JP2002288083A - データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体

Info

Publication number
JP2002288083A
JP2002288083A JP2001093327A JP2001093327A JP2002288083A JP 2002288083 A JP2002288083 A JP 2002288083A JP 2001093327 A JP2001093327 A JP 2001093327A JP 2001093327 A JP2001093327 A JP 2001093327A JP 2002288083 A JP2002288083 A JP 2002288083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
data
time
destination
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001093327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3815246B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Miyake
清 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2001093327A priority Critical patent/JP3815246B2/ja
Publication of JP2002288083A publication Critical patent/JP2002288083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3815246B2 publication Critical patent/JP3815246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール機能を利用してデータを送信する
際に、送信先の装置にデータが到達するまでの時間をユ
ーザが容易に認識できるようにすること。 【解決手段】 スキャナ部13で原稿を読み取って得え
られる画像データを電子メールに添付する際、受領通知
要求情報付加部322がその電子メールに受領通知要求
情報を付加する。この電子メールを受信した送信先は、
受領通知要求情報が付加されている場合、電子メールの
受信に応答して受領通知メールを送信元に返信する。デ
ータ送信装置1は受領通知メールを受信すると、受領通
知メールの発信時刻と、画像データを送信した送信実行
時刻とから、送信時間を見積もって記憶しておく。ユー
ザが再度同一の送信先にデータ送信を行おうとした際に
は、記憶していた送信時間をディスプレイ12に表示す
ることでユーザに送信時間に関する送信情報を報知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メール機能
を利用してデータを送信するデータ送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話回線を用いて行っていたファ
クシミリ機能(G3ファクシミリ)を、近年はインター
ネット等のネットワークを用いて行う技術が広まりつつ
ある。この代表的な技術としてITU−T37で標準化
される電子メール機能を使ったファクシミリ通信の技術
がある。これはインターネットFAX(iFAX)等と
も呼ばれ、画像データを電子メールに添付して送受信す
る技術であり、G3ファクシミリと比較すると電話回線
利用料金等の通信コストを削減することができるという
大きなメリットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールに画像データを添付して送信する場合、送信先に到
達するまでの送信経路において経由するメールサーバの
数やその処理能力、混み具合等、また、送信先のファク
シミリ装置等がメールサーバにアクセスする間隔等が、
送信先によってまちまちであるため、送信した情報がい
つ送信相手に届くかが全く分からないという問題があ
る。特に送信内容が緊急を要するものである場合、ユー
ザはインターネットFAX機能を用いて画像データを送
信すべきか否かを決断することができず、最悪の場合は
所望する時間内に送信した情報が相手方に届かないとい
う事態も発生し得る。
【0004】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、電子メール機能を利用してデータ
を送信する際に、ユーザが送信先の装置にデータが到達
するまでの時間を容易に認識することのできるデータ送
信装置及び方法を提供することを目的とし、さらにその
ようなデータ送信装置を実現するためのプログラム及び
記録媒体を提供することをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、データ送信装置であっ
