JP3285914B2 - タイヤ製造用ドラム - Google Patents
タイヤ製造用ドラムInfo
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- JP3285914B2 JP3285914B2 JP32504091A JP32504091A JP3285914B2 JP 3285914 B2 JP3285914 B2 JP 3285914B2 JP 32504091 A JP32504091 A JP 32504091A JP 32504091 A JP32504091 A JP 32504091A JP 3285914 B2 JP3285914 B2 JP 3285914B2
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
- B29D2030/3214—Locking the beads on the drum; details of the drum in the bead locking areas, e.g. drum shoulders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤの組立、成形工
程等において使用されるタイヤ製造用ドラムに関し、特
に、グリーンタイヤをそのビードを把持して支持し組
立、成形を行なうのに使用されるドラムに関する。この
ドラムはまた、タイヤ検査工程でタイヤのビードを支持
して外観検査を行なう際にも適用できる。
程等において使用されるタイヤ製造用ドラムに関し、特
に、グリーンタイヤをそのビードを把持して支持し組
立、成形を行なうのに使用されるドラムに関する。この
ドラムはまた、タイヤ検査工程でタイヤのビードを支持
して外観検査を行なう際にも適用できる。
【0002】
【従来技術】通常、ラジアルタイヤは2工程に分けてグ
リーンタイヤが作られ、第1工程において円筒状のグリ
ーンケースが作られる。第2工程においては、同一軸線
上に互いに接近離隔可能に配置された1対のドラムが使
用され、前記グリーンケースの両端のビード部分を、各
ドラムの外周部に設けられたビード保持部にそれぞれ保
持させ、この状態でグリーンケース内に高圧流体を供給
するとともに両ドラムを互いに接近させることにより、
該グリーンケースをトロイド状に膨張変形させる。そし
てこのようにしてトロイド状に変形したグリーンケース
の外周面にトレッドゴムを張り付けることにより、グリ
ーンタイヤが組立て成形される。
リーンタイヤが作られ、第1工程において円筒状のグリ
ーンケースが作られる。第2工程においては、同一軸線
上に互いに接近離隔可能に配置された1対のドラムが使
用され、前記グリーンケースの両端のビード部分を、各
ドラムの外周部に設けられたビード保持部にそれぞれ保
持させ、この状態でグリーンケース内に高圧流体を供給
するとともに両ドラムを互いに接近させることにより、
該グリーンケースをトロイド状に膨張変形させる。そし
てこのようにしてトロイド状に変形したグリーンケース
の外周面にトレッドゴムを張り付けることにより、グリ
ーンタイヤが組立て成形される。
【0003】上記のようなラジアルタイヤ製造法におい
て前記第2工程に用いられる成形ドラムが特公平2−41
406 号公報に示されている。
て前記第2工程に用いられる成形ドラムが特公平2−41
406 号公報に示されている。
【0004】この成形ドラムは、回転軸に内側リングま
たは内側リングと中間リングとを介して嵌着された外側
リングを有し、該外側リング上に、円周方向に分割され
半径方向に出入可能な多数のドラムセグメントが設けら
れている。そしてこのドラムセグメントの半径方向外端
部がグリーンケースのビード部を把持するビード保持部
となっており、内端部にはカムフォロアとなるローラが
回転可能に支持されている。
たは内側リングと中間リングとを介して嵌着された外側
リングを有し、該外側リング上に、円周方向に分割され
半径方向に出入可能な多数のドラムセグメントが設けら
れている。そしてこのドラムセグメントの半径方向外端
部がグリーンケースのビード部を把持するビード保持部
となっており、内端部にはカムフォロアとなるローラが
回転可能に支持されている。
【0005】一方、前記外側リングの外周面を包囲して
リング状のシリンダ室が形成されており、該シリンダ室
にリング状のピストンが軸線方向に摺動自在に嵌装され
ている。ピストンの一端にはカム面となる円錐状の斜面
が形成されており、該斜面と前記ローラとが係合し、従
ってピストンが軸線方向に摺動すると前記ドラムセグメ
ント(ビード保持部)が半径方向に出入(拡縮)する。
しかしてビード保持部を構成するドラムセグメントおよ
びビード保持部拡縮機構を構成するピストン、シリンダ
室等は、前記外側リングに一体に組付けられている。
リング状のシリンダ室が形成されており、該シリンダ室
にリング状のピストンが軸線方向に摺動自在に嵌装され
ている。ピストンの一端にはカム面となる円錐状の斜面
が形成されており、該斜面と前記ローラとが係合し、従
ってピストンが軸線方向に摺動すると前記ドラムセグメ
ント(ビード保持部)が半径方向に出入(拡縮)する。
しかしてビード保持部を構成するドラムセグメントおよ
びビード保持部拡縮機構を構成するピストン、シリンダ
室等は、前記外側リングに一体に組付けられている。
【0006】ドラムセグメントの拡縮量は、同一リム径
のタイヤについてはある程度のビード内径の変化に対応
できるものの、タイヤリム径が異なる場合にはビード内
径の差に対応できない。従って異ったリム径のタイヤを
成形しようとする場合すなわちインチ切替えに際して
は、一体に組付けられたビード保持部、拡縮機構および
外側リング全体を1つのユニットとして取替えなければ
ならない。
のタイヤについてはある程度のビード内径の変化に対応
できるものの、タイヤリム径が異なる場合にはビード内
径の差に対応できない。従って異ったリム径のタイヤを
成形しようとする場合すなわちインチ切替えに際して
は、一体に組付けられたビード保持部、拡縮機構および
外側リング全体を1つのユニットとして取替えなければ
ならない。
【0007】
