JP6479134B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを給送するシート給送装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置は、画像形成部に供給されるシートを収納し、画像形成装置本体(以下、装置本体という)に対して挿入及び引出し可能に構成された給送カセットを備えている。この画像形成装置では、給送カセットの装着に伴って給送ローラがシートを給送するための給送位置に下降して給送カセット内のシートに当接する。そして、給送信号に従って給送ローラがシート給送方向に回転することで、給送カセットに収納された最上位のシートから順にシートが下流に送り出されていく。
従来、給送ローラを支持部材によって支持し、支持部材を給送圧バネによって下方に付勢することで給送ローラを所定のニップ圧で給送カセット内のシートに当接させる画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。支持部材は、給送カセットが引き出されることで上昇し、給送ローラが待機位置に位置した状態で保持部材によって保持される。給送ローラの待機位置は、給送カセットを引き出す過程において、給送ローラが給送カセット及び給送カセットに積載されたシートと干渉しないように設定されている。保持部材は、搬送領域外に配置され、給送ローラ及び給送圧バネは搬送領域のシート幅方向における略中央に配置されている。
特開2015−086071号公報
しかしながら、特許文献1に記載の支持部材は、保持部材により給送圧バネの付勢力に抗して給送ローラを待機位置に保持した状態で保持された場合、保持部材及び給送圧バネによって互いに逆方向から力を受ける。すなわち、支持部材には、保持部材と給送圧バネとの間でねじれ応力が発生してしまう。支持部材を、例えば剛度の比較的低い樹脂部材によって形成すると、上記ねじれ応力によって支持部材のクリープ変形が促進され、給送ローラが想定した待機位置よりも下降してしまう。
すると、給送カセットを挿抜する際に給送ローラと給送カセット内のシートとが干渉しないように、支持部材の変形を考慮してスペースを確保する必要があるため、装置が大型化してしまう。
そこで、本発明は、給送部を支持する揺動ユニットの変形を低減し、上述した課題を解決したシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート給送装置において、シートを支持するシート支持部と、前記シート支持部に支持されているシートを給送する給送部と、前記給送部が前記シート支持部に支持されているシートに当接してシートを給送可能な給送位置と、前記給送部が前記シート支持部に支持されているシートから離間する離間位置と、の間で前記給送部を揺動可能に支持する揺動ユニットと、前記揺動ユニットを揺動可能に支持する揺動軸と、前記揺動ユニットを前記給送位置に向けて付勢する付勢部と、前記揺動軸の軸方向において前記付勢部と異なる位置に配置され、前記付勢部の付勢力に抗して前記揺動ユニットを前記離間位置で保持可能な保持部と、を備え、前記揺動ユニットは、前記揺動軸に摺動する第1の軸受部と、前記軸方向において前記第1の軸受部と異なる位置で前記揺動軸に摺動する第2の軸受部と、前記第1の軸受部及び前記第2の軸受部を保持する金属部材と、前記給送部によって給送されるシートを案内する案内面を有する樹脂部材と、を有前記金属部材は、前記付勢部の付勢力及び前記保持部からの力を前記軸方向において互いに異なる位置において受ける、ことを特徴とする。
本発明によると、揺動ユニットが金属部材と樹脂部材とを有しているので、金属部材によって揺動ユニットの剛性を向上し揺動ユニットの変形を低減すると共に、樹脂部材の案内面によってシートを滑らかに案内することができる。
第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。 給送カセット及び引き込みユニットを示す平面図。 (a)はローラ支持機構及び各ローラを示す斜視図、(b)はピックアップローラがシートの上面に当接した状態を示す断面図。 (a)はローラ支持機構及び保持機構を示す斜視図、(b)は第1保持部材及び第2保持部材を示す斜視図。 (a)はピックアップローラが待機位置に位置している状態の保持機構を示す斜視図、(b)は給送カセットの被ガイド部近傍の構成を示す斜視図。 (a)は第2保持部材を示す側面図、(b)は第1保持部材及び第2保持部材を示す斜視図。 (a)はピックアップローラが給送位置に位置している状態の第1保持部材を示す斜視図、(b)は第2保持部材を示す側面図。 (a)はローラ支持機構を示す斜視図、(b)はローラ支持フレームを示す斜視図、(c)はローラ支持ガイドを示す斜視図。 図8(a)の8A−8A断面を示す断面図。 (a)はローラ支持機構を示す斜視図、(b)は第1保持部材とローラ支持機構の接触部分を示す部分拡大図、(c)は給送圧バネとローラ支持フレームの当接部分を示す部分拡大図。 (a)は第2の実施の形態に係るローラ支持機構を示す斜視図、(b)はローラ支持フレームを示す斜視図、(c)はガイド部及び軸受を示す斜視図。
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1に示すように、装置本体100aを有しており、装置本体100aは、シート給送装置6と、画像形成部20と、を有している。画像形成部20は、中間転写ベルトユニット10と、露光装置7と、プロセスカートリッジ17a〜17dと、を有している。
