JP2002288855A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002288855A
JP2002288855A JP2001086991A JP2001086991A JP2002288855A JP 2002288855 A JP2002288855 A JP 2002288855A JP 2001086991 A JP2001086991 A JP 2001086991A JP 2001086991 A JP2001086991 A JP 2001086991A JP 2002288855 A JP2002288855 A JP 2002288855A
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JP
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signal
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track
amplitude
unit
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JP2001086991A
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English (en)
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Takeo Osaki
竹雄 大▲崎▼
Noritaka Akagi
規孝 赤木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接トラックの影響によるトラッキング制御
の不安定化およびオフトラックを抑制することが可能
な、光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクに光ビームを照射して記録再
生を行なうため、ビームが信号を記録するトラックの中
心を走査しているかどうかを示すトラッキングエラー信
号検出部と、そのエラーが0になるようにアクチュエー
タを制御する制御部と、通常の再生もしくは記録前にウ
ォブルもしくはランドプリピットの振幅を内周側ディテ
クタと外周側ディテクタのそれぞれで検出および学習し
た結果をオフトラック補正目標値として記憶する記憶部
と、目標値と現在値との差を演算する比較部と、差に応
じたオフセットをトラッキングエラー信号に印加する印
加部とを備えることにより、あらゆる記録状態において
もオフトラック補正を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−R(CDレ
コーダブル)、DVD−R(DVDレコーダブル)等の
追記型光ディスクやCD−RW(CDリライタブル)、
DVD−RAM、DVD−RW(DVDリライタブ
ル)、DVD+RW等の書き換え型光ディスク情報記録
媒体である光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、再生だけではなく記録可能な様々
なディスクが開発されている。たとえば、一回だけ記録
可能なDVD−Rや、複数回の書き換えが可能なDVD
−RAM、DVD−RWなどがある。図25にDVD−
Rの物理構造を示す。ディスク上には、ウォブルと呼ば
れる蛇行した溝(以下、ウォブルと称す)や、ピット
(以下、LPPと称す)が刻まれている。ウォブルは、
記録時のトラック追従や記録信号のクロックの生成に用
いられる。またLPPやCAPAは、ディスク上の物理
的なアドレスを示している。
【0003】以下に、これらの記録可能な光ディスクを
用いた従来の光ディスク装置について説明する。
【0004】図26に、従来の光ディスク装置の記録/
再生トラック追従ブロックの構成を示す。
【0005】3001は、信号の記録が可能な光ディス
クである。
【0006】3002は、スピンドルモータであり光デ
ィスク3001を回転させる。スピンドルモータの制御
系ブロックについては省略している。
【0007】3003は、半導体レーザであり、再生
時、記録時で異なるパワーで発光する。
【0008】3004は、コリメートレンズであり、半
導体レーザ3003が発光したレーザ光を平行光にす
る。
【0009】3005は、対物レンズであり、平行光を
光ディスク3001の記録面に集光する。
【0010】3006は、ビームスプリッタであり、コ
リメートレンズ3004からの光は透過するが、光ディ
スク3001からの反射光は反射する。
【0011】3007は、光検出器であり、光ディスク
3001からの反射光を受光し、光量の大きさに応じた
電流を出力する。
【0012】3008は、アクチュエータであり、フォ
ーカスおよびトラッキングの制御時に駆動電流を受けて
対物レンズ3005を駆動する。
【0013】3020は、ヘッドアンプ部であり、光検
出器3007により出力される電流を電圧に変換する。
【0014】3021は、トラッキングエラー生成部で
あり、ヘッドアンプからの出力を用いて光ディスク30
01の記録トラック中心とレーザスポット中心とのずれ
を表すトラッキングエラー信号を生成する。詳細につい
ては、後述する。
【0015】3022は、トラッキング制御部であり、
トラッキングエラー生成部3021の出力であるトラッ
キングエラー信号が0になるように制御を行なう。
【0016】3023は、トラッキング駆動部であり、
トラッキング制御部3022の出力に応じた駆動電流を
アクチュエータ3008に出力する。
【0017】以上の構成により、光ディスク3001を
再生もしくは記録する場合、半導体レーザ3003から
光ビームを出力し、光ディスク3001の記録膜上に構
成されたグルーブ(またはランド)に沿って対物レンズ
3005によって集光させる。記録の際には、レーザに
よる加熱作用により、光ディスクの記録膜にピットが記
録される。記録膜が1回だけ記録可能な場合は、有機色
素で高パワーレーザの熱により熱分解によりピットが形
成される。また記録膜が多数回書き換え可能な場合は、
相変化方式と呼ばれており、レーザの急熱・急冷で非結
晶状態となり、レーザの徐熱・徐冷によって結晶状態と
なる。この結晶状態(高反射率)と非結晶状態(低反射
率)の反射率の違いによって信号を記録することができ
る。また、光ディスク3001の情報記録面上からの戻
り光は、光検出器3007により信号を検出する。検出
された信号はヘッドアンプ部3020で電圧値に変換さ
れ、トラッキングエラー生成部3021で演算を施すこ
とによりトラッキングエラー信号となる。トラッキング
制御部3022は、トラッキングエラー信号が0になる
ように、対物レンズ3005を駆動させる指示信号をト
ラッキング駆動部3023に出力する。トラッキング駆
動部3023は、トラッキング制御部3022の指示信
号に基づいて、アクチュエータ3008の駆動電流を出
力する。
【0018】図27(a)を用いて、トラッキング制御
方式としてプッシュプル方式を用いる場合について説明
する。光検出器3007の受光素子面を4分割(A、
B、C、D)し、記録中のトラックの内周よりの部分か
らの戻り光を受光する受光素子から出力される信号A、
Dは加算され、また、記録中のトラックの外周よりの部
分からの戻り光を受光する受光素子から出力される信号
B、Cは加算されてB+Cとして、その差動(A+D)
−(B+C)によってトラッキングエラー信号を生成し
ており、トラックのセンターでは0になる。図27
(b)にトラッキング信号変化と制御の関係を示す。制
御がOFFの状態では、ディスクの偏芯などにより、レ
ーザスポットが光ディスク上のトラックを横断すること
になるため、1トラック毎に正弦波状のトラッキングエ
ラー信号が生成される。制御がONの状態では、対物レ
ンズ3005が記録トラックの中心に追従するように制
御されるため、トラッキングエラー信号は、制御誤差程
度まで抑制される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクの高密度記録においてはDVD−RやDVD−RA
M等のように記録トラックの狭トラックピッチ化が進
み、トラックピッチとレーザスポット径に対するマージ
ンが少なくなっている。そのため、隣接の記録済みトラ
ックの影響が大きく、再生時および記録時に信号がトラ
ック中心からずれる(以下、オフトラックと称す)場合
がある。さらに記録済みトラックと未記録トラックとの
