JP2002300035A - A/dインタフェース回路 - Google Patents

A/dインタフェース回路

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JP2002300035A
JP2002300035A JP2001103181A JP2001103181A JP2002300035A JP 2002300035 A JP2002300035 A JP 2002300035A JP 2001103181 A JP2001103181 A JP 2001103181A JP 2001103181 A JP2001103181 A JP 2001103181A JP 2002300035 A JP2002300035 A JP 2002300035A
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signal
serial
circuit
chip select
cpu
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JP2001103181A
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Shinsuke Kajiwara
慎介 梶原
Hidetsugu Koga
英嗣 古賀
Masao Matono
正生 的野
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換データを入力する際のCPUの負
担を軽減する。 【解決手段】 A/Dインタフェース回路12では、C
PU1の代わりに、チップセレクト信号404やシリア
ルクロック信号504によってA/D変換器6およびシ
リアル/パラレル変換回路7の制御を行うインタフェー
ス時間カウンタ3、チップセレクト制御回路4、シリア
ルクロック制御回路5を備えることによって、CPU1
が各信号を制御する必要がなくなるため、CPU1の負
担を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A/D変換器によ
って変換されたディジタル信号を読み込むためのインタ
フェース回路であるA/Dインタフェース回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のA/Dインタフェース回
路の構成を示すブロック図である。図5に示すように、
従来のA/Dインタフェース回路10は、CPU1と、
シリアル/パラレル変換回路7とを備えている。CPU
1は、汎用のCPUであり、出力信号として、周辺回路
を選択するためのチップセレクト信号902と所定の周
波数のシリアルクロック信号903とを有している。A
/D変換器6は、アナログ信号をディジタル信号のシリ
アルビット列データに変換する変換器であり、チップセ
レクト信号902と、シリアルクロック信号903によ
り駆動される。A/D変換器6は、チップセレクト信号
902がアクティブとなっているときに、シリアルクロ
ック信号に同期してシリアルデータ9を1ビットずつ出
力する。なお、図6ではチップセレクト信号902はハ
イ(以下、H)アクティブの信号であり、A/D変換器
6は、シリアルクロック信号903の立ち上がりエッジ
で、データを出力するものとする。
【0003】シリアル/パラレル変換回路7は、シリア
ルデータ9をシリアルクロック信号903に同期して入
力し、内部に備えるシフトレジスタ等を用いてnビット
(nは任意の整数)のシリアルデータをnビットのパラ
レルビット列データに変換してCPU1に出力する。な
お、シリアル/パラレル変換回路7は、シリアルクロッ
ク信号903の立ち下がりエッジで、シリアルデータ9
を入力するものとする。
【0004】従来のA/Dインタフェース回路10の動
作をまとめる。A/D変換器6においてアナログ信号か
らディジタル信号に変換されたデータは、CPU1から
出力されるチップセレクト信号902がHレベルになる
と出力可能な状態となり、CPU1から出力されるシリ
アルクロック信号903の立ち上がりエッジで1ビット
ずつ出力される。
【0005】A/D変換器6から出力されたシリアルデ
ータ9は、シリアル/パラレル変換回路7に送信され、
シリアルクロック信号903の立ち下がりエッジで内部
に備えるnビットのシフトレジスタに1ビットずつ格納
されていく。
【0006】シフトレジスタにnビットのデータがすべ
て格納されると、CPU1は、シリアルクロック信号9
03をインアクティブにし、チップセレクト信号902
をロー(以下、L)レベルとする。すると、A/D変換
器6はデータの出力を停止し、nビットパラレルデータ
