JP2002295610A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

Info

Publication number
JP2002295610A
JP2002295610A JP2001097587A JP2001097587A JP2002295610A JP 2002295610 A JP2002295610 A JP 2002295610A JP 2001097587 A JP2001097587 A JP 2001097587A JP 2001097587 A JP2001097587 A JP 2001097587A JP 2002295610 A JP2002295610 A JP 2002295610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
gear
drive
motor
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001097587A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ikoma
公 生駒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001097587A priority Critical patent/JP2002295610A/ja
Publication of JP2002295610A publication Critical patent/JP2002295610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータのクロック信号による共
振を避けたうえ、原稿の走査速度を自由に設定すること
ができる駆動装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、駆動モータ1、2と、傘歯車
駆動軸3、4と、モータ駆動軸1a、2aの回転力を傘
歯車駆動軸3、4に伝える伝達装置5、6と、傘歯車駆
動軸3、4に固定されている傘歯車11、12と、、傘
歯車11と傘歯車12との間に配置されている歯車箱1
3と、この歯車箱13の内部に固定されている遊星歯車
支持軸14と、この遊星歯車支持軸14に回転可能に支
持され傘歯車11、12と噛み合うように配置されてい
る複数の遊星歯車15と、駆動軸16と、この駆動軸1
6に歯車箱13の回転力を伝える第3の伝達装置17と
を備えている。駆動モータ1、2は、モータ駆動軸1
a、2aの回転速度を変更可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を搬送する原
稿搬送装置または原稿の画像を読み取るための画像読取
走査装置などに用いられる駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駆動装置として、図12に示
す従来の画像読取走査装置に用いられるものが知られて
いる。図13は、従来の駆動装置を示す断面図である。
図12に示すように、従来の画像読取走査装置は、プラ
テンガラス101に置かれて、圧板102によりプラテ
ンガラス101に密着された静止原稿を読みとる第1読
取モードと、ローラ等からなる原稿搬送手段により搬送
される原稿103を読み取る第2読取モードを有してい
る。この画像読取走査装置は、複写機の画像読取部また
はコンピュータの端末装置として、画像を読み取るため
に使用される。
【0003】図1において、画像読取ユニット104
は、原稿103の画像面に光を照射するための照明ラン
プ105と、この照明ランプ105からの光を照射され
た原稿103の画像面からの反射光を結像するためのレ
ンズ106と、この結像された光を電気信号に変換する
イメージセンサ107とから構成されている。画像読取
ユニット104は、前記第1モード時に静止された原稿
の画像を読み取る場合は、矢印108方向に走査しつつ
原稿の画像を読み取る。また、画像読取ユニット104
は、前記第2読取モード時には、読み取り位置109に
停止して、原稿103を移動させながら原稿の画像を読
み取る。前記第2読取モード時には、1または複数の原
稿103が原稿台109上にセットされ、ピックアップ
ローラ111により上側の原稿103から順番に呼び出
される。分離ローラ112およびフリクションパッド1
13は、ピックアップローラ111が、一枚の原稿10
3ではなく、複数の原稿103を呼び出してしまった時
に、一枚だけの原稿を送るように複数の原稿103を分
離するためのものである。図示した例では、フリクショ
ンパッド113による摩擦係数の差を利用して分離する
方式となっているが、原稿の厚さを利用したり、腰の強
さを利用するコーナー爪による分離方式または空気を利
用した方式でもよい。一枚になった原稿103は、一対
の搬送ローラ114により、読取部まで送られる。読取
部では、原稿103は背面ローラ115により案内され
ながら、排紙ローラ116に導かれる。この時、原稿1
03は、一定の速度で、送りむらが無い状態で搬送され
る。背面ローラ115の外周面は、透明に近い原稿10
3でも、イメージセンサ107の受光量が一定となるよ
うに、白色の反射率の高い材質で形成されている。原稿
103を送るときの速度は、複写機であれば、複写する
場合の画像の倍率によって、読取速度を変化させる。原
稿を一定の送り速度で送り、原稿の読取タイミングおよ
び間隔等を変化させると、イメージセンサ107に対す
る画像の露光量が変化するため、その補正を行うのは容
易ではなく、また、読取画像の劣化を招くことになる。
原稿の読取間隔を一定とし、ソフト上での画像倍率の変
更でも、データの補間が必要となり、読取画像の劣化を
招くことになる。画像の劣化を無くし、できる限り、イ
メージセンサ107の持っている性能を最大限に引き出
すためには、複写倍率に応じた速度で、原稿103を搬
送して、画像を読み取る必要がある。現在、複写機にお
いては、複写倍率として、25%から400%程度まで
の線倍率を要求される。
【0004】図13は、原稿103を移動させながら原
稿の画像を読み取る場合における読取速度を変える従来
の駆動装置の一例を示したものである。この駆動装置に
おいては、読取速度を変化させる範囲が一番速度の遅い
時に比べて一番速い時の速度が10倍以下程度であれ
ば、駆動モータ120にステッピングモータを使用し、
二相モータであると、一二相励磁方式または二相励磁方
式を切り換え、更に、駆動モータ120へのクロック信
号の周波数を切り替えることにより読取速度を変化させ
ている。しかし、この場合においても、読取速度が最高
速時で6KPPSであり、二相励磁であったとして、最
低速時に読取速度が最高速時の速度の十分の一とする
と、一二相励磁で1.2KPPSとなる。問題となるの
は、低速時で1KPPS近辺、または、これより遅い速
度で、原稿103を搬送すると、人の聴覚上一番騒音と
して聞こえる範囲となると同時に、原稿103を搬送す
るために構成しているガイド板、箱体またはブラケット
等の構成部材の機構(メカ)的な共振周波数に近くなる
ため、モータのクロック音が騒音となって聞こえること
になる。また、ステッピングモータを高い周波数のクロ
ック信号で回転させると、磁界を発生させるためのコイ
ルのインダクタンスにより、通電の立ち上がりが悪くな
り、モータ軸に発生するトルクが低下する現象が発生
し、あまり高い周波数のクロック信号を与えることはで
きない。また、クロック信号の周波数を下げすぎると、
ステッピングモータのクロック信号毎に、ステップ角に
よる速度むらが発生し、その速度むらが画像に現れるこ
