JP2002298562A - オーディオ情報表示装置 - Google Patents

オーディオ情報表示装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD、MD、CD−R等に記録したデータを
再生し、そのディスクやトラックに関する情報を表示す
る表示装置においては、あまり必要のない情報が延々と
表示されることがあり、利用しにくく、且つうっとうし
い感じを与える。 【解決手段】 ディスク1のディスク及びタイトルに関
する情報を表示するに際して、アーティスト情報比較判
別部20でディスクアーティスト13とトラックアーテ
ィスト16とが同一であると判別したときには、トラッ
クアーティストを表示しない。また、同一ではないと判
別されたとき、直前に表示したトラックアーティストと
今回のトラックアーティストが同一の時にはトラックア
ーティストを表示しない。また、情報をスクロール表示
する際には、スクロール回数検出部31でスクロールが
n回を越えたことを検出したとき、及び利用者がスクロ
ール表示切替キー32を操作したときは、特定の情報の
みをスクロールして表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、MD、CD
−R等の光ディスク、あるいは各種メモリの記録媒体に
記録したオーディオデータを再生する際に、表示装置に
対して現在再生している記録媒体のタイトル情報やアー
ティスト情報、或いは再生中の曲に関する情報等の各種
再生情報を表示するためのオーディオ情報表示装置に関
し、特に限られた表示部分に利用者に対してわかりやす
い表示を行うことができるようにしたオーディオ情報表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク記録技術の進歩により、予め
曲が記録されているCDの普及から、自分の好みの曲を
任意に記録することができるMDが普及し、更には自分
の好みの曲を編集して記録しCDプレーヤで再生するこ
とができるようにしたCD−Rも普及している。また、
オーディオ記録媒体は更に大容量記録媒体のDVDに及
び、またデータ圧縮技術の進歩によりMP3等によって
圧縮した状態で大量の曲をCD、DVD或いはメモリ等
に記録し、これを再生して利用することも行われるよう
になっている。
【0003】一方、カーオーディオを含む各種の車両搭
載機器の分野においては、車両内という機器配置空間が
限られているにもかかわらず、近年の車両搭載機器の技
術進歩、利用者のニーズの増大によってカーナビゲーシ
ョン装置、CDプレーヤ、MDプレーヤ、ラジオ受信機
を含むヘッドユニット、更にはDVDプレーヤ、これら
各種記録媒体を多数収納するディスクチェンジャ等、多
様な機器を多数搭載する必要性が増大している。
【0004】しかもこれらの機器は、できる限りコンソ
ールボックス等の利用者に近い、扱いやすい位置に配置
し、またその作動の状態を確認することができる位置に
配置することが望まれる。そのため、限られたコンソー
ルボックス部分にできるだけ多数、他種類の機器を効率
良く配置する必要があり、車両搭載機器の開発に際して
は、このような限られた空間にできる限りコンパクト
に、しかも利用者にとって使用しやすい状態で搭載する
ことが重要な課題となっている。
【0005】また、例えばCDにおいてはそのディスク
に関する情報としてCD−テキスト情報が、またMDに
おいてはMD−タイトル情報を記録することができ、そ
れにより各ディスクに対してそのディスクの名前として
のタイトル情報とそのディスクのアーティストの情報を
記録し、またそのディスクに収録されている各曲に対し
てその曲の名称としてのタイトル情報とその曲のアーテ
ィスト情報等を記録することができるようになってい
る。
【0006】そのため、上記のような限られた空間に配
置する必要のある、例えば車両用CDプレーヤ、或いは
MDプレーヤにおいても、現在再生しているディスクの
タイトル情報やアーティスト情報、或いは再生中の曲の
タイトル、更には必要に応じてその曲のアーティストを
利用者に対して表示することが望まれ、したがってこれ
らのプレーヤにとってこれらの情報を利用者に知らせる
ことができる表示装置は欠くことができない装置であっ
て、特に車を運転する人に対して一目でその情報を伝え
ることができるようにすることが望まれる。
【0007】しかしながら、これらのプレーヤは上記の
ように限られた空間において、例えば車両搭載機器の標
準である1DINにまとめるためには、プレーヤの操作
にとって必須の各種操作ボタンを配置した残りの表面部
分に表示装置を配置する必要があり、その面積は限られ
た部分のある程度小面積とならざるを得ない。この表示
装置に対して、上記のような現在再生中のディスク、或
いは曲に関する種々の情報を運転者にでもわかりやすく
表示する必要があり、また表示する文字はあまり小さな
ものとすることはできない。そのためこれらの情報の表
示部分は、各種情報を1行程度にして表示しなければな
らないことも多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような現在再生
しているディスクや曲の情報を表示する再生情報表示装
置において、再生しているディスクのタイトル情報、ア
ーティスト情報、更には各曲のタイトル情報、及び必要
に応じて各曲のアーティスト情報等の情報を表示するに
は、表示することができる部分の面積等に応じて、ま
た、できる限りわかりやすく表示する観点から次のよう
な表示方式が考えられている。
【0009】即ち、第1にこれらの情報を各々別々に表
示する方式、第2にディスクのタイトルとアーティスト
をまとめてディスクテキストとして各々表示し、また、
各曲のタイトルとアーティストをまとめてトラックテキ
ストとして各々表示する方式、第3にディスクのタイト
ルとアーティストをまとめてディスクテキストとして表
示し、また、各曲についてはタイトルのみを表示する方
式等が存在する。
【0010】これらの表示方式のうち上記第1の方式に
ついては、現在市販されているCDは各ディスクのアー
ティストとして記録しているものと、各曲のアーティス
トとは同じである場合が多いため、各曲のアーティスト
の記録を省略している場合が多い。そのため、各情報を
各々表示する際には、曲のアーティスト情報が空欄とな
ることが多く、その表示部分は無意味なものとならざる
を得ず、しかも表示のデザインの面からも好ましくな
い。
【0011】また、前記第3の方式では各曲のアーティ
ストが表示されないので、そのディスクが全て同一のア
ーティストの曲のみを集めている場合はよいが、例えば
オムニバス系のCDのように種々のアーティストの曲を
集めて1枚のCDにまとめている場合のように、各曲で
アーティストが異なる場合は、各曲のアーティストが表
示されないのは好ましくない。このようなことから、上
記のような各種の表示方式のうちでは、第2のディスク
のタイトルとアーティストをまとめてディスクテキスト
として各々表示し、また、各曲のタイトルとアーティス
トをまとめてトラックテキストとして各々表示する方式
が好ましい。
【0012】このように、表示装置に各曲のアーティス
ト情報を表示する際には、CDにおける各種情報を記録
しているCDテキストにおいては、現在市販されている
CDの多くは各ディスクのアーティストとして記録して
いるものと、各曲のアーティストとは同じである場合が
多いものの、前記のように種々の曲を集めて1枚のCD
にまとめているオムニバス系のCDの場合には、例えほ
とんどの曲が特定のアーティストの曲である場合でも、
各曲に対してアーティスト名を記録することが多い。ま
た、ある特定のアーティストのアルバムを記録したCD
において、その中にデュエット曲が入っている場合に
は、そのデュエット曲の複数のアーティストを記録する
