JP2002296473A - マルチビーム光源ユニット及びこれを有する光走査装置 - Google Patents

マルチビーム光源ユニット及びこれを有する光走査装置

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JP2002296473A
JP2002296473A JP2001095871A JP2001095871A JP2002296473A JP 2002296473 A JP2002296473 A JP 2002296473A JP 2001095871 A JP2001095871 A JP 2001095871A JP 2001095871 A JP2001095871 A JP 2001095871A JP 2002296473 A JP2002296473 A JP 2002296473A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビームピッチ、光走査の精度に関して経時的
な安定性に優れ、光走査装置に搭載した場合においても
容易にビームの方向を調整しビームピッチを調整できる
マルチビーム光源ユニット及びこれを有する光走査装置
の提供。 【解決手段】 光源5とカップリングレンズ6とを備え
た複数の発光手段2,3と、発光手段2,3を支持する
ための筐体4と、発光手段2を筐体4に向けて付勢する
付勢手段12と、発光手段2を付勢手段12に抗して変
位させる変位手段14とを有し、変位手段14で発光手
段2を変位させ発光手段2に備えられた光源5から発せ
られる光の方向Bを調整するマルチビーム光源ユニット
1及びこれを有する光走査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチビーム光源
ユニット、特に光源から発せられる光の方向を調整する
ことができるマルチビーム光源ユニット及びこれを有す
る光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体レーザー等の複数の光源を
備えたマルチビーム光源ユニットにおいて、各光源から
発せられる光すなわちビームのピッチを所定のピッチと
すべく、光源から発生されたビームを平行光束化するコ
リメートレンズ等のカップリングレンズの位置を調整し
てこれを保持する部材に接着するようにしたマルチビー
ム光源ユニットや、光源とカップリングレンズとをそれ
ぞれ別の部材で保持し、それぞれの部材を位置決めして
ねじ留めすることで光源とカップリングレンズとの位置
関係を調整するようにしたマルチビーム光源ユニットが
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のマルチ
ビーム光源ユニットでは、レンズ位置の調整のためにレ
ンズを保持する部材には逃げが形成されているため、接
着剤を均一にレンズ全周に塗布できず、接着剤の塗布量
の偏りが生じるため、経時的にレンズ位置が変動してし
まうおそれがあり、後者のマルチビーム光源ユニットで
は、ねじの仮留め後に本調整を行うこととなるため、本
調整の際、各部材を強制的に動かす必要が生じ、経時的
に残留応力が作用して各部材の位置が変動してしまうお
それがあるとともに、マルチビーム光源ユニットを光走
査装置に搭載した後の調整が困難であるという不具合が
ある。
【0004】本発明は、経時的な安定性に優れ、光走査
装置に搭載した場合においても容易にビームの方向を調
整しビームピッチを調整できるマルチビーム光源ユニッ
ト及びこれを有する光走査装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、光源とカップリングレンズ
とを備えた複数の発光手段と、これら発光手段を支持す
るための筐体とを有するマルチビーム光源ユニットにお
いて、上記発光手段の少なくとも1つを上記筐体に向け
て付勢する付勢手段と、この付勢手段により付勢された
上記発光手段を同付勢手段に抗して変位させる変位手段
とを有し、この変位手段で同発光手段を変位させること
で同発光手段に備えられた上記光源から発せられる光の
方向を調整することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、複数の上記発光手段
のうち少なくとも上記付勢手段により付勢された上記発
光手段は、上記付勢手段が係合し、上記光源と上記カッ
プリングレンズとを保持した保持手段を有することを特
徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記付勢手段は、上
記保持手段を、上記光源の光軸方向と略平行な方向に付
勢することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記付勢手段は、上
記保持手段を、上記光源の光軸方向と略垂直な方向に付
勢することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項2ないし4
の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットにおい
て、上記変位手段は、上記光源の光軸方向と略平行な方
向に同保持部材を揺動させることで上記光軸方向を調整
することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項5記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、そ
の先端が上記保持部材に係合する、上記光源の光軸方向
と略平行な方向に進退可能なねじを有することを特徴と
する。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項5記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、円
錐形状をなし上記保持部材に係合する先端部を備えた、
上記光源の光軸方向の側方から進退可能なねじを有する
ことを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項5記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、上
記保持部材に係合する傾斜面であって、上記光源の光軸
方向に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備えた、同方
向に略平行な軸を中心として回転する回転カムを有する
ことを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項5記載のマ
ルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、上
記光源の光軸方向に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を
備えた、同方向の側方から進退可能なくさび状カムを有
することを特徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項2ないし
4の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットにお
いて、上記変位手段は、上記光源の光軸方向と略垂直な
方向に同保持部材を揺動させることで上記光軸方向を調
整することを特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段
は、その先端が上記保持部材に係合する、上記光源の光
軸方向と略垂直な方向に進退可能なねじを有することを
特徴とする。
【0016】請求項12記載の発明は、請求項10記載
のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段
は、円錐形状をなし上記保持部材に係合する先端部を備
えた、上記光源の光軸方向から進退可能なねじを有する
ことを特徴とする。
【0017】請求項13記載の発明は、請求項10記載
のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段
は、上記保持部材に係合する傾斜面であって、上記光源
の光軸方向に略垂直な軸を中心として回転する、同方向
に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備えた回転カムを
有することを特徴とする。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項10記載
のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段
は、上記光源の光軸方向から進退可能であり、同方向に
垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備えたくさび状カム
を有することを特徴とする。
【0019】請求項15記載の発明は、請求項2ないし
14の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットに
おいて、上記保持部材は、上記変位手段と係合する弾性
部材を有することを特徴とする。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項1ないし
15の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットに
おいて、上記変位手段を複数有することを特徴とする。
【0021】請求項17記載の発明は、請求項1ないし
16の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットに
おいて、上記筐体は上記付勢手段により付勢された上記
発光手段に係合する突部を有し、同発光手段は上記突部
との係合位置を支点として揺動することを特徴とする。
【0022】請求項18記載の発明は、請求項1ないし
17の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットに
おいて、上記付勢手段により付勢された上記発光手段と
他の発光手段とが略同じ構造であることを特徴とする。
【0023】請求項19記載の発明は、請求項1ないし
18の何れか1つに記載のマルチビーム光源ユニットを
有する光走査装置にある。
【0024】
【実施例】図1に本発明を適用したマルチビーム光源ユ
ニットの第1の実施例を示す。マルチビーム光源ユニッ