とになる。ステップ角および読取タイミングが同じであ
れば、画像上は問題ないが、それでは、変速するための
意味が無いことになる。
【0005】図13の例では、原稿の搬送速度を十倍以
上変化させる場合、高速で駆動する場合と低速で駆動す
る場合とで、変速させるためのギヤ対を2種類用意し、
電磁クラッチにより、使用する変速ギヤを選択使用し
て、変速できる範囲を広げたものである。図13の例で
は、駆動モータ120の回転は、駆動ギヤ121、従動
ギヤ122を介して、変速ギヤ駆動軸128に伝えられ
る。変速ギヤ駆動軸128上には、電磁クラッチ123
a、123bと、変速駆動ギヤ124および変速駆動ギ
ヤ126が設けられている。変速ギヤ駆動軸128に
は、電磁クラッチ123a、123bが設けられてい
る。電磁クラッチ123aに通電されると、この電磁ク
ラッチ123aのロータとアーマチュアが磁界で吸引接
合し、ロータの回転がアーマチュアに接続され変速駆動
ギヤ126に伝達される。電磁クラッチ123bに通電
されると、この電磁クラッチ123bのロータとアーマ
チュアが磁界で吸引接合し、ロータの回転がアーマチュ
アに接続され変速駆動ギヤ124に伝達される。変速駆
動ギヤ126には、ローラ駆動軸129に固定された変
速従動ギヤ127が噛み合っており、この変速従動ギヤ
127により、ローラ駆動軸129を回転させる。変速
駆動ギヤ124には、ローラ駆動軸129に固定された
変速従動ギヤ125が噛み合っており、この変速従動ギ
ヤ125により、ローラ駆動軸129を回転させる。こ
の図14の例であると、変速駆動ギヤ126より変速従
動ギヤ127が小さいため、回転速度を増速して伝達さ
れる。電磁クラッチ123bは、逆に変速駆動ギヤ12
4より変速従動ギヤ125が大きいため、減速して伝え
られることになる。電磁クラッチによる変速比の変更
し、駆動モータ120にステッピングモータを使用し、
その一二相励磁または二相励磁の切り換え、および、ク
ロック信号の周波数の切り換えを行えば、容易に50倍
程度の変速が可能となる。駆動モータ120の必要な回
転トルクは、最高速で原稿103を送る時に、一番大き
なトルクを必要とし、このトルクが得られるように駆動
モータ120を選択する必要がある。原稿103を最低
速で送る場合は、減速側のギヤを使用するため、駆動モ
ータ120の軸トルクは高速時のギヤ減速時のギヤを使
用した場合の減速比分だけトルクが小さくて済むことに
なる。負荷トルクに対して、モータの軸出力トルクが余
りにも余裕がありすぎると、ステッピングモータは、ク
ロック信号の周波数が低いとき回転むらが発生するた
め、モータに通電する電流値を低下させる。
【0006】また、一対の搬送ローラ114および一対
の排紙ローラ116等は、原稿103の送り速度を正確
にするため、原稿103とローラ間の搬送力を大きくす
る必要がある。この状態で、一対の搬送ローラ114に
与えるトルクが大きいと、原稿103が何らかの原因
(たとえば、数枚の綴じた原稿または原稿が斜めにセッ
トされた等時に発生する搬送ミス)により、原稿103
が停止したとき、強制的に原稿103の一部を一対の搬
送ローラ114または一対の排紙ローラ対116が搬送
し、原稿103を破損するような問題が発生する。この
ためにも、原稿の低速送り時は、駆動モータ120の通
電電流を低下し、モータのトルクを下げる必要が出てく
る。図14の例では、2個の電磁クラッチを有する例で
あるが、さらに、変速幅を広げるのであれば、クラッチ
とギヤの数を増加させる必要がある。特開平10−87
107号公報に示す画像読取走査装置においては、原稿
をコピー倍率に応じた移動させながら読み取り、駆動モ
ータとしてステッピングモータを使用しており変倍時
は、モータのクロックを変えて速度を変えているため、
モータの共振点があるコピー倍率の時に発生するので、
そのコピー倍率時には、通電角を変化させたり、共振点
からずらし、または、ステッピングモータを回し、読取
間隔の問題は電気的に処理をしている。特開平5−30
0333号公報に記載の画像読取走査装置においては、
走査ユニットを原稿面に沿って移動して画像を読み取る
が、駆動装置としてステッピングモータを使用し、走査
ユニットの必要な走査速度に応じて、電磁クラッチで、
減速比を切り替えて使用し、ステッピングモータのクロ
ック信号による共振が発生しない状態で走査ができるよ
うにしている。特開平7−104360号公報に記載の
駆動装置においては、2つの駆動モータを有し、低速回
転時には1つの駆動モータで駆動し、高速回転高負荷時
は遊星歯車を転動し駆動ギヤを接続し、2つの駆動モー
タで回せるようにしている。特開平10−109780
号公報に記載の画像読取走査装置においては、ステッピ
ングモータより振動検出センサにより振幅と、周波数を
検出し、騒音または読取に影響する振動が発生した場合
は、ステッピングモータに対する通電電流を下げ、振動
の発生を最小限に押さえるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駆動装置においては、駆動モータにステッピングモータ
を使用した場合、1つのステッピングモータで、原稿な
どの走査速度を自由に設定しようとすると、必ず、ステ
ッピングモータのクロック信号による共振が発生すると
いう問題がある。また、従来の駆動装置においては、回
転むらを発生しないで、ステッピングモータを回転させ
られる範囲が数百ヘルツから数キロヘルツの十倍程度の
範囲であり、数百ヘルツでも回転むらが発生して原稿な
どの走査速度が不安定となる場合があるという問題があ
る。本発明の課題は、ステッピングモータのクロック信
号による共振を避けたうえ、原稿の走査速度を自由に設
定することができる駆動装置を提供することにある。本
発明の他の課題は、ステッピングモータの回転むらを防
止して駆動モータにステッピングモータを使用した場合
の高い周波数のクロック信号を用いて非常に低い回転数
で滑らかな回転を得る駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、第1のモータ駆動軸を有
する第1の駆動モータと、第2のモータ駆動軸を有する
第2の駆動モータと、第1の傘歯車駆動軸と、第2の傘
歯車駆動軸と、前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記
第1の傘歯車駆動軸に伝える第1の伝達装置と、前記第
2のモータ駆動軸の回転力を前記第2の傘歯車駆動軸に
伝える第2の伝達装置と、前記第1の傘歯車駆動軸に固
定されている第1の傘歯車と、前記第2の傘歯車駆動軸
に固定され前記第1の傘歯車と所定間隔をおいて対向し
て配置されている第2の傘歯車と、前記第1の傘歯車と
前記第2の傘歯車との間に配置されている歯車箱と、こ
の歯車箱の内部に固定されている遊星歯車支持軸と、こ
の遊星歯車支持軸に回転可能に支持され前記第1の傘歯
車および前記第2の傘歯車と噛み合うように配置されて
いる複数の遊星歯車と、駆動軸と、この駆動軸に前記歯
車箱の回転力を伝える第3の伝達装置とを備え、前記第
1および第2の駆動モータはそれぞれ前記第1および第
2のモータ駆動軸の回転速度を変更可能であることを特
徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、第1のモータ駆
動軸を有する第1の駆動モータと、第2のモータ駆動軸
を有する第2の駆動モータと、第1の円錐形摩擦部材駆
動軸と、第2の円錐形擦部材駆動軸と、前記第1のモー
タ駆動軸の回転力を前記第1の円錐形摩擦部材駆動軸に
伝える第1の伝達装置と、前記第2のモータ駆動軸の回
転力を前記第2の円錐形摩擦部材駆動軸に伝える第2の
伝達装置と、前記第1の円錐形摩擦部材駆動軸に固定さ