て、指定された送信先に対して電子メールによって送信
データを送信する送信手段と、前記送信先から送信され
てくる情報に基づいて、送信実行から前記送信先に到達
するまでに要する送信時間を見積もる見積手段と、前記
送信先が再度指定された場合に、前記見積手段により見
積もられた前記送信時間に基づく送信情報を表示画面上
に表示させる表示制御手段と、を備えている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ送信装置において、前記送信データが画像デー
タであり、前記送信手段が、前記電子メールに前記画像
データを添付して前記送信先に送信することを特徴とし
ている。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のデータ送信装置において、前記見積手段が、前
記送信先が前記送信データを受信したことに応答して送
信してくる受領通知メールに基づいて前記送信先への前
記送信データの到達時刻を取得し、前記送信データの送
信実行時刻と、前記到達時刻との差分を前記送信時間と
して見積もることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のデータ送信装置において、前記見積手段によって見積
もられる前記送信時間を記憶する記憶手段をさらに備
え、前記見積手段が、前記送信先に対して送信が行われ
る度に前記送信時間を見積もって前記記憶手段に記憶さ
せることを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のデータ送信装置において、前記記憶手段が、複数の送
信先について送信先ごとに前記送信時間を記憶すること
を特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のデータ送信装置において、前記送信情報が、前
記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前記
送信時間の最長時間に関する情報を含むことを特徴とし
ている。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のデータ送信装置において、前記送信情報が、前
記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前記
送信時間の最短時間に関する情報を含むことを特徴とし
ている。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のデータ送信装置において、前記送信情報が、前
記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前記
送信時間の平均時間に関する情報を含むことを特徴とし
ている。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のデータ送信装置において、前記見積手段が、前
記送信先から送信されてくる、前記送信先の装置がメー
ルサーバから電子メールを取得するメール取得間隔につ
いての情報に基づいて、前記メール取得間隔を前記送信
時間として見積もることを特徴としている。
【0014】請求項10に記載の発明は、データ送信方
法であって、指定された送信先に対して電子メールによ
って送信データを送信する工程と、前記送信先から送信
されてくる情報に基づいて、送信実行から前記送信先に
到達するまでに要する送信時間を見積もる工程と、前記
送信先が再度指定された場合に、前記送信時間に基づく
送信情報を表示画面上に表示させる工程と、を備えてい
る。
【0015】請求項11に記載の発明は、プログラム
が、指定された送信先に対して電子メールによって送信
データを送信するデータ送信装置を制御するコンピュー
タを、前記送信先から送信されてくる情報に基づいて、
送信実行から前記送信先に到達するまでに要する送信時
間を見積もる見積手段、前記送信先が再度指定された場
合に、前記見積手段により見積もられた前記送信時間に
基づく送信情報を表示画面上に表示させる表示制御手
段、として機能させることを特徴としている。
【0016】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のプログラムにおいて、前記送信データが画像デー
タであり、前記電子メールに前記画像データを添付して
前記送信先に送信するように、前記送信手段を機能させ
ることを特徴としている。
【0017】請求項13に記載の発明は、請求項11又
は12に記載のプログラムにおいて、前記送信先が前記
送信データを受信したことに応答して送信してくる受領
通知メールに基づいて前記送信先への前記送信データの
到達時刻を取得し、前記送信データの送信実行時刻と前
記到達時刻との差分を前記送信時間として見積もるよう
に、前記見積手段を機能させることを特徴としている。
【0018】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載のプログラムにおいて、前記送信先に対して送信が