シート給送装置6には、シートを収容した引出し部としての給送カセット54が設けられている。給送カセット54は、シートSを積載すると共にシートSを昇降可能なシート支持部としての積載プレート54aを保持している。プロセスカートリッジ17a〜17dは、中間転写ベルトユニット10の中間転写ベルト11に沿って設けられており、それぞれ感光ドラム8a,8b,8c,8dを有している。
プロセスカートリッジ17a〜17dは、この順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する構成を有している。感光ドラム8a,8b,8c,8dはそれぞれ、図1中の時計回り方向に回転駆動されるように構成されている。不図示の読取部又は外部のコンピュータから送信された画像情報に応じて、露光装置7は感光ドラム8a,8b,8c,8dにレーザを照射する。
感光ドラム8a,8b,8c,8dは、予め不図示の帯電器によって帯電されており、露光装置7のレーザによって感光ドラム8a,8b,8c,8dの表面に静電潜像が形成される。感光ドラム8a,8b,8c,8d上の静電潜像は、プロセスカートリッジの現像部によってトナー像に現像され、これらのトナー像は、順次中間転写ベルト11に重なり合わさるように転写される。これにより、中間転写ベルト11に4色のトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット10は、所定の位置関係に配置された駆動ローラ12、従動ローラ14及びテンションローラ16に、張架された中間転写ベルト11を有している。駆動ローラ12に対向する位置には、駆動ローラ12との間に中間転写ベルト11を挟持する二次転写ローラ13が配設されている。二次転写ローラ13と中間転写ベルト11とによってシートにトナー像を転写する転写ニップNが形成されている。
また、シート給送装置6は、給送部としてのピックアップローラ51と、フィードローラ52と、フィードローラ52に圧接するリタードローラ53と、を有している。ピックアップローラ51によって給送されたシートSは、フィードローラ52及びリタードローラ53によって1枚ずつ送り出され、搬送ローラ55a,55bからなる搬送ローラ対55によってレジストレーションローラ対22に搬送される。なお、リタードローラ53は、トルクリミッタのリミット値を超えることでフィードローラ52に従動回転するように構成されると共にシート搬送方向とは逆方向の駆動が入力されているが、駆動入力がされていなくてもよい。シートSは、レジストレーションローラ対22のニップに突き当てられた状態で一旦停止される。その後、シートSは、レジストレーションローラ対22により所定のタイミングで転写ニップNに送り込まれる。
二次転写ローラ13を介して転写ニップNに転写バイアスが印加されることで、シート給送装置6から送り出されてレジストレーションローラ対22により搬送されたシートSに、中間転写ベルト上の4色のトナー像が二次転写される。また、中間転写ベルト11の表面における、テンションローラ16に対向する位置には、ベルトクリーニング装置33が当接するように配設されている。
転写ニップNの上方には、定着ローラ15aと加圧ローラ15bとを有する定着装置15が配置されている。トナー像を転写されたシートSは、定着ローラ15aと加圧ローラ15bとの間の定着ニップ部に搬送され、定着ローラ15a及び加圧ローラ15bによって加熱及び加圧され、その表面に、転写されていたトナー像が定着される。シートSは、定着装置15で定着された後、排出ローラ対18を介して排出トレイ19上に排出される。
[給送カセット]
次に、給送カセット54について説明する。給送カセット54は、図2に示すように、装置本体100aに対して装着及び引出し可能に構成されている。給送カセット54は、シートSが積載される積載プレート54aと、積載プレート54aに積載されたシートの側端を規制するサイド規制部材54b,54b及び後端を規制する後端規制部材54cと、を備えている。給送カセット54は、ガイドレール21(図6(b)参照)によって、シートを給送するための装着位置と、装着位置から外部に引出される引出し位置との間で移動可能に支持されている。
なお、給送カセット54は、シートの補充等のために装置本体100aから引出されるが、引出し途中で図示しない規制部によりシートの補充等が可能な位置で引出しが規制されるようにしてもよいし、装置本体100aから全て引抜かれるようにしてもよい。また、給送カセット54は、ピックアップローラ51がシートを給送する給送方向に対して直交する方向、すなわち図1の紙面手前方向に引出し可能に設けられている。
[引き込みユニット]
シート給送装置6には、図2に示すように、給送カセット54を装置本体100aに引き込むための引き込みユニット66が設けられている。給送カセット54の奥側側壁54dには、先端部に揺動ピン65を有する揺動アーム64が軸64aを支点として揺動可能に支持されている。また、装置本体100aの奥側内壁面100bに設けられた引き込みユニット66は、引き込みユニットベース69と、引き込みアーム68と、を備えている。引き込みアーム68は、先端に引き込みフック67が設けられ、引き込みユニットベース69上の支点70を中心に回動可能に支持されている。