と共にそのCDについては全ての曲にアーティストを記
録することもある。
【0013】また、MDのように自分でディスクに記録
する曲を選択して入力する場合は、それ以降の編集も考
慮して全ての曲にMDタイトルとしてアーティスト名を
記録することが多い。更に、CDの曲を適宜選択してC
D−Rに記録するときも同様に、各曲の全てにアーティ
スト名を記録することが多く、またMP3により多くの
曲を編集しながらCD−Rやメモリ等に記録するとき
も、それ以降の編集を考慮して、またパソコンにより編
集を行うとき一括して同じ名称を入力できることもあ
り、ID3タグにアーティスト名を全曲に対して記録す
ることが多く、ID3タグには更にこの曲のジャンル
等、より多くの情報を入力することも行われる。
【0014】このことは上記のようなMP3によるデー
タ圧縮技術を用いて記録する以外に、他の各種記録方式
によって多くの曲を編集しながら1つの記録媒体に編集
する際には、同様に各曲の全てに曲のタイトル名、アー
ティスト名、アルバム名、ジャンル等、多数の情報を記
録することが多い。
【0015】上記のように、CD、MD、CD−R、メ
モリ等の各種記録媒体に、その記録媒体全体が同じアー
ティストである場合でさえも各曲に対して同じアーティ
ストの名前を記録することがあり、また、その記録媒体
の全体の曲が同一のアーティストではなく、多くの曲が
同じアーティストである場合においては更に、そのアー
ティストの名前が該当する曲の全てにわたってそのアー
ティスト名を記録することが多くなる。
【0016】そのため、前記のようにこのオーディオ記
録媒体を再生するプレーヤの表示装置部分に各曲のタイ
トルと共にアーティスト名を記録する場合には、例えば
図4(a)に示すようなCDテキストやMDタイトルが
存在するとき、同図(b)に示すように各曲の表示に際
してCDのアーティストと同じアーティスト名である
「Mariah Carey」が表示されることとな
る。このように、ディスクのアーティスト名と同じアー
ティスト名がこのディスクの各曲の再生中に、表示装置
に対して全て同様に表示される場合には、利用者にとっ
て便利というよりもむしろ「うっとうしい」という感じ
を与える問題がある。
【0017】また、上記のような種々の情報を車両用オ
ーディオ装置の比較的狭い表示部分に表示するような場
合には、図5(b)に示されるような各曲のタイトルと
アーティスト名を表示する際には、これを一度に表示す
ることができない場合が多いため、これ等の情報をスク
ロースして表示することとなる。特に上記のような各曲
のジャンル等、更に種々の情報を表示する際には、スク
ロールして表示するしかなくなる。
【0018】その際には、例えば図6(a)に示される
ようなスクロール表示が行われることとなる。この例に
おいてはプレーヤの表示部分が1行8文字の表示を行う
スペースしか存在しないので、表示すべき情報を順に自
動的にスクロールして表示する例を示している。この例
における表示内容は、曲タイトルが「Shape Of
My Heart」、アーティスト名が「BACKS
TREET BOYS」、アルバム名が「BLACK&
BLUE」であるとき、これを順に図6(a)に示され
るように表示し、この曲が終了するまでこのスクロール
表示を継続することとなる。
【0019】利用者はこの場合においては、最初その曲
の全ての情報が欲しいと思ってここに表示された情報を
見たときでも、しばらくその曲を再生して聴いているう
ちにその曲の情報を忘れてしまったときに、改めてこの
表示を見るのが通常の状態である。このように、一度見
た情報をしばらくたってから見ようとするときは、現在
再生している曲に特有の情報を知りたいためであること
が多く、連続して再生している各曲に共通の情報をここ
で見ようとする場合は少ない。したがって上記のような
種々の情報の中で、利用者が真に知りたいと思う現在再
生している曲特有の情報は、その曲のタイトル名である
ことがほとんどである。
【0020】そのため、上記のように各種情報を延々と
スクロールして表示している途中で、利用者がその曲の
タイトル名を見たいと思うとき、表示されている情報が
長いのでその曲のタイトルが表示されるまで多くの時間
がかかることがあり、その利用者が運転者である場合に
は運転に対する注意が散漫になる原因となり、また、な
かなか所望の情報の表示が出てこないことにより利用者
に対していらいらさせる原因ともなる。
【0021】また、プレーヤの表示装置に表示される情
報は、利用者が本当にその曲に関する情報を知りたいと
思うときに有効であるものの、実際にはいちいちその曲
の情報を知りたいと思わないことも多い。そのようなと
きに、表示装置に一見してわからない種々の情報が延々
と表示されることは利用者にとって無用のことであり、
また表示装置の全体の装飾性を害することとなり、何か
特定の情報のみを表示している方がかえって利用者にと
って目障りにならず、またその表示の変化が過剰になら
ずに見栄えが良くなる場合もある。
【0022】したがって本発明は、比較的狭い表示装置
の部分に、利用者にとって本当に必要な情報のみを明瞭
に示し、うっとうしさを与えることがないようにし、ま
た各種情報をスクロールして表示するときに、真に必要
な情報のみを簡潔に表示し、利用者にうっとうしい感じ
を与えず、またわかりやすい表示を行うことができるよ
うにしたオーディオ情報表示装置を提供することを目的
とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオーディオ
情報表示装置は、上記課題を解決するため、再生してい
るオーディオ記録媒体に複数記録されたオーディオ毎の
タイトルを表す個別タイトル情報及びオーディオ毎のア
ーティストを表す個別アーティスト情報、並びに前記複
数のオーディオに対して共通のタイトルを表す共通タイ
トル情報及び共通のアーティストを表す共通アーティス
ト情報の各情報を読み込む情報データ読込部と、前記情
報データ読込部の各情報を選択して表示装置に出力する
表示情報選択出力部とを備え、前記表示情報選択出力部
では、前記個別アーティスト情報が前記共通アーティス
ト情報と同一であるときには個別アーティスト情報を表
示しないようにしたものである。
【0024】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報を読み込む情報デ
ータ読込部と、前記情報データ読込部の各情報を選択し
て表示装置に出力する表示情報選択出力部とを備え、前
記表示情報選択出力部では、再生しているオーディオ記
録媒体に前記共通のアーティスト情報が存在しないと
き、直前に再生したオーディオの個別アーティスト情報
と同一の個別アーティスト情報を表示しないようにした
ものである。
【0025】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記表示情報選択出力部では更に、前記個別
アーティスト情報が前記共通アーティスト情報と同一で
あるときには個別アーティスト情報を表示しないように
したものである。
【0026】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の情報
を読み込む情報データ読込部と、前記情報データ読込部
の各情報を選択して表示装置に出力する表示情報選択出
力部と表示装置にオーディオ情報をスクロールして表示
するスクロール制御部とを備え、前記表示情報選択出力
部では、スクロール回数が所定回数以上のときには、予
め定めた特定の情報のみを表示したものである。
【0027】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の情報
を読み込む情報データ読込部と、前記情報データ読込部
の各情報を選択して表示装置に出力する表示情報選択出
力部と、表示装置にオーディオ情報をスクロールして表