8はCPU1に読み込まれる。
【0007】図6は、他の形態の従来のA/Dインタフ
ェース回路の構成を示すブロック図である。図6の全体
の回路の構成では、図5の回路の構成に加え、アナログ
信号切替器103を新たに備えている。アナログ信号切
替器103は、mチャンネルのアナログ信号115を入
力しており、CPU1から出力されるアナログ入力切替
信号111に基づいて、各チャンネルのアナログ信号の
うち、A/D変換器6に出力するアナログ信号を切り替
える。アナログ入力切替信号111は、CPU1から出
力されている。
【0008】図6のA/Dインタフェース回路11の動
作について説明する。図7は、図6のA/Dインタフェ
ース回路11の動作を示すタイミングチャートである。
なお、図6のA/Dインタフェース回路11では、チッ
プセレクト信号902はLアクティブの信号であるとす
る。まず、図7に示すように、CPU1は、チャンネル
No.1を選択するアナログ入力切替信号111を出力
する。すると、アナログ信号切替器103は、チャンネ
ルNo.1のアナログ信号をA/D変換器6に出力する
ようになる。A/D変換器6はそのアナログ信号をnビ
ットのディジタル信号に変換する。
【0009】次に、CPU1は、チップセレクト信号9
02をLレベルにした後、nビット分のシリアルクロッ
ク信号903をA/D変換器6に出力する。すると、A
/D変換器6は、入力されるシリアルクロック信号90
3の立ち上がりエッジで、変換したnビットのディジタ
ル信号を1ビットずつシリアルデータ9としてシリアル
/パラレル変換回路7に出力する。CPU1は、シリア
ル/パラレル変換回路7からnビットのパラレルデータ
8を入力した後、チップセレクト信号902をHレベル
に戻す。以降、CPU1は、チャンネル2〜nのアナロ
グ信号について、上述の動作を繰り返し、それらのデー
タの入力を行う。
【0010】以上述べたように、図5、図6の従来のA
/Dインタフェース回路は、チップセレクト信号902
と、シリアルクロック信号903、アナログ入力切替信
号111等の信号を駆動することによって、データの入
力を行う。
【0011】しかし、各信号902、903、111
は、CPU1から出力される信号であり、CPU1は、
データの入力を行う間それらの信号の制御の処理のため
に占有され、かつ、上述の信号のタイミングを正確に制
御する必要がある。そのため、CPU1の負担が大きく
なってしまうという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のA/Dインタフェース回路は、チップセレクト信号
と、シリアルクロック信号、アナログ入力切替信号等の
信号を駆動することによって、データの入力を行う。し
かし、各信号は、CPUから出力される信号であり、C
PUは、データの入力を行う間、各信号の制御の処理の
ために占有され、かつ、上述の信号のタイミングを正確
に制御する必要がある。そのため、従来のA/Dインタ
フェース回路では、CPUの負担が大きくなってしまう
という問題があった。
【0013】本発明は、CPUの負担を軽減することが
できるA/Dインタフェース回路を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のA/Dインタフェース回路は、A/D変換
器へ入力されるチップセレクト信号がアクティブとなっ
ているときに、所定の周波数のクロック信号に同期して
1ビットずつ前記A/D変換器から出力される所定のビ
ット数のシリアルビット列データを該クロック信号に同
期して入力し、前記シリアルビット列データをパラレル
ビット列データに変換して出力するシリアル/パラレル
変換回路を備えるA/Dインタフェース回路において、
前記所定の周波数の基本クロック信号を発生させる基本
クロック発生回路と、A/D変換開始信号を入力したと
きにカウントを開始し、該カウント値が所定の値に達し
たときに、A/D変換完了信号をCPUに出力するイン
タフェース時間カウンタと、該インタフェース時間カウ
ンタのカウント値が第1の所定の期間内にあるときに、
前記チップセレクト信号をアクテイブとするチップセレ
クト制御回路と、前記インタフェース時間カウンタのカ
ウント値が前記第1の所定の期間内における第2の所定
の期間内にあるときに、前記クロック信号を前記A/D
変換器および前記シリアル/パラレル変換回路に出力す
るシリアルクロック制御回路と、前記A/D変換開始信
号を出力し、前記A/D変換完了信号を入力したときに
前記シリアル/パラレル変換回路から前記パラレルビッ
ト列データを入力するCPUとを備えることを特徴とす
る。
【0015】また、本発明のA/Dインタフェース回路
