JP2002303957A - ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システム - Google Patents
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システムInfo
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- JP2002303957A JP2002303957A JP2001106887A JP2001106887A JP2002303957A JP 2002303957 A JP2002303957 A JP 2002303957A JP 2001106887 A JP2001106887 A JP 2001106887A JP 2001106887 A JP2001106887 A JP 2001106887A JP 2002303957 A JP2002303957 A JP 2002303957A
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- strobe
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- film unit
- power switch
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回収して分解したとき、多数の工数や高価な
設備を必要とせずに、装填された電池の使用・未使用を
簡単に識別できるストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット。 【解決手段】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って第1の状態から第2の状態になる識別
部材を前記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操
作部材の近傍に設けたこと。
設備を必要とせずに、装填された電池の使用・未使用を
簡単に識別できるストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット。 【解決手段】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って第1の状態から第2の状態になる識別
部材を前記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操
作部材の近傍に設けたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボの電源で
ある電池が未使用であるか否かを識別可能なストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システ
ムに関する。
ある電池が未使用であるか否かを識別可能なストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザーがレンズ付きフィルムユニット
を用いて撮影をすると、現像及びプリントを写真店やD
PE店に依頼するが、これらの店では依頼されたレンズ
付きフィルムユニットをラボに送る。ラボでは後カバー
を外してフィルムを取り出すが、メーカーはフィルムを
取り出したカメラ部分を回収し、各ユニット及び部品毎
に分解して検査を行う。そして、使用可能なユニットや
部品については新たなレンズ付きフィルムユニットに再
び使用し(リユース)、使用不可能になったユニットや
部品については解体して粉砕し、ペレットにして再度成
型(リサイクル)している。
を用いて撮影をすると、現像及びプリントを写真店やD
PE店に依頼するが、これらの店では依頼されたレンズ
付きフィルムユニットをラボに送る。ラボでは後カバー
を外してフィルムを取り出すが、メーカーはフィルムを
取り出したカメラ部分を回収し、各ユニット及び部品毎
に分解して検査を行う。そして、使用可能なユニットや
部品については新たなレンズ付きフィルムユニットに再
び使用し(リユース)、使用不可能になったユニットや
部品については解体して粉砕し、ペレットにして再度成
型(リサイクル)している。
【0003】また、ストロボを内蔵したレンズ付きフィ
ルムユニットにおいては、ストロボの電源として安価な
単三型乾電池、若しくは単四型乾電池を用いている。そ
して、メーカーはカメラ部分と共に乾電池も回収する
が、乾電池は充電ができないので再利用できず、廃棄処
理になっている。
ルムユニットにおいては、ストロボの電源として安価な
単三型乾電池、若しくは単四型乾電池を用いている。そ
して、メーカーはカメラ部分と共に乾電池も回収する
が、乾電池は充電ができないので再利用できず、廃棄処
理になっている。
【0004】一方、ユーザーがストロボを内蔵したレン
ズ付きフィルムユニットを購入しても、場合によっては
日中のみの撮影に用い、ストロボ撮影を全くしない場合
もある。この場合には、内蔵された乾電池は全く使用さ
れておらず、新品同様である。従って、このような乾電
池も廃棄処理するのは、資源の浪費である。
ズ付きフィルムユニットを購入しても、場合によっては
日中のみの撮影に用い、ストロボ撮影を全くしない場合
もある。この場合には、内蔵された乾電池は全く使用さ
れておらず、新品同様である。従って、このような乾電
池も廃棄処理するのは、資源の浪費である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く、回収した
乾電池の中には未使用の乾電池も含まれているので、回
収した全ての乾電池をチェックすれば問題ない。しか
し、このような選別作業を人手で行うと多数の工数が掛
かり、また自動化には非常に高価な設備が必要になっ
て、現実的でない。
乾電池の中には未使用の乾電池も含まれているので、回
収した全ての乾電池をチェックすれば問題ない。しか
し、このような選別作業を人手で行うと多数の工数が掛
かり、また自動化には非常に高価な設備が必要になっ
て、現実的でない。
【0006】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを回
収して分解したとき、多数の工数や高価な設備を必要と
せずに、装填された電池の使用・未使用を簡単に識別で
きるストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びそ
の再利用システムを提案することを発明の目的とする。
であり、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを回
収して分解したとき、多数の工数や高価な設備を必要と
せずに、装填された電池の使用・未使用を簡単に識別で
きるストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びそ
の再利用システムを提案することを発明の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の何れか
の手段により達成される。
の手段により達成される。
【0008】ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って第1の状態から第2の状態になる識別
部材を前記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操
作部材の近傍に設けたことを特徴とするストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット。
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って第1の状態から第2の状態になる識別
部材を前記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操
作部材の近傍に設けたことを特徴とするストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット。
【0009】ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材によって穿孔される
か、凹むか、または傷痕が生ずる識別部材を前記ストロ
ボ操作部材の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設
けたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニット。
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材によって穿孔される
か、凹むか、または傷痕が生ずる識別部材を前記ストロ
ボ操作部材の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設
けたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニット。
【0010】ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材により擦過傷が生ずる
識別部材を前記ストロボ操作部材の近傍に若しくは前記
ストロボ操作部材に設けたことを特徴とするストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット。
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材により擦過傷が生ずる
識別部材を前記ストロボ操作部材の近傍に若しくは前記
ストロボ操作部材に設けたことを特徴とするストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0011】ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、鋭利な部分を有する鋭利部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記鋭利部材によって破断される
か、または曲折される識別部材を前記ストロボ操作部材
の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設けたことを
