JP2022146380A - シート供給装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、シート供給装置本体に対して挿入される際のシート収容部の衝撃を緩和させることができるシート供給装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】シート供給装置400は、シートを収容するシート収容部410をシート供給装置本体401に挿抜自在に装着する。シート供給装置本体401には、シート供給用の移動部材(423)を移動させる揺動部材424と、第1揺動方向M1に揺動部材424を付勢する第1付勢部材425とが設けられている。シート収容部410は、第1当接部411aを備えている。第1当接部411aは、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されるときに、揺動部材424の第1被当接部424aに当接することにより揺動部材424を第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に揺動させる。【選択図】図8B

Description

本発明は、シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置及びそれを備えた複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
記録紙等のシートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着する従来のシート供給装置では、操作者がシート供給装置本体に対してシート収容部を勢いよく挿入すると、シート収容部のシート供給装置本体への衝撃で、シートを規制するシート規制部材(規制ガイド)がずれたり、各部材の機構に不具合が発生したりといった不都合が生じる可能性がある。このことは、シートがある程度収容されたシート収容部のシートの重さによりさらに勢いがついた場合に、特に顕著となる。
この点に関し、特許文献1には、用紙収納手段(シート収容部)の装置本体へのスライド装着時、用紙収納手段が装置本体に当接する前に用紙収納手段のスライド速度を低減することにより、画像形成装置本体に給紙カセット装置を装着する際の衝撃を緩和させ、装着時の衝撃によりガイドがずれやずれに伴う部品の損傷を防止する構成が記載されている。
特許文献2には、当接部材が、装置本体に給紙カセットが挿入されるのにともなって、装置本体に当接し、付勢部材に抗して移動することにより、挿入時の給紙カセットの衝撃を緩和させる構成が記載されている。
また、特許文献3には、給紙カセットの装置本体への移動速度を検出する検出手段の検出結果に基づき、負荷部材の負荷を制御することにより、給紙カセット挿入時の衝撃による規制板や画像形成装置本体の損傷を防止すると共に、規制板のずれを防止する構成が記載されている。
特開2000-335753号公報 特開2015-227221号公報 特開2008-260589号公報
しかしながら、特許文献1~3に記載の構成では、シート収容部の衝撃を緩和させるための構成が複雑化する。
そこで、本発明は、簡単な構成でありながら、シート供給装置本体に対して挿入される際のシート収容部の衝撃を緩和させることができるシート供給装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るシート供給装置は、シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置であって、前記シート供給装置本体には、該シート供給装置本体に移動可能に設けられたシート供給用の移動部材を移動させる揺動部材と、前記揺動部材の揺動軸線回りの揺動方向における前記シート収容部の挿入方向と反対側の第1揺動方向に前記揺動部材を付勢する第1付勢部材とが設けられ、前記シート収容部は、第1当接部を備え、前記第1当接部は、前記シート収容部が前記シート供給装置本体に挿入されるときに、前記揺動部材の第1被当接部に当接することにより前記揺動部材を前記第1付勢部材の第1付勢力に抗して前記揺動方向における他方側の第2揺動方向に揺動させることを特徴とする。また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るシート供給装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、簡単な構成でありながら、シート供給装置本体に対して挿入される際のシート収容部の衝撃を緩和させることが可能となる。
本実施の形態に係るシート供給装置を備えた画像形成装置を正面から視た概略断面図である。 本実施の形態に係るシート供給装置においてシート収容部がシート供給装置本体から引き出された状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係るシート供給装置においてシート収容部が装着された状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係るシート供給装置の一例におけるシート供給装置本体から引き出された状態のシート収容部及びシート供給部を正面側の斜め上方から視た斜視図である。 本実施の形態に係るシート供給装置の一例におけるシート供給部を上から視た平面図である。 本実施の形態に係るシート供給装置の一例におけるシート供給部を左側面側の斜め下方から視た斜視図である。 揺動部材の第1被当接部がシート収容部の第1当接部に当接する第1過程を示す平面図である。 揺動部材の第1被当接部がシート収容部の第1当接部に当接する第2過程を示す平面図である。 揺動部材の第1被当接部がシート収容部の第1当接部に当接する第3過程を示す平面図である。 