JP2002301776A - タイヤ用の2ndフォーマ - Google Patents

タイヤ用の2ndフォーマ

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JP2002301776A
JP2002301776A JP2001104853A JP2001104853A JP2002301776A JP 2002301776 A JP2002301776 A JP 2002301776A JP 2001104853 A JP2001104853 A JP 2001104853A JP 2001104853 A JP2001104853 A JP 2001104853A JP 2002301776 A JP2002301776 A JP 2002301776A
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Japan
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bead
tire
former
axial direction
ring
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Kenji Saito
健司 齋藤
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビード部への損傷を防止しながら、生タイヤ
の2ndフォーマへの装着を能率化、自動化する。 【解決手段】 拡径により生タイヤTのビードベース面
B1を保持する1対の第1ビードロックリング3と、拡
径かつタイヤ軸方向外方に移動することにより前記第1
ビードロックリング3で保持される生タイヤTのビード
内側面B2を支持する1対の第2ビードロックリング4
とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1stフォーマに
よって形成された生タイヤをトロイド状に成形するタイ
ヤ用の2ndフォーマに関する。
【0002】
【従来の技術】ラジアル構造のタイヤにあっては、カー
カスコードの配列角度に原因して、カーカスを含む生タ
イヤをトロイド状に成形(シェーピング)した後、ブレ
ーカーやトレッドゴムを含むトレッドリングの貼着が行
われる。従って、ラジアルタイヤの製造には、図7に示
すように、1stフォーマによって形成された略円筒状
の生タイヤTを保持し、この生タイヤTをトロイド状に
膨出させることにより膨出の中央部分に前記トレッドリ
ングTRを貼着する2ndフォーマaが必要となる。
【0003】他方、この2ndフォーマaは、前記生タ
イヤTのビード部TBを保持する一対の円板状のビード
ロックリングbを具えるが、該ビードロックリングbで
は、保持した生タイヤTのカーカスコードにテンション
を付与してコードの弛みや撓みを修正するために、ビー
ド部TBを保持した後、いったんタイヤ軸方向外側に例
えば10〜15mm程度を移動する。そしてこの移動の
際、ビード部TBが前記テンションによって内方に位置
ずれするのを防止するために、ビードロックリングbに
は、ビード部TBのビードベース面B1を保持するビー
ド座部b1の内端に、前記ビード部TBのタイヤ軸方向
内側面B2を受けるフランジ部b2を半径方向外方に突
出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このフランジ
部b2は、ビード座部b1より半径方向外方に突出して
いるため、生タイヤTの2ndフォーマaへの円滑な装
着を困難とし、従来、この装着は手作業によって行わざ
るを得ないなど自動装着の大きな妨げとなっていた。な
おビードロックリングを、拡径自在に構成することが提
案されるが、かかる場合には、フランジ部がビード部の
内側面を擦りながら拡径してしまうため、この内側面に
損傷を招くという新たな問題が発生する。
【0005】そこで本発明は、ビードロックリングを、
ビード座部側の第1ビードロックリングと、フランジ側
の第2ビードロックリングとに分離するとともに、該第
2ビードロックリングを拡径可能かつタイヤ軸方向外方
に移動可能に構成することを基本として、ビード部への
