JP2002293444A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2002293444A
JP2002293444A JP2001099729A JP2001099729A JP2002293444A JP 2002293444 A JP2002293444 A JP 2002293444A JP 2001099729 A JP2001099729 A JP 2001099729A JP 2001099729 A JP2001099729 A JP 2001099729A JP 2002293444 A JP2002293444 A JP 2002293444A
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sheet
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sheet feeding
feeding device
separating
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JP2001099729A
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Yasuhiro Uchida
康浩 内田
Akira Matsushima
彰 松島
Minoru Kawanishi
稔 川西
Makoto Izumi
誠 泉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送り回転部材と逆転回転部材とのニップにシ
ートを案内する案内部材の位置精度を向上させるととも
に、シート積載時,ジャム処理時及び回転部材交換時の
作業性を向上させたシート給送装置及び画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 案内部材20は送りローラ4とリタード
ローラ5とが支持固定される給紙フレーム19に配設さ
れ、シートSを送りローラ4とリタードローラ5とのニ
ップに案内する位置から案内部材20を移動させて、ニ
ップから退避させる移動手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等の記録媒
体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、
プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成
装置に関し、特に、これらの装置に備えられる、シート
を給送するためのシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては近年、画像形成
処理速度の向上、ネットワーク環境下での使用に伴い、
高速かつ大量処理の要求が高まっており、画像形成装置
に用いられるシート給送装置においても高速化と大容量
化が求められるようになってきている。
【0003】一般に大容量の用紙を積載、給送できるシ
ート給送装置としては、画像形成装置本体の下部に同装
置の載置台としての機能を兼ねるように構成される給紙
デッキが多く実用化されている。
【0004】これらの給紙デッキでは、給紙デッキ本体
から引出し可能な用紙収納庫を備え、前記用紙収納庫内
に昇降自在に設けられた用紙積載台上に大量の記録用紙
(以下「シート」という)を積載可能に構成することが
一般的である。
【0005】以下に、給紙デッキの構成と動作の概略を
図12をもとに説明する。
【0006】図中、1は画像形成装置本体、2は給紙デ
ッキ、3は給紙ローラ、4は送りローラ、5はリタード
ローラ、6はシート収納庫である。
【0007】給紙デッキ2へのシートSの積載は、シー
ト収納庫6をレール7に沿って給紙デッキ2から図面の
手前方向に引出すことによりおこなう。シート収納庫6
を給紙デッキ2に格納しラッチ13が軸14に係合する
と、駆動モータ8の動力がワンウェイギア9を介してワ
イヤ巻き取りドラム10に同軸に固定されたギアに伝達
され、ワイヤ巻き取りドラム10が矢印11の方向に回
転することによりワイヤ12を巻き取る。
【0008】シート積載台15はワイヤ12にプーリー
16を介して吊るされており、ワイヤ12が巻き取りド
ラム10に巻きとられるに従って上昇する。シート積載
台15の高さは紙面検知手段18及び不図示のコントロ
ーラにより積載されたシートSの最上面が給紙ローラ3
によって給送され分離ローラ対のニップにスムースに進
入できる最適な高さを維持するよう制御される。
【0009】ワンウェイギア9はシート積載台15を上
昇させる方向には回転可能であるが、同降下する方向に
は回転がロックされる。このため駆動モータ8が停止し
てもシート積載台15はその高さを一定に維持される。
【0010】一方、シート収納庫6が給紙デッキ2から
引出されると、前述のワイヤ巻き取りドラムギア10a
