JP2020522662A - 高トルクの瞬間加速が可能な回転装置 - Google Patents

高トルクの瞬間加速が可能な回転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020522662A
JP2020522662A JP2020518379A JP2020518379A JP2020522662A JP 2020522662 A JP2020522662 A JP 2020522662A JP 2020518379 A JP2020518379 A JP 2020518379A JP 2020518379 A JP2020518379 A JP 2020518379A JP 2020522662 A JP2020522662 A JP 2020522662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
output
rotation
unit
units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020518379A
Other languages
English (en)
Inventor
ワンピョ イ
ワンピョ イ
ウヨン パク
ウヨン パク
チャンスン リム
チャンスン リム
Original Assignee
ゼナーツ インク
ゼナーツ インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼナーツ インク, ゼナーツ インク filed Critical ゼナーツ インク
Publication of JP2020522662A publication Critical patent/JP2020522662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/72Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously
    • F16H3/727Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously with at least two dynamo electric machines for creating an electric power path inside the gearing, e.g. using generator and motor for a variable power torque path
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/72Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/10Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/12Differential gearings without gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
    • F16H2049/003Features of the flexsplines therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/06Differential gearings with gears having orbital motion
    • F16H48/08Differential gearings with gears having orbital motion comprising bevel gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/08Profiling
    • F16H55/0833Flexible toothed member, e.g. harmonic drive

Abstract

【課題】高トルクの瞬間加速が可能な回転装置を提供する。【解決手段】本発明は、正/逆回転転換に効率的であり、強いトルク出力及び瞬間加速具現が可能な回転装置に関するものであって、第1ギアを備える第1ギア部;第1ギアと連結されて、第1ギアと相対回転する第2ギアを備える第2ギア部;第2ギアと連結されて、第2ギアと相対回転する第3ギアを備える第3ギア部;及び第1ないし第3ギア部のうち、2つのギア部である第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、残りのギア部である出力ギア部の回転出力を決定する第1及び第2駆動部;を含み、第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を変更して、出力ギア部の回転速度を変化させる瞬間加速具現が可能な回転装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、正/逆回転転換に効率的であり、強いトルク出力及び瞬間加速具現が可能な回転装置に関する。
システムを動かすか、制御するのに使われるアクチュエータ(actuator)のような原動駆動装置を精巧に制御しようとする研究が続いている。また、低コストや複雑ではない装置で強いトルクを必要とし、正/逆回転に効率的な装置を必要としており、瞬間加速度が大きな回転装置を必要としている。
本発明の目的は、安定した状態の回転力を提供する装置であって、停止状態または一定速度で回転する運動状態で強いトルク力を安定して保持させる装置を提供することである。
また、本発明は、出力の回転方向を時計回り方向から逆時計回り方向またはその逆方向に安定して変換させることができる回転装置を提供することである。
また、本発明は、出力の回転力を安定して急変させる装置を提供することである。
本発明の一実施形態による瞬間加速具現が可能な回転装置は、第1ギアを備える第1ギア部;前記第1ギアと連結されて、前記第1ギアと相対回転する第2ギアを備える第2ギア部;前記第2ギアと連結されて、前記第2ギアと相対回転する第3ギアを備える第3ギア部;及び前記第1ないし第3ギア部のうち、2つのギア部である第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、残りのギア部である出力ギア部の出力パワーを決定する第1及び第2駆動部;を含み、前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を変更して、前記出力パワーである出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つを変化させ、前記出力パワーの変化前後の前記第1入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第1入力ギア部の初期回転方向と同一であり、前記出力パワーの変化前後の前記第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第2入力ギア部の初期回転方向と同一である。
