JP2002291034A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末

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JP2002291034A
JP2002291034A JP2001085710A JP2001085710A JP2002291034A JP 2002291034 A JP2002291034 A JP 2002291034A JP 2001085710 A JP2001085710 A JP 2001085710A JP 2001085710 A JP2001085710 A JP 2001085710A JP 2002291034 A JP2002291034 A JP 2002291034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯通信端末部を充電器に接続したときに有
線通信回線を利用できるようにした従来の携帯通信端末
では、携帯通信端末部を充電器に接続した状態で使用し
なければならず、固定電話と同様な使用しかできない。 【解決手段】 携帯通信端末部101の制御部103
は、無線インタフェース部104から受信信号が入力さ
れたときには、無線インタフェース部104と無線イン
タフェース部113との間の無線通信回線の接続を確立
し、充電器111を介して屋内有線通信回線に接続す
る。これにより、充電器111からの微弱な電波が届く
自宅内及び自宅付近に携帯通信端末部101が位置する
ときには、携帯通信端末部101は充電器111に接続
していなくても、充電器111からの電波の届く範囲内
であれば任意の位置であたかも子機のようにして使用で
き、また、基地局との無線通信回線使用時よりも安価な
屋内有線通信回線を利用した通信ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯通信端末に係
り、特に充電器と着脱自在で、無線通信回線を使用して
相手端末と通信する携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の携帯通信端末の一例のブロ
ック図を示す。同図において、携帯電話機に代表される
従来の携帯通信端末は、携帯通信端末部701と充電器
711とより構成されている。携帯通信端末部701
は、基地局(図示せず)との間で無線通信する無線送受
話部702と、無線送受話部702を制御する制御部7
03と、携帯通信端末部701内の各部に電源を供給す
る2次電池705とより大略構成されている。
【0003】一方、充電器711は、商用電源に接続さ
れて動作する充電回路712を内蔵しており、携帯通信
端末部701内の2次電池705を充電する。充電器7
11は携帯通信端末部701に着脱自在の構成とされて
おり、図7に示すように充電器711が携帯通信端末部
701に接続されているときに、上記の2次電池705
に対する充電が行われる。
【0004】携帯通信端末部701は、2次電池705
から電源の供給を受け、相手端末との間で、基地局を介
在させての通信ができる。従って、2次電池705が所
定値以上の電力を有している状態にある限り、充電器7
11との接続を解除して任意の場所から携帯通信端末部
701のみで相手端末との通信もできる。
【0005】しかし、この従来の携帯通信端末では、充
電器711は携帯通信端末部701内の2次電池705
を充電する機能しか備えていないため、携帯通信端末部
701が充電器711に接続されているか接続が解除さ
れているかに関係なく、有線回線電話に比べて料金が割
高な無線通信回線を使用せざるを得ない。
【0006】そこで、充電器と接続されていないときに
は携帯通信端末部により無線通信回線を使用した通信を
行うが、携帯通信端末部を充電器に接続したときには有
線モデムが自動的に選択されて屋内有線回線に接続する
ことで、無線通信回線に比べて料金が割安な有線通信回
線を利用できるようにし,また,充電器が接続されてい
るので、通信時間を気にすることなく通信できるように
した携帯通信端末が従来より知られている(特開平11
−146456号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の公報
記載の従来の携帯通信端末は、有線通信回線を利用する
には携帯通信端末部を充電器に接続した状態で使用しな
ければならず、固定電話と同様な使用しかできないとい
う問題がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
充電器からの電波の届く範囲内では充電器に接続しなく
ても、自動的に、通信料金が安価であり、かつ、高速通
信が可能な屋内有線通信回線に切り替え得る携帯通信端
