JP2004125973A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Masaya Morita
守田 昌也
Nobuyoshi Noguchi
野口 修由
Yasuhiro Yamashina
山科 泰寛
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Abstract

【課題】裏蓋をこじ開けて行われるフイルム詰め替えを防止する。
【解決手段】ストロボ基板26の背面側にメインコンデンサ28が実装されている。メインコンデンサ28のリード端子36は、切り込み部36aを内側にして根元部36bと先端部36cが直角に折り曲げられている。コンデンサ本体35は、根元部36bとストロボ基板26とが平行になるように配置されている。裏蓋12には、根元部36bに引っ掛けられる係合爪45が形成されている。裏蓋12のこじ開けに伴って係合爪45がメインコンデンサ28を引っ張るので、リード端子36が変形、破断してストロボ装置が使用できなくなる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、裏蓋が安易にこじ開けられることを防止したレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
未露光の写真フイルムが予め装填され、購入したその場で写真撮影が可能なレンズ付きフイルムユニットが知られている。レンズ付きフイルムユニットは、簡単な操作で写真撮影が楽しめ、低価格でコンパクトという手軽さから広く普及している。レンズ付きフイルムユニットは、製造コストが抑えられ、持ち運びに便利な軽量さが得られるように、その大部分がプラスチックの成形品で構成されている。
【0003】
レンズ付きフイルムユニットは、使い終わると現像所にそのまま持ち込まれる。現像所では、レンズ付きフイルムユニットから写真フイルムが抜き取られ、フイルムの現像と印画紙へのプリントが行われる。ユーザーにはネガフイルムとプリント写真のみが渡され、写真フイルムの抜き取られた使用済みのレンズ付きフイルムユニットは現像所で引き取られる。
【0004】
現像所で引き取られた使用済みのレンズ付きフイルムユニットは、製造元のメーカーに回収される。回収されたレンズ付きフイルムユニットは、最初に前カバーが取り外され、次に、本体部分がストロボ装置やシャッタ装置、レンズなどの機能部品と裏蓋とに分解される。プラスチックのみで構成された前カバーと裏蓋はペレット化され、成形し直されて新規製品の外装として再利用される。本体部分から分解された各機能部品は、分別された後に性能検査が行われる。性能検査に合格した機能部品や、修理によって再利用が可能な機能部品は、新品同様にメンテナンスされ、新規製品の一部に組み込まれる。一方、修理の不可能な故障部品はさらに細かく分解され、原料ごとに分別処理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、使用済みのレンズ付きフイルムユニットが製造元と異なる業者により回収され、未使用の写真フイルムを再装填したフイルム詰め替え品が販売されている。このフイルム詰め替え品は、使用済みのレンズ付きフイルムユニットの裏蓋を無理やりこじ開けて写真フイルムを詰め直したもので、外部に損傷が見られたり、遮光が不完全であるという品質面の問題点が指摘されている。
【0006】
これは、手間をかけることを嫌うフイルム詰め替え業者が、超音波溶着などで強固に接合された裏蓋を力ずくで取り外し、写真フイルムを再装填した後に、取り外した裏蓋を破損部分の有無にかかわらずそのまま取り付けるという作業を行っていることが原因となっている。また、裏蓋の破損部分を遮光テープで補修するなど、フイルム詰め替え品に独自の改造をしている業者もいるが、この改造品は、製造元で回収されてもリサイクル処理に適合できず、能率的かつ効率的なリサイクル処理に支障が生じるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、安易に裏蓋がこじ開けられないようにすることで低品質なフイルム詰め替え品の製造が防止でき、また、リサイクル処理に適さないフイルム詰め替え品の製造が防止できるレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、撮影機構が組み込まれたユニット本体と、ユニット本体