特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、鋭利な部分を有する鋭利部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記鋭利部材によって破断される
か、または曲折される識別部材を前記ストロボ操作部材
の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設けたことを
特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0012】ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って移動する識別部材を設けたことを特徴
とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って移動する識別部材を設けたことを特徴
とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。
【0013】回収されたストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの電
源スイッチがオフの状態からオンの状態になるようにし
たストロボ操作部材の移動操作に伴って第1の状態から
第2の状態になる識別部材を設け、前記識別部材により
前記ストロボ操作部材の移動の有無を識別する工程と、
前記識別部材により前記ストロボ操作部材が移動してい
ないと識別されたときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。
ルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの電
源スイッチがオフの状態からオンの状態になるようにし
たストロボ操作部材の移動操作に伴って第1の状態から
第2の状態になる識別部材を設け、前記識別部材により
前記ストロボ操作部材の移動の有無を識別する工程と、
前記識別部材により前記ストロボ操作部材が移動してい
ないと識別されたときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。
【0014】回収されたストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの電
源スイッチがオンになったことを記憶する記憶手段を設
け、前記記憶手段の記憶内容を呼び出す工程と、前記記
憶手段がストロボの電源スイッチがオンになったことを
記憶していないときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。
ルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの電
源スイッチがオンになったことを記憶する記憶手段を設
け、前記記憶手段の記憶内容を呼び出す工程と、前記記
憶手段がストロボの電源スイッチがオンになったことを
記憶していないときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。
【0015】ストロボを内蔵し、ストロボの電源スイ
ッチがオンになったことを記憶する記憶手段を設けたこ
とを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
ッチがオンになったことを記憶する記憶手段を設けたこ
とを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニットにおける実施の形態を図を参照して詳
細に説明する。
フィルムユニットにおける実施の形態を図を参照して詳
細に説明する。
【0017】先ず、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニットの外観形状を図1及び図2の斜視図に基づいて説
明する。
ニットの外観形状を図1及び図2の斜視図に基づいて説
明する。
【0018】図1において、ストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニット1の内部機構は前カバー11及び後カバ
ー12によって前後から被覆されている。ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニット1の前面中央には撮影レン
ズLが配置され、その上方には対物レンズ窓13が配置
されている。対物レンズ窓13の右方にはストロボ発光
部14が配置され、その下方にはストロボ用レバー15
が配置されている。
ィルムユニット1の内部機構は前カバー11及び後カバ
ー12によって前後から被覆されている。ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニット1の前面中央には撮影レン
ズLが配置され、その上方には対物レンズ窓13が配置
されている。対物レンズ窓13の右方にはストロボ発光
部14が配置され、その下方にはストロボ用レバー15
が配置されている。
【0019】ストロボ撮影を行うときは、図に示す如く
ストロボ用レバー15を右方に摺動させて右端を突出さ
せた状態にすると、内部のストロボ用電源スイッチがオ
ンになり、ストロボの充電が開始する。ストロボ撮影を
行わないときは、ストロボ用レバー15を左方に摺動さ
せて収納すれば、ストロボ用電源スイッチがオフにな
る。なお、ストロボ用レバー15にはクリック機構が設
けられ、ストロボ用レバー15の右端を突出させた状態
と、ストロボ用レバー15を収納した状態においては、
振動や衝撃によってストロボ用レバー15が容易に移動
しないように構成されている。
ストロボ用レバー15を右方に摺動させて右端を突出さ
せた状態にすると、内部のストロボ用電源スイッチがオ
ンになり、ストロボの充電が開始する。ストロボ撮影を
行わないときは、ストロボ用レバー15を左方に摺動さ
せて収納すれば、ストロボ用電源スイッチがオフにな
る。なお、ストロボ用レバー15にはクリック機構が設
けられ、ストロボ用レバー15の右端を突出させた状態
と、ストロボ用レバー15を収納した状態においては、
振動や衝撃によってストロボ用レバー15が容易に移動
しないように構成されている。
【0020】ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット
1の上面にはレリーズボタン16、指数器窓17、充電
完了表示窓18が配置され、ストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニット1の背面には巻上げノブ19が後方に突
出している。
1の上面にはレリーズボタン16、指数器窓17、充電
完了表示窓18が配置され、ストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニット1の背面には巻上げノブ19が後方に突
出している。
【0021】また、図2に示すストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニット2において、後カバー22、対物レン
ズ窓23、ストロボ発光部24、レリーズボタン26、
指数器窓27、充電完了表示窓28、巻上げノブ29は
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1と同様のも
のである。しかし、前カバー21の形状の一部が前カバ
ー11と異なって、ストロボ用レバー15がなく、代わ
りにストロボ用ボタン25が設けられている。ストロボ
撮影を行うときは、ストロボ用ボタン25を押圧すれ
ば、ストロボの充電が開始し、ストロボ用ボタン25か
ら手を離しても充電は続行する。その後、フル充電にな
ると自然に充電が停止するが、ストロボ撮影を行わずに
いると、充電電圧が低下する。従って、このときストロ
ボ撮影を行うためには、再びストロボ用ボタン25を押
圧する必要がある。
フィルムユニット2において、後カバー22、対物レン
ズ窓23、ストロボ発光部24、レリーズボタン26、
指数器窓27、充電完了表示窓28、巻上げノブ29は
ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1と同様のも
のである。しかし、前カバー21の形状の一部が前カバ
ー11と異なって、ストロボ用レバー15がなく、代わ
りにストロボ用ボタン25が設けられている。ストロボ
撮影を行うときは、ストロボ用ボタン25を押圧すれ
ば、ストロボの充電が開始し、ストロボ用ボタン25か
ら手を離しても充電は続行する。その後、フル充電にな
ると自然に充電が停止するが、ストロボ撮影を行わずに
いると、充電電圧が低下する。従って、このときストロ
ボ撮影を行うためには、再びストロボ用ボタン25を押
圧する必要がある。
【0022】ここで、ストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットにおいては、ストロボ用電源スイッチをオフの
状態にして出荷する。そして、ユーザーが一度もストロ
ボ撮影を行わなければ、内部のストロボの電源となる電
池は未使用で新品同様であって、回収したストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットから取り出して再利用でき
る。
ユニットにおいては、ストロボ用電源スイッチをオフの
状態にして出荷する。そして、ユーザーが一度もストロ
ボ撮影を行わなければ、内部のストロボの電源となる電
池は未使用で新品同様であって、回収したストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットから取り出して再利用でき
る。
【0023】このために、本発明においては、ストロボ
用レバー15若しくはストロボ用ボタン25を1回でも
操作すると、その痕跡が残るようにしたものである。従
って、メーカーがストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット1,2を回収したとき、ストロボ用レバー15若し
くはストロボ用ボタン25を操作した痕跡の有無を確認
し、痕跡がなければ取り出した電池を再利用し、痕跡が
あれば従来の如く廃棄処理をすることになる。
用レバー15若しくはストロボ用ボタン25を1回でも
操作すると、その痕跡が残るようにしたものである。従
って、メーカーがストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット1,2を回収したとき、ストロボ用レバー15若し
くはストロボ用ボタン25を操作した痕跡の有無を確認
