JP2002294563A - 繊維構造物 - Google Patents

繊維構造物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、水中等、水曝露が顕著な条件下で使
用した場合でも低水濡れ性に優れる繊維構造物さらに詳
しくは、水着等に好適な低水濡れ性に優れる繊維構造物
を提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の繊維構造物は、合成繊維からな
り、面積空隙率が45%以下、かつ撥水剤が繊維表面に
付着していることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撥水性に優れる繊
維構造物、詳しくは水中等、水曝露が顕著な条件下で使
用した場合でも低水濡れ性に優れる繊維構造物に関し、
さらに詳しくは、水着等に好適な低水濡れ性に優れる繊
維構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水着用素材としては、ポリアミド
繊維やポリエステル繊維が多く使用されている。ポリア
ミド繊維やポリエステル繊維は疎水性であり、木綿等の
親水性繊維より乾燥速度は速いものの、低水濡れ性の点
では十分に満足されるものではない。濡れた状態では体
のエネルギーロスが多くなるため、健康上の理由から、
さらに低水濡れ性の水着が要望されている。ここで本発
明中、低水濡れ性とは、撥水性能ならびに、水中等、水
曝露が顕著な条件下で使用した場合でも濡れにくい(水
が付着しにくい)性能を指す。
【0003】例えば、学校の体育授業では、盛夏の前後
にあたる6月や9月に水泳を行うこともあり、濡れた状
態で長時間いることは、生徒にとって苦痛を伴うもので
ある。さらに、最近はヘルスアップ目的で水泳を行う人
々が増えているが、濡れた状態で長時間いることは、特
に高齢者にとっては健康を害する恐れがあり、低水濡れ
性水着のニーズが高まっている。
【0004】また、低水濡れ性のメリットは冷感低減に
よる快適性向上以外にもあり、例えば、水泳中に水着が
濡れて重くなることを防ぐため、競泳水着用途としても
ニーズが高まっている。
【0005】これに対し、特開平3−51312号公
報、実開平3−143178号公報、特開平5−311
502号公報、特開平6−200404号公報では、太
陽光吸収剤などを含有する繊維、あるいは、それらから
なる布帛が提案されている。しかし、これらは太陽光の
可視光線と近赤外線を吸収して熱に変換することにより
保温性を得るものであり、肌寒い曇天時の屋外プール
や、屋内プールのように十分な太陽光が得られない場所
では効果が期待できない。
【0006】さらに、発泡ウレタンゴムシートの両面に
編地を張り合わせた生地により縫製された保温水着が市
販されている。この水着は保温性はあるものの、生地が
厚く、重く、ストレッチ性に劣るため、運動性を妨げる
ものであり、かつ、コストも高くなるという問題があ
る。
【0007】これらの種々の問題点のため、水着として
要求される最適ストレッチ性と目付を維持しながら、着
用者が快適と感じる低水濡れ性に優れた編地よりなる水
着が得られていないのが実状であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、撥水性に優れる繊維構造物、詳しく
は水中等、水曝露が顕著な条件下で使用した場合でも低
水濡れ性に優れる繊維構造物、さらに詳しくは、水着等
に好適な低水濡れ性に優れる繊維構造物を提供せんとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の繊維構造物は、合成繊維からな
り、面積空隙率が45%以下、かつ撥水剤が繊維表面に
付着していることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり撥水
性に優れる繊維構造物、詳しくは水中等、水曝露が顕著
な条件下で使用した場合でも低水濡れ性に優れる繊維構
造物、さらに詳しくは、水着等に好適な低水濡れ性に優
れる繊維構造物について、鋭意検討し、合成繊維からな
り、面積空隙率が45%以下の繊維構造物に、撥水処理
をしてみたところ、かかる課題を一挙に解決することを
究明したものである。
【0011】本発明でいう合成繊維としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートやこれらを主成分とし
た共重合ポリエステル系繊維に代表されるポリエステル
系合成繊維、ナイロン6やナイロン6,6に代表される
ポリアミド系合成繊維、ポリプロピレン系などの合成繊
維を用いることができる。また、低水濡れ性に優れる点
で、マルチフィラメント糸条、またはこれらの合成繊維
マルチフィラメント糸とポリウレタン弾性糸の交編ある
いは交織、混繊糸等を用いることが好ましい。
【0012】該合成繊維マルチフィラメント糸の単繊維
繊度としては、11デシテックス以下が好ましく、5.