揺動部材が第1揺動位置に位置している状態のシート供給部の要部を正面側の斜め下方から視た斜視図である。 揺動部材が第2揺動位置に位置している状態のシート供給部の要部を正面側の斜め下方から視た斜視図である。 揺動部材によりシート供給装置本体の移動部材を回動させるための構成を背面側の斜め上方から視た斜視図である。 揺動部材によりシート供給装置本体の移動部材を回動させるための構成を上から視た平面図である。 図7A及び図7Bに示す例において支持部材を取り除いた様子を左側面の斜め上方から視た斜視図である。 図7A及び図7Bに示す例において支持部材を取り除いた様子を上下反対にして正面側の斜め上方から視た斜視図である。 本実施の形態に係るシート供給装置の他の例におけるシート供給部において第1揺動位置に位置している状態での揺動部材部分を示す底面図である。 本実施の形態に係るシート供給装置の他の例におけるシート供給部において第2揺動位置に位置している状態での揺動部材部分を示す底面図である。 シート収容部をシート供給装置本体に挿入方向へ挿入する挿入量に対するシート収容部を挿入方向とは反対方向に戻す力を示すグラフである。 シート収容部及びシート供給部の背面側部分を背面側の斜め上方から視た斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[画像形成装置]
図1は、本実施の形態に係るシート供給装置400を備えた画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。図において、符号Xは幅方向を、符号Yは左右方向を、符号Zは上下方向(鉛直方向)をそれぞれ表している。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、記録用紙等のシートPに対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置である。画像形成装置100は、画像読取装置200により読み取られた画像データ、又は、外部から伝達された画像データに応じて、画像形成処理を行う。なお、画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置であってもよい。
画像形成装置100は、原稿送り装置300と、画像形成装置本体110とを備えている。画像形成装置本体110には、画像形成部102とシート搬送系103とが設けられている。
画像形成部102は、露光ユニット1、現像ユニット2、静電潜像担持体として作用する感光体ドラム3、クリーニング部4、帯電装置5、1次転写装置6及び定着ユニット7を備えている。また、シート搬送系103は、シート供給装置400、手差しシート供給装置500、排出ローラ31及び排出トレイ14を備えている。シート供給装置400は、シート収容部410(給紙カセット)を含む。手差しシート供給装置500は、手差しシート収容部510(手差し給紙トレイ)を含む。シート供給装置400は、画像形成装置本体110の下部に設けられている。シート収容部410及び手差しシート収容部510は、シートPを収容する。なお、この例では、シート収容部410は、1段であるが、複数段であってもよい。
画像形成装置本体110の上部には、原稿Gの画像を読み取るための画像読取装置200が設けられている。画像読取装置200は、原稿Gが載置される原稿載置台221(具体的には原稿載置ガラス)と、原稿読取板222(具体的には原稿読取ガラス)とを備えている。また、原稿載置台221及び原稿読取板222の上側には、シート送り装置300が設けられている。画像形成装置100では、画像読取装置200で読み取られた原稿Gの画像は、画像データとして画像形成装置本体110に送られ、シートP上に画像が記録される。
画像形成装置本体110には、シート搬送路W1が設けられている。シート供給装置400又は手差しシート供給装置500は、シートPをシート搬送路W1に供給する。シート搬送路W1は、シートPを2次転写装置10における転写ローラ10a及び定着ユニット7を経て排出トレイ14に導く。定着ユニット7は、シートP上に形成されたトナー像をシートPに加熱定着する。シート搬送路W1の近傍には、呼込ローラ421(ピックアップローラ)、供給ローラ422、分離部材423、搬送ローラ12a、レジストローラ13、転写ローラ10a、定着ユニット7における定着ローラ71及び加圧ローラ72、排出ローラ31が配設されている。
画像形成装置100では、画像形成を行うにあたり、帯電装置5にて一様に帯電した感光体ドラム3の表面が露光ユニット1にて画像データ(画像情報)に応じてレーザー露光され、感光体ドラム3上に静電潜像がそれぞれ形成される。感光体ドラム3上に形成された静電潜像は現像ユニット2にて現像されてトナー像にそれぞれ顕像化される。感光体ドラム3上のトナー像は1次転写装置6において駆動ローラ6a及び従動ローラ6bに張架された中間転写ベルト6c上に転写される。所定の周回方向Eに周回移動する中間転写ベルト6c上のトナー像は、2次転写装置10まで搬送される。シート供給装置400又は手差しシート供給装置500にて供給されたシートPは搬送ローラ12aを経てレジストローラ13まで搬送される。次に、シートPはレジストローラ13によりシートPと感光体ドラム3上のトナー像とが整合するタイミングで転写ローラ10aに搬送される。感光体ドラム3上のトナーは転写ローラ10aによりシートP上に転写される。その後、シートPは定着ユニット7における定着ローラ71及び加圧ローラ72に通過し、排出ローラ31を経て排出トレイ14上に排出される。シートPの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、シートPは排出ローラ31から反転シート搬送路W2へ逆方向に搬送される。シートPは反転搬送ローラ12b,12bを経てシートPの表裏を反転してレジストローラ13へ再度導かれる。そして、シートPは、表面と同様にして、裏面にトナー像が形成されて定着された後、排出トレイ14へ向けて排出される。