また、前記出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つが、0ではない場合、前記第1及び第2入力ギア部の回転速度は、0を超過することができる。
また、前記第1及び第2駆動部は、前記出力回転速度が0であり、前記出力トルクが0を超過するように駆動する瞬間加速具現が可能である。
また、前記出力パワーの変化は、前記出力回転速度が一定であり、前記出力トルクが変動する場合、前記出力回転速度が変動し、前記出力トルクが一定の場合、及び前記出力回転速度及び前記出力トルクが変動する場合のうち何れか1つであり得る。
また、前記第1及び第2駆動部は、前記出力回転速度が第1方向から第2方向に変動するように駆動する瞬間加速具現が可能である。
また、前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転を急停止して、前記出力ギア部の回転速度を前記急停止に対応して急変させることができる。
また、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つは、回転慣性を保持するフライホイールをさらに含みうる。
また、前記2つのギア部のうち何れか1つは、他の1つよりも回転慣性がさらに大きく、前記2つのギア部のうち、回転慣性がさらに小さなギア部の回転を急停止して、前記残りのギア部の回転速度を前記回転急停止に対応して急変させることができる。
また、同じ軸で配列されたリング(ring)ギアとサン(sun)ギア、キャリア(carrier)で連結されて、前記リングギア及びサンギア間を接続連結する遊星ギア部を備える遊星ギア列をさらに含み、前記第1ギア部は、前記リングギアを備え、前記第2ギア部は、前記キャリアを備え、前記第3ギア部は、前記サンギアを備えることができる。
また、前記第2ギア部は、回転自在であり、主動ギアを収納する差動ケースを備え、前記第1及び第3ギア部は、前記主動ギアに傘歯車方式で噛み合わされる第1及び第2従動ギアをそれぞれ備えることができる。
また、前記第1ギア部は、楕円形のウェーブカムを備え、前記第2ギア部は、前記ウェーブカムの外部に装着され、外周面に複数個の歯形が成形され、前記ウェーブカムによって弾性変形されるフレックススプライン(flex spline)を備え、前記第3ギア部は、前記フレックススプラインを収納し、前記フレックススプラインと噛み合う内部に歯形が形成された円形スプラインを備えることができる。
本発明による回転装置の制御方法は、第1ギアを備える第1ギア部;前記第2ギアと連結されて、前記第2ギアと相対回転する第3ギアを備える第3ギア部;及び前記第1ないし第3ギア部のうち、2つのギア部である第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、残りのギア部である出力ギア部の出力パワーを決定する第1及び第2駆動部;を含む瞬間加速具現が可能な回転装置を制御する方法であって、前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を変更して、前記出力パワーである出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つを変化させる段階を含み、前記出力パワーの変化前後の前記第1入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第1入力ギア部の初期回転方向と同一であり、前記出力パワーの変化前後の前記第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第2入力ギア部の初期回転方向と同一である。
本発明による回転装置は、入力部の駆動装置を回転し続けて、回転装置が停止状態または回転状態である時、高い出力のトルクを有しうる。
本発明による回転装置は、高い加速性能、動力伝達効率、エネルギー効率を有し、低い振動を発生させうる。
本発明の一実施形態による回転装置の構造ブロック図である。 図1の回転装置の一実施形態を示す図面である。 図2に示された回転装置のそれぞれの実施形態によるギア列の断面図である。 図2に示された回転装置のそれぞれの実施形態によるギア列の断面図である。 回転装置の他の実施形態を示す図面である。 回転装置のさらに他の実施形態を示す図面である。 この回転装置の制御方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
第1、第2などの用語は、多様な構成要素の説明に使われうるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されるものではない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を外れずに、第1構成要素は、第2構成要素と名付けられ、同様に、第2構成要素は、第1構成要素とも名付けられる。「及び/または」という用語は、複数の関連した記載項目の組合せ、または複数の関連した記載項目のうちの何れかの項目を含む。
ある構成要素が、他の構成要素に「連結されて」、または「接続されて」いるという記載は、その他の構成要素に直接に連結または接続されてもいるが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解しなければならない。一方、ある構成要素が、他の構成要素に「直接連結されて」、または「直接接続されて」いるという記載は、中間に他の構成要素が存在しないものと理解しなければならない。また、ネットワーク上の第1構成要素と第2構成要素とが連結または接続されているということは、有線または無線で第1構成要素と第2構成要素との間にデータを送受信することができるということを意味する。
また、以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、単に本明細書の作成の容易さのみが考慮されて付与されるものであって、それ自体で特に重要な意味または役割を付与するものではない。したがって、前記「モジュール」及び「部」は、互いに混用されて使われることもある。