し、痕跡がなければ取り出した電池を再利用し、痕跡が
あれば従来の如く廃棄処理をすることになる。
【0024】従って、簡単な確認で未使用の電池の再利
用ができ、資源の浪費を防ぐことができる。
用ができ、資源の浪費を防ぐことができる。
【0025】次に、このような痕跡を残す各種の実施の
形態を以下に説明する。 [第1の実施の形態]第1の実施の形態を図3乃至図6
を参照して説明する。
形態を以下に説明する。 [第1の実施の形態]第1の実施の形態を図3乃至図6
を参照して説明する。
【0026】先ず、図3はストロボ用レバー等の横断面
図であり、図3(A)はストロボ用レバーを操作してい
ないときの図、図3(B)はストロボ用レバーを操作し
たときの図である。
図であり、図3(A)はストロボ用レバーを操作してい
ないときの図、図3(B)はストロボ用レバーを操作し
たときの図である。
【0027】図3において、31は図1の前カバー11
に相当する前カバーであり、35は図1のストロボ用レ
バー15に相当するストロボ用レバーである。ストロボ
用レバー35の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片3
2が固着され、その先端部が図示していないストロボ回
路部品を実装したプリント配線基板33に圧接してい
る。
に相当する前カバーであり、35は図1のストロボ用レ
バー15に相当するストロボ用レバーである。ストロボ
用レバー35の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片3
2が固着され、その先端部が図示していないストロボ回
路部品を実装したプリント配線基板33に圧接してい
る。
【0028】ストロボ用電源スイッチ接片32は図4の
正面図に示す如く、二股に分かれていて二つの先端部3
2a,32bを有し、図3(B)の如くストロボ用レバ
ー35を摺動操作すると、先端部32a,32bがプリ
ント配線基板33に設けた導電性パターン33a,33
bに接触し、短絡させる。即ち、導電性パターン33
a,33bの短絡によって、ストロボの電源である図示
していない電池がストロボ回路に導通し、ストロボ用電
源スイッチがオンの状態になる。図3(A)の如くスト
ロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、先端部32
a,32bが導電性パターン33a,33bから外れ
て、ストロボ用電源スイッチがオフの状態になる。
正面図に示す如く、二股に分かれていて二つの先端部3
2a,32bを有し、図3(B)の如くストロボ用レバ
ー35を摺動操作すると、先端部32a,32bがプリ
ント配線基板33に設けた導電性パターン33a,33
bに接触し、短絡させる。即ち、導電性パターン33
a,33bの短絡によって、ストロボの電源である図示
していない電池がストロボ回路に導通し、ストロボ用電
源スイッチがオンの状態になる。図3(A)の如くスト
ロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、先端部32
a,32bが導電性パターン33a,33bから外れ
て、ストロボ用電源スイッチがオフの状態になる。
【0029】また、プリント配線基板33の右端には保
持部材36が固着され、保持部材36には薄紙や樹脂シ
ートからなる識別部材37が貼着されている。一方、ス
トロボ用レバー35の右腕部35aには尖鋭な部分を有
する尖鋭部材38が固着されている。
持部材36が固着され、保持部材36には薄紙や樹脂シ
ートからなる識別部材37が貼着されている。一方、ス
トロボ用レバー35の右腕部35aには尖鋭な部分を有
する尖鋭部材38が固着されている。
【0030】図3(A)の如くストロボ用レバー35を
操作していないときは、尖鋭部材38は識別部材37か
ら離れているが、図3(B)の如くストロボ用レバー3
5を操作すると、尖鋭部材38は識別部材37を貫通す
る。従って、ユーザーがストロボ用レバー35を一度だ
け操作しても、識別部材37には貫通孔が空くので、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分
解したとき、一目でストロボ用レバー35を操作したこ
とを識別できる。
操作していないときは、尖鋭部材38は識別部材37か
ら離れているが、図3(B)の如くストロボ用レバー3
5を操作すると、尖鋭部材38は識別部材37を貫通す
る。従って、ユーザーがストロボ用レバー35を一度だ
け操作しても、識別部材37には貫通孔が空くので、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分
解したとき、一目でストロボ用レバー35を操作したこ
とを識別できる。
【0031】なお、場合によっては尖鋭部材38が識別
部材37を貫通せずに、識別部材37に凹みや傷痕を付
ける構成にしてよく、要は識別部材37を塑性変形させ
てストロボ用レバー35を操作した痕跡を残せばよい。
部材37を貫通せずに、識別部材37に凹みや傷痕を付
ける構成にしてよく、要は識別部材37を塑性変形させ
てストロボ用レバー35を操作した痕跡を残せばよい。
【0032】図5は、前述とは逆に薄板部材をストロボ
用レバーに固着した図であり、ストロボ用レバー等の横
断面図である。図5(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図5(B)はストロボ用レバーを操
作したときの図である。
用レバーに固着した図であり、ストロボ用レバー等の横
断面図である。図5(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図5(B)はストロボ用レバーを操
作したときの図である。
【0033】図5において、前カバー41、ストロボ用
電源スイッチ接片42及びプリント配線基板43は、図
3の前カバー31、ストロボ用電源スイッチ接片32及
びプリント配線基板33と同等のものである。図3との
相違点は、薄紙や樹脂シートからなる識別部材47がス
トロボ用レバー45の右腕部45aに貼着されていて、
尖鋭部材48がプリント配線基板43に固着されている
点である。
電源スイッチ接片42及びプリント配線基板43は、図
3の前カバー31、ストロボ用電源スイッチ接片32及
びプリント配線基板33と同等のものである。図3との
相違点は、薄紙や樹脂シートからなる識別部材47がス
トロボ用レバー45の右腕部45aに貼着されていて、
尖鋭部材48がプリント配線基板43に固着されている
点である。
【0034】これにより、図5(A)の如くストロボ用
レバー45を摺動操作していないときは、識別部材47
は尖鋭部材48から離れているが、図5(B)の如くス
トロボ用レバー45を摺動操作すると、尖鋭部材48は
識別部材47を貫通する。従って、ユーザーがストロボ
用レバー45を一度だけ操作しても、識別部材47には
貫通孔が空くので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニット1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レ
バー35を操作したことが識別できる。
レバー45を摺動操作していないときは、識別部材47
は尖鋭部材48から離れているが、図5(B)の如くス
トロボ用レバー45を摺動操作すると、尖鋭部材48は
識別部材47を貫通する。従って、ユーザーがストロボ
用レバー45を一度だけ操作しても、識別部材47には
貫通孔が空くので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニット1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レ
バー35を操作したことが識別できる。
【0035】また、識別部材47に凹みや傷痕を付ける
構成にしてもよい。次に、ストロボ用レバーに代えて図
2の如きストロボ用ボタンを用いた例について説明す
る。図6はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図6
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図6(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図であ
る。
構成にしてもよい。次に、ストロボ用レバーに代えて図
2の如きストロボ用ボタンを用いた例について説明す
る。図6はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図6
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図6(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図であ
る。
【0036】図6において、51は図2の前カバー21
に相当する前カバーであり、55は図2のストロボ用ボ
タン25に相当するストロボ用ボタンである。ストロボ
用ボタン55の下方には押圧スイッチ52がプリント配
線基板53に実装されている。そして、図6(B)の如
くストロボ用ボタン55を押圧操作すると、ストロボ用
ボタン55の下部55aが押圧スイッチ52の押圧部5
2aを押圧するので、押圧スイッチ52はオンの状態に
なる。また、ストロボ用ボタン55から手を離せば、図
6(B)の如くストロボ用ボタン55は押圧スイッチ5
2の押圧部52aによって元の位置に復帰する。
に相当する前カバーであり、55は図2のストロボ用ボ
タン25に相当するストロボ用ボタンである。ストロボ
用ボタン55の下方には押圧スイッチ52がプリント配
線基板53に実装されている。そして、図6(B)の如
くストロボ用ボタン55を押圧操作すると、ストロボ用
ボタン55の下部55aが押圧スイッチ52の押圧部5
2aを押圧するので、押圧スイッチ52はオンの状態に
なる。また、ストロボ用ボタン55から手を離せば、図
6(B)の如くストロボ用ボタン55は押圧スイッチ5
2の押圧部52aによって元の位置に復帰する。
【0037】また、ストロボ用ボタン55の左腕部55
bには尖鋭な部分を有する尖鋭部材58が固着されてい
る。一方、プリント配線基板53には薄紙や樹脂シート
からなる識別部材57が貼着されている。
bには尖鋭な部分を有する尖鋭部材58が固着されてい
る。一方、プリント配線基板53には薄紙や樹脂シート
からなる識別部材57が貼着されている。
【0038】図6(A)の如くストロボ用ボタン55を