反射光量の比によりトラッキングエラーの振幅のバラン
スが非対称になる。この結果、 抑制可能なオフトラッ
ク量が少なくなる、すなわち振動などの外乱に対して弱
くなり、隣接の記録済みトラックへのトラック飛びが生
じやすくなる。これらの現象について以下、詳細を述べ
る。
【0020】図28に、記録済みトラックと未記録トラ
ックにおけるトラッキングエラー信号の関係を示す。未
記録トラックから記録済みトラックを横断した時のトラ
ッキングエラーと、光検出器の受ける光量の特性を示し
ている。
【0021】図28(a)はトラック中心にレーザスポ
ットがある場合の光検出器の受光特性を示している。本
来はこの位置で(A+D)、(B+C)それぞれの光量
が等しくなるように調整され、トラック中心からのず
れ、すなわちトラッキングエラーを(A+D)と(B+
C)の差を演算することで検出し、常にトラッキングエ
ラーが0(制御目標値)になるように制御が行なわれ
る。ところが、図28(a)に示したように、隣に記録
済みトラックが存在する場合、ピットの反射率が低いた
め、記録済みトラック側の光検出器(A+D)は、(B
+C)に比べると受光量が小さくなる。
【0022】一方、図28(b)は、トラッキング制御
が働いた結果、光検出器(A+D)と(B+C)の受光
量が等しくなる位置にビームスポットが移動した結果を
示している。図からわかるように、トラック中心から記
録済みトラック寄りにオフトラックが生じている。
【0023】また、図28(b)におけるトラッキング
エラー信号の記録済みトラック側の振幅を見ると、反対
側の振幅に比べ小さくなっている。これは、トラッキン
グエラー信号の振幅の大きさが外乱に対する強さに比例
することから考えると、記録済みトラックへのトラック
飛びが生じやすくなっていることを意味している。
【0024】図29を用いて、再生時のトラック飛びに
ついて、さらに詳細に説明する。
【0025】この図は、最適な記録パワーを決定するた
めに段階的にパワーを変えて記録したトラックを再生す
る様子を示している。記録パワーの大きさと、ピットの
横幅は比例する。再生時は、いったん内周側トラックへ
シークした後、走査しながら記録済みトラックへ到達さ
せる。ところが、図に示すように、ビームスポットがち
ょうど記録トラックの隣接トラックに来た所から、図2
8で説明した理由によりオフトラックが始まり、ある時
点で外乱などの影響を受け、一気に記録済みのトラック
にジャンプしてしまう。
【0026】これでは、各記録パワーでの信号品質の全
て見ることができなくなり、最適記録パワーを決定する
ことができない。
【0027】これと同様に、記録時にも記録パワーの大
きさによっては、同様なトラック飛びが生じる可能性が
ある。その場合、CD−RやDVD−Rのような一回記
録用ディスクでは既存データの破壊、および追記録不可
能な状態となるため致命的である。
【0028】以上の課題をまとめると、次のようにな
る。 1)トラッキングの不安定化:トラッキングが不安定と
なり、記録済みトラックの隣接トラックを再生もしくは
記録する場合に、記録済みトラックへのトラック飛びが
発生する。 2)信号品質の劣化:オフトラック状態で記録すること
により、再生信号の品質が劣化する。
【0029】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、トラック飛びの防止、およびオフトラックした状態
での記録による信号品質の劣化を防止することが可能な
光ディスク装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の光ディスク装置は、光ディスクの記録面に
形成されたウォブルしたグルーブおよび、グループ間の
アドレスなどの情報を有するランドで構成されるトラッ
クを有する光記録媒体に対して、トラックに沿って光ビ
ームを照射する照射手段と、光ビームを絞り光スポット
とする光学系と、光学系をフォーカス方向あるいは、半
径方向に駆動するアクチュエータと、光ビームが前記光
記録媒体に照射されることによって生じる反射光を前記
トラックの接線方向に対して並行な分割線で第1の分割
受光部と第2の分割受光部とに分割された受光手段と、
第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号および
前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信号を
受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読み取
り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力する光
検出手段と、第1の読み取り電圧信号と第2の読み取り
電圧信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力
する演算手段と、光検出手段の前記第1の読み取り電圧
信号から第1のウォブル信号もしくはランドプリピット
信号を検出するために第1のフィルタ手段と、光検出手
段の前記第2の読み取り電圧信号から第2のウォブル信
号もしくはランドプリピット信号を検出するために第2
のフィルタ手段と、第1のフィルタ手段の出力により検
出された第1のウォブル信号の振幅もしくはジッタもし
くはランドプリピットの振幅もしくはランドプリピット
のエラーレートを第1の振幅として検出する第1の振幅
検出手段と、第2のフィルタ手段の出力により検出され
た第1のウォブル信号の振幅もしくはジッタもしくはラ
ンドプリピットの振幅もしくはランドプリピットのエラ
ーレートを第2の振幅として検出する第2の振幅検出手
段と、オフトラック補正時の目標値として所定の振幅値
を記憶する記憶手段と、トラックを走査中に第1の振幅
検出手段の出力もしくは第2振幅検出手段の出力のいず
れかを選択する選択手段と、記憶手段の出力と選択手段
の出力を減算し、その結果に応じて所定のオフセットを
出力する比較手段と、比較手段からの出力の大きさに応
じて、演算手段の出力である前記トラッキングエラー信
号にオフセットを印加するオフセット印加手段と、オフ
セット印加手段の出力の制御基準値からのずれ量を0に
するように制御信号を出力する制御手段と、制御手段の
出力である制御信号の大きさに応じてアクチュエータに
駆動信号を出力する駆動手段と、第1の読み取り電圧信
号と第2の読み取り電圧信号を加算し、全加算信号とし
て出力する加算手段と、加算手段からの出力である全加
算信号を所定の閾値で二値化する二値化手段とを備えた
構成を有している。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0032】なお、実施の形態間において同一の部分に
は、同一符号を用いるものとする。
【0033】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
主な構成を図1に示す。
【0034】従来例と同様な要素3001、3002、
3003、3004、3005、3006、3007,
3008、3020、3022、3023については、
説明を省略する。
【0035】トラッキングエラー生成部100は、ヘッ
ドアンプ部3020により電圧値に変換された光ディス
クからの反射光に応じた出力に演算を施す。
【0036】帯域可変バンドパスフィルタ101a、1
01bは、それぞれトラッキングエラー生成部100か
らの出力であるA+D、B+Cからディスクに予め記録
されている情報であるウォブルを検出するためのバンド
パスフィルタである。光ディスクの回転速度(以下、線
速と称す)の変化に対応できるように、バンドパスフィ
ルタの中心周波数fwは、線速に比例して可変であると
する。詳細については後述する。
【0037】振幅検出部102a、102bは、帯域可
変バンドパスフィルタ101a、101bからの出力で
あるウォブル信号から振幅値の検出を行う。検出の詳細
については、後述する。
【0038】記憶部103は、オフトラック補正時に用
いる目標値の学習時には振幅検出部102a、102b
によって検出されたウォブル振幅を記憶し、オフトラッ
ク補正時には、記憶している検出値を補正目標値として
比較部105へ出力を行う。
【0039】選択部104は、振幅検出部102a、1
02bそれぞれの検出結果のいずれかをオフトラック補
正時の状況に応じて選択し、比較部105へ出力を行
う。選択条件の詳細については後述する。
【0040】比較部105は、オフセット補正時に記憶