示するスクロール制御部とを備え、前記表示情報選択出
力部では、利用者による表示切替操作入力が行われたと
きには、予め定めた特定の情報のみを表示したものであ
る。
【0028】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記表示情報選択出力部では更に、スクロー
ル回数が所定回数以上のときには、予め定めた特定の情
報のみを表示したものである。
【0029】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記オーディオ情報表示装置を車両に搭載し
た車両用オーディオ情報表示装置としたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明によるオーディオ情報表示装
置の機能ブロック図であり、CD或いはMD等のオーデ
ィオを記録したディスク1を再生する装置に適用した例
を示している。同図においてディスク1はプレーヤ2に
かけられ、モータ3によって回転し、ディスクの放射方
向の軸線上で移動する光ピックアップ4によって記録さ
れたRFデータが読み出される。これらのモータ3及び
光ピックアップ4は、このオーディオディスクプレーヤ
の全体を制御するシステムコントローラ11の信号を入
力するサーボドライバ10によって制御され、再生の開
始、停止、CD1の任意の部分の各種のデータの読み出
し等を行うことができる。
【0031】光ピックアップ4からの信号はRFアンプ
5で増幅され、ディスクに記録されたデータの中から後
述するような収録曲の情報データ7と、オーディオデー
タ8とを分離してデコードすることができるシステムデ
コーダ6に入力する。このシステムデコーダ6は、シス
テムコントローラ11により作動が制御され、ここでデ
コードされたオーディオデータ8は、従来の装置と同様
にオーディオ信号出力部9から出力され、従来と同様に
種々の信号処理がなされて図示されないスピーカから出
力する。
【0032】情報データ7はオーディオの再生処理に関
する情報の他、現在再生されているディスクの情報、及
びこのディスクに収納されている曲としてのトラックの
情報が存在し、これらが情報データ読込部12に読み込
まれる。図示実施例においてはこの情報データ読込部1
2において、本発明に関連する情報として、再生してい
るディスクのディスクタイトル13、ディスクアーティ
スト14、トラックタイトル15、トラックアーティス
ト16及び必要に応じてこのディスクの収録された年
月、ジャンル等のその他の情報17が各々読み込まれて
いる。
【0033】このようなデータは表示情報選択出力部2
3において後述するように適宜選択され、このように選
択されたもののみが表示制御部24に出力され、最終的
に表示装置25に表示される。前記表示情報選択出力部
23は、システムコントローラ11によって予め定めら
れた例えば後述する作動フローに沿って作動し、トラッ
クアーティストの表示処理、スクロールを行う情報の選
択表示処理等がなされる。
【0034】アーティスト情報比較判別部20では、情
報データ読込部12に読み込まれたディスクアーティス
ト14と、トラックアーティスト16とを入力し、両者
を比較することによってトラックアーティスト16がデ
ィスクアーティスト14と同一か否かを判別する第1の
判別を行っており、その判別結果を表示用トラックアー
ティスト出力部22に出力している。
【0035】表示用トラックアーティスト出力部22で
は、前記判別の結果両者が同一と判別した結果をアーテ
ィスト情報比較判別部20から入力したときには、同じ
アーティスト名を繰り返し表示することによる、利用者
へうっとうしさを与えることを防止するため、トラック
アーティストの表示を行わないように表示情報選択出力
部23に信号を出力する。
【0036】また、前トラックアーティスト記憶部21
には現在再生している曲の1つ前の曲、即ち前トラック
のアーティストを更新しつつ記憶している。前記アーテ
ィスト情報比較判別部20ではこの前トラックアーティ
ストのデータを取り込み、ディスクアーティスト14の
データが存在しないときには、前トラックアーティスト
と現在再生している曲のトラックアーティストとが同一
か否かを判別する第2の判別を行い、その判別結果も表
示用トラックアーティスト出力部22に出力している。
【0037】表示用トラックアーティスト出力部22で
は、前記判別の結果両者が同一と判別した結果をアーテ
ィスト情報比較判別部20から入力したときには、前の
曲と同じアーティストを繰り返し表示することによる、
利用者へうっとうしさを与えることを防止するため、こ
の場合もトラックアーティストの表示を行わないように
表示情報選択出力部23に信号を出力する。
【0038】表示情報選択出力部23では、情報データ
読込部12における種々の情報を入力しており、システ
ムコントローラ11の指示に従って、例えばディスクタ
イトルとディスクアーティストとを組み合わせ、またト
ラックタイトルと必要に応じてトラックアーティストと
を組み合わせて表示するように選択し、更にスクロール
して表示する際の情報を選択して順に表示する。このと
き、トラックアーティストについては、表示用トラック
アーティスト出力部22からの前記のようなトラックア
ーティストを表示するか否かの信号に基づいて、その出
力制御を行う。
【0039】表示制御部24には表示情報選択出力部2
3から前記のような情報が選択されて出力され、システ
ムコントローラ11の指示に従って所定の順序に表示を
行うように制御する。このとき、表示装置25の表示部
分が小さいため、情報の全てを表示することができない
ときには、適宜スクロール表示方法によって順に情報を
表示する。そのスクロール表示については、後述するス
クロール制御部30からの信号によっても制御される。
【0040】表示制御部24においてスクロール表示を
行っているとき、一連の表示が繰り返し何回行われたか
を検出するスクロール回数検出部31を備え、スクロー
ル回数検出部31におけるその回数データは、スクロー
ル表示切替部28に出力している。スクロール表示切替
部28においては、この回数データが例えば3回等の所
定回数n回より大きいか否かを検出し、それより大きい
ときには一連の長い情報を延々と連続して表示すること
による利用者のいらいらを防止するため、曲タイトル等
の予め指定した情報のみをスクロールする第1のスクロ
ール切替信号をスクロール制御部30に出力している。
【0041】システムコントローラ11にはこのプレー
ヤの機能を利用者の操作によって行うため、操作信号入
力部を接続している。操作信号としてはプレーヤ等に設
けられたキー、リモコンキー、タッチパネル、更には音
声認識等の操作信号を利用することができる。この操作
信号入力部27には、利用者によって前記のようなスク
ロール表示を任意に設定するため、スクロール表示切替
キー32を備えている。なお、このスクロール表示切替
キー32は、プレーヤ等に設けられたスクロール表示切
替のためのキーやリモコンの表示切替キーの他、タッチ
パネルや音声認識による信号によっても入力することが
できる。
【0042】スクロール表示切替部28においてはこの
スクロール表示切替キー32の信号を入力しており、前
記キー操作の信号を入力したときには、スクロール表示
を例えばアルバム名としてのディスクタイトルのみをス
クロールして表示する等、所定の情報のみをスクロール
して表示するように切り替える第2のスクロール切替信
号をスクロール制御部30に出力している。
【0043】スクロール制御部30においては、システ
ムコントローラ11の制御信号と、前記のようなスクロ
ール表示切替部28の第1のスクロール切替信号及び第
2のスクロール切替信号を入力し、前記一連の長い情報
をn回以上表示した後の第1のスクロール切替信号を入
力したときには、表示制御部24に対して曲のタイトル
