JP2002292005A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002292005A
JP2002292005A JP2001103706A JP2001103706A JP2002292005A JP 2002292005 A JP2002292005 A JP 2002292005A JP 2001103706 A JP2001103706 A JP 2001103706A JP 2001103706 A JP2001103706 A JP 2001103706A JP 2002292005 A JP2002292005 A JP 2002292005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球がVゾーンへ入賞するかしないかを最
後まで期待感を持たせることができ、単一の構成で遊技
仕様のバリエーションを変化させ、初心者、熟練者との
間に格差を生じることを防止する。 【解決手段】 第2種とされるパチンコ機において、従
来固定的に設けられていたVゾーンを流動的とし、セン
タ役物56に入賞したパチンコ球58の動きに応じて、
複数(8個)の入賞ゾーン64A乃至64Hから選択的
に設定するようにしたため、遊技者側からみれば、最後
までVゾーンが確定せず、途中でパチンコ球の動きから
当たりか外れの予測ができてしまい、期待感がなくなる
といった不具合を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が発射した
遊技球が通過する通常領域に対して区画された入賞領域
を備えた役物ユニットと、前記役物ユニットにおける前
記通常領域と入賞領域との区画壁の一部を構成し遊技球
が前記通常領域内の始動入賞口に入賞することで入賞領
域への遊技球の入賞を許容する隙間を形成するように所
定時間開放する可動開閉部材と、を備え、前記可動開閉
部材の開放時に、遊技球が前記入賞領域に入賞し、かつ
この入賞領域内に設けられたVゾーンを通過すること
で、前記可動開閉部材の開放時間を延長し、遊技者に有
利な状態とすることが可能な遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】遊技
機、特にパチンコ機の種類として、第2種と称されるパ
チンコ機では、遊技盤の中央に、通常のパチンコ球の通
過領域とは別の入賞領域を備えた役物が配置されてい
る。このような役物としては、例えば、飛行機をモチー
フして、翼に相当する部分を開閉可能に可動部材で構成
したものがある。
【0003】可動部材は、閉状態でパチンコ球が通常領
域から入賞領域に入賞することを阻止し、開状態でパチ
ンコ球が通常領域から入賞領域に入賞することを許容す
る隙間を設けることができる。
【0004】ここで、前記通常の通過領域に設けられた
始動口にパチンコ球が入賞することで、この可動部材を
比較的短い時間開放状態とする。この間は、パチンコ球
が入賞領域に入賞する可能性がある。
【0005】前記役物の入賞領域には、複数(例えば3
個)のゾーンが設けられており、その内のいくつか(例
えば1個)がVゾーンとして設定されている。
【0006】ここで、前記可動部材が開放状態で、パチ
ンコ球が入賞領域に入賞した場合、通常これだけでは、
1回の入賞分の賞球があるのみであるが、入賞領域に入
賞し、かつVゾーンを通過すると、前記可動部材が比較
的長い時間開放状態となるか、或いは可動部材が開閉を
繰り返すことにより、通常遊技状態よりも入賞し易い
「大役状態」(又は「大当り状態」)を継続的に形成す
る。
【0007】大役状態(大当り状態)を具体的に言え
ば、可動部材が比較的長い時間(制限時間は30秒程
度)開放されることを1ラウンド、或いは、比較的長い
時間内に稼動部材が所定回数(18回)開閉されること
を1ラウンドと定め、そのラウンド中にさらにパチンコ
球がVゾーンを通過した場合、その時点で該当ラウンド
は終了し、1ラウンドのみ大役状態(大当り状態)が継
続される。
【0008】なお、上述したVゾーン通過に基づく大役
状態(大当り状態)の継続ラウンドすうは、射幸性の観
点から上限値(一般的に15ラウンド程度)を定め、さ