の背面に装着される裏蓋とによって写真フイルムが光密に収納され、ユニット本体を正面から覆う前カバーと、ユニット本体と前カバーの間で回路部品の実装面がフイルム面と平行に配置されたストロボ基板とを有し、ストロボ基板上には、ストロボ発光管を流れる電荷が蓄えられるコンデンサ本体と、コンデンサ本体から突出した根元部と前記実装面に差し込まれる先端部とに折り曲げられたリード端子とからなるメインコンデンサが実装され、前記裏蓋には、前記リード端子の根元部に引っ掛けられる係合爪が形成されていることを特徴としており、裏蓋開放に連動してメインコンデンサが引っ張られるようにして、リード端子を変形させるものである。
【0009】
請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、前記コンデンサ本体が前記ストロボ発光管を収納したケース体の背面に接着されていることを特徴としており、裏蓋開放時にメインコンデンサがストロボ発光管ごと引っ張られるようにしたものである。
【0010】
請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットは、撮影機構が組み込まれたユニット本体と、ユニット本体の背面に装着される裏蓋とによって写真フイルムが光密に収納され、ユニット本体を正面から覆う前カバーと、ユニット本体と前カバーの間で回路部品の実装面がフイルム面と平行に配置されたストロボ基板とを有し、ストロボ基板上には、ストロボ発光管を流れる電荷が蓄えられるコンデンサ本体と、コンデンサ本体から突出した根元部と前記実装面に差し込まれる先端部とに折り曲げられたリード端子とからなるメインコンデンサが実装され、前記コンデンサ本体は、前記裏蓋に形成した開口部に嵌め合わされる突起部を有するプラスチックホルダに保持され、前記突起部と前記開口部とが溶着されることにより、前記プラスチックホルダが前記裏蓋に固定されていることを特徴としており、裏蓋開放に連動してメインコンデンサが引っ張られるようにして、リード端子を変形させるものである。
【0011】
請求項4記載のレンズ付きフイルムユニットは、前記リード端子の先端部と根元部の間に切り込みを設け、前記リード端子が切り込みを内側にして折り曲げられていることを特徴としており、裏蓋開放に連動してメインコンデンサがちぎれるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1において、レンズ付きフイルムユニット1は、その前面に撮影レンズ2が露呈され、ファインダ3、スライドつまみ4、ストロボ発光窓5が設けられている。上面には、シャッタボタン6、カウンタ窓7、充電確認窓8が設けられている。スライドつまみ4を操作するとストロボ充電が開始され、これが完了すると充電確認窓8が点灯する。充電確認窓8が点灯した状態でシャッタボタンを操作するとストロボ撮影が行われる。
【0013】
図2において、レンズ付きフイルムユニット1は、ユニット本体10、写真フイルム11、裏蓋12、ストロボ装置13、前カバー14とから構成されている。周知のように、ユニット本体10と裏蓋12、ユニット本体と前カバー14は、詳しくは図示しない係合爪と係合穴によって互いに連結される。
【0014】
ユニット本体10には、シャッタ機構をはじめとする周知の撮影機構が組み込まれている。ユニット本体10の中央には、露光開口と暗箱部が設けられており、撮影レンズ2の背後に設けられたシャッタ羽根が作動すると露光が行われる。。ユニット本体10の両端には、カートリッジ室16とフイルム室17がそれぞれ設けられている。写真フイルム11は、フイルムカートリッジ18から引き出され、中空のフイルムロール19としてフイルム室17に収納される。フイルムカートリッジ18は、カートリッジ室16に収納される際、スプール20が巻上げノブ21の下端に係合する。巻上げノブ21が回転操作されるとスプール20が回転し、写真フイルム11がパトローネ18内に巻上げられる。
【0015】
裏蓋12は、遮光リブが形成され、パトローネ室16とフイルム室17の後部、並びにその間のフイルム通路を覆う裏蓋本体22と、底蓋部23,24とからなる。底蓋部23,24は回動自在に設けられ、パトローネ室16とフイルム室17の底部を覆う。裏蓋12をユニット本体10の背面に装着すると、写真フイルム11を光密に収納することができる。底蓋部23は、パトローネ18の取出し時に開放される。フイルム押さえ25は、ユニット本体10の後部に設けられたアパーチャ上で写真フイルム11を押さえ、適正な露光範囲を画定する。