等の予め指定した情報のみをスクロールする信号を出力
し、表示装置25において一連の長い情報のスクロール
表示から、トラックタイトルのみのスクロール表示等、
簡素なスクロール表示を行うようにしている。
【0044】また、前記利用者がキー操作したときの第
2のスクロール切替信号を入力したときには、表示制御
部24に対して一連の長い情報のスクロール表示から、
ディスクタイトル等の予め定められた情報のみのスクロ
ール表示を行い、簡素なスクロール表示を行うようにし
ている。このような予め定められた情報の選択は、シス
テムコントローラ11によって制御されている表示情報
選択出力部23によって行い、表示制御部24がこの選
択した情報を、前記スクロール制御部30の信号によっ
てスクロールしながら表示装置25に表示する。
【0045】上記のような機能ブロックからなる本発明
による装置は、例えば図2の作動フロー及びこの作動フ
ローに続けて行い、あるいは別途行う図3の作動フロー
によって作動させることができる。以下この作動フロー
を前記図1及び図4〜図7の表示例を参照しつつ説明す
る。ディスク再生情報の表示処理に際して、ディスクが
プレーヤにかけられ再生が開始されたときにこの処理が
開始され、最初にディスクタイトルとディスクアーティ
スト情報の読み込みが行われ(ステップS1)、読み込
まれた情報の表示用出力を行う(ステップS2)。
【0046】この表示用出力としては、例えば表示用メ
モリにおける各情報を記憶するために対応したバッファ
部分に埋め込むことによって行うことができ、以下の各
種情報も同様にして表示用出力が行われる。なお、この
とき例えば一部のオムニバスCDのようにディスクアー
ティスト情報が存在しない場合は、前記のような読み込
みを行った結果その情報が存在しないこととなるので、
その出力データは実質的には存在しない。
【0047】次いでこれから再生する曲のタイトル、即
ちトラックタイトル情報の読み込みを行い(ステップS
3)、このトラックタイトルについてもそのまま表示用
出力を行う(ステップS4)。これらの各種情報の読み
込みと表示出力は、図1におけるシステムデコーダ6で
分離された情報データ7を情報データ読込部12が読み
込み、読み込んだディスクタイトル13、ディスクアー
ティスト14、トラックタイトル15を表示情報選択出
力部23が選択して、表示制御部24に設けたメモリに
出力することによって行う。
【0048】その後、再生を始める曲についてトラック
アーティスト情報の読み込みを行い(ステップS5)、
次いで前記読み込み処理の結果トラックアーティスト情
報が存在するか否かを判別する(ステップS6)。この
判別の結果、トラックアーティスト情報が存在しないと
判別されたときにはステップS11に進み、トラックア
ーティストの表示出力無しの状態で、この実施例では次
のスクロール表示処理へ進む。
【0049】前記ステップS6においてトラックアーテ
ィスト情報があると判別されたときには、続いて前記ス
テップS1において読み込み作動が行われたディスクア
ーティスト情報が実際に存在したか否かを判別する(ス
テップS7)。その結果存在したと判別されたときには
前記トラックアーティストとディスクアーティストとが
同一か否かを判別する(ステップS8)。その判別の結
果、トラックアーティストとディスクアーティストが同
一ではないと判別されたときには、トラックアーティス
トの表示出力を行う(ステップS9)。
【0050】また、前記ステップS7においてディスク
アーティスト情報は存在したか否かの判別において、存
在しなかったと判別されたときにはステップS10に進
み、これから再生しようとしているトラックのアーティ
ストが、直前に再生したトラックのアーティストと同一
か否かを判別し、同一ではないと判別されたとき、即ち
直前に再生した曲とアーティストが異なると判別された
ときにはステップS9に進み、トラックアーティストの
表示出力を行う。
【0051】一方、ステップS8においてトラックアー
ティストはディスクアーティストと同一であると判別さ
れたときには、トラックアーティストの表示出力を行わ
ない(ステップS11)。即ち、利用者は先にそのディ
スクのアーティストの情報はその表示を見て知っている
ので、特にアーティストの表示がないときには先に表示
したディスクアーティストと同じであると推定でき、現
在再生されている曲はこのディスクのアーティストであ
ると認識することができ、同じアーティストを繰り返し
表示することにより、利用者に対してうっとうしさを与
えること解消することができる。
【0052】また、前記ステップS7においてディスク
アーティスト情報は存在しなかったと判別され、更にス
テップS10において直前のトラックのアーティストと
同一ではないと判別されたときにも、トラックアーティ
ストの表示出力を行わない(ステップS11)。即ち、
前記のような処理のみでは、ディスクアーティストが存
在しないときには全てトラックアーティストを表示する
こととなるが、このような判別処理を行う結果、ディス
クアーティスト情報が存在しない場合でも、現在再生し
ようとしている曲が直前に再生した曲と同じアーティス
トであるときにはこれを表示しないようにすることがで
き、ここにおいても同じアーティストを繰り返し表示す
ることにより、利用者に対してうっとうしさを与えるこ
と解消することができる。
【0053】上記のようなトラックアーティストの表示
処理の結果、例えば図4に示すような表示が行われる。
即ち、再生するディスクがCDであるときにはそのCD
に記録されているCD−Text、或いは再生するディ
スクがMDであるときにはそのMDに記録されているM
D−TITLEが同図(a)に示すような場合、従来の
再生情報表示装置におけるこれらの情報の表示に際して
は同図(b)に示されるように表示されるのに対して、
本発明による上記のような特にステップS8の処理を行
う結果、同図(c)に示されるような表示がなされる。
【0054】即ち、このディスクの例においては、トラ
ックナンバー(Track No.)として示している00部分
はディスクテキスト(Disc Text)であり、このディス
クの場合は「#1’s」であって、ディスクアーティス
トはMariah Careyの各情報が記録されてい
る例を示している。また、このディスクに収録されてい
る曲はトラックナンバー(01)として、トラックタイ
トルが「SweetHeart」であり、トラックアー
ティストが前記ディスクアーティストと同じMaria
h Careyである例を示している。
【0055】以下同様にトラックナンバー(02)とし
て、トラックタイトルが「WhenYou Belie
ve」であり、トラックアーティストはMariah
CareyとWhitney Houstonのデュエ
ットであって、更にトラックナンバー(03)として、
トラックタイトルが「Whenever youcal
l」であって、トラックアーティストはMariah
Careyである例を示している。
【0056】このようなディスクの再生に際して、従来
の再生情報表示装置においては図4(b)に示すよう
に、ディスク情報として「#1’s/Mariah C
arey」が表示され、次いで第1曲目のトラック情報
とそのトラックアーティストが「Sweet Hear
t/Mariah Carey」として一連に表示され
ることとなる。また、以下同様に各トラックについて全
てトラックタイトルとトラックアーティストが対になっ
て表示され、それによりトラックナンバー02は「Wh
en You Believe/Mariah Car
ey and Whitney Houston」、ト
ラックナンバー03は「Wheneveryou ca
ll/Mariah Carey」と表示される。その
ため、トラックナンバー02のデュエット曲については
その表示は適切であるとしても、他の曲のトラックアー