損傷を防止しながら、生タイヤの2ndフォーマへの装
着を円滑かつ容易に行うことができ、装着の能率化、自
動化を達成しうるタイヤ用の2ndフォーマの提供を目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、1stフォーマによって形
成されかつカーカスを有する円筒部に前記カーカスの外
周面に配され該カーカスを係止するビードコアを配置し
た内向き鍔状のビード部を有する生タイヤを、トロイド
状に成形するタイヤ用の2ndフォーマであって、拡径
することにより前記生タイヤのビード部のビードベース
面を保持するビード座部を有しかつ軸方向に隔てた1対
の第1ビードロックリングと、この第1ビードロックリ
ング間に配され拡径かつタイヤ軸方向外方に移動するこ
とにより前記第1ビードロックリングで保持される前記
ビード部のタイヤ軸方向内側面を支持する1対の第2ビ
ードロックリングとを具えることを特徴としている。
【0007】又請求項2の発明では、前記第1ビードロ
ックリングは、半径方向に進退可能な複数の第1ビード
リング片からなり、かつ第2ビードロックリングも半径
方向に進退可能な複数の第2ビードリング片からなると
ともに、前記第1ビードロックリングは、前記生タイヤ
のビード部間の間隔を軸方向に隔てて予め位置決めされ
ることを特徴としている。
【0008】又請求項3の発明では、前記一対の第2ビ
ードロックリングの第2ビードリング片は、軸方向に近
づく向きに相対移動することにより前記第1ビードリン
グ片を拡径させる両側の筒状体に各一端が枢支された第
1のリンクの他端でそれぞれ枢支されるとともに、前記
第1のリンクは、前記筒状体の前記軸方向の移動により
起立する向きに傾動する第2のリンクによる第1のリン
クの起立移動によって拡径かつタイヤ軸方向外側に移動
することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の2ndフォ
ーマを示す側面図である。図1において、2ndフォー
マ1は、1stフォーマ2によって形成された略円筒状
の生タイヤTのビード部TBのビードベース面B1を保
持する1対の第1ビードロックリング3と、この第1ビ
ードロックリング3で保持されるビード部TBのタイヤ
軸方向内側面B2を支持する1対の第2ビードロックリ
ング4とを具える。
【0010】なお、1stフォーマ2から2ndフォー
マ1への生タイヤTの搬送は、生タイヤTの外周面を同
心に保持する例えば吸引パッドなどの保持具8Aを有す
る周知構造の搬送装置8を用いて行うことができる。
【0011】また前記生タイヤTとしては、従来と同
様、図2(A)〜(C)に示すように、円筒状の1st
フォーマ2を用いて、以下のごとく形成される。すなわ
ち、 1stフォーマ2の外周面に、カーカスA1を含む
タイヤ構成部材を巻回して直円筒状の巻回体Aを形成す
る工程S1と、 この巻回体Aの軸心方向両外端からビードコアCを
挿入するとともに、このビードコアCを巻回体Aの外周
面上かつ1stフォーマ2の両側に押し当ててセットす
る工程S2と、 巻回体Aの両端部分をビードコアCの廻りで折り返
してビードコアCと一体化する工程S3とをへて形成さ
れる。
【0012】この1stフォーマ2によって形成される
生タイヤTには、例えばインナーライナゴム、ビードゴ
ム、サイドウォールゴムなどのタイヤ構成部材を含める
ことができるが、例えばサイドウォールゴム等は、この
生タイヤTに含めず、トレッドリングTRとともに2n
dフォーマ1によるシェーピング時に、前記生タイヤT
に貼着することもできる。このように形成された生タイ
ヤTは、図3に例示するように、カーカスA1を有する
円筒部TTの両端に、前記カーカスA1の外周面に配さ
れ該カーカスA1を折り返して係止するビードコアCを
有するビード部TBが、半径方向内向きに鍔状に突出す
る形状で形成される。
【0013】次に、前記2ndフォーマ1は、前記図1
に示すように、駆動台5に片持ち状に支持される支持筒
6と、この支持筒6内を同芯に通るネジ軸7(図4に示
す)に保持されかつタイヤ赤道に向かって近離移動しう
る左右一対の移動手段9とを具える。