(シート供給装置)
図2Aは、本実施の形態に係るシート供給装置400においてシート収容部410がシート供給装置本体401から引き出された状態を示す斜視図である。図2Bは、本実施の形態に係るシート供給装置400においてシート収容部410が装着された状態を示す斜視図である。なお、シート供給装置本体401は、画像形成装置本体110の一部を構成する。
シート供給装置400は、シートPを収容するシート収容部410をシート供給装置本体401に挿抜自在に装着するものである。
<第1実施形態>
図3は、本実施の形態に係るシート供給装置400の一例におけるシート供給装置本体401から引き出された状態のシート収容部410(410A)及びシート供給部420(420A)を正面側の斜め上方から視た斜視図である。また、図4A及び図4Bは、それぞれ、本実施の形態に係るシート供給装置400の一例におけるシート供給部420(420A)を上から視た平面図、及び、左側面側の斜め下方から視た斜視図である。
図5Aから図5Cは、揺動部材424の第1被当接部424aがシート収容部410の第1当接部411aに当接する第1過程から第3過程を示す平面図である。
図6A及び図6Bは、それぞれ、揺動部材424が第1揺動位置及び第2揺動位置に位置している状態のシート供給部420の要部を正面側の斜め下方から視た斜視図である。
図7A及び図7Bは、それぞれ、揺動部材424によりシート供給装置本体401の移動部材(423)を回動させるための構成を背面側の斜め上方から視た斜視図及び上から視た平面図である。
また、図8Aは、図7A及び図7Bに示す例において支持部材427を取り除いた様子を左側面の斜め上方から視た斜視図である。図8Bは、図7A及び図7Bに示す例において支持部材427を取り除いた様子を上下反対にして正面側の斜め上方から視た斜視図である。
シート供給装置本体401〔この例ではシート供給部420(420A)〕には、揺動部材424(この例では分離部材解除レバー)と、第1付勢部材425とが設けられている。揺動部材424は、シート供給装置本体401(420)に移動可能に設けられたシート供給用の移動部材を移動させるものである。この例では、シート供給装置本体401(420)の移動部材は、圧接部材426によりシートPを供給する供給ローラ422に向けて圧接される分離部材423である。第1付勢部材425(この例では巻ばね部材)は、揺動部材424の揺動軸線α回りの揺動方向Mにおけるシート収容部410の挿入方向S1と反対側の第1揺動方向M1に揺動部材424を付勢する。この例では、揺動軸線αは、上下方向Zに沿っている。
そして、シート収容部410は、第1当接部411a(図2A、図3、図5Aから図5C参照)を備えている。第1当接部411aは、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されるときに、揺動部材424の第1被当接部424aに当接することにより揺動部材424を第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に揺動させる。
詳しくは、シート供給装置400は、シート収容部410と、シート供給部420とを備えている。シート収容部410は、多数枚(例えば500枚)のシートPを積載する。シート供給部420は、シート収容部410に積載されたシートPを1枚ずつシート搬送路W1(図1参照)に向けて供給する。
図5Aに示すように、揺動部材424の第1被当接部424aがシート収容部410の第1当接部411aに当接される前の第1過程では、揺動部材424は第1揺動位置に位置している。図5Bに示すように、第2過程において、揺動部材424がシート収容部410の第1当接部411aに当接されてさらにシート収容部410が挿入方向S1に移動すると、図5Cに示すように、シート収容部410の第1当接部411aに当接された後の第3過程において、揺動部材424は第2揺動位置に位置する。
[シート収容部]
シート収容部410は、シート収容容器411を備えている。シート収容容器411は、図2A及び図3に示すように、四角形状の底板4111並びに底板4111の正面側、背面側、左側面側及び右側面側の端部からそれぞれ立設した第1壁部4112から第4壁部4115を備えている。この例では、第2壁部4113(壁部の一例)に第1当接部411aが設けられている。シート収容部410は、シート収容容器411及びシート供給装置本体401の双方に設けられたスライド機構430(図2A参照)によってシート供給装置本体401に対して挿抜方向S(S1,S2)にスライド自在に装着できるようになっている。シート収容部410は、シート供給装置本体401に装着された状態を離脱可能に保持される。
[シート供給部]
シート供給部420は、呼込ローラ421、供給ローラ422、分離部材423、揺動部材424、第1付勢部材425及び圧接部材426を備えている。
呼込ローラ421は、シート収容容器411に積載されたシートPを上から引き出して供給ローラ422及び分離部材423に向けて送り出す。供給ローラ422と回転軸422aとの間には、ワンウェイクラッチ422bが設けられている。分離部材423は、供給ローラ422と対向する。分離部材423は、圧接部材426により供給ローラ422に向けて圧接される。分離部材423は、呼込ローラ421にて送り出されたシートPを供給ローラ422と共に1枚ずつ分離搬送する。分離部材423は、分離ローラ又は分離パッドで構成することができ、この例では、分離ローラとされている。なお、呼込ローラ421を設けることなく、供給ローラ422が呼込ローラ421を兼ねるようにしてもよい。供給ローラ422は、回転駆動されることによりシートPを供給する。