ティストは全てそのディスクアーティストと同一である
にも関わらず、これを繰り返し表示することとなる。
【0057】このようなトラックアーティストの表示に
ついては、例えば従来のCDにおいては、1枚のディス
クに収録されている曲が全て同じアーティストであるこ
とが多いため、オムニバスCD等の特別な場合を除い
て、そのトラックアーティストの情報記録部分には何も
記録しないことが多い。そのため従来のCDの再生に際
しては、特別な処理を行わなくても、ディスクアーティ
ストとトラックアーティストが同じ場合にはトラックア
ーティストが表示されず、同じトラックアーティストが
連続して表示されることによるうっとうしさはほとんど
存在せず、例えば前記のような一部にデュエット曲があ
るときに他の曲にもトラックアーティスト情報が記録さ
れる程度に過ぎなかった。
【0058】しかしながら、先に述べたように、MDに
おいては利用者が編集して種々の曲を混在させることも
多いため、各曲にトラックアーティストの情報を書き込
むことが多い。特にCD−R等のようにパソコンを用い
て収録曲の編集を行うような場合は、その後のデータの
移動も考慮して、またパソコンによるデータコピーの容
易性から、全ての曲にトラックアーティストを記録する
ことが多い。そのため、特に近年のディスクプレーヤの
再生情報の表示がうっとうしく感じることが多くなって
いる。
【0059】その点本発明においては、図4(c)に示
すように、ディスクの情報としては前記従来と同様に
「#1’s/Mariah Carey」と表示される
が、トラックナンバー01では、そのトラックアーティ
ストが前記ディスクアーティストと同一であるので、そ
のトラックアーティストの表示が省略され、トラックタ
イトルのみの「Sweet Heart/Mariah
Carey」として表示される。
【0060】次いで、トラックナンバー02では、その
トラックアーティストがディスクアーティストと一部が
異なるため、トラックタイトルと共にトラックアーティ
ストが表示され、したがって「When You Be
lieve/MariahCarey and Whi
tney Houston」と表示される。なお、この
ように一部のアーティストのみが異なるときは同一アー
ティストと認定して、これを表示しないようにすること
もできる。更に、トラックナンバー03においてはその
トラックアーティストが前記ディスクアーティストと同
一であるので、そのトラックアーティストの表示が省略
され、トラックタイトルのみの「Whenever y
ou call」が表示されることとなる。
【0061】このようにして、再生するディスクにディ
スクアーティスト情報が存在するときにおいて、再生す
る曲のトラックアーティストがこのディスクアーティス
トと同じときにはそれが表示されず、例えそのディスク
がMDやCD−R等のようにトラックアーティスト情報
を各トラックに対して記録することが多い場合でも、同
じトラックアーティストが繰り返し表示されることが無
くなり、利用者に対してうっとうしい感じを与えること
が無くなる。
【0062】また、例えば図5(a)に示すように、再
生するディスクにディスクアーティストが記録されてい
ないときには、同図(b)に示すように、直前に再生し
たトラックと同じアーティストのときには、トラックア
ーティストの表示を省略する。即ち、図5(a)に示す
例においてはオムニバスCDの例を示しており、したが
ってディスクタイトルは「Omnibus CD」と記
録され、ディスクアーティストについては記録されてい
ない。このディスクに収録される曲は、トラックナンバ
ー01と02のトラックアーティストはMariah
Careyであり、トラックナンバー03のトラックア
ーティストはCyndy Lauperである例を示し
ている。
【0063】このようなディスクを再生する際、本発明
においては同図(b)に示すように、ディスクの情報の
表示に際してはディスクタイトルのみの「Omnibu
sCD」と表示され、トラックナンバー01については
トラックタイトルとトラックアーティストが表示され、
その結果「Sweet Heart/MariahCa
rey」と表示される。次のトラックナンバー02につ
いては、そのトラックアーティストは直前に再生したト
ラックのアーティストのMariah Careyと同
一であるのでこれを表示せず、その結果「All I
WantFor Christmas is You」
と表示する。その次のトラックナンバー03について
は、そのトラックアーティストはCyndy Laup
erであって、直前に再生したトラックのアーティスト
Mariah Careyとは異なるのでこれを表示
し、その結果「Girls just want to
have Fun/Cyndy Lauper」と表示
する。
【0064】このように、ディスクアーティストが存在
しないオムニバスCDのような場合でも、また各種の曲
を編集することによって特にそのディスクにアーティス
ト名を記録しなかったMDやCD−Rのような場合にお
いても、前に再生した曲と同一のアーティストである場
合にはこれを表示することなく、利用者にうっとうしい
感じを与えることが無くなる。
【0065】一方、前記図2におけるステップS9にお
いてトラックアーティストの表示出力を行うこととな
り、またステップS11においてトラックアーティスト
の表示出力を行わないこととなった後は、図3に示すよ
うなこの再生情報のスクロール表示処理に移行する。即
ち、スクロール表示処理に際しては、最初にスクロール
表示を行うか否かを判別し(ステップS12)、その判
別の結果、この表示装置においては全ての情報を一度に
表すことができる十分の表示スペースが存在するとき、
また少なくとも前記各種情報をそれぞれ個別に順番に表
示し、各情報については全て表示することができるスペ
ースが存在するとき、また表示するテキストデータがき
わめて短いためスクロールしなくても全て表示できると
判別されたときにはステップS20に進み、スクロール
を行わない静止表示を行う。なお、上記のような場合に
おいても、表示装置の装飾性向上のためスクロール表示
することもできる。
【0066】前記ステップS12においてスクロール表
示を行うと判別したときには、表示装置に対して前記各
種情報のスクロール表示を開始する(ステップS1
3)。このスクロール表示に際して、再生するディスク
のディスクタイトルが「BLACK&BLUE」、ディ
スクアーティストが「BACKSTREET BOY
S」、現在再生しているトラックタイトルが「Shap
e Of Heart」で、このディスクに収録されて
いる曲が全てディスクアーティストである「BACKS
TREET BOYS」のものであって、各曲に対して
個別にはディスクアーティストの情報が記録されていな
い場合について述べる。この場合には既に説明した前記
図2の作動フローにおいて、そのステップS6でトラッ
クアーティスト情報がないと判別され、その結果ステッ
プS11でトラックアーティストの表示用出力が行われ
ない作動状態で図3の前記ステップS13に進んでお
り、したがってそのときのスクロール表示はトラックア
ーティストの表示無しで行われることとなり、例えば図
6(a)に従来例として示している状態で最初のスクロ
ール表示が行われる。
【0067】図6(a)に示す例においては表示装置に
(1)〜(8)の8個の文字表示領域が存在し、ここに
ディスク及びトラックの情報を表示するに際して、トラ
ックタイトル、ディスクアーティスト、ディスクタイト
ルの順にスクロールして表示する例を示している。した
がって前記のような情報を記録したディスクの再生に際
しては、「Shape Of Heart/BACKS
TREET BOYS/BLACK&BLUE」という
情報をスクロールして表示することとなる。なお、図6
(a)に示す従来例においては、このような順序で全て
