JP2002297873A - 顧客情報検索システム、検索装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

顧客情報検索システム、検索装置及びコンピュータプログラム

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JP2002297873A
JP2002297873A JP2001096895A JP2001096895A JP2002297873A JP 2002297873 A JP2002297873 A JP 2002297873A JP 2001096895 A JP2001096895 A JP 2001096895A JP 2001096895 A JP2001096895 A JP 2001096895A JP 2002297873 A JP2002297873 A JP 2002297873A
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JP2001096895A
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Hirosuke Matsui
宏祐 松井
Aya Nakayasu
綾 中安
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 問い合わせを受けた顧客に関する顧客情報を
検索した時点で、前記顧客に関する特記情報の有無を認
識することができ、オペレータによる特記情報が記載さ
れたリストの見落としなどを防止することができる顧客
情報検索システムの提供。 【解決手段】 顧客情報を記録した顧客情報データベー
ス20と、顧客情報にリンク付けされた特記情報を記録
した特記情報データベース30とを備え、検索装置10
にて顧客情報を検索した場合に、特記情報がリンク付け
されているか否かを判定し、リンク付けされている場合
は、その旨を示す特記アイコン付きの顧客情報を画面表
示し、特記アイコンが押下される、即ち、特記情報を表
示すべき表示命令が入力された場合、特記情報を画面表
示する。また、検索者のID情報の入力を受け付ける場
合は、ID情報に応じて特記アイコンを表示すべきか否
かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客情報を検索す
る際に顧客に関する特記情報が存在する場合、存在する
旨を検索者に比較的容易に認識させ、顧客に関する適切
な情報を取得するための顧客情報検索システム、該シス
テムに用いる検索装置及びコンピュータを該検索装置と
して機能させるためのコンピュータプログラムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、公共事業であるガス供給事業、
電力供給事業等では、施設の故障又は苦情など、様々の
問い合わせを電話にて受け付ける、いわゆる「お客様問
い合わせセンタ」(以下、「問い合わせセンタ」とい
う)に類するものがある。問い合わせセンタでは、オペ
レータが顧客からの電話を受け付けた場合に、顧客の氏
名、電話番号等に基づき、住所、利用施設、利用料金等
の顧客に関する様々の顧客情報を検索し、検索した顧客
情報を参照して顧客に対応する。
【0003】また、顧客への対応としては、前述したよ
うな顧客情報の他、ガスメータの位置が非常に高い所に
ある、という顧客の住居に固有の情報、ガス使用量が非
常に多いお客様である、という顧客自身に固有の情報な
ど、様々の特記情報を必要とする場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、前述したような
特記情報は、始業時の朝礼又はリストアップした紙面に
よりオペレータに周知させており、電話を受けたオペレ
ータが顧客情報を検索した時点で特記情報の有無を認識
することができるシステムは存在していない。従って、
オペレータが特記情報の有無或いは内容を忘れる、又
は、リスト内容を見落とすなどにより、顧客に対して適
切な対応がなされない場合がある。
【0005】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、顧客情報に関連付けられた特記情報
を有し、検索装置にて顧客情報を検索した場合に、該顧
客情報に特記情報が関連付けられているか否かを判定
し、関連付けられている場合はその旨を示す表示をし、
特記情報を表示すべき旨の表示命令に応じて該特記命令
を表示することにより、問い合わせを受けた顧客に関す
る顧客情報を検索した時点で特記情報の有無を認識させ
ることができ、オペレータによるリストの見落としなど
が発生することを防止することができる顧客情報検索シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】また、前記特記情報を、顧客情報に含まれ
る顧客を識別するための顧客識別情報に関連付けること