詳しくは、シート供給部420は、支持部材427(図7A、図7B参照)(ステー)及び保持部材428(ホルダー)をさらに備えている。支持部材427は、シート供給装置本体401に固定されている。保持部材428は、挿抜方向Sに沿った回動軸線β回りに回動自在に支持部材427に支持されている。これにより、分離部材423は、回動軸線β回りに回動することができる。分離部材423は、支持部材427に設けられている。圧接部材426は、付勢部材(巻ばね部材)であり、保持部材428が回動軸線β回りの圧接回動方向K1に回動するように支持部材427と保持部材428との間に設けられている。これにより、圧接部材426により圧接力Fpで分離部材423を供給ローラ422に向けて圧接することができる。
分離部材423(分離ローラ)は、トルクリミッタ423bを介して回転軸423aに設けられている。回転軸423aは、保持部材428に固定されている。トルクリミッタ423bは、回転軸423aに対して、供給ローラ422の供給回転方向H1への回転に伴う分離部材423の逆回転方向H2への従動回転を許容する。一方、トルクリミッタ423bは、供給ローラ422と分離部材423との間で2枚以上のシートPが通過する程度の所定の圧力の負荷がかかると、分離部材423が回転軸423aに連結される。すなわち、トルクリミッタ423bは、回転軸423aが供給回転方向H1に回転しても分離部材423を回転させない。これにより、シートPの重送を有効に防止することができる。
また、揺動部材424により圧接部材426による供給ローラ422への圧接が解除される。
詳しくは、揺動部材424は、シート供給装置本体401に固定された支持部材427(図7A、図7B参照)に揺動軸線α回りに揺動自在に支持されている。支持部材427には、上下方向Zに沿った回転軸427aが設けられている。回転軸427aは、揺動軸線α回りに回転自在に揺動部材424を支持している。保持部材428の圧接部材426が設けられている側とは反対側には、回動被当接部428aが設けられている。揺動部材424の揺動軸線αを間にした第1被当接部424aとは反対側には、移動当接部424bが設けられている。揺動部材424には、第1係止部424cが設けられている。第1係止部424cは、揺動部材424の揺動軸線αを間にした移動当接部424bとは反対側(この例では揺動軸線αと第1被当接部424aとの間)に位置している。支持部材427には、第2係止部427bが設けられている。第1付勢部材425は、揺動部材424が第1揺動方向M1側に揺動するように、一端が揺動部材424における第1係止部424cに係止され、かつ、他端が支持部材427における第2係止部427bに係止されている。
第1付勢部材425により揺動部材424が付勢される第1付勢力F1は、圧接部材426により分離部材423が供給ローラ422に圧接される圧接力Fpよりも大きくなっている。そして、揺動部材424は、シート収容部410がシート供給装置本体401から引き出されて、シート収容部410の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接していないときには、第1揺動方向M1側に揺動している位置の第1揺動位置に位置する。また、揺動部材424は、シート収容部410がシート供給装置本体401に装着されて、シート収容部410の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接しているときには、第2揺動方向M2側に揺動している位置の第2揺動位置に位置する。
これにより、揺動部材424は、第1揺動位置に位置しているときには(図6A参照)、移動当接部424bが保持部材428の回動被当接部428aを移動させ(押し込み)、圧接部材426の圧接力Fpに抗して保持部材428を回動軸線β回りの解除回動方向K2に回動させ、分離部材423の供給ローラ422への圧接を解除することができる。一方、揺動部材424は、第2揺動位置に位置しているときには(図6B参照)、移動当接部424bの保持部材428の回動被当接部428aへの移動を解除し、圧接部材426の圧接力Fpにより保持部材428を回動軸線β回りの圧接回動方向K1に回動させ、分離部材423を供給ローラ422に向けて圧接することができる。
すなわち、シート収容部410がシート供給装置本体401に引き出されてシート収容部410の揺動部材424への当接を解除するときに分離部材423の供給ローラ422への圧接が解除される一方、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されてシート収容部410が揺動部材424に当接しているときに、分離部材423が供給ローラ422に圧接される。このとき、シート収容部410がシート供給装置本体401に装着された状態で分離部材423の供給ローラ422への圧接を維持している。
以上説明したシート供給装置400では、操作者によりシート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されていない状態では、図6Aに示すように、揺動部材424が第1付勢部材425により第1揺動位置に位置しており、揺動部材424の移動当接部424bが圧接部材426の圧接力Fpに抗して保持部材428の回動被当接部428aを回動軸線β回りの解除回動方向K2に回動させ、圧接部材426による分離部材423の供給ローラ422への圧接が解除されている。
