JP2002290538A - 車両の無線通話システム - Google Patents

車両の無線通話システム

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JP2002290538A JP2001090204A JP2001090204A JP2002290538A JP 2002290538 A JP2002290538 A JP 2002290538A JP 2001090204 A JP2001090204 A JP 2001090204A JP 2001090204 A JP2001090204 A JP 2001090204A JP 2002290538 A JP2002290538 A JP 2002290538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンズフリー通話からハンドセット通話に自
動的に切換えることができ、その後、ハンドセット通話
からハンズフリー通話に容易に切換えることができるよ
うにして、使い勝手を高める。 【解決手段】 携帯電話機1において、他の携帯電話機
18との間の通話をブルートゥース通信部9、15を介
するハンズフリー装置10を用いたハンズフリー通話に
より行なわせているときであって、自動車のイグニッシ
ョンスイッチ16が「ACC」位置に操作されたことを
条件に、前記携帯電話機18との間の通話をハンズフリ
ー通話からハンドセット通話に切切換えてハンドセット
通話により行なわせるとともに、前記ブルートゥース通
信部9をパークモードに遷移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機と他の
電話機との間の通話を近距離無線通信手段を介するハン
ズフリー装置を用いたハンズフリー通話により行なわせ
ることが可能な車両の無線通話システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、車両たる自
動車の車室内において、携帯電話機をハンズフリー装置
に装着することによって、他の電話機との間の通話をハ
ンズフリー装置を用いたハンズフリー通話により行なう
ことを可能とするシステムが供されている。そして、近
年では、例えばブルートゥース(Bluetooth )の通信規
格に準拠した近距離無線通信装置を利用することによっ
て、両者の間で無線通信回線を確立し、ハンドセット通
話からハンズフリー通話に切換えるシステムも考えられ
ている。この場合、通常は、ハンズフリー装置の電源
は、自動車のイグニッションスイッチが「ACC(アク
セサリー)」位置に操作されることによりバッテリーに
接続されるシガレットタイターソケットから供給される
ようになっている。
【0003】ところで、携帯電話機を用いて通話する通
話者が例えば運転者であるような場合を想定すると、通
話者は、他の電話機との間の通話をハンズフリー通話に
より行なっているときにおいて、例えば、通話の内容を
同乗者に聞かれては困るような場合、或いは、緊急的な
品物の購買が発生した場合などには、降車して、他の電
話機との間の通話をハンズフリー通話ではなく、ハンド
セット通話に切換えてハンドセット通話により行ないた
いという要望がある。
【0004】このような場合、通話者たる運転者は、自
動車を一時的に安全な場所に駐車させ、イグニッション
キースイッチを「OFF(オフ)」位置にして降車する
のが通常であり、このため、近距離無線通信装置を含む
ハンズフリー装置が電源オフによりリセットされるよう
になり、その後、通話者が乗車してハンドセット通話か
らハンズフリー通話に切換える場合には、改めてハンズ
フリー通話のための操作手順を行なう必要があって、使
い勝手に劣るという問題がある。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、車室内でハンズフリー通話か
らハンドセット通話に自動的に切換えることができ、そ
の後にハンドセット通話からハンズフリー通話に容易に
切換えることができ、使い勝手を高めることができる車
両の無線通信システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両の無
線通話システムによれば、制御手段は,携帯電話機と他
の電話機との間の通話を近距離無線通信手段を介するハ
ンズフリー装置を用いたハンズフリー通話により行なわ
せているときにおいて、車両のイグニッションスイッチ
がエンジン停止位置に操作されたことを条件に、他の電
話機との間の通話をハンズフリー通話からハンドセット
通話に切換えてハンドセット通話により行なわせるとと
もに、前記近距離無線通信手段のうちの少なくとも携帯
電話機側の近距離無線通信手段を一時待機状態にするよ
うにした。
【0007】従って、通話者は、イグニッションスイッ