の情報が毎回同様にスクロールし続けることとなる。
【0068】このようなスクロールの開始後、スクロー
ル回数の検出を行う(ステップS14)。このスクロー
ル回数の検出は、図1におけるスクロール回数検出部3
1で行われ、ここで検出したスクロール回数は後述する
ステップS16において用いられる。次いで、スクロー
ル表示切り替えのキー操作を行ったか否かを判別し(ス
テップS15)、利用者が図1の操作信号入力部27に
おけるスクロール表示切替キー32を操作していないと
きにはステップS16に進み、スクロールは所定回数と
してのn回以上か否かを判別する。この判別における所
定回数のn回は例えば4回等、任意に設定することがで
きる。
【0069】この判別の結果未だn回に達していないと
判別されたとき、即ち例えばこのn回が4回と設定され
ていたときにおいて、未だ4回目のスクロールに入って
いないと判別されたとき、即ち3回のスクロールが終了
したと判別されたときにはステップS14に戻り、再度
スクロール回数の検出を行い、その後先と同様にスクロ
ール表示切替キー操作があったか否かの判別を行う作動
を繰り返す。
【0070】ステップS16においてスクロールがn回
以上、即ち前記例においては4回スクロールしたことが
ステップS14で検出されたときには、この実施例にお
いてはトラックタイトル名のみのスクロール表示を行
う。それにより、全ての情報の表示によるスクロールが
繰り返し3回終了し、ステップS14においてスクロー
ルが4回目に入ったことを検出したとき、トラックタイ
トル名のみのスクロールを開始する。この表示情報の選
択は、図1の表示情報選択出力部23がシステムコント
ローラ11の指示により行う。
【0071】このようなスクロールの制御による実際の
表示は、例えば図6(b)に示すようにして行われる。
即ち、最初のn回は前記図6(a)に示す従来例と同様
にして、トラックタイトル、ディスクアーティスト、デ
ィスクタイトルの順にスクロールして表示するため、
「Shape Of Heart/BACKSTREE
T BOYS/BLACK&BLUE」という情報をス
クロールして表示するが、前記の例においてはこれを3
回繰り返した後は、それ以降のスクロールは「Shap
e Of Heart」というトラックタイトルのみの
スクロール表示を行う。
【0072】それにより、長い情報が連続してスクロー
ルされることにより、通常の場合は利用者が特に知りた
いと思われる情報は現在再生されている曲の題名、即ち
トラックタイトルであり、この情報は長く連続する情報
の中から見つけ出すことは、一見しただけでは困難であ
り、しばらくスクロールを見て初めてそのトラックタイ
トルがわかることが多い。そのため、特に車の運転者が
この表示を見るときには安全運転に対する注意力が散漫
になる問題点があったが、上記のように構成することに
より全体の情報を所定回数表示した後はトラックアーテ
ィストのみ表示するため、利用者にとってわかりやすい
再生情報の表示を行うことができる。
【0073】なお、n回以降のスクロール表示におい
て、前記実施例においてはトラックタイトルのみのスク
ロール表示を行う例を示したが、例えば現在再生してい
るディスクのアーティスト名、即ちディスクアーティス
トのみをスクロール表示してもよく、またディスクタイ
トルのみをスクロール表示するように予め設定しておく
こともできる。
【0074】一方、前記ステップS15においてスクロ
ール表示切替キー操作有りと判別されたとき、即ち図1
における操作信号入力部27から利用者によってスクロ
ール表示を切り替えるよう指示するキー入力があったと
きには、図示実施例においてはディスクタイトル名のみ
のスクロール表示を行うようにしている。そのときには
例えば図7(b)に示すように、図7(a)の従来の全
情報スクロール表示方式から、ディスクタイトルのみの
スクロール表示に切り替えることができ、全ての情報の
スクロールが開始した後からn回の全情報のスクロール
が終了する迄は、表示切替のキー入力があったときから
ディスクタイトル名のみのスクロール表示を行うことが
できる。なお、ここにおいても前記と同様に任意の情報
の表示に設定することができ、例えばディスクアーティ
スト名のみのスクロール表示、あるいはトラックアーテ
ィスト名のみのスクロール表示に切り替えることもでき
る。このような表示情報の選択も、システムコントロー
ラ11の制御により表示情報選択出力部23によって行
う。
【0075】また、このような表示切替キー操作による
特定の情報のみをスクロールして表示するときには、そ
の情報の選択設定によっては、先に述べたn回全情報の
スクロール表示を行った後に特定の情報のみを表示する
情報と同じ情報をスクロール表示する事もあり得るが、
例えば前記n回を7回のように多くの回数を設定し、利
用者がその間にキー操作を行ったときには直ちにその特
定の情報を表示し、利用者の意志に沿った情報表示を行
うことができ、このような使用方法も可能である。この
ように、利用者がキー操作を行うことにより表示する特
定の情報は、予め利用者によって任意に選択するメニュ
ーを備えておき、ここで前もって任意に設定しておくこ
ともできる。
【0076】なお、上記実施例においては再生している
ディスクが通常のCDのようにトラックアーティスト情
報が記録されていないディスクを再生するときの例を示
したが、例えばCD−Rに各種オーディオ記録媒体のオ
ーディオデータをMP3等の種々の圧縮形式で記録した
ものを再生するときのように、ディスクアーティスト名
が特に存在せず、各曲のアーティスト、即ちトラックア
ーティストを記録しているような場合には、トラックア
ーティストを表示するように選択することも可能であ
る。
【0077】上記のように、ステップS17においてn
回全情報のスクロール表示を行った後の、例えばトラッ
クタイトル名のような予め設定した情報のみのスクロー
ル表示がされ、あるいはステップS21において利用者
の表示切替キー入力による、例えばディスクタイトル名
のような予め設定した情報のみのスクロール表示がされ
た後は、そのトラックの再生は終了したか否かの判別を
行い(ステップS18)、未だ終了していないと判別さ
れたときには、そのトラックの再生が終了するまで前記
表示状態のまま待つ。
【0078】ここでそのトラックの再生が終了したと判
別されたとき、及び前記ステップS20でスクロール表
示を行わず静止表示を行っているときには、ディスクの
再生を終了するか否かの判別を行い(ステップS1
9)、終了すると判別されたとき即ち、予め定められた
再生プログラムに沿って再生しているときはそのプログ
ラムによって現在再生したトラックでこのディスクの再
生が終了する時、あるいは利用者によってそのディスク
の再生停止指示があった時等においては、この作動フロ
ーを終了する(ステップS22)。
【0079】未だそのディスクの再生が終了しないと判
別されたとき、即ち前記のような再生の停止状態になっ
ていないときには図2のステップS3に戻り、新たなト
ラックタイトル情報の読込みを行い、以降同様の作動を
そのディスクの再生を終了すると判別するまで繰り返
す。
【0080】本発明は上記のような実施例に限らず、種
々の態様で実施することができ、例えば前記実施例にお
いて図2と図3に示す作動フローを連続して行う例を示
したが、各々別個の作動を行うようにすることもでき、
それぞれの作動において本発明の課題である再生情報の
簡明な表示を行うことができる。
【0081】更に、図2においてディスクアーティスト
とトラックアーティストとが同一の場合、及びディスク
アーティスト情報が無いときに、再生するトラックアー
ティストが直前に再生したトラックアーティストと同一
の場合についてそのトラックアーティストを表示しない
例を示したが、これらのうち片方の処理のみでも本発明
を実施することができ、図示実施例においてはより良い