末を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、基地局との間で無線通信する送受信手段
と、微弱電波で送受信する第1の無線インタフェース部
と、第1の無線インタフェース部により信号が受信され
るときには送受信手段に代えて第1の無線インタフェー
ス部を用いた送受信を行い、第1の無線インタフェース
部により信号が受信されないときには送受信手段を用い
た無線通信回線による送受信を行う制御手段と、各部に
電源を供給する2次電池とを備えた携帯通信端末部と、
携帯通信端末部に接続されたときは2次電池を充電する
充電回路と、第1の無線インタフェース部との間で微弱
な電波で無線通信する第2の無線インタフェース部と、
第2の無線インタフェース部を屋内有線通信回線に接続
する有線用モデムとを備えた充電器とよりなる構成とし
たものである。
【0010】この発明では、第2の無線インタフェース
部から送信される電波の受信範囲内に携帯通信端末部が
位置するときには、第1の無線インタフェース部を第2
の無線インタフェース部及び有線用モデムを介して屋内
有線通信回線と自動的に接続して、携帯通信端末部が屋
内有線通信回線を使用した通信を行い、第2の無線イン
タフェース部から送信される電波の受信範囲外に携帯通
信端末部が位置するときには、送受信手段と基地局との
間の無線通信回線を使用した通信を行うことを特徴とす
る。これにより、この発明では、充電器からの微弱な電
波を携帯通信端末部が受信できる範囲内にあるときに
は、屋内有線通信回線を使用した通信ができる。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
は携帯無線通信端末部と充電器とよりなる携帯通信端末
であって、携帯無線通信端末部は、基地局との間で無線
通信する送受信手段と、微弱電波で送受信する第1の無
線インタフェース部と、充電器との接続を検出する検出
手段と、検出手段により充電器との接続が検出されてか
ら所定期間内にあり、かつ、第1の無線インタフェース
部により信号が受信されるときには送受信手段に代えて
第1の無線インタフェース部を用いた送受信を行い、第
1の無線インタフェース部により信号が受信されないと
きには送受信手段を用いた無線通信回線による送受信を
行う制御手段と、各部に電源を供給する2次電池とを備
える。また、充電器は、携帯通信端末部に接続されたと
きは2次電池を充電する充電回路と、第1の無線インタ
フェース部との間で微弱な電波で無線通信する第2の無
線インタフェース部と、第2の無線インタフェース部を
屋内有線通信回線に接続する有線用モデムとを備える構
成としたものである。
【0012】この発明では、携帯通信端末部と充電器と
の接続が検出されてから所定期間内にあり、かつ、第2
の無線インタフェース部から送信される電波の受信範囲
内に携帯通信端末部が位置するときには、第1の無線イ
ンタフェース部を第2の無線インタフェース部及び有線
用モデムを介して屋内有線通信回線と自動的に接続し
て、携帯通信端末部が屋内有線通信回線を使用した通信
を行い、携帯通信端末部と充電器との接続が検出されて
から所定期間内にあり、かつ、第2の無線インタフェー
ス部から送信される電波の受信範囲外に携帯通信端末部
が位置するときには、送受信手段と基地局との間の無線
通信回線を使用した通信を行うことを特徴とする。これ
により、この発明では、携帯通信端末部が一旦充電器に
接続された後で充電器からの微弱な電波を携帯通信端末
部が受信できる範囲内にあるときには、屋内有線通信回
線を使用した通信ができる。
【0013】更に、本発明は上記の目的を達成するた
め、2次電池から第1の無線インタフェース部に供給さ
れる電源を、第2の無線インタフェース部から送信され
る電波の受信範囲外に携帯通信端末部が位置することに
より第1のインタフェース部により信号が受信されない
ときにオフとするスイッチ手段を携帯通信端末部に設け
るか、又は検出手段により充電器との接続が検出された
ときに、2次電池から第1の無線インタフェース部に電
源を供給し、第2の無線インタフェース部から送信され
る電波の受信範囲外に携帯通信端末部が位置することに
より第1の無線インタフェース部により信号が受信され
ないときには、2次電池から第1の無線インタフェース
部に供給される電源をオフとするスイッチ手段を、携帯
通信端末部に設けた構成としたものである。
【0014】この発明では、充電器からの微弱な電波を
携帯通信端末部が受信できる範囲内にないとき(範囲外
にあるとき)には、送受信手段と基地局との間の無線通
信回線を使用した通信を行い、第1の無線インタフェー
ス部を通信に使用しないので、第1の無線インタフェー
ス部の電源をオフとすることにより、消費電力を低減で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯通信