チをエンジン停止位置に操作するだけでハンズフリー通
話からハンドセット通話に自動的に切換えることがで
き、また、携帯電話機をハンドセット通話からハンズフ
リー通話に戻すには、近距離無線通信手段を一時待機状
態から接続状態に復帰させるだけでよく、切換えが容易
で、使い勝手を高めることができる。しかも、前述した
ように、携帯電話機がハンドセット通話に切換えられた
ときには、近距離無線通信手段のうちの携帯電話機側の
近距離無線通信手段は一時待機状態になるので、通常、
電池を電源とする携帯電話機の節電を図ることができ
る。
【0008】請求項2記載の車両の無線通話システムに
よれば、携帯電話機の操作復帰手段を操作することによ
って、携帯電話機側から、近距離無線通信手段を一時待
機状態から接続状態に復帰させることができる。
【0009】請求項3記載の車両の無線通話システムに
よれば、イグニッションスイッチがエンジン始動側の位
置に操作されたことを条件に、ハンズフリー装置側か
ら、近距離無線通信手段を一時待機状態から接続状態に
自動的に復帰させることができる。
【0010】求項4記載の車両の無線通話システムによ
れば、イグニッションスイッチのエンジン停止位置は、
アクセサリー位置に設定されているので、ハンズフリー
装置の電源をイグニッションスイッチを介するアクセサ
リー電源から得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。まず、図1は、車両たる
自動車の無線通話システムの全体の電気的な構成を機能
ブロック図として示している。携帯電話機1において、
マイクロコンピュータを主体としてなる制御手段たる制
御部2には、電話通信に係る処理を行なう電話通信部3
と、通話を開始するための「通話開始」キー、通話を終
了するための「通話終了」キー、復帰操作手段たる「復
帰」キーおよび電話番号を入力するための「0」〜
「9」の「数字」キーなどの多数のキーを配列してなる
キーパッド4と、発信者電話番号をなどを表示するため
のディスプレイ5と、送話音声を入力するマイクロホン
6および受話音声を出力するスピーカ7が接続される音
声切換部8と、ならびに、後述するハンズフリー装置1
0との間でブルートゥースの通信規格に準拠した近距離
無線通信を行なう近距離無線通信手段たるブルートゥー
ス通信部9とが接続されている。なお、携帯電話機1の
電源としては、電池例えば二次電池が用いられる。
【0012】ハンズフリー装置10は、自動車の車室内
に設置されており、マイクロコンピュータを主体として
なる制御手段たる制御部11に、送話音声を入力するマ
イクロホン12および受話音声を出力するスピーカ13
が接続される音声切換部14と、ならびに、上記した携
帯電話機1との間でブルートゥースの通信規格に準拠し
た近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段たるブル
ートゥース通信部15とが接続されて構成されている。
【0013】更に、制御部11には、自動車のイグニッ
ションスイッチ16が所定のインターフェース(図示せ
ず)を介して接続されている。この場合、イグニッショ
ンスイッチ16は、周知のように、イグニッションキー
の操作により、「OFF(オフ)]位置から「ACC
(アクセサリー)」位置、「ON(オン)」位置および
「スタータ」位置に順次回動操作されるようになってお
り、また、逆方向への回動操作も行なわれる。そして、
イグニッションスイッチ16からは、前記各位置に応じ
た位置信号が制御部11に与えられるようになってい
る。
【0014】なお、ハンズフリー装置10は、自動車の
車室内のシガレットライターソケット(図示せず)に着
脱可能なシガレットライタープラグ17を備えている。
そして、このシガレットライタープラグ17がシガレッ
トライターソケットに接続されると、ハンズフリー装置
10に、イグニッションスイッチ16が「ACC」位置
に操作されたことを条件に自動車のバッテリーから電源
(ACC電源)が与えられるようになっている。
【0015】このような構成においては、携帯電話機1
は、ハンドセット通話による通話処理或いはハンズフリ
ー通話による通話処理のいずれかが選択され、選択され
たいずれかの通話処理を行なう。ここで、ハンドセット
通話による通話処理とは、携帯電話機1においてマイク
ロホン6およびスピーカ7と電話通信部3との間の音声
パスを開通させることによって、携帯電話機1が他の電
話機たる携帯電話機18との間で電話網19を通じて行
なう通話をハンズフリー装置10を用いることなく行な
う処理である。
【0016】また、ハンズフリー通話による通話処理と
は、携帯電話機1において電話通信部3とブルートゥー
ス通信部9との間の音声パスを開通させ、ハンズフリー
装置10においてマイクロホン12およびスピーカ13