ト1は、発光手段2及び発光手段3と、発光手段2及び
発光手段3を支持するための筐体4とを有している。発
光手段2と発光手段3とは略同じ構成であって、それぞ
れ、光源としての半導体レーザー5と、半導体レーザー
5から発せられた光を平行光束化するカップリングレン
ズとしてのコリメートレンズ6と、半導体レーザー5及
びコリメートレンズ6を保持した保持手段としての保持
部材7とを有している。コリメートレンズは、一定条件
下で、半導体レーザー5から発せられた光を拡散光化あ
るいは収束光化するものであっても良い。
【0025】保持部材7は、半導体レーザー5が嵌合し
た円盤状の基部8と、コリメートレンズ6が嵌合した円
筒状のレンズ保持部9とを有している。筐体4は、底部
10と底部10を上方から覆うカバー部11とを有して
いる。基部8は、底部10とカバー部11との間に位置
している。発光手段3における基部8は、その上面がカ
バー部11の下面に固定されており、これにより発光手
段3は筐体4に対して固定された状態で位置決めされて
いる。
【0026】発光手段2における基部8は、基部8と底
部10との間に配設された付勢手段としての押圧バネ1
2により、カバー部11の下面に向け、半導体レーザー
5から発せられる光の光軸方向Bと略平行な方向Aに付
勢されている。カバー部11の下面には、突部としての
突起13が形成されており、発光手段2における基部8
は押圧バネ12と突起13との間で挟持された状態とな
っている。突起13は、発光手段2における基部8の上
面に対向した位置であって、発光手段2、3の半導体レ
ーザー5を結ぶ直線上に配設されている。符号14は、
発光手段2を押圧バネ12に抗して変位させる変位手段
を有している。
【0027】変位手段14は、カバー部11の、発光手
段2における基部8に対向した位置に形成された孔15
と、孔15に嵌合し先端が基部8の上面に係合したねじ
16とを有している。孔15は、B方向に形成されてお
り、ねじ16はB方向に進退可能になっている。よって
変位手段14は、ねじ16の位置を調整することによ
り、押圧バネ12に抗し、保持部材7をB方向に変位、
具体的には揺動させることを可能としている。
【0028】図2に示すように、変位手段14は、2箇
所に配設されている。変位手段14の配設位置は、具体
的には、変位手段14、14及び突起13が、光源5を
その内側に含む三角形をなす位置となっている。従っ
て、発光手段2は、変位手段14、14により、保持部
材7が係合位置17を支点として揺動可能とされ、これ
により、方向Bを調整することが可能となっている。
【0029】かかるマルチビーム光源ユニット1は、半
導体レーザー5から発せられる光を、ポリゴンミラー等
の光走査手段を含む光学系を介して感光体等の像担持体
に導く、周知の光走査ユニット等の光走査装置に搭載さ
れるものであるが、発光手段2における方向Bの調整を
接着によらずに行うため、ビームピッチ、光走査の精度
に関して経時的な安定性を得ることができ、光走査装置
に搭載する前後のいずれにおいても調整が可能である等
の点で優れている。
【0030】マルチビーム光源ユニット1は、図3に示
す斜入射方式を採る光走査装置に用いることもできる
し、図4に示すように、ビーム合成プリズム18を備
え、プリズムによって合成する方式を採る光走査装置に
用いることもできる。なお、図3及び図4で示した例で
は、発光手段3が独立した保持部材を備えておらず、カ
バー部11が、半導体レーザー5及びコリメートレンズ
6を保持し、保持部材を兼ねた構成となっている。この
ように、変位手段14によって変位されることのない発
光手段は、必ずしも保持部材を有している必要はなく、
保持部材を備えていない場合には部品点数を減じること
ができるという利点があるが、一方、変位手段14によ
って変位される発光手段と他の発光手段とを略同じ構成
とすれば、組立の容易性等の利点がある。
【0031】以下、マルチビーム光源ユニットの他の実
施例を種々説明するが、かかる実施例においては、上述
の実施例または他の実施例と異なる部分を説明し、他の
部分については符号を付するに留め、説明を省略する。
また、何れの実施例のマルチビーム光源ユニットも、上
述した周知の光走査装置に搭載可能であり、図3及び図
4に示した方式を採る光走査装置に搭載可能である。
【0032】図5に本発明を適用したマルチビーム光源
ユニットの第2の実施例を示す。本実施例におけるマル
チビーム光源ユニット1は、第1の実施例と比較する
と、押圧バネ12、突起13、変位手段14が、基部8
に関して反対側に配設されている。すなわち押圧バネ1
2は基部8の上面側に配設され、突起13、変位手段1
4は基部8の下面側に配設されている。
【0033】図6に本発明を適用したマルチビーム光源
ユニットの第3の実施例を示す。本実施例におけるマル
チビーム光源ユニット1は、第1の実施例と比較する
と、ねじ16が、B方向の側方から進退可能である点で
相違している。孔15は、押圧バネ12が基部8を付勢
する方向の側方へ向けて、本実施例では略垂直なC方向
に向けて形成されており、ねじ16はC方向に進退可能
になっている。ねじ16は円錐形状をなし基部8に係合
する先端部19を有しており、ねじ16を進退すること
により押圧バネ12の付勢力に抗して保持部材7を揺動