【解決しようとする課題】このような従来の成形ドラム
においては、インチ切替えに際して取替えるユニットの
重量が重いので、取替え作業が重労働となり、かつ切替
えに多くの時間を必要とする。
においては、インチ切替えに際して取替えるユニットの
重量が重いので、取替え作業が重労働となり、かつ切替
えに多くの時間を必要とする。
【0008】また、取替えるユニットが大型となるので
保管場所に充分な強度を必要とする。
保管場所に充分な強度を必要とする。
【0009】さらに、タイヤのリム径毎に、ビード保持
部だけではなく拡縮機構およびリング部材まで含んだ全
体を製作して準備しておかなければならないので、製造
コストが上昇する。
部だけではなく拡縮機構およびリング部材まで含んだ全
体を製作して準備しておかなければならないので、製造
コストが上昇する。
【0010】その上、取替えユニットの取外し、取付け
を自動化することが困難である。
を自動化することが困難である。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ドラム本体部とは別体に形成されたビード
保持ユニットが、該ドラム本体部の中心軸線方向に沿い
移動して該ドラム本体部に嵌脱可能に装着され、前記ビ
ード保持ユニットの中心部から半径方向へ突出してグリ
ーンケースの両端ビード部を係合支持するビード保持セ
グメントを前記ビード保持ユニットは備え、該ビード保
持セグメントを前記ドラム本体部の中心軸線から半径方
向に向う方向に沿って往復駆動させる拡縮機構が前記ド
ラム本体部に設けられたことを特徴とするものである。
ものであり、ドラム本体部とは別体に形成されたビード
保持ユニットが、該ドラム本体部の中心軸線方向に沿い
移動して該ドラム本体部に嵌脱可能に装着され、前記ビ
ード保持ユニットの中心部から半径方向へ突出してグリ
ーンケースの両端ビード部を係合支持するビード保持セ
グメントを前記ビード保持ユニットは備え、該ビード保
持セグメントを前記ドラム本体部の中心軸線から半径方
向に向う方向に沿って往復駆動させる拡縮機構が前記ド
ラム本体部に設けられたことを特徴とするものである。
【0012】本発明によれば、リム径の異なるタイヤへ
の切替えすなわちインチ切替えに際し、拡縮機構等を備
えたドラム本体部はそのままにしておいて、ビードを保
持するだけの比較的軽量で小型のビード保持ユニットの
みを取替えればよいので、切替えに要する労力が軽減し
かつ切替え時間も短縮する。
の切替えすなわちインチ切替えに際し、拡縮機構等を備
えたドラム本体部はそのままにしておいて、ビードを保
持するだけの比較的軽量で小型のビード保持ユニットの
みを取替えればよいので、切替えに要する労力が軽減し
かつ切替え時間も短縮する。
【0013】また、タイヤのリム径に応じて上記のよう
な簡単な構造のビード保持ユニットを各種揃えておけば
よいので、これらの取替え用ユニットを含むドラム全体
の製造コストが低下するとともに、取替え用ユニットの
保管場所の強度も比較的小さくてよく、従って設備費が
大巾に低下する。
な簡単な構造のビード保持ユニットを各種揃えておけば
よいので、これらの取替え用ユニットを含むドラム全体
の製造コストが低下するとともに、取替え用ユニットの
保管場所の強度も比較的小さくてよく、従って設備費が
大巾に低下する。
【0014】さらに、取替えを必要としないドラム本体
部側に、ビード保持ユニットをドラム本体部に固定、釈
放する機構を設けることにより、取替えユニットの取外
し、取付けを自動化することが容易になる。
部側に、ビード保持ユニットをドラム本体部に固定、釈
放する機構を設けることにより、取替えユニットの取外
し、取付けを自動化することが容易になる。
【0015】
【実 施 例】図1は本発明の一実施例に係るタイヤ製
造用ドラム装置の要部縦断面図である。このドラム装置
は、ラジアルタイヤのグリーンタイヤを前述のように2
工程に分けて作る際に、その第2工程において使用され
るものであり、主軸1上に1対のドラム2,2aが軸線
方向に互いに対向して装着されている。各ドラム2,2
aは、主軸1と一体的に回転するとともに、互いに接近
離隔するよう軸線方向に移動可能に装着されている。た
だし軸線方向の移動機構は図示を省略してある。
造用ドラム装置の要部縦断面図である。このドラム装置
は、ラジアルタイヤのグリーンタイヤを前述のように2
工程に分けて作る際に、その第2工程において使用され
るものであり、主軸1上に1対のドラム2,2aが軸線
方向に互いに対向して装着されている。各ドラム2,2
aは、主軸1と一体的に回転するとともに、互いに接近
離隔するよう軸線方向に移動可能に装着されている。た
だし軸線方向の移動機構は図示を省略してある。
【0016】これらのドラム2,2aにまたがって、グ
リーンケース3が、両端のビード部3a,3aをそれぞ
れ各ドラムに係合させて装着される。そしてこのグリー
ンケース3の内部に高圧流体(空気等)を供給するとと
もに、ドラム2,2aを互いに接近する方向に移動させ
て、該グリーンケース3をトロイド状に膨張変形させ、
ドラム2,2aを主軸1により回転させながらその外周
面にトレッドゴム等を張りつけることにより、グリーン
タイヤが組立てられ成形される。
リーンケース3が、両端のビード部3a,3aをそれぞ
れ各ドラムに係合させて装着される。そしてこのグリー
ンケース3の内部に高圧流体(空気等)を供給するとと
もに、ドラム2,2aを互いに接近する方向に移動させ
て、該グリーンケース3をトロイド状に膨張変形させ、
ドラム2,2aを主軸1により回転させながらその外周
面にトレッドゴム等を張りつけることにより、グリーン
タイヤが組立てられ成形される。
【0017】ドラム2とドラム2aは実質的に同一構造
をなしているので、以下ドラム2について詳細に説明す
る。
をなしているので、以下ドラム2について詳細に説明す
る。
【0018】4は円筒状のドラム本体部部材で主軸1
に、これと一体的に回転するが軸線方向には摺動可能に
嵌着されている。ドラム本体部部材4の軸線方向外方部
(図において右側部分)は、内管部分4aと外管部分4
bとから成る2重管構造をなしており、両部分4a,4