とワンウェイギア9のかみ合いが解除され、シート積載
台15が降下する。
【0011】シートSは給紙ローラ3により給送され、
リタードローラ5によって1枚ずつに分離給送された
後、搬送ローラ17により画像形成装置本体1内に給送
される。
【0012】積載されたシートを一枚ずつ分離給送する
ための送りローラ4,リタードローラ5を用いた分離機
構は、公知の技術でありここではその詳細の説明を省略
するが、リタードローラ5はトルクリミッターを介して
回転が伝達されてシートを上流側へ搬送する方向に回転
し、前記トルクリミッターに設定されたトルク以上に前
記シートを下流へ搬送する方向のトルクを受けたとき搬
送ローラに追従回転する。
【0013】送りローラ4,リタードローラ5を用いた
分離機構においては、シート粉が多量に付着したシート
を大量に給送した場合、1対のローラにシート粉が付着
して送りローラ4とリタードローラ5との間の摩擦係数
が激減することがある。このため、送りローラ4とリタ
ードローラ5間でスリップが発生し、リタードローラ5
が送りローラ4に追従回転せず、シートSを逆送する方
向に回転することがある。
【0014】このような状況においてシートS先端は送
りローラ4とリタードローラ5に正しくかみ合うことが
出来ず、ジャムが発生する。この現象は、シート粉を除
去するか、分離ローラ対を交換するか、何れかの方法を
とらない限りジャムが頻繁に再発し、シート供給装置や
ローラの寿命を極端に縮めることになる。
【0015】先願の特開平11−334922号乃至特
開平11−322095号においては、シートを積載す
るシート積載手段と、該シート積載手段上の前記シート
を給送する給送手段と、前記シートを下流側へ送る送り
ローラと前記シートを上流側へ搬送可能な逆転ローラと
によって分離する分離ローラ対と、前記シート積載手段
の下流側と前記分離ローラ対との間に配設されて前記シ
ートを前記送りローラ側に案内する案内手段を、前記シ
ート積載手段のシート先端を受け止めるための側板上
(シート積載トレー上)に設けることにより、前述よう
な状況下においてもシート先端がリタードローラに引っ
かからず、分離ローラ対のニップに案内されるため、ジ
ャムを起こさずに給送することが出来る構成を実現して
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0017】大量のシートを積載可能な給紙デッキにお
いて、前記案内部材をシート収納庫の側板上に配置した
場合、大型のシート収納庫を前記レールによってデッキ
本体に対して位置決めするため、送りローラ,リタード
ローラに対するシート積載台の正確な位置決めが困難で
あり、前記案内部材によってシートを正確に送りロー
ラ,リタードローラに案内することが困難であるという
問題があった。
【0018】また、特にA3,LGR,等の大型のシー
トを積載する作業においては、積載するシート束の長手
方向の両端部を保持する必要があり、シート収納庫の側
板上部に前記案内部材を配置すると、上部まで延びたシ
ート収納庫の側板がシート積載作業の邪魔になるという
問題があった。
【0019】また、前記の問題を回避する方法として、
前記案内部材を給紙ユニット即ち送りローラ,リタード
ローラを保持する給紙フレームに固定する方法がある
が、この構成を採用する場合以下の問題が生じる。
【0020】シート給送装置においては、送りローラ,
リタードローラ間のニップにシートが挟まった状態でシ
ート収納庫を引出した場合においても、装置内にシート
を残留させることなく処理する目的で、シート収納庫の
引出し動作に連動させて送りローラ,リタードローラ間
を離間させるニップ解除機構を採用するのが一般的であ
る。
【0021】ところが、前述の案内部材を給紙フレーム
に固定する構成を採用した場合、リタードローラが離間
したとしても、図13に示すように案内部材120と送
りローラ4の間の距離が狭く、同隙間にシートSが挟ま
れ、シートSが装置内に残留してしまう。
【0022】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、送り
回転部材と逆転回転部材とのニップにシートを案内する
案内部材の位置精度を向上させるとともに、シート積載
時,ジャム処理時及び回転部材交換時の作業性を向上さ
せたシート給送装置及び画像形成装置を提供することに
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シート給送手段により給送される
シートを、下流側へ送る送り回転部材と上流側へ搬送可
能な逆転回転部材とにより1枚ずつ分離して給送する分
離手段と、前記分離手段の近傍に配設されて前記シート
給送手段により給送されるシートを前記分離手段に案内
する案内部材と、を備えたシート給送装置において、前
記案内部材は、前記送り回転部材と前記逆転回転部材と
が支持される枠体に配設され、前記シートを前記分離手
段に案内する位置から前記案内部材を移動させて、該分