端末の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図にお
いて、第1の実施の形態の携帯通信端末は、携帯通信端
末部101と充電器111とからなる。携帯通信端末部
101は、携帯電話基地局(図示せず)との間で無線通
信を行う電話送受信部102と、携帯通信端末部101
の各ブロックの制御を行う制御部103と、充電器11
1との間で電波の送受信を行う無線インタフェース部1
04と、携帯通信端末部101の各ブロックに電源を供
給する2次電池105とより構成されている。
【0016】また、携帯通信端末部101内の2次電池
105の充電を行う充電器111は、商用電源に接続さ
れ、携帯通信端末部101内の2次電池105を充電
し、かつ、充電器111内の各ブロックに電源を供給す
る充電回路112と、携帯通信端末部101との間で電
波の送受信を行う無線インタフェース部113と、屋内
有線通信回線を使用して通信をするために用いられる有
線モデム114とより構成されている。
【0017】なお、携帯通信端末部101内の無線イン
タフェース部104と充電器111内の無線インタフェ
ース部113は、携帯電話の周波数とは異なる周波数の
微弱な電波を使用して、互いにデータ通信や音声通信を
行うことが可能である。また、この実施の形態の携帯通
信端末は、有線回線用と携帯無線用の2つの電話番号を
有している。また、従来と同様に、携帯通信端末部10
1を充電器111に機械的に接続したときに、充電回路
112から2次電池105に対して充電が行われる。
【0018】次に、図1の実施の形態の動作について、
図2のフローチャートを併せ参照して説明する。充電器
111内の無線インタフェース部113は、電波を出力
しており、携帯通信端末部101の制御部103は、こ
の電波の届く範囲に携帯通信端末部101がいるかどう
か無線インタフェース部104から信号が入力されるか
否かに基づいて監視している(ステップ201)。
【0019】無線インタフェース部113が送信する電
波は微弱であり、その電波が届く範囲は例えば自宅内及
び自宅付近であるが、この電波が届く範囲に携帯通信端
末部101が位置すると、この電波を携帯通信端末部1
01内の無線インタフェース部104が受信し、制御部
103が無線インタフェース部104からの受信信号に
基づき、携帯通信端末部101の通信モードを屋内有線
通信回線とする(ステップ202)。
【0020】すなわち、携帯通信端末部101の制御部
103は、無線インタフェース部104から受信信号が
入力されたときには、無線インタフェース部113に対
して応答信号を送信して所定のプロトコルに従い、無線
インタフェース部104と無線インタフェース部113
との間の無線通信回線の接続を確立し、かつ、電話送受
信部102との接続を開放する。これにより、携帯通信
端末部101は、充電器111を介して屋内有線通信回
線に接続されることとなる。
【0021】従って、携帯通信端末部101は、図示し
ない送話部から入力された音声を所定の信号形態に変換
して得られた送信信号を、電話送受信部102ではな
く、制御部103から無線インタフェース部104を介
して充電器111へ無線送信し、充電器111内の無線
インタフェース部113で受信された送信信号が有線用
モデム114及び屋内有線通信回線を介して相手端末へ
送信される。
【0022】また、相手端末から屋内有線通信回線を介
して送信された信号は、有線用モデム114を経て無線
インタフェース部113に送られ、更にこの無線インタ
フェース部113から携帯通信端末部101内の無線イ
ンタフェース部104へ無線送信され、ここで受信され
た後、制御部103へ入力されて所定の信号処理が行わ
れる。従って、携帯通信端末部101と充電器111と
の間では無線通信が行われるが、携帯通信端末部101
と相手端末の間で充電器111に接続された屋内有線通
信回線を利用した通信ができる。
【0023】このようにして、充電器111からの電波
が届く自宅内及び自宅付近に携帯通信端末部101が位
置するときには、携帯通信端末部101は充電器111
に接続していなくても、充電器111からの電波の届く
範囲内であれば任意の位置であたかも子機のようにして
使用でき、また、基地局との無線通信回線使用時よりも
安価な屋内有線通信回線を利用した通信ができる。な
お、携帯通信端末部101と充電器111との間の無線
通信回線は、微弱な電波によるものであり、課金はされ
ない。
【0024】なお、屋内有線通信回線を使用した通信中
も、充電器111の無線インタフェース部113から出
力されている電波を、携帯通信端末部101の無線イン
タフェース部104が受信できるかどうか監視しており
(ステップ201)、上記の電波を無線インタフェース
部104が受信できなくなると、携帯通信端末部101
の通信モードを無線通信回線とし(ステップ203)、