b間に環状のシリンダ室5が形成され、該シリンダ室5
に環状のピストン6が嵌装されている。シリンダ室5は
通路7を通じて適当な圧力流体源に接続しており、シリ
ンダ室5内に圧力流体を給排することによりピストン6
が軸線方向に往復動するが、ピストン6の最大ストロー
クは主軸1に螺締されたストッパ8により規制されてい
る。
に、これと一体的に回転するが軸線方向には摺動可能に
嵌着されている。ドラム本体部部材4の軸線方向外方部
(図において右側部分)は、内管部分4aと外管部分4
bとから成る2重管構造をなしており、両部分4a,4
b間に環状のシリンダ室5が形成され、該シリンダ室5
に環状のピストン6が嵌装されている。シリンダ室5は
通路7を通じて適当な圧力流体源に接続しており、シリ
ンダ室5内に圧力流体を給排することによりピストン6
が軸線方向に往復動するが、ピストン6の最大ストロー
クは主軸1に螺締されたストッパ8により規制されてい
る。
【0019】ドラム本体部部材4の軸線方向内方部上に
はさらに他のドラム本体部部材9が嵌着されており、こ
れらのドラム本体部部材4,9によりドラム本体部10が
構成されている。ドラム本体部部材9はドラム本体部部
材4の前記外管部分4b側へ延出した管状部9aを備
え、該管状部9aを外管部分4bに当接させてドラム本
体部部材4の内端部に螺合する環状ナット11により押圧
することにより、ドラム本体部部材9がドラム本体部部
材4に固定されている。
はさらに他のドラム本体部部材9が嵌着されており、こ
れらのドラム本体部部材4,9によりドラム本体部10が
構成されている。ドラム本体部部材9はドラム本体部部
材4の前記外管部分4b側へ延出した管状部9aを備
え、該管状部9aを外管部分4bに当接させてドラム本
体部部材4の内端部に螺合する環状ナット11により押圧
することにより、ドラム本体部部材9がドラム本体部部
材4に固定されている。
【0020】ドラム本体部部材9の管状部9aとドラム
本体部部材4との間には環状のシリンダ室12が形成さ
れ、該シリンダ室12に環状のピストン13が軸線方向に摺
動可能に嵌装されている。シリンダ室12の図において右
端部は通路14を介して圧力流体源に通じており、ピスト
ン13の反対側の端面は先端に行くに従って径が次第に小
さくなる円錐状の斜面15をなしている。
本体部部材4との間には環状のシリンダ室12が形成さ
れ、該シリンダ室12に環状のピストン13が軸線方向に摺
動可能に嵌装されている。シリンダ室12の図において右
端部は通路14を介して圧力流体源に通じており、ピスト
ン13の反対側の端面は先端に行くに従って径が次第に小
さくなる円錐状の斜面15をなしている。
【0021】ドラム本体部部材9の管状部9aの基部す
なわちピストン13の斜面15に対応する位置に、管状部9
aを半径方向に貫通する孔16が周方向に配列して多数設
けられており、これらの孔16にそれぞれ拡縮セグメント
17が半径方向に進退自在に嵌め込まれている。各拡縮セ
グメント17の内端にはカムフォロアとなるローラ18が回
転自在に枢支され、また周方向に配列された各拡縮セグ
メント17の外端を連ねて、例えばゴムリングから成るス
プリング19が嵌装されている。従って各拡縮セグメント
17はスプリング19により半径方向内方へ付勢され、ロー
ラ18を介して常にピストン13の斜面15に当接し、ピスト
ン13が軸線方向に移動すると斜面15に案内されて孔16内
を半径方向に出入し、これに応じて各拡縮セグメント17
の外端を連ねる円形面は拡開もしくは縮閉する。なお、
図1において上半部は拡縮セグメント17が拡開した状態
を示し、下半部は縮閉した時の状態を示す。
なわちピストン13の斜面15に対応する位置に、管状部9
aを半径方向に貫通する孔16が周方向に配列して多数設
けられており、これらの孔16にそれぞれ拡縮セグメント
17が半径方向に進退自在に嵌め込まれている。各拡縮セ
グメント17の内端にはカムフォロアとなるローラ18が回
転自在に枢支され、また周方向に配列された各拡縮セグ
メント17の外端を連ねて、例えばゴムリングから成るス
プリング19が嵌装されている。従って各拡縮セグメント
17はスプリング19により半径方向内方へ付勢され、ロー
ラ18を介して常にピストン13の斜面15に当接し、ピスト
ン13が軸線方向に移動すると斜面15に案内されて孔16内
を半径方向に出入し、これに応じて各拡縮セグメント17
の外端を連ねる円形面は拡開もしくは縮閉する。なお、
図1において上半部は拡縮セグメント17が拡開した状態
を示し、下半部は縮閉した時の状態を示す。
【0022】上記のように構成されたドラム本体部10の
外周面にビード保持ユニット20が着脱自在に嵌着されて
いる(図2参照)。ビード保持ユニット20は管状のユニ
ット本体21を備え、該ユニット本体21の内面に形成され
た軸線方向のキー溝22を前記ドラム本体部部材9の管状
部9aの外周面に突設されたキー23に係合させながら、
図において右方から左方へ差し込むことによりドラム本
体部10に嵌着される。ドラム本体部部材9の左端周縁に
段部24が形成されており、ユニット本体21はその先端が
段部24に当接するまで差し込まれ、この時ユニット本体
21の他端面はドラム本体部部材4の外管部分4bの端面
とほぼ一致する。
外周面にビード保持ユニット20が着脱自在に嵌着されて
いる(図2参照)。ビード保持ユニット20は管状のユニ
ット本体21を備え、該ユニット本体21の内面に形成され
た軸線方向のキー溝22を前記ドラム本体部部材9の管状
部9aの外周面に突設されたキー23に係合させながら、
図において右方から左方へ差し込むことによりドラム本
体部10に嵌着される。ドラム本体部部材9の左端周縁に
段部24が形成されており、ユニット本体21はその先端が
段部24に当接するまで差し込まれ、この時ユニット本体
21の他端面はドラム本体部部材4の外管部分4bの端面
とほぼ一致する。
【0023】外管部分4bには上記端面に隣接して複数
のロックセグメント25が周方向に配設されている。各ロ
ックセグメント25はピン26を介して外管部分4bに揺動
自在に枢着され、かつこれらを連ねて嵌め込まれたリン
グ状のスプリング27によりすべてのロックセグメント25