このような構成要素は、実際の応用で具現される時、必要に応じて2以上の構成要素が1つの構成要素に合わせられるか、あるいは1つの構成要素が2以上の構成要素に細分されて構成することができる。図面全体を通じて同一または類似した構成要素に対しては、同じ図面符号を付与し、同じ図面符号を有する構成要素についての詳しい説明は、前述した構成要素についての説明に代替されて省略される。
図1は、本発明の一実施形態による回転装置の構造ブロック図である。
図1を参照すれば、本発明による回転装置は、第1ないし第3ギア部(G1〜G3)、及び第1ないし第3駆動供給部(D1〜D3)のうち少なくとも2つを含みうる。
第1ないし第3ギア部(G1〜G3)のそれぞれは、入力または出力軸で作動する第1ないし第3回転軸(a1〜a3)を備えることができる。第1ないし第3ギア部(G1〜G3)のうち少なくとも1つは、回転軸(a1〜a3のうち1つ)に締結または連結されたギア(g1〜g3のうち1つ)を備えることができる。例えば、第1回転軸(a1)は、第1ギア(g1)を備え、第1ギア(g1)は、第1回転軸(a1)と同一軸を有するように直接締結されるか、ギア連結またはキャリアなどの連結バーを通じて連結される。
第1ないし第3ギア部(G1〜G3)は、それぞれ第1ないし第3ギア(g1〜g3)を備えることができる。第2ギア(g2)は、第1ギア(g1)に連結されて、第1ギア(g1)と相対回転する。第2ギア(g2)は、第3ギア(g3)に連結されて、第3ギア(g3)と相対回転する。各ギアの回転は、自転を基本とし、さらに公転する。第1ないし第3回転軸(a1〜a3)のうち何れか一軸の回転速度は、第1ないし第3ギア(g1〜g3)の連結によって第1ないし第3回転軸(a1〜a3)のうち、残りの2つの回転速度に従属される。
第1ないし第3駆動供給部(D1〜D3)は、それぞれ第1ないし第3回転軸(a1〜a3)に連結される。各駆動供給部は、連結された各回転軸が回転するように駆動力を供給し、制動機を備えて回転軸の回転を減少または停止させることができる。各駆動供給部は、回転慣性を大きくするためにフライホイールを備えることができる。フライホイールは、ギア部の回転軸に駆動供給部と独立して締結される。
この回転装置の構成要素は、入力部と出力部とに区分される。
入力部は、第1ないし第3駆動供給部(D1〜D3)のうち、2つの駆動供給部(以下、‘第1及び第2駆動部’)を備えることができる。入力部は、第1ないし第3ギア部(G1〜G3)のうち、第1及び第2駆動部のそれぞれに連結されたギア部(以下、‘第1及び第2入力ギア部’)をさらに備えることができる。第1及び第2駆動部は、第1及び第2入力ギア部に回動力を供給することができる。
出力部は、第1ないし第3ギア部(G1〜G3)のうち、入力部ではないギア部(以下、‘出力ギア部’)を備えることができる。出力部の出力軸は、出力ギア部の回転軸であり得る。
出力部は、第1ないし第3駆動供給部(D1〜D3)のうち、入力部ではない駆動供給部(以下、‘出力駆動部’)をさらに備えることができる。出力駆動部は、出力軸にさらに動力(回転力)を供給することができる。
本発明による回転装置は、制御部(図示せず)をさらに含みうる。制御部は、通常の第1及び第2駆動部の動作を制御して、本発明による回転装置の全般的な動作を制御することができる。制御部は、第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つを制御して、第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を制御し、最終的に出力ギア部の出力パワーを決定することができる。
出力軸の出力パワーは出力軸の回転速度(以下、‘出力回転速度’)及びトルク(以下、‘出力トルク’)を意味する。
第1及び第2駆動部は、第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、出力ギア部の出力パワーを決定することができる。決定される出力パワーは、出力回転速度及び出力トルクであるか、出力回転速度及び出力トルクのうち何れか1つであり得る。初期駆動時に、出力回転速度及び出力トルクいずれもが決定されることが望ましい。
出力ギア部が特定回転速度で回転する時、第1及び第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、第1及び第2入力ギア部のそれぞれの初期回転方向と同一になるように駆動することが望ましい。これは、第1及び第2駆動部の回転方向逆転が発生しないことを意味する。例えば、駆動部がモータである場合、モータの正/逆回転する必要がなくて、正/逆回転による問題が発生しない。第1及び第2駆動部は、引き続き一方向のみに回転すれば良いので、回転方向逆転によるモータの機械または電気的な問題に自在である。これは、第1及び第2駆動部に多様なモータを採択することができるということを意味する。第1及び第2駆動部の回転方向逆転が起こらないために、回転方向逆転によるモータなどの機械的な衝撃、振動、故障率などが低下し、モータに供給するエネルギー源の電圧変更などによるサージ電圧などを予防することができる。
出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つが、0ではない場合、第1及び第2入力ギア部の回転速度は、0を超過することが望ましい。モータ(第1及び第2駆動部)の一方向の回転速度のみ変化させて、出力パワーの変動が可能であるために、制御が容易になる。
制御部は、第1及び第2入力ギア部の回転速度を多様にして、特定出力回転速度に多様な出力トルクを有しうる。例えば、制御部は、出力回転速度が0でありながら、出力トルクを変化させることができる。この際、出力トルクは、0ではないことが望ましい。
第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、連結された入力ギア部の回転速度を変更して、出力ギア部の回転出力を変化させることができる。回転出力の変化は、出力回転速度が一定であり、出力トルクが変動する場合、出力回転速度が変動し、出力トルクが一定の場合、そして、出力回転速度及び出力トルクいずれもが変動する場合のうち何れか1つであり得る。
回転出力が変化する場合、第1及び第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、初期回転方向と同一であることが望ましい。モータが一方向のみに回転できるためである。また、第1及び第2入力ギア部の回転速度は、0を超過することが望ましい。即刻な出力変動が可能になるためである。
回転出力のうち、出力回転速度は、第1方向から第2方向に変動される。すなわち、第1及び第2入力ギア部の方向逆転なしにそれぞれの回転速度変化のみで出力回転速度が正回転から逆回転に変動される。