押圧操作していないときは、尖鋭部材58は識別部材5
7から離れているが、図6(B)の如くストロボ用ボタ
ン55を押圧操作すると、尖鋭部材58は識別部材57
を貫通する。従って、ユーザーがストロボ用レバー55
を一度だけ押圧操作しても、識別部材57に貫通孔が空
くので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット2を
回収して分解したとき、一目でストロボ用レバー55を
操作したことが識別できる。
押圧操作していないときは、尖鋭部材58は識別部材5
7から離れているが、図6(B)の如くストロボ用ボタ
ン55を押圧操作すると、尖鋭部材58は識別部材57
を貫通する。従って、ユーザーがストロボ用レバー55
を一度だけ押圧操作しても、識別部材57に貫通孔が空
くので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット2を
回収して分解したとき、一目でストロボ用レバー55を
操作したことが識別できる。
【0039】なお、識別部材57に凹みや傷痕を付ける
構成にしてもよい。更に、図示していないが、上述とは
逆にストロボ用ボタンに薄板部材を貼着し、プリント配
線基板等に尖鋭部材を固着した構成にしてもよい。
構成にしてもよい。更に、図示していないが、上述とは
逆にストロボ用ボタンに薄板部材を貼着し、プリント配
線基板等に尖鋭部材を固着した構成にしてもよい。
【0040】[第2の実施の形態]第2の実施の形態を
図7乃至図9を参照して説明する。
図7乃至図9を参照して説明する。
【0041】先ず、図7はストロボ用レバー等の横断面
図であり、図7(A)はストロボ用レバーを操作してい
ないときの図、図7(B)はストロボ用レバーを操作し
たときの図である。
図であり、図7(A)はストロボ用レバーを操作してい
ないときの図、図7(B)はストロボ用レバーを操作し
たときの図である。
【0042】図7において、61は図1の前カバー11
に相当する前カバーであり、65は図1のストロボ用レ
バー15に相当するストロボ用レバーである。ストロボ
用レバー65の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片6
2が固着され、その先端部が図示していないストロボ回
路部品を実装したプリント配線基板63に圧接してい
る。そして、第1の実施の形態と同様に図7(B)の如
くストロボ用レバー65を摺動操作すると、ストロボ用
電源スイッチがオンの状態になり、図7(A)の如くス
トロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、ストロボ用
電源スイッチがオフの状態になる。
に相当する前カバーであり、65は図1のストロボ用レ
バー15に相当するストロボ用レバーである。ストロボ
用レバー65の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片6
2が固着され、その先端部が図示していないストロボ回
路部品を実装したプリント配線基板63に圧接してい
る。そして、第1の実施の形態と同様に図7(B)の如
くストロボ用レバー65を摺動操作すると、ストロボ用
電源スイッチがオンの状態になり、図7(A)の如くス
トロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、ストロボ用
電源スイッチがオフの状態になる。
【0043】また、ストロボ用レバー65の右端には尖
鋭な部分を有する尖鋭部材68が固着されていて、プリ
ント配線基板63には樹脂等からなり表面硬度が低い識
別部材67が固着されている。そして、尖鋭部材68の
先端が識別部材67に当接している。
鋭な部分を有する尖鋭部材68が固着されていて、プリ
ント配線基板63には樹脂等からなり表面硬度が低い識
別部材67が固着されている。そして、尖鋭部材68の
先端が識別部材67に当接している。
【0044】そこで、ストロボ用レバー65を摺動操作
して、図7(A)の状態から図7(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材68が移動して、その先端が識別部材6
7の表面を摺動するので、識別部材67には「L」の範
囲で擦過傷が生ずる。従って、ストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニット1を回収して分解したとき、一目でス
トロボ用レバー65を操作したことを識別できる。
して、図7(A)の状態から図7(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材68が移動して、その先端が識別部材6
7の表面を摺動するので、識別部材67には「L」の範
囲で擦過傷が生ずる。従って、ストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニット1を回収して分解したとき、一目でス
トロボ用レバー65を操作したことを識別できる。
【0045】図8は、前述とは逆に尖鋭部材をプリント
配線基板に固着した図であり、ストロボ用レバー等の横
断面図である。図8(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図8(B)はストロボ用レバーを操
作したときの図である。
配線基板に固着した図であり、ストロボ用レバー等の横
断面図である。図8(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図8(B)はストロボ用レバーを操
作したときの図である。
【0046】図8において、前カバー71、ストロボ用
電源スイッチ接片72及びプリント配線基板73は、図
7の前カバー61、ストロボ用電源スイッチ接片62及
びプリント配線基板63と同等のものである。図8との
相違点は、尖鋭部材78がプリント配線基板73に固着
されている点であって、尖鋭部材78の先端がストロボ
用レバー75の右部にある識別部75aに当接してい
る。
電源スイッチ接片72及びプリント配線基板73は、図
7の前カバー61、ストロボ用電源スイッチ接片62及
びプリント配線基板63と同等のものである。図8との
相違点は、尖鋭部材78がプリント配線基板73に固着
されている点であって、尖鋭部材78の先端がストロボ
用レバー75の右部にある識別部75aに当接してい
る。
【0047】そこで、ストロボ用レバー75を摺動操作
して、図8(A)の状態から図8(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材78の先端に対してストロボ用レバー7
5が摺動するので、ストロボ用レバー75の右腕75a
の表面には「L」の範囲で擦過傷が生ずる。従って、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分
解したとき、一目でストロボ用レバー75を操作したこ
とを識別できる。
して、図8(A)の状態から図8(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材78の先端に対してストロボ用レバー7
5が摺動するので、ストロボ用レバー75の右腕75a
の表面には「L」の範囲で擦過傷が生ずる。従って、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分
解したとき、一目でストロボ用レバー75を操作したこ
とを識別できる。
【0048】次に、ストロボ用レバーに代えて図2の如
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図9
はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図9(A)は
ストロボ用ボタンを操作していないときの図、図9
(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図である。
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図9
はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図9(A)は
ストロボ用ボタンを操作していないときの図、図9
(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図である。
【0049】図9において、81は図2の前カバー21
に相当する前カバーであり、85は図2のストロボ用ボ
タン25に相当するストロボ用ボタンである。ストロボ
用ボタン85の下方には押圧スイッチ82がプリント配
線基板83に実装されている。そして、図9(B)の如
くストロボ用ボタン85を押圧操作すると、ストロボ用
ボタン85の下部85aが押圧スイッチ82の押圧部8
2aを押圧するので、押圧スイッチ82はオンの状態に
なる。また、ストロボ用ボタン85から手を離せば、図
9(A)の如くストロボ用ボタン85は押圧スイッチ8
2の押圧部82aによって元の位置に復帰する。
に相当する前カバーであり、85は図2のストロボ用ボ
タン25に相当するストロボ用ボタンである。ストロボ
用ボタン85の下方には押圧スイッチ82がプリント配
線基板83に実装されている。そして、図9(B)の如
くストロボ用ボタン85を押圧操作すると、ストロボ用
ボタン85の下部85aが押圧スイッチ82の押圧部8
2aを押圧するので、押圧スイッチ82はオンの状態に
なる。また、ストロボ用ボタン85から手を離せば、図
9(A)の如くストロボ用ボタン85は押圧スイッチ8
2の押圧部82aによって元の位置に復帰する。
【0050】また、ストロボ用ボタン85の左部には尖
鋭な部分を有する尖鋭部材88が固着されており、プリ
ント配線基板83には樹脂等からなり表面硬度が低い識
別部材87が固着されている。そして、尖鋭部材88の
先端が識別部材87に当接している。
鋭な部分を有する尖鋭部材88が固着されており、プリ
ント配線基板83には樹脂等からなり表面硬度が低い識
別部材87が固着されている。そして、尖鋭部材88の
先端が識別部材87に当接している。
【0051】そこで、ストロボ用ボタン85を押圧操作
して、図9(A)の状態から図9(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材88が下方に移動して、その先端が識別
部材87の表面を摺動するので、識別部材87には