一方、操作者によりシート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されると、図6Bに示すように、シート収容部410の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接し、揺動部材424が第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に揺動する。このとき、シート収容部410がさらに挿入されると、第1付勢部材425により操作者に対するシート収容部410を挿入するための荷重が徐々に大きくなっていく。シート収容部410がさらに挿入されると、移動当接部424bの回動被当接部428aによる回動軸線β回りの解除回動方向K2への回動が解除されて回動被当接部428aが回動軸線β回りの圧接回動方向K1に回動し、圧接部材426により分離部材423が供給ローラ422に圧接される。このとき、揺動部材424が第2揺動位置に位置している。
本実施の形態によれば、シート供給装置本体401において、シート供給装置本体401に移動可能に設けられたシート供給用の移動部材(この例では分離部材423)を移動させる揺動部材424は、第1付勢部材425によりシート収容部410の挿入方向S1とは反対側の第1揺動方向M1に付勢されている。シート収容部410は、シート供給装置本体401に挿入されるときに、第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接することにより揺動部材424を第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に揺動させる。そうすると、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の勢いを第1揺動方向M1に揺動部材424を付勢する第1付勢部材425の第1付勢力F1により緩和させることができる。これにより、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の衝撃をシート供給装置本体401の移動部材(423)を移動させる揺動部材424を利用して緩和させることができる。従って、簡単な構成でありながら、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の衝撃を緩和させることができる。
本実施の形態において、第1当接部411aは、シート収容部410のシート収容容器411における壁部(この例では挿入方向S1における下流側の端部の第2壁部4113)である。
こうすることで、第1当接部411aをシート収容部410のシート収容容器411における壁部(4113)に兼ねさせることができ、従って、第1当接部411aとして別部材を設ける必要がなく、シート収容部410のシート収容容器411における壁部(4113)を第1当接部411aとして作用させることができる。これにより、シート収容部410がシート供給装置本体401に対して挿入される際に、第1当接部411aとして作用するシート収容容器411における壁部(4113)が揺動部材424の第1被当接部424aに当接することで、揺動部材424を第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に確実に揺動させることができる。
本実施の形態において、第1付勢部材425は、分離部材423の供給ローラ422への圧接が解除されるように揺動部材424を付勢する。揺動部材424は、第1揺動方向M1へ揺動するときには第1付勢部材425の第1付勢力F1により分離部材423の供給ローラ422への圧接を解除させ、シート収容部410がシート供給装置本体401に装着されることにより、第1被当接部424aがシート収容部410の第1当接部411aに当接されて第2揺動方向M2へ揺動するときには分離部材423を供給ローラ422に向けて圧接する。
こうすることで、分離部材423を移動させる揺動部材424を利用してシート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の衝撃を緩和させることができる。
(第2実施形態)
図9A及び図9Bは、それぞれ、本実施の形態に係るシート供給装置400の他の例におけるシート供給部420(420B)において第1揺動位置及び第2揺動位置に位置している状態での揺動部材424部分を示す底面図である。
第2実施形態では、図9A及び図9Bに示すシート供給装置400の他の例において、図4Aから図8Bに示すシート供給装置400の一例(第1実施形態)と同一構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
また、図10は、シート収容部410をシート供給装置本体401に挿入方向S1へ挿入する挿入量に対するシート収容部410を挿入方向S1とは反対方向S2に戻す力を示すグラフである。図10において、縦軸は、シート収容部410を挿入方向S1とは反対方向S2に戻す力を表しており、横軸は、挿入方向S1におけるシート収容部410の移動量を表している。
第2実施形態において、シート供給装置本体401〔この例ではシート供給部420(420B)〕には、付勢力付与装置440がさらに設けられている。付勢力付与装置440は、第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接するときに、揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第2付勢力F2を付与する。ここで、付勢力付与装置440が揺動部材424に付与する第2付勢力F2は、第1付勢部材425が揺動部材424に付勢する第1付勢力F1よりも小さい。