離手段から退避させる移動手段を備えることを特徴とす
る。
【0024】前記シート給送手段は、装置本体に着脱可
能に設けられたシート積載手段に積載されたシートを給
送し、前記移動手段は、前記シート積載手段の着脱動作
に連動して前記案内部材を移動させるものであり、該シ
ート積載手段の装着動作に連動して前記シートを前記送
り回転部材側に案内する前記位置に移動させ、該シート
積載手段の脱着動作に連動して該送り回転部材から退避
させることも好適である。
【0025】前記移動手段は、装置本体に対する前記シ
ート積載手段の着脱方向と略同一の方向に前記案内部材
を移動させることも好適である。
【0026】前記移動手段は、前記シートを前記分離手
段に案内するガイド位置から付勢して前記分離手段から
退避させる退避位置に前記案内部材を保持する付勢手段
と、前記シート積載手段に設けられた押圧部と、該案内
部材に設けられて該押圧部に押圧される被押圧部と、を
備え、前記シート積載手段が装置本体に装着される場合
に、前記被押圧部が前記押圧部に押圧されて前記付勢手
段の付勢力に抗して前記案内部材を前記ガイド位置に移
動させることも好適である。
【0027】前記枠体内に前記逆転回転部材が配置され
るとともに、該枠体には、シート搬送経路に向かって開
口して該逆転回転部材を着脱可能とするための開口部を
設けたことも好適である。
【0028】前記枠体内に前記逆転回転部材が配置され
るとともに、該枠体には、シート搬送経路に向かって開
口して該逆転回転部材を着脱可能とするための開口部を
設け、前記シート積載手段が装置本体から脱着された際
に、前記案内部材が、前記付勢手段によって、前記開口
部のうち前記逆転回転部材相当部より前記脱着方向の領
域を覆うための退避位置に移動して保持されることも好
適である。
【0029】前記案内部材を前記付勢手段の付勢力に抗
して移動させて、前記逆転回転部材を前記開口部から着
脱可能にする位置に固定するための固定手段を備えるこ
とも好適である。
【0030】前記移動手段は、前記送り回転部材の回転
軸に略平行であって、前記案内部材を回動可能とする軸
を備えることも好適である。
【0031】前記移動手段は、前記シートを前記分離手
段に案内するガイド位置から付勢して前記分離手段から
退避させる退避位置に前記案内部材を保持する付勢手段
と、前記シート積載手段に設けられた押圧部と、該案内
部材に設けられて該押圧部に押圧される被押圧部と、を
備え、前記シート積載手段が装置本体に装着される場合
に、前記被押圧部が前記押圧部に押圧されて前記付勢手
段の付勢力に抗して前記案内部材を前記第1の位置に移
動させることも好適である。
【0032】前記案内部材は、自重により前記分離手段
から退避した前記退避位置に位置しており、前記シート
積載手段が装置本体に装着される場合に、前記案内部材
に設けられた被押圧部が該シート積載手段に設けられた
押圧部に押圧されて、前記シートを前記分離手段に案内
するガイド位置に移動することも好適である。
【0033】前記移動手段は、前記送り回転部材と前記
逆転回転部材とを離間させる動作と、前記案内部材を前
記分離手段から退避させる動作と、を連動させることも
好適である。
【0034】画像形成装置にあっては、上記記載のシー
ト給送装置と、前記シート給送装置により給送されたシ
ートに画像を形成する画像形成手段と、を備えることを
特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0036】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態に係るシート給送装置の詳細を図1〜図6,図1
2を参照しながら以下に説明する。なお、従来の技術の
項で説明した構成部分と同様の構成については、同一の
符号を付して、その説明は省略する。
【0037】図1は本実施の形態に係るシート給送装置
の給紙部を示す概略断面図、図2,図3は同斜視図、図
4,5はニップ解除機構を示す図、図6はシート給送装
置のシート収納庫を引出した状態を示す概略斜視図であ
る。
【0038】図中、1は画像形成装置本体、2はシート
給送装置としての給紙デッキ、3はピックアップロー
ラ、4は送り回転部材としての送りローラ、5は逆転回
転部材としてのリタードローラであり、20はシートを
送りローラ4とリタードローラ5のニップ(当接部)、
若しくは、該ニップよりも送りローラ4側に案内する案
内部材である。ここで、送りローラ4とリタードローラ
5とにより分離手段が構成される。
【0039】まず、画像形成装置の画像形成手段につい
て説明する。従来の技術の項で説明したように給紙デッ
キ2によってシート搬送経路に沿って搬送され画像形成
装置本体1内に給送されると、画像形成装置本体1内の
搬送手段により感光ドラム51に搬送される。感光ドラ
ム51上には、レーザースキャナ52によってレーザを
照射されることにより潜像が形成され、プロセスカート
リッジ53によって、この潜像がトナーにより現像化さ