「L」の範囲で擦過傷が生ずる。従って、ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニット2を回収して分解したと
き、一目でストロボ用ボタン85を操作したことを識別
できる。
して、図9(A)の状態から図9(B)の如き状態にす
ると、尖鋭部材88が下方に移動して、その先端が識別
部材87の表面を摺動するので、識別部材87には
「L」の範囲で擦過傷が生ずる。従って、ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニット2を回収して分解したと
き、一目でストロボ用ボタン85を操作したことを識別
できる。
【0052】なお、図示していないが、上述とは逆にプ
リント配線基板等に尖鋭部材を固着し、ストロボ用ボタ
ンに擦過傷を生じさせる構成にしてもよい。
リント配線基板等に尖鋭部材を固着し、ストロボ用ボタ
ンに擦過傷を生じさせる構成にしてもよい。
【0053】[第3の実施の形態]第3の実施の形態を
図10乃至図12を参照して説明する。
図10乃至図12を参照して説明する。
【0054】先ず、図10はストロボ用レバー等の横断
面図であり、図10(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図10(B)はストロボ用レバーを
操作したときの図である。
面図であり、図10(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図10(B)はストロボ用レバーを
操作したときの図である。
【0055】図10において、91は図1の前カバー1
1に相当する前カバーであり、95は図1のストロボ用
レバー15に相当するストロボ用レバーである。ストロ
ボ用レバー95の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片
92が固着され、その先端部が図示していないストロボ
回路部品を実装したプリント配線基板93に圧接してい
る。そして、第1の実施の形態と同様に図10(B)の
如くストロボ用レバー95を摺動操作すると、ストロボ
用電源スイッチがオンの状態になり、図10(A)の如
くストロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、ストロ
ボ用電源スイッチがオフの状態になる。
1に相当する前カバーであり、95は図1のストロボ用
レバー15に相当するストロボ用レバーである。ストロ
ボ用レバー95の裏面にはストロボ用電源スイッチ接片
92が固着され、その先端部が図示していないストロボ
回路部品を実装したプリント配線基板93に圧接してい
る。そして、第1の実施の形態と同様に図10(B)の
如くストロボ用レバー95を摺動操作すると、ストロボ
用電源スイッチがオンの状態になり、図10(A)の如
くストロボ用レバーを摺動操作して元に戻すと、ストロ
ボ用電源スイッチがオフの状態になる。
【0056】また、ストロボ用レバー95の右端には尖
鋭な部分を有する尖鋭部材98が固着されていて、プリ
ント配線基板93には部分的に薄く形成された識別部9
7aを有する識別部材97が固着されている。
鋭な部分を有する尖鋭部材98が固着されていて、プリ
ント配線基板93には部分的に薄く形成された識別部9
7aを有する識別部材97が固着されている。
【0057】これにより、図10(A)の如くストロボ
用レバー95を摺動操作していないときは、尖鋭部材9
8は識別部97aから離れているが、図10(B)の如
くストロボ用レバー95を摺動操作すると、尖鋭部材9
8は識別部97aを破断する。従って、ユーザーがスト
ロボ用レバー95を一度だけ操作しても、識別部97a
は破断するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レバ
ー95を操作したことを識別できる。
用レバー95を摺動操作していないときは、尖鋭部材9
8は識別部97aから離れているが、図10(B)の如
くストロボ用レバー95を摺動操作すると、尖鋭部材9
8は識別部97aを破断する。従って、ユーザーがスト
ロボ用レバー95を一度だけ操作しても、識別部97a
は破断するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レバ
ー95を操作したことを識別できる。
【0058】なお、尖鋭部材98が識別部97aを破断
せずに、曲折する構成であってもよい。
せずに、曲折する構成であってもよい。
【0059】図11は、前述とは逆に尖鋭部材をプリン
ト配線基板に固着した図であり、ストロボ用レバー等の
横断面図である。図11(A)はストロボ用レバーを操
作していないときの図、図11(B)はストロボ用レバ
ーを操作したときの図である。
ト配線基板に固着した図であり、ストロボ用レバー等の
横断面図である。図11(A)はストロボ用レバーを操
作していないときの図、図11(B)はストロボ用レバ
ーを操作したときの図である。
【0060】図11において、前カバー101、ストロ
ボ用電源スイッチ接片102及びプリント配線基板10
3は、図10の前カバー91、ストロボ用電源スイッチ
接片92及びプリント配線基板93と同等のものであ
る。図10との相違点は、尖鋭部材108がプリント配
線基板103に固着されていて、ストロボ用レバー10
5の右腕先端に部分的に薄く形成された識別部105a
が設けられている点である。
ボ用電源スイッチ接片102及びプリント配線基板10
3は、図10の前カバー91、ストロボ用電源スイッチ
接片92及びプリント配線基板93と同等のものであ
る。図10との相違点は、尖鋭部材108がプリント配
線基板103に固着されていて、ストロボ用レバー10
5の右腕先端に部分的に薄く形成された識別部105a
が設けられている点である。
【0061】これにより、図11(A)の如くストロボ
用レバー105を摺動操作していないときは、識別部1
05aは尖鋭部材108から離れているが、図11
(B)の如くストロボ用レバー105を摺動操作する
と、識別部105aは尖鋭部材108と当接し、識別部
105aは破断される。従って、ユーザーがストロボ用
レバー105を一度だけ操作しても、識別部105aが
破断するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レバー
105を操作したことを識別できる。
用レバー105を摺動操作していないときは、識別部1
05aは尖鋭部材108から離れているが、図11
(B)の如くストロボ用レバー105を摺動操作する
と、識別部105aは尖鋭部材108と当接し、識別部
105aは破断される。従って、ユーザーがストロボ用
レバー105を一度だけ操作しても、識別部105aが
破断するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニッ
ト1を回収して分解したとき、一目でストロボ用レバー
105を操作したことを識別できる。
【0062】なお、尖鋭部材108が識別部105aを
破断せずに、曲折する構成であってもよい。
破断せずに、曲折する構成であってもよい。
【0063】次に、ストロボ用レバーに代えて図2の如
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図1
2はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図12
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図12(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図で
ある。
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図1
2はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図12
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図12(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図で
ある。
【0064】図12において、111は図2の前カバー
21に相当する前カバーであり、115は図2のストロ
ボ用ボタン25に相当するストロボ用ボタンである。ス
トロボ用ボタン115の下方には押圧スイッチ112が
プリント配線基板113に実装されている。そして、図
12(B)の如くストロボ用ボタン115を押圧操作す
ると、ストロボ用ボタン115の下部115aが押圧ス
イッチ112の押圧部112aを押圧するので、押圧ス
イッチ112はオンの状態になる。また、ストロボ用ボ
タン115から手を離せば、図12(A)の如くストロ
ボ用ボタン115は押圧スイッチ112の押圧部112
aによって元の位置に復帰する。
21に相当する前カバーであり、115は図2のストロ
ボ用ボタン25に相当するストロボ用ボタンである。ス
トロボ用ボタン115の下方には押圧スイッチ112が
プリント配線基板113に実装されている。そして、図
12(B)の如くストロボ用ボタン115を押圧操作す
ると、ストロボ用ボタン115の下部115aが押圧ス
イッチ112の押圧部112aを押圧するので、押圧ス
イッチ112はオンの状態になる。また、ストロボ用ボ
タン115から手を離せば、図12(A)の如くストロ
ボ用ボタン115は押圧スイッチ112の押圧部112
aによって元の位置に復帰する。
【0065】また、ストロボ用ボタン115の左端には
部分的に薄く形成された識別部115bが設けられてい
る。一方、プリント配線基板113には尖鋭な部分を有
する尖鋭部材118が固着されている。
部分的に薄く形成された識別部115bが設けられてい
る。一方、プリント配線基板113には尖鋭な部分を有
する尖鋭部材118が固着されている。
【0066】図12(A)の如くストロボ用ボタン11
5を押圧操作していないときは、識別部115bは尖鋭
部材118から離れているが、図12(B)の如くスト
ロボ用ボタン115を押圧操作すると、識別部115b
は尖鋭部材118に当接して、識別部115bは破断さ
れる。従って、ユーザーがストロボ用ボタン115を一
度だけ押圧操作しても、識別部115bが破断するの
で、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収
して分解したとき、一目でストロボ用ボタン115を操
作したことが識別できる。