では、所定の数のチャンネルのアナログ信号のうち、ア
ナログ入力切替信号によって指定されたチャンネルのア
ナログ信号を、所定のビット数のディジタル信号にA/
D変換するA/D変換器が、チップセレクト信号がアク
ティブとなっているときに所定の周波数のクロック信号
に同期して1ビットずつ出力する前記ディジタル信号の
シリアルビット列データを、前記クロック信号に同期し
て入力し、前記シリアルビット列データをパラレルビッ
ト列データに変換して出力するシリアル/パラレル変換
回路を備えるA/Dインタフェース回路において、デー
タラッチ信号が入力されたときに、前記パラレルビット
列データをラッチするデータラッチ回路と、前記各チャ
ンネルのアナログ信号の入力マスク情報を格納するアナ
ログ入力マスクレジスタと、該アナログ入力マスクレジ
スタに格納されたアナログ入力マスク入力情報に基づい
て前記アナログ入力切替信号を出力した後、前記チップ
セレクト信号をアクテイブとし、前記所定のビット数分
の前記クロック信号を前記A/D変換器および前記シリ
アル/パラレル変換回路に出力し、前記クロック信号出
力後、前記データラッチ信号を出力する状態遷移制御回
路と、前記アナログ入力マスクレジスタにアナログ入力
マスク情報を設定し、前記データラッチ回路によってラ
ッチされた前記パラレルビット列データを読み込むCP
Uとを備えることを特徴とする。
【0016】本発明のA/Dインタフェース回路では、
CPUの代わりに、チップセレクト信号やクロック信号
等の信号によってA/D変換器、シリアル/パラレル変
換回路等の制御を行うインタフェース時間カウンタ、チ
ップセレクト制御回路、シリアルクロック制御回路、あ
るいは、状態遷移制御回路等を備える。こうすることに
よって、本発明のA/Dインタフェース回路では、CP
Uが各信号の制御を行う必要がなくなる。そのため、本
発明のA/Dインタフェース回路では、CPUの負担を
軽減することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態のA/D
インタフェース回路を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態のA/Dインタフェース回路について説明す
る。図1は、本実施形態のA/Dインタフェース回路の
構成を示すブロック図である。本実施形態のA/Dイン
タフェース回路12は、CPU1と、基本クロック発生
回路2と、インタフェース時間カウンタ3と、チップセ
レクト制御回路4と、シリアルクロック制御回路5と、
シリアル/パラレル変換回路7とを備えている。CPU
1は、汎用のCPUである。基本クロック発生回路2
は、基本クロック設定レジスタ201に設定された動作
クロック周波数の基本クロック信号202を発生させ
る。発生した基本クロック信号202は、インタフェー
ス時間カウンタ3と、チップセレクト制御回路4と、シ
リアルクロック制御回路5とに入力される。
【0019】インタフェース時間カウンタ3は、CPU
1から入力されるA/D変換開始信号302がLの間
は、待ち状態となっているが、CPU1から入力される
A/D変換開始信号302がHになると、入力される基
本クロック信号202に同期してカウント動作を開始す
るとともに、そのカウント値をインタフェース時間カウ
ント信号304として出力する。インタフェース時間カ
ウント信号304は、チップセレクト制御回路4と、シ
リアルクロック制御回路5とに入力される。インタフェ
ース時間カウンタ3は、そのカウント値が、インタフェ
ース時間設定レジスタ301に設定された値に達した場
合に、A/D変換完了信号303を出力するとともに、
カウント動作およびインタフェース時間カウント信号3
04を停止し、再び待ち状態に戻る。
【0020】チップセレクト制御回路4は、チップセレ
クト信号404をA/D変換器6に出力する回路であ
る。チップセレクト極性レジスタ401には、A/D変
換器6のチップセレクト端子がLアクティブである場合
にはHレベルが設定され、Hアクティブである場合には
Lレベルが設定されており、チップセレクト制御回路4
は、予め、チップセレクト信号404の出力を、チップ
セレクト極性レジスタ401に設定される極性にホール
ドしている。
【0021】チップセレクト制御回路4は、インタフェ
ース時間カウント信号304の値が、チップセレクトス
タート値設定レジスタ402に設定された値となったと
きに、チップセレクト信号404をアクティブにし、イ
ンタフェース時間カウント信号304の値が、チップセ
レクトストップ値設定レジスタ403に設定された値と
なったときに、チップセレクト信号404をインアクテ
ィブとする。例えば、チップセレクト極性レジスタ40