れており、この搬送されたシート上に、感光ドラム51
上に形成されたトナーによる現像が転写手段54によっ
て転写される。そして、この未定着のトナー像が形成さ
れたシートは、さらに下流側に搬送され、定着手段55
によってトナー像が定着されて、その後、機外に排出さ
れる。
【0040】次に、本発明の特徴的な構成である給紙デ
ッキ2について説明する。図1に示す案内部材20に設
けられたボス21は枠体としての給紙フレーム19に設
けられたスリット22に可動に保持されており、案内部
材20は給紙フレーム19に対し、シート搬送経路に沿
って搬送されるシートの搬送方向に略垂直、即ちシート
積載手段としてのシート収納庫6の引出し方向と同方向
にスライド可能に保持されて、付勢手段としての引っ張
りバネ25によりスリット22の片端に付勢されてい
る。
【0041】このとき、案内部材20は図2に示すよう
に、送りローラ4から退避した第2の位置(退避位置)
にあり、送りローラ4及びリタードローラ5は給紙フレ
ーム19のシート搬送経路に向かって開口した開口部2
6に露出した状態にある。
【0042】案内部材20のシート収納庫6に略対向す
る端部には被押圧部としての突起23が一体的に形成さ
れ、シート収納庫6の側板であって、案内部材20の前
記突起23に略対向する位置には押圧部24が形成され
ている。ここで、引っ張りバネ25と、突起23と、押
圧部24と、により移動手段が構成される。
【0043】そして、図3に示すように、シート収納庫
6が給紙デッキ2内に挿入されると、前記押圧部24は
突起23に当接し、引っ張りバネ25の張力に抗して案
内部材20を矢印方向に移動させる。案内部材20はス
リット22に沿ってスライドし、シート収納庫6がラッ
チ13によって給紙デッキ2の所望の位置に固定された
状態において、送りローラ4とリタードローラ5との当
接部に形成されるニップ方向に向かう前記シートの先端
を送りローラ4に当接させるように案内する第1の位置
(ガイド位置)に固定される。
【0044】このように、案内部材20を給紙フレーム
19上に配置することにより、シート収納庫6が収納さ
れた状態では案内部材20を送りローラ4に対して正確
に位置決めすることができる。また、シート収納庫6が
引出された状態においては、案内部材20を送りローラ
4から退避させることができるので、案内部材20と送
りローラ4との間にシートが挟まれることはない。
【0045】次に、移動手段による、送りローラ4とリ
タードローラ5のニップ解除機構について図4,5をも
とに説明する。
【0046】解除手段であるニップ解除レバー27は給
紙フレーム19に回転軸27aを中心に回動自在に保持
され引っ張りバネ28にて付勢されている。
【0047】図4(a)に示すように、給紙デッキ2内
にシート収納庫6が挿入された状態においては、ニップ
解除レバー27はシート収納庫6により回動させられた
第3の位置にある。シート収納庫6が引出された状態に
おいてはニップ解除レバー27は引っ張りバネ28の張
力により、図4(b)に示す第4の位置に回動させられ
る。
【0048】図5(a)に示すように、シート収納庫6
が挿入され、ニップ解除レバー27が第3の位置にある
ときニップ解除レバー27は解除手段であるリタードロ
ーラ保持アーム29から離間した位置にある。リタード
ローラ保持アーム29は軸29aを中心に回動自在であ
り、引っ張りバネ30にて送りローラ4の方向に付勢さ
れ、リタードローラ5は送りローラ4に当接する。
【0049】一方、図5(b)に示すようにシート収納
庫6が引出され、ニップ解除レバー27が第4の位置に
あるとき、リタードローラ保持アーム29の当接部29
a1がニップ解除レバー27によって押されることによ
りリタードローラ保持アーム29は回動させられ、送り
ローラ4,リタードローラ5間のニップは解除される。
【0050】次に、リタードローラ5の交換方法を説明
すると、図2に示したシート収納庫6が給紙デッキ2か
ら引出された状態では、送りローラ4,リタードローラ
5間のニップが解除されており、また案内部材20は給
紙フレーム19の開口部26から退避した位置にスライ
ドしている。前記の状態でリタードローラ5のタブ35
を把握し、ローラをスライドさせることにより容易に着
脱させることが出来る。
【0051】本実施の形態のように、案内部材20を給
紙フレーム19上に配置することにより、図6に示すよ
うにシート収納庫6の側板に大きな切欠き部32を設け
ることが出来る。この結果、ユーザがシート収納庫6に
対してシート束をセットないし取り出す作業をする際、
矢印33の方向から切欠き部32を介してシート収納庫
6内に手を挿入することが可能となり、シート束セット
の作業性が大きく改善される。
【0052】したがって本実施の形態によれば、シート
収納庫6が収納された状態では案内部材20を送りロー
ラ4に対して正確に位置決めすることと、シート収納庫
6が引出された状態において送りローラ4と案内部材2