させて方向Bを調整するようになっている。円錐形状を
なす先端部19により方向Bを調整することにより、ね
じ16の先端を保持部材7に当接させる場合に比べて微
調整を行うことができる。
【0034】図7に示すように、保持部材7は、ねじ1
6と係合する弾性部材としてのゴム20を一体に有して
いても良い。ゴム20を有していれば、ねじ16の進退
による保持部材7の変位が弾性的に行われるので、方向
Bの微調整をより精度良く行うことができる。かかる弾
性部材は、本実施例のみならず、上述した実施例1、2
及び後述する実施例4、5の全ての実施例に適用するこ
とができる。なお、本例においても変位手段14は、図
2を参照して、2箇所に配設されていて、その配設位置
は、具体的には、各ねじ16と基部8との係合位置及び
突起13と基部8との係合位置が、半導体レーザー5を
その内側に含む三角形をなす位置となっている。C方向
は、半導体レーザー5と、各ねじ16と基部8との係合
位置とを結ぶ直線と略平行な方向とされている。
【0035】図8に本発明を適用したマルチビーム光源
ユニットの第4の実施例を示す。本実施例におけるマル
チビーム光源ユニット1は、第1の実施例と比較する
と、変位手段の構成が異なっている。本実施例における
変位手段21は、回転カム22と、この回転カム22の
回転を許容する、カバー部11に形成された孔23とを
有している。回転カム22は、カバー部11に回転自在
に支持された、B方向に平行に配設された軸24を有し
ており、軸24を中心に回転自在とされている。回転カ
ム22の本体は円柱状をなし、その下面は、基部8に係
合し、B方向に垂直な平面に対して傾斜した傾斜面25
となっている。従って、回転カム22を軸24を中心に
回転すると、傾斜面25が回転し、これにより押圧バネ
12の付勢力に抗して保持部材7を変位させて方向Bを
調整する。符号Dは押圧バネ12が保持部材7を付勢す
る方向を示している。
【0036】なお、傾斜面25が回転しても傾斜面25
と基部8との係合か滑らかに行われるように、基部8の
上面の、傾斜面25との当接可能域には、突条26が形
成されている。また、本例においても変位手段21は、
図2を参照して、2箇所に配設されていて、その配設位
置は、具体的には、各傾斜面25と基部8との係合位置
及び突起13と基部8との係合位置が、半導体レーザー
5をその内側に含む三角形をなす位置となっている。
【0037】図9に本発明を適用したマルチビーム光源
ユニットの第5の実施例を示す。本実施例におけるマル
チビーム光源ユニット1は、第1の実施例と比較する
と、変位手段の構成が異なっている。本実施例における
変位手段27は、くさび状カム28と、このくさび状カ
ム28の進退を許容する、カバー部11に形成された孔
29とを有している。くさび状カム28の上面およびこ
の面に対向する孔29の内面はB方向に垂直な平面をな
している。くさび状カム28の下面は、基部8に係合
し、B方向に垂直な平面に対し半導体レーザー5に向か
って傾斜した傾斜面30となっている。くさび状カム2
8はB方向の側方から、本実施例ではB方向に略垂直で
あり且つ半導体レーザー5と基部8との係合位置とを結
ぶ直線と略平行なE方向から進退可能になっている。従
って、くさび状カム28をE方向に進退すると、傾斜面
30が押圧バネ12の付勢力に抗して保持部材7を揺動
させて方向Bを調整する。
【0038】なお、突条26が形成されていることは上
記第4の実施例と同様である。また、本例においても変
位手段27は、図2を参照して、2箇所に配設されてい
て、その配設位置は、具体的には、各傾斜面30と基部
8との係合位置及び突起13と基部8との係合位置が、
半導体レーザー5をその内側に含む三角形をなす位置と
なっている。
【0039】以上は、変位手段が、B方向に保持部材7
を揺動させることで光軸方向Bを調整する実施例を示し
たが、変位手段は、B方向に略垂直な方向に保持部材7
を揺動させることで方向Bを調整するものであっても良
い。
【0040】図10に本発明を適用したマルチビーム光
源ユニットの第6の実施例を示す。本実施例におけるマ
ルチビーム光源ユニット1は、変位手段14を構成する
ねじ16がB方向と略垂直な方向Fに進退可能とされて
いる。変位手段14は、これにより、F方向に保持部材
7を揺動させることで方向Bを調整するようになってい
る。図11に示すように、変位手段14は2箇所に配設
されている。変位手段14の配設位置は、具体的には、
変位手段14、14及び突起13が、光源5をその内側
に含む三角形をなす位置となっている。従って、発光手
段2は、変位手段14、14により、保持部材7が係合
位置17を支点として揺動可能とされ、これにより、方
向Bを調整することが可能となっている。
【0041】変位手段の構成態様は、円錐形状をなし保
持部材に係合する先端部を備えた、B方向から進退可能
となっているねじを備えたもの(ねじの形状等について
図6参照)、保持部材に係合する傾斜面であって、B方
向に略垂直な軸を中心として回転する、同方向に垂直な
平面に対して傾いた傾斜面を備えた回転カムを備えたも
の(回転カムの形状等について図8参照)、B方向から
進退可能であり、保持部材に係合する傾斜面であって同
方向に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備えたくさび