1にHレベルが設定されていて、インタフェース時間カ
ウント信号304の値が、チップセレクトスタート値設
定レジスタ402に設定された値となったときには、チ
ップセレクト制御回路4は、出力するチップセレクト信
号404をHレベルからLレベルにしてA/D変換器6
をチップセレクトし、インタフェース時間カウント信号
304の値が、チップセレクトストップ値設定レジスタ
403に設定された値となったときに、チップセレクト
信号404をLレベルからHレベルにしてA/D変換器
6のチップセレクトを解除する。なお、チップセレクト
信号404がアクティブになっている期間を第1の所定
の期間とする。
【0022】シリアルクロック制御回路5は、シリアル
クロック信号504をA/D変換器6とシリアル/パラ
レル変換回路7とに出力する。シリアルクロック制御回
路5は、インタフェース時間カウント信号304の値
が、シリアルクロックスタート値設定レジスタ402に
設定された値となったときに、シリアルクロック信号5
04をアクティブにし、インタフェース時間カウント信
号304の値がシリアルクロックストップ値設定レジス
タ403に設定された値となったときに、シリアルクロ
ック信号504をインアクティブとする。シリアルクロ
ック信号504は、基本クロック信号202に同期する
信号であり、その極性は、シリアルクロック極性レジス
タ501に設定された極性となる。なお、シリアルクロ
ック信号504がアクティブになっている期間を第2の
所定の期間とする。
【0023】シリアルクロック制御回路5は、シリアル
クロック極性レジスタ501にLレベルが設定されてい
た場合には、入力された基本クロック信号202をシリ
アルクロック信号504としてそのまま出力し、シリア
ルクロック極性レジスタ501にHレベルが設定されて
いた場合には、基本クロック信号202を反転した信号
をシリアルクロック信号504として出力する。シリア
ルクロック極性レジスタ501には、A/D変換器6の
シリアルクロック端子がLアクティブであればHレベル
に設定され、HアクティブであればLレベルに設定され
る。したがって、A/D変換器6のシリアルクロック端
子の極性がいずれであっても、A/D変換器6は、基本
クロック信号202の立ち上がりエッジでシリアルデー
タ9を1ビットずつシリアル/パラレル変換回路7へ送
信する。なお、シリアル/パラレル変換回路7は、A/
D変換器6とは逆のエッジ、すなわち基本クロック信号
202の立ち下がりエッジで内部に備えるシフトレジス
タにシリアルデータを1ビットずつ格納する。nビット
格納した時点でシフトレジスタの内容をnビットのパラ
レルデータ8として出力する。CPU1は、インタフェ
ース時間カウンタ3からA/D変換完了信号303が入
力されると、シリアル/パラレル変換回路7から出力さ
れたnビットパラレルデータ8を読み込む。
【0024】なお、基本クロック設定レジスタ201、
インタフェース時間設定レジスタ301、チップセレク
ト極性レジスタ401、チップセレクトスタート値設定
レジスタ402、チップセレクトストップ値設定レジス
タ403、シリアルクロック極性レジスタ501、シリ
アルクロックスタート値設定レジスタ502、そしてシ
リアルクロックストップ値設定レジスタ503の値は、
CPU1から出力されるA/Dインタフェース回路パラ
メータ信号101によって設定される。
【0025】次に、本実施形態のA/Dインタフェース
回路12の動作について説明する。まず、CPU1は、
A/Dインタフェース回路パラメータ設定信号101に
よって、各レジスタ201、301、401〜403、
501〜503のそれぞれの値を設定する。このとき、
設定される値は、それぞれ、動作クロックの周波数や、
A/D変換器6やシリアル/パラレル変換回路7の動作
タイミングや入力端子の極性、パラレルデータのビット
数n、その他回路のタイミング等に応じて決定される値
である。基本クロック発生回路2は、基本クロック信号
202を発生させる。
【0026】次に、CPU1は、A/D変換開始信号3
02をインタフェース時間カウンタ3に出力すると、イ
ンタフェース時間カウンタ3は、カウントを開始する。
チップセレクト制御回路4は、インタフェース時間カウ
ンタ3のカウント値が、第1の所定の範囲内にあるとき
に、A/D変換器6に入力するチップセレクト信号40
4をアクテイブにし、シリアルクロック制御回路5は、
インタフェース時間カウンタ3のカウント値が、第2の
所定の範囲内にあるときに、シリアルクロック信号をア
クテイブにする。A/D変換器6およびシリアル/パラ
レル変換回路7は、チップセレクト信号404およびシ
リアルクロック信号504がアクティブとなっている間
に動作して、nビットパラレルデータ8を作成する。
