマッチ
ラインと、 該第1のマッチラインの信号を1サイクル遅れて伝播す
る第2のマッチラインと、 該第2のマッチラインの信号を1サイクル遅れて伝播す
る第3のマッチラインを含み、各々のターナリセルは格
納内容が該エントリキーの対応する部分と不一致の場合
に該第1のマッチラインを第2の状態とし、該有効デー
タ検出回路は該第2のマッチラインの信号が該第1の状
態で且つ該ビット位置にある該第1のターナリセルの内
容が有効データであるとき該ビット位置における有効デ
ータの存在を広報し、該ロンゲストマッチ検出回路は、
該不一致判定の結果として該第2のターナリセルに対応
する該第3のマッチラインを該第2の状態とすることを
特徴とする請求項1記載の連想記憶装置。 - 【請求項8】各ビット位置毎に該有効データ検出回路が
有効データの存在を広報する広報信号線と、 該広報信号線の信号に応じて該ロンゲストマッチ検出回
路に有効データの存在を知らせる通知信号線を更に含む
ことを特徴とする請求項7記載の連想記憶装置。 - 【請求項9】該ターナリセルにより該エントリキーと該
エントリデータとの一致を判定する動作と、該有効デー
タ検出回路により有効データの存在を広報する動作と、
該ロンゲストマッチ検出回路により該不一致判定の結果
として該第3のマッチラインを該第2の状態にする動作
が、クロックの1サイクルで同時に実行されることを特
徴とする請求項6記載の連想記憶装置。 - 【請求項10】有効データである0と1、及び無効デー
タの3値のデータを格納するターナリセルと、 エントリデータがエントリキーと一致し且つあるビット
位置にあるターナリセルの内容が有効データである場合
に有効データの存在を広報する有効データ検出回路と、 有効データの存在が広報されている状態で該ビット位置
にある他のターナリセルの内容が無効データである場合
に該他のターナリセルを含むエントリデータは該エント
リキーと不一致であると判定するロンゲストマッチ検出
回路を含むことを特徴とする連想記憶装置。
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