状カムを備えたもの(回転カムの形状等について図9参
照)であっても良い。
【0042】以上は、付勢手段たる押圧バネ12が保持
手段7を光源の光軸方向Bと略平行な方向に付勢する実
施例を示したが、次の第7ないし第9の実施例のよう
に、押圧バネ12は、保持手段7を方向Bと略垂直な方
向に付勢するものであっても良い。
【0043】図12に本発明を適用したマルチビーム光
源ユニットの第7の実施例を示す。本実施例におけるマ
ルチビーム光源ユニット1は、押圧バネ12が、レンズ
保持部9の周面に当接し、保持手段7を方向Bと略垂直
な方向Fに付勢している。また変位手段14を構成する
ねじ16がB方向と略垂直な方向Fに進退可能とされ、
レンズ保持部9の周面に当接している。変位手段14
は、ねじ16をF方向に進退させることにより、保持部
材7をB方向に垂直な方向Fに揺動させることで方向B
を調整するようになっている。図13に示すように、変
位手段14は2箇所に配設されている。変位手段14の
配設位置は、具体的には、変位手段14、14及び突起
13が、光源5をその内側に含む三角形をなす位置とな
っている。従って、発光手段2は、変位手段14、14
により、保持部材7が係合位置17を支点として揺動可
能とされ、これにより、方向Bを調整することが可能と
なっている。
【0044】図14に本発明を適用したマルチビーム光
源ユニットの第8の実施例を示す。本実施例におけるマ
ルチビーム光源ユニット1は、押圧バネ12が、レンズ
保持部9の周面に当接し、保持手段7を方向Bと略垂直
な方向Fに付勢している。また回転カム22を有する変
位手段21が配設されている。回転カム22は、カバー
部11に回転自在に支持された、B方向に垂直なF方向
に配設された軸24を有しており、軸24を中心に回転
自在とされている。回転カム22の本体は円柱状をな
し、そのレンズ保持部9側の側面は、レンズ保持部9に
係合し、F方向に垂直な面に対して傾斜した傾斜面25
となっている。変位手段14は、回転カム22を軸24
を中心に回転することで傾斜面25が回転し、F方向に
保持部材7を揺動させることで方向Bを調整するように
なっている。
【0045】図15に示すように、変位手段14は2箇
所に配設されている。変位手段14の配設位置は、具体
的には、変位手段14、14及び突起13が、光源5を
その内側に含む三角形をなす位置となっている。従っ
て、発光手段2は、変位手段14、14により、保持部
材7が係合位置17を支点として揺動可能とされ、これ
により、方向Bを調整することが可能となっている。
【0046】図16に本発明を適用したマルチビーム光
源ユニットの第9の実施例を示す。本実施例におけるマ
ルチビーム光源ユニット1は、押圧バネ12が、レンズ
保持部9の周面に当接し、保持手段7を方向Bと略垂直
な方向Fに付勢している。またくさび状カム25を有す
る変位手段27が配設されている。くさび状カム25は
レンズ保持部9とカバー部11との間に配設され、レン
ズ保持部9側の面は、レンズ保持部9に沿う形状をな
し、カバー部11側の面は、B方向に垂直な平面に対し
て傾斜した傾斜面30となっている。くさび状カム28
はB方向に略平行なE方向から進退可能になっている。
従って、くさび状カム28をE方向に進退すると、傾斜
面30がカバー部11に当接することで保持部材7をF
方向に揺動させて方向Bを調整する。
【0047】図17に示すように、変位手段14は2箇
所に配設されている。変位手段14の配設位置は、具体
的には、変位手段14、14及び突起13が、光源5を
その内側に含む三角形をなす位置となっている。従っ
て、発光手段2は、変位手段14、14により、保持部
材7が係合位置17を支点として揺動可能とされ、これ
により、方向Bを調整することが可能となっている。
【0048】以上第7ないし第9の実施例において押圧
バネ12が保持手段7を方向Bと略垂直なF方向に付勢
する場合のマルチビーム光源ユニットの構成例を説明し
たが、かかる場合において、円錐形状をなし保持部材に
係合する先端部を備えた、B方向から進退可能なねじを
備えた変位手段(ねじの形状等について図6参照)を用
いても良い。
【0049】以上本発明を適用した各実施例を説明した
が、発光手段は、1つのマルチビーム光源ユニットに対
して複数備えられていれば良く、本実施例のように2つ
備えられているに限らず3つ以上備えられていても良
い。変位手段は、複数の発光手段のうち少なくとも1つ
に配設されていればよいが、好ましくは1つの発光手段
を除く発光手段に配設されているのがよい。保持部材は
少なくとも、変位手段が配設された発光手段に配設され
ていることが望ましい。変位手段は、1つの発光手段に
対して、本実施例のように2つ備えられているに限ら
ず、1つあるいは3つ以上備えられていても良い。変位
手段が1つの場合、光源と突部とを結ぶ直線上に配設す
るのが良く、部品点数が少ない点で優れている。複数の
場合には光源に対して対称的に配設するのが良く、その
数が多いほど光の方向をより精密に設定できる点で優れ
ている。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、光源とカップリングレ
ンズとを備えた複数の発光手段と、これら発光手段を支