部103からの目標値と選択部104からの現在の検出
値の比較を行い、その差をオフセット印加部110に出
力する。
【0041】オフセット印加部110は、比較部105
からの出力に比例したオフセットをトラッキングエラー
生成部100の出力に印加し、トラッキング制御部30
22に出力する。
【0042】加算部106は、トラッキングエラー生成
部100からの出力であるA+DとB+Cを加算し、二
値化部107へ出力する。詳細については、後述する。
【0043】二値化部107は、加算部106からの入
力信号を所定の閾値に基づいて二値化し、システムコン
トローラ108へ出力する。
【0044】システムコントローラ108は、システム
コントロールブロック109内の各部を学習時、オフト
ラック補正時、それぞれの場合に走査中のトラック、お
よび隣接トラックの記録状態に関する情報に基づいて制
御を行う。なおシステムコントローラ108から各部へ
は、コントロール信号が入力されているが、図面の簡略
化のため図示していない。
【0045】以下、主なブロックの詳細について詳細な
説明を行う。
【0046】図2にトラッキングエラー生成部100の
構成を示す。
【0047】ヘッドアンプ部3020からの各出力A、
B、C、Dは、加算回路および加算回路で加算され
る。A+Dは、ディスクからの戻り光をトラック方向に
2分割したうちの内周側の出力となる。同様にB+Cは
同様に外周側の出力となる。減算回路は、さらにA+
D、B+Cの減算を行い、トラッキングエラー信号(A
+D)−(B+C)として出力する。
【0048】図3に帯域可変バンドパスフィルタ101
a、101bの特性について示す。横軸に周波数、縦軸
にゲインを示している。線速1倍の時のバンドパスフィ
ルタの中心周波数をfwとすると、線速が2倍になった
場合は2fWとなる。線速3倍の場合も同様に3fwの
位置にバンドパスフィルタの中心周波数を移動させる。
これにより、線速にかかわらずウォブルを抽出すること
が可能となる。線速の検出方法としては、ウォブルのP
LLクロックに基づく方法や、あるいはシステムコント
ローラ108からの制御信号に基づく方法、スピンドル
モータのFG信号に基づく方法などが挙げられる。
【0049】また、帯域可変バンドパスフィルタ101
a、101bによるウォブルの検出結果は、図4に示す
ような正弦波上の信号である。信号振幅の大きさは、オ
フトラックの大きさ、および方向によって変化する。D
iは、内周側反射光A+Dからの検出値、Doは外周側
反射光B+Cからの検出値とする。また、光スポット
は、オフトラックによって3つの場合を取りうる。各々
の場合について、以下に説明する。
【0050】図4(1)は、光スポットの中心がトラッ
ク中心、すなわちオフトラックの無い場合の検出値を示
している。この時、内周側出力Di、外周側出力Doの
振幅共に同じ振幅となる。ここで、それぞれの振幅をW
Ityp、WOtypとすることとする。
【0051】図4(2)は、光スポットが内周側へオフ
トラックしている場合の検出値を示している。この時、
内周側出力Diの振幅は、外周側出力Doの振幅に比べ
て大きくなる。ここで、それぞれの振幅をWImax、W
Ominとすることとする。
【0052】図4(3)は、光スポットが外周側へオフ
トラックしている場合の検出値を示している。この時、
内周側出力Diの振幅は、外周側出力Doの振幅に比べ
て小さくなる。ここで、それぞれの振幅をWImin、W
Omaxとすることとする。
【0053】図5に記憶部103の内部構成を示す。
【0054】選択回路103aは、学習時には、振幅
検出部102a、102bと選択回路を接続し、オフ
トラック補正時には、選択回路と比較部105を接続
する。
【0055】選択回路103bは、学習時には各検出
値を記憶回路103dの所定のアドレスに接続する。
【0056】選択回路103cは、記憶回路103d
へ内周側検出値を送る場合と外周側検出値を送る場合で
切り替わる。
【0057】記憶回路103dは、学習時には、未記録
部および記録済み部での内周側、外周側の検出値を記憶
し、オフトラック補正時には、記憶している検出値を比
較部105へ出力する。
【0058】以上の構成により記憶部103は、図中の
注に示す矢印のような流れで、学習時には未記録部およ
び記録済み部それぞれの内周側および外周側検出値を記
憶し、オフトラック補正時には、記憶している各検出値
を補正の目標値として比較部105へ出力する。
【0059】以上の構成による本実施の形態の動作につ
いて以下に説明を行う。
【0060】図6にディスク起動後の動作の主な流れを
示す。
【0061】ステップ601では、ディスクの記録状態
の管理情報を記録している領域 から記録済み領域のア
ドレスを取得する。例えばDVD−Rでは、Recor
ding Management Area(RMD)が
ある。この情報に基づいて、走査中のトラックの両隣の
トラックの記録状態を求め、それに対応した補正を行
う。補正方法の詳細は後述する。
【0062】ステップ602では、オフトラック補正時
の目標値を学習する。学習は、走査中のトラックおよび
両隣のトラックが未記録の場合と、走査中のトラックお
よび両隣のトラックが記録済みの場合の両方で行う。補
正方法の詳細は後述する。
【0063】ステップ603では、再生もしくは記録を
行うアドレスへシークを行う。
【0064】ステップ604では、ステップ603での
シーク後、ステップ601で得たディスク使用状況の情
報に基づいてオフトラック補正を開始する。詳細は後述
するが、補正のオン/オフおよび補正オン時の目標値の
選択には、走査中のトラックの信号の有無も併せて用い
る。
【0065】ステップ605では、オフトラック補正時
の目標値を学習する。再生もしくは記録が終了かどうか
判定し、いいえである間、オフトラック補正を続ける。
【0066】以上のステップにより実施可能となるオフ
トラック補正の様子を図7、図8に示す。
【0067】図7は、走査中のトラックが未記録で、内
周側の隣接トラックが記録済み、外周側トラックが未記
録の場合のオフトラック補正の様子を示している。
【0068】光スポットは、図の下方から上方に向かっ
て移動するとする。
【0069】オフトラック補正なしの場合、図28で説
明した理由により、光スポットは内周側の隣接トラック
側にオフトラックが発生し、トラッキングが不安定な状
態となっている。
【0070】これに対する補正としては、外周側ディテ
クタから検出されるウォブル振幅WOと、その目標値と
して、既に学習している未記録領域での外周側ディテク
タ出力WOtypを用いる。オフトラック補正なしの場
合、WOはWOtypよりも小さい。補正時は、WOがW
Otypに近づくように外周側にオフセットを印加を行
う。印加するオフセットのステップ量は一定とし、オフ
トラック補正の制御が行われている間、累積加算もしく
は減算されながら常に、WOがWOtypに等しくなるよ
うに制御を行う。
【0071】図8は、走査中のトラックが未記録で、内
周側の隣接トラックが記録済み、外周側トラックが記録
済みの場合のオフトラック補正の様子を示している。
【0072】光スポットは、図の下方から上方に向かっ
て移動するとする。
【0073】オフトラック補正なしの場合、図28で説
明した理由により、光スポットは外周側の隣接トラック
側にオフトラックが発生し、トラッキングが不安定な状
態となっている。
【0074】これに対する補正として、内周側ディテク
タから検出されるウォブル振幅WIと、その目標値とし
て、既に学習している未記録領域での内周側ディテクタ
出力WItypを用いる。オフトラック補正なしの場合、
WIはWItypよりも小さい。補正時は、WIがWItyp
に近づくように内周側にオフセットを印加を行う。印加
するオフセットのステップ量は一定とし、オフトラック
補正の制御が行われている間、累積加算もしくは減算さ
れながら常に、WIがWItypに等しくなるように制御
を行う。これらの制御を行うことにより、再生もしくは
記録中のオフトラックの安定性を向上させ、また記録信
号の品質向上を行うことが可能となる。
【0075】以下、ステップ602内の詳細な流れにつ
いて、図9を用いて説明する。
【0076】ステップ901では、図6のステップ60
1で得たディスクの使用状況に基づいて、未記録領域へ
移動する。
【0077】ステップ902では、内周側、外周側、そ
れぞれからウォブル振幅を検出する。
【0078】ステップ903では、ステップ902で検
出したウォブル振幅値を図5の記憶部103の所定の領