本実施の形態では、シート収容部410(410B)がシート供給装置本体401に挿入されてシート収容容器411の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接することにより揺動部材424を第1付勢部材425の付勢力に抗して第2揺動方向M2に揺動させることができる。このとき、付勢力付与装置440は揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第2付勢力F2を付与することができる。そうすると、シート供給装置本体401に対して挿入される際に第1付勢部材425の第1付勢力F1によりシート収容部410の勢いを緩和させた状態で、付勢力付与装置440の第2付勢力F2によりシート収容部410の勢いをさらに緩和させることができる。これにより、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の衝撃をさらに緩和させることができる。
また、シート収容部410の第1当接部411aによる揺動部材424の第1被当接部424aへの当接により揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第1付勢力F1を付与し、さらに、付勢力付与装置440により揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第2付勢力F2を付与することで、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の勢いを段階的に緩和させることができる。
本実施の形態において、付勢力付与装置440は、回転部材441と、第2付勢部材442とを備えている。回転部材441は、シート供給部本体420aに回転軸線γ回りに回転自在とされている。第2付勢部材442は、揺動部材424の第2揺動方向M2への揺動により回転部材441が回転軸線γ回りの回転方向Rにおける一方側の第1回転方向R1に回転するように揺動部材424と回転部材441とを接続する。また、第2付勢部材442は、揺動部材424の第2揺動方向M2への揺動に伴って揺動部材424を第1揺動方向M1に付勢する。
本実施の形態において、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されていくに従ってシート収容部410を挿入方向S1とは反対方向S2に戻す力fが大きくなり、荷重上死点Q(図10参照)を超える。ここで、荷重上死点Qは、シート収容部410を挿入する操作者に最も力が加わる点である。戻す力fは、荷重上死点Qに近づくに従って次第に大きくなり、操作者に加わる力が次第に大きくなる。一方、戻す力fは、荷重上死点Qを超えて遠ざかるに従って次第に小さくなり、操作者に加わる力が次第に小さくなる。
詳しくは、シート供給部本体420aには、図9A及び図9Bに示すように、上下方向Zに沿った回転軸420bが設けられている。回転軸420bは、回転軸線γ回りに回転自在に回転部材441を支持している。揺動部材424の揺動軸線αを間にした移動当接部424bとは反対側(この例では第1係止部424cと第1被当接部424aとの間)には、第3係止部424dが設けられている。第3係止部424dは、揺動部材424から下方に立設した突出部(ボス)である。
回転部材441には、第4係止部441aが設けられている。第4係止部441aは、図9Aに示すように、揺動部材424が第1揺動方向M1側に揺動して揺動部材424が所定の初期位置の第1揺動位置に位置している状態では、中心γ2が第1仮想直線δ1上には位置していない。第1仮想直線δ1は、第3係止部424dの中心γ1と回転軸線γとを通る仮想直線である。この例では、第4係止部441aの中心γ2は、第1仮想直線δ1を基準にして揺動部材424の第1被当接部424a側に位置している。また、第4係止部441aの中心γ2は、第2仮想直線δ2を基準にした揺動部材424とは反対側に位置している。第2仮想直線δ2は、回転軸線γを通り、かつ、第1仮想直線δ1に直交する仮想直線である。第4係止部441aは、回転部材441から下方に立設した突出部(ボス)である。
第2付勢部材442は、一端が第3係止部424dに係止され、かつ、他端が第4係止部441aに係止されている。この例では、第2付勢部材442は、揺動部材424との接続部(第3係止部424d)と回転部材441との接続部(第4係止部441a)との間で伸縮する巻ばね部材とされている。こうすることで、第1付勢部材425により第1揺動方向M1に付勢された揺動部材424に対して第1揺動方向M1への第2付勢力F2を第2付勢部材442により緩やかに且つ円滑に付与することができる。
また、シート供給部本体420aには、規制部材420cが設けられている。規制部材420cは、回転部材441に所定の外力が第1回転方向R1に加わるまでは初期位置で回転部材441の回転を停止する。この例では、規制部材420cは、弾性変形する凸状部材(具体的にはV字状の板バネ)とされている。回転部材441には、規制部材420cに規制される被規制部441b(具体的にはV字状の切欠部)が設けられている。被規制部441bは、弾性変形する凸状部材である規制部材420cに係止される係止凹部とされている。
以上説明したシート供給装置400の他の例では、操作者によりシート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されていない状態では、図9Aに示すように、揺動部材424が第1付勢部材425により第1揺動位置に位置しており、圧接部材426による分離部材423の供給ローラ422への圧接が解除されている。このとき、回転部材441は、規制部材420cにより初期位置に保持されている。
