JP2002294158A - 新規コーティング剤 - Google Patents

新規コーティング剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】撥水性を落とすことなく、希釈時の安定性を高
め、配管等を詰まらせることなく、シミの発生もない自
動車表面処理用コーティング剤を提供すること。 【解決手段】アミノ変性シリコーンオイルのアミノ基の
一部をアミド化したアミド誘導体の乳化物を含有する新
規コーティング剤、特に、アミノ変性シリコーンオイル
の5〜70%のアミノ基を炭素数が1〜20の脂肪酸又
はその誘導体によりアミド化したものにより上記課題を
解決する。また、アミノ変性シリコーンオイル又はその
アミノ基の一部をアミド化したアミノ変性シリコーンオ
イルのアミド誘導体の乳化物に、ポリエーテル変性シリ
コーンオイル及び/又は高分子非イオン界面活性剤を添
加することにより更に優れた効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の表面、特に
塗装面、ガラス面を含む自動車表面の新規コーティング
剤に関する。特にスプレー洗車機等の自動式洗車機に使
用してコーティングするのに好適なコーティング剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車体面に対して噴霧、
塗布作業のみで撥水性を付与するコーティング剤として
は塗装面への吸着のしやすさ、撥水性からアミノ変性シ
リコーンオイルの乳化物が使用されている。たとえばア
ミノ変性シリコーンオイルを非イオン界面活性剤で乳化
した乳化液にアルキルアンモニウム塩を含有してなる自
動塗布方法によるコーティング剤及びコーティング方法
(特開平8−188745号公報参照)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコーティン
グ剤に使用されているアミノ変性シリコーンオイルはそ
の吸着性から撥水性に欠かざるものであるが、反応性が
高いため、その乳化物を水で希釈使用する場合に希釈水
中に含まれるリン酸イオン、硫酸イオン、ケイ酸イオ
ン、炭酸イオン等と反応し、生成した反応物が析出しや
すく、洗車機用撥水剤に使用した場合、洗車機配管中で
析出した反応物が配管を詰まらせるなど、希釈時の安定
性が悪い。また吸着性の強さから、自動車の塗装面に付
着したアミノ変性シリコーンオイルが均一とならずにシ
ミが発生すること等が問題となっている。
【0004】アミノ変性シリコーンオイルのアミノ当量
を上げることで反応性を弱くすることは可能であるが、
それと同時に撥水性、吸着性も低下しコーティング剤と
して十分な効果が得られない。
【0005】従って本発明は、撥水性を落とすことな
く、希釈時の安定性を高め、配管等を詰まらせることな
く、シミの発生もない自動車表面処理用コーティング剤
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、アミノ変性シリコーンオ
イルのアミノ基の一部をアミド化することにより撥水性
等のコーティング剤としての効果を落とすことなく、ア
ミノ基の反応性を低下させて上記目的を達成できること
を見出した。また、アミノ変性シリコーンオイル又はア
ミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳化物にポ
リエーテル変性シリコーンオイル及び/又は高分子非イ
オン界面活性剤を添加することにより上記目的をより効
果的に達成しうることを見いだし、これらの知見に基づ
いて本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、第一の視点において本発明のコ
ーティング剤は、アミノ変性シリコーンオイルのアミノ
基の一部をアミド化したアミド誘導体の乳化物を含有す
ることを特徴とする。
【0008】好ましい態様において、前記アミド誘導体
は、アミノ変性シリコーンオイルの5〜70%のアミノ
基を炭素数が1〜20の脂肪酸又はその誘導体によりア
ミド化したものである。
【0009】第二の視点において本発明のコーティング
剤は、アミノ変性シリコーンオイル又はそのアミノ基の
一部をアミド化したアミノ変性シリコーンオイルのアミ
ド誘導体の乳化物に、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ルを含有することを特徴とする。
【0010】第三の視点において本発明のコーティング
剤は、アミノ変性シリコーンオイル又はそのアミノ基の
一部をアミド化したアミノ変性シリコーンオイルのアミ
ド誘導体の乳化物に、高分子非イオン界面活性剤を含有
することを特徴とする。
【0011】第四の視点において本発明のコーティング
剤は、アミノ変性シリコーンオイル又はそのアミノ基の