により、顧客の住所が変更された場合であっても、住所
変更をした顧客の顧客情報に前記特記情報は関連付けら
れ、前記住所に転居してきた新たな顧客に関する顧客情
報に前記特記情報が関連付けられることなく、また、前
記特記情報を、顧客情報に含まれる住居を識別するため
の住居識別情報に関連付けることにより、同様に該顧客
の住所が変更された場合であっても、前記住所に転居し
てきた新たな顧客に関する顧客情報に前記特記情報は関
連付けられ、住所変更をした顧客の顧客情報に前記特記
情報が関連付けられることがない顧客情報検索システム
及び検索装置を提供することを目的とする。
【0007】また、検索装置は、受け付けた検索者識別
情報に応じて特記情報の有無を表示することにより、一
般のオペレータ、及び顧客の対応に専門的な知識又は経
験等を必要とする専用のオペレータ等、検索者を区別し
て特記情報の有無を表示し、特記情報の内容を参照させ
ることができる顧客情報検索システム及び検索装置を提
供することを目的とする。
【0008】更に、コンピュータを前記検索装置として
機能させるためのコンピュータプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る顧客情報
検索システムは、顧客情報を記録する顧客情報データベ
ースと、前記顧客情報を検索するための検索装置とを備
える顧客情報検索システムにおいて、前記顧客情報に関
連付けられた特記情報を有し、前記検索装置は、前記顧
客情報を検索するための検索情報の入力を受け付ける手
段と、受け付けた前記検索情報に基づき前記顧客情報デ
ータベースにて検索する手段と、検索した顧客情報に前
記特記情報が関連付けられているか否かを判定する手段
と、関連付けられていると判定した場合は、特記情報が
有る旨を表示する表示手段と、前記特記情報を表示すべ
き旨の表示命令の入力を受け付ける手段と、受け付けた
前記表示命令に応じて前記特記情報を表示する手段とを
備えることを特徴とする。
【0010】第2発明に係る顧客情報検索システムは、
第1発明に係る顧客情報検索システムにおいて、前記顧
客情報は、顧客を識別するための顧客識別情報及び前記
顧客の住居を識別するための住居識別情報を含み、前記
特記情報は、前記顧客識別情報及び/又は住居識別情報
に関連付けられていることを特徴とする。
【0011】第3発明に係る顧客情報検索システムは、
第1又は第2発明に係る顧客情報検索システムにおい
て、前記検索装置は更に、検索者を識別する検索者識別
情報の入力を受け付ける手段を備え、前記表示手段は、
前記顧客情報に特記情報が関連付けられていると判定し
た場合に、前記検索者識別情報に応じて前記特記情報が
有る旨を表示することを特徴とする。
【0012】第4発明に係る検索装置は、顧客情報を記
録する顧客情報データベースにて前記顧客情報を検索す
るための検索装置において、前記顧客情報を検索するた
めの検索情報の入力を受け付ける手段と、受け付けた前
記検索情報に基づき、前記顧客情報データベースにて前
記顧客情報を検索する手段と、検索した顧客情報に特記
情報が関連付けられているか否かを判定する手段と、関
連付けられていると判定した場合は、特記情報が有る旨
を表示する表示手段と、前記特記情報を表示すべき旨の
表示命令の入力を受け付ける手段と、受け付けた前記表
示命令に応じて前記特記情報を表示する手段とを備える
ことを特徴とする。
【0013】第5発明に係る検索装置は、第4発明に係
る検索装置において、検索者を識別する検索者識別情報
の入力を受け付ける手段を更に備え、前記表示手段は、
前記顧客情報に特記情報が関連付けられていると判定し
た場合に、前記検索者識別情報に応じて前記特記情報が
有る旨を表示することを特徴とする。
【0014】第6発明に係るコンピュータプログラム
は、コンピュータに、顧客情報を記録する顧客情報デー
タベースにて前記顧客情報を検索させるためのコンピュ
ータプログラムであって、コンピュータを、前記顧客情
報を検索するための検索情報の入力を受け付ける手段
と、受け付けた前記検索情報に基づき、前記顧客情報デ
ータベースにて前記顧客情報を検索する手段と、検索し
た顧客情報に特記情報が関連付けられているか否かを判
定する手段と、関連付けられていると判定した場合は、
特記情報が有る旨を表示する表示手段と、前記特記情報
を表示すべき旨の表示命令の入力を受け付ける手段と、
受け付けた前記表示命令に応じて前記特記情報を表示す
る手段として機能させることを特徴とする。
【0015】第7発明に係るコンピュータプログラム
は、第6発明に係るコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを更に、検索者を識別する検索者識別情報
の入力を受け付ける手段として機能させ、前記表示手段
は、前記顧客情報に特記情報が関連付けられていると判
定した場合に、前記検索者識別情報に応じて前記特記情
報が有る旨を表示することを特徴とする。
【0016】第1発明による場合は、顧客情報に関連付