引き込みアーム68の引き込みフック67には揺動アーム64の揺動ピン65を係止する凹部91が形成されている。また、引き込みアーム68の引き込みフック67と支点70との間にはアームピン81が設けられ、このアームピン81には、引き込みユニットベース69に設けられたベースピン82に一端が係止されている引っ張りバネ83の他端が係止されている。そして、この引っ張りバネ83により、引き込みアーム68は支点70を中心に回動するように付勢される。引っ張りバネ83及び引き込みアーム68は、トグル機構を構成しており、引き込みアーム68の引っ張りバネ83による付勢方向は、引き込みアーム68が所定の回動位置に位置する際に切り替わる。
具体的には、給送カセット54を引き抜く際、凹部91が揺動ピン65を係止している間、引き込みアーム68は引っ張りバネ83に抗しながら引き抜き方向に支点70を中心に図2に示す位置から反時計回りに回動する。この後、給送カセット54がさらに引き抜かれると、引き込みアーム68は凹部91による揺動ピン65の係止が解除されるまで回動する。そして、引き込みアーム68は引っ張りバネ83によって反時計回りに付勢されるようになり、不図示のストッパによって揺動ピン65を受け入れる位置において位置決めされる。
引き込みアーム68は給送カセット54が装置本体100aに装着される際、揺動アーム64の揺動ピン65が引き込みフック67の凹部91に入り込む位置にある。このため、給送カセット54が装置本体100aに挿入されると、揺動ピン65が、引き込みフック67の凹部91に入り込む。この後、給送カセット54をさらに押し込むと、揺動ピン65及び引き込みフック67を介して引き込みアーム68が引っ張りバネ83の付勢力に抗して奥側に押圧される。
これにより、引き込みアーム68は支点70を中心に、引っ張りバネ83に抗しながら時計回りに回動し、この後、所定位置まで回動すると、引き込みアーム68には引っ張りバネ83による付勢力が加わることにより時計回りに回動する。この結果、給送カセット54は引き込みアーム68を介して引っ張りバネ83により装置本体100aに装着される。
給送カセット54には、ストッパ90が設けられており、給送カセット54が装置本体100aに装着されたときに、ストッパ90が装置本体100aの本体フレーム79に当接することにより、給送カセット54は装置本体100aに位置決めされる。すなわち、引き込みユニット66により給送カセット54が装置本体100aに引き込まれたときに給送カセット54のストッパ90が本体フレーム79に突き当たり、給送カセット54が装着位置で停止される。そして、給送カセット54が装着位置で位置決めされることにより、ピックアップローラ51により給送カセット54からシートを給送可能となる。
[シート給送装置の詳細構成]
次に、シート給送装置6の詳細な構成について説明する。シート給送装置6は、図3(a)に示すように、装置本体100a(図1参照)に固定された給送フレーム57を有し、給送フレーム57に、フィードローラ52、リタードローラ53及び搬送ローラ55aが夫々支持されている。具体的には、図4(a)に示すように、フィードローラ52は、モータMに接続される金属製の給送駆動軸59の端部に固定されている。ピックアップローラ51は、給送駆動軸59に揺動可能に支持されたローラ支持機構200に回転可能に設けられた軸51aに取り付けられている。軸51aは、給送駆動軸59と平行に配置され、給送駆動軸59と軸51aとがギア列Gにより連結されている。
この構成により、モータMからの駆動力が給送駆動軸59に伝達され、さらに、ギア列Gを介して軸51aに伝達されて、ピックアップローラ51が回転する。ピックアップローラ51は、積載プレート54a上に積載されたシートSの上面に当接して、軸51aの回転によりピックアップローラ51が回転することによりシートを送り出す。これにより、ピックアップローラ51は、最上位のシートをシート給送方向(図3(a)の矢印Aの方向)の下流に送り出す。
ピックアップローラ51は、給送カセット54の装着又は引出し動作に応じて、給送カセット54内のシートSに当接してシートSを給送する給送位置(図3(b)参照)と、シートから離間して待機する待機位置(図5(a)参照)とに移動可能に構成される。ピックアップローラ51は、ローラ支持機構200が持ち上がることにより給送位置から待機位置に移動する。すなわち、揺動ユニットとしてのローラ支持機構200は、ピックアップローラ51が給送可能な位置となる給送位置と、ピックアップローラ51がシートから離間する離間位置と、の間でピックアップローラ51を揺動可能に支持している。
図4(a)に示すように、シート給送装置6は、ピックアップローラ51を積載プレート54a上のシートSの上面に圧接させるように、ローラ支持機構200を給送位置に向けて付勢する付勢部としての給送圧バネ60を有している。給送圧バネ60は、給送駆動軸59に遊嵌すると共に、一端がローラ支持機構200に、他端が装置本体100aのフレームに接続されているねじりコイルバネから構成されている。ローラ支持機構200は、揺動軸としての給送駆動軸59に揺動可能に支持されると共に、ピックアップローラ51の軸51aを回転可能に支持している。
[保持機構]