第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つの駆動部は、連結された入力ギア部の回転を急停止して、出力ギア部の回転速度を入力ギア部の急停止に対応して急変させることができる。
入力部のうち、第1入力ギア部は、第2入力ギア部よりも回転慣性が大きいことが望ましい。その差は、2〜10000の比率であることが望ましい。第1入力ギア部の高い回転慣性は、前述したフライホイールなどで具現可能である。この際、前述した入力部の急停止で出力部の急激な回転速度変更時に、回転慣性が小さな第2入力ギア部の回転を急停止することが望ましい。そして、回転慣性がさらに大きな第1入力ギア部は、一定速度を保持することが望ましい。出力部が急加速を行う時、回転慣性が大きな第1入力ギア部を特定速度で回転させれば、安定的であり、一貫した出力部の急加速性能が保持されるためである。
図2は、図1の回転装置の一実施形態を示す図面であり、図3及び図4は、図2に示された回転装置のそれぞれの実施形態によるギア列の断面図であり、図7は、この回転装置の制御方法の一実施形態によるフローチャートである。
図2及び図3を参照すれば、本発明による回転装置は、複数のギア部110、130、140、120、及び第1及び第2駆動部152、162を含みうる。本実施形態による減速装置は、遊星ギア装置であり得る。
複数のギア部は、リングギア部110、キャリア部120、及びサンギア部130を含みうる。複数のギア部は、図1に示された第1ないし第3ギア部(G1〜G3)にそれぞれ対応しうる。すなわち、第1ギア部(G1)は、リングギア部110、第2ギア部(G2)は、キャリア部120に、第3ギア部(G3)は、サンギア部130にそれぞれ対応しうる。
リングギア部110は、リングギア112及びリングギア軸115を備えることができる。リングギア112及びリングギア軸115は、図1の第1ギア(g1)及び第1回転軸(a1)にそれぞれ対応しうる。
サンギア部130は、サンギア132及びサンギア軸135を備えることができる。サンギア132及びサンギア軸135は、図1の第3ギア(g3)及び第3回転軸(a3)にそれぞれ対応しうる。
キャリア部120は、キャリア122及びキャリア軸125を備えることができる。キャリア部120は、遊星ギア部140をさらに備えることができる。遊星ギア部140は、少なくとも1つの遊星ギア142、144を備えることができる。キャリア軸125及び遊星ギア142、144は、図1の第2回転軸(g2)及び第2ギア(g2)にそれぞれ対応しうる。
リングギア112とサンギア132は、同じ軸上に配列される。リングギア112とサンギア132は、遊星ギア部140によって互いに接続連結される。遊星ギア部140は、キャリア122によって連結され、少なくとも1つの遊星ギアで構成することができる。本実施形態において、遊星ギア部140は、第1及び第2遊星ギア142、144で具現したが、これに限定されず、1個または3個以上で具現可能である。リングギア112、サンギア132、遊星ギア部140、及びキャリア122は、遊星ギア列(planet gear train)を構成することができる。図3は、遊星ギア列の各ギアの配置状態を示した一例であり、これに限定されるものではない。例えば、図3のように、キャリア軸125が中空に形成されて、サンギア軸135が外部に突設するか、図4のように、リングギア軸115が中空に形成されて、サンギア軸135がリングギア軸の中空を通じて外部に突出する。図4の場合、キャリア軸125は、中空ではない形状に製作することができる。
第1及び第2駆動部152、162は、リングギア部110、サンギア部130、及びキャリア部120のうち、2つに駆動力を供給することができる。これにより、複数のギア部のうち、2つは入力端になり、残りの1つは出力端になる。第1及び第2駆動部152、162は、回転力を提供するあらゆる装置であり、本実施形態において、モータと図示し、これに限定されるものではない。第1及び第2駆動部152、162は、リングギア部110、サンギア部130、及びキャリア部120のうち、駆動力を入力されるユニットのリングギア112、サンギア132、及びキャリア122に直接回転力を提供するか、入力ユニットのギアの各軸115、135、125に直接回転力を提供するか、ギアやベルト、チェーンなどを用いて回転力を提供することができる。
第1及び第2駆動部152、162は、制動機(図示せず)をさらに備えることができる。制動機は、入力ユニットの回転を制動することができる。制動機は、一般的なブレーキ構造が使われる。制動機は、空気抵抗、回生ブレーキ、ACモータの非常停止装置などを含みうる。
本発明による回転装置は、制御部100をさらに含みうる。制御部100は、通常の第1及び第2駆動部152、162の動作を制御して、本発明による回転装置の全般的な動作を制御することができる。
図3を参照すれば、本実施形態において、第1及び第2駆動部152、162は、それぞれリングギア部110及びサンギア部130に駆動力を提供すると図示した。但し、これに限定されず、多様な組合せでリングギア部110、サンギア部130、及びキャリア部120のうち、2つのユニットに駆動力を提供することができる。
第1及び第2駆動部152、162は、リングギア部110及びサンギア部130に駆動力をそれぞれ提供して、出力部であるキャリア部120の出力パワーを決定することができる。出力パワーは、出力回転速度及び出力トルクで構成することができる。
制御部100は、第1及び第2駆動部152、162の駆動力を制御して、キャリア部120の出力パワーを決定することができる。以下、制御部100の第1及び第2駆動部152、162の駆動力制御と第1及び第2駆動部152、162の駆動力提供とを混用して使用する。制御部100は、第1及び第2入力ギア部であるリングギア部110及びサンギア部130の回転力を第1及び第2駆動部152、162の駆動力制御を通じて制御することができる。
図7を参照すれば、制御部100は、通信部(図示せず)や多様なインターフェースを通じてユーザから第1パワー命令(P1)を受信することができる(ステップS410)。制御部100は、キャリア部120の出力パワーが受信した第1パワー命令(P1)に対応させるリングギア部110の回転速度(Vi1)及びサンギア部130の回転速度(Vi2)を設定することができる(ステップS420)。