けられた特記情報を有し、検索者により検索装置に入力
された検索情報に基づいて顧客情報データベースにて顧
客情報を検索した場合に、該顧客情報に特記情報が関連
付けられているか否か判定し、関連付けられている場合
はその旨を示す表示をし、検索者による特記情報を表示
すべき旨の表示命令に応じて該特記情報を表示すること
により、問い合わせを受けた顧客に関する顧客情報を検
索した時点で特記情報の有無を認識することができ、オ
ペレータによるリストの見落としが発生することを防止
し、適切に特記情報を参照させることができる。
【0017】第2発明、第4発明及び第6発明による場
合は、特記情報を、顧客識別情報及び/又は住居識別情
報に関連付けることにより、特記情報を顧客識別情報に
関連付けた場合は、顧客の住所が変更された場合であっ
ても、住所変更をした顧客の顧客情報に前記特記情報は
関連付けられ、前記住所に転居してきた新たな顧客に関
する顧客情報に前記特記情報が関連付けられることな
く、また、特記情報を住居識別情報に関連付けた場合
は、同様に該顧客の住所が変更された場合であっても、
前記住所に転居してきた新たな顧客に関する顧客情報に
前記特記情報は関連付けられ、住所変更をした顧客の顧
客情報に前記特記情報が関連付けられることがない。
【0018】第3発明、第5発明及び第7発明による場
合は、検索装置が、検索者識別情報の入力を受け付け、
検索した顧客情報に特記情報が関連付けられている場合
には、前記検索者識別情報に応じて、特記情報が有る旨
を表示することにより、一般のオペレータ、及び顧客の
対応に専門的な知識又は経験等を必要とする専用のオペ
レータ等、検索者を区別して特記情報の有無を表示し、
適切な検索者のみが特記情報の内容を参照させることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る顧
客情報検索システムの実施の形態における構成を示す模
式図である。図中1はガス会社、電力会社、水道会社な
どが、顧客からの様々の問い合わせに応対するために設
けた、いわゆる「問い合わせセンタ」(以下、センタと
いう)であり、通信回線Lを介して顧客40Aが管理す
る電話機等の通信装置40に接続されている。なお、本
実施の形態では、センタ1としてガス会社が設けたもの
を例にとり説明する。
【0020】センタ1は、顧客40Aからの問い合わせ
があった場合、顧客40Aの氏名等に基づき、該顧客に
割り当てた識別番号、住所、提供しているガス利用施設
などの様々の顧客情報を、顧客情報データベース20に
て検索するための検索装置10,10を備えており、該
検索装置10,10は、顧客40Aに応対するオペレー
タ10A,10Bにより操作される。
【0021】なお、オペレータ10A,10Bとして
は、顧客40Aからの問い合わせがあった場合に最初に
応対する一般のオペレータ(以下、一般オペレータとい
う)10Aと、顧客40Aへの応対において専門知識又
は経験を必要とする場合に応対する専門のオペレータ
(以下、専門オペレータという)10Bとが待機してお
り、本実施の形態において両者を区別せずに用いる場合
は、単にオペレータ10A,10Bと記す。
【0022】またセンタ1は、顧客40A自身又は顧客
40Aの住居に関する特記情報、例えば、「顧客40A
はガスの使用量が非常に多いお客様である」又は「顧客
40Aの住居に設けられたガスメータが非常に高い位置
にあり、ガスメータの点検時には作業員に事前に知らせ
る必要がある」などの特記情報を記録した特記情報デー
タベース30を備えている。
【0023】顧客情報データベース20に記録された顧
客40Aに関する顧客情報と、特記情報データベース3
0に記録された顧客40Aに関する特記情報とは、互い
に顧客40Aに割り当てられた顧客番号(又は氏名)或
いは顧客40Aの住所によりリンク付けされており、検
索装置10にて顧客40Aを検索した場合、顧客情報と
特記情報とが検索装置10へ送信される。
【0024】図2は、本発明に係る検索装置10の構成
を示すブロック図である。検索装置10はCPU11を
備え、該CPU11は、操作手段12、表示手段13,
補助記憶手段14、通信手段15、記憶手段16及びR
AM17の動作を制御する。
【0025】操作手段12は、キーボード等を用いた入
力装置であり、顧客40Aに関する顧客情報を検索する
ための検索情報、又は、検索者10A,10Aを識別す
るためのID情報を入力するために用いられる。表示手
段13は、CRT(Cathode-Ray Tube),LCD(Liqu
id Crystal Display)などを用いており、検索した顧客
情報の他、種々の情報を表示する。
【0026】通信手段15は、LANなどの通信回線に
より顧客情報データベース20に接続されており、通信
手段15を介して受信したデータは記憶手段16に記憶
される。RAM17は通信手段15を介して受信したデ
ータの他、CPU11が演算する際に生じるデータを一