5デシテックス以下がさらに好ましく、1.1デシテッ
クス以下がより好ましい。また、該マルチフィラメント
糸の平均トータル繊度としては、56デシテックス以下
が好ましく、33デシテックス以下がさらに好ましい。
なお、該マルチフィラメント糸の単繊維の断面形状は特
に限定されず、丸断面、三角断面、その他異形断面等を
用いることができる。
【0013】本発明でいう繊維構造物は、織物、編地、
または不織布などの布帛はもちろん、帯状物、紐状物、
糸状物などの繊維を含む製品を使用することができる
が、面積空隙率が45%以下、好ましくは35%以下、
さらに好ましくは25%以下とするものである。
【0014】ここでいう面積空隙率とは、次式で表され
るパラメーターを指す。
【0015】繊維構造物が織布の場合、該織布を構成す
る合成繊維マルチフィラメント糸のインチ(2.54c
m)間の経糸本数(Na)ならびにインチ間の緯糸本数
(Nb)を求め、別途該マルチフィラメント糸の太さ
(繊度)および比重から該マルチフィラメント糸の見か
けの直径(L)を求め、次式によりインチ間の経方向空
隙幅(Sa)ならびに緯方向空隙幅(Sb)を求める。
【0016】Sa=2.54−L×Na Sb=2.54−L×Nb 次に、次式により面積空隙率を算出する。
【0017】面積空隙率(%)={(Sa×Sb)/
2.542}×100 繊維構造物が編地の場合、該編地を編成する合成繊維マ
ルチフィラメント糸のインチ間のウエル数(Na)なら
びにインチ間のコース数(Nb)を求め、別途該マルチ
フィラメント糸の太さ(繊度)および比重から該マルチ
フィラメント糸の見かけの直径(L)を求め、次式によ
りインチ間の経方向空隙幅(Sa)ならびに緯方向空隙
幅(Sb)を求める。
【0018】Sa=2.54−L×Na×2 Sb=2.54−L×Nb×2 次に、次式により面積空隙率を算出する。
【0019】面積空隙率(%)={(Sa×Sb)/
2.542}×100 本発明でいう繊維構造物は、体積空隙率が好ましくは8
0%以下、さらに好ましくは70%以下である。
【0020】ここでいう体積空隙率とは、次式で表され
るパラメーターを指す。
【0021】 体積空隙率(%)={(V−v)/(V)}×100 V:繊維構造物の見かけの体積(繊維構造体の体積) v:繊維構造物の真の体積(合成繊維の体積) 繊維構造物として編地を用いる場合、該編地の種類とし
ては、丸編地であるシングル丸編地、ダブル丸編地、経
編地であるトリコット地、ラッセル地のいずれも用いる
ことができる。
【0022】本発明でいう撥水処理に用いられる撥水剤
は、シリコーン系撥水剤、フッ素系撥水剤等、通常の撥
水剤を用いることができるが、耐久性の面からフッ素系
撥水剤が好ましく、中でもペルフルオロアルキル基含有
アクリル共重合体を含むフッ素系撥水剤が好ましい。ま
た、耐久性向上の面から、撥水剤に、アミノプラスト樹
脂、多官能ブロックイソシアネート基含有ウレタン樹
脂、エチレンカーボネート等を併用添加してもよい。
【0023】本発明において、繊維構造物の撥水処理方
法については、特に限定されるものではない。繊維構造
物の全面に撥水剤を付与する場合は、パディング法、ス
プレー法、コーティング法などを採用することができ、
中でも撥水剤を含む加工液に繊維構造物を含浸させた
後、一定の絞り率によってマングルで絞る方法が好まし
い。撥水剤を付与した後においては、後処理を通常の撥
水加工処理法に準じて行えばよい。一方、繊維構造物の
一部に撥水剤を付与する場合は、一般的に工業化されて
いるプリント処方を用いればよく、そのための装置とし
てはローラー捺染機、オートスクリーン捺染機、ハンド
スクリーン捺染機等を用いることができる。撥水剤を付
与した後においては、後処理を通常の撥水加工処理法に
準じて行えばよい。
【0024】本発明の繊維構造物は、水中等、水曝露が
顕著な条件下で使用される用途に好適であり、例えば水
着、アウトドアウェア、ライダースーツ、レインコー
ト、傘類、靴類、テント類等に、好適に用いられる。
【0025】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中での品質評価は次の方法に従っ
た。 <面積空隙率>繊維構造物(編地)を編成する合成繊維
マルチフィラメント糸のインチ間のウエル数(Na)な
らびにインチ間のコース数(Nb)を求め、別途該マル
チフィラメント糸の太さ(繊度)および比重から該マル
チフィラメント糸の見かけの直径(L)を求め、次式に
よりインチ間の経方向空隙幅(Sa)ならびに緯方向空