キャリア部120の出力パワーのうち、出力回転速度は、第1パワー命令(P1)の第1回転速度命令(Vo1)と同一なものが望ましい。回転装置の制御のうち、最も重要な部分が回転速度であるためである。キャリア部120の出力パワーのうち、出力トルクは、第1パワー命令(P1)の第1トルク命令(τ1)とマージン(margin)とを有する領域(boundary)で決定される。すなわち、実際のキャリア部120の出力回転速度は、制御命令に同一であり、出力トルクは、制御命令と既定の差があるように制御される。キャリア部120の出力トルクは、制御命令、すなわち、第1パワー命令(P1)の第1トルク命令(τ1)と若干の差があっても良く、実際の出力トルクが制御命令上の第1トルク命令(τ1)よりもさらに大きいことが望ましい。このような制御は、後述する出力パワー変更段階にも適用可能である。
制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130のそれぞれの回転速度(Vi1、Vi2)を多様に決定することができる。例えば、制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130いずれの回転速度が変更されるか、2つのうち1つのみ変更するように決定することができる。または、制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130のうち何れか1つの回転速度を上昇させ、残りは下降させるように決定することができる。または、リングギア部110及びサンギア部130いずれの回転速度を上昇または下降するように決定される。
制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130が決定されたそれぞれの回転速度(Vi1、Vi2)に対応して回転するように第1及び第2駆動部152、162に制御信号を伝送しうる。
制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130の回転方向は初期回転方向と同一になるように制御することができる。
キャリア部120の出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つが、0ではない場合、制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130のそれぞれの回転速度が0を超過するように制御することが望ましい。
制御部100は、キャリア部120の出力回転速度が0であり、出力トルクは、0を超過するように制御することができる。
図2及び図3を参照すれば、制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130のうち何れか1つまたは両者の回転速度を変更して、キャリア部120の出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つを変更させることができる。キャリア部120の出力回転速度の変更は、回転速度の加減速及び回転方向の変化などを含みうる。
図7を参照すれば、制御部100は、第2パワー命令(P2)を受信することができる(ステップS430)。
制御部100は、第2パワー命令(P2)が適切なものであるか否かを判断することができる(ステップS440)。例えば、第1及び第2命令トルク(τ1、τ2)は、互いに同一であり、第1及び第2回転速度(Vo1、Vo2)は、互いに異なる場合、第1及び第2命令トルク(τ1、τ2)は、互いに異なり、第1及び第2回転速度(Vo1、Vo2)は、互いに同一である場合、及び第1及び第2命令トルク(τ1、τ2)は、互いに同一であり、第1及び第2回転速度(Vo1、Vo2)は、互いに異なる場合、制御部100は、適切なものと判断する。そうではない場合、制御部100は、エラー処理することができる(ステップS460)。
第2パワー命令(P2)が適切な場合、制御部100は、出力パワーが第2パワー命令(P2)に対応させるリングギア部110の回転速度(Vi1)及びサンギア部130の回転速度(Vi2)を再設定することができる(ステップS450)。
制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130のうち何れか1つの回転を急停止して、キャリア部120の回転速度を急加速(急減速含む)させることができる。キャリア部120の回転急加速時間は、回転急停止に対応し、これにより、制動時間に対応して出力ギア部の回転急加速が可能である。
制御部100は、出力ギア部(キャリア部120)が時計回り方向または逆時計回り方向に特定回転速度で回転させるか、停止状態に位置させるために、第1及び第2入力ギア部(リングギア部110、サンギア部130)の回転速度を調節することができる。この際、第1及び第2入力ギア部の回転速度は、一定であり、0値よりも大きいことが望ましい。第1及び第2入力ギア部の回転方向は、初期駆動時に、回転方向と同一であることが望ましい。すなわち、出力ギア部の出力パワーを調整する場合、第1及び第2駆動部のそれぞれの回転方向は、初期から一定でなければならない。
第1及び第2入力ギア部の回転速度は、リングギア112及びサンギア132の歯数と、互いの相対速度によって決定される。例えば、出力ギア部を停止状態にするために、第1及び第2入力ギア部の回転速度は、互いに逆方向に回転し、互いの歯数に反比例するように各速度を保持することができる。
出力ギア部が停止状態で特定方向に特定回転速度にする場合、制御部100は、第1入力ギア部を加速または減速させるか、第2入力ギア部を加速または減速させるか、第1及び第2入力ギア部のうち1つは、加速させ、他の1つは、減速させることができる。必要に応じて第1及び第2入力ギア部いずれもを加速または減速させることができる。いずれもを加/減速させる場合、加速比率を異ならせることが望ましい。減速させる場合、制動部(図示せず)を用いて第1及び第2入力ギア部を減速させることができる。制動部は、多様な制動装置によって具現可能である。
急加速の例を挙げれば、各ギア部110、120、130の減速比によって、制御部100は、リングギア部110及びサンギア部130を特定回転速度で回転させて、キャリア部120の回転速度を0にする。次いで、リングギア部110及びサンギア部130のうち何れか1つを急制動すれば、急制動時間に比例してキャリア部120の回転速度が各ギア部の減速比に対応して急加速される。
アクチュエータのような原動装置の場合、原動装置が停止されている状態から運動する状態に変移する時、初期に強いロードが課せられる。しかし、本実施形態の場合、第1及び第2入力ギア部が運動している状態から他の運動状態に遷移されるものであって、初期駆動によるロード負担が著しく少なくなる。
前記のような原理で、出力ギア部が正回転から逆回転、例えば、時計回り方向から逆時計回り方向に遷移される場合、第1及び第2入力ギア部の回転量を変化させることにより、柔らかくて自然な速度変化が得られる。