持するための筐体とを有するマルチビーム光源ユニット
において、上記発光手段の少なくとも1つを上記筐体に
向けて付勢する付勢手段と、この付勢手段により付勢さ
れた上記発光手段を同付勢手段に抗して変位させる変位
手段とを有し、この変位手段で同発光手段を変位させる
ことで同発光手段に備えられた上記光源から発せられる
光の方向を調整するので、ビームピッチの精度に関して
経時的な安定性に優れ、光走査装置に搭載した場合にお
いても容易にビームの方向を調整しビームピッチを調整
できるマルチビーム光源ユニットを提供することができ
る。
【0051】複数の発光手段のうち少なくとも付勢手段
により付勢された発光手段が、付勢手段が係合し、光源
とカップリングレンズとを保持した保持手段を有するこ
ととすれば、保持手段を変位することでビームの方向を
調整しビームピッチを調整できるマルチビーム光源ユニ
ットを提供することができる。
【0052】付勢手段が、保持手段を、光源の光軸方向
と略平行な方向に付勢することとすれば、付勢手段によ
る付勢方向を光軸方向と関連付けた構成によりビームの
方向を調整しビームピッチを調整できるマルチビーム光
源ユニットを提供することができる。
【0053】付勢手段が、保持手段を、光源の光軸方向
と略垂直な方向に付勢することとすれば、付勢手段によ
る付勢方向を光軸方向と関連付けた構成によりビームの
方向を調整しビームピッチを調整できるマルチビーム光
源ユニットを提供することができる。
【0054】変位手段が、光源の光軸方向と略平行な方
向に同保持部材を揺動させることで光軸方向を調整する
こととすれば、比較的簡易にビームの方向を調整しビー
ムピッチを調整できるマルチビーム光源ユニットを提供
することができる。
【0055】変位手段が、その先端が保持部材に係合す
る、光源の光軸方向と略平行な方向に進退可能なねじを
有することとすれば、比較的簡易な構成でビームの方向
を調整しビームピッチを調整できるマルチビーム光源ユ
ニットを提供することができる。
【0056】変位手段が、円錐形状をなし保持部材に係
合する先端部を備えた、光源の光軸方向の側方から進退
可能なねじを有することとすれば、比較的簡易な構成で
より精密にビームの方向を調整しビームピッチを調整で
きるマルチビーム光源ユニットを提供することができ
る。
【0057】変位手段が、保持部材に係合する傾斜面で
あって、光源の光軸方向に垂直な平面に対して傾いた傾
斜面を備えた、同方向に略平行な軸を中心として回転す
る回転カムを有することとすれば、比較的簡易な構成で
ビームの方向を調整しビームピッチを調整できるマルチ
ビーム光源ユニットを提供することができる。
【0058】変位手段が、光源の光軸方向に垂直な平面
に対して傾いた傾斜面を備えた、同方向の側方から進退
可能なくさび状カムを有することとすれば、比較的簡易
な構成でビームの方向を調整しビームピッチを調整でき
るマルチビーム光源ユニットを提供することができる。
【0059】変位手段が、光源の光軸方向と略垂直な方
向に同保持部材を揺動させることで光軸方向を調整する
こととすれば、比較的簡易にビームの方向を調整しビー
ムピッチを調整できるマルチビーム光源ユニットを提供
することができる。
【0060】変位手段が、その先端が保持部材に係合す
る、光源の光軸方向と略垂直な方向に進退可能なねじを
有することとすれば、比較的簡易な構成でビームの方向
を調整しビームピッチを調整できるマルチビーム光源ユ
ニットを提供することができる。
【0061】変位手段が、円錐形状をなし保持部材に係
合する先端部を備えた、光源の光軸方向から進退可能な
ねじを有することとすれば、比較的簡易な構成でより精
密にビームの方向を調整しビームピッチを調整できるマ
ルチビーム光源ユニットを提供することができる。
【0062】変位手段が、保持部材に係合する傾斜面で
あって、光源の光軸方向に略垂直な軸を中心として回転
する、同方向に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備え
た回転カムを有することとすれば、比較的簡易な構成で
ビームの方向を調整しビームピッチを調整できるマルチ
ビーム光源ユニットを提供することができる。
【0063】変位手段が、光源の光軸方向から進退可能
であり、同方向に垂直な平面に対して傾いた傾斜面を備
えたくさび状カムを有することとすれば、比較的簡易な
構成でビームの方向を調整しビームピッチを調整できる
マルチビーム光源ユニットを提供することができる。
【0064】保持部材が、変位手段と係合する弾性部材
を有することとすれば、さらに精密にビームの方向を調
整しビームピッチを調整できるマルチビーム光源ユニッ
トを提供することができる。
【0065】変位手段を複数有することとすれば、発光
手段を高い自由度で変位できるマルチビーム光源ユニッ
トを提供することができる。
【0066】筐体が付勢手段により付勢された発光手段
に係合する突部を有し、同発光手段が突部との係合位置
を支点として揺動することとすれば、ビームの方向及び
ビームピッチを比較的容易且つ精度良く調整できるマル
チビーム光源ユニットを提供することができる。
【0067】付勢手段により付勢された発光手段と他の
発光手段とが略同じ構造であることとすれば、組立が容