域へ記憶する。
【0079】ステップ904では、図6のステップ60
1で得たディスクの使用状況に基づいて、少なくとも3
トラックは記録済みになっている領域へ移動する。
【0080】ステップ905では、内周側、外周側、そ
れぞれからウォブル振幅を検出する。
【0081】ステップ906では、ステップ902で検
出したウォブル振幅値を図5の記憶部103の所定の領
域へ記憶する。
【0082】以上の動作により、オフトラック補正時に
目標値として用いるウォブル学習値を取得することが可
能となる。図10に学習トラックと記憶部103に記憶
する出力との対応関係を示す。図10(a)は未記録領
域での学習、図10(b)は記録済み領域での学習の様
子を示している。それぞれの学習値は、記憶回路103
dの対応する記憶領域に記憶される。
【0083】以下、ステップ604内の詳細な流れにつ
いて、図11を用いて説明する。
【0084】ステップ1101では、現在走査中のトラ
ックが記録済みか未記録かの判定を行い、未記録の場合
はステップ1102へ、記録済みの場合はステップ11
03へ進む。図12に判定の詳細を示す。判定には、二
値化部107の出力を用いる。図12(a)は、走査中
のトラックが未記録の状態から記録済みの状態へ移る様
子を示している。図12(b)は、その時の加算部10
6の出力A+D+B+Cの変化を示している。それぞれ
の状態でのA+D+B+Cを比較すると、光スポットが
未記録領域を走査している場合の方が記録済み領域を走
査している場合に比べて小さい。二値化部107は、こ
れらの出力に対し所定の閾値を設け、未記録領域はLo
w、記録済み領域はHighを出力する。図12(c)
に示すように、これらの信号を用いて、オフトラック補
正時の目標値の選択を行う。Highの時は、記録済み
領域での学習値、Lowの時は未記録領域での学習値を
選択する。
【0085】ステップ1102では、図6のステップ6
01で得たディスクの使用状況に基づいて、走査中のト
ラックの両隣のトラックが、両方とも記録済みもしくは
未記録かどうかの判定を行い、両隣のトラックが互いに
異なる状態であれば、ステップ1104へ、同じ状態で
あればステップ1105へ進む。
【0086】ステップ1104では、図6のステップ6
01で得たディスクの使用状況に基づいて、内周側の隣
接トラックが記録済みかどうかの判定を行う。記録済み
の場合は、ステップ1106へ進み、未記録の場合は、
ステップ1107へ進む。
【0087】ステップ1105では、記憶部103、振
幅検出部102aおよび102bのいずれの出力も0を
選択部104へ出力する。
【0088】ステップ1106では、未記録領域での外
周側ディテクタによる学習値を記憶部103から取得
し、外周側へオフセットを印加するようにオフセットの
ステップ量stepの符号を正にする。
【0089】ステップ1107では、未記録領域での内
周側ディテクタによる学習値を記憶部103から取得
し、内周側へオフセットを印加するようにオフセットの
ステップ量stepの符号を負にする。
【0090】ステップ1103では、図6のステップ6
01で得たディスクの使用状況に基づいて、走査中のト
ラックの両隣のトラックが、両方とも記録済みもしくは
未記録かどうかの判定を行い、両隣のトラックが互いに
異なる状態であれば、ステップ1108へ、同じ状態で
あればステップ1109へ進む。
【0091】ステップ1108では、図6のステップ6
01で得たディスクの使用状況に基づいて、内周側の隣
接トラックが記録済みかどうかの判定を行う。記録済み
の場合は、ステップ1110へ進み、未記録の場合は、
ステップ1111へ進む。
【0092】ステップ1109では、記憶部103、振
幅検出部102aおよび102bのいずれの出力も0を
選択部104へ出力する。
【0093】ステップ1110では、記録済み領域での
内周側ディテクタによる学習値を記憶部103から取得
し、外周側へオフセットを印加するようにオフセットの
ステップ量stepの符号を正にする。
【0094】ステップ1111では、未記録領域での内
周側ディテクタによる学習値を記憶部103から取得
し、内周側へオフセットを印加するようにオフセットの
ステップ量stepの符号を負にする。
【0095】ステップ1112では、現在の検出値と学
習値との差の絶対値が所定の閾値よりも大きいかどうか
の判定を行う。大きい場合は、補正が必要と判断し、ス
テップ1113へ進み、小さい場合は補正不要と判断し
て現在のトラック状態を維持する。
【0096】ステップ1113では、オフセットを所定
のステップ量stepだけ加算し、トラッキングエラー
信号にオフセットを印加し、ステップ1101へ戻る。
【0097】以上の各ステップにおける判断の記憶部1
03、選択部104それぞれの出力をまとめると、図1
3および図14のようになる。
【0098】図13は、走査中のトラックが未記録の場
合について示している。
【0099】隣接トラックの記録状態により、図13
(a)、(b)、(c)、(d)の4通りが考えられ
る。
【0100】図13(a)は、走査中のトラックの両隣
のトラックが両方とも未記録の場合である。この時、隣
接トラックからの影響によるオフトラックは生じないと
考えられるため、オフセットofsが0となるよう記憶
部103、選択部104ともに0を比較部105へ出力
する。
【0101】図13(b)は、走査中のトラックの両隣
のトラックが両方とも記録済みの場合である。この時、
隣接トラックから同様な影響を受け、結果的にオフトラ
ックは生じないと考えられるため、オフセットofsが
0となるよう記憶部103、選択部104ともに0を比
較部105へ出力する。
【0102】図13(c)は、走査中のトラックの外周
側の隣接トラックが記録済みで内周側の隣接トラックが
未記録の場合である。この時、光スポットは、外周側の
隣接トラックから影響を受け、外周側にオフトラックが
生じると考えられるため、内周側へオフセットofsを
印加する。この時、記憶部103は未記録領域での内周
側学習値、選択部104は内周側検出値を比較部105
へ出力する。
【0103】図13(d)は、走査中のトラックの外周
側の隣接トラックが未記録で内周側の隣接トラックが記
録済みの場合である。この時、光スポットは、内周側の
隣接トラックから影響を受け、内周側にオフトラックが
生じると考えられるため、外周側へオフセットofsを
印加する。この時、記憶部103は未記録領域での外周
側学習値、選択部104は外周側検出値を比較部105
へ出力する。
【0104】これまで説明した各場合をまとめると、図
13(e)のようになる。
【0105】次に、走査中のトラックが記録済みの場合
について説明する。
【0106】図14は、走査中のトラックが記録済みの
場合について示している。
【0107】隣接トラックの記録状態により、図14
(a)、(b)、(c)、(d)の4通りが考えられ
る。
【0108】図14(a)は、走査中のトラックの両隣
のトラックが両方とも未記録の場合である。この時、隣
接トラックからの影響によるオフトラックは生じないと
考えられるため、オフセットofsが0となるよう記憶
部103、選択部104ともに0を比較部105へ出力
する。
【0109】図14(b)は、走査中のトラックの両隣
のトラックが両方とも記録済みの場合である。この時、
隣接トラックから同様な影響を受け、結果的にオフトラ
ックは生じないと考えられるため、オフセットofsが
0となるよう記憶部103、選択部104ともに0を比
較部105へ出力する。
【0110】図14(c)は、走査中のトラックの外周
側の隣接トラックが記録済みで内周側の隣接トラックが
未記録の場合である。この時、光スポットは、外周側の
隣接トラックから影響を受け、外周側にオフトラックが
生じると考えられるため、内周側へオフセットofsを
印加する。この時、記憶部103は記録済み領域での外
周側学習値、選択部104は外周側検出値を比較部10
5へ出力する。
【0111】図14(d)は、走査中のトラックの外周
側の隣接トラックが未記録で内周側の隣接トラックが記
録済みの場合である。この時、光スポットは、内周側の
隣接トラックから影響を受け、内周側にオフトラックが
生じると考えられるため、外周側へオフセットofsを
印加する。この時、記憶部103は記録済み領域での内
周側学習値、選択部104は内周側検出値を比較部10
5へ出力する。
【0112】これまで説明した各場合をまとめると、図
14(e)のようになる。
【0113】以上の実施の形態により、再生もしくは記