5を押圧操作していないときは、識別部115bは尖鋭
部材118から離れているが、図12(B)の如くスト
ロボ用ボタン115を押圧操作すると、識別部115b
は尖鋭部材118に当接して、識別部115bは破断さ
れる。従って、ユーザーがストロボ用ボタン115を一
度だけ押圧操作しても、識別部115bが破断するの
で、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収
して分解したとき、一目でストロボ用ボタン115を操
作したことが識別できる。
【0067】なお、図示していないが、上述とは逆にス
トロボ用ボタンに尖鋭部材を固着し、プリント配線基板
等に薄板部を有する部材を固着した構成にしてもよい。
トロボ用ボタンに尖鋭部材を固着し、プリント配線基板
等に薄板部を有する部材を固着した構成にしてもよい。
【0068】[第4の実施の形態]第4の実施の形態を
図13乃至図14を参照して説明する。
図13乃至図14を参照して説明する。
【0069】先ず、図13はストロボ用レバー等の横断
面図であり、図13(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図13(B)はストロボ用レバーを
操作したときの図である。
面図であり、図13(A)はストロボ用レバーを操作し
ていないときの図、図13(B)はストロボ用レバーを
操作したときの図である。
【0070】図13において、121は図1の前カバー
11に相当する前カバーであり、125は図1のストロ
ボ用レバー15に相当するストロボ用レバーである。ス
トロボ用レバー125の裏面にはストロボ用電源スイッ
チ接片122が固着され、その先端部が図示していない
ストロボ回路部品を実装したプリント配線基板123に
圧接している。そして、第1の実施の形態と同様に図1
3(B)の如くストロボ用レバー125を摺動操作する
と、ストロボ用電源スイッチがオンの状態になり、図1
3(A)の如くストロボ用レバーを摺動操作して元に戻
すと、ストロボ用電源スイッチがオフの状態になる。
11に相当する前カバーであり、125は図1のストロ
ボ用レバー15に相当するストロボ用レバーである。ス
トロボ用レバー125の裏面にはストロボ用電源スイッ
チ接片122が固着され、その先端部が図示していない
ストロボ回路部品を実装したプリント配線基板123に
圧接している。そして、第1の実施の形態と同様に図1
3(B)の如くストロボ用レバー125を摺動操作する
と、ストロボ用電源スイッチがオンの状態になり、図1
3(A)の如くストロボ用レバーを摺動操作して元に戻
すと、ストロボ用電源スイッチがオフの状態になる。
【0071】また、プリント配線基板123の裏面には
識別部材127が左右方向に摺動自在にガイドピン12
9によって固定されていて、図13(A)の如くストロ
ボ用レバー125を操作していないときは識別部材12
7は右方に位置している。そして、ストロボ用レバー1
25の右腕125aが識別部材127の右端127aに
当接している。
識別部材127が左右方向に摺動自在にガイドピン12
9によって固定されていて、図13(A)の如くストロ
ボ用レバー125を操作していないときは識別部材12
7は右方に位置している。そして、ストロボ用レバー1
25の右腕125aが識別部材127の右端127aに
当接している。
【0072】これにより、図13(A)の如くストロボ
用レバー125を摺動操作していない状態から、図13
(B)の如くストロボ用レバー125を摺動操作する
と、右腕125aが識別部材127の右端127aを押
圧して、識別部材127を左方に摺動させる。従って、
ユーザーがストロボ用レバー125を一度だけ操作して
も、識別部材127は左方に摺動するので、ストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分解したと
き、一目でストロボ用レバー125を操作したことが識
別できる。
用レバー125を摺動操作していない状態から、図13
(B)の如くストロボ用レバー125を摺動操作する
と、右腕125aが識別部材127の右端127aを押
圧して、識別部材127を左方に摺動させる。従って、
ユーザーがストロボ用レバー125を一度だけ操作して
も、識別部材127は左方に摺動するので、ストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット1を回収して分解したと
き、一目でストロボ用レバー125を操作したことが識
別できる。
【0073】なお、図示していないが、識別部材127
にはクリック機構が設けられていて、図13(A)の状
態及び図13(B)の状態に位置したときは、振動や衝
撃によって容易に摺動しないように構成されている。
にはクリック機構が設けられていて、図13(A)の状
態及び図13(B)の状態に位置したときは、振動や衝
撃によって容易に摺動しないように構成されている。
【0074】次に、ストロボ用レバーに代えて図2の如
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図1
4はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図14
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図14(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図で
ある。
きストロボ用ボタンを用いた例について説明する。図1
4はストロボ用ボタン等の横断面図であり、図14
(A)はストロボ用ボタンを操作していないときの図、
図14(B)はストロボ用ボタンを操作したときの図で
ある。
【0075】図14において、131は図2の前カバー
21に相当する前カバーであり、135は図2のストロ
ボ用ボタン25に相当するストロボ用ボタンである。ス
トロボ用ボタン135の下方には押圧スイッチ132が
プリント配線基板133に実装されている。そして、図
14(B)の如くストロボ用ボタン135を押圧操作す
ると、ストロボ用ボタン135の下部135aが押圧ス
イッチ132の押圧部132aを押圧するので、押圧ス
イッチ132はオンの状態になる。また、ストロボ用ボ
タン135から手を離せば、図14(A)の如くストロ
ボ用ボタン135は押圧スイッチ132の押圧部132
aによって元の位置に復帰する。
21に相当する前カバーであり、135は図2のストロ
ボ用ボタン25に相当するストロボ用ボタンである。ス
トロボ用ボタン135の下方には押圧スイッチ132が
プリント配線基板133に実装されている。そして、図
14(B)の如くストロボ用ボタン135を押圧操作す
ると、ストロボ用ボタン135の下部135aが押圧ス
イッチ132の押圧部132aを押圧するので、押圧ス
イッチ132はオンの状態になる。また、ストロボ用ボ
タン135から手を離せば、図14(A)の如くストロ
ボ用ボタン135は押圧スイッチ132の押圧部132
aによって元の位置に復帰する。
【0076】また、プリント配線基板133の左端には
保持部材136が固着され、保持部材136には識別部
材137が上下方向に摺動自在にガイドピン139によ
って固定されていて、図14(A)の如くストロボ用ボ
タン135を操作していないときは識別部材137は上
方に位置している。そして、ストロボ用ボタン135の
左腕135bは識別部材137の上端137aに当接し
ている。
保持部材136が固着され、保持部材136には識別部
材137が上下方向に摺動自在にガイドピン139によ
って固定されていて、図14(A)の如くストロボ用ボ
タン135を操作していないときは識別部材137は上
方に位置している。そして、ストロボ用ボタン135の
左腕135bは識別部材137の上端137aに当接し
ている。
【0077】これにより、ストロボ用ボタン135を押
圧操作して、図14(A)の如き状態から、図14
(B)の如き状態にすると、左腕135bが識別部材1
37の上端137aを押圧して、識別部材137を下方
に摺動させる。従って、ユーザーがストロボ用ボタン1
35を一度だけ押圧操作しても、識別部材137は下方
に摺動するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット2を回収して分解したとき、一目でストロボ用ボタ
ン135を操作したことを識別できる。
圧操作して、図14(A)の如き状態から、図14
(B)の如き状態にすると、左腕135bが識別部材1
37の上端137aを押圧して、識別部材137を下方
に摺動させる。従って、ユーザーがストロボ用ボタン1
35を一度だけ押圧操作しても、識別部材137は下方
に摺動するので、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット2を回収して分解したとき、一目でストロボ用ボタ
ン135を操作したことを識別できる。
【0078】なお、図示していないが、識別部材137
にはクリック機構が設けられていて、図14(A)の状
態及び図14(B)の状態に位置したときは、振動や衝
撃によって容易に摺動しないように構成されている。
にはクリック機構が設けられていて、図14(A)の状
態及び図14(B)の状態に位置したときは、振動や衝
撃によって容易に摺動しないように構成されている。
【0079】また、前述の識別部材127,137は摺
動したが、回転する構成であってもよい。
動したが、回転する構成であってもよい。
【0080】以上の如く、ストロボ用レバー15やスト
ロボ用ボタン25がユーザーによって一度でも操作され
ると、その痕跡が残る。従って、ストロボ内蔵レンズ付
きフィルムユニット1,2を回収したとき、痕跡が残っ
ていなければ、電池が全く使用されていないので、この
電池を新たに製造するストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットに装填して再利用することが可能となる。
ロボ用ボタン25がユーザーによって一度でも操作され
ると、その痕跡が残る。従って、ストロボ内蔵レンズ付
きフィルムユニット1,2を回収したとき、痕跡が残っ
ていなければ、電池が全く使用されていないので、この
電池を新たに製造するストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニットに装填して再利用することが可能となる。
【0081】但し、電池を再利用するとき、電池に記載
されている製造年月を確認し、所定の年月より古い場合