時的に記憶する。また、補助記憶手段14は、コンピュ
ータに検索装置10を実現させるための本発明に係るコ
ンピュータプログラムが記録されたCD−ROM等の記
録媒体REC から、記録内容を読み込むためのCD−RO
Mドライブ等である。
【0027】なお、コンピュータプログラムは記録媒体
REC に記録されたものの他、インターネット等の通信ネ
ットワークを利用してダウンロードしたものにより、検
索装置10を実現してもよい。
【0028】図3は、顧客情報データベース20及び特
記情報データベース30の記録内容を説明するための模
式図である。顧客情報データベース20には、顧客40
A及び顧客40Aの住居に夫々割り当てた顧客No(顧客
識別情報),場所No(住居識別情報)の他、氏名、電話
番号、住所及び顧客40Aが利用しているガス施設に関
する情報等が、前記顧客40Aを含む多数の顧客につい
て夫々記録されている。
【0029】特記情報データベース30には、顧客情報
データベース20に顧客情報が記録されている顧客のう
ち、特記情報を有する顧客に関する該特記情報が記録さ
れている。特記情報は、その内容に応じて顧客情報にお
ける場所No及び/又は顧客Noにより互いにリンク付けさ
れている。例えば、P氏(場所No.001,顧客No.201)に
関する特記情報の内容が、「場所No.001の住居に設けら
れたガスメータは非常に高い位置にある」というもので
あれば、該特記情報は、P氏に関する顧客情報における
場所Noとリンク付けされた状態で特記情報データベース
30に記録されている。また、A氏(場所No.014,顧客
No.105)に関する特記情報の内容が、「ガスの使用量が
非常に多いお客様である」というものであれば、該特記
情報は、A氏に関する顧客情報における顧客Noとリンク
付けされた状態で特記情報データベース30に記録され
ている。
【0030】また、特記情報データベース30には、夫
々の特記情報に関し、検索者のうち一般オペレータ10
A又は専門オペレータ10Bの何れに表示可能とするか
を識別するためのレベルが設定されている。なお、図中
レベル1は一般オペレータ10A及び専門オペレータ1
0Bの両者に表示することができる特記情報であり、レ
ベル2は専門オペレータ10Bのみに表示することがで
きる特記情報である。
【0031】図4は、顧客が転居した場合における顧客
情報データベース20及び特記情報データベース30の
記録内容を説明するための模式図である。P氏が転居し
て(図3参照)元の住居にQ氏が入居した場合、Q氏に
は場所No.001が割り当てられる。従って、場所No.001に
固有の特記情報は、Q氏に関する顧客情報としてリンク
付けされる。また、B氏が住んでいた場所No.002(図3
参照)にA氏が入居した場合は、A氏の顧客No.105に固
有の特記情報は依然としてA氏の顧客情報にリンク付け
され、A氏の元住居である場所No.014にD氏が転居して
きてもD氏には顧客No.105に固有の特記情報がリンク付
けされることはない。
【0032】なお、本実施の形態においては、顧客情報
データベース20と特記情報データベース30とを分け
て顧客情報検索システムを構成したが、両データベース
を1つのコンピュータにより構成してもよい。
【0033】図5は、検索装置10に表示される情報の
一例を示す模式図である。問い合わせを受けたオペレー
タ10A,10Bが、顧客40A(P氏)から入手した
情報に基づいて検索情報を入力した場合、検索装置10
の表示手段13には、検索情報に基づいて顧客情報デー
タベース20から検索した顧客情報を表示する画面SCR1
が映し出される。顧客40Aに関して特記情報が存在す
る場合は、その旨を示す特記アイコンIが画面SCR1上に
表示される。操作手段12を用い、特記アイコンIをポ
インタでクリック(押下)することにより、画面SCR2に
示すような特記情報ウィンドウが表示され、顧客40A
に関する特記情報を参照することができる。
【0034】次に、上述した構成をなす本発明に係る顧
客情報検索システムの動作を、図6に示すフローチャー
トを用いて説明する。一般オペレータ10A又は専門オ
ペレータ10Bである検索者は、操作手段12を用いて
検索者を識別するためのID情報を検索装置10へ入力
する(S1)。顧客40Aから通信装置40を用いて問
い合わせがあった場合、オペレータ10A,10Bは、
顧客40Aとの応対で取得した情報(検索情報)を検索
装置10へ入力し(S2)、検索装置10は入力された
検索情報に基づき、顧客情報データベース20にて顧客
40Aに関する顧客情報を検索する(S3)。なお、検
索装置10は、顧客40Aが発信者通知の設定をした電
話機を用いて問い合わせた場合、オペレータ10A,1
0Bによる検索情報の入力に依らず、通知された電話番
号に基づいて自動的に顧客情報を検索するようにしても
よい。
【0035】検索した結果、検索装置10は顧客40A
に対応する顧客情報を取得する(S4)。顧客情報を検