また、図4(a)及び図5(a)に示すように、シート給送装置6には、ピックアップローラ51を待機位置に位置させるようにローラ支持機構200を離間位置で保持する保持機構30が設けられている。保持機構30は、給送カセット54の装置本体への装着に応じてローラ支持機構200の保持を解除する。また、保持機構30は、図4(b)に示すように、給送カセット54が引出し位置に位置する状態でローラ支持機構200を離間位置に保持可能な、第1保持部材71及び第2保持部材1を備えている。第2保持部材1は、第1保持部材71よりも給送カセット54の装着方向において奥側に配置されている。また、第1保持部材71は、給送駆動軸59の軸方向ADにおいて給送圧バネ60と異なる位置に配置されている。
第1保持部材71は、給送駆動軸59に遊嵌し、ローラ支持機構200を離間位置において保持する保持位置と、ローラ支持機構200と離間してローラ支持機構200を保持しない非保持位置と、の間で回動可能である。第1保持部材71が保持位置に位置する際には、ピックアップローラ51は待機位置に保持される。また、第1保持部材71がローラ支持機構200の保持を解除したときには、ピックアップローラ51が給送圧バネ60により給送位置に移動可能な状態となる。同様に、第2保持部材1がローラ支持機構200を離間位置に保持したときには、ピックアップローラ51は待機位置に保持される。また、第2保持部材1がローラ支持機構200の保持を解除したときには、ピックアップローラ51が給送圧バネ60により給送位置に移動可能な状態となる。
保持部としての第1保持部材71は、図4(a)(b)及び図5(a)に示すように、プレート状に形成されており、保持位置と非保持位置との間で給送カセット54の装置本体への装着方向と直交する直交方向に回動可能である。そして、第1保持部材71は、第1保持部材71と給送フレーム57との間に設けられた保持付勢部としての引っ張りコイルバネ73により図5(a)の矢印Y方向に付勢されている。第1保持部材71は、給送カセット54が引出し位置に位置する状態で、ローラ支持機構200の当接部202dに下方から当接してローラ支持機構200を離間位置に保持する押圧部としての上部エッジ部71bを有している。
第1保持部材71の下部に形成される被押圧部71aが、装置本体100aに装着される給送カセット54により押されると、第1保持部材71は引っ張りコイルバネ73の付勢力に抗して、図5(a)の矢印Y方向と反対方向に回転する。これにより、第1保持部材71の上部エッジ部71bがローラ支持機構200から離間してローラ支持機構200の保持を解除し、給送圧バネ60の付勢力によりピックアップローラ51は給送カセット54内のシートの上面に所定の給送圧で当接する。
第2保持部としての第2保持部材1は、給送カセット54の装着に伴って回転する構成であり、この構成について次に説明する。第2保持部材1は、図4(b)及び図5(a)に示すように、合成樹脂材からなる樹脂バネで構成され、回動支軸4を支点として回動可能となるように給送フレーム57に取り付けられている。回動支軸4は、給送カセット54の挿抜方向と直交する方向に延びている。第2保持部材1は、上下方向に延設された本体部1aと、この本体部1aからシート給送方向における上流側にアーム状に長く形成され、給送フレーム57の側壁57aに係合するアーム部1bと、を有している。
本体部1aは、その上端に鈎状の保持爪部1cが形成され、図5(a)及び図6(a)に示すように、アーム部1bによる樹脂バネ性により保持爪部1cが給送フレーム57の側壁57aから弾性的に突出している。そして、第2保持部材1は、不図示の回転留めによって図6(a)に示す位置で位置決めされている。また、第2保持部材1は、本体部1aを給送カセット54の装着方向下流(図6(a)に示す矢印E方向)に向けて押されると、側壁57aの内部に退避する。保持爪部1cは、側壁57aから突出した状態で、ローラ支持機構200に設けられている突出形状の当接部202dに下側から当接することで、ローラ支持機構200を離間位置に保持する。
次に、保持機構30の給送カセット54側の構成について説明する。図5(b)は、給送カセット54の装着方向下流側の一側(図1の向かって右側の奥側)に対応する部分を示している。給送カセット54は、図1の手前−奥方向を挿入及び引出し方向として、装置本体100aに対して装着/引出し可能に構成される。給送カセット54は、装置本体100aに対して挿入及び引出し可能に設けられており、ガイドレール21(図6(b)参照)によりガイドされる被ガイド部2を左右両側に有する。被ガイド部2の先端上部には、ガイドレール21内で転動して装置本体100aに対する給送カセット54の装着及び取外しを円滑にするためのガイドローラ5が設けられている。
給送カセット54には、装置本体100a側に設けられている第2保持部材1を、その付勢力に抗して押し込むために、給送カセット54の装着方向と直交する平面を有する第2解除部3が設けられている。第2解除部3は、給送カセット54の装置本体100aへの装着に際して、装置本体100aに対する給送カセット54の装着完了の時点で第2保持部材1を解除方向に回動させてローラ支持機構200の保持を解除するように設けられている。
更に、給送カセット54には、第1保持部材71の被押圧部71aに摺接して、第1保持部材71を弾性部材である引っ張りコイルバネ73の弾性付勢力に抗して図5(a)の反時計方向に回動させる傾斜面74aを備えた第1解除部74が設けられている。給送カセット54の挿抜方向と第1保持部材71の回動方向は互いに直交しているため、傾斜面74aは、装着方向における上流に向かうにしたがってシート給送方向下流に向かうように傾斜している。第1解除部74の押圧面としての傾斜面74aは、給送カセット54の装着動作に伴って第1保持部材71を保持位置から非保持位置へ向かうように回動させる。給送カセット54に設けられている第1解除部74と第2解除部3の位置は、給送カセット54の装着方向で前後にずれている。