が半径方向内方へ揺動するように付勢されている。ロッ
クセグメント25にはまたカムフォロアとしてのローラ28
が枢支され、ロックセグメント25はこのローラ28を介し
てピストン6の周面に接している。従ってシリンダ室5
に圧力流体が導入されピストン6が図1に示すように外
方位置に在る時には、ローラ28がピストン6の円筒状の
外周面部分に接するので、各ロックセグメント25はスプ
リング27の力に抗して半径方向外方へ押し拡げられ、そ
の押圧面25aによりユニット本体21を段部24に対して押
し付け、ユニット本体21をドラム本体部10上の所定位置
に固定する。
のロックセグメント25が周方向に配設されている。各ロ
ックセグメント25はピン26を介して外管部分4bに揺動
自在に枢着され、かつこれらを連ねて嵌め込まれたリン
グ状のスプリング27によりすべてのロックセグメント25
が半径方向内方へ揺動するように付勢されている。ロッ
クセグメント25にはまたカムフォロアとしてのローラ28
が枢支され、ロックセグメント25はこのローラ28を介し
てピストン6の周面に接している。従ってシリンダ室5
に圧力流体が導入されピストン6が図1に示すように外
方位置に在る時には、ローラ28がピストン6の円筒状の
外周面部分に接するので、各ロックセグメント25はスプ
リング27の力に抗して半径方向外方へ押し拡げられ、そ
の押圧面25aによりユニット本体21を段部24に対して押
し付け、ユニット本体21をドラム本体部10上の所定位置
に固定する。
【0024】ユニット本体21には前記ドラム本体部10側
の各拡縮セグメント17に対応する位置にそれぞれ半径方
向の案内孔29が設けられており、各案内孔29にそれぞれ
ビード保持セグメント30が半径方向に拡縮可能に嵌め込
まれている。各ビード保持セグメント30は前述のスプリ
ング19と同様なスプリング31により半径方向内方へ向け
て付勢されている。そして図1の上半部に示すうに、拡
縮セグメント17がピストン13の斜面15により押し出され
ると、この拡縮セグメント17により押し出されて拡開位
置を占め、図1の下半部に示すように、各拡縮セグメン
ト17が内方位置へ縮閉すると、スプリング31により縮閉
位置を占める。
の各拡縮セグメント17に対応する位置にそれぞれ半径方
向の案内孔29が設けられており、各案内孔29にそれぞれ
ビード保持セグメント30が半径方向に拡縮可能に嵌め込
まれている。各ビード保持セグメント30は前述のスプリ
ング19と同様なスプリング31により半径方向内方へ向け
て付勢されている。そして図1の上半部に示すうに、拡
縮セグメント17がピストン13の斜面15により押し出され
ると、この拡縮セグメント17により押し出されて拡開位
置を占め、図1の下半部に示すように、各拡縮セグメン
ト17が内方位置へ縮閉すると、スプリング31により縮閉
位置を占める。
【0025】各ビード保持セグメント30の外周部は周方
向両側に弧状に突出しているが、この外周部に同様に周
方向に弧状に延びる溝32が形成されており、ゴム等の弾
性材料から成る環状のシール部材33の一方の縁部に形成
された厚肉の止着部33aが各ビード保持セグメント30の
溝32に気密に嵌着されてリング状に延びている。シール
部材33の他方の縁部に形成された厚肉の止着部33bはユ
ニット本体21の外周面上に嵌着され、かつユニット本体
21に設けられた環状の突起部34とユニット本体21に嵌め
込まれた止着リング35との間に挟まれ、環状ナット36の
締付け力により気密に固定されている。このシール部材
33はグリーンケース3をトロイド状に膨張変形させる時
に内部の圧力流体が外部に洩れるのを防止するためのも
のである。
向両側に弧状に突出しているが、この外周部に同様に周
方向に弧状に延びる溝32が形成されており、ゴム等の弾
性材料から成る環状のシール部材33の一方の縁部に形成
された厚肉の止着部33aが各ビード保持セグメント30の
溝32に気密に嵌着されてリング状に延びている。シール
部材33の他方の縁部に形成された厚肉の止着部33bはユ
ニット本体21の外周面上に嵌着され、かつユニット本体
21に設けられた環状の突起部34とユニット本体21に嵌め
込まれた止着リング35との間に挟まれ、環状ナット36の
締付け力により気密に固定されている。このシール部材
33はグリーンケース3をトロイド状に膨張変形させる時
に内部の圧力流体が外部に洩れるのを防止するためのも
のである。
【0026】1対のドラム2,2aから成るこのドラム
装置にグリーンケース3を装着するには、両ドラム2,
2aのビード保持セグメント30を図1の下半部に示すよ
うに縮閉位置に後退させた状態で、グリーンケース3の
両側のビード部3aをそれぞれドラム2,2aのビード
保持セグメント30の外周面とシール部材33の止着部33a
とにより形成されたビード保持部37に当てがい、次いで
シリンダ室12に通路14を通じて圧力流体を送り込んで、
図1の上半部に示すように、ピストン13を前進させてそ
の斜面15により拡縮セグメント17を介してビード保持セ
グメント30を拡開させれば、ビード部3aが前記ビード
保持部37により保持される。
装置にグリーンケース3を装着するには、両ドラム2,
2aのビード保持セグメント30を図1の下半部に示すよ
うに縮閉位置に後退させた状態で、グリーンケース3の
両側のビード部3aをそれぞれドラム2,2aのビード
保持セグメント30の外周面とシール部材33の止着部33a
とにより形成されたビード保持部37に当てがい、次いで
シリンダ室12に通路14を通じて圧力流体を送り込んで、
図1の上半部に示すように、ピストン13を前進させてそ
の斜面15により拡縮セグメント17を介してビード保持セ
グメント30を拡開させれば、ビード部3aが前記ビード
保持部37により保持される。
【0027】タイヤリム径の異なる他種のタイヤの組立
て、成形を行う場合には、ドラム本体部10はそのままに
してビード保持ユニット20だけを取替える。ビード保持
ユニット20の取替えに際しては、拡縮セグメント17が図
1の上半部に示すようにビード保持ユニット20の案内孔
29内に突出している場合にはシリンダ室12から圧力流体