0との距離を広く保つことと、を両立させることがで
き、送りローラ4による給紙性能の向上、ジャム処理性
及びローラ交換性の向上ならびにシート収納庫にシート
を積載する作業性の向上を実現している。
【0053】(第2の実施の形態)以下に、本発明を適
用した第2の実施の形態を図7を参照して説明する。本
実施の形態において、上述した第1の実施の形態との相
違点は、案内部材20aを枠体としての給紙フレーム1
9aに設けた移動手段としての支点軸31aを中心に回
動させる構成を採用した点である。なお、第1の実施の
形態と同一部材には同一符号を付すとともに、構成的、
機能的に変わらないものについてはその説明を省略す
る。
【0054】図7は本実施の形態に係るシート給送装置
の給紙部を示す断面図であり、図7(a)はシート給送
装置としての給紙デッキ2a内にシート積載手段として
のシート収納庫6aが収納された状態を示し、図7
(b)は同シート収納庫6aが給紙デッキ2aより引出
された状態を示している。
【0055】案内部材20aは給紙フレーム19aの支
点軸31aを中心に回動自在に保持されており、案内部
材20aには被押圧部(移動手段)としての突起23a
が一体的に形成されている。シート収納庫6aの側板、
案内部材20aの前記突起23aに略対向する位置には
押圧部(移動手段)24aが形成されている。
【0056】図7(a)に示すように、シート収納庫6
aが給紙デッキ2a内に挿入されると前記押圧部24a
が突起23aに当接することにより、案内部材20aは
回動して、シート収納庫6aがラッチ13によって給紙
デッキ2aの所望の位置に固定された状態において、送
りローラ4とリタードローラ5との当接部に形成される
ニップ方向に向かうシートSの先端を送りローラ4とリ
タードローラ5のニップ、若しくは、送りローラ4に当
接させるように案内する第1の位置(ガイド位置)に固
定される。
【0057】図7(b)に示すように、シート収納庫6
aが給紙デッキ2aから引出されると、第1の実施の形
態と同様の機構により、送りローラ4,リタードローラ
5間のニップが解除される。これと同時に、前記案内部
材20aの突起23aとシート収納庫6aの側板の押圧
部24aとの係合は解除され、案内部材20aは支点軸
31aを中心に自由に回動可能となり、案内部材20a
は離間したリタードローラ5の方向に自重または不図示
の付勢手段に付勢されて、倒れるように回動して、送り
ローラ4から退避した第2の位置(退避位置)に保持さ
れる。
【0058】この結果、送りローラ4,リタードローラ
5間のニップにシートSが挟まった状態でシート収納庫
6aを引出した場合においても、装置内にシートSを残
留させることなくスムースに処理することが可能とな
る。
【0059】本実施の形態では、支点軸31aを中心に
回動させる構成としたので、シート収納庫6の引出し方
向が、シートの搬送方向に略垂直な方向だけでなく、シ
ートの搬送方向の上流側である場合にも適用することが
できる。
【0060】(第3の実施の形態)以下に、本発明を適
用した第3の実施の形態を図8を参照して説明する。本
実施の形態において、上述した第2の実施の形態との相
違点は、移動手段が案内部材20bの回動動作をリター
ドローラ保持アーム29bの回動に連動して行う構成を
採用した点である。なお、上述した第2の実施の形態と
同一部材には同一符号を付すとともに、構成的、機能的
に変わらないものについてはその説明を省略する。
【0061】図8は本実施の形態に係るシート給送装置
の給紙部を示す概略断面図であり、図8(a)はシート
給送装置としての給紙デッキ2b内にシート積載手段と
してのシート収納庫6bが収納された状態を示し、図8
(b)は同シート収納庫6bが給紙デッキ2bより引出
された状態を示している。
【0062】案内部材20bは枠体としての給紙フレー
ム19bの移動手段としての支点軸31bを中心に回動
自在に保持されており、案内部材20bには被押圧部と
しての突起23bが一体に形成されている。移動手段と
して解除手段であるリタードローラ保持アーム29b
の、案内部材20bの前記突起23bに略対向する位置
には押圧部24bが一体的に形成されている。
【0063】図8(a)に示すように、シート収納庫6
bが給紙デッキ2b内に挿入されると第1の実施の形態
と同様の機構により、リタードローラ保持アーム29b
はリタードローラ5が送りローラ4に当接する位置に回
動される。この状態で前記押圧部24bは突起23bに
当接し、案内部材20bを回動させ、シート収納庫6b
がラッチ13によって給紙デッキ2bの所望の位置に固
定された状態において、送りローラ4とリタードローラ
5との当接部に形成されるニップ方向に向かう前記シー
トの先端を送りローラ4とリタードローラ5のニップ、
若しくは、送りローラ4に当接させるように案内する第
1の位置(ガイド位置)に固定する。
【0064】図8(b)に示すように、シート収納庫6
bが給紙デッキ2bから引出されると、第1の実施の形