【0027】カウントを開始してから所定の時間経過
後、インタフェース時間カウンタ3は、A/D変換完了
信号303をCPU1に出力する。このときには、シリ
アル/パラレル変換回路7は、nビットパラレルデータ
8を保持している状態となっており、CPU1は、nビ
ットパラレルデータ8を読み込む。
【0028】以上述べたように、本実施形態のA/Dイ
ンタフェース回路12では、CPU1の代わりに、チッ
プセレクト信号404やシリアルクロック信号504に
よって、A/D変換器6およびシリアル/パラレル変換
回路7の制御を行うインタフェース時間カウンタ3、チ
ップセレクト制御回路4、シリアルクロック制御回路5
を備えることによって、CPU1が各信号を制御する必
要がなくなるため、CPU1の負担を軽減することがで
きる。
【0029】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のA/Dインタフェース回路について説明す
る。図2は、本実施形態のA/Dインタフェース回路の
構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実
施形態のA/Dインタフェース回路13は、状態遷移制
御回路105と、アナログ入力マスクレジスタ106
と、データラッチ回路107とを新たに備えている点
が、図6のA/Dインタフェース回路11と異なってい
る。アナログ入力マスクレジスタ106は、mビットの
レジスタである。アナログ入力マスクレジスタ106の
各ビットには、mチャンネルアナログ入力信号115の
各チャンネルのアナログ入力信号の入力をマスクするか
否かの入力マスク情報がセットされる。アナログ入力マ
スクレジスタ106のレジスタビット0にはチャンネル
No.0のアナログ入力信号の入力マスク情報がセット
され、アナログ入力マスクレジスタ106のレジスタビ
ットmにはチャンネルNo.mのアナログ入力信号の入
力マスク情報がセットされる。CPU1は、マスクレジ
スタ設定信号119によって、入力をマスクしないアナ
ログ入力チャンネルに対応するレジスタビットに‘1’
をセットし、入力をマスクするアナログ入力チャンネル
に対応するレジスタビットには‘0’をセットする。
【0030】CPU1が、アナログ入力マスクレジスタ
106に、上述の情報をセットした後、状態遷移制御回
路105は、動作を開始する。図3は、状態遷移制御回
路105の動作を示すフローチャートである。図3に示
すように、まず、状態遷移制御回路105は、アナログ
入力マスクレジスタ106の設定値をロードする(ステ
ップ1001)。内部変数チャンネルNo.kを0に初
期化する(ステップ1002)。次に、状態遷移制御回
路105は、ロードしたアナログ入力マスクレジスタ1
06の設定値の各レジスタビットのうち、チャンネルN
o.kに対応するレジスタビットが1であるか否かをチ
ェックする(ステップ1003)。ステップ1003に
おいて、そのレジスタビットが1でなかった場合には、
状態遷移制御回路105は、kに1を加算して(ステッ
プ1004)、ステップ1003に戻る。
【0031】ステップ1003において、そのレジスタ
ビットが1であった場合には、状態遷移制御回路105
は、チャンネルNo.kを選択するアナログ入力選択信
号111をアナログ信号切替器103に出力し、チップ
セレクト信号112をアクティブにする(ステップ10
05)。このとき、アナログ信号切替器103は、チャ
ンネルk番目のアナログ信号をA/D変換器6に出力
し、A/D変換器6は、入力したそのアナログ信号をA
/D変換する。
【0032】A/D変換に要する時間が経過した後、状
態遷移制御回路105は、nビット分のシリアルクロッ
ク信号113を出力する(ステップ1006)。する
と、A/D変換器6は、nビットのビット列のシリアル
データ9を、シリアルクロック信号113の立ち上がり
で1ビットずつシリアル/パラレル変換回路7に出力す
る。シリアル/パラレル変換回路7は、シリアルクロッ
ク信号113の立ち下がりで、シリアルデータ9の各ビ
ットを入力する。
【0033】シリアルクロック信号113を出力した
後、状態遷移制御回路15は、データラッチ回路107
へデータラッチ信号118を出力する(ステップ100
7)。状態遷移制御回路15は、k=mであるか否かチ
ェックする(ステップ1008)。ステップ1008に
おいて、k=mであれば、ステップ1001に戻り、K
=mでなければ、kに1を加算し(ステップ100
9)、ステップ1003に戻る。
【0034】図4は、本実施形態のA/Dインタフェー
ス回路13の動作を示すタイミングチャートである。こ
こで、マスクレジスタ設定信号117、データラッチ信