[給送カセット及び保持機構の動作]
次に、給送カセット54の装着及び引出し動作に伴う保持機構30の動作について詳しく説明する。まず、給送カセット54が装置本体100aから引き出された状態では、給送カセット54の第1解除部74に第1保持部材71は接触していない。この時、第1保持部材71は、図5(a)に示すように、引っ張りコイルバネ73に付勢されて保持位置に位置している。そして、保持部材71は、上部エッジ部71bにおいてローラ支持機構200の当接部202dを給送圧バネ60の付勢力に抗して押し上げており、ローラ支持機構200を離間位置に保持している。この時、ピックアップローラ51は、給送カセット54及び給送カセット54に収納されたシートに接触しない待機位置に位置している。
また、第2保持部材1は、給送カセット54の第2解除部3に接触しておらず、図5(a)及び図6(a)に示すように、アーム部1bによる樹脂バネ性により保持爪部1cが給送フレーム57の側壁57aから引出し方向下流に突出している。ユーザが給送カセット54を装置本体100aに装着しようとすると、まず第1解除部74の傾斜面74aが第1保持部材71の被押圧部71aに当接する。そして、給送カセット54の装着動作に伴って、傾斜面74aは、第1保持部材71を引っ張りコイルバネ73の付勢力に抗して保持位置から非保持位置へ向けて回動させる。
これにより、図6(b)に示すように、第1保持部材71は非保持位置に位置するが、この時まだ給送カセット54の第2解除部3は第2保持部材1に接触していない。このため、ローラ支持機構200は第1保持部材71による保持は解除されたものの第2保持部材1によって依然として離間位置に保持されたままとなり、第1保持部材71の上部エッジ部71bはローラ支持機構200の当接部202dから離間している。
更にユーザが給送カセット54を装置本体100aへ向けて挿入すると、第2解除部3が第2保持部材1の本体部1aに当接し、本体部1aを図6(a)に示す矢印E方向に押圧する。そして、給送カセット54がストッパ90(図2参照)に突き当たって装着位置に位置する際に、図7(b)に示すように、第2保持部材1は側壁57a内に退避し、保持爪部1cによるローラ支持機構200の保持が解除される。これにより、ローラ支持機構200は、図7(a)に示すように、第1保持部材71及び第2保持部材1による保持が解除され、給送圧バネ60の付勢力により給送位置に揺動する。
次に、給送カセット54が装置本体100aから引き出される際の保持機構30の動作を説明する。給送カセット54が装置本体100aに装着された状態では、第2保持部材1の保持爪部1cがローラ支持機構200の当接部202dの側面に当接しており、第2保持部材1は側壁57aに格納されている。そして、給送カセット54がユーザによって装置本体100aから引き出されると、第1保持部材71が第1解除部74の傾斜面74aに沿って、引っ張りコイルバネ73の付勢力により図5(a)の矢印Y方向に回動する。これにより、第1保持部材71の上部エッジ部71bがローラ支持機構200の当接部202dを下側から押し上げる。なお、引張りコイルバネ73の付勢力は、給送圧バネ60の付勢力よりも大きい。
第1保持部材71の上部エッジ部71bによりローラ支持機構200の当接部202dが保持位置に押し上げられると、第2保持部材1の保持爪部1cがローラ支持機構200の当接部202dの下側に移動する。これにより、第1保持部材71及び第2保持部材1によりローラ支持機構200が離間位置に保持され、ピックアップローラ51を待機位置に維持することができる。このように、第1保持部材71は、ローラ支持機構200を押し上げてローラ支持機構200を離間位置に移動させ、ピックアップローラ51を待機位置に移動させる機能を有する。また、第2保持部材1は、図7(b)に示すように、給送カセット54が装着位置に位置する際にローラ支持機構200の保持を解除して、ピックアップローラ51を給送位置へ下降させる機能を有する。
[ローラ支持機構]
図8(a)はローラ支持機構200を構成するローラ支持フレーム201とローラ支持ガイド202が組み付けられた状態を示す斜視図である。図8(b)はローラ支持フレーム201を示す斜視図である。図8(c)はローラ支持ガイド202を示す斜視図である。図10(a)は離間位置に位置するローラ支持機構200を示す斜視図である。図10(b)は第1保持部材71とローラ支持機構200の接触部分を示す部分拡大図であり、図10(c)は給送圧バネ60とローラ支持フレーム201の当接部分を示す部分拡大図である。
ローラ支持機構200は、図8(a)に示すように、金属材料から形成される板金からなるローラ支持フレーム201と、摺動性の高い樹脂材料から形成されるローラ支持ガイド202と、を有している。樹脂部材としてのローラ支持ガイド202は、第1の剛度を有しており、金属部材としてのローラ支持フレーム201は、第1の剛度よりも高い第2の剛度を有している。これらローラ支持フレーム201とローラ支持ガイド202は、複数のビス203〜205によって締結されている。