態と同様の機構により、リタードローラ保持アーム29
bは回動され、送りローラ4,リタードローラ5間のニ
ップが解除される。この状態では案内部材20bはリタ
ードローラ保持アーム29bに伴って、自重または不図
示の付勢手段に付勢されて、軸31bを中心に回動さ
れ、離間したリタードローラ5の方向に倒れた第2の位
置(退避位置)に保持される。
【0065】本実施の形態により、案内部材20bの回
動機構を簡略化できるとともに案内部材20bの動作と
送りローラ4,リタードローラ5のニップ解除の動作を
同期させることが可能となる。したがって、シート収納
庫6が引出された場合には、確実に、案内部材20bの
退避動作と、送りローラ4,リタードローラ5のニップ
解除動作とを行なうことができ、ジャム処理時の作業性
を向上させることができる。
【0066】(第4の実施の形態)以下に、本発明を適
用した第4の実施の形態を図9〜図11を参照して説明
する。上述した第1〜第3の実施の形態では給紙フレー
ムにはリタードローラ5の回転軸方向に、同ローラを着
脱するための大きな開口部26があり、ジャム処理の
際、シート収納庫6を引出すとシートSが前記開口部2
6に引っかかってしまい、シートが給紙デッキ内部に残
留してしまう可能性がある。本実施の形態は、この課題
をも解決するものである。なお、上述した実施の形態と
同様の構成には同一符号を付すとともに、構成的、機能
的に変わらないものについてはその説明を省略する。
【0067】図9,図10は本実施の形態に係るシート
給送装置の給紙部を示す概略斜視図。図11は同断面図
である。
【0068】本実施の形態では第1の実施の形態と同様
に案内部材20cを枠体としての給紙フレーム19cに
対してスライド可能に保持する構成を採用している。
【0069】給紙フレーム19cにはシート収納庫6を
シート給送装置としての給紙デッキ2cから引出した状
態でリタードローラ5を着脱し交換する際に同リタード
ローラを取り出すための開口部26cが設けられてい
る。前記開口部26cの幅寸法はリタードローラ5の幅
寸法の略2倍よりもわずかに大きく設定され、案内部材
20cの幅寸法はリタードローラ5の幅寸法に略一致し
ている。
【0070】図9に示すように、シート収納庫6が給紙
デッキ2c内に挿入されラッチ13によって給紙デッキ
2cの所望の位置に固定された状態において、案内部材
20cはリタードローラ5を略覆う位置にシート収納庫
6の押圧部24によって略固定される。このとき実施の
形態1と同様の機構により、リタードローラ保持アーム
29cはリタードローラ5が送りローラ4に当接する位
置に回動される。
【0071】一方、図10に示すように、シート収納庫
6が給紙デッキ2cから引出された状態において案内部
材20cは引張りバネ25の張力によりスリット22c
の端部に保持される。このとき案内部材20cは送りロ
ーラ4,リタードローラ5からその幅方向にずれた第2
の位置(退避位置)、すなわち給紙フレーム19cに設
けられた開口部26cを略塞ぐ位置に固定されている。
【0072】次に、リタードローラ5の交換方法を説明
する。
【0073】案内部材20cの端部には爪33が一体的
に形成されている。また、リタードローラ保持アーム2
9cにはリブ34が一体的に形成されている。爪33と
リブ34とにより固定手段が構成される。
【0074】まず、爪33及びリブ34の位置関係につ
いて説明すると、爪33及びリブ34は図11(a)に
示すように、シート収納庫6が給紙デッキ2c内に挿入
され、リタードローラ保持アーム29cがリタードロー
ラ5が送りローラ4に当接する位置に回動された状態に
おいては、爪33はリブ34の下辺に係らない。
【0075】一方、図11(b)に示すように、シート
収納庫6が引出され、送りローラ4,リタードローラ5
間のニップが解除される位置にリタードローラ保持アー
ム29cが回動されると、前記爪33がリブ34の下辺
に係るようその高さ位置を調整されている。
【0076】一方、案内部材20cのスライド方向にお
ける爪33及びリブ34の位置関係は、案内部材20c
が、リタードローラ5を覆う位置までスライドさせてさ
らにリタードローラ保持アーム29c端部のタブ35が
露出する位置まで押し込まれた状態で、爪33がリブ3
4に係合可能になるよう調整されている。
【0077】シート収納庫6が給紙デッキ2cから引出
された状態、即ち送りローラ4,リタードローラ5間の
ニップが解除される位置にリタードローラ保持アーム2
9cが回動された状態で、案内部材20cを手でスライ
ドさせタブ35が露出する(所定の)位置まで押し込む
ことにより案内部材20cの爪33がリタードローラ保
持アーム29cのリブ34に係合し、案内部材20cは
略固定される。前記の状態でタブ35を把握し、リター
ドローラ5をスライドさせることにより容易に着脱する
ことが出来る。
【0078】さらにローラ交換後は、シート収納庫6を
挿入しラッチ13によって給紙デッキ2cの所望の位置