とブルートゥース通信部15との間の音声パスを開通さ
せるとともに、携帯電話機1とハンズフリー装置10と
の間で無線通信回線を確立させることによって、携帯電
話機1が他の携帯電話機18との間で電話網19を通じ
て行なう通話をハンズフリー装置10を用いて行なう処
理である。
【0017】次に、本実施例の構成の作用について、図
2をも参照して説明する。ここで、図2は、携帯電話機
1が行なう処理およびハンズフリー装置10が行なう処
理をフローチャートとして示している。なお、ブルート
ゥース通信部9および15によるブルートゥース通信に
おいて、ハンズフリー装置10側がマスターとして機能
し、携帯電話機1側がスレーブとして機能するものとす
る。
【0018】携帯電話機1においては、ハンズフリー通
話が選択されると、制御部2は、図2のプログラブを実
行することによって、以下の処理を行なう。すなわち、
制御部2は、「ハンズフリー通話処理」の処理ステップ
T1により電話通信部3とブルートゥース通信部9との
間の音声パスを開通させるハンズフリー通話処理を行な
った後、「パークモード遷移命令あり?」の判断ステッ
プT2に移行して、ハンズフリー装置10からパークモ
ード遷移命令信号が送信されてくるのを待つ(判断ステ
ップT2で「NO」)。
【0019】一方、ハンズフリー装置10においては、
制御部11は、シガレットライタープラグ17が自動車
のシガレットライターソケットに装着されることにより
ACC電源が供給されると、動作を開始(スタート)
し、「通話処理」の処理ステップS1となって、マイク
ロホン12およびスピーカ13とブルートゥース通信部
15との間の音声パスを開通させる通話処理を行なった
後、「ACC?」の判断ステップS2に移行し、イグニ
ッションスイッチ16が「ACC」位置に操作されたか
否かを判断し、「NO」であればこの判断ステップS2
を繰返す。
【0020】以上により、通話者は、自動車を運転しな
がら他の携帯電話機18との間でハンズフリー装置10
を用いて通話することができる。ここで、通話者が、降
車して、携帯電話機1をハンズフリー通話からハンドセ
ット通話に切換えるべく、自動車を一時的に安全な場所
に駐車させ、イグニッションスイッチ16を「ON」位
置からエンジン停止位置たる「ACC」位置に操作する
と、自動車のエンジンは停止するが、ハンズフリー装置
10に対するACC電源の供給は継続される。そして、
イグニッションスイッチ16が「ACC」位置に操作さ
れることにより、制御部11は、判断ステップS2にお
いて「YES」と判定し、次の「パークモード(ParkMo
de)遷移命令出力」の処理ステップS3に移行して、パ
ークモード遷移指令をブルートゥース通信部15に出力
し、ブルートゥース通信部15からパークモード遷移命
令信号を携帯電話機1のブルートゥース通信部9に送信
させる。
【0021】制御部11は、更に「通話切断」の処理ス
テップS4に移行し、ここでは、マイクロホン12およ
びスピーカ13とブルートゥース通信部15との間の音
声パスを切断し、次の「解除要求あり?」の判断ステッ
プS5に移行し、ここで「NO」であれば「ACC→O
N?」の判断ステップS6に移行し、ここでも「NO」
であれば判断ステップS5およびS6を繰返す。なお、
判断ステップS5およびS6については後述する。
【0022】さて、携帯電話機1においては、制御部2
は、ハンズフリー装置10側からパークモード遷移命令
信号が送信されたことにより(処理ステップS3)、
「パークモード遷移命令あり?」の判断ステップT2で
「YES」を判断して、次の「ハンドセット通話処理」
の処理ステップT3に移行し、ここでは、ハンドセット
通話切換指令を音声切換部8に出力し、マイクロホン6
およびスピーカ7と電話通信部3との間の音声パスを開
通させる。これにより、通話者は、他の携帯電話機18
との間の通話をハンドセット通話により行なうことがで
きる。
【0023】そして、制御部2は、次に「パークモード
遷移処理」の処理ステップT4に移行し、携帯電話機1
側の近距離無線通信手段たるブルートゥース通信部9を
一時待機状態たるパークモードに遷移させる。この場
合、ブルートゥース通信部9は、このパークモードの状
態では、ハンズフリー装置10側のブルートゥース通信
部15との間で通常の通信は行なうことがきでないが、
命令、要求、許可などの簡単な信号の通信は可能になっ
ている。制御部2は、次に「解除操作あり?」の判断ス
テップT5に移行し、ここでは、ブルートゥース通信部
9のパークモードの状態を解除すべく通話者によりキー
パット4の「復帰」キーが操作されたか否かを検出し、
ここで「NO」であれば「解除許可あり?」の判断ステ
ップT6に移行し、ここでも「NO」であれば判断ステ
ップT5およびT6を繰返す。
【0024】その後、通話者が運転席に戻ってハンドセ