索する際は、顧客40Aに対応した顧客情報の他、該顧
客情報にリンク付けされた特記情報が特記情報データベ
ース30に存在するか否かも検索し、存在する場合は、
顧客情報及び特記情報を取得する。
【0036】検索装置10は取得した顧客情報にリンク
付けされた特記情報が有るか否かを判定し(S5)、無
い場合は取得した顧客情報のみを表示手段13に表示す
る(S11)。特記情報が有ると判定した場合は(S
5)、該特記情報の記録内容のレベルが一般オペレータ
10A又は専門オペレータ10Bの何れに表示可能なも
のであるか(レベル1又はレベル2の何れか)を判定す
る(S6)。
【0037】取得した特記情報の記録内容が一般オペレ
ータ10A及び専門オペレータ10Bの何れにも表示可
能なものである場合、即ちレベル1の特記情報である場
合(S6)、表示手段13に特記アイコンI付きで顧客
情報を表示する(S12)。次に、オペレータ10A,
10Bによる特記アイコンIの押下の有無、即ち特記情
報の要求が有るか否かを判定し(S13)、要求が有る
場合のみ、取得したレベル1の特記情報を表示する(S
14)。
【0038】また、取得した特記情報の記録内容が専門
オペレータ10Bのみに表示可能なものである場合、即
ちレベル2の特記情報である場合(S6)、ステップS
1にて入力された検索者のID情報に基づき、該検索者
が一般オペレータ10Aであるか専門オペレータ10B
であるかを判定する(S7)。検索者が一般オペレータ
10Aである場合(S7)、取得した顧客情報のみを表
示し、取得したレベル2の特記情報があることを示す特
記アイコンIは表示しない。
【0039】検索者が専門オペレータ10Bである場合
(S7)、特記アイコンI付きで顧客情報を表示する
(S8)。次に、専門オペレータ10Bによる特記情報
の要求が有るか否かを判定し(S9)、要求が有る場合
のみ、取得したレベル2の特記情報を表示する(S1
0)。
【0040】なお、顧客40Aに関する特記情報が有る
場合に、ステップS4にて検索装置10が顧客情報及び
特記情報を合わせて取得する場合を説明したが、ステッ
プS4では顧客情報のみを取得し、ステップS9,S1
3にて一般オペレータ10A又は専門オペレータ10B
による特記情報の要求が有る場合に特記情報データベー
ス30から特記情報を取得するようにしてもよい。ま
た、ステップS1にて必ずしも検索装置10を操作する
検索者全員がID情報を入力する必要はなく、この場合
ステップS7では、入力されたID情報のみを対象とし
て判定し、ID情報の入力がない検索者に対しては顧客
情報のみを表示する(S11)ようにしてもよい。
【0041】本実施に係る顧客情報検索システムによれ
ば、顧客情報のうち場所No及び/又は顧客Noにリンク付
けされた特記情報を有し、顧客情報を検索した場合に特
記情報がリンク付けされているか否かを判定し、リンク
付けされている場合は検索者のID情報に基づいて、特
記情報の有無を示す特記アイコンIを表示するため、顧
客40Aに関する顧客情報を検索した時点で特記情報の
有無を検索者が認識することができ、また、一般オペレ
ータ10A及び専門オペレータ10Bを区別して適切な
検索者にのみ特記情報を参照可能とすることができる。
【0042】
【発明の効果】第1発明による場合は、問い合わせを受
けた顧客に関する顧客情報を検索した時点で特記情報の
有無を認識することができ、オペレータによるリストの
見落としが発生することを防止し、適切に特記情報を参
照することができる。
【0043】第2発明、第4発明及び第6発明による場
合は、特記情報を顧客識別情報に関連付けた場合は、顧
客の住所が変更された場合であっても、住所変更をした
顧客の顧客情報に前記特記情報は関連付けられ、前記住
所に転居してきた新たな顧客に関する顧客情報に前記特
記情報が関連付けられることなく、また、特記情報を住
居識別情報に関連付けた場合は、同様に該顧客の住所が
変更された場合であっても、前記住所に転居してきた新
たな顧客に関する顧客情報に前記特記情報は関連付けら
れ、住所変更をした顧客の顧客情報に前記特記情報が関
連付けられることがない。
【0044】第3発明、第5発明及び第7発明による場
合は、一般のオペレータ、及び顧客の対応に専門的な知
識又は経験等を必要とする専用のオペレータ等、検索者
を区別して特記情報の有無を表示し、適切な検索者のみ
が特記情報の内容を参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顧客情報検索システムの実施の形
態における構成を示す模式図である。
【図2】本発明に係る検索装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】顧客情報データベース及び特記情報データベー
スの記録内容を説明するための模式図である。
【図4】顧客が転居した場合における顧客情報データベ
ース及び特記情報データベースの記録内容を説明するた
めの模式図である。
【図5】検索装置に表示される情報の一例を示す模式図