無線通信回線を使用して通信できるようになる。
【0025】すなわち、携帯通信端末部101内の制御
部103は、無線インタフェース部104からの受信信
号が所定時間以上入力されないときには、充電器111
からの電波が届かない範囲に携帯通信端末部101が移
動したと判断して、電波送受信部102と図示しない基
地局との間の無線通信回線の接続を確立すると共に、無
線インタフェース部104との間の接続を開放する。こ
れにより、以後の相手端末との通信は、電波送受信部1
02を用いた無線通信回線による通信が行われる。
【0026】逆に、無線通信回線を使用した通信中も、
制御部103は充電器111の無線インタフェース部1
13から出力されている電波を、携帯通信端末部101
の無線インタフェース部104が受信できるかどうか監
視しており(ステップ201)、上記の電波を無線イン
タフェース部104が受信できると、携帯通信端末部1
01の通信モードを屋内有線通信回線とし(ステップ2
02)、基地局との無線通信回線を開放して、無線イン
タフェース部104と113との間の通信回線を確立
し、屋内有線通信回線を使用した通信に切り替える。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明になる携帯通信端末の第2の実
施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図3に
おいて、携帯通信端末部301は、携帯通信端末部10
1に比べて、充電器311が接続されたことを検出する
充電器接続検出部302が更に設けられており、制御部
303がこの充電器接続検出部302を含む携帯通信端
末部301内の各部を制御する。
【0028】なお、携帯通信端末部301の無線インタ
フェース部104と充電器111の無線インタフェース
部113は、携帯電話の周波数とは異なる電波を使用し
て、互いにデータ通信を行うことが可能である。
【0029】次に、この実施の形態の動作について図4
のフローチャートと共に説明する。まず、制御部303
は携帯通信端末部301と充電器111が、所定期間内
に機械的に接続されたことがあるかどうか充電器接続検
出部302から検出信号が入力されるかどうかにより判
定する(ステップ401)。ここで、上記の所定時間
は、例えば数時間程度であり、よって、ステップ401
では、ごく最近携帯通信端末部301を充電器111に
機械的に接続したことがあるかどうかを判定する。ま
た、充電器111と現在接続中の場合も含む。
【0030】続いて、携帯通信端末部301が充電器1
11に所定期間内に接続されたか、現在も接続中と判定
した場合には、制御部303は充電器111からの微弱
な電波が届く範囲内に携帯通信端末部301が位置する
か判定する(ステップ402)。以後の動作は第1の実
施の形態と同様で、充電器111内の無線インタフェー
ス部113が送信する微弱な電波が届く範囲(例えば、
自宅内及び自宅付近)に携帯通信端末部301が位置す
ると、この電波を携帯通信端末部301内の無線インタ
フェース部104が受信し、制御部303が無線インタ
フェース部104からの受信信号に基づき、携帯通信端
末部301の通信モードを屋内有線通信回線とする(ス
テップ403)。
【0031】すなわち、携帯通信端末部301の制御部
は、無線インタフェース部104から受信信号が入力さ
れたときには、無線インタフェース部113に対して応
答信号を送信して所定のプロトコルに従い、無線インタ
フェース部104と無線インタフェース部113との間
の無線通信回線を接続し、かつ、電話送受信部102と
の接続を開放する。これにより、携帯通信端末部301
は、充電器111を介して屋内有線通信回線に接続され
ることとなる。従って、携帯通信端末部301と充電器
111との間では無線通信が行われるが、携帯通信端末
部301と相手端末の間で充電器111に接続された屋
内有線通信回線を利用した通信ができる。
【0032】また、充電器111からの微弱な電波が届
く範囲に携帯通信端末部301が位置しないとき、ある
いは位置しなくなったときには、制御部303は電波送
受信部102と図示しない基地局との間の無線通信回線
の接続を確立すると共に、無線インタフェース部104
との間の接続を開放する無線通信回線の通信モードとす
る(ステップ404)。これにより、相手端末との通信
は、電波送受信部102を用いた無線通信回線による通
信が行われる。
【0033】このようにして、この実施の形態では、自
宅に帰って携帯通信端末部301を充電器111に機械
的に接続して2次電池105の充電を一度行えば、充電
器111からの電波が届く自宅内及び自宅付近に携帯通
信端末部301が位置するときには、携帯通信端末部3
01は充電器111に接続していなくても、充電器11
1からの微弱な電波の届く範囲内であれば任意の位置で
あたかも子機のようにして使用でき、また、無線通信回