らに大役状態の制限時間経過前に概ね10球が入賞領域
に入賞した場合、或いは、Vゾーン通過時点(最終ラウ
ンドを除く)、そのラウンドにおける大役状態は即座に
終了する。
【0009】これにより、パチンコ球は入賞領域に入賞
する確率が大幅に増大し、遊技者に有利な状態とするこ
とができる。
【0010】上記のような第2種のパチンコ機では、前
記Vゾーンが固定的に配置されており、通常は入賞領域
の中央に配置されているものが多い。このため、入賞領
域に入賞したパチンコ球の軌跡が中央以外(両端)であ
ると、それだけで、Vゾーンへ入賞する期待感が薄れて
しまう。
【0011】これを解消するため、Vゾーンを左右(又
は上下)に動かしたり、Vゾーンへの道のりに可動の案
内路を設けたりして、パチンコ球の移動軌跡にバリエー
ションをつけたものが提案されている。
【0012】しかしながら、パチンコ球の現位置と、V
ゾーンとの現位置とから、容易にVゾーンへ入賞するか
しないかの予測がついてしまうため、期待感が飛躍的に
増大することはない。
【0013】また、上記従来技術では、遊技仕様が一義
的であり、様々な変化をつけたとしても、経時的に遊技
者が学習することでタイミングを図ることでVゾーンへ
の入賞確率が増え、初心者と熟練者との間で格差を生じ
させる結果となり得る。
【0014】本発明は上記事実を考慮し、遊技球がVゾ
ーンへ入賞するかしないかを最後まで期待感を持たせる
ことができ、単一の構成で遊技仕様のバリエーションを
変化させ、初心者、熟練者との間に格差を生じることを
防止することができる遊技機を得ることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技者が発射した遊技球が通過する通常領域に対し
て区画された入賞領域を備えた役物ユニットと、前記役
物ユニットにおける前記通常領域と入賞領域との区画壁
の一部を構成し遊技球が前記通常領域内の始動入賞口に
入賞することで入賞領域への遊技球の入賞を許容する隙
間を形成するように所定時間開放する可動開閉部材と、
を備え、前記可動開閉部材の開放時に、遊技球が前記入
賞領域に入賞し、かつこの入賞領域内に設けられたVゾ
ーンを通過することで、前記可動開閉部材の開放時間を
延長し、遊技者に有利な状態とすることが可能な遊技機
であって、前記入賞領域に設けられたスロープと、前記
スロープの途中に設けられ、走査ラインが当該スロープ
の傾斜と略直交する方向とされたライン状センサと、前
記スロープにおける遊技球の転動方向下流側端部に設け
られ、それぞれ遊技球が通過可能な複数の入賞ゾーン
と、前記複数の入賞ゾーンのそれぞれに対応配置された
表示部と、前記ライン状センサを前記遊技球が通過した
時点を基準として抽選され、当該ライン状センサの通過
位置に基づいて、選択的に入賞ゾーンの一部を前記Vゾ
ーンに設定するVゾーン設定手段と、前記Vゾーン設定
手段で設定された入賞ゾーンに対応する表示部と、Vゾ
ーンに設定されなかったVゾーンに対応する表示部とを
判別可能に表示する表示制御手段と、を有している。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、遊技球が
始動入賞口に入賞し、可動開閉部材が開放したときに、
運よく別の遊技球が入賞領域に入賞すると、このパチン
コ球は、スロープに沿って転動する。
【0017】この転動中に、ライン状センサを通過する
とライン状センサからの信号で通過位置を検出する。こ
のとき、Vゾーン設定手段では、遊技球の前記ライン状
センサの通過位置に基づいて、複数の入賞ゾーンの一部
をVゾーンとして選択的に設定する。
【0018】Vゾーンの設定状態はそれぞれの入賞ゾー
ンに対応する表示部によって見分けることができるよう
に表示状態を制御する。これは、例えばVゾーンに設定
された入賞ゾーンに対応する表示部を点灯させ、設定さ
れない入賞ゾーンを消灯させる、或いはその逆といった
単純な方法でもよいし、表示部を液晶表示部等で構成
し、何らかの図柄で表現するようにしてもよい。
【0019】これにより、遊技者はVゾーンが複数の入
賞ゾーンの何れになるかが最後までわからないため、遊
技球の軌跡のみで判断することができず、期待感を持続