一方、操作者によりシート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されると、図9Bに示すように、シート収容部410の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接し、揺動部材424が第1付勢部材425の第1付勢力F1に抗して第2揺動方向M2に揺動する。このとき、シート収容部410がさらに挿入されると、第1付勢部材425により操作者に対するシート収容部410を挿入するための荷重が徐々に大きくなっていく。シート収容部410がさらに挿入されると、回転部材441が回転軸線γ回りの第1回転方向R1に回転し、第2付勢部材442の長さが短くなる。このため、揺動部材424のシート収容部410を挿入方向S1とは反対方向S2に戻す力が徐々に小さくなっていく。そして、圧接部材426により分離部材423が供給ローラ422に圧接される。このとき、揺動部材424が第2揺動位置に位置しており、第4係止部441aの中心γ2が第1仮想直線δ1上に位置する。
本実施の形態では、付勢力付与装置440が回転部材441と第2付勢部材442とを備えることで、揺動部材424の第2揺動方向M2への揺動により第2付勢部材442が引っ張られて回転部材441を初期位置から第1回転方向R1に回転させることができる。このとき、第2付勢部材442は揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第2付勢力F2を付与することができる。従って、揺動部材424と回転部材441との間を第2付勢部材442で接続するといった簡単な構成で揺動部材424に対して第1揺動方向M1に第2付勢力F2を付与することができる。これにより、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の勢いを容易に緩和させることができる。
また、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されていくに従ってシート収容部410を挿入方向S1とは反対方向S2に戻す力が大きくなり、荷重上死点を超えることで、操作者により挿入されるシート収容部410に対して第2付勢力F2を第2付勢部材442により第1揺動方向M1に緩やかに付与することができる。これにより、シート収容部410が引かれるように感じる挿入感を操作者に感じさせることができる。
(第3実施形態)
本実施の形態において、付勢力付与装置440は、回転部材441を回転方向Rにおける他方側の第2回転方向R2に付勢する第3付勢部材443(図9A、図9B参照)をさらに備えている。
第3付勢部材443は、この例では、巻ばね部材であり、回転軸420bに挿通された状態で一端443aがシート供給部本体420aに接続され、かつ、他端443bが回転部材441に接続されている。
本実施の形態では、図9Bに示す状態から操作者によりシート収容部410が抜かれると、回転部材441が第3付勢部材443により第2回転方向R2に回転して図9Aに示す初期位置に戻り、被規制部441bが規制部材420cにより規制されて初期位置で保持される。
こうすることで、シート収容部410が反対方向S2に引き出されて第1当接部411aの第1被当接部424aとの当接を解除する際に第3付勢部材443により回転部材441を第2回転方向R2の回転させることができる。これにより、回転部材441を初期位置に戻すことができる。しかも、シート収容部410が挿入されて第1当接部411aが第1被当接部424aに当接する際に、揺動部材424に対して、第2付勢部材442により第1揺動方向M1に第2付勢力F2を第2付勢部材442により付与するだけでなく、回転部材441を第2回転方向R2に付勢する第3付勢部材443により第1揺動方向M1に第3付勢力F3を第3付勢部材443により付与することができる。これにより、シート供給装置本体401に対して挿入される際のシート収容部410の勢いをさらに緩和させることができる。
(第4実施形態)
図11は、シート収容部410(410B)及びシート供給部420(420B)の背面側部分を背面側の斜め上方から視た斜視図である。
本実施の形態において、シート収容部410は、第2当接部411bをさらに備えている。第2当接部411bは、シート収容部410がシート供給装置本体401に挿入されるときに、回転部材441の第2被当接部として作用する第4係止部441a(図9A、図9B参照)に当接することにより回転部材441を第1回転方向R1に回転させる。この例では、第2当接部411bは、シート収容容器411の上面411cから上方に突設して挿抜方向S及び上下方向Zの双方に直交する直交方向(左右方向Y)の一方側に屈曲したL字状に形成されている。
こうすることで、シート収容部410の第1当接部411aが揺動部材424の第1被当接部424aに当接して揺動部材424を第2揺動方向M2に揺動させるにあたり、シート収容部410の第2当接部411bが回転部材441の第2被当接部(441a)に当接することで、回転部材441を第1回転方向R1へ回転させ易くすることができる。これにより、揺動部材424の第2揺動方向M2への揺動に伴って揺動部材424に対して第2付勢力F2を第2付勢部材442により第1揺動方向M1にさらに円滑に付与することができる。
本実施の形態において、第2被当接部(441a)は、回転部材441から立設した突出部である。
こうすることで、シート収容部410がシート供給装置本体401に対して挿入される際に、シート収容部410の第2当接部411bを回転部材441から立設した突出部である第2被当接部(441a)に確実に当接させることができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
110 画像形成装置本体
400 シート供給装置