【0014】そして、各移動手段9に、前記第1ビード
ロックリング3と、第2ビードロックリング4とを設け
ている。なお前記ネジ軸7は、モータ(図示しない)を
介して回転駆動可能に支持されるとともに、その中央部
を挟んだ一方側には、図4に示すように、左ネジ部7L
が、又他方側には右ネジ部7Rが夫々形成されている。
【0015】前記移動手段9は、前記支持筒6にスライ
ド移動自在に外挿される移動台10を有し、各移動台1
0は、前記ネジ軸7の各ネジ部7L、7Rに螺合するナ
ット金具11にボス部を介して連結される。なお支持筒
6には、前記ボス部が通ることにより移動台10を廻り
止めする長孔6Aが形成される。従って、移動手段9
は、前記ネジ軸7の回転に応じて、移動台10、10を
互いに同期させながら軸方向に近離移動させうる。
【0016】また前記移動台10は、図5に拡大して示
すように、本例では、前記支持筒6に外挿する内筒部1
0Aと、その半径方向外側の外筒部10Bとの軸方向の
内端間及び外端間を、内外の端壁部10C、10Dで継
いだごとき構造をなす。また、この移動台10の内部に
は、ピストンである筒状体12が軸方向にスライド移動
自在に収容される。
【0017】該筒状体12は、軸方向内端面を、軸方向
内方に向かって半径方向内向きに傾斜するテーパ面15
Sで形成した厚肉の主部15を具えるとともに、該主部
15には、前記テーパ面15Sを介して軸方向内方にの
びる薄肉の小径部16を延設している。そしてこの筒状
体12は、前記小径部16の内端が、内筒部10Aに設
けたストッパ17と当接する前進位置Y1まで、軸方向
内方に、スライド移動しうる。なお本例では、このスラ
イド移動を、前記外の端壁部10Dに取付くシリンダ1
3の伸縮動作によって行う場合を例示しているが、高圧
空気の給排によって行うなど、周知の種々な手段を採用
しうる。
【0018】また、前記移動台10には、その外筒部1
0Bに、第1ビードロックリング3を半径方向内外に移
動可能に、即ち拡縮径可能に案内する案内溝19が形成
される。この案内溝19は、前記外筒部10Bから半径
方向外方に立上がる一対の案内壁19A、19Aに挟ま
れて形成される。
【0019】又前記第1ビードロックリング3は、周方
向分割され、かつ半径方向に進退可能な複数の第1ビー
ドリング片21から形成される。各第1ビードリング片
21は、図5のごとく、前記案内溝19に案内される縦
長ブロック状の基部21Aの半径方向内端に、前記筒状
体12のテーパ面15Sに接する同傾斜のテーパ面21
Sを設けている。従って、第1ビードリング片21は、
前記筒状体12の待機位置Y2から前記前進位置Y1ま
での内向き移動により押し上げられ、縮径状態Z2から
拡径状態Z1まで半径方向外方に移動できる。なおテー
パ面21Sに代えて、前記テーパ面15Sに当接して転
動するローラを設けることもできる。
【0020】またこの第1ビードリング片21は、前記
基部21Aの半径方向外端部に、前記ビード部TBのビ
ードベース面B1を保持するビード座部22を形成して
いる。これによって、第1ビードリング片21は、前記
拡径状態Z1において、ビードベース面B1をビード座
部22に押付けて着座せしめ、生タイヤTを支持でき
る。本例では、前記基部21Aの外端部に、ビード部T
Bのタイヤ軸方向外側面B3を受けるフランジ部23を
小高さで立ち上げた場合を例示している。このフランジ
部23は、着座時に、ビード部TBがビード座部22か
ら脱落するのを防止するもので、要求により排除するこ
とができる。なお縮径状態Z2において、ビード部TB
が第1ビードロックリング3を軸方向に通過しうるよう
に、縮径状態Z2における第1ビードロックリング3の
直径は、前記ビードベース面B1の直径よりも小であ
る。
【0021】次に、前記第2ビードロックリング4は、
前記第1ビードロックリング3と同様に、半径方向に進
退可能な複数の第2ビードリング片25から形成され
る。
【0022】この第2ビードリング片25として、本例
では、拡径状態X1において、生タイヤTの円筒部TT
の半径方向内周面を受ける内周面受け部30と、その軸
方向外端に配されビード部TBの前記内側面B2を支持
する内側面支持部31とを具える断面図略L字状のもの