線使用時よりも安価な屋内有線通信回線を利用した通信
ができる。自宅から離れたところに行けば、自動的に無
線通信回線を使用した通信を行う(電話をかける)こと
ができるようになる。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は本発明になる携帯通信端末の第3の実
施の形態のブロック図を示す。同図中、図1及び図3と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図5において、携帯通信端末部501は、携帯通信
端末部101に比べて、充電器311が接続されたこと
を検出する充電器接続検出部302と、無線インタフェ
ース部104の電源をオン/オフするスイッチ回路50
2が更に設けられており、制御部503がこの充電器接
続検出部302及びスイッチ回路502を含む携帯通信
端末部501内の各部を制御する。
【0035】なお、携帯通信端末部501の無線インタ
フェース部104と充電器111の無線インタフェース
部113は、携帯電話の周波数とは異なる電波を使用し
て、互いにデータ通信を行うことが可能である。
【0036】次に、この実施の形態の動作について図6
のフローチャートと共に説明する。まず、制御部503
は携帯通信端末部501と充電器111が、所定期間内
に機械的に接続されたことがあるかどうか充電器接続検
出部302から検出信号が入力されるかどうかにより判
定する(ステップ601)。ここで、上記の所定時間
は、例えば数時間程度であり、よって、ステップ601
では、ごく最近携帯通信端末部501を充電器111に
機械的に接続したことがあるかどうかを判定する。ま
た、充電器111と現在接続中の場合も含む。
【0037】続いて、携帯通信端末部501が充電器1
11に所定期間内に接続されたか、現在も接続中と判定
した場合には、制御部503はスイッチ回路502をオ
ンにして、2次電池105から無線インタフェース部1
04へ電源電圧を供給させる(電源をオンとする)(ス
テップ602)。続いて、制御部503は、充電器11
1からの電波が届く範囲内に携帯通信端末部501が位
置するか否か無線インタフェース部104から受信信号
が入力されるか否かにより判定する(ステップ60
3)。
【0038】充電器111内の無線インタフェース部1
13が送信する微弱な電波が届く範囲(例えば、自宅内
及び自宅付近)に携帯通信端末部501が位置すると、
この電波を携帯通信端末部501内の無線インタフェー
ス部104が受信し、制御部503が無線インタフェー
ス部104からの受信信号に基づき、携帯通信端末部5
01の通信モードを屋内有線通信回線とする(ステップ
604)。
【0039】すなわち、携帯通信端末部501の制御部
は、無線インタフェース部104から受信信号が入力さ
れたときには、無線インタフェース部113に対して応
答信号を送信して所定のプロトコルに従い、無線インタ
フェース部104と無線インタフェース部113との間
の無線通信回線を接続し、かつ、電話送受信部102と
の接続を開放する。これにより、携帯通信端末部501
は、充電器111を介して屋内有線通信回線に接続され
ることとなる。従って、携帯通信端末部501と充電器
111との間では無線通信が行われるが、携帯通信端末
部501と相手端末の間で充電器111に接続された屋
内有線通信回線を利用した通信ができる。
【0040】ステップ604で通信モードを屋内有線通
信回線にした後は、再びステップ603に戻り、充電器
111からの微弱な電波が届く範囲に携帯通信端末部5
01があるかどうかの監視が行われる。
【0041】また、制御部503はステップ603で充
電器111からの電波が届く範囲に携帯通信端末部50
1が位置しないとき、あるいは位置しなくなったと判定
したときは、スイッチ回路502をオフに制御して、2
次電池105から無線インタフェース部104への電源
電圧の供給を遮断して(電源をオフとして)、無線イン
タフェース部104を非動作とする(ステップ60
5)。これは消費電流低減のためである。
【0042】続いて、制御部503は、携帯通信端末部
501内の電波送受信部102と図示しない基地局との
間の無線通信回線の接続を確立する(ステップ60
6)。これにより、携帯通信端末部501内の電波送受
信部102を用いた無線通信回線による通信ができるよ
うになる。ステップ606で通信モードを無線通信回線
にした後は、再びステップ601に戻り、携帯通信端末
部501を充電器111に所定時間内に接続したことが
あるかどうかの監視が行われる。
【0043】従って、例えば、屋内有線通信回線を使用
した通信中に、携帯通信端末部501が充電器111か
らの微弱な電波が届く範囲を越えて移動したときには、
携帯通信端末部501の無線インタフェース部104の
電源がオフとされた後、通信モードが無線通信回線とさ