れている第1の円錐形摩擦部材と、前記第2の円錐形摩
擦部材駆動軸に固定され前記第1の円錐形摩擦部材と所
定間隔をおいて対向して配置されている第2の円錐形摩
擦部材と、前記第1の円錐形摩擦部材と前記第2の円錐
形摩擦部材との間に配置されている歯車箱と、この歯車
箱の内部に固定されている遊星摩擦部材支持軸と、この
遊星摩擦部材支持軸に回転可能に支持され前記第1の円
錐形摩擦部材および前記第2の円錐形摩擦部材と接触す
るように配置されている複数の円錐形の遊星摩擦部材
と、駆動軸と、この駆動軸に前記歯車箱の回転力を伝え
る第3の伝達装置とを備え、前記第1および第2の駆動
モータはそれぞれ前記第1および第2のモータ駆動軸の
回転速度を変更可能であることを特徴とする。請求項3
に記載の発明は、第1のモータ駆動軸を有する第1の駆
動モータと、第2のモータ駆動軸を有する第2の駆動モ
ータと、内歯車駆動軸と、太陽歯車駆動軸と、駆動軸
と、前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記内歯車駆動
軸に伝える第1の伝達装置と、前記第2のモータ駆動軸
の回転力を前記太陽歯車駆動軸に伝える第2の伝達装置
と、前記内歯車駆動軸に固定されている内歯車と、前記
太陽歯車駆動軸に固定されている太陽歯車と、前記駆動
軸に一端部が固定されている回転支持部材と、この回転
支持部材の回転端部に回転可能に支持され前記内歯車お
よび前記太陽歯車と噛み合うように配置されている衛星
歯車とを備え、前記第1および第2の駆動モータはそれ
ぞれ前記第1および第2のモータ駆動軸の回転速度を変
更可能であることを特徴とする。請求項4に記載の発明
は、請求項1乃至3のいずれか1つの請求項に記載の駆
動装置において、前記駆動軸の回転力を原稿を搬送する
原稿搬送装置の駆動装置に伝達することを特徴とする請
求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1つ
の請求項に記載の駆動装置において、前記駆動軸の回転
力を原稿の画像を読み取るための画像読取走査装置の駆
動装置に伝達することを特徴とする。請求項6に記載の
発明は、請求項1乃至5のいずれか1つの請求項に記載
の駆動装置において、前記第1および第2の駆動モータ
の少なくとも1つは、モータ駆動軸を正逆回転可能であ
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る駆動装置を示す断面図である。図1に示
すように、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置
は、第1のモータ駆動軸1aを有する第1の駆動モータ
1と、第2のモータ駆動軸2aを有する第2の駆動モー
タ2、第1の傘歯車駆動軸3と、第2の傘歯車駆動軸4
と、第1の伝達装置5および第2の伝達装置6とを備え
ている。第1の伝達装置5は、第1のモータ駆動軸1a
に固定された駆動ギヤ7と、第1の傘歯車駆動軸3に固
定され駆動ギヤ7と噛み合うように配置されている従動
ギヤ8とからなり、第1のモータ駆動軸1aの回転力を
第1の傘歯車駆動軸3に伝える。第2の伝達装置6は、
第2のモータ駆動軸2aに固定された駆動ギヤ9と、第
2傘歯車駆動軸4に固定され駆動ギヤ9と噛み合うよう
に配置されている従動ギヤ10とからなり、第2のモー
タ駆動軸2aの回転力を第2の傘歯車駆動軸4に伝え
る。また、本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置
は、第1の傘歯車11と、第2の傘歯車12と、歯車箱
13と、遊星歯車支持軸14、複数の遊星歯車15と、
駆動軸16および第3の伝達装置17とを備えている。
【0011】第1の傘歯車11は、第1の傘歯車駆動軸
3に固定されている。第2の傘歯車12は、第2の傘歯
車駆動軸4に固定され第1の傘歯車11と所定間隔をお
いて対向して配置されている。歯車箱13は、第1の傘
歯車11と第2の傘歯車12との間に配置されている。
遊星歯車支持軸14は、歯車箱13の内部に固定されて
いる。複数の遊星歯車15は、遊星歯車支持軸14に回
転可能に支持され第1の傘歯車11および第2の傘歯車
12と噛み合うように配置されている。第3の伝達装置
17は、歯車箱13の外周部に固定された駆動ギヤ18
と、駆動軸16に固定され駆動ギヤ18と噛み合うよう
に配置されているメイン駆動ギヤ19とからなる。な
お、第1および第2の駆動モータ1,2は、それぞれ第
1および第2のモータ駆動軸1a、1bの回転速度を変
更可能であるように構成されている。また、第1および
第2の駆動モータ1,2の少なくとも1つは、第1およ
び第2のモータ駆動軸1a、1bの少なくとも1つを正
逆回転可能であるように構成されている。本発明の第1
の実施の形態に係る駆動装置は、傘歯車による差動歯車
を有している。図1の第1の実施の形態では、第1およ
び第2の駆動モータ1、2により、それぞれ駆動ギヤ
7,9と、従動ギヤ8,10および第1および第2の傘
歯車駆動軸3、4とを介して、傘歯車15をそれぞれ駆
動している。本実施の形態では、第1および第2の傘歯
車11、12の大きさが同じであるので、第1および第
2の傘歯車11,12の回転速度を加算しこの加算値を
2で除算した値だけ第1および第2の傘歯車11、12
に挟まれた遊星歯車15は公転する。遊星歯車15は、
歯車箱13に支えられた遊星歯車支持軸14により回転
自在に支えられているため、歯車箱13は第1および第
2の傘歯車駆動軸3、4を中心に遊星歯車15の公転に
より回転する。歯車箱13には駆動ギヤ18が固定され
ており、この駆動ギヤ18とメイン駆動ギヤ19が噛み
合っている。歯車箱13の回転力は、駆動ギヤ18およ
びメイン駆動ギヤ19を介して駆動軸16に伝達され
る。図1の第1の実施の形態において、第1および第2
の駆動モータ1、2としてステッピングモータを使用
し、例えば、3KPPSで2つのステッピングモータを
同一方向に回転させると、遊星歯車15は、3KPSS
相当の回転数で第1および第2の傘歯車11、12の回
転に一致して回転しながら第1および第2の傘歯車駆動
軸3、4を中心に公転する。
【0012】第1の駆動モータ1を3000PPSで回
転し、第2の駆動モータ2を2998PPSで逆回転さ
せると、遊星歯車15は、(3000−2998)÷2
=1PPSとなるから、2つの駆動モータを同じ方向に
1PPSで回転させたのと、同じ速度で公転することに
なる。この場合、駆動モータのクロック信号の周波数が
高いため、遊星歯車15は非常になめらかにむらが無い
ように回転する。また、この時のトルクは、ギヤの減速
の法則により駆動トルクの小さい方の駆動モータの2倍
のトルクとなり、ギヤによる減速比が高いからと言っ
て、トルクが増加することは無い。この方式の場合に、
2つの駆動モータ1、2の回転方向と、駆動モータ1、
2のクロック信号の周波数を切り替えることにより、数
千倍程度の変速幅を得ながら滑らかに回転することがで
きる。なお、第1の実施の形態では、全ての駆動力の伝
達に歯車を使用した例が挙げてあるが、傘歯車11、1
2および遊星歯車15部以外のもの、すなわち、第1の
伝達装置5と、第2の伝達装置6および第3の伝達装置
17は、タイミングベルトまたはチェーン等でも良い。
また、本発明の第1の実施の形態において、傘歯車1
1、12および遊星歯車15の代わりに、円錐形の摩擦
部材を使用してもよい。すなわち、駆動装置は、第1の
モータ駆動軸1aを有する第1の駆動モータ1と、第2
のモータ駆動軸2aを有する第2の駆動モータ2と、第
1の円錐形摩擦部材駆動軸と、第2の円錐形擦部材駆動
軸と、第1のモータ駆動軸1aの回転力を前記第1の円
錐形摩擦部材駆動軸に伝える第1の伝達装置5と、第2