行われる度に前記送信時間を見積もって所定の記憶手段
に記憶させるように、前記見積手段を機能させることを
特徴としている。
【0019】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載のプログラムにおいて、複数の送信先について送信
先ごとに前記送信時間を前記記憶手段に記憶させるよう
に、前記見積手段を機能させることを特徴としている。
【0020】請求項16に記載の発明は、請求項14又
は15に記載のプログラムにおいて、前記送信情報が、
前記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前
記送信時間の最長時間に関する情報を含むことを特徴と
している。
【0021】請求項17に記載の発明は、請求項14又
は15に記載のプログラムにおいて、前記送信情報が、
前記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前
記送信時間の最短時間に関する情報を含むことを特徴と
している。
【0022】請求項18に記載の発明は、請求項14又
は15に記載のプログラムにおいて、前記送信情報が、
前記記憶手段に記憶される過去のデータ送信に関する前
記送信時間の平均時間に関する情報を含むことを特徴と
している。
【0023】請求項19に記載の発明は、請求項11又
は12に記載のプログラムにおいて、前記送信先から送
信されてくる、前記送信先の装置がメールサーバから電
子メールを取得するメール取得間隔についての情報に基
づいて、前記メール取得間隔を前記送信時間として見積
もるように、前記見積手段を機能させることを特徴とし
ている。
【0024】請求項20に記載の発明は、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体に、請求項11乃至19のいず
れかに記載のプログラムが記録される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0026】<1.データ送信装置の全体構成>図1は
この実施の形態におけるデータ送信装置1を示す外観図
である。この実施の形態においてデータ送信装置1はい
わゆるマルチ・ファンクション・ペリフェラル(MF
P)と呼ばれる装置であって、スキャナ、複写機、プリ
ンタ、ファクシミリ等の機能を有する複合機である。こ
のデータ送信装置1は、電子メール機能を利用して画像
データを送受信することができるように構成されてお
り、LANやインターネット等のネットワークを介した
データの送受信が可能である。また、さらにG3ファク
シミリの機能を備え、電話回線等を介して従来のファク
シミリ規格によりファクシミリデータを送受信すること
もできる。
【0027】データ送信装置1は、図1に示すように、
複数のキー11a及びタッチパネルセンサ11bを備
え、ユーザの操作による各種の指示や、文字・数字等の
データの入力を受け付ける操作部11、ユーザに対する
指示メニューや取得した画像に関する情報等の表示を行
うディスプレイ12、原稿を光電的に読み取って画像デ
ータを得るスキャナ部13、及び画像データに基づいて
記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14を備え
る。
【0028】また、データ送信装置1の本体上部には原
稿をスキャナ部13に送るための自動原稿給送装置(フ
ィーダ部)17が設けられ、下部にはプリンタ部14に
記録シートを供給する給紙部18が設けられる。さらに
中央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記
録シートが排出されるトレイ19が設けられ、内部には
ネットワークを介して外部機器と画像データ等の送受信
を行う通信部16、及び画像データや後述する各種テー
ブル情報等を記憶するためのメモリや磁気ディスク装置
等で構成された記憶部23が設けられる。なお、図示は
省略しているがデータ送信装置1はLAN等のネットワ
ークや電話回線に接続するためのインタフェースを有
し、通信部16はネットワークや電話回線等を介して外
部機器との間で各種データの送受信が可能なようにイン
タフェースを介してネットワーク等に接続される。
【0029】ディスプレイ12はデータ送信の送信先を
指定する際に、送信先リストとして電子メールアドレス
(送信先アドレス)の一覧表示を行うとともに、送信先
に電子メールが到達するまでに要する送信時間に基づく
画面表示を行う。なお、スキャン条件やデータ送信条件
等を設定する際の設定画面等もディスプレイ12に表示
される。ディスプレイ12の表面側にはタッチパネルセ
ンサ11bが設けられており、データ送信の際の送信先
アドレスの指定、スキャン条件の設定及びデータ送信条
件の設定の際にユーザが操作し易いように構成されてい
る。複数のキー11a及びタッチパネルセンサ11bを
含む操作部11はユーザによる送信先の指定を含む種々
の入力に用いられるものであり、操作部11とディスプ
レイ12とがユーザインタフェースの要部となるオペレ
ーションパネル10として機能する。