させることができる。
【0020】また、Vゾーンの数を1又は複数に設定変
更することで、遊技仕様を簡単に変更することができ、
遊技者に学習されることがなく、初心者と熟練者とに格
差が生じることを防止することができる。
【0021】なお、本発明における「可動部材の開放」
は、可動部材が所定単位時間当たりに入賞領域を所定回
数開閉することを包含するものとする。
【0022】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の発明において、前記入賞ゾーンにおけるVゾーンの設
定を周期的又は非周期的に常時変化させておき、前記ラ
イン状センサの遊技球の通過タイミングでのVゾーンを
確定することを特徴としている。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、入賞ゾー
ンにおけるVゾーンの設定を周期的又は非周期的に常時
変化させておき、前記ライン状センサの遊技球の通過タ
イミングでのVゾーンを確定するようにすれば、通常の
遊技状態でVゾーンの変化を楽しむこともできる。
【0024】請求項3記載の発明は、前記請求項1又は
請求項2記載の発明において、所定の条件が成立した場
合に、前記複数の入賞ゾーンの一部を閉塞することで、
Vゾーンの入賞確率を変化させることを特徴としてい
る。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
では、Vゾーンに設定する数を変更することを可能とし
たが、これに加え、入賞ゾーンの一部を閉塞すること
で、実質的にVゾーンへの入賞確率を拡大することがで
きる。また、この場合、遊技者に露見されるため、確率
の変化を目視で判断することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本実施例におけるパチン
コ遊技機を正面から見たものであり、主要部材の配置を
示す。
【0027】パチンコ遊技機(弾球遊技機)10は、遊
技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)12と、遊技盤1
2を支持固定する遊技機用枠(台枠)とから構成されて
いる。
【0028】遊技機用枠は、大別して、内枠16と、外
枠18とから構成されている。内枠16は、ヒンジ2
0、22を介して外枠18に取り付けられており、シリ
ンダ錠24を開けることで前方に開き、遊技盤面の裏面
側を操作することができるようになっている。
【0029】内枠16の上方位置には、大当たり動作中
に点灯する外部表示ランプ26が設けられている。ま
た、内枠16の左側には、球抜き穴28が設けられ、内
枠16の右側には、錠穴飾り29が前記シリンダ錠24
を囲むように設けられている。
【0030】内枠16の下部位置には、上受皿セット3
0が取り付けられており、さらに、上受皿セット30の
下方には、下受皿セット32が取り付けられている。
【0031】上受皿セット30には、発射すべき遊技球
を供給するための上受皿34と、上受皿34内の遊技球
を下受皿セット32側に流す供給解除ボタン36と、ス
ピーカ38とが一体的に設けられている。
【0032】一方、下受皿セット32には、賞球等の出
玉を貯留するための下受皿40と、下受皿40内の遊技
球を出玉ケース(ドル箱)内に投下するためのスライド
操作部42と、灰皿44とが設けられている。
【0033】また、下受皿セット32の右側には、遊技
球の発射を操作するためのグリップハンドル46が設け
られ、グリップハンドル46の左下に位置する部分に
は、グリップハンドル46を回転させることで突出する
発射ウエイトボタン48が設けられている。発射ウエイ
トボタン48は、グリップハンドル46を操作して遊技
球の打ち出しを行っている最中に押下することで、即座
に遊技球の打ち出しを停止することができ、押下を解除
すると打ち出しを再開するものである。
【0034】遊技盤12は、ガイドレール50によって
囲まれた通常遊技領域としての、ほぼ円形状の遊技領域
52を備え、ガイドレール50の先端位置には、遊技領
域52中に発射した遊技球が戻ってくるのを防止するた
め、ファール球止め54が設けられている。