のモータ駆動軸2aの回転力を前記第2の円錐形摩擦部
材駆動軸に伝える第2の伝達装置6と、前記第1の円錐
形摩擦部材駆動軸に固定されている第1の円錐形摩擦部
材と、前記第2の円錐形摩擦部材駆動軸に固定され前記
第1の円錐形摩擦部材と所定間隔をおいて対向して配置
されている第2の円錐形摩擦部材と、前記第1の円錐形
摩擦部材と前記第2の円錐形摩擦部材との間に配置され
ている歯車箱13と、この歯車箱13の内部に固定され
ている遊星摩擦部材支持軸と、この遊星摩擦部材支持軸
に回転可能に支持され前記第1の円錐形摩擦部材および
前記第2の円錐形摩擦部材と接触するように配置されて
いる複数の円錐形の遊星摩擦部材と、駆動軸16と、こ
の駆動軸16に前記歯車箱13の回転力を伝える第3の
伝達装置17とを備えている。第1および第2の駆動モ
ータ1、はそれぞれ第1および第2のモータ駆動軸1
a、1bの回転速度を変更可能である。この場合には、
回転むらは、傘歯車11、12および遊星歯車15を備
えた図1に示した第1の実施の形態より少なくなる。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の第2の実施
の形態に係る駆動装置の要部を示す図である。本発明の
第2の実施の形態に係る駆動装置は、傘歯車による差動
歯車ではなく、内歯車(円筒歯車)による差動歯車を備
えている。図2に示すように、本発明の第2の実施の形
態に係る駆動装置は、第1のモータ駆動軸を有する第1
の駆動モータ(図示せず)と、第2のモータ駆動軸を有
する第2の駆動モータ(図示せず)と、内歯車駆動軸
(図示せず)と、駆動軸20と、この駆動軸20に回転
自在に支持されている太陽歯車駆動軸(図示せず)と、
前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記内歯車駆動軸に
伝える第1の伝達装置(図示せず)と、前記第2のモー
タ駆動軸の回転力を前記太陽歯車駆動軸に伝える第2の
伝達装置(図示せず)と、前記内歯車駆動軸に固定され
ている内歯車21と、前記太陽歯車駆動軸に固定さ内歯
車21の内部に配置されている太陽歯車22と、駆動軸
20に一端部が固定されている回転支持部材23と、こ
の回転支持部材23の回転端部に回転可能に支持され内
歯車21および太陽歯車22と噛み合うように配置され
ている衛星歯車24とを備えている。なお、前記第1お
よび第2の駆動モータはそれぞれ前記第1および第2の
モータ駆動軸の回転速度を変更可能であるように構成さ
れている。また、第1および第2の駆動モータ1,2の
少なくとも1つは、第1および第2のモータ駆動軸1
a、1bの少なくとも1つを正逆回転可能であるように
構成されている。内歯車21は前記第1の駆動モータに
より駆動され、太陽歯車22は前記第2の駆動モータに
より駆動されるから、遊星歯車24を支持している遊星
歯車支持材23が、図1の差動歯車の時の減速と同じよ
うに、減速されて回転する。但し、この場合は、太陽歯
車22と内歯車21との歯数が違うため、その歯数比に
相当した減速比となる。この場合、目的の速度を得るた
めの、太陽歯車22の回転数および内歯車21との回転
数の計算が複雑となる。本発明の第2の実施の形態に係
る駆動装置は、内歯車(円筒歯車)による差動歯車を有
している。
【0014】次に、本発明の第3の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図3は、本発明の第3の実施
の形態に係る駆動装置を示す断面図である。本発明の第
3の実施の形態においては、本発明の第1および第2の
実施の形態と同じ構成要素には同じ参照符号が付されて
いる。図3に示すように、本発明の第3の実施の形態に
係る駆動装置は、第1のモータ駆動軸1aを有する第1
の駆動モータ1と、第2のモータ駆動軸2aを有する第
2の駆動モータ2と、内歯車駆動軸25と、太陽歯車駆
動軸26と、駆動軸27と、第1のモータ駆動軸1aの
回転力を内歯車駆動軸25に伝える第1の伝達装置5
と、第2のモータ駆動軸2aの回転力を太陽歯車駆動軸
26に伝える第2の伝達装置6と、内歯車駆動軸25に
固定されている内歯車21と、太陽歯車駆動軸26に固
定されている太陽歯車22と、駆動軸27に一端部が固
定されている回転支持部材23と、この回転支持部材2
3の回転端部に回転可能に支持され内歯車21と噛み合
うように配置されている衛星歯車24と、回転支持部材
23の回転端部に回転可能に支持され噛み合うように配
置されている衛星歯車24aと備えている。内歯車駆動
軸25および太陽歯車駆動軸26は、駆動軸27に回転
自在に支持されている。第1の伝達装置5は、第1のモ
ータ駆動軸1aに固定された駆動ギヤ7と、内歯車駆動
軸25に固定され駆動ギヤ7と噛み合うように配置され
ている従動ギヤ8とからなり、第1のモータ駆動軸1a
の回転力を内歯車駆動軸25に伝える。第2の伝達装置
6は、第2のモータ駆動軸2aに固定された駆動ギヤ9
と、太陽歯車駆動軸26に固定され駆動ギヤ9と噛み合
うように配置されている従動ギヤ10とからなり、第2
のモータ駆動軸2aの回転力を太陽歯車駆動軸26に伝
える。本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置は、内
歯車(円筒歯車)による差動歯車を有している。図3に
示す第3の実施の形態においては、太陽歯車22と遊星
歯車24aの歯数比と、内歯車21と遊星歯車24の歯
数比を同じにできる。この状態で、第1および第2の駆
動モータ1、2によりそれぞれ内歯車21および太陽歯
車22に、回転駆動を与えれば、図1に示す第1の実施
の形態と全く同じ効果を得ることができる。従って、第
3の実施の形態においては、駆動軸27と、第1および
第2の駆動モータ1、2の第1および第2のモータ駆動
軸1a、2aとの相対的な回転比として数千倍の変速比
を得ることができる。
【0015】次に、本発明の第1乃至第3の実施の形態
に係る駆動装置の制御装置を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、この制御装置は、第1および第2の
駆動モータ1、2に接続されているドライバー28、2
9と、これらのドライバー28、29に接続されている
コントローラー30と、このコントローラー30に接続
されているCPU31および入力装置32とで構成され
ている。入力装置32は、第1および第2の駆動モータ
1、2の第1および第2のモータ駆動軸1a、2aと、
駆動軸16、20または27との回転比の情報を操作者
が入力するためのものである。コントローラー30は、
入力装置32からの前記回転比の情報に基づいてCPU
31に第1および第2の駆動モータ1、2に与えるクロ
ック信号の周波数を演算させ、この演算値に基づいてド
ライバー28、29を制御する。
【0016】次に、図1に示した本発明の第1の実施の
形態に係る駆動装置を原稿搬送装置の駆動装置に用いる
例を図5乃至図9に基づいて説明する。図5は本発明の
実施の形態に係る駆動装置を原稿搬送装置の駆動装置に
用いる例を示す概略断面図である。図6は図5に示す原
稿搬送装置の要部を示す概略端面図である。図7は図5
に示す原稿搬送装置の要部を示す概略側面図である。図
8は図5に示す原稿搬送装置の他の要部を示す概略側面
図である。図9は図5に示す原稿搬送装置の他の要部を
示す概略側面図である。図5に示すように、原稿搬送装
置は、プラテンガラス33に置かれて、圧板34により
プラテンガラス33に密着された静止原稿を読みとる第
1読取モードと、原稿台35から搬送される原稿36を
読み取る第2読取モードを有している。図5において、
画像読取ユニット37は、原稿の画像面に光を照射する