易であるとともに部品の共通化を図りコストを低減でき
るマルチビーム光源ユニットを提供することができる。
【0068】本発明は、請求項1ないし18の何れか1
つに記載のマルチビーム光源ユニットを有する光走査装
置にあるので、上述の効果を奏するマルチビーム光源ユ
ニットを有するとともに、光走査の精度に関して経時的
な安定性に優れた光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第1の実施例の側断面図である。
【図2】第1の実施例における変位手段と突部と光源と
の位置関係を示す平面図である。
【図3】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットを
斜入射方式に用いた場合を示す側断面図である。
【図4】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットを
プリズムによって合成する方式に用いた場合を示す側断
面図である。
【図5】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第2の実施例の側断面図である。
【図6】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第3の実施例の側断面図である。
【図7】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第3の実施例において弾性部材を配設した場合の側断面
図である。
【図8】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第4の実施例の側断面図である。
【図9】本発明を適用したマルチビーム光源ユニットの
第5の実施例の側断面図である。
【図10】本発明を適用したマルチビーム光源ユニット
の第6の実施例の側断面図である。
【図11】第6の実施例における変位手段と突部と光源
との位置関係を示す平面図である。
【図12】本発明を適用したマルチビーム光源ユニット
の第7の実施例の側断面図である。
【図13】第7の実施例における変位手段と突部と光源
との位置関係を示す平面図である。
【図14】本発明を適用したマルチビーム光源ユニット
の第8の実施例の側断面図である。
【図15】第8の実施例における変位手段と突部と光源
との位置関係を示す平面図である。
【図16】本発明を適用したマルチビーム光源ユニット
の第9の実施例の側断面図である。
【図17】第9の実施例における変位手段と突部と光源
との位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 マルチビーム光源ユニット 2、3 発光手段 4 筐体 5 光源 6 カップリングレンズ 7 保持手段 12 付勢手段 13 突部 14、21、27 変位手段 16 ねじ 17 発光手段と突部との係合位置 19 ねじの先端部 20 弾性部材 22 回転カム 24 回転カムの軸 25 回転カムの傾斜面 28 くさび状カム 30 くさび状カムの傾斜面 A、D 付勢手段が保持部材を付勢する方向 B 光源の光軸方向 C ねじの進退する方向 E くさび状カムの進退する方向 F 光源の光軸方向と略垂直な方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA43 AA45 AA48 BA57 BA61 BA84 DA03 2H043 AB07 AB10 AB11 AB16 AB18 AB19 AB33 2H045 BA22 BA32 DA02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源とカップリングレンズとを備えた複数
    の発光手段と、これら発光手段を支持するための筐体と
    を有するマルチビーム光源ユニットにおいて、上記発光
    手段の少なくとも1つを上記筐体に向けて付勢する付勢
    手段と、この付勢手段により付勢された上記発光手段を
    同付勢手段に抗して変位させる変位手段とを有し、この
    変位手段で同発光手段を変位させることで同発光手段に
    備えられた上記光源から発せられる光の方向を調整する
    ことを特徴とするマルチビーム光源ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマルチビーム光源ユニット
    において、複数の上記発光手段のうち少なくとも上記付
    勢手段により付勢された上記発光手段は、上記付勢手段
    が係合し、上記光源と上記カップリングレンズとを保持
    した保持手段を有することを特徴とするマルチビーム光
    源ユニット。
  3. 【請求項3】請求項2記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記付勢手段は、上記保持手段を、上記光源
    の光軸方向と略平行な方向に付勢することを特徴とする
    マルチビーム光源ユニット。
  4. 【請求項4】請求項2記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記付勢手段は、上記保持手段を、上記光源
    の光軸方向と略垂直な方向に付勢することを特徴とする