【0035】遊技領域52のほぼ中央位置には、第2種
特別電動役物となるセンタ役物56を配置している。
【0036】第2種特別電動役物とは、センタ役物56
内である入賞領域にパチンコ球58(図2参照)が入賞
し、かつ後述するVゾーンにパチンコ球が入賞した場合
に、大当りとして、センタ役物56への入賞の確率を大
幅に高めることができる遊技形態を備えたものである。
【0037】すなわち、センタ役物56は、大当たり時
における大入賞口として機能するものであり、センタ役
物56内に入賞すべき遊技球の入口部分を開閉する可動
部材62と、可動部材62の開放中に入賞した遊技球が
通過する複数(本実施の形態では、8個)の入賞ゾーン
64A、64B、・・・64H(一括して示す場合は入
賞ゾーン64という)が設けられている。このセンタ役
物56における可動部材62の開閉動作によって、パチ
ンコ遊技機10における遊技興趣を高めている。
【0038】可動部材62は、図4に示される如く、コ
ントローラ66に接続された可動部材駆動部68の駆動
力で開閉動作することが可能となっている。
【0039】センタ役物56の下方位置には、3個の第
2種始動入賞口(以下、単に始動入賞口という)70、
72、74が配設されている。この始動入賞口70、7
2、74には、図4に示される如く、それぞれ始動入賞
口センサ76、78、80が設けられ、これらはコント
ローラ66に接続されている。
【0040】この始動入賞口70、72、74の何れか
にパチンコ球が入賞することで、前記可動部材62が所
定時間開放する構成となっている。ここで、中央の始動
入賞口72に入賞した場合は、前記所定時間の可動部材
62の開放が2回繰り返され、左右の始動入賞口70、
74に入賞した場合は、これが1回に設定されている。
【0041】また、センタ役物56の左側には左肩入賞
口82を、右側には右肩入賞口84をそれぞれ設け、左
肩入賞口82の下側には左袖入賞口86を、右肩入賞口
84の下側には右袖入賞口88をそれぞれ設けている。
【0042】さらに、センタ役物56の左右位置には風
車90、92を配設し、左右肩入賞口82、84の外側
には風車94、96を、内側には風車98、100をそ
れぞれ配設している。
【0043】また、遊技領域52の最下位置には、入賞
しなかった遊技球を回収するためのアウト穴102を設
けている。
【0044】図2及び図3には、本実施の形態に係るセ
ンタ役物56の構成が示されている。
【0045】センタ役物56には、図2の紙面奥側から
手前側にかけてダウンスロープとなったステージ104
が設けられている。このステージ104の最低位側(す
なわち、図2の手前側、図3の左端部側)には、前記8
個の入賞ゾーン64A乃至64Hが横一列に配列されて
いる。このため、ステージ104を転動するパチンコ球
58が、この8個の入賞ゾーン64A乃至64の何れか
に入賞することになる。
【0046】この8個の入賞ゾーン64A乃至64H
は、図3に示される如く、それぞれ独立した案内路10
6A乃至106Hを有しており、その出口開口部には、
図4に示される如く、コントローラ66に接続された球
検出センサ108A乃至108Hがそれぞれ設けられて
いる(図3では、1個の図示)。
【0047】このため、パチンコ球58が、入賞ゾーン
64A乃至64Hの何れに、入賞したかをこの球検出セ
ンサ108A乃至108Hの出力結果によって認識でき
るようになっている。
【0048】図2は、可動部材62が開放されている状
態を示しており、この開放状態では、パチンコ球58が
センタ役物56内に入り込むことが可能となる。
【0049】この可動部材62によって案内され、セン
タ役物56に入賞したパチンコ球58は、可動部材62
から上段スロープ110へ受け渡され、この上段スロー
プ110上の転動することで、センタ役物56の図2の
奥側へ移動するようになっている。なお、この上段スロ
ープ110の最低位側端部には、縦壁部112が設けら
れており、パチンコ球58は、この縦壁部112に設け
られた矩形状の開口部114を通過することになる。
【0050】図3に示される如く、センタ役物56の奥
側には、シャッフルユニット116が設けられており、