態様として両方の処理を行う例を示している。
【0082】同様に、図3においてスクロールがn回以
上の時と、利用者が表示切替のキー入力を行った時に予
め定めた所定の情報のみを表示する例を示したが、これ
らのうち片方の処理のみでも本発明を実施することがで
き、図示実施例においてはより良い態様として両方の処
理を行う例を示している。
【0083】また、上記実施例においてはオーディオデ
ータをCD、MD、CD−R等のディスクに記録したも
のを再生する例を示したが、例えばDVD、ハードディ
スク等に記録したもの、更には各種メモリカードやメモ
リチップに記録したオーディオデータを再生する場合に
も、これらのオーディオ記録媒体の情報を表示する際に
適用することができる。
【0084】
【発明の効果】本発明に係るオーディオ情報表示装置
は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録された
オーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報及びオ
ーディオ毎のアーティストを表す個別アーティスト情
報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタイト
ルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティストを表
す共通アーティスト情報の各情報を読み込む情報データ
読込部と、前記情報データ読込部の各情報を選択して表
示装置に出力する表示情報選択出力部とを備え、前記表
示情報選択出力部では、前記個別アーティスト情報が前
記共通アーティスト情報と同一であるときには個別アー
ティスト情報を表示しないようにしたので、共通のアー
ティスト情報が存在するときには原則としてその記録媒
体に記録されている各オーディオはそのアーティストに
よるものであり、各曲の再生中においてはそのアーティ
スト名のようにあまり必要のない情報の表示を行うこと
がないため、利用者に対して表示内容が多すぎてうっと
うしい感じを与えることが無くなる。また、比較的狭い
表示装置の部分に、利用者にとって本当に必要な情報の
みを明瞭に示し、表示内容を理解しやすい装置とするこ
ともできる。
【0085】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報を読み込む情報デ
ータ読込部と、前記情報データ読込部の各情報を選択し
て表示装置に出力する表示情報選択出力部とを備え、前
記表示情報選択出力部では、再生しているオーディオ記
録媒体に前記共通のアーティスト情報が存在しないと
き、直前に再生したオーディオの個別アーティスト情報
と同一の個別アーティスト情報を表示しないようにした
ので、再生している記録媒体に共通のアーティスト情報
が存在しない場合でも、同じアーティストのオーディオ
が連続するとき、これを連続して表示することによって
うっとうしい感じを与えることを解消することができ
る。
【0086】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記表示情報選択出力部ではそれに加えて更
に、前記個別アーティスト情報が前記共通アーティスト
情報と同一であるときには個別アーティスト情報を表示
しないようにしたので、再生している記録媒体に共通の
アーティスト情報が存在しない場合でも、同じアーティ
ストのオーディオが連続するとき、これを連続して表示
することによってうっとうしい感じを与えることを解消
することができるという前記の効果に加えて、更に、共
通のアーティスト情報が存在するときには原則としてそ
の記録媒体に記録されている各オーディオはそのアーテ
ィストによるものであり、各曲の再生中においてはその
アーティスト名のようにあまり必要のない情報の表示を
行うことがないため、利用者に対して表示内容が多すぎ
てうっとうしい感じを与えることが無くなるという上記
の効果も奏することができる。
【0087】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の情報
を読み込む情報データ読込部と、前記情報データ読込部
の各情報を選択して表示装置に出力する表示情報選択出
力部と表示装置にオーディオ情報をスクロールして表示
するスクロール制御部とを備え、前記表示情報選択出力
部では、スクロール回数が所定回数以上のときには、予
め定めた特定の情報のみを表示したので、特に狭い再生
情報表示領域に表示する際にはスクロール表示を行うこ
ととなるが、その際に多くの情報が延々と繰り返しスク
ロールされることにより、利用者が本当に知りたい情報
がなかなか表示されずにいらいらすることが無くなり、
利用しやすい装置とすることができる。特に車両にこの
装置を搭載し、運転者がその情報を知ろうとしたとき、
上記のように本当に知りたい情報はなかなか表示されな
いときには安全運転にも使用をきたすのに対して、この
発明によると直ちに知りたい情報を見ることができるよ
うになる。
【0088】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、再生しているオーディオ記録媒体に複数記録
されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル情報
及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーティス
ト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通のタ
イトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティスト
を表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の情報
を読み込む情報データ読込部と、前記情報データ読込部
の各情報を選択して表示装置に出力する表示情報選択出
力部と、表示装置にオーディオ情報をスクロールして表
示するスクロール制御部とを備え、前記表示情報選択出
力部では、利用者による表示切替操作入力が行われたと
きには、予め定めた特定の情報のみを表示したので、多
くの情報をスクロールしているときでも、スクロール表
示を行っているときに利用者が表示切替の操作入力を行
ったときには、利用者が最も知りたいと思われる予め設
定した情報を直ちに表示することができる。
【0089】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記表示情報選択出力部ではそれに加えて更
に、スクロール回数が所定回数以上のときには、予め定
めた特定の情報のみを表示したので、前記のような多く
の情報をスクロールしているときでも、スクロール表示
を行っているときに利用者が表示切替の操作入力を行っ
たときには、利用者が最も知りたいと思われる予め設定
した情報を直ちに表示することができるという前記の効
果に加えて、更に、多くの情報が延々と繰り返しスクロ
ールされることにより、利用者が本当に知りたい情報が
なかなか表示されずにいらいらすることが無くなり、利
用しやすい装置とすることができるという上記の効果も
奏することができる。
【0090】また、本発明に係る他のオーディオ情報表
示装置は、前記オーディオ情報表示装置を車両に搭載し
た車両用オーディオ情報表示装置としたので、特に各種
機器の搭載スペースの限られている車両においては表示
装置部分を大きくとることができないので、真に必要な
情報のみを表示する本発明は特に有効に適用することが
できる。また、機器を利用する人は運転者である場合が
多く、所望の情報がなかなか表示されないときには安全
運転にも使用をきたすのに対して、この発明によると直
ちに知りたい情報を見ることができるようになる点でも