を例示している。なお、前記内周面受け部30と内側面
支持部31との間は、円弧状に滑らかに連結される。
【0023】そして、各第2ビードリング片25は、本
例では、第1、第2のリンク26、27によって、縮径
状態X2から拡径状態X1まで、拡径かつタイヤ軸方向
外方に移動可能に支持される。
【0024】詳しくは、第1のリンク26は、本例で
は、その一端が、前記筒状体12の小径部16の軸方向
内端に設ける枢着点Q1で枢支される。これにより、第
1のリンク26は、枢着点Q1廻りで起立する向きに傾
動しうる。また第1のリンク26の他端には、前記第2
ビードリング片25がその枢着点Q2で枢支され、これ
によって、前記第1のリンク26が傾動する際、前記内
周面受け部30が水平となる第2ビードリング片25の
姿勢維持が行われる。
【0025】また第2のリンク27は、その一端が、本
例では、前記移動台10の内筒部10Aの軸方向内端に
設ける枢着点Q3で枢支されるとともに、その他端は、
前記第1のリンク26の中間位置に設ける枢着点Q4で
枢支される。
【0026】従って、第1、第2のリンク26、27
は、枢着点Q1、Q3、Q4間で互いに拘束され、前記
待機位置Y2から前進位置Y1までの枢着点Q1の軸方
向内方移動により、第1、第2のリンク26、27は、
互いに起立する向きに傾動する。そして、この傾動によ
る第1のリンク26の起立移動によって、第2ビードリ
ング片25は、縮径状態X2から拡径状態X1まで拡径
かつタイヤ軸方向外側に移動できる。
【0027】なお前記縮径状態X2において、ビード部
TBが第2ビードロックリング4を軸方向に通過しうる
ように、この縮径状態X2における第2ビードロックリ
ング4の直径は、前記ビードベース面B1の直径よりも
小である。また拡径状態X1における第2ビードロック
リング4の直径は、ビードベース面B1の直径よりも大
であり、本例では、第1ビードロックリング3と第2ビ
ードロックリング4との衝合をさけるため、内側面支持
部31の内径を、ビード座部の外径よりも大に設定して
いる。
【0028】また、拡径状態X1において、前記第1の
リンク26が、略垂直に起立するのが好ましい。これに
より、拡径状態X1近傍において、第2ビードリング片
25の半径方向外方への移動量をほぼ0に減じることが
でき、ビード部TBの内側面B2への擦れによる損傷を
防止しうる。従って、起立時の第2ビードリング片25
の水平線からの角度θは80〜90度が好ましい。
【0029】然して、2ndフォーマ1は、図1の如
く、第1、第2ビードロックリング3、4が縮径状態Z
2、X2になることにより、生タイヤTは、搬送装置8
を用いて装着位置まで搬送できる。このとき、第1ビー
ドロックリング3は、生タイヤTのビード部TB、TB
間の間隔と同じ間隔を軸方向に隔て予め位置決めされて
いる。
【0030】次に、シリンダ13を作動せしめ、図5、
6の如く、筒状体12を待機位置Y2から前進位置Y1
まで軸方向内方にスライド移動させる。このとき、第1
ビードロックリング3は、前記スライド移動に伴い、縮
径状態Z2から拡径状態Z1まで拡径し、装着位置のビ
ード部TBのビードベース面B1を保持する。
【0031】また第2ビードロックリング4は、前記ス
ライド移動に伴い、縮径状態X2から拡径状態X1まで
拡径かつタイヤ軸方向外側に移動する。これによって、
ビード部TBの内側面B2を支持できる。このように、
第2ビードロックリング4は、拡縮径だけでなく、軸方
向内外に移動しうるため、内側面B2への擦れによる損
傷を防止できる。本例の如く、リンク26、27を用い
た時には、構造を簡易化できる。また、第1、第2ビー
ドロックリング3、4の動作を連動しうるため、動作の
確実性、信頼性を高めることができる。
【0032】次に、各ビード部TBを支持する第1、第
2ビードロックリング3、4は、ネジ軸7の回転によ
り、移動台10とともに軸方向外方に10〜15mm程度
移動する。これにより、生タイヤTのカーカスコードに
テンションを付与してコードの弛みや撓みを修正でき
る。その後、ネジ軸7の逆回転動作によって、第1、第
2ビードロックリング3、4は移動台10とともに軸方
向内方に移動する。このときビード部TB、TB間に高