号118は、Lアクティブの信号であるとし、全てのア
ナログチャンネルが入力マスクされていないものとす
る。図4に示すように、CPU1がマスクレジスタ設定
信号119によって、アナログ入力マスクレジスタ10
6に入力マスク情報を設定した後、状態遷移制御回路1
05の制御により、チャンネル0〜mのシリアルデータ
が、シリアル/パラレル変換回路7によって順番に読み
込まれて、nビットのパラレルデータ8に変換され、状
態遷移制御回路105によってデータラッチ信号118
がアクティブとなったときに、データラッチ回路107
によってラッチされるのが解る。CPU1は、データラ
ッチ回路107によってラッチされたデータであるデー
タ入力信号120を読み込む。
【0035】以上述べたように、本実施形態のA/Dイ
ンタフェース回路13では、CPU1の代わりに、アナ
ログ入力切替え信号111、チップセレクト信号11
2、シリアルクロック信号113等を駆動することによ
って、A/D変換器6、シリアル/パラレル変換回路
7、アナログ信号切替器103等の動作の制御を行う状
態遷移制御回路105を備える。こうすることによっ
て、CPU1をそれらの信号の制御から開放することが
できるため、CPUの負担を軽減することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のA/Dイン
タフェース回路では、CPUの代わりに、チップセレク
ト信号やクロック信号等の信号によってA/D変換器、
シリアル/パラレル変換回路等の制御を行うインタフェ
ース時間カウンタ、チップセレクト制御回路、シリアル
クロック制御回路、あるいは、状態遷移制御回路等を備
える。こうすることによって、本発明のA/Dインタフ
ェース回路では、CPUが各信号の制御を行う必要がな
くなる。そのため、本発明のA/Dインタフェース回路
では、CPUの負担を軽減することができ、CPUを中
心とするシステム全体の処理能力を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のA/Dインタフェー
ス回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のA/Dインタフェー
ス回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のA/Dインタフェー
ス回路における状態遷移制御回路の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態のA/Dインタフェー
ス回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】従来のA/Dインタフェース回路の構成を示す
ブロック図である。
【図6】他の形態の従来のA/Dインタフェース回路の
構成を示すブロック図である。
【図7】図6のA/Dインタフェース回路の動作を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 基本クロック発生回路 3 インタフェース時間カウンタ 4 チップセレクト制御回路 5 シリアルクロック制御回路 6 A/D変換器 7 シリアル/パラレル変換回路 8 パラレルデータ 9 シリアルデータ 10〜13 A/Dインタフェース回路 101 A/Dインタフェース回路パラメータ設定信
号 103 アナログ信号切替器 105 状態遷移制御回路 106 アナログ入力マスクレジスタ 107 データラッチ回路 111 アナログ入力切替信号 115 mチャンネルアナログ入力信号 117 マスクレジスタ信号 118 データラッチ信号 119 マスクレジスタ設定信号 120 データ入力信号 201 基本クロック設定レジスタ 202 基本クロック信号 301 インタフェース時間設定レジスタ 302 A/D変換開始信号 303 A/D変換完了信号 304 インタフェース時間カウント信号 401 チップセレクト極性レジスタ 402 チップセレクトスタート値設定レジスタ 403 チップセレクトストップ値設定レジスタ 112、404、902 チップセレクト信号 501 シリアルクロック極性レジスタ 502 シリアルクロックスタート値設定レジスタ 503 シリアルクロックストップ値設定レジスタ 113、504、903 シリアルクロック信号 1001〜1009 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 的野 正生 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 5J022 AA01 AC02 BA10 CE01 CE08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換器へ入力されるチップセレク