一部をアミド化したアミノ変性シリコーンオイルのアミ
ド誘導体の乳化物に、ポリエーテル変性シリコーンオイ
ルと、高分子非イオン界面活性剤とを含有することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施の形態
を説明する。
【0013】本発明のコーティング剤は有効成分として
アミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳化物単
独、アミノ変性シリコーンオイルの乳化物又はアミノ変
性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳化物にポリエー
テル変性シリコーンオイル又は高分子非イオン界面活性
剤のどちらか一方又は両方を混合することにより得られ
る。
【0014】アミノ変性シリコーンオイルとしては市販
されているものを使用することができるが、例えば、ジ
メチルポリシロキサンのメチル基の一部をアミノアルキ
ル基、たとえばアミノメチル、アミノエチル、アミノプ
ロピル、アミノブチル、アミノアルキル置換アミノアル
キル基、例えばアミノエチル置換アミノプロピル等、ア
ミノ基又は置換アミノ基を有する有機基の少なくとも1
種で置換した(他の置換基を含んでいてもよい)ポリシ
ロキサンのアミノ変性物を使用できる。
【0015】上記アミノ変性物において、アミノ当量と
して好ましくは600g/mol以上、より好ましくは
1000〜7000g/mol程度で、動粘度が600
mm /s以上、より好ましくは800〜20000m
/s程度のアミノ変性シリコーンオイルを使用する
のがより優れたコーティング効果を示す上で好ましい。
【0016】上記アミノ変性シリコーンオイルのアミド
化は、例えば、アミノ変性シリコーンオイルに無水酢酸
や酸塩化物を反応させる方法(特開昭57−10107
6号公報参照)、高級脂肪酸を反応させる方法(特開平
1−306683号公報参照)及びカルボン酸ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルを反応させる方法(特開
平1−306682号公報参照)等により行うことがで
きる。
【0017】本発明では反応させるカルボン酸は上記の
無水酢酸、酸塩化物、高級脂肪酸、カルボン酸ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテルのうちいずれでも良い
が、なかでも炭素数が1〜20の脂肪酸又はその誘導体
が好ましい。ここで、脂肪酸誘導体とは、脂肪酸の無水
物やハロゲン化物等をいう。
【0018】上記アミド誘導体のアミド化率は70%以
下が好ましい。アミド化が70%より大きいとアミノ基
が少なくなりすぎるため、塗装面への吸着が弱く、撥水
性、持続性に十分なコーティング性能を付与することが
できない。
【0019】ポリエーテル変性シリコーンオイルとして
は、一般にポリエーテル変性シリコーンオイルとして知
られ(「シリコーンハンドブック」、東レ・ダウコーニ
ング・シリコーン(株)編集・発刊、1993年8月参
照。)、或いは市販されているものを使用することがで
きる。例えば、ジメチルポリシロキサンのメチル基の一
部が、ポリオキシアルキレン(POA)、例えばポリオキ
シエチレン(POE)、ポリオキシ(イソ)プロピレン(PO
P)、POE/POP共重合物を有する有機基の少なくとも一種
で置換された(他の置換基を含んでもよい。)ポリシロ
キサンのポリエーテル変性物を使用することができる。
【0020】ポリエーテル変性シリコーンオイルの添加
量はアミノ変性シリコーンオイル又はアミノ変性シリコ
ーンオイルのアミド誘導体に対して1〜400%が望ま
しい。1%以下であると効果が低く、400%以上だと
撥水性が低下するため好ましくない。
【0021】高分子非イオン界面活性剤としては分子量
が1000以上の非イオン性界面活性剤であれば特に制
限はないが、例えば、東洋ペトロライト株式会社製ユニ
トックスシリーズ、旭電化工業株式会社製アデカプルロ
ニックシリーズ、同社製アデカテトロニックシリーズな
どを使用することができる。
【0022】高分子非イオン界面活性剤の添加量は、ア
ミノ変性シリコーンオイル又はアミノ変性シリコーンオ
イルのアミド誘導体に対して1〜400%が好ましい。
1%以下であると効果が低く、400%以上だと撥水性
が低下する。
【0023】ポリエーテル変性シリコーンオイル及び/
又は高分子非イオン界面活性剤の添加はアミノ変性シリ
コーンオイル又はアミノ変性シリコーンオイルのアミド
誘導体の乳化物に添加してもよいし、アミノ変性シリコ
ーンオイル又はアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘
導体を乳化する時点で添加してもよいが、好ましくは乳
化時点で添加した方が効果的である。