れる(ステップ605、606)。
【0044】このように、本実施の形態によれば、自宅
に帰って携帯通信端末部501を充電器111に機械的
に接続して2次電池105の充電を一度行えば、充電器
111からの微弱な電波が届く自宅内及び自宅付近に携
帯通信端末部501が位置するときには、携帯通信端末
部501は充電器111に接続していなくても、充電器
111からの微弱な電波の届く範囲内であれば任意の位
置であたかも子機のようにして使用でき、また、無線通
信回線使用時よりも安価な屋内有線通信回線を利用した
通信ができる。自宅から離れたところに行けば、自動的
に無線通信回線を使用した通信を行う(電話をかける)
ことができるようになる。
【0045】更に、本実施の形態によれば、携帯通信端
末部501において無線通信回線使用時には、無線イン
タフェース部104の電源はオフとなっているので、携
帯通信端末部501にとって非常に重要な消費電流を低
減でき、2次電池105の電池寿命を延ばすことが可能
である。
【0046】なお、以上の実施の形態は携帯電話機に適
用した場合について説明したが、本発明はこれ以外の携
帯型情報端末などにも適用可能である。また、第3の実
施の形態は第2の実施の形態にスイッチ回路502を設
けた構成であるが、第1の実施の形態にスイッチ回路5
02を設けるようにしてもよい。この場合、携帯通信端
末部内の無線インタフェース部104の電源は、充電器
111からの電波が届かない範囲に携帯通信端末部が位
置するときにオフとされる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充電器からの微弱な電波を携帯通信端末部が受信できる
範囲内にあるときには、屋内有線通信回線を使用した通
信を行うようにしたため、例えば充電器のある自宅内
(付近)にいれば、自動的に料金の安価な屋内有線通信
回線を使用して通信を行い(電話をかけ)、また充電器
のある自宅から離れたところにいれば、自動的に無線通
信回線を使用し通信を行う(電話をかける)ことができ
る。
【0048】また、本発明によれば、屋内有線通信回線
を使用するときは、携帯通信端末部は充電器からの微弱
な電波を受信できる範囲内にあればよいから、使用場所
は充電器の設置場所に限定されず、あたかもコードレス
電話のようにある程度自由な範囲で携帯通信端末部を使
用でき、使い勝手を向上できる。
【0049】更に、本発明によれば、充電器からの微弱
な電波を携帯通信端末部が受信できる範囲内にないとき
(範囲外にあるとき)には、通信に使用しない第1の無
線インタフェース部の電源をオフとすることにより、消
費電力を低減するようにしたため、特に携帯通信端末部
にとって重要な2次電池の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯通信端末の第1の実施の形態のブ
ロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【図3】本発明の携帯通信端末の第2の実施の形態のブ
ロック図である。
【図4】図3の動作説明用フローチャートである。
【図5】本発明の携帯通信端末の第3の実施の形態のブ
ロック図である。
【図6】図5の動作説明用フローチャートである。
【図7】従来の携帯通信端末の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101、301、501 携帯通信端末部 102 電話送受信部 103、303、503 制御部 104、113 無線インタフェース部 105 2次電池 111 充電器 112 充電回路 114 有線用モデム 302 充電器接続検出部 502 スイッチ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との間で無線通信する送受信手段
    と、微弱電波で送受信する第1の無線インタフェース部
    と、前記第1の無線インタフェース部により信号が受信
    されるときには前記送受信手段に代えて該第1の無線イ
    ンタフェース部を用いた送受信を行い、前記第1の無線
    インタフェース部により信号が受信されないときには前
    記送受信手段を用いた無線通信回線による送受信を行う
    制御手段と、各部に電源を供給する2次電池とを備えた
    携帯通信端末部と、 前記携帯通信端末部に接続されたときは前記2次電池を
    充電する充電回路と、前記第1の無線インタフェース部
    との間で微弱な電波で無線通信する第2の無線インタフ
    ェース部と、該第2の無線インタフェース部を屋内有線
    通信回線に接続する有線用モデムとを備えた充電器とよ
    りなり、 前記第2の無線インタフェース部から送信される電波の
    受信範囲内に前記携帯通信端末部が位置するときには、