ための照明ランプ38と、この照明ランプ38からの光
を照射された原稿の画像面からの反射光を結像するため
のレンズ39と、この結像された光を電気信号に変換す
るイメージセンサ40とから構成されている。画像読取
ユニット37は、前記第1モード時に静止された原稿の
画像を読み取る場合は、矢印41方向に走査しつつ原稿
の画像を読み取る。また、画像読取ユニット37は、前
記第2読取モード時には、読み取り位置42に停止し
て、原稿を移動させながら原稿の画像を読み取る。前記
第2読取モード時には、1または複数の原稿36が原稿
台35の上にセットされ、ピックアップローラ43によ
り上側の原稿36から順番に呼び出される。分離ローラ
44およびフリクションパッド45は、ピックアップロ
ーラ43が、一枚の原稿36ではなく、複数の原稿36
を呼び出してしまった時に、一枚だけの原稿36を送る
ように複数の原稿36を分離するためのものである。図
示した例では、フリクションパッド45による摩擦係数
の差を利用して分離する方式となっているが、原稿の厚
さを利用したり、腰の強さを利用するコーナー爪による
分離方式または空気を利用した方式でもよい。
【0017】一枚になった原稿は、一対の搬送ローラ4
6により、読取部まで送られる。読取部では、原稿は背
面ローラ47により案内されながら、排紙ローラ48に
導かれる。この時、原稿は、一定の速度で、送りむらが
無い状態で搬送される。背面ローラ47の外周面は、透
明に近い原稿でも、イメージセンサ40の受光量が一定
となるように、白色の反射率の高い材質で形成されてい
る。原稿を送るときの速度は、複写機であれば、複写す
る場合の画像の倍率によって、読取速度を変化させる。
原稿を一定の送り速度で送り、原稿の読取タイミングお
よび間隔等を変化させると、イメージセンサ40に対す
る画像の露光量が変化するため、その補正を行うのは容
易ではなく、また、読取画像の劣化を招くことになる。
原稿の読取間隔を一定とし、ソフト上での画像倍率の変
更でも、データの補間が必要となり、読取画像の劣化を
招くことになる。画像の劣化を無くし、できる限り、イ
メージセンサの持っている性能を最大限に引き出すため
には、複写倍率に応じた速度で、原稿を搬送して、画像
を読み取る必要がある。現在、複写機においては、複写
倍率として、25%から400%程度までの線倍率を要
求される。
【0018】図5乃至図7に示すように、本実施の形態
においては、メイン駆動ギヤ19により回転する駆動軸
16にメイン駆動プーリ49を配設し、このメイン駆動
プーリ49と搬送ローラ駆動プーリ50と背面ローラ駆
動プーリ51および排紙ローラ駆動プーリ52とにメイ
ン駆動タイミングベルト53を掛け渡してなる。搬送ロ
ーラ駆動プーリ50は、搬送ローラ46の軸に固定され
ている。背面ローラ駆動プーリ51は、背面ローラ47
の軸に固定されている。排紙ローラ駆動プーリ52は、
排紙ローラ48の軸に固定されている。駆動軸16は、
図1に示す第1の実施の形態に係る駆動装置により駆動
され回転される。駆動軸16の回転力は、この駆動軸1
6と一体のメイン駆動プーリ49に伝えられ、このメイ
ン駆動プーリ49の回転力がメイン駆動タイミングベル
ト53を介して搬送ローラ駆動プーリ50と背面ローラ
駆動プーリ51および排紙ローラ駆動プーリ52に伝え
られて搬送ローラ46と背面ローラ47および排紙ロー
ラ48が回転される。駆動軸16には給紙駆動ギヤ54
が固定されている。分離ローラ44の軸には電磁クラッ
チ55が設けられている。電磁クラッチ55のアーマチ
ュアと一体となって回転するアーマチュアギヤ56が給
紙駆動ギヤ54と噛み合うように配置されている。電磁
クラッチは、原稿を一枚ずつ送るために駆動軸16の回
転力を分離ローラ44の軸に断続的に伝える。また、分
離ローラ44の軸にはピックアップ駆動プーリ57が固
定されている。ピックアップローラ43に軸には、ピッ
クアッププーリ58が固定されている。ピックアップ駆
動プーリ57とピックアッププーリ58とには、ピック
アップ駆動タイミングベル59トが取り掛けられてい
る。ピックアップ駆動タイミングベルト59は、ピック
アップ駆動プーリ57の回転力をピックアッププーリ5
8に伝えてピックアップローラ43を回転させる。
【0019】原稿を給紙する際は、電磁クラッチ55に
電力を供給して駆動軸16の回転力を分離ローラ44の
軸に伝えて分離ローラ44を回転し、分離ローラ44の
軸のピックアップ駆動プーリ57を回転させる。ピック
アップ駆動プーリ57は、ピックアップ駆動タイミング
ベルト59およびピックアッププーリ58を介して、ピ
ックアップローラ43を回転させるので、ピックアップ
ローラ43に接している原稿36の給紙が開始される。
ピックアップローラ43が一枚の原稿36を一対の搬送
ローラ46まで送り込むと、電磁クラッチ55への通電
を停止し駆動軸16の回転力を分離ローラ44の軸に伝
えるのを停止することにより、ピックアップローラ43
および分離ローラ44の駆動を停止する。ピックアップ
ローラ43および分離ローラ44には、一方向回転クラ
ッチを設け、一対の搬送ローラ46が原稿を搬送する時
に、原稿の後端がピックアップローラ43または分離ロ
ーラ44の位置にあっても、原稿の動きに同期してピッ
クアップローラ43および分離ローラ44を連れ回わり
させることにより、原稿の搬送の障害にならないように
している。原稿台35の上から次の原稿36を給紙する
場合は、再度、電磁クラッチ55に通電すれば良い。な
お、図5乃至図9に示す実施の形態において、原稿搬送
装置の駆動装置に図2または図3に示す駆動装置により
駆動力を伝えるように構成することもできる。
【0020】次に、図1に示した本発明の第1の実施の
形態に係る駆動装置を画像読取装置の駆動装置に用いる
例を図10および11に基づいて説明する。図10は本
発明の第1の実施の形態に係る駆動装置を画像読取装置
の駆動装置に用いる例を示す概略平面図である。図11
は図10に示した画像読取装置の駆動装置を示す概略正
面図である。図10および図11に示すように、画像読
取装置は、原稿が載置されるプラテンガラス60と、プ
ラテンガラス60に沿って移動するランプキャリッジ6
1と、このランプキャリッジ61と同方向に移動するミ
ラーキャリッジ62と、CCD等からなるイメージセン
サ63と、プーリ駆動軸64と、このプーリ駆動軸64
に固定されている2つのキャプスタンプーリ65と、ラ
ンプキャリッジ61とミラーキャリッジ62およびキャ
プスタンプーリ65とを連結するワイヤーケーブル66
とを備えている。プーリ駆動軸64には、カップリング
67を介して駆動軸16が連結されている。この駆動軸
16は、図1に示す駆動装置により駆動されて回転され
る。ランプキャリッジ61は、ガイド部材(図示せず)
により移動可能に支持され、プラテンガラス60上の原
稿を照射する照明ランプ68と、原稿からの反射光の光
軸方向を変える第1ミラー69とを保持している。ま
た、プキャリッジ61は、移動方向に沿って張架された
ワイヤーケーブル66により、キャプスタンプーリ65
に連結され、キャプスタンプーリ65の回転力によっ
て、プラテンガラス60に沿って往復運動するものであ
る。原稿の読み取りタイミングに同期して、照明ランプ
68を点灯して原稿を照射するとともに原稿からの反射
光を第1ミラー69を介してミラーキャリッジ62へ導
くようになっている。ミラーキャリッジ62は、第2ミ
ラー70および第3ミラー71を保持している。これら
の第2ミラー70および第3ミラー71は、て第1ミラ
ー69からの光の光軸方向を変えてイメージセンサー6
3へ入射させるためのものである。このミラーキャリッ
ジ62は、回転自在なプーリ72、73に掛け渡された