特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例において、特にトラックアーテ
ィストの表示処理部分を主として示す作動フロー図であ
る。
【図3】本発明の実施例において、特にスクロール表示
処理部分を主として示す作動フロー図である。
【図4】本発明におけるディスクアーティストとトラッ
クアーティストが同一の時のトラックアーティストを表
示しない例を示す表示例であり、(a)はディスクに記
録されているデータの例を示し、(b)は従来の表示例
を示し、(c)は本発明による表示例を示す。
【図5】本発明におけるディスクアーティスト情報がな
い場合におけるトラックアーティストの表示例を示し、
(a)はディスクに記録されているデータの例を示し、
(b)は本発明による表示例を示す。
【図6】本発明におけるスクロール表示における全ての
情報をn回連続してスクロール表示したときのスクロー
ル表示例を示し、(a)は従来のスクロール表示例を示
し、(b)は本発明によるスクロール表示例を示す。
【図7】本発明における利用者がスクロール表示切替キ
ーを操作したときのスクロール表示例を示し、(a)は
従来のスクロール表示例を示し、(b)は本発明による
スクロール表示例を示す。
【符号の説明】
1 ディスク 6 システムデコーダ 7 情報データ 8 オーディオデータ 11 システムコントローラ 12 情報データ読込部 13 ディスクタイトル 14 ディスクアーティスト 15 トラックタイトル 16 トラックアーティスト 20 アーティスト情報比較判別部 21 前トラックアーティスト記憶部 22 表示用トラックアーティスト出力部 23 表示情報選択出力部 24 表示制御部 25 表示装置 27 操作信号入力部 28 スクロール表示切替部 30 スクロール制御部 31 スクロール回数検出部 32 スクロール表示切替キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 英樹 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 ア ルパイン株式会社内 Fターム(参考) 5D077 AA23 BB08 CA02 CA11 EA14 HC17 HC45 HD01 HD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生しているオーディオ記録媒体に複数
    記録されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル
    情報及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーテ
    ィスト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通
    のタイトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティ
    ストを表す共通アーティスト情報の各情報を読み込む情
    報データ読込部と、 前記情報データ読込部の各情報を選択して表示装置に出
    力する表示情報選択出力部とを備え、 前記表示情報選択出力部では、前記個別アーティスト情
    報が前記共通アーティスト情報と同一であるときには個
    別アーティスト情報を表示しないようにしたことを特徴
    とするオーディオ情報表示装置。
  2. 【請求項2】 再生しているオーディオ記録媒体に複数
    記録されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル
    情報及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーテ
    ィスト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通
    のタイトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティ
    ストを表す共通アーティスト情報の各情報を読み込む情
    報データ読込部と、 前記情報データ読込部の各情報を選択して表示装置に出
    力する表示情報選択出力部とを備え、 前記表示情報選択出力部では、再生しているオーディオ
    記録媒体に前記共通のアーティスト情報が存在しないと
    き、直前に再生したオーディオの個別アーティスト情報
    と同一の個別アーティスト情報を表示しないようにした
    ことを特徴とするオーディオ情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示情報選択出力部では更に、前記
    個別アーティスト情報が前記共通アーティスト情報と同
    一であるときには個別アーティスト情報を表示しないよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載のオーディオ情
    報表示装置。
  4. 【請求項4】 再生しているオーディオ記録媒体に複数
    記録されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル
    情報及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーテ
    ィスト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通
    のタイトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティ
    ストを表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の
    情報を読み込む情報データ読込部と、 前記情報データ読込部の各情報を選択して表示装置に出
    力する表示情報選択出力部と、 表示装置にオーディオ情報をスクロールして表示するス
    クロール制御部とを備え、 前記表示情報選択出力部では、スクロール回数が所定回
    数以上のときには、予め定めた特定の情報のみを表示す
    ることを特徴とするオーディオ情報表示装置。
  5. 【請求項5】 再生しているオーディオ記録媒体に複数
    記録されたオーディオ毎のタイトルを表す個別タイトル
    情報及びオーディオ毎のアーティストを表す個別アーテ
    ィスト情報、並びに前記複数のオーディオに対して共通
    のタイトルを表す共通タイトル情報及び共通のアーティ
    ストを表す共通アーティスト情報の各情報のうち複数の
    情報を読み込む情報データ読込部と、 前記情報データ読込部の各情報を選択して表示装置に出
    力する表示情報選択出力部と 表示装置にオーディオ情報をスクロールして表示するス
    クロール制御部とを備え、 前記表示情報選択出力部では、利用者による表示切替操
    作入力が行われたときには、予め定めた特定の情報のみ
    を表示することを特徴とするオーディオ情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示情報選択出力部では更に、スク
    ロール回数が所定回数以上のときには、予め定めた特定
    の情報のみを表示することを特徴とする請求項5記載の
    オーディオ情報表示装置。
  7. 【請求項7】 前記オーディオ情報表示装置を車両に搭
    載したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    か1つに記載の車両用オーディオ情報表示装置。
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