上段スロープ110を転動してきたパチンコ球58は、
このシャッフルユニット116に入り込むことになる。
【0051】シャッフルユニット116は、例えば、パ
チンコ球58の図2の左右方向位置を変更したり、パチ
ンコ球58に回転力を付与したり、パチンコ球58の移
動に勢いを付けたりといった所定のアクションを付与す
ることが可能なユニットであり、ゲーム仕様に応じて変
更可能となっている。
【0052】このシャッフルユニット116の図2の前
面(図3の左側面)には、出口開口部118が設けられ
ており、所定のアクションを付加された状態で排出され
るようになっている。排出されたパチンコ球58は、前
記ステージ104を前記縦壁部112に設けられトンネ
ル部119を通過して、図2の手前方向へ転動する。
【0053】ここで、ステージ104の途中には、図2
の左右方向を走査ラインとするCCDラインセンサ12
0が埋設されている。
【0054】CCDラインセンサ120は、複数の検出
素子(画素)によって構成されており、それぞれが独立
して、入射光量(濃度)を検出することが可能となって
いる。このCCDラインセンサ120に対向するよう
に、上段スロープ110の下面側には、ライン状の光源
ユニット124が配設されている。なお、CCDライン
センサ120及び光源ユニット124はコントローラ6
6に接続されている(図4参照)。
【0055】光源ユニット124は、一様な光量で前記
CCDラインセンサ120を照射している。このため、
通常は、CCDラインセンサ120の検出出力信号は、
ほぼ一定の値を示すことになる。これは、前記光源ユニ
ット124からの光量に準じた検出であるからである。
このような状態で、パチンコ球58が転動し、CCDラ
インセンサ120を跨ぐと,その部分だけ光が遮られる
ことになる。すなわち、この部分に対応する画素の検出
出力信号のみ他に比べて変化することになる。例えば、
光量信号であれば、レベルが低下するため、パチンコ球
58の通過位置をこのCCDラインセンサ120によっ
て検出することが可能となる。
【0056】前記入賞ゾーン64A乃至64Hの図2の
前面、すなわち遊技者に対向する面には、ドットマトリ
クス形液晶表示部126(以下、単に表示部126とい
う)が配設されている。表示部126は、図4に示され
る如く、表示ドライバ128を介してコントローラ66
に接続されている。
【0057】この表示部126は、予め各入賞ゾーン6
4A乃至64Hに基づいて区画することが可能となって
いる。
【0058】表示部126の第1の表示形態は、通常の
遊技中において、店やパチンコ機の宣伝や、遊技に関す
る情報等を表示することである(宣伝表示)。その表示
方法は例えば、スクロール形式であってもよいし、静止
画又は動画調であってもよい。
【0059】表示部126の第2の表示形態は、パチン
コ球58が前記始動入賞口70、72、74の何れかに
入賞したときに、各入賞ゾーン毎に区画した領域で所定
の文字(本実施の形態ではVゾーンを意味する「V」と
外れゾーンを意味する「X」)を高速で変動させること
である(抽選中表示)。すなわち、本実施の形態では、
Vゾーンが固定的に決められておらず、抽選によって決
定しており、その抽選から決定までの演出として高速変
動表示を実行する。なお、抽選は、前記CCDラインセ
ンサ120によるパチンコ球58の通過位置に基づいて
実行されるようになっている。
【0060】表示部126の第3の表示形態は、前記抽
選結果を報知することである(結果表示)。例えば、図
2に示される如く、Vゾーンとなった左から3番目と右
から3番目の入賞ゾーン64C、64Fに対応する領域
に「V」を表示し、それ以外の入賞ゾーン64A、64
B、64D、64E、64G、64Hに対応する領域に
[X]を表示する。これにより、遊技者はこの回のVゾ
ーンが何れであるかを認識することができる。
【0061】図4に示される如く、コントローラ66
は、Vゾーン抽選処理部129と、大当り処理部130
とに分かれており、その内のVゾーン抽選処理部129
の詳細を、図5の機能ブロック図を用いて説明する。
【0062】図5に示される如く、CCDラインセンサ
120の出力信号は、センサ信号取込部130へ入力さ