ローラ支持フレーム201は、図8(b)に示すように、ビス203〜205が締結される本体部としてのビス締結面201aと、回動支持面201b,201cと、を有している。回動支持面201b,201cは、ビス締結面201aの両端に設けられ、ビス締結面201aに対して直交するように延びている。すなわち、ビス締結面201aは、給送駆動軸59の軸方向ADに延びている。そして、第1軸受保持部としての回動支持面201bは、軸方向ADにおけるビス締結面201aの一端部201eから軸方向ADに交差する交差方向CDに延びている。第2軸受保持部としての回動支持面201cは、ビス締結面201aの他端部201fから交差方向CDに延びている。回動支持面201b,201cには、給送駆動軸59が貫通する貫通孔201b1,201c1が形成されている。
ローラ支持ガイド202は、図8(c)に示すように、給送駆動軸59の軸方向ADに延びピックアップローラ51によって給送されたシートSを案内する案内面202aを有している。また、ローラ支持ガイド202は、案内面202aの両端に形成されると共に、ローラ支持フレーム201の貫通孔201b1,201c1と給送駆動軸59との間に介在し、給送駆動軸59に摺動する軸受部202b,202cを有している。これら第1の軸受部及び第2の軸受部としての軸受部202b,202cは、軸方向ADにおいて互いに異なる位置に配置され、それぞれ回動支持面201b,201cによって保持されている。案内面202aには、ビス203〜205が締結されるビス締結部202a1〜202a3が形成されているが、これらビス締結部202a1〜202a3は、シートSが引っかからないように案内面202aに対して窪んで形成されている。
図9は、図8Aの軸方向ADに垂直な8A−8A断面を示す断面図である。ローラ支持ガイド202の案内面202aは、図9に示すように、給送駆動軸59の下方に配置され、かつシート給送方向において一部が給送駆動軸59にオーバーラップしている。また、案内面202aのシート給送方向における下流端部202eから延長するように仮想線VLを引いた場合に、仮想線VLは、給送駆動軸59の下方を通過する。このように案内面202aを形成することにより、ピックアップローラ51によってカールしたシートが給送されたとしても、シートが給送駆動軸59に接触することを防止できる。これにより、シートが案内面202aと給送駆動軸59との間に入り込んでシートがジャムすることを防止できる。
このような案内面202aを金属材料で形成しようとすると、案内面202aの形状が複雑になることもありコストが上がってしまう。一方、樹脂材料であれば金属材料に比較して安価に所望の形状をつくることができる。そこで、本実施の形態においては、ローラ支持機構200の変形という課題に対しては、金属材料によって形成されるローラ支持フレーム201により解決している。そして、シートを適切に案内するという課題に対しては樹脂材料によって形成されるローラ支持ガイド202により解決するようにしている。
案内面202aの一端部には、図8(c)に示すように、シート搬送領域の外方に配置され第1保持部材71の上部エッジ部71bに当接可能な当接部202dが形成されている。シート搬送領域とは、ピックアップローラ51によって給送されるシートが通過する領域である。なお、図4(a)に示すように、当接部202dに当接する第1保持部材71も給送駆動軸59の軸方向ADにおいてシート搬送領域の外方に配置されている。一方で、ピックアップローラ51は、給送駆動軸59の軸方向ADにおいてシート搬送領域の略中央に配置され、給送圧バネ60はピックアップローラ51の近傍に配置されている。
軸受部202b,202cは、貫通孔201b1,201c1に挿入される鍔部207b,207cと、回動支持面201b,201cに沿って径方向に延びるフランジ部208b,208cと、をそれぞれ有している。これら鍔部207b,207c及びフランジ部208b,208cによってローラ支持ガイド202をローラ支持フレーム201に対して容易に位置決めすることができる。
図10(a)(b)に示すように、ローラ支持機構200が離間位置に位置する状態では、第1保持部材71の上部エッジ部71bが下方からローラ支持ガイド202の当接部202dに当接している。また、当接部202dは、上部エッジ部71bの反対側でローラ支持フレーム201の回動支持面201cの端部201dに接触している。これにより、引張りコイルバネ73によって上方に付勢される第1保持部材71からの力を、当接部202dを介してローラ支持フレーム201の接触部としての端部201dで受けることができる。すなわち、端部201dは、ローラ支持機構200の揺動方向において上部エッジ部71bが押圧する側とは反対側において当接部202dに接触する。
更に、図10(c)に示すように、給送圧バネ60の一端部60aは、ローラ支持フレーム201のビス締結面201aにおける一端部201eにおいて支持される。このため、給送圧バネ60の付勢力は、ローラ支持フレーム201によって受けることができる。これら回動支持面201cの端部201d及びビス締結面201aの一端部201eは、受け部400を構成しており、給送駆動軸59の軸方向においてローラ支持フレーム201の一端側及び他端側に離間して配置されている。また、端部201d及び一端部201eが受ける力の方向は略反対方向であるため、ローラ支持フレーム201にはねじれ応力が発生する。