を排出してピストン13を後退させることにより拡縮セグ
メント17を案内孔29から脱出させ、これとともにシリン
ダ室5から圧力流体を排出する。するとピストン6がシ
リンダ室5の内方へ後退するので、スプリング27によっ
て半径方向内方へ付勢されているローラ28は、ピストン
6の端部に形成されたカム面38に沿って半径方向内方へ
移動し、この結果ロックセグメント25はピン26のまわり
に内方へ回動し、ドラム本体部10の外周面従ってビード
保持ユニット20の内周面よりも内方に位置するようにな
る(図2)。かくしてビード保持ユニット20のドラム本
体部10に対する固定が釈放され、図2に矢印aで示すよ
うにビード保持ユニット20を軸線方向外方へ引き抜くこ
とができる。
て、成形を行う場合には、ドラム本体部10はそのままに
してビード保持ユニット20だけを取替える。ビード保持
ユニット20の取替えに際しては、拡縮セグメント17が図
1の上半部に示すようにビード保持ユニット20の案内孔
29内に突出している場合にはシリンダ室12から圧力流体
を排出してピストン13を後退させることにより拡縮セグ
メント17を案内孔29から脱出させ、これとともにシリン
ダ室5から圧力流体を排出する。するとピストン6がシ
リンダ室5の内方へ後退するので、スプリング27によっ
て半径方向内方へ付勢されているローラ28は、ピストン
6の端部に形成されたカム面38に沿って半径方向内方へ
移動し、この結果ロックセグメント25はピン26のまわり
に内方へ回動し、ドラム本体部10の外周面従ってビード
保持ユニット20の内周面よりも内方に位置するようにな
る(図2)。かくしてビード保持ユニット20のドラム本
体部10に対する固定が釈放され、図2に矢印aで示すよ
うにビード保持ユニット20を軸線方向外方へ引き抜くこ
とができる。
【0028】ビード保持ユニット20を引き抜いた後のド
ラム本体部10には次に加工しようとするタイヤに適合し
た別のビード保持ユニットが嵌め込まれる。このビード
保持ユニットの固定は、前述したように、シリンダ室5
に圧力流体を供給してピストン6を軸線方向外方へスト
ロークさせ、その外周面でローラ28を介してロックセグ
メント25を半径方向外方へ揺動させることにより行われ
る。
ラム本体部10には次に加工しようとするタイヤに適合し
た別のビード保持ユニットが嵌め込まれる。このビード
保持ユニットの固定は、前述したように、シリンダ室5
に圧力流体を供給してピストン6を軸線方向外方へスト
ロークさせ、その外周面でローラ28を介してロックセグ
メント25を半径方向外方へ揺動させることにより行われ
る。
【0029】このように、ドラム本体部10に対するビー
ド保持ユニット20の固定、釈放はシリンダ室5に通路7
を通じて圧力流体を給排することにより自動的に行われ
る。
ド保持ユニット20の固定、釈放はシリンダ室5に通路7
を通じて圧力流体を給排することにより自動的に行われ
る。
【0030】図3はドラム本体部10に他のビード保持ユ
ニット20Aを嵌着固定した状態を示す。このビード保持
ユニット20Aは前記よりリム径の大きなタイヤ用のもの
であり、前記ビード保持ユニット20の案内孔29およびビ
ード保持セグメント30よりも高さの高い案内孔29Aおよ
びビード保持セグメント30Aを備えているが、その他の
構造は前記ビード保持ユニット20と実質的に同一であ
る。
ニット20Aを嵌着固定した状態を示す。このビード保持
ユニット20Aは前記よりリム径の大きなタイヤ用のもの
であり、前記ビード保持ユニット20の案内孔29およびビ
ード保持セグメント30よりも高さの高い案内孔29Aおよ
びビード保持セグメント30Aを備えているが、その他の
構造は前記ビード保持ユニット20と実質的に同一であ
る。
【0031】本実施例によれば、ピストン13、拡縮セグ
メント17等から成る拡縮機構およびピストン6、ロック
セグメント25等から成る固定、釈放機構がドラム本体部
10に設けられており、しかもこのドラム本体部10はリム
径の異なる各種タイヤに共用され、インチ切替えに際し
てはユニット本体21とビード保持セグメント30等から成
る比較的軽量、小型で構造簡単なビード保持ユニット20
だけを取替えればよいので、切替えに要する労力が軽減
しかつ切替え時間も短縮する。
メント17等から成る拡縮機構およびピストン6、ロック
セグメント25等から成る固定、釈放機構がドラム本体部
10に設けられており、しかもこのドラム本体部10はリム
径の異なる各種タイヤに共用され、インチ切替えに際し
てはユニット本体21とビード保持セグメント30等から成
る比較的軽量、小型で構造簡単なビード保持ユニット20
だけを取替えればよいので、切替えに要する労力が軽減
しかつ切替え時間も短縮する。
【0032】また、取替え用ユニットを含むドラム装置
の製造コストが低下するとともに、取替え用ユニットの
保管場所の強度も比較的小さくてよく、従って設備費が
大巾に低下する。
の製造コストが低下するとともに、取替え用ユニットの
保管場所の強度も比較的小さくてよく、従って設備費が
大巾に低下する。
【0033】図4はビード保持ユニット20をドラム本体
部10に固定、釈放する機構の変形例を示す。この変形例
においては、前記実施例と同様にドラム本体部10のドラ
ム本体部部材4に、通路7を通じて圧力流体源に接続す
るシリンダ室5が設けられているが、このシリンダ室5
の開口部は、ドラム本体部部材4に環状ナット39により
締付けられて固定された蓋部材40で覆われており、ロッ
クセグメント25はこの蓋部材40にピン26を介して枢支さ
れている。そしてシリンダ室5に嵌装されたピストン41
のピストン杆41aが蓋部材40を貫通して外側に突出し、
該ピストン杆41aの先端にリンク部片42aの一端がピン
43aにより枢着されている。リンク部片42aの他端には
ピン43bを介して2つのリンク部片42b、42cがそれぞ
れ枢着され、リンク部片42bの他端はピン43cを介して
ロックセグメント25に枢着され、リンク部片42cの他端
はピン43dを介して蓋部材40に枢着されている。シリン
ダ室5内の圧力流体によりピストン41が前進位置に在る