れ、逐次光量データを位置認識部132へ送出する。
【0063】位置認識部132では、入力されたデータ
から光量が変化(光量が低下)した画素を抽出し、ステ
ージ104の位置と相関させ、パチンコ球58がステー
ジ104上の何れを通過したかを認識する。
【0064】認識された位置は、抽選部134に送出さ
れ、この抽選部134において、パチンコ球通過位置に
基づいてVゾーンの設定抽選を実施する。
【0065】抽選結果は、抽選結果出力部136に送出
され、この抽選結果出力部136において、大当り処理
部130と表示制御部138へそれぞれの信号形態に即
した形で抽選結果を送出する。
【0066】すなわち、大当り処理部130には、Vゾ
ーンとなる入賞ゾーン64A乃至64Hを指定する指定
信号を出力し、表示制御部138には、入賞ゾーン64
A乃至64H毎に区画された各領域に対応して、表示内
容の命令信号を出力する。
【0067】表示制御部138は、抽選結果出力部13
6から命令信号に基づく画像を変動パターンメモリ14
0から読み出して、前記表示ドライバ128を送出する
(第3の表示形態)。なお、この表示制御部138で
は、始動入賞口センサ70、72、74からの信号に基
づいて、前記第1に表示形態及び第2の表示形態での表
示制御も実施する。
【0068】以下に本実施の形態の作用を図6のフロー
チャートに従い説明する。
【0069】ステップ200では、電源がオンか否かが
判断され、肯定判定されると、ステップ202へ移行し
て表示部126において店やパチンコ機の宣伝表示や遊
技方法等を表示を開始し(宣伝表示)、ステップ204
へ移行する。ステップ204では、始動入賞口70、7
2、74にパチンコ球58が入賞したか否かが判断され
る。このステップ204で肯定判定されると、ステップ
206へ移行して、可動部材62の開閉動作が実行され
る。
【0070】ここで、中央の始動入賞口72に入賞した
場合には、可動部材62は、2往復の開閉がなされ、左
右の始動入賞口70、74に入賞した場合には、可動部
材62は、1往復の開閉がなされる。すなわち、中央の
始動入賞口72に入賞した方が有利(センタ役物56内
にパチンコ球58が入賞する確率が高くなる)となる。
【0071】可動部材62が開閉動作したときに、運よ
く他のパチンコ球58がセンタ役物56に入賞すると、
このパチンコ球58は、可動部材62に案内され、次い
で上段スロープ110に受け渡される。上段スロープ1
10は、図2の手間側から奥側にかけてダウンスロープ
となっており、この結果、パチンコ球58は、この上段
スロープ110を転動しながら、縦壁部112の矩形状
の開口部114を通過し、シャッフルユニット116へ
入り込む。
【0072】このシャッフルユニット116では、パチ
ンコ球58の移動状態にバリエーションをつけるべく、
図2の左右の位置を変更したり、回転力や排出するとき
の勢いをつける。これにより、パチンコ球58は、予期
せぬ動向で、ステージ104に沿って図2の手前側へと
転動する。
【0073】なお、シャッフルユニット116でのパチ
ンコ球58に与える要素は上記に限られるものではな
く、また逆にシャッフルユニット116自体が必須では
ない。また、本実施の形態では、ステージ104の上面
を平坦としているが、突起部や凹陥部を設けたり、筋状
のリブを設けたりして、パチンコ球58が予期せぬ方向
転換するようにしてもよい。さらに、ステージ104を
揺動させてもよい。
【0074】ステージ104を転動するパチンコ球58
は、必ずCCDラインセンサ120を通過する.このた
め、ステップ208では、CCDラインセンサ120で
パチンコ球58を検出したか否かが判断され、否定判定
の場合には、ステップ200へ戻る。また、ステップ2
08で肯定判定された場合には、パチンコ球58がセン
タ役物56に入賞したと判断し、ステップ210へ移行
して、抽選を行うことを報知するための抽選中表示を実
行する。これにより、表示部126は、「V」と「X」
とが交互に表示され、遊技者はこの表示状態とパチンコ
球58の行方とで期待感を持って入賞ゾーン64A乃至
64Hへの入賞を待つことができる。
【0075】次のステップ212では、CCDラインセ