に固定するだけでニップ解除機構によりリタードローラ
保持アーム29cが回動するため、リタードローラ保持
アーム29cと案内部材20cの係合は解除される。
【0079】本構成を採用することによりシート収納庫
6を引出すと同時に、送りローラ4,リタードローラ5
間のニップが解除され、かつ送りローラ4と案内部材2
0cの位置をずらすことが出来るため、送りローラ4,
リタードローラ5間のニップにシートSが挟まった状態
でシート収納庫6を引出した場合においても、シートS
が送りローラ5と案内部材20cの間に挟まる事がなく
なる。
【0080】また、給紙フレーム19cの開口部26c
を塞ぐ位置に案内部材20cを固定することにより、開
口部26cの端部エッジにシートSが引っかかることを
回避することが出来る。この結果、装置内にシートSを
残留させることなくスムースに処理することが可能とな
る。
【0081】また、シート収納庫6を引出した状態でロ
ーラを着脱可能な位置に案内部材20cを固定すること
ができるため、簡便にローラを着脱し交換することも可
能となる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート積載手段が収納された状態では案内部材を送り回
転部材に対して正確に位置決めすることが可能となると
ともに、シート積載手段が引出された状態では送り回転
部材と案内部材との距離を広く保つことが可能となり、
送り回転部材による給送性能の向上、ジャム処理性及び
回転部材交換性の向上ならびにシート積載手段にシート
を積載する作業性の向上を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るシート給送装置の給紙
部を示す概略断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係るシート給送装置の給紙
部を示す概略斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係るシート給送装置の給紙
部を示す概略斜視図である。
【図4】第1の実施の形態に係るシート給送装置のニッ
プ解除機構を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係るシート給送装置のニッ
プ解除機構を示す図である。
【図6】第1の実施の形態に係るシート給送装置のシー
ト収納庫を引出した状態を示す概略斜視図である。
【図7】第2の実施の形態に係るシート供給装置の給紙
部を示す概略断面図である。
【図8】第3の実施の形態に係るシート供給装置の給紙
部を示す概略断面図である。
【図9】第4の実施の形態に係るシート給送装置の給紙
部を示す概略斜視図である。
【図10】第4の実施の形態に係るシート給送装置の給
紙部を示す概略斜視図である。
【図11】第4の実施の形態に係るシート給送装置の給
紙部を示す概略断面図である。
【図12】画像形成装置ならびにシート給送装置を示す
概略断面図である。
【図13】従来のシート給送装置の給紙部を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2,2a,2b,2c 給紙デッキ 3 ピックアップローラ 4 送りローラ 5 リタードローラ 6,6a,6b シート収納庫 19,19a,19b,19c 給紙フレーム 20,20a,20b,20c 案内部材 23,23a,23b 突起 24,24a,24b 押圧部 25 引っ張りバネ 26,26c 開口部 31a,31b 支点軸 33 爪 34 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 泉 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC17 GA01 GB01 GC01 GD01 HA17 HA31 HB04 HC04 HC26 HD16 JD04 JD09 JD33 KA03 KA13 KB04 KB05 KB17 LA04 LA13 LA15 LB08 LC12 LC20 LD04 LD10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート給送手段により給送されるシート
    を、下流側へ送る送り回転部材と上流側へ搬送可能な逆
    転回転部材とにより1枚ずつ分離して給送する分離手段
    と、 前記分離手段の近傍に配設されて前記シート給送手段に
    より給送されるシートを前記分離手段に案内する案内部
    材と、 を備えたシート給送装置において、 前記案内部材は、前記送り回転部材と前記逆転回転部材
    とが支持される枠体に配設され、 前記シートを前記分離手段に案内する位置から前記案内
    部材を移動させて、該分離手段から退避させる移動手段
    を備えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】前記シート給送手段は、装置本体に着脱可