隙幅(Sb)を求める。
【0026】Sa=2.54−L×Na×2 Sb=2.54−L×Nb×2 次に、次式により面積空隙率を算出する。
【0027】面積空隙率(%)={(Sa×Sb)/
2.542}×100 <体積空隙率>繊維構造物から15cm×15cmの試
料を切取り、下記に示す方法で測定した繊維構造物の厚
さを用いて該試料の見かけの体積(繊維構造体の体積)
(V)を求める。さらに、該試料の重量を測定し、別途
求めた合成繊維の比重から繊維構造物の真の体積(合成
繊維の体積)(v)を求め、次式により体積空隙率を算
出する。
【0028】体積空隙率(%)={(V−v)/
(V)}×100 [繊維構造物の厚さ]測厚器UF−60A((株)大栄
科学精器製作所製)を用い、測定圧3gf/cm2で、
10回測定してその平均値で求める。 <含水率>繊維構造物から15cm×15cmの試料を
切取り、該試料の重量(E0)を測定する。該試料を水
平状態にて水深20cmの位置で水中に固定するが、こ
の際、試料は伸長されない状態で金枠に取り付けられ、
表面、裏面ともに常に水に曝露している状態である。該
状態で30分間放置した直後の試料重量(E1)を測定
した後、次式により、含水率を算出する。
【0029】 含水率(%)={(E1−E0)/E0}×100 上記含水率が小さい程、水中等、水曝露が顕著な条件下
で使用した場合でも低水濡れ性に優れる繊維構造物を意
味し、特に水着として着用した場合は、身体の冷感が少
なく快適であり、また水泳中に水着が濡れて重くなるの
を防ぐことを意味する。 <快適性>以下の実施例、比較例において得られた撥水
加工布を用いて水着を試作し、女性7名による着用評価
を行う。30分間水中に浸かった後、水中から上がり、
1分経過後の快適性を評価する。判定基準は次のとおり
である。
【0030】 ○:冷感がなく快適である ×:冷感があり快適でない (実施例1)東レ(株)製ポリエステルフィラメント
“テトロン”(33デシテックス48フィラメント、単
繊維繊度0.7デシテックス)と東レ・デュポン(株)
製ポリウレタン弾性糸“ライクラ”(33デシテック
ス)を使用し、28ゲージのシングルトリコット機で2
枚筬にて、フロント筬に“テトロン”糸、バック筬に
“ライクラ”糸を配してハーフ組織を編成した。各糸条
の混率は“テトロン”80%、“ライクラ”20%にし
て、ウエル数85/インチ、コース数140/インチに
した。編成後、通常の“テトロン”染色法に基づき黒色
に染色した編地を得、これを基布とした。
【0031】該基布を、“EC−247”(フッ素系撥
水剤、(株)京絹化成製)60g/l、“スミテックス
レジンM−3”(住友化学工業(株)製)5g/l、
“スミテックスアクセラレーターACX”(住友化学工
業(株)製)2g/lに調整した撥水加工処理液に含浸
させた後、ピックアップ60%で絞り、ピンテンターに
おいて120℃で60秒間乾燥し、さらに170℃で4
5秒間熱処理を行った。得られた撥水加工布の評価結果
を表1に示す。
【0032】含水率は低く、快適性は良好であった。 (実施例2)ウエル数95/インチ、コース数160/
インチにした以外は、実施例1と同様の方法で編地を編
成し、これを基布とした。
【0033】該基布を実施例1と同様の方法で処理して
得られた撥水加工布の評価結果を表1に示す。
【0034】含水率は実施例中最低であり、快適性は良
好であった。 (実施例3)東レ(株)製ポリエステルフィラメント
“テトロン”(33デシテックス6フィラメント、単繊
維繊度5.5デシテックス)と東レ・デュポン(株)製
ポリウレタン弾性糸“ライクラ”(33デシテックス)
を使用した以外は、実施例1と同様の方法で編地を編成
し、これを基布とした。また、ウエル数85/インチ、
コース数140/インチであった。
【0035】該基布を実施例1と同様の方法で処理して
得られた撥水加工布の評価結果を表1に示す。
【0036】含水率は低く、快適性は良好であったが、
含水率は実施例1の場合に比べて高い傾向にあった。 (実施例4)東レ(株)製ポリエステルフィラメント
“テトロン”(44デシテックス36フィラメント、単
繊維繊度1.1デシテックス)と東レ・デュポン(株)
製ポリウレタン弾性糸“ライクラ”(44デシテック
ス)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で編地を
編成し、これを基布とした。また、ウエル数81/イン
チ、コース数128/インチであった。
【0037】該基布を実施例1と同様の方法で処理して