ンサ120の検出結果に基づいて、パチンコ球58の位
置を認識し、次いでステップ214で認識したパチンコ
球58の位置に基づいて、入賞ゾーン64A乃至64H
から、Vゾーンとするものを抽選する。
【0076】次のステップ216では、抽選の結果、V
ゾーンに設定された入賞ゾーンに対応する表示部126
を「V」表示し、それ以外を「X」表示する(結果表
示)。遊技者はこれを見ることで、Vゾーンがどこかを
認識することができる。
【0077】ステップ218では、パチンコ球58が見
事Vゾーンへ入賞したか否かが判断され、入賞した場合
には、ステップ220へ移行して大当り処理を実行す
る。
【0078】大当り処理はの一例としては、可動部材が
比較的長い時間(制限時間は30秒程度)開放されるこ
とを1ラウンド、或いは、比較的長い時間内に稼動部材
が所定回数(18回)開閉されることを1ラウンドと定
め、そのラウンド中にさらにパチンコ球がVゾーンを通
過した場合、その時点で該当ラウンドは終了し、1ラウ
ンドのみ大役状態(大当り状態)が継続される。
【0079】なお、上述したVゾーン通過に基づく大役
状態(大当り状態)の継続ラウンドすうは、射幸性の観
点から上限値(一般的に15ラウンド程度)を定め、さ
らに大役状態の制限時間経過前に概ね10球が入賞領域
に入賞した場合、或いは、Vゾーン通過時点(最終ラウ
ンドを除く)、そのラウンドにおける大役状態は即座に
終了する。
【0080】また、前記ステップ218で否定判定、す
なわち入賞しなかった場合には、ステップ222へ移行
して1回分の入賞を賞球してステップ200へ戻る。
【0081】以上説明したように、本実施の形態では、
第2種とされるパチンコ機において、従来固定的に設け
られていたVゾーンを流動的とし、センタ役物56に入
賞したパチンコ球58の動きに応じて、複数(8個)の
入賞ゾーン64A乃至64Hから選択的に設定するよう
にしたため、遊技者側からみれば、最後までVゾーンが
確定せず、途中でパチンコ球の動きから当たりか外れの
予測ができてしまい、期待感がなくなるといった不具合
を解消することができる。
【0082】また、店側にとっては、Vゾーンが流動的
に変化するため、パチンコ機の仕様を様々に変化させる
ことで、集客効果をあげることができる。また、Vゾー
ンの決定を周期的にして学習可能とすれば、常連客に有
利な仕様とすることができ、一方、Vゾーンの決定を非
周期的とすれば、初心者と熟練者との格差を是正するこ
とができる。
【0083】なお、本実施の形態では、設定するVゾー
ンを2ヶ所としたが、1ヶ所、或いは3ヶ所以上であっ
てもよい。
【0084】また、入賞ゾーン64A乃至64Hに開閉
蓋を設け、ゲーム仕様、或いはゲーム中の所定条件の成
立等によって、一部を閉塞し、実質的にVゾーンへ入賞
する確率を変更するようにしてもよい。
【0085】さらに、表示部126として、ドットマト
リクス型液晶表示部を適用したが、第2及び第3の表示
形態、すなわち抽選表示と結果表示を主体に考えれば7
セグメントLED又は7セグメントLCDであってもよ
い。また、例えば日めくり方式等メカ的な機構を用いて
もよい。
【0086】また、ライン状センサとしてCCDライン
センサ120を適用したが、個々に独立した濃度センサ
や光量センサ等を一列に配列してもよい。
【0087】さらに、遊技機として第2種のパチンコ遊
技機10の例を示したが、第1種或いは第3種のパチン
コ遊技機等、種別に限定されるものではない。例えば、
第1種の場合には、新たなゲームとして取り入れ、第3
種の場合には既存のゲームに転用することになる。
【0088】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、遊技球が
Vゾーンへ入賞するかしないかを最後まで期待感を持た
せることができ、単一の構成で遊技仕様のバリエーショ
ンを変化させ、初心者、熟練者との間に格差を生じるこ
とを防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】本実施の形態に係るセンタ役物の内部構造を示
す正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】本実施の形態に係るセンタ役物を搭載したパチ