時には、各リンク部片42a,42b,42cは図に実線で示
す状態となり、ロックセグメント25はユニット本体21の
端面を押圧してこれを固定する。シリンダ室5から圧力
流体が排出されてピストン41が後退すると、各リンク部
片42a,42b,42cは二点鎖線で示すように相互に屈曲
し、これによりロックセグメント25は二点鎖線位置に回
動してユニット本体21の固定を釈放する。図4のロック
セグメント25にも前記実施例におけるスプリング27と同
様なスプリング(図示せず)が設けられている。
部10に固定、釈放する機構の変形例を示す。この変形例
においては、前記実施例と同様にドラム本体部10のドラ
ム本体部部材4に、通路7を通じて圧力流体源に接続す
るシリンダ室5が設けられているが、このシリンダ室5
の開口部は、ドラム本体部部材4に環状ナット39により
締付けられて固定された蓋部材40で覆われており、ロッ
クセグメント25はこの蓋部材40にピン26を介して枢支さ
れている。そしてシリンダ室5に嵌装されたピストン41
のピストン杆41aが蓋部材40を貫通して外側に突出し、
該ピストン杆41aの先端にリンク部片42aの一端がピン
43aにより枢着されている。リンク部片42aの他端には
ピン43bを介して2つのリンク部片42b、42cがそれぞ
れ枢着され、リンク部片42bの他端はピン43cを介して
ロックセグメント25に枢着され、リンク部片42cの他端
はピン43dを介して蓋部材40に枢着されている。シリン
ダ室5内の圧力流体によりピストン41が前進位置に在る
時には、各リンク部片42a,42b,42cは図に実線で示
す状態となり、ロックセグメント25はユニット本体21の
端面を押圧してこれを固定する。シリンダ室5から圧力
流体が排出されてピストン41が後退すると、各リンク部
片42a,42b,42cは二点鎖線で示すように相互に屈曲
し、これによりロックセグメント25は二点鎖線位置に回
動してユニット本体21の固定を釈放する。図4のロック
セグメント25にも前記実施例におけるスプリング27と同
様なスプリング(図示せず)が設けられている。
【0034】図5はビード保持ユニット固定、釈放機構
の他の変形例を示す。この変形例においてはドラム本体
部部材4の端部外周面に螺合させた環状ナット60により
ビード保持ユニット20のユニット本体21をドラム本体部
部材9の段部24に対し押し付けることにより、ビード保
持ユニット20をドラム本体部10に固定する。
の他の変形例を示す。この変形例においてはドラム本体
部部材4の端部外周面に螺合させた環状ナット60により
ビード保持ユニット20のユニット本体21をドラム本体部
部材9の段部24に対し押し付けることにより、ビード保
持ユニット20をドラム本体部10に固定する。
【0035】図6はビード保持ユニット固定、釈放機構
のさらに他の変形例を示す。この変形例においては、ド
ラム本体部部材4の外管部分4bに半径方向の孔61を設
けるとともに、ユニット本体21の内周面の該孔61に対応
する位置に半球状の凹所62を設け、孔61内にボール63を
嵌め込んである。このボール63はシリンダ室5内を往復
運動するピストン64の外周に形成されたカム面64aに接
しており、ピストン64が図の実線位置に在る時には孔61
から半径方向外方へ突出し凹所62に係合してビード保持
ユニット20をドラム本体部10に固定し、ピストン64が図
の鎖線位置に在る時には凹所62から離脱してビード保持
ユニット20を釈放する。
のさらに他の変形例を示す。この変形例においては、ド
ラム本体部部材4の外管部分4bに半径方向の孔61を設
けるとともに、ユニット本体21の内周面の該孔61に対応
する位置に半球状の凹所62を設け、孔61内にボール63を
嵌め込んである。このボール63はシリンダ室5内を往復
運動するピストン64の外周に形成されたカム面64aに接
しており、ピストン64が図の実線位置に在る時には孔61
から半径方向外方へ突出し凹所62に係合してビード保持
ユニット20をドラム本体部10に固定し、ピストン64が図
の鎖線位置に在る時には凹所62から離脱してビード保持
ユニット20を釈放する。
【0036】図7は本発明の他の実施例によるドラム2
の半部を示す縦断面図であり、前記実施例と同効の部分
には同じ参照符号を付してある。
の半部を示す縦断面図であり、前記実施例と同効の部分
には同じ参照符号を付してある。
【0037】このドラム2のドラム本体部10は単一のド
ラム本体部部材9Aから成り、該ドラム本体部部材9A
に、その右端面に開口する環状のシリンダ室44とこのシ
リンダ室44からさらに内方(左方)へ延びる環状のシリ
ンダ室45とが設けられている。シリンダ室45の外径はシ
リンダ室44の外径よりやや小さく、両者の接続部には段
部46が形成されている。シリンダ室44の右端の開口部は
蓋部材47により閉鎖されている。
ラム本体部部材9Aから成り、該ドラム本体部部材9A
に、その右端面に開口する環状のシリンダ室44とこのシ
リンダ室44からさらに内方(左方)へ延びる環状のシリ
ンダ室45とが設けられている。シリンダ室45の外径はシ
リンダ室44の外径よりやや小さく、両者の接続部には段
部46が形成されている。シリンダ室44の右端の開口部は
蓋部材47により閉鎖されている。
【0038】通路7を通じて圧力流体源に接続されたシ
リンダ室44には、ロックピストン48が前記蓋部材47と段
部46との間で往復可能に嵌装されている。ロックピスト
ン48には環状のシリンダ室45の内側の周壁面に沿って軸
線方向に延びる管状の突出部48aが一体に設けられてお
り、該突出部48aの先端は円錐状の斜面49となってい
る。
リンダ室44には、ロックピストン48が前記蓋部材47と段
部46との間で往復可能に嵌装されている。ロックピスト
ン48には環状のシリンダ室45の内側の周壁面に沿って軸
線方向に延びる管状の突出部48aが一体に設けられてお
り、該突出部48aの先端は円錐状の斜面49となってい
る。
【0039】ドラム本体部部材9Aの前記突出部48aの
先端部分に対応する位置に、周面に開口する半径方向の
孔50が周方向に所定間隔で複数個配設されており、各孔
50にそれぞれロックセグメント51が摺動自在に設けられ