は、その電池を再利用せず、廃棄処理することになる。
されている製造年月を確認し、所定の年月より古い場合
は、その電池を再利用せず、廃棄処理することになる。
【0082】以上の如く説明した実施の形態において
は、ユーザーが手動でストロボ用レバーやストロボ用ボ
タンを操作してストロボ用電源スイッチをオンにすると
共に、その痕跡を残したが、付属品を装着することによ
って、ストロボ用電源スイッチをオンにすると共に、そ
の痕跡を残すようにしてもよい。このような実施の形態
を図15を参照して説明する。
は、ユーザーが手動でストロボ用レバーやストロボ用ボ
タンを操作してストロボ用電源スイッチをオンにすると
共に、その痕跡を残したが、付属品を装着することによ
って、ストロボ用電源スイッチをオンにすると共に、そ
の痕跡を残すようにしてもよい。このような実施の形態
を図15を参照して説明する。
【0083】図15は近接撮影アダプタとストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットの斜視図である。3はスト
ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであり、図1に示
したストロボと類似している。200は近接撮影アダプ
タである。
レンズ付きフィルムユニットの斜視図である。3はスト
ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットであり、図1に示
したストロボと類似している。200は近接撮影アダプ
タである。
【0084】近接撮影アダプタ200は補助レンズ20
1、凸面鏡202及び拡散板203からなる。近接撮影
アダプタ200は上下の腕部204の内側に設けた係止
爪205によってストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット3に装着できる。すると、補助レンズ201は撮影
レンズLの前方に位置し、その合成焦点距離によって約
50cmの被写体に合焦する。また、拡散板203はス
トロボ発光部14の前方に位置し、ストロボ光が拡散さ
れてストロボ光量は低減する。
1、凸面鏡202及び拡散板203からなる。近接撮影
アダプタ200は上下の腕部204の内側に設けた係止
爪205によってストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット3に装着できる。すると、補助レンズ201は撮影
レンズLの前方に位置し、その合成焦点距離によって約
50cmの被写体に合焦する。また、拡散板203はス
トロボ発光部14の前方に位置し、ストロボ光が拡散さ
れてストロボ光量は低減する。
【0085】更に、近接撮影アダプタ200をレンズ付
きフィルムユニット3に装着すると、ストロボ発光部1
4の左後部に設けた電源スイッチピン206がスライド
カバーに設けた電源スイッチピン用孔301に挿入され
る。これにより、ストロボ用レバー15の位置に係わら
ず、内部のストロボ用電源スイッチがオンになって充電
が開始する。また、電源スイッチピン206の挿入によ
って、第1乃至第4の実施の形態で述べたような痕跡が
生じ、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット3を回
収して分解したとき、ストロボ用電源スイッチがオンに
なったことを識別できるので、前述のように未使用の電
池の再利用が可能になる。
きフィルムユニット3に装着すると、ストロボ発光部1
4の左後部に設けた電源スイッチピン206がスライド
カバーに設けた電源スイッチピン用孔301に挿入され
る。これにより、ストロボ用レバー15の位置に係わら
ず、内部のストロボ用電源スイッチがオンになって充電
が開始する。また、電源スイッチピン206の挿入によ
って、第1乃至第4の実施の形態で述べたような痕跡が
生じ、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット3を回
収して分解したとき、ストロボ用電源スイッチがオンに
なったことを識別できるので、前述のように未使用の電
池の再利用が可能になる。
【0086】撮影時には、撮影者が近接撮影アダプタ2
00を装着したレンズ付きフィルムユニット3を左手で
保持し、左手を伸ばして自分を凸面鏡202に映して構
図を決め、左手の指でレリーズボタン16を押せば自分
自身を撮影できる。そして、ストロボ光は拡散板203
によって低減するので、近距離でも適正露出になる。
00を装着したレンズ付きフィルムユニット3を左手で
保持し、左手を伸ばして自分を凸面鏡202に映して構
図を決め、左手の指でレリーズボタン16を押せば自分
自身を撮影できる。そして、ストロボ光は拡散板203
によって低減するので、近距離でも適正露出になる。
【0087】また、前述の実施の形態はユーザーによる
操作を機械的に記憶する構成であったが、電気的に記憶
する構成にしてもよい。即ち、EEPROM等からなる
記憶手段をストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットに
設け、ユーザーがストロボ用レバーやストロボ用ボタン
を1回でも操作してストロボ用電源スイッチがオンにな
ると、そのオンになったことが記憶手段に記憶されるよ
うにする。そして、メーカーがストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニットを回収して分解したとき、記憶手段の
端子から記憶手段の記憶内容を呼び出し、ストロボ用電
源スイッチがオンになったか否かを識別する。オンにな
っていれば装填されていた電池の再利用をせず、オフに
なっていれば装填されていた電池の再利用を行う。
操作を機械的に記憶する構成であったが、電気的に記憶
する構成にしてもよい。即ち、EEPROM等からなる
記憶手段をストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットに
設け、ユーザーがストロボ用レバーやストロボ用ボタン
を1回でも操作してストロボ用電源スイッチがオンにな
ると、そのオンになったことが記憶手段に記憶されるよ
うにする。そして、メーカーがストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニットを回収して分解したとき、記憶手段の
端子から記憶手段の記憶内容を呼び出し、ストロボ用電
源スイッチがオンになったか否かを識別する。オンにな
っていれば装填されていた電池の再利用をせず、オフに
なっていれば装填されていた電池の再利用を行う。
【0088】なお、記憶手段から記憶内容を呼び出す回
路を個々のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットに
設けると高価になるので、回収したストロボ内蔵レンズ
付きフィルムユニットを検査する検査装置の一部に設け
ることが望ましい。
路を個々のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットに
設けると高価になるので、回収したストロボ内蔵レンズ
付きフィルムユニットを検査する検査装置の一部に設け
ることが望ましい。
【0089】最後に「特許請求の範囲」で述べた用語と
「発明の実施の形態」で述べた用語との対応を説明す
る。
「発明の実施の形態」で述べた用語との対応を説明す
る。
【0090】ストロボ操作部材は、ストロボ用レバー1
5,35,45,65,75,95,105,125、
及びストロボ用ボタン25,55,85,115,13
5に相当する。
5,35,45,65,75,95,105,125、
及びストロボ用ボタン25,55,85,115,13
5に相当する。
【0091】
【発明の効果】請求項1〜8,14に記載のストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニットによれば、ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットを回収して分解したとき、
多数の工数や高価な設備を必要とせずに、装填された電
池の使用・未使用を簡単に識別できる。
蔵レンズ付きフィルムユニットによれば、ストロボ内蔵
レンズ付きフィルムユニットを回収して分解したとき、
多数の工数や高価な設備を必要とせずに、装填された電
池の使用・未使用を簡単に識別できる。
【0092】請求項9〜13に記載のストロボ内蔵レン
ズ付きフィルムユニットの再利用システムによれば、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを回収して分解
したとき、多数の工数や高価な設備を必要とせずに、装
填された電池の使用・未使用を簡単に識別でき、再利用
できる。
ズ付きフィルムユニットの再利用システムによれば、ス
トロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットを回収して分解
したとき、多数の工数や高価な設備を必要とせずに、装
填された電池の使用・未使用を簡単に識別でき、再利用
できる。
【図1】ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】他の形態のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユ
ニットの外観斜視図である。
ニットの外観斜視図である。
【図3】第1の実施の形態におけるストロボ用レバー等
の横断面図である。
の横断面図である。
【図4】ストロボ用電源スイッチ接片の正面図である。
【図5】第1の実施の形態における他の形態のストロボ
用レバー等の横断面図である。
用レバー等の横断面図である。
【図6】第1の実施の形態におけるストロボ用ボタン等
の横断面図である。
の横断面図である。
【図7】第2の実施の形態におけるストロボ用レバー等
の横断面図である。
の横断面図である。
【図8】第2の実施の形態における他の形態のストロボ
用レバー等の横断面図である。
用レバー等の横断面図である。
【図9】第2の実施の形態におけるストロボ用ボタン等
の横断面図である。
の横断面図である。
【図10】第3の実施の形態におけるストロボ用レバー
等の横断面図である。
等の横断面図である。
【図11】第3の実施の形態における他の形態のストロ
ボ用レバー等の横断面図である。
ボ用レバー等の横断面図である。
【図12】第3の実施の形態におけるストロボ用ボタン
等の横断面図である。
等の横断面図である。