ンコ機の主要部の制御ブロック図である。
【図5】本実施の形態に係るVゾーン抽選処理のための
機能ブロック図である。
【図6】本実施の形態に係るVゾーン抽選制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機(遊技機) 12 遊技盤 56 センタ役物(役物ユニット) 58 パチンコ球(遊技球) 62 可動部材(可動開閉部材) 64A乃至64H 入賞ゾーン(入賞ゾーン「選択的
にVゾーン」) 66 コントローラ 70、72、74 始動入賞口 76、78、80 始動入賞口センサ 104 ステージ(スロープ) 108A乃至108H 球検出センサ 120 CCDラインセンサ(ライン状センサ) 124 光源ユニット 126 表示部 129 Vゾーン抽選処理部 130 センサ信号取込部 132 位置認識部 134 抽選部(Vゾーン設定手段) 136 抽選結果出力部 138 表示制御部(表示制御手段) 140 変動パターンメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が発射した遊技球が通過する通常
    領域に対して区画された入賞領域を備えた役物ユニット
    と、前記役物ユニットにおける前記通常領域と入賞領域
    との区画壁の一部を構成し遊技球が前記通常領域内の始
    動入賞口に入賞することで入賞領域への遊技球の入賞を
    許容する隙間を形成するように所定時間開放する可動開
    閉部材と、を備え、前記可動開閉部材の開放時に、遊技
    球が前記入賞領域に入賞し、かつこの入賞領域内に設け
    られたVゾーンを通過することで、前記可動開閉部材の
    開放時間を延長し、遊技者に有利な状態とすることが可
    能な遊技機であって、 前記入賞領域に設けられたスロープと、 前記スロープの途中に設けられ、走査ラインが当該スロ
    ープの傾斜と略直交する方向とされたライン状センサ
    と、 前記スロープにおける遊技球の転動方向下流側端部に設
    けられ、それぞれ遊技球が通過可能な複数の入賞ゾーン
    と、 前記複数の入賞ゾーンのそれぞれに対応配置された表示
    部と、 前記ライン状センサを前記遊技球が通過した時点を基準
    として抽選され、当該ライン状センサの通過位置に基づ
    いて、選択的に入賞ゾーンの一部を前記Vゾーンに設定
    するVゾーン設定手段と、 前記Vゾーン設定手段で設定された入賞ゾーンに対応す
    る表示部と、Vゾーンに設定されなかったVゾーンに対
    応する表示部とを判別可能に表示する表示制御手段と、
    を有する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞ゾーンにおけるVゾーンの設定
    を周期的又は非周期的に常時変化させておき、前記ライ
    ン状センサの遊技球の通過タイミングでのVゾーンを確
    定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 所定の条件が成立した場合に、前記複数
    の入賞ゾーンの一部を閉塞することで、Vゾーンの入賞
    確率を変化させることを特徴とする請求項又は請求項2
    記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017000203A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 株式会社ニューギン 遊技機
JP2017000537A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社ニューギン 遊技機

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JP2017000203A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 株式会社ニューギン 遊技機
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