401 シート供給装置本体
410 シート収容部
410A シート収容部
410B シート収容部
411 シート収容容器
4111 底板
4113 第2壁部
411a 第1当接部
411b 第2当接部
411c 上面
420 シート供給部
420A シート供給部
420B シート供給部
420a シート供給部本体
420b 回転軸
420c 規制部材
421 呼込ローラ
422 供給ローラ
423 分離部材(移動部材の一例)
424 揺動部材
424a 第1被当接部
424b 移動当接部
424c 第1係止部
424d 第3係止部
425 第1付勢部材
426 圧接部材
427 支持部材
427a 回転軸
427b 第2係止部
428 保持部材
428a 回動被当接部
430 スライド機構
440 付勢力付与装置
441 回転部材
441a 第4係止部(第2被当接部の一例)
441b 被規制部
442 第2付勢部材
443 第3付勢部材
F1 第1付勢力
F2 第2付勢力
Fp 圧接力
H1 供給回転方向
H2 逆回転方向
K1 圧接回動方向
K2 解除回動方向
M 揺動方向
M1 第1揺動方向
M2 第2揺動方向
P シート
R 回転方向
R1 第1回転方向
R2 第2回転方向
S 挿抜方向
S1 挿入方向
S2 反対方向
W1 シート搬送路
Z 上下方向
α 揺動軸線
β 回動軸線
γ 回転軸線
γ1 中心
γ2 中心
δ1 第1仮想直線
δ2 第2仮想直線

Claims (10)

  1. シートを収容するシート収容部をシート供給装置本体に挿抜自在に装着するシート供給装置であって、
    前記シート供給装置本体には、該シート供給装置本体に移動可能に設けられたシート供給用の移動部材を移動させる揺動部材と、前記揺動部材の揺動軸線回りの揺動方向における前記シート収容部の挿入方向と反対側の第1揺動方向に前記揺動部材を付勢する第1付勢部材とが設けられ、
    前記シート収容部は、第1当接部を備え、前記第1当接部は、前記シート収容部が前記シート供給装置本体に挿入されるときに、前記揺動部材の第1被当接部に当接することにより前記揺動部材を前記第1付勢部材の第1付勢力に抗して前記揺動方向における他方側の第2揺動方向に揺動させることを特徴とするシート供給装置。
  2. 請求項1に記載のシート供給装置であって、
    前記第1当接部は、前記シート収容部のシート収容容器における壁部であることを特徴とするシート供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシート供給装置であって、
    前記シート供給装置本体には、付勢力付与装置がさらに設けられ、前記付勢力付与装置は、前記第1当接部が前記揺動部材の前記第1被当接部に当接するときに、前記揺動部材に対して前記第1揺動方向に第2付勢力を付与することを特徴とするシート供給装置。
  4. 請求項3に記載のシート供給装置であって、
    前記付勢力付与装置は、回転軸線回りに回転自在とされた回転部材と、前記揺動部材の前記第2揺動方向への揺動により前記回転部材が前記回転軸線回りの回転方向における一方側の第1回転方向に回転するように前記揺動部材と前記回転部材とを接続する第2付勢部材とを備え、
    前記第2付勢部材は、前記揺動部材の前記第2揺動方向への揺動に伴って前記揺動部材を前記第1揺動方向に付勢することを特徴とするシート供給装置。
  5. 請求項4に記載のシート供給装置であって、
    前記シート収容部が前記シート供給装置本体に挿入されていくに従って前記シート収容部を前記挿入方向とは反対方向に戻す力が大きくなり、荷重上死点を超えることを特徴とするシート供給装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のシート供給装置であって、
    前記付勢力付与装置は、前記回転部材を前記回転方向における他方側の第2回転方向に付勢する第3付勢部材をさらに備えることを特徴とするシート供給装置。
  7. 請求項4から請求項6までの何れか1つに記載のシート供給装置であって、
    前記シート収容部は、第2当接部をさらに備え、前記第2当接部は、前記シート収容部が前記シート供給装置本体に挿入されるときに、前記回転部材の第2被当接部に当接することにより前記回転部材を前記第1回転方向に回転させることを特徴とするシート供給装置。
  8. 請求項7に記載のシート供給装置であって、
    前記第2被当接部は、前記回転部材から立設した突出部であることを特徴とするシート供給装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載のシート供給装置であって、
    前記シート供給装置本体の前記移動部材は、圧接部材により前記シートを供給する供給ローラに向けて圧接される分離部材であり、
    前記第1付勢部材は、前記分離部材の前記供給ローラへの圧接が解除されるように前記揺動部材を付勢し、
    前記揺動部材は、前記第1揺動方向へ揺動するときには前記第1付勢部材の第1付勢力により前記分離部材の前記供給ローラへの圧接を解除させ、前記シート収容部が前記シート供給装置本体に装着されることにより、前記第1被当接部が前記シート収容部の前記第1当接部に当接されて前記第2揺動方向へ揺動するときには前記分離部材を前記供給ローラに向けて圧接することを特徴とするシート供給装置。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1つに記載のシート供給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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