    マルチビーム光源ユニット。
  5. 【請求項5】請求項2ないし4の何れか1つに記載のマ
    ルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、上
    記光源の光軸方向と略平行な方向に同保持部材を揺動さ
    せることで上記光軸方向を調整することを特徴とするマ
    ルチビーム光源ユニット。
  6. 【請求項6】請求項5記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記変位手段は、その先端が上記保持部材に
    係合する、上記光源の光軸方向と略平行な方向に進退可
    能なねじを有することを特徴とするマルチビーム光源ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】請求項5記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記変位手段は、円錐形状をなし上記保持部
    材に係合する先端部を備えた、上記光源の光軸方向の側
    方から進退可能なねじを有することを特徴とするマルチ
    ビーム光源ユニット。
  8. 【請求項8】請求項5記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記変位手段は、上記保持部材に係合する傾
    斜面であって、上記光源の光軸方向に垂直な平面に対し
    て傾いた傾斜面を備えた、同方向に略平行な軸を中心と
    して回転する回転カムを有することを特徴とするマルチ
    ビーム光源ユニット。
  9. 【請求項9】請求項5記載のマルチビーム光源ユニット
    において、上記変位手段は、上記光源の光軸方向に垂直
    な平面に対して傾いた傾斜面を備えた、同方向の側方か
    ら進退可能なくさび状カムを有することを特徴とするマ
    ルチビーム光源ユニット。
  10. 【請求項10】請求項2ないし4の何れか1つに記載の
    マルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段は、
    上記光源の光軸方向と略垂直な方向に同保持部材を揺動
    させることで上記光軸方向を調整することを特徴とする
    マルチビーム光源ユニット。
  11. 【請求項11】請求項10記載のマルチビーム光源ユニ
    ットにおいて、上記変位手段は、その先端が上記保持部
    材に係合する、上記光源の光軸方向と略垂直な方向に進
    退可能なねじを有することを特徴とするマルチビーム光
    源ユニット。
  12. 【請求項12】請求項10記載のマルチビーム光源ユニ
    ットにおいて、上記変位手段は、円錐形状をなし上記保
    持部材に係合する先端部を備えた、上記光源の光軸方向
    から進退可能なねじを有することを特徴とするマルチビ
    ーム光源ユニット。
  13. 【請求項13】請求項10記載のマルチビーム光源ユニ
    ットにおいて、上記変位手段は、上記保持部材に係合す
    る傾斜面であって、上記光源の光軸方向に略垂直な軸を
    中心として回転する、同方向に垂直な平面に対して傾い
    た傾斜面を備えた回転カムを有することを特徴とするマ
    ルチビーム光源ユニット。
  14. 【請求項14】請求項10記載のマルチビーム光源ユニ
    ットにおいて、上記変位手段は、上記光源の光軸方向か
    ら進退可能であり、同方向に垂直な平面に対して傾いた
    傾斜面を備えたくさび状カムを有することを特徴とする
    マルチビーム光源ユニット。
  15. 【請求項15】請求項2ないし14の何れか1つに記載
    のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記保持部材
    は、上記変位手段と係合する弾性部材を有することを特
    徴とするマルチビーム光源ユニット。
  16. 【請求項16】請求項1ないし15の何れか1つに記載
    のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記変位手段を
    複数有することを特徴とするマルチビーム光源ユニッ
    ト。
  17. 【請求項17】請求項1ないし16の何れか1つに記載
    のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記筐体は上記
    付勢手段により付勢された上記発光手段に係合する突部
    を有し、同発光手段は上記突部との係合位置を支点とし
    て揺動することを特徴とするマルチビーム光源ユニッ
    ト。
  18. 【請求項18】請求項1ないし17の何れか1つに記載
    のマルチビーム光源ユニットにおいて、上記付勢手段に
    より付勢された上記発光手段と他の発光手段とが略同じ
    構造であることを特徴とするマルチビーム光源ユニッ
    ト。
  19. 【請求項19】請求項1ないし18の何れか1つに記載
    のマルチビーム光源ユニットを有する光走査装置。
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