【0030】スキャナ部13は原稿を読み取る読取手段
として機能するものであり、原稿から写真、文字、絵な
どの画像情報を光電的に読み取って画像データを生成す
る。生成された画像データは、周知の各種画像処理や画
像変換が施された後、プリンタ部14や通信部16に送
られ、画像の印刷やデータ送信に供される。ただし、読
み取った画像のデータ送信を行う場合は、画像データが
電子メールに添付された状態となって通信部16に与え
られ、ネットワーク等を介して送信先に送信される。な
お、読み取って得られた画像データを後に再利用する場
合に備えて記憶部23に記憶しておくこともできる。
【0031】プリンタ部14は、スキャナ部13により
取得された画像データ、通信部16を介して外部機器か
ら受信した画像データ、又は記憶部23に格納されてい
る画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷す
る。
【0032】通信部16は、電話回線を介してファクシ
ミリデータの送受信を行う他、ネットワークを介して、
該ネットワークに接続された外部機器との間で電子メー
ルを用いて画像データの送受信を行う。これにより、デ
ータ送信装置1は、通常のファクシミリ通信を行うファ
クシミリ装置としての機能のみならず、電子メールの送
受信端末としての機能も有する。したがって、データ送
信装置1は、電子メールの添付ファイルとして、各種画
像データを送受信することもでき、いわゆるインターネ
ットFAX装置としても機能することになる。なお、デ
ータ送信装置1が行うネットワーク通信は有線又は無線
のいずれを採用してもよい。
【0033】自動原稿給送装置17は原稿載置部17a
に載置される原稿を一枚ずつスキャナ部13に自動給送
する装置であり、読み取られた原稿は排出部17bに順
次積載されていく。
【0034】図2は電子メール機能を利用してデータ送
信装置1がデータの送受信を行うためのシステム構成を
示す図であり、上述した構成と同一構成のデータ送信装
置1aと1bとの間でデータの送受信を行う場合を例示
している。
【0035】図2に示すように、このシステムは、デー
タ送信元(発信側)となるデータ送信装置1aと、デー
タ送信先(受信側)となるデータ送信装置1bと、メー
ルサーバ4とがそれぞれネットワーク5に接続されて構
成される。なお、図2では、データ送信先がデータ送信
装置である場合を例示しているが、これに限定されるも
のでなく、例えばコンピュータ(PC)等の他の装置で
あってもよい。
【0036】データ送信装置1aは、原稿を読み取って
得られる画像データを送信先であるデータ送信装置1b
に送信する際、電子メールに画像データを添付して送信
するため、データ送信装置1bに対応づけられた電子メ
ールアドレスを指定して電子メールを送出する。この電
子メールはネットワーク5を介してメールサーバ4に入
力し、メールサーバ4内の記憶部に記憶される。
【0037】データ送信先となるデータ送信装置1b
は、メール取得間隔として設定された所定時間ごとにメ
ールサーバ4にアクセスして自身宛の電子メールが存在
するかを自動的に確認し、電子メールが存在する場合は
その電子メールを自身の装置内部に取り込む。したがっ
て、データ送信装置1aが送信したデータはデータ送信
装置1bが内部に取り込んだ時点で送信先に到達したこ
とになる。
【0038】そして、この実施の形態においてデータ送
信装置1(1a)は、指定された送信先に対して電子メ
ールによって送信データを送信する際、相手側が電子メ
ールを受信した時に受領通知等の情報を返信するよう要
求するコマンドを付加しておき、相手側から送信されて
くる情報に基づいて、送信実行から到達するまでに要す
る送信時間を見積もるように構成される。その後、ユー
ザが再度同一の送信先を指定した場合には、送信実行か
ら到達するまでに要する送信時間に基づく送信情報をデ
ィスプレイ12に表示することによって、ユーザに対し
て到達するまでにどの程度の時間がかかるかを報知する
ように構成される。
【0039】以下、このようなデータ送信装置1の機能
及び動作の詳細について説明する。
【0040】<2.データ送信装置の機能構成>図3は
データ送信装置1の詳細な機能構成を示すブロック図で
ある。図3では、データ送信装置1が送信データの送信
実行時刻と送信先への到達時刻との差分を送信時間とし
て見積もるようにした構成例を示している。
【0041】図3に示すように、データ送信装置1の内
部にはCPU30が設けられており、メモリ40に格納
されたプログラム41を読み取って実行することによ
り、CPU30は制御部31、送信データ生成部32及
びタイマ33として機能する。また、CPU30は記憶
部23に対してアクセス自在な構成となっている。
【0042】制御部31は、操作部11及びディスプレ
イ12を含むオペレーションパネル10を介してユーザ
が設定する入力情報に基づき、自動原稿給送装置17及
びスキャナ部13を制御するとともに、データ送信時に
は送信データ生成部32を機能させるとともに、通信部
16に含まれるデータ送受信部16aを制御してネット