録時に隣接する記録済みトラックからの影響で、トラッ
キングがオフトラックすることを抑制することが可能と
なり、その結果、再生もしくは記録時のトラッキングが
安定性が向上し、トラック飛びの発生を防止し、また記
録時においては信号品質の向上させることが可能とな
る。がが不安定に記録済み領域を再生する際トラック飛
びが発生した場合でも、リトライの回数に応じてオフセ
ット量を増加させることで、予め所定のオフトラック量
を決定する必要が無く、光ディスクやピックアップのば
らつきに対応しながら、トラック飛びを防止することが
可能となる。
【0114】なお、本実施の形態では、オフセット量の
ステップstepは一定値としたが、学習値と検出値の
差の大きさに比例して可変する方法なども考えられる。
【0115】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
主な構成を図15に示す。なお、前述の従来例および実
施の形態1と同じ構成、機能を有する部品には同じ番号
を付与して、その説明は省略する。
【0116】ジッタ検出部1501a、1501bは、
帯域可変バンドパスフィルタ101a、101bにより
検出されたウォブル信号からジッタの検出を行う。ジッ
タは、一般的にオフトラック量に比例して増加する。本
実施の形態では、この相関を利用して二分割した光スポ
ットからの検出値のそれぞれからジッタを検出し、走査
中のトラックの両隣のトラックの記録状態に応じて、予
め学習したジッタと現在のジッタを比較し、それの差に
応じたオフセットをトラッキングエラー信号に印加する
ことでオフトラック補正を行う。
【0117】本実施の形態におけるメインフローは、前
述した図6と同様であるため説明を省略する。ここで
は、ステップ602の補正目標値学習についてのみ説明
を行う。
【0118】図16に補正目標値学習の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0119】ステップ901、903、904、906
は、前述した図9と同様であるため説明を省略する。
【0120】ステップ1601では、ステップ901に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて未記録である領域で、トラック方向に二
分割した光スポットのそれぞれからウォブルを抽出し、
さらにウォブルのジッタを測定する。
【0121】ステップ1602では、ステップ904に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて記録済みである領域で、トラック方向に
二分割した光スポットのそれぞれからウォブルを抽出
し、さらにウォブルのジッタを測定する。
【0122】以上のステップにより、走査中のトラック
が未記録の場合、もしくは記録済みの場合の学習値が得
られる。オフトラック補正時にはそれらを目標値とし
て、オフトラック補正を行う。オフトラック補正方法に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0123】本実施の形態により、隣接トラックからの
クロストークにより、ウォブル振幅が大きく変動し検出
が困難な場合や、ノイズなどによりウォブル振幅を誤検
出する可能性がある場合においてもオフトラック補正を
行うことが可能となる。
【0124】なお、本発明においてはオフトラック補正
にジッタ検出値のみ用いたが、帯域可変バンドパスフィ
ルタ101aの後に、実施の形態1で述べた振幅検出部
102a、102bと、本実施の形態のジッタ検出部1
501a、1501bの両方を設け、いずれかを選択し
てオフトラック補正に用いる方法も考えられる。選択条
件としては、ディスクの種類によって切り替える方法が
考えられる。例えば、DVD−RAMのようなゾーンC
LV構造、すなわちディスクを半径方向に分割した各ゾ
ーン内では同一周期でウォブルが刻まれているような光
ディスクでは、隣接トラックからの干渉によるウォブル
振幅の変動が生じないことから、オフトラック補正にウ
ォブル振幅を用いる。また、DVD−RのようなCLV
構造、すなわち隣接トラックのウォブル周期が少しずつ
異なる構造を持つ光ディスクでは、隣接トラックとのビ
ートが発生することで、ウォブル振幅が大きく揺らぎ検
出が困難なため、オフトラック補正には、ジッタを用い
るなどが考えられる。
【0125】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
主な構成を図17に示す。なお、前述の従来例および実
施の形態1と同じ構成、機能を有する部品には同じ番号
を付与して、その説明は省略する。
【0126】帯域可変ハイパスフィルタ1701a、1
701bは、それぞれトラッキングエラー生成部100
からの出力であるA+D、B+Cからディスクに予め記
録されている情報であるランドプリピット(LPP)を
検出するためのハイパスフィルタである。光ディスクの
回転速度(以下、線速と称す)の変化に対応できるよう
に、ハイパスフィルタのカットオフ周波数flは、線速
に比例して可変であるとする。
【0127】図18に帯域可変ハイパスフィルタ170
1a、1701bの特性について示す。横軸に周波数、
縦軸にゲインを示している。線速1倍の時のハイパスフ
ィルタのカットオフ周波数をflとすると、線速が2倍
になった場合は2flとなる。線速3倍の場合も同様に
3flの位置にハイパスフィルタの中心周波数を移動さ
せる。これにより、線速にかかわらずLPPを抽出する
ことが可能となる。線速の検出方法としては、LPPの
PLLクロックに基づく方法や、あるいはシステムコン
トローラ108からの制御信号に基づく方法、スピンド
ルモータのFG信号に基づく方法などが挙げられる。
【0128】図19に、帯域可変ハイパスフィルタ17
01a、1701bによるLPPの検出結果を示す。二
分割した光スポットの検出結果のうち、内周側の検出結
果からは走査中のトラックとその内周側の隣接トラック
との間にあるLPPが検出される。また、外周側の検出
結果からは走査中のトラックとその外周側の隣接トラッ
クとの間にあるLPPが検出される。
【0129】信号振幅の大きさは、オフトラックの大き
さ、および方向によって変化する。Diは、内周側反射
光A+Dからの検出値、Doは外周側反射光B+Cから
の検出値とする。また、光スポットは、オフトラックに
よって3つの場合を取りうる。各々の場合について、以
下に説明する。
【0130】図19(1)は、光スポットの中心がトラ
ック中心、すなわちオフトラックの無い場合の検出値を
示している。この時、LPPの光ディスクへの刻み方に
よって、内周側出力Di、外周側出力Doの振幅が等し
いとは限らない。ここで、Di、Doから検出したLP
P振幅をLItyp、LOtypとすることとする。
【0131】図19(2)は、光スポットが内周側へオ
フトラックしている場合の検出値を示している。この
時、内周側出力Diの振幅は、オフトラックの無い場合
の振幅LItypよりも大きくなる。それとは逆に、外周
側出力Doの振幅は、オフトラックの無い場合の振幅L
Otypに比べて小さくなる。ここで、それぞれの振幅を
LImax、LOminとすることとする。
【0132】図19(3)は、光スポットが外周側へオ
フトラックしている場合の検出値を示している。この
時、内周側出力Diの振幅は、オフトラックの無い場合
の振幅LItypよりも小さくなる。それとは逆に、外周
側出力Doの振幅は、オフトラックの無い場合の振幅L
Otypに比べて大きくなる。ここで、それぞれの振幅を
LImin、LOmaxとすることとする。
【0133】本実施の形態におけるメインフローは、前
述した図6と同様であるため説明を省略する。ここでは
ステップ602の補正目標値学習についてのみ説明を行
う。
【0134】図20に補正目標値学習の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0135】ステップ901、903、904、906
は、前述した図9と同様であるため説明を省略する。
【0136】ステップ2001では、ステップ901に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて未記録である領域で、トラック方向に二
分割した光スポットのそれぞれからLPPを抽出し、さ
らにLPPの振幅を検出する。
【0137】ステップ2002では、ステップ904に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて記録済みである領域で、トラック方向に