本制御によれば、出力ギア部の回転速度制御のために、入力である第1及び第2入力ギア部が停止状態から運動状態に変化するか、正回転から逆回転に変化する必要がない。また、出力ギア部の急激な加速のために、入力である第1及び第2入力ギア部をいずれも減速させうるが、この場合、駆動装置(第1及び第2駆動部152、162)の加速時に発生する抵抗から自在である。これにより、出力ギア部は、高いトルクを有しうる。
第1及び第2入力駆動部152、162の慣性モーメントをさらに大きくするのために、第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つは、フライホイール154、164をさらに含みうる。第1及び第2入力ギア部のうち何れか1つのみにフライホイールを備え、前述した制動機は、第1及び第2入力ギア部のうち、フライホイールが装着されていないギア部の回転を制動させることが望ましい。
図5は、回転装置の他の実施形態を示す図面である。図5を参照すれば、本発明の他の実施形態による回転装置は、複数のギア部210、220、230、及び複数の駆動供給部250、260、270を含みうる。本実施形態による減速装置は、差動ギア装置であり得る。
複数の駆動供給部250、260、270は、図1の第1ないし第3駆動供給部(D1〜D3)に対応し、そのうち、2つの駆動供給部は、図2ないし図4の第1及び第2駆動部152、162に対応することができる。これにより、詳しい説明を省略する。
複数のギア部は、差動ギア部220と第1及び第2サイドギア部210、230とを含みうる。複数のギア部210、220、230は、図1に示された第1ないし第3ギア部(G1〜G3)にそれぞれ対応しうる。すなわち、第1ギア部(G1)は、第1サイドギア部210、第2ギア部(G2)は、差動ギア部220に、第3ギア部(G3)は、第2サイドギア部230にそれぞれ対応しうる。
差動ギア部220は、主動ギア222及び差動ケース221を備えることができる。差動ケース221は、回転自在であり、主動ギア222を収納することができる。主動ギア222は、図1の第1ギア(g1)に対応しうる。図1の第1回転軸(a1)に対応することができる回転軸は、図示されず、多様に具現可能である。差動ギア部220は、差動ケース221と一体に回転するリングギア224をさらに備えることができる。
第1及び第2サイドギア部210、230は、第1及び第2従動ギア212、232、及び第1及び第2従動ギア軸215、235をそれぞれ備え、これらは、図1の第1及び第3ギア(g1、g3)、及び第1及び第3回転軸(a1、a3)にそれぞれ対応しうる。
第1及び第2従動ギア215、235は、主動ギア222に傘歯車方式で噛み合わされる。第1及び第2従動ギア215、235は、差動ケース221に設けられ、第1及び第3従動ギア軸215、235にそれぞれ連結される。
主動ギア222は、差動ケース221に固定されているピニオンシャフトで回転する遊星ピニオンを備えることができる。第1及び第2従動ギア215、235は、主動ギア222、すなわち、遊星ピニオンと噛み合う。
図6は、回転装置のさらに他の実施形態を示す図面である。図6を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態による回転装置は、複数のギア部310、320、330を備えることができる。複数の駆動供給部は、図示を省略した。本実施形態による減速装置は、ハーモニックドライブ(harmonic drive)であり得る。複数のギア部310、320、330のそれぞれに連結される回転軸は、図示されていないが、ハーモニックドライブ装置に鑑みて、通常の技術者であれば、容易に連結することができる。
第1ないし第3ギア部310、320、330は、図1の第1ないし第3ギア部(G1〜G3)にそれぞれ対応しうる。
第1ギア部310は、楕円形のウェーブカム310を備えることができる。ウェーブカム310は、ウェーブジェネレーター(wave generator)とも知られている。
第2ギア部320は、ウェーブカム310の外部に装着され、外周面に複数個の歯形が成形され、ウェーブカム310によって弾性変形されるフレックススプライン320を備えることができる。第2ギア部320は、ウェーブカム310とフレックススプライン320との間で支持される複数のボール軸受(図示せず)をさらに備えることができる。
第3ギア部330は、フレックススプライン320を収納し、フレックススプライン320と噛み合う内部に歯形が形成された円形スプライン330を備えることができる。円形スプライン330は、フレックススプライン320の歯形よりも歯がさらに多く構成されることが望ましい。
前記本発明は、ハードウェアまたはソフトウェアで具現可能である。具現は、前記本発明は、また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現することが可能である。すなわち、コンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態で具現可能である。コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステムによって読み取れるデータが保存されるあらゆる種類の媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記録媒体及び通信記録媒体を含みうる。コンピュータ記録媒体は、コンピュータで読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、及びその他のデータなど情報保存のための任意の方法または技術として具現されたあらゆる保存可能な媒体を含むものであって、揮発性/不揮発性/ハイブリッド型メモリの有無、分離型/非分離型の有無などに限定されるものではない。通信記録媒体は、搬送波のような変調されたデータ信号または伝送メカニズム、任意の情報伝達媒体などを含む。そして、本発明を具現するための機能的な(functional)プログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマーによって容易に推論されうる。
以上、本発明の望ましい実施形態について図示し、説明したが、本発明は、前述した特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を外れずに、当業者によって多様な変形実施が可能であるということはいうまでもなく、このような変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
100:制御部
110:リングギア部
120:キャリア部
130:サンギア部
210、230:第1及び第2サイドギア部
220:差動ギア部