    ト信号がアクティブとなっているときに、所定の周波数
    のクロック信号に同期して1ビットずつ前記A/D変換
    器から出力される所定のビット数のシリアルビット列デ
    ータを該クロック信号に同期して入力し、前記シリアル
    ビット列データをパラレルビット列データに変換して出
    力するシリアル/パラレル変換回路を備えるA/Dイン
    タフェース回路において、 前記所定の周波数の基本クロック信号を発生させる基本
    クロック発生回路と、 A/D変換開始信号を入力したときにカウントを開始
    し、該カウント値が所定の値に達したときに、A/D変
    換完了信号をCPUに出力するインタフェース時間カウ
    ンタと、 該インタフェース時間カウンタのカウント値が第1の所
    定の期間内にあるときに、前記チップセレクト信号をア
    クテイブとするチップセレクト制御回路と、 前記インタフェース時間カウンタのカウント値が前記第
    1の所定の期間内における第2の所定の期間内にあると
    きに、前記クロック信号を前記A/D変換器および前記
    シリアル/パラレル変換回路に出力するシリアルクロッ
    ク制御回路と、 前記A/D変換開始信号を出力し、前記A/D変換完了
    信号を入力したときに前記シリアル/パラレル変換回路
    から前記パラレルビット列データを入力するCPUとを
    備えることを特徴とするA/Dインタフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記所定の値と、前記第1の所定の期間
    と、前記第2の所定の期間と、前記チップセレクト信号
    および前記クロック信号の属性とは、前記CPUがA/
    D変換開始信号を出力する前に、前記基本クロック発生
    回路、前記インタフェース時間カウンタ、前記チップセ
    レクト制御回路、前記シリアルクロック制御回路がそれ
    ぞれ参照可能なレジスタに予め設定されている請求項1
    記載のA/Dインタフェース回路。
  3. 【請求項3】 所定の数のチャンネルのアナログ信号の
    うち、アナログ入力切替信号によって指定されたチャン
    ネルのアナログ信号を、所定のビット数のディジタル信
    号にA/D変換するA/D変換器が、チップセレクト信
    号がアクティブとなっているときに所定の周波数のクロ
    ック信号に同期して1ビットずつ出力する前記ディジタ
    ル信号のシリアルビット列データを、前記クロック信号
    に同期して入力し、前記シリアルビット列データをパラ
    レルビット列データに変換して出力するシリアル/パラ
    レル変換回路を備えるA/Dインタフェース回路におい
    て、 データラッチ信号が入力されたときに、前記パラレルビ
    ット列データをラッチするデータラッチ回路と、 前記各チャンネルのアナログ信号の入力マスク情報を格
    納するアナログ入力マスクレジスタと、 該アナログ入力マスクレジスタに格納されたアナログ入
    力マスク入力情報に基づいて前記アナログ入力切替信号
    を出力した後、前記チップセレクト信号をアクテイブと
    し、前記所定のビット数分の前記クロック信号を前記A
    /D変換器および前記シリアル/パラレル変換回路に出
    力し、前記クロック信号出力後、前記データラッチ信号
    を出力する状態遷移制御回路と、 前記アナログ入力マスクレジスタにアナログ入力マスク
    情報を設定し、前記データラッチ回路によってラッチさ
    れた前記パラレルビット列データを読み込むCPUとを
    備えることを特徴とするA/Dインタフェース回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1926023A3 (en) * 2006-11-27 2008-10-22 Denso Corporation Communication system and electronic control unit including communication system for vehicle control
JP2009267471A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Epson Toyocom Corp スキャンタイプad変換方法、スキャンタイプad変換システム

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