二分割した光スポットのそれぞれからLPPを抽出し、
さらにLPPの振幅を検出する。
【0138】以上のステップにより、走査中のトラック
が未記録の場合、もしくは記録済みの場合の学習値が得
られる。オフトラック補正時にはそれらを目標値とし
て、オフトラック補正を行う。オフトラック補正方法に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
するが、オフトラック補正の様子を図21、図22に示
す。
【0139】図21は、走査中のトラックが未記録で、
内周側の隣接トラックが記録済み、外周側トラックが未
記録の場合のオフトラック補正の様子を示している。
【0140】光スポットは、図の下方から上方に向かっ
て移動するとする。
【0141】オフトラック補正なしの場合、前述の図2
8で説明した理由により、内周側の隣接トラック側にオ
フトラックが発生し、トラッキングが不安定な状態とな
っている。
【0142】これに対する補正としては、外周側ディテ
クタから検出されるウォブル振幅LOと、その目標値と
して、既に学習している未記録領域での外周側ディテク
タ出力LOtypを用いる。オフトラック補正なしの場
合、LOはLOtypよりも小さい。補正時は、LOがL
Otypに近づくように外周側にオフセットを印加を行
う。印加するオフセットのステップ量は一定とし、オフ
トラック補正の制御が行われている間、累積加算もしく
は減算されながら常に、LOがLOtypに等しくなるよ
うに制御を行う。
【0143】図22は、走査中のトラックが未記録で、
内周側の隣接トラックが未記録、外周側トラックが記録
済みの場合のオフトラック補正の様子を示している。
【0144】光スポットは、図の下方から上方に向かっ
て移動するとする。
【0145】オフトラック補正なしの場合、前述の図2
8で説明した理由により、光スポットは外周側の隣接ト
ラック側にオフトラックが発生し、トラッキングが不安
定な状態となっている。
【0146】これに対する補正として、内周側ディテク
タから検出されるウォブル振幅LIと、その目標値とし
て、既に学習している未記録領域での内周側ディテクタ
出力LItypを用いる。オフトラック補正なしの場合、
LIはLItypよりも小さい。補正時は、LIがLItyp
に近づくように内周側にオフセットを印加する。印加す
るオフセットのステップ量は一定とし、オフトラック補
正の制御が行われている間、累積加算もしくは減算され
ながら常に、LIがLItypに等しくなるように制御を
行う。これらの制御を行うことにより、再生もしくは記
録中のオフトラックの安定性を向上させ、また記録信号
の品質向上を行うことが可能となる。
【0147】本実施の形態により、隣接トラックからの
クロストークにより、ウォブル振幅が大きく変動し検出
が困難な場合や、ノイズなどによりウォブル振幅を誤検
出する可能性がある場合においてもオフトラック補正を
行うことが可能となる。
【0148】なお、本発明においてはオフトラック補正
にDVD−Rに刻まれているLPPを用いたが、それに
限定されるものではなく、類似するピットが刻まれてい
るディスクであれば適用可能である。例えば、DVD−
RAMのCAPAに対しても本実施の形態を用いてオフ
トラック補正を行うことが可能である。また、本実施の
形態では、オフセット量のステップstepは一定値と
したが、学習値と検出値の差の大きさに比例して可変す
る方法なども考えられる。
【0149】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
主な構成を図23に示す。なお、前述の従来例および実
施の形態1と同じ構成、機能を有する部品には同じ番号
を付与して、その説明は省略する。
【0150】エラーレート検出部2301a、2301
bは、帯域可変ハイパスフィルタ1701a、1701
bにより検出されたLPPからエラーレートの検出を行
う。エラーレートは、一般的にオフトラック量に比例し
て増加する。本実施の形態では、この相関を利用して二
分割した光スポットからの検出値のそれぞれからLPP
エラーレートを検出し、走査中のトラックの両隣のトラ
ックの記録状態に応じて、予め学習したLPPエラーレ
ートと現在のエラーレートを比較し、それの差に応じた
オフセットをトラッキングエラー信号に印加することで
オフトラック補正を行う。
【0151】本実施の形態におけるメインフローは、前
述した図6と同様であるため説明を省略する。 ここで
は、ステップ602の補正目標値学習についてのみ説明
を行う。
【0152】図24に補正目標値学習の詳細なフローチ
ャートを示す。
【0153】ステップ901、903、904、906
は、前述した図9と同様であるため説明を省略する。
【0154】ステップ2401では、ステップ901に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて未記録である領域で、トラック方向に二
分割した光スポットのそれぞれからLPPを抽出し、さ
らにLPPのエラーレートをを測定する。
【0155】ステップ2402では、ステップ904に
より移動した走査中のトラックおよび隣接する両側のト
ラックがすべて記録済みである領域で、トラック方向に
二分割した光スポットのそれぞれからLPPを抽出し、
さらにLPPのエラーレートを測定する。
【0156】以上のステップにより、走査中のトラック
が未記録の場合、もしくは記録済みの場合の学習値が得
られる。オフトラック補正時にはそれらを目標値とし
て、オフトラック補正を行う。オフトラック補正方法に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0157】本実施の形態により、ノイズや隣接トラッ
クからのクロストークなどによりLPPの振幅検出が困
難な場合においても、LPPのエラーレートを用いるこ
とで、オフトラックの状態を示す情報が得られ、それに
基づくオフトラック補正を行うことが可能となる。エラ
ーレートを測定するのには、所定の範囲内のLPPを検
出する必要があり、このことは広い範囲のオフトラック
状態を検出することになるため、突発的なノイズなどで
LPPの振幅が急に変動した場合でも、影響を受けにく
いという効果がある。
【0158】なお、本発明においてはオフトラック補正
にLPPのエラーレートのみ用いたが、帯域可変ハイパ
スフィルタ1701aの後に、実施の形態1で述べた振
幅検出部102a、102bと、本実施の形態のエラー
レート検出部2301a、2301bの両方を設け、い
ずれかを選択してオフトラック補正に用いる方法も考え
られる。選択条件として、トラック飛びが発生しやすい
場合には、検出速度の早いLPP振幅検出によるオフト
ラック補正を行い、それ以外の場合には瞬間的なノイズ
の影響を受けにくいLPPのエラーレート検出によるオ
フトラック補正を行う、などが考えられる。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように本発明の装置では、
再生時もしくは記録時に記録済みの隣接トラックの影響
によりオフトラックが生じても、予めディスクに記録さ
れていウォブルやLPPなどの情報を用いることで、オ
フトラック補正の制御を行い、それによりトラッキング
の安定性の向上させ、トラック飛びを防止することが可
能となる。
【0160】また、記録時に隣接トラックの記録状態に
基づいてオフトラック量を決定することにより、記録時
にオフトラックした状態で信号が記録されることを防止
し、さらに再生信号の品質を向上させることが可能な装
置を提供することができる。
【0161】この方法は、再生時もしくは記録時に予め
学習を行うため、光ディスクの感度やピックアップなど
の再生装置のばらつきがある場合でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光ディスク装置を
示すブロック図
【図2】トラッキングエラー信号の生成方法を示す図
【図3】バンドパスフィルタの帯域と線速との対応関係
を示す図
【図4】オフトラックと2分割ディテクタから検出され
たウォブルとの対応図
【図5】オフトラック補正時の目標値の記憶部を示す図
【図6】本発明の実施の形態1の動作を示すメインフロ
ーチャート
【図7】内周側隣接トラックが記録済みの場合のオフト
ラック補正の様子を示す図
【図8】オフトラック補正時の目標値の学習フローチャ
ート