ている。ロックセグメント51はコイルスプリング52によ
り半径方向内方へ付勢され、かつ内端部に軸支された転
動自在なローラ53を介して前記斜面49に接している。従
ってロックピストン48が往復運動すると、ロックセグメ
ント51は斜面49に案内されて孔50内を半径方向に摺動
し、図に実線で示すように斜面49により最外側位置に押
し上げられた時には、外端に形成された栓状の突起54が
ドラム本体部部材9Aの外周面から突出する。
先端部分に対応する位置に、周面に開口する半径方向の
孔50が周方向に所定間隔で複数個配設されており、各孔
50にそれぞれロックセグメント51が摺動自在に設けられ
ている。ロックセグメント51はコイルスプリング52によ
り半径方向内方へ付勢され、かつ内端部に軸支された転
動自在なローラ53を介して前記斜面49に接している。従
ってロックピストン48が往復運動すると、ロックセグメ
ント51は斜面49に案内されて孔50内を半径方向に摺動
し、図に実線で示すように斜面49により最外側位置に押
し上げられた時には、外端に形成された栓状の突起54が
ドラム本体部部材9Aの外周面から突出する。
【0040】シリンダ室45はロックピストン48に設けら
れた通路55および通路14を介して圧力流体源に通じてい
る。シリンダ室45には前記実施例と同様なピストン13が
嵌装され、このピストン13に拡縮セグメント17が係合し
ているが、この拡縮機構は前記実施例におけるものと全
く同一であるので、詳細な説明を省略する。
れた通路55および通路14を介して圧力流体源に通じてい
る。シリンダ室45には前記実施例と同様なピストン13が
嵌装され、このピストン13に拡縮セグメント17が係合し
ているが、この拡縮機構は前記実施例におけるものと全
く同一であるので、詳細な説明を省略する。
【0041】ビード保持ユニット20は前記実施例におけ
るよりも短いユニット本体21を備え、該ユニット本体21
がドラム本体部部材9Aの内方(左方)部の外周面に着
脱自在に嵌着される。ユニット本体21の内周面には前記
ロックセグメント51の突起54に対応する位置に該突起54
に係合する係合穴56が設けられており、ロックピストン
48を後退させてロックセグメント51をドラム本体部部材
9A内に引込め、かつピストン13も後退させて拡縮セグ
メント17を同じくドラム本体部部材9A内に引込めた状
態で、ドラム本体部部材9Aに右方からユニット本体21
を差し込み、次いでロックピストン48を前進させると、
斜面49によりロックセグメント51が押し出されてその突
起54がユニット本体21の係合穴56に係合し、ユニット本
体21すなわちビード保持ユニット20がドラム本体部10に
対して固定される。
るよりも短いユニット本体21を備え、該ユニット本体21
がドラム本体部部材9Aの内方(左方)部の外周面に着
脱自在に嵌着される。ユニット本体21の内周面には前記
ロックセグメント51の突起54に対応する位置に該突起54
に係合する係合穴56が設けられており、ロックピストン
48を後退させてロックセグメント51をドラム本体部部材
9A内に引込め、かつピストン13も後退させて拡縮セグ
メント17を同じくドラム本体部部材9A内に引込めた状
態で、ドラム本体部部材9Aに右方からユニット本体21
を差し込み、次いでロックピストン48を前進させると、
斜面49によりロックセグメント51が押し出されてその突
起54がユニット本体21の係合穴56に係合し、ユニット本
体21すなわちビード保持ユニット20がドラム本体部10に
対して固定される。
【0042】本実施例におけるビード保持セグメント57
は前記実施例におけるビード保持セグメント30とは著し
く構造を異にしている。すなわち各ビード保持セグメン
ト57は、一端をユニット本体21の端部にピン58を介して
揺動自在に枢支されてユニット本体21の円筒部分の外方
を軸線方向に延び、他端において拡縮セグメント17の頭
部に接している。各ビード保持セグメント57は前記実施
例と同様にスプリング31により対応する拡縮セグメント
17の外端面に押し付けられており、ピストン13により拡
縮セグメント17が半径方向に移動することによりピン58
のまわりに揺動して拡縮する。シール部材33はその両縁
部をそれぞれビード保持セグメント57およびユニット本
体21に固定されビード保持セグメント57の背面に沿わせ
て設けられている。
は前記実施例におけるビード保持セグメント30とは著し
く構造を異にしている。すなわち各ビード保持セグメン
ト57は、一端をユニット本体21の端部にピン58を介して
揺動自在に枢支されてユニット本体21の円筒部分の外方
を軸線方向に延び、他端において拡縮セグメント17の頭
部に接している。各ビード保持セグメント57は前記実施
例と同様にスプリング31により対応する拡縮セグメント
17の外端面に押し付けられており、ピストン13により拡
縮セグメント17が半径方向に移動することによりピン58
のまわりに揺動して拡縮する。シール部材33はその両縁
部をそれぞれビード保持セグメント57およびユニット本
体21に固定されビード保持セグメント57の背面に沿わせ
て設けられている。
【0043】インチ替えに際してはロックピストン48お
よびピストン13を後退させてロックセグメント51および
拡縮セグメント17をドラム本体部部材9A内に引込める
ことにより、前記実施例と同様に極めて容易にビード保
持ユニット20を取り替えることができる。ビード保持ユ
ニット20のドラム本体部10に対する固定、釈放はシリン
ダ室44への圧力流体の給排を制御することにより自動的
に行われる。
よびピストン13を後退させてロックセグメント51および
拡縮セグメント17をドラム本体部部材9A内に引込める
ことにより、前記実施例と同様に極めて容易にビード保
持ユニット20を取り替えることができる。ビード保持ユ
ニット20のドラム本体部10に対する固定、釈放はシリン
ダ室44への圧力流体の給排を制御することにより自動的
に行われる。
【0044】図1においては、サイズ切替えのために、
ピード保持ユニットを引き抜く場合にドラム2aにおい
ては、図の左側方向に、ドラム2においては図の右側方