【0016】
ストロボ装置13は、ストロボ基板26の実装面上にストロボ回路を構成する各種の回路部品が実装されている。ストロボ基板26は、ユニット本体10に形成された突起27によって撮影レンズ2とフイルム室17の間で保持される。突起27は、前カバー13に向かって突出形成されており、ストロボ基板26は写真フイルム11と平行に配置される。
【0017】
ストロボ基板26には、ストロボ発光用に高圧充電されるメインコンデンサ28が背面側から実装され、スライドつまみ4の操作によってオン・オフされるストロボスイッチ29、シャッタ羽根の開放にシンクロしてオンするシンクロスイッチ30、ストロボ発光管を収納した発光管ケース31などが設けられている。前カバー14は、ストロボ装置13ごとユニット本体10の正面を覆う。ストロボ基板26が突起27で保持されると、メインコンデンサ28と発光管ケース31はフイルム室17の上に配置される。
【0018】
図3(a)において、メインコンデンサ28は、コンデンサ本体35と、コンデンサ本体35の端面35aから突出したリード端子36とからなる。リード端子36には、V字型の切り込み部36aが設けられている。図3(b)に示すように、リード端子36は、切り込み部36aを内側にして根元部36bと先端部36cとに折り曲げられている。メインコンデンサ28は、リード端子36が直角に折れ曲がった状態でストロボ基板26にハンダ付けされ、コンデンサ本体35の長手方向がストロボ基板26と平行に配置される。これに伴い、コンデンサ本体35の端面から突出した根元部36bはストロボ基板26の実装面に対して平行になり、先端部36cはストロボ基板26の実装面に対して垂直に差し込まれる。
【0019】
図4において、発光管ケース31は、ストロボ発光窓5から露呈される透明板37と、ケース本体38とからなる。ケース本体38には、ストロボ発光管39から放射されたストロボ光を透明板37に向けて反射する反射面40が設けられている。発光管ケース31には、円柱形状のコンデンサ本体35に合わせて円筒形状に湾曲した背面部41が設けられている。背面部41には接着剤42が塗設され、コンデンサ本体35がその周面で発光管ケース31に接着されている。
【0020】
図5及び図6において、裏蓋12には、一対の係合爪45が形成されている。係合爪45は、コンデンサ本体35の同一端面から突出した一対のリード端子36の根元部36bに引っ掛けられる。発光管ケース31は、取り付け部31aを介してストロボ基板26に固定されている。係合爪45は、爪頭部46と弾性変形する支持部47とからなる。図6(a)に示すように、ユニット本体10にストロボ装置13が取り付けられた状態で、ユニット本体10に裏蓋12を装着させると、爪頭部46がリード端子36の剛性によって押し退けられながら支持部47が弾性変形する。裏蓋12をさらに押し込むと、図6(b)に示すように、リード端子36に係合爪45が引っ掛かる。
【0021】
本発明の作用について図7を用いて説明する。レンズ付きフイルムユニット1から写真フイルム11が抜き取られた後、新たな写真フイルムを再装填するために裏蓋12をこじ開けようとすると、リード端子36が係合爪45に引っ掛かっているので、メインコンデンサ28がストロボ基板26ごと後方へ引っ張られる。ストロボ基板26は、ユニット本体10の前面で保持されているので、裏蓋12をこじ開ける力は、リード端子36と、コンデンサ本体35に接着された発光管ケース31を変形させる。リード端子36は根元部36bで変形が生じ、発光管ケース31はストロボ基板26上の取り付け部31aで変形が生じる。
【0022】
裏蓋12をさらに強い力でこじ開けようとすると、リード端子36と発光管ケース31に強い力が加えられ、強度の弱いいずれか一方から破損する。発光管ケース31の強度が弱い場合、図7(a)に示すように、取り付け部31aが折れたり、塑性変形し、発光管ケース31がストロボ基板26上から脱落する。また、リード端子36の強度が弱い場合には、図7(b)に示すように、根元部36bが引っ張られ、切り込み部36aを発端にして亀裂が成長し、根元部36bと先端部36cとがちぎれる。また、発光管ケース31とリード端子36の両方が破損する場合もある。
【0023】