である。
【図6】顧客情報検索システムの動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 問い合わせセンタ 10 検索装置 20 顧客情報データベース 30 特記情報データベース SCR1,SCR2 画面 I 特記アイコン
フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 ND20 PQ02 UU08 5B082 EA07 GC03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客情報を記録する顧客情報データベー
    スと、前記顧客情報を検索するための検索装置とを備え
    る顧客情報検索システムにおいて、 前記顧客情報に関連付けられた特記情報を有し、 前記検索装置は、 前記顧客情報を検索するための検索情報の入力を受け付
    ける手段と、受け付けた前記検索情報に基づき前記顧客
    情報データベースにて検索する手段と、検索した顧客情
    報に前記特記情報が関連付けられているか否かを判定す
    る手段と、関連付けられていると判定した場合は、特記
    情報が有る旨を表示する表示手段と、前記特記情報を表
    示すべき旨の表示命令の入力を受け付ける手段と、受け
    付けた前記表示命令に応じて前記特記情報を表示する手
    段とを備えることを特徴とする顧客情報検索システム。
  2. 【請求項2】 前記顧客情報は、顧客を識別するための
    顧客識別情報及び前記顧客の住居を識別するための住居
    識別情報を含み、 前記特記情報は、前記顧客識別情報及び/又は住居識別
    情報に関連付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の顧客情報検索システム。
  3. 【請求項3】 前記検索装置は更に、検索者を識別する
    検索者識別情報の入力を受け付ける手段を備え、前記表
    示手段は、前記顧客情報に特記情報が関連付けられてい
    ると判定した場合に、前記検索者識別情報に応じて前記
    特記情報が有る旨を表示することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の顧客情報検索システム。
  4. 【請求項4】 顧客情報を記録する顧客情報データベー
    スにて前記顧客情報を検索するための検索装置におい
    て、 前記顧客情報を検索するための検索情報の入力を受け付
    ける手段と、受け付けた前記検索情報に基づき、前記顧
    客情報データベースにて前記顧客情報を検索する手段
    と、検索した顧客情報に特記情報が関連付けられている
    か否かを判定する手段と、関連付けられていると判定し
    た場合は、特記情報が有る旨を表示する表示手段と、前
    記特記情報を表示すべき旨の表示命令の入力を受け付け
    る手段と、受け付けた前記表示命令に応じて前記特記情
    報を表示する手段とを備えることを特徴とする検索装
    置。
  5. 【請求項5】 検索者を識別する検索者識別情報の入力
    を受け付ける手段を更に備え、前記表示手段は、前記顧
    客情報に特記情報が関連付けられていると判定した場合
    に、前記検索者識別情報に応じて前記特記情報が有る旨
    を表示することを特徴とする請求項4に記載の検索装
    置。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、顧客情報を記録する顧
    客情報データベースにて前記顧客情報を検索させるため
    のコンピュータプログラムであって、 コンピュータを、前記顧客情報を検索するための検索情
    報の入力を受け付ける手段と、受け付けた前記検索情報
    に基づき、前記顧客情報データベースにて前記顧客情報
    を検索する手段と、検索した顧客情報に特記情報が関連
    付けられているか否かを判定する手段と、関連付けられ
    ていると判定した場合は、特記情報が有る旨を表示する
    表示手段と、前記特記情報を表示すべき旨の表示命令の
    入力を受け付ける手段と、受け付けた前記表示命令に応
    じて前記特記情報を表示する手段として機能させること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 【請求項7】 コンピュータを更に、検索者を識別する
    検索者識別情報の入力を受け付ける手段として機能さ
    せ、前記表示手段は、前記顧客情報に特記情報が関連付
    けられていると判定した場合に、前記検索者識別情報に
    応じて前記特記情報が有る旨を表示することを特徴とす
    る請求項6に記載のコンピュータプログラム。
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