310:ウェーブカム
320:フレックススプライン
330:円形スプライン

Claims (12)

  1. 第1ギアを備える第1ギア部と、
    前記第1ギアと連結されて、前記第1ギアと相対回転する第2ギアを備える第2ギア部と、
    前記第2ギアと連結されて、前記第2ギアと相対回転する第3ギアを備える第3ギア部と、
    前記第1ないし第3ギア部のうち、2つのギア部である第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、残りのギア部である出力ギア部の出力パワーを決定する第1及び第2駆動部と、を含み、
    前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を変更して、前記出力パワーである出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つを変化させ、
    前記出力パワーの変化前後の前記第1入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第1入力ギア部の初期回転方向と同一であり、
    前記出力パワーの変化前後の前記第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第2入力ギア部の初期回転方向と同一である瞬間加速具現が可能な回転装置。
  2. 前記出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つが、0ではない場合、前記第1及び第2入力ギア部の回転速度は、0を超過する請求項1に記載の瞬間加速具現が可能な回転装置。
  3. 前記第1及び第2駆動部は、前記出力回転速度が0であり、前記出力トルクが0を超過するように駆動する請求項1に記載の瞬間加速具現が可能な回転装置。
  4. 前記出力パワーの変化は、前記出力回転速度が一定であり、前記出力トルクが変動する場合、前記出力回転速度が変動し、前記出力トルクが一定の場合、及び前記出力回転速度及び前記出力トルクが変動する場合のうち何れか1つである請求項1に記載の瞬間加速具現が可能な回転装置。
  5. 前記第1及び第2駆動部は、前記出力回転速度が第1方向から第2方向に変動するように駆動する請求項1に記載の瞬間加速具現が可能な回転装置。
  6. 前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転を急停止して、前記出力ギア部の回転速度を前記急停止に対応して急変させる請求項1に記載の瞬間加速具現が可能な回転装置。
  7. 前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つは、回転慣性を保持するフライホイールをさらに含む請求項1に記載の回転装置。
  8. 前記2つのギア部のうち何れか1つは、他の1つよりも回転慣性がさらに大きく、
    前記2つのギア部のうち、回転慣性がさらに小さなギア部の回転を急停止して、前記残りのギア部の回転速度を前記回転急停止に対応して急変させる請求項1に記載の回転装置。
  9. 同じ軸で配列されたリングギアとサンギア、キャリアで連結されて、前記リングギア及びサンギア間を接続連結する遊星ギア部を備える遊星ギア列をさらに含み、
    前記第1ギア部は、前記リングギアを備え、
    前記第2ギア部は、前記キャリアを備え、
    前記第3ギア部は、前記サンギアを備える請求項1に記載の回転装置。
  10. 前記第2ギア部は、回転自在であり、主動ギアを収納する差動ケースを備え、
    前記第1及び第3ギア部は、前記主動ギアに傘歯車方式で噛み合わされる第1及び第2従動ギアをそれぞれ備える請求項1に記載の回転装置。
  11. 前記第1ギア部は、楕円形のウェーブカムを備え、
    前記第2ギア部は、前記ウェーブカムの外部に装着され、外周面に複数個の歯形が成形され、前記ウェーブカムによって弾性変形されるフレックススプラインを備え、
    前記第3ギア部は、前記フレックススプラインを収納し、前記フレックススプラインと噛み合う内部に歯形が形成された円形スプラインを備える請求項1に記載の回転装置。
  12. 第1ギアを備える第1ギア部と、
    前記第1ギアと連結されて、前記第1ギアと相対回転する第2ギアを備える第2ギア部と、
    前記第2ギアと連結されて、前記第2ギアと相対回転する第3ギアを備える第3ギア部と、
    前記第1ないし第3ギア部のうち、2つのギア部である第1及び第2入力ギア部に回動力をそれぞれ提供して、残りのギア部である出力ギア部の出力パワーを決定する第1及び第2駆動部と、を含む瞬間加速具現が可能な回転装置を制御する方法であって、
    前記第1及び第2駆動部のうち少なくとも1つは、前記第1及び第2入力ギア部のうち少なくとも1つの回転速度を変更して、前記出力パワーである出力回転速度及び出力トルクのうち少なくとも1つを変化させる段階を含み、
    前記出力パワーの変化前後の前記第1入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第1入力ギア部の初期回転方向と同一であり、
    前記出力パワーの変化前後の前記第2入力ギア部のそれぞれの回転方向は、前記第2入力ギア部の初期回転方向と同一である回転装置の制御方法。
JP2020518379A 2017-06-09 2018-06-07 高トルクの瞬間加速が可能な回転装置 Pending JP2020522662A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2017-0072772 2017-06-09
KR1020170072772A KR101886387B1 (ko) 2017-06-09 2017-06-09 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
PCT/KR2018/006473 WO2018226043A1 (ko) 2017-06-09 2018-06-07 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020522662A true JP2020522662A (ja) 2020-07-30

Family

ID=63251232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020518379A Pending JP2020522662A (ja) 2017-06-09 2018-06-07 高トルクの瞬間加速が可能な回転装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20210140528A1 (ja)