【0024】前記コーティング剤に使用する乳化剤とし
ては、界面活性剤であれば何でも良いが好ましくは非イ
オン界面活性剤が使用される。その種類等には特に制限
されないが、より好ましくは、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド等イオン性を
含有していないものを採用することができ、その中では
ポリオキシエチレンアルキルエーテルが最良である。こ
れら界面活性剤は1種用いてもよいし、また2種以上組
み合わせて用いてもよい。
【0025】上記乳化物の調製は特に困難は無く、使用
するアミノ変性シリコーンオイル又はアミノ変性シリコ
ーンオイルのアミド誘導体に対し、非イオン界面活性剤
を好ましくは10〜100重量%程度使用して撹拌、乳
化して水系乳化液とし、実際に使用する際、上記アミノ
変性シリコーンオイル又はアミノ変性シリコーンオイル
のアミド誘導体分として0.01〜1重量%程度となる
よう濃度を調整すると良い。
【0026】本発明のコーティング剤には、本発明の目
的を阻害しない範囲で、必要に応じ、安定化剤、凍結防
止剤、防請剤、防腐剤、紫外線吸収剤、色素等を配合す
ることができる。
【0027】本発明のコーティング剤を使用する方法は
特に困難は無く、上記の如く一定濃度に希釈したものを
自動車表面に対し噴霧、塗布等の通常行われるコーティ
ング剤による表面処理を行うとよい。スプレー洗車機等
の各種の洗車機で自動塗布することもできる。その後、
必要により乾燥することにより、自動車の外部表面、特
に塗装面、ガラス面、ゴム製表面を含めて自動車の外部
表面全体に撥水性、光沢性(ツヤ)等において長期にわ
たって優れた塗装面への被膜を形成することができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例、比較例及び参考例により本発
明を詳細に説明する。尚、%値は特に説明が無い限り重
量%で表されている。
【0029】[参考例1]アミノ変性シリコーンオイル
のアミド化 動粘度1200mm/sでアミノ当量1800g/m
olのアミノ変性シリコーンオイル10重量部に無水酢
酸0.057重量部(アミド化率10%)又は0.42
5重量部(アミド化率75%)を加えて反応容器に仕込
み、チッソガス中で昇温し100〜110℃の温度で約
1時間反応させてアミド化した。
【0030】[実施例1]参考例1で調製したアミド化
率10%のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体
10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5%、水
85%を加え乳化しコーティング剤試料とした。
【0031】[実施例2]動粘度1200mm/sで
アミノ当量1800g/molのアミノ変性シリコーン
オイル10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5
%、FK-615(信越化学工業株式会社、ポリエーテル変性
シリコーンオイル)1%、水84%を加え乳化しコーテ
ィング剤試料とした。
【0032】[実施例3]動粘度1200mm/sで
アミノ当量1800g/molのアミノ変性シリコーン
オイル10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5
%、アデカプルロニックF-68(旭電化工業株式会社、ポ
リプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物)1
%、水84%を加え乳化しコーティング剤試料とした。
【0033】[実施例4]参考例1で調製したアミド化
率10%のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体
10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5%、FK
-615(信越化学工業株式会社、ポリエーテル変性シリコ
ーンオイル)1%、アデカプルロニックF-68(旭電化工
業株式会社、ポリプロピレングリコールエチレンオキサ
イド付加物)1%、水83%を加え乳化しコーティング
剤試料とした。
【0034】[比較例1]動粘度1200mm/sで
アミノ当量1800g/molのアミノ変性シリコーン
オイル10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5
%、水85%を加え乳化しコーティング剤試料とした。
【0035】[比較例2]参考例1で調製したアミド化
率75%のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体
10%にポリオキシエチレンアルキルエーテル5%、水
85%を加え乳化しコーティング剤試料とした。