ワイヤーケーブル66を介して、キャプスタンプーリ6
5に連結されている。キャプスタンプリ65を回転させ
ると、プーリ72、73は動滑車の働きをして、ミラー
キャリッジ62はランプキャリッジ61の1/2の速度
で、ランプキャリッジ61の移動方向と同方向に往復移
動する。その結果、プラテンガラス60上の原稿の照射
面からイメージセンサ63迄の光路長を一定に保つこと
ができる。
【0021】第1および第2の駆動モータ1、2をそれ
ぞれステッピングモータで構成し、定電流ドライバ−
(図示せず)から与えられるクロック信号(パルス信
号)によって動作が制御される。、図1乃至図3で説明
をしたように、各ステッピングモータに与えられるクロ
ック信号(パルス信号)のPPSと回転方向とによりラ
ンプキャリッジ61とミラーキャリッジ62の移動速度
および移動方向が制御される。この移動速度は、差動歯
車と、2つのステッピングモータの回転速度の組み合わ
せにより、数千倍の速度変更が可能となる。なお、図1
0および図11に示す実施の形態において、画像読取装
置の駆動装置に図2または図3に示す駆動装置により駆
動力を伝えるように構成することもできる。本発明の実
施の形態において、第1および第2の駆動モータをそれ
ぞれステッピングモータで構成し、一方の駆動モータの
クロック周波数を3000Hzとし、他方の駆動モータ
を逆転して2999Hzとすると、2つの駆動モータを
同一方向へ0.5Hzで回転したのと等価になるから、
非常に範囲の広い速度で、原稿の送り、または、画像面
の走査が可能になり、1つの原稿の送り装置または画像
走査装置において一般の紙の原稿からマイクロフィルム
に至るまでの原稿の読み取りを可能とすることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、2つの傘歯車の回転数の平均値で遊星歯車が公
転するから、前記傘歯車を駆動している第1および第2
の駆動モータの回転数を調整することにより、遊星歯車
の公転の必要な回転数を得ることができる。このことに
より、請求項1に記載の発明によれば、駆動モータにス
テッピングモータを使用した場合、2つの駆動モータを
同じクロック周波数で駆動した場合、共振周波数のクロ
ック信号の時は、一方の駆動モータのクロック周波数を
上げ、かつ、他方のクロック周波数を下げれば、駆動モ
ータの共振点からクロック周波数をずらすことができ
る。また、請求項1に記載の発明によれば、走査速度が
通常の半分ぐらいの時は、一方の駆動モータの回転を停
止すれば、走査時のクロック周波数を下げる必要がない
ので、送りむらが無い走査ができる。さらに、請求項1
に記載の発明によれば、駆動モータの励磁方式に、一二
相励磁および二相励磁を組み合わせることにより、幅広
く、かつ、送りむらが無い画像走査を達成できる。請求
項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効
果に加えて、回転むらをより少なくすることができる。
請求項3乃至5のいずれか1つの請求項に記載の発明に
よれば、請求項1に記載の発明の効果と同じ効果を得る
ことができる。請求項6に記載の発明によれば、請求項
1乃至5のいずれか1つの請求項に記載の駆動装置にお
いて、第1および第2の駆動モータの少なくとも1つ
は、モータ駆動軸を正逆回転可能であるから、駆動モー
タのクロック周波数を高い状態で超低速の画像走査を実
現でき、速度むらが無い画像走査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置を示
す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る駆動装置の要
部を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る駆動装置を示
す断面図である。
【図4】本発明の第1乃至第3の実施の形態に係る駆動
装置の制御装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る駆動装置を原稿搬送
装置の駆動装置に用いる例を示す概略断面図である。
【図6】図5に示す原稿搬送装置の要部を示す概略端面
図である。
【図7】図5に示す原稿搬送装置の要部を示す概略側面
図である。
【図8】図5に示す原稿搬送装置の他の要部を示す概略
側面図である。
【図9】図5に示す原稿搬送装置の他の要部を示す概略
側面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る駆動装置を
画像読取装置の駆動装置に用いる例を示す概略平面図で
ある。
【図11】図10に示した画像読取装置の駆動装置を示
す概略正面図である。
【図12】従来の画像読取走査装置を示す概略断面図で
ある。
【図13】従来の駆動装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1の駆動モータ、1a 第1のモータ駆動軸、2
第2の駆動モータ、2a 第2のモータ駆動軸、3
第1の傘歯車駆動軸、4 第2の傘歯車駆動軸4、5
第1の伝達装置、6 第2の伝達装置6、7 駆動ギヤ
7、8 従動ギヤ、9 駆動ギヤ、10 従動ギヤ、1
1 第1の傘歯車、12 第2の傘歯車13 歯車箱、
14 遊星歯車支持軸、15 遊星歯車、16 駆動
軸、17第3の伝達装置、18 駆動ギヤ、19 メイ
ン駆動ギヤ、 20駆動軸、21内歯車、22 太陽歯
車、23 回転支持部材、24 衛星歯車、25 内歯
車駆動軸、26 太陽歯車駆動軸、27 駆動軸、2
8、29 ドライバー、30 コントローラー、31
CPU、32 入力装置32、33 プラテンガラス、
34 圧板、35 原稿台、36 原稿、37 画像読
取ユニット、38照明ランプ、39 レンズ、40 イ
メージセンサ、43 ピックアップローラ、44 分離
ローラ、45 フリクションパッド、46 搬送ローラ
46、47背面ローラ47、48 排紙ローラ、49
メイン駆動プーリ、50 搬送ローラ駆動プーリ、51
背面ローラ駆動プーリ、52 排紙ローラ駆動プー
リ、53 メイン駆動タイミングベルト、54 給紙駆
動ギヤ、55 電磁クラッチ、56 アーマチュアギ
ヤ、57 ピックアップ駆動プーリ、58 ピックアッ
ププーリ、59 ピックアップ駆動タイミングベル、6
0 プラテンガラス60、61 ランプキャリッジ、6
2 ミラーキャリッジ、63 イメージセンサ、64
プーリ駆動軸、65 キャプスタンプーリ、66 ワイ
ヤーケーブル、67 カップリング、68 照明ラン
プ、69 第1ミラー、70 第2ミラー、71 第3
ミラー、72、73 プーリ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 13/08 F16H 37/06 D 3J028 37/06 G03G 15/00 107 3J051 G03G 15/00 107 550 3J062 550 G06T 1/00 430E 5B047 G06T 1/00 430 H02K 37/24 R 5C072 H02K 37/24 Z 5H580 F16H 1/40 H02P 8/40 H02P 8/00 306 H04N 1/04 H04N 1/12 A Fターム(参考) 2H071 CA01 CA05 DA02 DA18 DA26 DA27 DA31 2H076 AA04 AA08 AA35 AA86 AA87 BA17 BA24 BA35 BA68 3F049 AA03 DA12 EA17 EA21 LA02 LA05 LA07 LB01 3J009 DA11 EA04 EA05 EA11 EA16 EA25 EA37 FA17 FA18 3J027 FA11 FB24 FB25 GA01 GB04 GB05 GC13 GC24 GD02 GD04 GD08 HB07 HB12 3J028 EA01 EB16 EB63 FA06 FB04 FB05 FB06 FB12 FC07 FC23 FC66 GA31 3J051 AA03 BA05 BB06 BD01 BE05 CA03 CA09 CB01 DA07 ED02 ED15 FA10 3J062 AA35 AB03 AC03 BA25 CG02 CG13 CG32 CG66 CG83 5B047 AA01 BA01 BB02 CA08 5C072 AA01 NA05 NA06 NA10 XA01 5H580 AA02 BB02 FA24 FB03 FB05 KK03 KK05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のモータ駆動軸を有する第1の駆動