【図9】オフトラック補正時の目標値の学習フローチャ
ート
【図10】目標値学習時のトラックの様子と記憶値との
対応を示す図
【図11】オフトラック補正時の全体動作を示すフロー
チャート
【図12】走査トラックの記録状態と全加算信号の対応
【図13】走査トラックが未記録の場合の学習値と検出
値の選択パターンを示す図
【図14】走査トラックが記録済みの場合の学習値と検
出値の選択パターンを示す図
【図15】本発明の実施の形態2による光ディスク装置
を示すブロック図
【図16】オフトラック補正時の目標値の学習フローチ
ャート
【図17】本発明の実施の形態3による光ディスク装置
を示すブロック図
【図18】ハイパスフィルタの帯域と線速との対応関係
を示す図
【図19】オフトラックと2分割ディテクタから検出さ
れたランドプリピットとの対応図
【図20】オフトラック補正時の目標値の学習フローチ
ャート
【図21】内周側隣接トラックが記録済みの場合のオフ
トラック補正の様子を示す図
【図22】外周側隣接トラックが記録済みの場合のオフ
トラック補正の様子を示す図
【図23】本発明の実施の形態4による光ディスク装置
を示すブロック図
【図24】オフトラック補正時の目標値の学習フローチ
ャート
【図25】DVD−Rの構造を示す図
【図26】従来の光ディスク装置の構成を示す図
【図27】トラッキングエラー信号の生成方法を示す図
【図28】記録済みトラックを横断する時のトラッキン
グエラーを示す図
【図29】再生時のトラック飛び状態の様子を示す図
【符号の説明】
100 トラッキングエラー生成部 101a、101b 帯域可変バンドパスフィルタ 102a、102b 振幅検出部 103 記憶部 104 選択部 105 比較部 106 加算部 107 二値化部 108 システムコントローラ 1701a、1701b 帯域可変ハイパスフィルタ 2301a、2301b エラーレート検出部 3001 光ディスク 3002 スピンドルモータ 3003 半導体レーザ 3004 集光レンズ 3005 対物レンズ 3006 ビームスプリッタ 3007 光検出器 3008 アクチュエータ 3020 ヘッドアンプ部 3022 トラッキング制御部 3023 トラッキング駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 DD03 FF02 FF31 5D118 AA14 AA18 BA01 BB02 BC08 BC09 BC13 CA13 CA16 CB06 CD03 CD08 CD11 CF03 CG02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のウォブル信号を検出するためにウォブルの周波数を中
    心周波数とするバンドパスフィルタで構成される第1の
    フィルタ手段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のウォブル信号を検出するためにウォブルの周波数を中
    心周波数とするバンドパスフィルタで構成される第2の
    フィルタ手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号の振幅を第1の振幅として検出する第
    1の振幅検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号の振幅を第2の振幅として検出する第
    2の振幅検出手段と、 オフトラック補正時の目標値として所定の振幅値を記憶
    する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1の振幅検出手段の出力もし
    くは第2振幅検出手段の出力のいずれかを選択する選択
    手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のウォブル信号を検出するためにウォブルの周波数を中
    心周波数とするバンドパスフィルタで構成される第1の
    フィルタ手段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のウォブル信号を検出するためにウォブルの周波数を中
    心周波数とするバンドパスフィルタで構成される第2の
    フィルタ手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号からクロックを抽出し、前記クロック
    に対するウォブルの変動を示すジッタを第1のジッタと
    して検出する第1のジッタ検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号からクロックを抽出し、前記クロック
    に対する変動を示すジッタを第2のジッタとして検出す
    る第2のジッタ検出手段と、 オフトラック補正時の目標値として所定のジッタ値を記
    憶する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1のジッタ検出手段の出力も
    しくは第2ジッタ検出手段の出力のいずれかを選択する
    選択手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のウォブル信号を検出するためにバンドパスフィルタで
    構成される第1のフィルタ手段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のウォブル信号を検出するためにバンドパスフィルタで
    構成される第2のフィルタ手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号の振幅を第1の振幅として検出する第
    1の振幅検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号の振幅を第2の振幅として検出する第
    2の振幅検出手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号のジッタを第1のジッタとして検出す
    る第1のジッタ検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のウォブル信号のジッタを第2のジッタとして検出す
    る第2のジッタ検出手段と、 オフトラック補正時の目標値として所定の振幅値および
    ジッタを記憶する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1の振幅検出手段の出力もし
    くは第2振幅検出手段の出力もしくは前記第1のジッタ
    検出手段の出力もしくは前記第2のジッタ検出手段の出
    力のいずれか1つを選択する選択手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つハイパスフィルタで構成される第1のフィルタ手
    段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つバンドパスフィルタで構成される第2のフィルタ
    手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号の振幅を第1の振幅として検
    出する第1の振幅検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号の振幅を第2の振幅として検
    出する第2の振幅検出手段と、 オフトラック補正時の目標値として所定の振幅値を記憶
    する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1の振幅検出手段の出力もし
    くは第2振幅検出手段の出力のいずれかを選択する選択
    手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つハイパスフィルタで構成される第1のフィルタ手
    段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つハイパスフィルタで構成される第2のフィルタ手
    段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号のエラーレートを第1のエラ
    ーレートとして検出する第1のエラーレート検出手段
    と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号のエラーレートを第2のエラ