メインコンデンサ28と発光管ケース31が破損すると、レンズ付きフイルムユニット1のストロボ装置13は使い物にならなくなる。また、メインコンデンサ28は、リード端子36が極端に短くなってハンダ付けをやり直すことはできず、新たなメインコンデンサを取り付ける必要が生じる。発光管ケース31は、取り付け部31aで折れてしまうと、ストロボ発光窓5への位置決めができなくなったり、ストロボ発光管39が断線する。このように、レンズ付きフイルムユニット1の裏蓋12をこじ開けるとストロボ装置が故障するので、従来の同様な裏蓋のこじ開け作業のみによるフイルム詰め替え品の製造が不可能になる。
【0024】
ストロボ装置13を壊さずに裏蓋12を取り外すためには、レンズ付きフイルムユニット1から前カバー14を取り外し、ストロボ装置13を露呈させた上で、係合爪45とリード端子36の係合を解除する必要がある。すなわち、フイルム詰め替えを行うためには、手間をかけて製造元のメーカーと同じ手順を踏みながらレンズ付きフイルムユニット1を分解する必要が生じる。
【0025】
次に、第2の実施形態について図8を用いて説明する。裏蓋50には、開口部51が形成されている。開口部51の周辺には、窪み部52が形成されている。メインコンデンサ53は、コンデンサ本体54とリード端子55とからなる。リード端子55は根元部55aと先端部55bとが直角に折り曲げられている。コンデンサ本体54は、表面のビニール被覆が剥ぎ取られ、アルミケースの全面が露呈されている。コンデンサ本体54は、ビニール被覆の代りに、プラスチックホルダ56によって周面が覆われる。プラスチックホルダ56は、略円筒形状をしており、リード端子55が設けられた端面と反対の端面側から差し込まれる。プラスチックホルダ56には、開口部51と同じ形状、同じ大きさの突出部57が設けられている。
【0026】
図9において、コンデンサ本体53にプラスチックホルダ56を差し込み、裏蓋50の開口部51に突出部57を嵌め込んだ後、開口部51に溶着ヘッド58を押し当てる。溶着ヘッド58は、窪み部52に入り込む先端形状を有しており、開口部51の周辺と、開口部51並びに突出部の露呈面を加熱する。開口部51と突出部57が溶融した後、溶着ヘッド58を開口部51から退避させると、冷却したときに、プラスチックホルダ56が裏蓋50に固着される。これにより、裏蓋50とコンデンサ本体54を保持したプラスチックホルダ56が一体化する。
【0027】
図10において、裏蓋50にプラスチックホルダ56を固着させた後、裏蓋50をそのままこじ開けようとすると、裏蓋50の開放に伴ってメインコンデンサ53が引っ張られ、リード端子55の弾性力によって裏蓋50をこじ開けるのに必要な力が大きくなる。裏蓋50をさらにこじ開けようとすると、リード端子55が塑性変形する。すると、裏蓋50がこじ開けられたとしても、大きく変形したリード端子55を元の形状に戻す手間がかかり、裏蓋50をこじ開けた代償としてリード端子55の修理が必要になる。
【0028】
また、裏蓋50とプラスチックホルダ56との固着部分を予め削り取ってから裏蓋50をこじ開けた場合、突出部57が開口部51から外れた時点で、メインコンデンサ53が斜めになると、プラスチックホルダ56はコンデンサ本体54から簡単に脱落し、コンデンサ本体53のアルミケースが露呈される。アルミケースが露呈されていると、メインコンデンサ53が充電されているときに感電や漏電を起こしやすくなり、メインコンデンサ53の取扱い性が悪化する。すなわち、裏蓋50とプラスチックホルダ56の固着部分を削り取った代償として、メインコンデンサ53を慎重に扱う必要が生じる。
【0029】
なお、上記実施形態にみられるように、本発明では、裏蓋にメインコンデンサを固定させ、裏蓋をこじ開けると同時にストロボ装置が故障するように構成されているが、メインコンデンサを裏蓋に固定させることに加えて、ストロボ装置の他の回路部品を裏蓋に固定させたり、回路部品と前カバーを固定させてもよい。他の回路部品とは、裏蓋又は前カバーの取り外し方向に対して垂直向きとなった端子を有するものであればよい。例えば、シャッタの開放と同時にオンするシンクロスイッチ30を、前カバーに形成した係合爪に引っ掛け、前カバーの開放と同時にシンクロスイッチを変形させて使えなくすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明のレンズ付きフイルムユニットによれば、フイルム詰め替え作業で裏蓋がこじ開けられるときに、裏蓋につられてメインコンデンサが引っ張られ、メインコンデンサのリード端子を変形させたり、破断させたり、メインコンデンサの取扱い性を悪化させることができる。これにより、裏蓋を安易にこじ開けて写真フイルムの詰め替え作業を行うことができなくなり、製造元のメーカーと同等な分解作業をフイルム詰め替え業者に強いることができる。フイルム詰め替え作業に手間を掛けさせることで、低品質なフイルム詰め替え品の流通を抑制し、製造元のメーカーで行われるリサイクル処理に対応できない改造品の製造を予防できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図である。