以上説明したように、本実施の形態は、ローラ支持機構200を、剛度の高い金属材料によって形成されるローラ支持フレーム201と、摺動性の高い樹脂材料によって形成されるローラ支持ガイド202と、によって構成している。そして、給送圧バネ60の付勢力及び引張りコイルバネ73の付勢力をローラ支持フレーム201によって受け、シートSや給送駆動軸59に対してローラ支持ガイド202が摺動する。これにより、ローラ支持フレーム201にはねじれ応力が発生するが、ローラ支持フレーム201は剛性が高い金属材料であるためにローラ支持機構200の変形を低減することができる。更に、ローラ支持機構200の変形を考慮してシート給送装置6を大型に設計する必要が無いので、装置の大型化を防止できる。また、摺動性の高いローラ支持ガイド202によってシートSや給送駆動軸59に対する良好な摺動性を確保することができる。
なお、本実施の形態では、ローラ支持フレーム201とローラ支持ガイド202とがビスによって固定されているが、これに限定されない。また、ローラ支持機構200の回動中心となる孔201b1,201c1は、円形状で図示されているが、ローラ支持ガイド202の軸受部202b,202cが嵌る形状であれば、二面取り形状等でも良く、円形状に限定されるものではない。
また、第1保持部材71の上部エッジ部71bがローラ支持ガイド202との当接部202dと接触しているが、上部エッジ部71bが直接、ローラ支持フレーム201の回動支持面201cにある端部201dと接触する構成でも良い。第2保持部材1の保持爪部1cについても同様であり、保持爪部1cが直接、ローラ支持フレーム201の回動支持面201cにある端部201dと接触する構成でも良い。また、給送圧バネ60は、一端部60aがローラ支持フレーム201と接触して付勢しているが、ローラ支持フレーム201が付勢力を受ける構成であれば、必ずしもローラ支持フレーム201と接触する必要はない。
<第2の実施の形態>
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態のローラ支持機構200を他の構成によって構成したものである。このため、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
図11(b)はローラ支持フレーム201を示す斜視図であり、図11(c)は軸受300,301及びガイド部302を示す斜視図である。図11(a)は、ローラ支持フレーム201と、軸受300,301及びガイド部302とを組み合わせたローラ支持機構200Aを示す斜視図である。揺動ユニットとしてのローラ支持機構200Aは、図11(a)に示すようにローラ支持フレーム201と、樹脂部材としてのガイド部302と、第1の軸受部及び第2の軸受部としての軸受300,301と、によって構成される。ローラ支持フレーム201は、第1の実施の形態と同様の構成であるため説明を省略する。ガイド部302及び軸受300,301は、摺動性の高い樹脂材料によって形成されると共に第1の剛度を有しており、ローラ支持フレーム201は、第1の剛度よりも高い第2の剛度を有している。ガイド部302は、複数のビス203,204,205によってローラ支持フレーム201に対して固定され、ピックアップローラ51によって給送されたシートSを案内する案内面302aを有する。
軸受300,301は、ガイド部302と別体に構成されており、ローラ支持フレーム201の回動支持面201b,201cと給送駆動軸59との間に介在している。また、軸受300,301は、ローラ支持フレーム201の回動支持面201b,201cに対して例えば一面取りや二面取り形状によって一体に固定されている。第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、軸受300,301は、軸受の機能を有するものであれば、材質は樹脂材料に限らず、例えば焼結軸受や玉転がり軸受等でも良い。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタ100を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
1:第2保持部(第2保持部材)/6:シート給送装置/20:画像形成部/51:給送部(ピックアップローラ)/52:フィードローラ/54:引出し部(給送カセット)/54a:シート支持部(積載プレート)/59:揺動軸(給送駆動軸)/60:付勢部(給送圧バネ)/71:保持部、第1保持部(第1保持部材)/71b:押圧部(上部エッジ部)/73:保持付勢部(引っ張りコイルバネ)/74a:押圧面(傾斜面)/100:画像形成装置(プリンタ)/100a:装置本体/200,200A:揺動ユニット(ローラ支持機構)/201:金属部材(ローラ支持フレーム)/201a:本体部(ビス締結面)/201b,201c:第1軸受保持部、第2軸受保持部(回動支持面)/201d:接触部(端部)/201e:一端部/201f:他端部/202,302:樹脂部材(ローラ支持ガイド、ガイド部)/202a,302a:案内面/202b,300:第1の軸受部(軸受部、軸受)/202c,301:第2の軸受部(軸受部、軸受)/202d:当接部/202e:下流端部/VL:仮想線

Claims (15)

  1. シートを支持するシート支持部と、
    前記シート支持部に支持されているシートを給送する給送部と、
    前記給送部が前記シート支持部に支持されているシートに当接してシートを給送可能な給送位置と、前記給送部が前記シート支持部に支持されているシートから離間する離間位置と、の間で前記給送部を揺動可能に支持する揺動ユニットと、