向に引き抜く例を示しているが、図8は、両方とも左側
に例えばドラム駆動側と反対側に抜く例を示している。
図8においては図1と同様な部分には同じ参照数字を付
してある。
ピード保持ユニットを引き抜く場合にドラム2aにおい
ては、図の左側方向に、ドラム2においては図の右側方
向に引き抜く例を示しているが、図8は、両方とも左側
に例えばドラム駆動側と反対側に抜く例を示している。
図8においては図1と同様な部分には同じ参照数字を付
してある。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、製造しようとするタイ
ヤの種類を変更する場合にドラム取替えに要する労力が
軽減しかつ取替え時間も短縮する。また設備費が大巾に
低減する。さらにドラム切替え作業の自動化が容易にな
る。
ヤの種類を変更する場合にドラム取替えに要する労力が
軽減しかつ取替え時間も短縮する。また設備費が大巾に
低減する。さらにドラム切替え作業の自動化が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタイヤ製造用ドラム装
置の要部縦断面図である。
置の要部縦断面図である。
【図2】ビード保持ユニットをドラム本体部から取外し
た状態を示すドラム半部の縦断面図である。
た状態を示すドラム半部の縦断面図である。
【図3】他のビード保持ユニットをドラム本体部に取付
けた時のドラム半部を示す縦断面図である。
けた時のドラム半部を示す縦断面図である。
【図4】ビード保持ユニット固定、釈放機構の変形例を
示すドラムの部分的縦断面図である。
示すドラムの部分的縦断面図である。
【図5】ビード保持ユニット固定、釈放機構の他の変形
例を示すドラム半部の縦断面図である。
例を示すドラム半部の縦断面図である。
【図6】ビード保持ユニット固定、釈放機構のさらに他
の変形例を示すドラム半部の縦断面図である。
の変形例を示すドラム半部の縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施例によるドラムの半部を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例によるドラムの半部
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1…主軸、2…ドラム、3…グリーンケース、4…ドラ
ム本体部部材、5…シリンダ室、6…ピストン、7…通
路、8…ストッパ、9…ドラム本体部部材、10…ドラム
本体部、11…環状ナット、12…シリンダ室、13…ピスト
ン、14…通路、15…斜面、16…孔、17…拡縮セグメン
ト、18…ローラ、19…スプリング、20…ビード保持ユニ
ット、21…ユニット本体、22…キー溝、23…キー、24…
段部、25…ロックセグメント、26…ピン、27…スプリン
グ、28…ローラ、29…案内孔、30…ビード保持セグメン
ト、31…スプリング、32…溝、33…シール部材、34…突
起部、35…止着リング、36…環状ナット、37…ビード保
持部、38…カム面、39…環状ナット、40…蓋部材、41…
ピストン、42…リンク部片、43…ピン、44,45…シリン
ダ室、46…段部、47…蓋部材、48…ロックピストン、49
…斜面、50…孔、51…ロックセグメント、52…スプリン
グ、53…ローラ、54…突起、55…通路、56…係合穴、57
…ビード保持セグメント、58…ピン、60…環状ナット、
61…孔、62…凹所、63…ボール、64…ピストン。
ム本体部部材、5…シリンダ室、6…ピストン、7…通
路、8…ストッパ、9…ドラム本体部部材、10…ドラム
本体部、11…環状ナット、12…シリンダ室、13…ピスト
ン、14…通路、15…斜面、16…孔、17…拡縮セグメン
ト、18…ローラ、19…スプリング、20…ビード保持ユニ
ット、21…ユニット本体、22…キー溝、23…キー、24…
段部、25…ロックセグメント、26…ピン、27…スプリン
グ、28…ローラ、29…案内孔、30…ビード保持セグメン
ト、31…スプリング、32…溝、33…シール部材、34…突
起部、35…止着リング、36…環状ナット、37…ビード保
持部、38…カム面、39…環状ナット、40…蓋部材、41…
ピストン、42…リンク部片、43…ピン、44,45…シリン
ダ室、46…段部、47…蓋部材、48…ロックピストン、49
…斜面、50…孔、51…ロックセグメント、52…スプリン
グ、53…ローラ、54…突起、55…通路、56…係合穴、57
…ビード保持セグメント、58…ピン、60…環状ナット、
61…孔、62…凹所、63…ボール、64…ピストン。
Claims (4)
- 【請求項1】ドラム本体部とは別体に形成されたビード
保持ユニットが、該ドラム本体部の中心軸線方向に沿い
移動して該ドラム本体部に嵌脱可能に装着され、前記ビ
ード保持ユニットの中心部から半径方向へ突出してグリ
ーンケースの両端ビード部を係合支持するビード保持セ
グメントを前記ビード保持ユニットは備え、該ビード保
持セグメントを前記ドラム本体部の中心軸線から半径方
向に向う方向に沿って往復駆動させる拡縮機構が前記ド
ラム本体部内に設けられたことを特徴とするタイヤ製造
用ドラム。 - 【請求項2】前記ビード保持ユニットを前記ドラム本体
部に固定、釈放する機構が前記ドラム本体部に設けられ
たことを特徴とする請求項1のタイヤ製造用ドラム。 - 【請求項3】前記ビード保持セグメントは、複数種類用
意されて、径の異なる複数種類のグリーンケースの両端
ビード部を係合支持できる大きさにそれぞれ形成される
とともに、該複数種類のビード保持セグメントを保持す
るビード保持ユニットも、複数種類用意されて、前記複
数種類のビード保持セグメントをそれぞれ別個に保持で
きる構造に形成されたことを特徴とする請求項1のタイ
ヤ製造用ドラム。 - 【請求項4】前記ビード保持セグメントの一端が、前記
ビード保持ユニット本体に枢着された揺動部材により構
成されたことを特徴とする請求項3のタイヤ製造用ドラ
ム。
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