ット通話からハンズフリー通話に切換えたい場合には、
携帯電話機1のキーパット4の「復帰」キーを操作す
る。すると、携帯電話機1においては、制御部2は、判
断ステップT5で「YES」と判断して「解除要求出
力」の処理ステップT7となり、ここでは、解除要求指
令をブルートゥース通信部9に出力し、ブルートゥース
通信部9から解除要求信号をハンズフリー装置10のブ
ルートゥース通信部15に送信させる。そして、制御部
2は、判断ステップT6に移行し、ここで「NO」なら
ば判断ステップT5に戻り,以後、判断ステップT5、
処理ステップT7および判断ステップ6を繰返すか、若
しくは、判断ステップT5およびT6を繰返す。
【0025】ハンズフリー装置10においては、制御部
11は、携帯電話機1側から解除要求信号が送信された
ことにより(処理ステップT7)、「解除要求あり?」
の判断ステップS5で「YES」と判断して「解除許可
出力」の処理ステップS7に移行し、ここでは、解除許
可指令をブルートゥース通信部15に出力し、ブルート
ゥース通信部15から解除許可信号を携帯電話機1のブ
ルートゥース通信部9に送信させる。その後は、制御部
11は処理ステップS1に戻るようになり、通話状態に
復帰する。
【0026】而して、携帯電話機1においては、制御部
2は、ハンズフリー装置10側から解除許可信号が送信
されたことにより(処理ステップS7)、「解除許可あ
り?」の判断ステップT6で「YES」と判断して、次
の「解除処理」の処理ステップT8に移行し、ここで
は、ブルートゥース通信部9をパークモード状態から接
続状態(ブルートゥース通信部15との通信回線確立状
態)に復帰させる。その後、制御部2は、処理ステップ
T1に戻り、ハンズフリー通話に復帰する。
【0027】ところで、ハンズフリー装置10におい
て、制御部11が「解除要求あり?」の判断ステップS
5および「ACC→ON?」の判断ステップS6を繰返
しており、また、携帯電話機1において、キーパット4
の「復帰」キーが操作されずに、制御部2が「解除操作
あり?」の判断ステップT5および「解除許可あり?」
の判断ステップT6を繰返している場合について考えて
みる。この場合、ハンズフリー10の制御部11は、
「ACC→ON?」の判断ステップS6では、イグニッ
ションスイッチ16が「ACC」位置からエンジン始動
側の位置たる「ON」位置に操作された否かを判断する
ものである。
【0028】従って、通話者が運転席に戻ってエンジン
を始動させるべくイグニッションスイッチ16を「AC
C」位置からエンジン始動側の位置たる「ON」位置に
操作したときには、ハンズフリー装置10の制御部11
は、「ACC→ON?」の判断ステップS6で「YE
S」と判断して「解除許可出力」の処理ステップS7に
移行するようになる。そして、これに応じて、携帯電話
機1の制御部2は、「解除許可あり?」の判断ステップ
T6で「YES」と判断して「解除処理」の処理ステッ
プT8に移行する。この結果、前述同様に、携帯電話機
1はハンズフリー通話状態に戻り、ハンズフリー装置1
0は通話状態に戻る。従って、この場合には、制御部1
1が自動復帰手段として機能する。
【0029】このように本実施例によれば、携帯電話機
1において、他の電話機たる携帯電話機18との間の通
話をハンズフリー装置10を用いたハンズフリー通話に
より行なっているときに、自動車のイグニッションスイ
ッチ16が「ON」位置から「ACC」位置に操作され
ると、他の携帯電話機18との間の通話をハンズフリー
通話からハンドセット通話に切換えてハンドセット通話
により行なうようにするとともに、携帯電話機1側のブ
ルートゥース通信部9をパークモードに遷移させるよう
に構成した。
【0030】従って、他の携帯電話機18との間の通話
をハンズフリー通話により行なっている通話者は、自動
車を一時的に安全な場所に駐車させてイグニッションス
イッチ16を「ON」位置から「ACC」位置に操作す
るだけで、他の携帯電話機18との間の通話をハンズフ
リー通話からハンドセット通話に自動的に切換えてハン
ドセット通話により行なうことができ、また、自動車内
に戻って携帯電話機1のキーパット4の「復帰」キーを
操作することにより、ブルートゥース通信部9をパーク
モードから解除して、他の携帯電話機18との間の通話
をハンドセット通話からハンズフリー通話に容易に切換
えてハンズフリー通話により行なうことができ、使い勝
手を高めることができる。
【0031】また、前述したように、他の携帯電話機1
8との間の通話をハンズフリー通話からハンドセット通
話に切換えたときに、携帯電話機1側のブルートゥース
通信部9をパークモードに遷移させるようにしたので、
二次電池を電源とする携帯電話機1の節電を図ることが
できる。
【0032】更に、通話者が、携帯電話機1のキーパッ
ト4の「復帰」キーを操作しなくとも、自動車のエンジ