JP (1) JP2020522662A (ja)
KR (1) KR101886387B1 (ja)
CN (1) CN110709624A (ja)
TW (1) TWI673445B (ja)
WO (1) WO2018226043A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05332403A (ja) * 1992-05-28 1993-12-14 Nitto Seiko Co Ltd 減速機
JP2002295610A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Ricoh Co Ltd 駆動装置
JP2013537290A (ja) * 2010-09-14 2013-09-30 ハイコア カンパニ,リミテッド 二つの入力特性を利用した遊星歯車システム、この歯車モジュール及びこの制御方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774665B2 (ja) * 1985-03-07 1995-08-09 日本車輌製造株式会社 遊星歯車変速装置
JPH11287297A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の振動低減装置
US6455947B1 (en) * 2001-02-14 2002-09-24 Bae Systems Controls, Inc. Power combining apparatus for hybrid electric vehicle
GB0303605D0 (en) * 2003-02-17 2003-03-19 Drivetec Uk Ltd Automotive air blowers
CN100591950C (zh) * 2004-07-22 2010-02-24 通用汽车公司 具有选择性定比操作的电可变传动系统
KR101616869B1 (ko) * 2014-04-10 2016-05-11 주식회사 하이코어 입력 합성 장치
JP2016040485A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 リン パン−チェン 高変速比波動歯車変速装置
RU2018116402A (ru) * 2015-10-07 2019-11-07 Ф. Хоффманн-Ля Рош Аг Биспецифические антитела, четырехвалентные в отношении костимуляторного tnf-рецептора

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05332403A (ja) * 1992-05-28 1993-12-14 Nitto Seiko Co Ltd 減速機
JP2002295610A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Ricoh Co Ltd 駆動装置
JP2013537290A (ja) * 2010-09-14 2013-09-30 ハイコア カンパニ,リミテッド 二つの入力特性を利用した遊星歯車システム、この歯車モジュール及びこの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101886387B1 (ko) 2018-08-09
KR101886387B9 (ko) 2021-07-14
TWI673445B (zh) 2019-10-01
WO2018226043A1 (ko) 2018-12-13
US20210140528A1 (en) 2021-05-13
CN110709624A (zh) 2020-01-17
TW201903302A (zh) 2019-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5607369A (en) Differential motion gear system to control the speed ratio by means of the change of input direction
JP5333343B2 (ja) 左右輪駆動装置
KR101310403B1 (ko) 두 개의 입력 특성을 이용한 유성 기어 시스템, 이의 기어 모듈 및 이의 제어방법
JP4829129B2 (ja) ギア比連続可変型変速機構
JP2003034153A (ja) 駆動装置
JP2018189119A (ja) 歯車伝動装置
KR101616869B1 (ko) 입력 합성 장치
JP7189780B2 (ja) 電動車両の駆動装置
JP6546300B1 (ja) 電動機用変速装置
JPH01312249A (ja) 多機能ギア機構
JP2020522662A (ja) 高トルクの瞬間加速が可能な回転装置
GB2238090A (en) Power transmission system comprising two sets of epicyclic gears
JP2020133876A (ja) 電動車両の駆動装置
KR20200103576A (ko) 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
US5982116A (en) Controllable combined power system using an active power source rotation speed as the proportional control reference
KR20190138026A (ko) 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
JP3129448U (ja) アクチュエータ
JP2018154207A (ja) ハイブリッド駆動装置
KR20190073141A (ko) 급가속 장치
KR20180134780A (ko) 고토크의 순간 가속이 가능한 회전 장치
KR20200144023A (ko) 급가속 장치
JP6536599B2 (ja) 動力伝達装置
KR101879127B1 (ko) 하이브리드 구동장치
JP2006042510A (ja) ハイブリッド変速機
JP2020008139A (ja) 電動車両用変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210618