【図3】メインコンデンサの平面図である。
【図4】発光管ケースの断面図である。
【図5】ストロボ基板の背面斜視図である。
【図6】メインコンデンサと裏蓋の平面図である。
【図7】メインコンデンサと裏蓋の平面図である。
【図8】メインコンデンサと裏蓋の第2の実施形態の背面斜視図である。
【図9】メインコンデンサと裏蓋の側面図である。
【図10】メインコンデンサと裏蓋の平面図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフイルムユニット
10 ユニット本体
11 写真フイルム
12,50 裏蓋
14 前カバー
26 ストロボ基板
28,53 メインコンデンサ
31 発光管ケース
35,54 コンデンサ本体
36,55 リード端子
36a 切り込み部
36b 根元部
36c 先端部
39 ストロボ発光管
42 接着剤
45 係合爪
51 開口部
56 プラスチックホルダ
57 突出部

Claims (4)

  1. 撮影機構が組み込まれたユニット本体と、ユニット本体の背面に装着される裏蓋とによって写真フイルムが光密に収納され、
    ユニット本体を正面から覆う前カバーと、ユニット本体と前カバーの間で回路部品の実装面がフイルム面と平行に配置されたストロボ基板とを有し、
    ストロボ基板上には、ストロボ発光管を流れる電荷が蓄えられるコンデンサ本体と、コンデンサ本体から突出した根元部と前記実装面に差し込まれる先端部とに折り曲げられたリード端子とからなるメインコンデンサが実装され、
    前記裏蓋には、前記リード端子の根元部に引っ掛けられる係合爪が形成されていることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 前記コンデンサ本体は、前記ストロボ発光管を収納したケース体の背面に接着されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 撮影機構が組み込まれたユニット本体と、ユニット本体の背面に装着される裏蓋とによって写真フイルムが光密に収納され、
    ユニット本体を正面から覆う前カバーと、ユニット本体と前カバーの間で回路部品の実装面がフイルム面と平行に配置されたストロボ基板とを有し、
    ストロボ基板上には、ストロボ発光管を流れる電荷が蓄えられるコンデンサ本体と、コンデンサ本体から突出した根元部と前記実装面に差し込まれる先端部とに折り曲げられたリード端子とからなるメインコンデンサが実装され、
    前記コンデンサ本体は、前記裏蓋に形成した開口部に嵌め合わされる突起部を有するプラスチックホルダに保持され、
    前記突起部と前記開口部とが溶着されることにより、前記プラスチックホルダが前記裏蓋に固定されていることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  4. 前記リード端子の先端部と根元部の間に切り込みを設けるとともに、前記リード端子が切り込みを内側にして折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし3記載のレンズ付きフイルムユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009265393A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Yazaki Corp 電子機器モジュール
JP2015114389A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 京セラ株式会社 閃光発光装置

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