【図13】第4の実施の形態におけるストロボ用レバー
等の横断面図である。
等の横断面図である。
【図14】第4の実施の形態におけるストロボ用ボタン
等の横断面図である。
等の横断面図である。
【図15】近接撮影アダプタとストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニットの斜視図である。
フィルムユニットの斜視図である。
L 撮影レンズ 1,2,3 レンズ付きフィルムユニット 14,24 ストロボ発光部 15,35,45,65,75,95,105,125
ストロボ用レバー 25,55,85,115,135 ストロボ用ボタン 32,42,62,72,92,102,122 スト
ロボ用電源スイッチ接片 33,43,53,63,73,83,93,103,
113,123,133 プリント配線基板 37,47,57,67,87,97,127,137
識別部材 38,48,58,68,78,88,98,108,
118 尖鋭部材 52,82,112,132 押圧スイッチ 75a,97a,105a,115b 識別部
ストロボ用レバー 25,55,85,115,135 ストロボ用ボタン 32,42,62,72,92,102,122 スト
ロボ用電源スイッチ接片 33,43,53,63,73,83,93,103,
113,123,133 プリント配線基板 37,47,57,67,87,97,127,137
識別部材 38,48,58,68,78,88,98,108,
118 尖鋭部材 52,82,112,132 押圧スイッチ 75a,97a,105a,115b 識別部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 G03C 3/00 590K G03B 15/00 G03B 15/00 X 15/03 15/03 J 15/05 15/05 17/02 17/02 17/04 17/04
Claims (14)
- 【請求項1】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って第1の状態から第2の状態になる識別
部材を前記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操
作部材の近傍に設けたことを特徴とするストロボ内蔵レ
ンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項2】 前記識別部材は前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って塑性変形することを特徴とする請求項
1に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項3】 前記識別部材は前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って変位することを特徴とする請求項1に
記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項4】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材によって穿孔される
か、凹むか、または傷痕が生ずる識別部材を前記ストロ
ボ操作部材の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設
けたことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルム
ユニット。 - 【請求項5】 前記識別部材は薄紙若しくは樹脂シート
からなることを特徴とする請求項4に記載のストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項6】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、尖鋭な部分を有する尖鋭部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記尖鋭部材により擦過傷が生ずる
識別部材を前記ストロボ操作部材の近傍に若しくは前記
ストロボ操作部材に設けたことを特徴とするストロボ内
蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項7】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、鋭利な部分を有する鋭利部材を前
記ストロボ操作部材に若しくは前記ストロボ操作部材の
近傍に設けると共に、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って、前記鋭利部材によって破断される
か、または曲折される識別部材を前記ストロボ操作部材
の近傍に若しくは前記ストロボ操作部材に設けたことを
特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項8】 ストロボを内蔵し、外部操作によって移
動し前記ストロボの電源スイッチをオン・オフさせるス
トロボ操作部材を有するストロボ内蔵レンズ付きフィル
ムユニットにおいて、前記電源スイッチがオフの状態か
らオンの状態になるようにした前記ストロボ操作部材の
移動操作に伴って移動する識別部材を設けたことを特徴
とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット。 - 【請求項9】 回収されたストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフィ
ルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの電
源スイッチがオフの状態からオンの状態になるようにし
たストロボ操作部材の移動操作に伴って第1の状態から
第2の状態になる識別部材を設け、前記識別部材により
前記ストロボ操作部材の移動の有無を識別する工程と、
前記識別部材により前記ストロボ操作部材が移動してい
ないと識別されたときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。 - 【請求項10】 前記識別部材は前記ストロボ操作部材
の移動操作に伴って塑性変形することを特徴とする請求
項9に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット
の再利用システム。 - 【請求項11】 前記識別部材は前記ストロボ操作部材
の移動操作に伴って変位することを特徴とする請求項9
に記載のストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再
利用システム。 - 【請求項12】 前記電池の製造年月を読み取る工程を
備え、前記製造年月が所定の年月より古い場合は、前記
識別部材により前記ストロボ操作部材が移動していない
と識別されたときであっても、ストロボ内蔵レンズ付き
フィルムユニットの再利用工程に送ることを禁ずること
を特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載のスト
ロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システ
ム。 - 【請求項13】 回収されたストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニットを再利用するストロボ内蔵レンズ付きフ
ィルムユニットの再利用システムにおいて、ストロボの
電源スイッチがオンになったことを記憶する記憶手段を
設け、前記記憶手段の記憶内容を呼び出す工程と、前記
記憶手段がストロボの電源スイッチがオンになったこと
を記憶していないときは、装填されていた電池を取り出
し、ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用
工程に送る工程と、を備えたことを特徴とするストロボ
内蔵レンズ付きフィルムユニットの再利用システム。 - 【請求項14】 ストロボを内蔵し、ストロボの電源ス
イッチがオンになったことを記憶する記憶手段を設けた
ことを特徴とするストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106887A JP2002303957A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001106887A JP2002303957A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002303957A true JP2002303957A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18959318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001106887A Pending JP2002303957A (ja) | 2001-04-05 | 2001-04-05 | ストロボ内蔵レンズ付きフィルムユニット、及びその再利用システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002303957A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067741A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Kyocera Corp | 電子機器 |
-
2001
- 2001-04-05 JP JP2001106887A patent/JP2002303957A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067741A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Kyocera Corp | 電子機器 |
JP4579100B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2010-11-10 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
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