内圧が付与されることにより、生タイヤTは、ビード部
TB、TB間でトロイド状に成形される。
【0033】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0034】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、従来のビードロッ
クリングを、ビード座部側の第1ビードロックリング
と、フランジ側の第2ビードロックリングとに分離する
とともに、該第2ビードロックリングを拡径可能かつタ
イヤ軸方向外方に移動可能に構成している。従って、ビ
ード部への損傷を防止しながら、生タイヤの2ndフォ
ーマへの装着を円滑かつ容易に行うことができ、装着の
能率化、自動化を達成しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ用の2ndフォーマの一実施例
を示す側面図である。
【図2】(A)〜(C)は、1stフォーマによる生タ
イヤの形成を説明する線図である。
【図3】生タイヤの形成を説明する線図である。
【図4】2ndフォーマの主要部を拡大して示す断面図
である。
【図5】第1、第2ビードロックリングの縮径状態を示
す断面図である。
【図6】第1、第2ビードロックリングの拡径状態を示
す断面図である。
【図7】従来技術を説明する線図である。
【符号の説明】
1 2ndフォーマ 2 1stフォーマ 3 第1ビードロックリング 4 第2ビードロックリング 12 筒状体 21 第1ビードリング片 22 ビード座部 25 第2ビードリング片 26 第1のリンク 27 第2のリンク A1 カーカス C ビードコア T 生タイヤ TB ビード部 TT 円筒部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1stフォーマによって形成されかつカー
    カスを有する円筒部に前記カーカスの外周面に配され該
    カーカスを係止するビードコアを配置した内向き鍔状の
    ビード部を有する生タイヤを、トロイド状に成形するタ
    イヤ用の2ndフォーマであって、 拡径することにより前記生タイヤのビード部のビードベ
    ース面を保持するビード座部を有しかつ軸方向に隔てた
    1対の第1ビードロックリングと、 この第1ビードロックリング間に配され拡径かつタイヤ
    軸方向外方に移動することにより前記第1ビードロック
    リングで保持される前記ビード部のタイヤ軸方向内側面
    を支持する1対の第2ビードロックリングとを具えるこ
    とを特徴とするタイヤ用の2ndフォーマ。
  2. 【請求項2】前記第1ビードロックリングは、半径方向
    に進退可能な複数の第1ビードリング片からなり、かつ
    第2ビードロックリングも半径方向に進退可能な複数の
    第2ビードリング片からなるとともに、前記第1ビード
    ロックリングは、前記生タイヤのビード部間の間隔を軸
    方向に隔てて予め位置決めされることを特徴とする請求
    項1記載のタイヤ用の2ndフォーマ。
  3. 【請求項3】前記一対の第2ビードロックリングの第2
    ビードリング片は、軸方向に近づく向きに相対移動する
    ことにより前記第1ビードリング片を拡径させる両側の
    筒状体に各一端が枢支された第1のリンクの他端でそれ
    ぞれ枢支されるとともに、前記第1のリンクは、前記筒
    状体の前記軸方向の移動により起立する向きに傾動する
    第2のリンクによる第1のリンクの起立移動によって拡
    径かつタイヤ軸方向外側に移動することを特徴とする請
    求項1又は2タイヤ用の2ndフォーマ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017516684A (ja) * 2014-05-27 2017-06-22 ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ タイヤを製造するためのプロセス及び装置

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