得られた撥水加工布の評価結果を表1に示す。
【0038】含水率は低く、快適性は良好であった。 (実施例5)東レ(株)製ポリエステルフィラメント
“テトロン”(55デシテックス24フィラメント、単
繊維繊度2.2デシテックス)と東レ・デュポン(株)
製ポリウレタン弾性糸“ライクラ”(55デシテック
ス)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で編地を
編成し、これを基布とした。また、ウエル数58/イン
チ、コース数78/インチであった。
【0039】該基布を実施例1と同様の方法で処理して
得られた撥水加工布の評価結果を表1に示す。
【0040】含水率は低く、快適性は良好であった。 (実施例6)東レ(株)製ポリアミド系フィラメント
(55デシテックス24フィラメント、単繊維繊度2.
2デシテックス)と東レ・デュポン(株)製ポリウレタ
ン弾性糸“ライクラ”(55デシテックス)を使用した
以外は、実施例1と同様の方法で編地を編成し、これを
基布とした。また、ウエル数58/インチ、コース数7
8/インチであった。
【0041】該基布を実施例1と同様の方法で処理して
得られた撥水加工布の評価結果を表1に示す。
【0042】含水率は低く、快適性は良好であった。 (比較例1)ウエル数58/インチ、コース数72/イ
ンチにした以外は、実施例1と同様である。得られた撥
水加工布の評価結果を表1に示す。
【0043】この比較例のものは含水率が高く、快適性
は不良であった。 (比較例2)ウエル数43/インチ、コース数47/イ
ンチにした以外は、実施例5と同様である。得られた撥
水加工布の評価結果を表1に示す。
【0044】この比較例のものは含水率が高く、快適性
は不良であった。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明は、従来になかった撥水性に優れ
る繊維構造物、詳しくは水中等、水曝露が顕著な条件下
でも低水濡れ性に優れる繊維構造物に関し、さらに詳し
くは、水着等に好適な低水濡れ性に優れる繊維構造物を
提供することができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 氏輝 滋賀県大津市大江1丁目1番1号 東レ株 式会社瀬田工場内 (72)発明者 高木 明 大阪市北区堂島1丁目6番20号 東レ・エ ージェンシー株式会社大阪支店内 Fターム(参考) 4L002 AA05 AA06 AA07 AB02 AC00 AC01 CA01 DA03 DA04 EA00 FA02 4L033 AA06 AA07 AA08 AB05 AB06 AC03 CA22 4L048 AA21 AA24 AA26 AB09 AC12 CA08 CA11 CA15 DA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成繊維からなり、面積空隙率45%以
    下、かつ撥水処理されていることを特徴とする繊維構造
    物。
  2. 【請求項2】体積空隙率80%以下であることを特徴と
    する請求項1記載の繊維構造物。
  3. 【請求項3】該合成繊維が、マルチフィラメント糸であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の繊維構造
    物。
  4. 【請求項4】該合成繊維が、ポリエステル系合成繊維、
    ポリアミド系合成繊維の少なくとも一方を構成要素とし
    て含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の繊維構造物。
  5. 【請求項5】該合成繊維が、ポリウレタン弾性糸を構成
    要素として含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の繊維構造物。
  6. 【請求項6】該ポリエステル糸および/またはナイロン
    糸が、単繊維繊度5.5デシテックス以下であることを
    特徴とする請求項4記載の繊維構造物。
  7. 【請求項7】該繊維構造物が、編地であることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の繊維構造物。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の繊維構造
    物を用いてなる水着。
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