    能に設けられたシート積載手段に積載されたシートを給
    送し、 前記移動手段は、前記シート積載手段の着脱動作に連動
    して前記案内部材を移動させるものであり、該シート積
    載手段の装着動作に連動して前記シートを前記送り回転
    部材側に案内する前記位置に移動させ、該シート積載手
    段の脱着動作に連動して該送り回転部材から退避させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】前記移動手段は、装置本体に対する前記シ
    ート積載手段の着脱方向と略同一の方向に前記案内部材
    を移動させることを特徴とする請求項2に記載のシート
    給送装置。
  4. 【請求項4】前記移動手段は、 前記シートを前記分離手段に案内するガイド位置から付
    勢して前記分離手段から退避させる退避位置に前記案内
    部材を保持する付勢手段と、前記シート積載手段に設け
    られた押圧部と、該案内部材に設けられて該押圧部に押
    圧される被押圧部と、を備え、 前記シート積載手段が装置本体に装着される場合に、前
    記被押圧部が前記押圧部に押圧されて前記付勢手段の付
    勢力に抗して前記案内部材を前記ガイド位置に移動させ
    ることを特徴とする請求項2または3に記載のシート給
    送装置。
  5. 【請求項5】前記枠体内に前記逆転回転部材が配置され
    るとともに、該枠体には、シート搬送経路に向かって開
    口して該逆転回転部材を着脱可能とするための開口部を
    設けたことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装
    置。
  6. 【請求項6】前記枠体内に前記逆転回転部材が配置され
    るとともに、該枠体には、シート搬送経路に向かって開
    口して該逆転回転部材を着脱可能とするための開口部を
    設け、前記シート積載手段が装置本体から脱着された際
    に、前記案内部材が、前記付勢手段によって、前記開口
    部のうち前記逆転回転部材相当部より前記脱着方向の領
    域を覆うための退避位置に移動して保持されることを特
    徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】前記案内部材を前記付勢手段の付勢力に抗
    して移動させて、前記逆転回転部材を前記開口部から着
    脱可能にする位置に固定するための固定手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】前記移動手段は、前記送り回転部材の回転
    軸に略平行であって、前記案内部材を回動可能とする軸
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のシ
    ート給送装置。
  9. 【請求項9】前記移動手段は、 前記シートを前記分離手段に案内するガイド位置から付
    勢して前記分離手段から退避させる退避位置に前記案内
    部材を保持する付勢手段と、前記シート積載手段に設け
    られた押圧部と、該案内部材に設けられて該押圧部に押
    圧される被押圧部と、を備え、 前記シート積載手段が装置本体に装着される場合に、前
    記被押圧部が前記押圧部に押圧されて前記付勢手段の付
    勢力に抗して前記案内部材を前記第1の位置に移動させ
    ることを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
  10. 【請求項10】前記案内部材は、自重により前記分離手
    段から退避した前記退避位置に位置しており、前記シー
    ト積載手段が装置本体に装着される場合に、前記案内部
    材に設けられた被押圧部が該シート積載手段に設けられ
    た押圧部に押圧されて、前記シートを前記分離手段に案
    内するガイド位置に移動することを特徴とする請求項9
    に記載のシート給送装置。
  11. 【請求項11】前記移動手段は、前記送り回転部材と前
    記逆転回転部材とを離間させる動作と、前記案内部材を
    前記分離手段から退避させる動作と、を連動させること
    を特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の
    シート給送装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11のいずれか1項に記載
    のシート給送装置と、 前記シート給送装置により給送されたシートに画像を形
    成する画像形成手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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