    モータと、第2のモータ駆動軸を有する第2の駆動モー
    タと、第1の傘歯車駆動軸と、第2の傘歯車駆動軸と、
    前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記第1の傘歯車駆
    動軸に伝える第1の伝達装置と、前記第2のモータ駆動
    軸の回転力を前記第2の傘歯車駆動軸に伝える第2の伝
    達装置と、前記第1の傘歯車駆動軸に固定されている第
    1の傘歯車と、前記第2の傘歯車駆動軸に固定され前記
    第1の傘歯車と所定間隔をおいて対向して配置されてい
    る第2の傘歯車と、前記第1の傘歯車と前記第2の傘歯
    車との間に配置されている歯車箱と、この歯車箱の内部
    に固定されている遊星歯車支持軸と、この遊星歯車支持
    軸に回転可能に支持され前記第1の傘歯車および前記第
    2の傘歯車と噛み合うように配置されている複数の遊星
    歯車と、駆動軸と、この駆動軸に前記歯車箱の回転力を
    伝える第3の伝達装置とを備え、前記第1および第2の
    駆動モータはそれぞれ前記第1および第2のモータ駆動
    軸の回転速度を変更可能であることを特徴とする駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 第1のモータ駆動軸を有する第1の駆動
    モータと、第2のモータ駆動軸を有する第2の駆動モー
    タと、第1の円錐形摩擦部材駆動軸と、第2の円錐形擦
    部材駆動軸と、前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記
    第1の円錐形摩擦部材駆動軸に伝える第1の伝達装置
    と、前記第2のモータ駆動軸の回転力を前記第2の円錐
    形摩擦部材駆動軸に伝える第2の伝達装置と、前記第1
    の円錐形摩擦部材駆動軸に固定されている第1の円錐形
    摩擦部材と、前記第2の円錐形摩擦部材駆動軸に固定さ
    れ前記第1の円錐形摩擦部材と所定間隔をおいて対向し
    て配置されている第2の円錐形摩擦部材と、前記第1の
    円錐形摩擦部材と前記第2の円錐形摩擦部材との間に配
    置されている歯車箱と、この歯車箱の内部に固定されて
    いる遊星摩擦部材支持軸と、この遊星摩擦部材支持軸に
    回転可能に支持され前記第1の円錐形摩擦部材および前
    記第2の円錐形摩擦部材と接触するように配置されてい
    る複数の円錐形の遊星摩擦部材と、駆動軸と、この駆動
    軸に前記歯車箱の回転力を伝える第3の伝達装置とを備
    え、前記第1および第2の駆動モータはそれぞれ前記第
    1および第2のモータ駆動軸の回転速度を変更可能であ
    ることを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 第1のモータ駆動軸を有する第1の駆動
    モータと、第2のモータ駆動軸を有する第2の駆動モー
    タと、内歯車駆動軸と、太陽歯車駆動軸と、駆動軸と、
    前記第1のモータ駆動軸の回転力を前記内歯車駆動軸に
    伝える第1の伝達装置と、前記第2のモータ駆動軸の回
    転力を前記太陽歯車駆動軸に伝える第2の伝達装置と、
    前記内歯車駆動軸に固定されている内歯車と、前記太陽
    歯車駆動軸に固定されている太陽歯車と、前記駆動軸に
    一端部が固定されている回転支持部材と、この回転支持
    部材の回転端部に回転可能に支持され前記内歯車および
    前記太陽歯車と噛み合うように配置されている衛星歯車
    とを備え、前記第1および第2の駆動モータはそれぞれ
    前記第1および第2のモータ駆動軸の回転速度を変更可
    能であることを特徴とする駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つの請求項
    に記載の駆動装置において、前記駆動軸の回転力を原稿
    を搬送する原稿搬送装置の駆動装置に伝達することを特
    徴とする駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1つの請求項
    に記載の駆動装置において、前記駆動軸の回転力を原稿
    の画像を読み取るための画像読取走査装置の駆動装置に
    伝達することを特徴とする駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つの請求項
    に記載の駆動装置において、前記第1および第2の駆動
    モータの少なくとも1つは、モータ駆動軸を正逆回転可
    能であることを特徴とする駆動装置。
JP2001097587A 2001-03-29 2001-03-29 駆動装置 Pending JP2002295610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097587A JP2002295610A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097587A JP2002295610A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002295610A true JP2002295610A (ja) 2002-10-09

Family

ID=18951347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001097587A Pending JP2002295610A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002295610A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248819B2 (en) * 2004-06-14 2007-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Developer driving device and image forming apparatus using the same
JP2009133478A (ja) * 2007-10-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd 駆動力伝達装置及びこれを備えた画像記録装置
CN102128235A (zh) * 2011-03-16 2011-07-20 郑州机械研究所 双余度精密齿轮传动装置
US8064802B2 (en) 2007-12-28 2011-11-22 Ricoh Company, Ltd. Driving-force transmission device and image forming apparatus