    前記揺動ユニットを揺動可能に支持する揺動軸と、
    前記揺動ユニットを前記給送位置に向けて付勢する付勢部と、
    前記揺動軸の軸方向において前記付勢部と異なる位置に配置され、前記付勢部の付勢力に抗して前記揺動ユニットを前記離間位置で保持可能な保持部と、を備え、
    前記揺動ユニットは、前記揺動軸に摺動する第1の軸受部と、前記軸方向において前記第1の軸受部と異なる位置で前記揺動軸に摺動する第2の軸受部と、前記第1の軸受部及び前記第2の軸受部を保持する金属部材と、前記給送部によって給送されるシートを案内する案内面を有する樹脂部材と、を有
    前記金属部材は、前記付勢部の付勢力及び前記保持部からの力を前記軸方向において互いに異なる位置において受ける、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記金属部材は、前記軸方向に延び、前記樹脂部材が取り付けられる本体部と、前記本体部の前記軸方向における一端部から前記軸方向に交差する交差方向に延び、前記第1の軸受部を保持する第1軸受保持部と、前記本体部の前記軸方向における他端部から前記交差方向に延び、前記第2の軸受部を保持する第2軸受保持部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記金属部材は、前記付勢部に当接している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記樹脂部材は、前記保持部に当接可能な当接部を有し、
    前記保持部は、前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して押圧する押圧部を有し、
    前記金属部材は、前記揺動ユニットの揺動方向において前記押圧部が押圧する側とは反対側において前記当接部に接触する接触部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記接触部は、前記金属部材の前記軸方向における一端側に配置され、
    前記金属部材は、前記軸方向において前記一端側とは反対の他端側において前記付勢部を支持する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  6. 前記案内面は、前記揺動軸の下方に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記第1の軸受部及び前記第2の軸受部は、樹脂材料により構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記第1の軸受部、前記第2の軸受部及び前記樹脂部材は、樹脂材料により一体に形成される、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  9. 前記保持部は、前記揺動ユニットを前記離間位置において保持する保持位置と、前記揺動ユニットと離間して前記揺動ユニットを保持しない非保持位置と、の間で移動可能であり、
    前記保持部を前記保持位置に向けて付勢する保持付勢部を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  10. 前記揺動軸を回転可能に支持する装置本体と、
    前記シート支持部を保持し、前記装置本体に対して装着及び引出し可能な引出し部と、を備え、
    前記引出し部は、前記引出し部の装着動作に伴って前記保持部を押圧し、前記保持付勢部の付勢力に抗して前記保持部を前記保持位置から前記非保持位置に押圧する押圧面を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  11. 前記保持付勢部の付勢力は、前記付勢部の付勢力よりも大きく、
    前記揺動ユニットは、前記引出し部が前記装置本体から引き出されると、前記保持付勢部の付勢力によって前記離間位置に移動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  12. 前記保持部は、第1保持部であって、前記引出し部が前記装置本体に装着される途中で前記保持位置から前記非保持位置に移動し、
    前記揺動ユニットを前記離間位置で保持可能であり、前記引出し部が前記装置本体に装着された際に前記揺動ユニットの保持を解除する第2保持部を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は1に記載のシート給送装置。
  13. 前記給送部は、前記軸方向において前記付勢部の近傍に配置され、
    前記保持部は、前記軸方向において前記給送部によって搬送されるシートの搬送領域の外方に配置される、
    ことを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  14. 前記給送部によって給送されたシートを搬送し、前記揺動軸に取り付けられるフィードローラを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  15. 請求項1乃至1のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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