ンを始動させるべくイグニッションスイッチ16を「A
CC」位置から「ON」位置に操作するだけで、他の携
帯電話機18との間の通話をハンドセット通話からハン
ズフリー通話に自動的に切換えてハンズフリー通話によ
り行なうことができ、使い勝手を一層高めることができ
る。
【0033】なお、上記実施例では、ハンズフリー装置
10の電源をイグニッションスイッチ16を介するAC
C電源より得るようにしたが、例えば電源スイッチを介
して自動車のバッテリーから得るようにしてもよい。こ
のようにすれば、イグニッションスイッチ16が「O
N」位置からエンジン停止側の位置たる「OFF」位置
に操作されてもハンズフリー装置10の電源はオフにな
らないので、図2に示す「ACC?」の判断ステップS
2を「OFF?」の判断ステップに置換え、「ACC→
ON」の判断ステップS6を「OFF→ACC(または
ON)?」に置換えるようにしてもよい。これにより、
イグニッションスイッチ16が「ON」位置からエンジ
ン停止側の位置たる「OFF」位置に操作されると、携
帯電話機1のフルートゥース通信部9はパークモードに
遷移し、イグニッションスイッチ16が「OFF」位置
からエンジン始動側の位置たる「ACC」位置または
「ON」位置に操作されると、フルートゥース通信部9
はパークモードから解除されるようになる。
【0034】その他、本発明は、上記した実施例にのみ
限定されるものでなく、次のような変形または拡張が可
能である。他の電話機は、携帯電話機に限らず、固定電
話機などであってもよい。実施例では、携帯電話機1側
のブルートゥース通信部9を一時待機状態たるパークモ
ードにしたが、ハンズフリー装置10側のブルートゥー
ス通信部15もパークモードにしてもよく、要は、少な
くとも携帯電話機1側のブルートゥース通信部9をパー
クモードにすればよい。
【0035】近距離無線通信手段は、ブルートゥースの
通信規格に準拠したものに限らず、赤外線通信手段など
の他のものであってもよい。また、ハンズフリー装置1
0においてはブルートゥース通信部15を着脱可能に構
成してもよい。携帯電話機1のキーパット4に復帰操作
手段として特定の「復帰」キーを設けるようにしたが、
例えば、通常用いられるキーを特定操作することで代用
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を概略的に示す
【図2】フローチャート
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機、2は制御部(制御手段)、9
はブルートゥース通信部(携帯電話機側の近距離無線通
信手段)、10はハンズフリー装置、11は制御部(制
御手段、自動復帰手段)、15はブルートゥース通信部
(近距離無線通信手段)、16はイグニッションスイッ
チ、18は携帯電話機(他の電話機)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機と、 車両に搭載されたハンズフリー装置と、 前記携帯電話機とハンズフリー装置との間で近距離無線
    通信を行なう近距離無線通信手段と、 前記携帯電話機と他の電話機との間の通話を前記近距離
    無線通信手段を介する前記ハンズフリー装置を用いたハ
    ンズフリー通話により行なわせているときであって、前
    記車両のイグニッションスイッチがエンジン停止位置に
    操作されたことを条件に、前記他の電話機との間の通話
    をハンズフリー通話からハンドセット通話に切換えてハ
    ンドセット通話により行なわせるとともに、前記近距離
    無線通信手段のうちの少なくとも前記携帯電話機側の近
    距離無線通信手段を一時待機状態にする制御手段とを備
    えたことを特徴とする車両の無線通話システム。
  2. 【請求項2】 携帯電話機は、近距離無線通信手段を一
    時待機状態から接続状態に復帰させるための復帰操作手
    段を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両の
    無線通話システム。
  3. 【請求項3】 ハンズフリー装置は、イグニッションス
    イッチがエンジン始動側の位置に操作されたことを条件
    に近距離無線通信手段を一時待機状態から接続状態に自
    動的に復帰させるための自動復帰手段を備えていること
    を特徴とする請求項1記載の車両の無線通話システム。
  4. 【請求項4】 イグニッションスイッチのエンジン停止
    位置は、アクセサリー位置に設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の車両の無線通話システム。
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