【0036】試験方法1(撥水性) 自動車を洗浄剤で洗浄した後、前記組成のコーティング
剤を水で200倍に希釈したものを3L噴霧し、10L
の水ですすいだ。自動車表面に得られた塗装面上に被膜
の撥水性を目視観察により比較した。尚、評価基準は次
の通りである。 ◎:きわめて良好な撥水状態 ○:
良好な撥水状態 △:撥水性ややあり(不十分) ×:
撥水性なし。
【0037】試験方法2(希釈安定性) 前記組成のコーティング剤をイオン交換水にケイ酸ナト
リウム100ppm、炭酸ナトリウム100ppmを加
えた水で200倍に希釈しサンプル瓶に入れ24時間放
置した。放置後の溶液の状態を目視観察により比較し
た。尚、評価基準は次の通りである。 ◎:透明溶液
○:わずかに白濁 △:白濁している ×:白濁
し反応物の生成あり。
【0038】試験方法3(シミの確認) アミノアルキド樹脂エナメル黒色塗装板(JIS K 5652)
を105℃恒温槽に5分間放置後取り出し、塗装面が熱
いうちに前記組成のコーティング剤を水で200倍に希
釈したものを0.1mL垂らし1分間放置する。その後
水ですすぎ塗装表面の状態を目視観察により比較した。
【0039】尚、評価基準は次の通りである。 ◎:変
化なし ○:呼気を吹きかけなければ確認することが
できないが、わずかにシミ発生 △:わずかにシミ発
生×:シミ発生。
【0040】
【表1】
【0041】表1より、実施例のコーティング剤試料
は、撥水性においていずれも比較例1と同等の撥水性を
有しており、希釈安定性が高く、シミも発生しにくいこ
とが確認された。また、実施例1と比較例1を比較する
と、アミノ変性シリコーンオイルのアミノ基の一部アミ
ド化よる希釈安定性の向上、及びシミ発生の抑制が確認
できる。同様に実施例2と比較例1との比較より、ポリ
エーテル変性シリコーンオイルの添加による希釈安定性
の向上が確認され、実施例3と比較例1との比較より、
高分子非イオン界面活性剤の添加によりシミの発生が抑
制されることが確認される。更に、実施例4において、
アミノ変性シリコーンオイルのアミノ基の一部アミド
化、ポリエーテル変性シリコーンオイルの添加及び高分
子非イオン界面活性剤の添加により、希釈安定性及びシ
ミ発生の抑制効果の著しい向上が確認された。一方比較
例2ではアミノ変性シリコーンオイルのアミド化率が7
0%以上と高すぎると、撥水性が低下することがわか
る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、自動車の車体面、ガラ
ス面、ゴム製品等に広く、長期間にわたって撥水性及び
光沢性に優れた効果を発揮する被膜を車体塗装表面等に
シミを発生することなく付与でき、洗車機を用いた場合
には配管を詰まらせることなく塗布できる。
【0043】本発明のコーティング剤によれば、希釈時
の安定性に優れるため、洗車機等に使用したときの配管
の詰まりも無く、シミの発生も無くかつ撥水性が優れた
被膜を塗装面に形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J038 DL081 DL152 KA09 PB07 PC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アミノ変性シリコーンオイルのアミノ基の
    一部をアミド化したアミド誘導体の乳化物を含有するこ
    とを特徴とするコーティング剤。
  2. 【請求項2】前記アミド誘導体は、アミノ変性シリコー
    ンオイルの5〜70%のアミノ基を炭素数が1〜20の
    脂肪酸又はその誘導体によりアミド化したものである請
    求項1記載のコーティング剤。
  3. 【請求項3】アミノ変性シリコーンオイル又は請求項1
    記載のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳
    化物に、ポリエーテル変性シリコーンオイルを含有する
    ことを特徴とするコーティング剤。
  4. 【請求項4】アミノ変性シリコーンオイル又は請求項1
    記載のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳
    化物に、高分子非イオン界面活性剤を含有することを特
    徴とするコーティング剤。
  5. 【請求項5】アミノ変性シリコーンオイル又は請求項1
    記載のアミノ変性シリコーンオイルのアミド誘導体の乳
    化物に、ポリエーテル変性シリコーンオイルと、高分子
    非イオン界面活性剤とを含有することを特徴とするコー
    ティング剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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