CN103398144A (zh) * 2013-08-08 2013-11-20 胥春福 一种抗逆减速器及发电装置
CN104074772A (zh) * 2014-06-24 2014-10-01 杭州萧山江南通用机械厂 一种水下泵用的齿轮箱
JP5816734B1 (ja) * 2014-10-24 2015-11-18 恒男 鳥居 高効率発電装置およびその制御方法
CN105202116A (zh) * 2015-09-02 2015-12-30 安徽旭辰达电子科技有限公司 一种新型传动机构
CN105782351A (zh) * 2016-03-24 2016-07-20 浙江工业大学 线拉式电动晾衣架传动装置
JP2016133140A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置
KR101886387B1 (ko) * 2017-06-09 2018-08-09 (주)젠아트 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
KR20180134780A (ko) * 2018-08-01 2018-12-19 (주)젠아트 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
US10715062B2 (en) 2018-03-16 2020-07-14 Ricoh Company, Ltd. Driving apparatus, driving system, robot, image forming apparatus, and conveying apparatus
CN113874792A (zh) * 2019-09-02 2021-12-31 惠普发展公司, 有限责任合伙企业 多个马达的动力传输

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248819B2 (en) * 2004-06-14 2007-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Developer driving device and image forming apparatus using the same
JP2009133478A (ja) * 2007-10-30 2009-06-18 Brother Ind Ltd 駆動力伝達装置及びこれを備えた画像記録装置
US8064802B2 (en) 2007-12-28 2011-11-22 Ricoh Company, Ltd. Driving-force transmission device and image forming apparatus
CN102128235A (zh) * 2011-03-16 2011-07-20 郑州机械研究所 双余度精密齿轮传动装置
CN103398144A (zh) * 2013-08-08 2013-11-20 胥春福 一种抗逆减速器及发电装置
CN104074772A (zh) * 2014-06-24 2014-10-01 杭州萧山江南通用机械厂 一种水下泵用的齿轮箱
JP5816734B1 (ja) * 2014-10-24 2015-11-18 恒男 鳥居 高効率発電装置およびその制御方法
JP2016133140A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社リコー 駆動装置および画像形成装置
CN105202116A (zh) * 2015-09-02 2015-12-30 安徽旭辰达电子科技有限公司 一种新型传动机构
CN105782351A (zh) * 2016-03-24 2016-07-20 浙江工业大学 线拉式电动晾衣架传动装置
KR101886387B1 (ko) * 2017-06-09 2018-08-09 (주)젠아트 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
WO2018226043A1 (ko) * 2017-06-09 2018-12-13 (주)젠아트 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
TWI673445B (zh) * 2017-06-09 2019-10-01 南韓商箭雅特股份有限公司 高扭矩的可瞬間加速的旋轉裝置
CN110709624A (zh) * 2017-06-09 2020-01-17 箭雅特股份有限公司 高扭矩的可瞬间加速的旋转装置
JP2020522662A (ja) * 2017-06-09 2020-07-30 ゼナーツ インク 高トルクの瞬間加速が可能な回転装置
US10715062B2 (en) 2018-03-16 2020-07-14 Ricoh Company, Ltd. Driving apparatus, driving system, robot, image forming apparatus, and conveying apparatus
KR20180134780A (ko) * 2018-08-01 2018-12-19 (주)젠아트 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
KR102074910B1 (ko) * 2018-08-01 2020-02-07 (주)젠아트 순간 가속이 가능한 회전 장치
CN113874792A (zh) * 2019-09-02 2021-12-31 惠普发展公司, 有限责任合伙企业 多个马达的动力传输

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002295610A (ja) 駆動装置
KR100288707B1 (ko) 스캐너의 구동 장치
JP3555361B2 (ja) 画像読取装置
US4368976A (en) Variable speed scanning system
JP2660832B2 (ja) 光学ユニットの往復駆動装置
JP4019591B2 (ja) 画像読取装置
JP3115636B2 (ja) 潜像担持体駆動装置
JP2000013574A (ja) 画像読み取り装置
JPS62112177A (ja) カラ−画像形成装置
JPH0540609Y2 (ja)
JPS6118940A (ja) 複写機の光学装置
JP2003219694A (ja) ステッピングモータ制御方法及び画像読取装置
JP3716907B2 (ja) 読み取り装置及び該読み取り装置を備えた画像処理装置
JPH1124175A (ja) 原稿露光装置
JP2000083139A (ja) 画像読み取り装置
EP0486870B1 (en) Optical system-driving device
JPH04107354A (ja) 回転速度切換装置
JPH11112731A (ja) 画像読み取り装置および方法
KR0132648B1 (ko) 사무용기기의 광학계 구동장치
JPH08175686A (ja) 用紙搬送ローラ駆動機構
JP4765462B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2007037327A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JPH02289871A (ja) 走査光学装置
JPH0879448A (ja) 光学装置
JPH0728359B2 (ja) 切断搬送装置