    ーレートとして検出する第2のエラーレート検出手段
    と、 オフトラック補正時の目標値として所定のエラーレート
    値を記憶する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1のエラーレート検出手段の
    出力もしくは第2のエラーレート検出手段の出力のいず
    れかを選択する選択手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクの記録面に形成されたウォブ
    ルしたグルーブおよび、前記グループ間に形成されたラ
    ンドプリピットを有するランドで構成されるトラックを
    有する光記録媒体に対して、前記トラックに沿って光ビ
    ームを照射する照射手段と、 光ビームを絞り光スポットとする光学系と、 前記光学系をフォーカス方向あるいは、半径方向に駆動
    するアクチュエータと、 前記光ビームが前記光記録媒体に照射されることによっ
    て生じる反射光を前記トラックの接線方向に対して並行
    な分割線で第1の分割受光部と第2の分割受光部とに分
    割された受光手段と、 前記第1の分割受光部からの第1の読み取り電流信号お
    よび前記第2の分割受光部からの第2の読み取り電流信
    号を受光し、受光結果に応じた電圧をそれぞれ第1の読
    み取り電圧信号と第2の読み取り電圧信号として出力す
    る光検出手段と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、トラッキングエラー信号として出力する
    演算手段と、 前記光検出手段の前記第1の読み取り電圧信号から第1
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つハイパスフィルタで構成される第1のフィルタ手
    段と、 前記光検出手段の前記第2の読み取り電圧信号から第2
    のランドプリピット信号を検出するためにランドプリピ
    ットの周波数に対して所定量だけ低いカットオフ周波数
    を持つハイパスフィルタで構成される第2のフィルタ手
    段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号の振幅を第1の振幅として検
    出する第1の振幅検出手段と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号の振幅を第2の振幅として検
    出する第2の振幅検出手段と、 前記第1のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号のエラーレートを第1のエラ
    ーレートとして検出する第1のエラーレート検出手段
    と、 前記第2のフィルタ手段の出力により検出された前記第
    1のランドプリピット信号のエラーレートを第2のエラ
    ーレートとして検出する第2のエラーレート検出手段
    と、 オフトラック補正時の目標値として所定の振幅値とエラ
    ーレートを記憶する記憶手段と、 トラックを走査中に前記第1の振幅検出手段の出力もし
    くは第2振幅検出手段の出力もしくは前記第1のエラー
    レート検出手段の出力もしくは前記第2のエラーレート
    検出手段の出力のいずれか1つを選択する選択手段と、 前記記憶手段の出力と前記選択手段の出力を減算し、そ
    の結果に応じて所定のオフセットを出力する比較手段
    と、 前記比較手段からの出力の大きさに応じて、前記演算手
    段の出力である前記トラッキングエラー信号にオフセッ
    トを印加するオフセット印加手段と、 前記オフセット印加手段の出力の制御基準値からのずれ
    量を0にするように制御信号を出力する制御手段と、 前記制御手段の出力である前記制御信号の大きさに応じ
    て前記アクチュエータに駆動信号を出力する駆動手段
    と、 前記第1の読み取り電圧信号と前記第2の読み取り電圧
    信号を加算し、全加算信号として出力する加算手段と、 前記加算手段からの出力である全加算信号を所定の閾値
    で二値化する二値化手段とを備えることを特徴とする光
    ディスク装置。
  7. 【請求項7】 フィルタ手段として、光記録媒体を回転
    させる速度の変化に比例して前記ウォブルを検出するバ
    ンドパスフィルタの中心周波数を変化させることが可能
    であることを特徴とする請求項1、2、3記載の光ディ
    スク装置。
  8. 【請求項8】 フィルタ手段は、光記録媒体を回転させ
    る速度の変化に比例して前記ランドプリピットを検出す
    るハイパスフィルタのカットオフ周波数を変化させるこ
    とが可能であることを特徴とする請求項4、5、6記載
    の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 記憶手段は、オフトラック補正時の目標
    値として、ディスク起動時に、走査するトラックおよび
    両隣のトラック全てが未記録である領域における、フィ
    ルタ検出手段からの出力に対してウォブル信号の振幅、
    もしくはウォブル信号のジッタ、もしくはランドプリピ
    ット信号の振幅を検出した結果、もしくはランドプリピ
    ット信号のエラーレートを検出した結果をを記憶し、通
    常の再生もしくは記録中に走査中のトラックおよび隣接
    トラックの記録状態に応じて、記憶している目標値を出
    力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 記憶手段は、オフトラック補正時の目
    標値として、ディスク起動時に、走査するトラックおよ
    び両隣のトラック全てが記録済みである領域における、
    フィルタ検出手段からの出力に対してウォブル信号の振
    幅、もしくはウォブル信号のジッタ、もしくはランドプ
    リピット信号の振幅を検出した結果、もしくはランドプ
    リピット信号のエラーレートを検出した結果をを記憶
    し、通常の再生もしくは記録中に走査中のトラックおよ
    び隣接トラックの記録状態に応じて、記憶している目標
    値を出力することを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 記憶手段は、オフトラック補正時の目
    標値として、ドライブ起動時に、走査するトラックと両
    隣のトラック全てが未記録である領域、および走査する
    トラックと両隣のトラック全てが記録済みである領域に
    おいて、フィルタ検出手段からの出力に対してウォブル
    信号の振幅、もしくはウォブル信号のジッタ、もしくは
    ランドプリピット信号の振幅を検出した結果、もしくは
    ランドプリピット信号のエラーレートを検出した結果を
    記憶し、通常の再生もしくは記録中に走査中のトラック
    および隣接トラックの記録状態に応じて、記憶している
    目標値を出力することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8記載の光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 選択手段は、ドライブ起動時に光記録
    媒体から読み込まれた管理情報から、走査中のトラック
    および隣接トラックの記録状態を取得し、それに基づい
    て2分割した分割受光部からの検出値のいずれかを選択
    することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11記載の光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 選択手段は、ドライブ起動時に光記録
    媒体から読み込まれた管理情報から、走査中のトラック
    および隣接トラックの記録状態を取得し、さらに走査中
    のトラックからの全加算信号の変化に基づいて2分割し
    た分割受光部からの検出値のいずれかを選択することを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10、11記載の光ディスク装置。
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