    前記第1の無線インタフェース部を前記第2の無線イン
    タフェース部及び有線用モデムを介して前記屋内有線通
    信回線と自動的に接続して、前記携帯通信端末部が前記
    屋内有線通信回線を使用した通信を行い、前記第2の無
    線インタフェース部から送信される電波の受信範囲外に
    前記携帯通信端末部が位置するときには、前記送受信手
    段と前記基地局との間の無線通信回線を使用した通信を
    行うことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の無線インタフェース
    部間の無線通信に使用する周波数は、前記送受信手段と
    前記基地局との間の無線通信に使用する周波数とは異な
    る周波数に設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 携帯無線通信端末部と充電器とよりなる
    携帯通信端末であって、前記携帯無線通信端末部は、 基地局との間で無線通信する送受信手段と、微弱電波で
    送受信する第1の無線インタフェース部と、前記充電器
    との接続を検出する検出手段と、前記検出手段により前
    記充電器との接続が検出されてから所定期間内にあり、
    かつ、前記第1の無線インタフェース部により信号が受
    信されるときには前記送受信手段に代えて該第1の無線
    インタフェース部を用いた送受信を行い、前記第1の無
    線インタフェース部により信号が受信されないときには
    前記送受信手段を用いた無線通信回線による送受信を行
    う制御手段と、各部に電源を供給する2次電池とを備
    え、 前記充電器は、 前記携帯通信端末部に接続されたときは前記2次電池を
    充電する充電回路と、前記第1の無線インタフェース部
    との間で微弱な電波で無線通信する第2の無線インタフ
    ェース部と、該第2の無線インタフェース部を屋内有線
    通信回線に接続する有線用モデムとを備え、 前記携帯通信端末部と前記充電器との接続が検出されて
    から所定期間内にあり、かつ、前記第2の無線インタフ
    ェース部から送信される電波の受信範囲内に前記携帯通
    信端末部が位置するときには、前記第1の無線インタフ
    ェース部を前記第2の無線インタフェース部及び有線用
    モデムを介して前記屋内有線通信回線と自動的に接続し
    て、前記携帯通信端末部が前記屋内有線通信回線を使用
    した通信を行い、前記携帯通信端末部と前記充電器との
    接続が検出されてから所定期間内にあり、かつ、前記第
    2の無線インタフェース部から送信される電波の受信範
    囲外に前記携帯通信端末部が位置するときには、前記送
    受信手段と前記基地局との間の無線通信回線を使用した
    通信を行うことを特徴とする携帯通信端末。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の無線インタフェース
    部間の無線通信に使用する周波数は、前記送受信手段と
    前記基地局との間の無線通信に使用する周波数とは異な
    る周波数に設定されていることを特徴とする請求項3記
    載の携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 前記2次電池から前記第1の無線インタ
    フェース部に供給される電源を、前記第2の無線インタ
    フェース部から送信される電波の受信範囲外に前記携帯
    通信端末部が位置することにより前記第1のインタフェ
    ース部により信号が受信されないときにオフとするスイ
    ッチ手段を、前記携帯通信端末部に設けたことを特徴と
    する請求項1記載の携帯通信端末。
  6. 【請求項6】 前記検出手段により前記充電器との接続
    が検出されたときに、前記2次電池から前記第1の無線
    インタフェース部に電源を供給し、前記第2の無線イン
    タフェース部から送信される電波の受信範囲外に前記携
    帯通信端末部が位置することにより前記第1の無線イン
    タフェース部により信号が受信されないときには、前記
    2次電池から該第1の無線インタフェース部に供給され
    る電源をオフとするスイッチ手段を、前記携帯通信端末
    部に設けたことを特徴とする請求項3記載の携帯通信端
    末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011097301A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 携帯電子機器及びクレードル

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