ワーク5を介して電子メールの送受信を制御する。な
お、電子メールの受信は、制御部31が予め設定された
期間(受信間隔)ごとに定期的にメールサーバ4にアク
セスして自身宛の電子メールの有無を確認し、電子メー
ルの存在が確認された場合に、データ送受信部16aを
介して行うように構成される。
【0043】制御部31はさらに送信先特定部311、
表示制御部312及び送信時間見積部313として機能
し、送信先特定部311はオペレーションパネル10に
対してユーザが指定する送信先を特定する。また、表示
制御部312はディスプレイ12における表示画面の内
容を制御する表示制御手段であり、送信時間見積部31
3は送信先から送信されてくる情報に基づいて送信デー
タの送信実行から送信先に到達するまでに要する送信時
間を見積もるための見積手段である。
【0044】送信データ生成部32はさらに電子メール
作成部321、受領通知要求情報付加部322及びデー
タ添付処理部323として機能し、電子メール作成部3
21は送信先特定部311によって特定された送信先に
対する電子メールデータを自動作成するように構成さ
れ、受領通知要求情報付加部322は電子メール作成部
321で作成された電子メールデータのヘッダ部分に、
相手側が受信した際に受領通知メールの返信を要求する
受領通知要求情報を付加する。また、データ添付処理部
323は受領通知要求情報の付加された電子メールに対
し、原稿を読み取って得られた画像データを自動的に添
付するための処理を行うように構成され、画像データの
添付処理によって送信先に対してデータ送信するための
電子メールデータが生成される。
【0045】タイマ33は実時間(年・月・日・時・分
・秒)を管理する機能を有し、電子メールの送受信があ
った場合には制御部31に対してその時刻を通知するよ
うに構成される。このため、制御部31は送信データの
送信実行時刻を認識することができる。
【0046】なお、CPU30によって実行されるプロ
グラム41は予めメモリ40に格納されていてもよい
し、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体9に格納されたプログラム41をCPU30の制御
によってメモリ40に格納するようにしてもよい。
【0047】一方、記憶部23には保存用の画像データ
等の他、送信先リスト情報D1、送信時刻一時記憶テー
ブルD2及び送信時間管理テーブルD3が記憶されてい
る。
【0048】送信先リスト情報D1とは電子メールの送
信先に関する複数の電子メールアドレスが登録された情
報であり、制御部31は送信先リスト情報D1を読み取
ってディスプレイ12に対して一覧表示することで、ユ
ーザは送信先の指定を一覧表示のうちから指定すること
ができる。
【0049】また、送信時刻一時記憶テーブルD2と
は、送信データ生成部32で生成された送信データを識
別するための情報(メッセージID)と、その送信デー
タを送信した送信時刻(送信実行時刻)とを一時的に管
理しておくためのテーブルデータであり、送信先の装置
から受領通知メールを受信した際に、送信データと受領
通知メールとの対応関係を確認し、送信データの送信時
刻を取得するためのものである。送信時刻一時記憶テー
ブルD2は例えば次のようなテーブルデータとして管理
される。
【0050】
【表1】
【0051】表1のように、送信時刻一時記憶テーブル
D2には、送信した順番に応じて付与される送信番号
と、送信データごとに付与されるメッセージIDと、送
信データを送信した送信時刻と、送信データの送信先で
ある電子メールアドレスとの項目が設けられる。そして
送信データが送信される度に固有のメッセージIDが付
与され、タイマ33から得られる送信時刻と送信先とが
対応づけられてテーブル内に登録されて管理される。こ
の送信時刻一時記憶テーブルD2を参照すれば、特定の
送信データが何時、何処に送信されたかを容易に認識す
ることができる。
【0052】さらに、送信時間管理テーブルD3とは、
送信時間見積部313において過去の送信実績に基づい
て見積もられた送信先ごとの送信時間を蓄積して管理す
るためのものである。送信時間管理テーブルD3は例え
ば次のようなテーブルデータとして管理される。
【0053】
【表2】
【0054】表2のように、送信時間管理テーブルD3
には、番号と、送信先の電子メールアドレスと、最近の
過去5回送信分について送信時間見積部313で見積も
られた送信時間に基づく送信情報(すなわちデータ送信
ごとに見積もられた送信時間、送信時間の平均時間、最
長時間及び最短時間)との項目が設けられる。また、番
号及び電子メールアドレスは送信先リスト情報D1と対
応しており、ユーザによって送信先が指定されたときに
は送信時間管理テーブルD3を参照することで指定され
た送信先についての過去実績に基づく送信時間に関する
データを取得することが可能となる。なお、表2におい
て送信実績の存在しない欄には「−」表示がなされてい
る。また、最近の過去5回分の送信実績のみを記憶する
ようにしているのは、古いデータは利用価値が低くなる
からであるとともに、送信時間管理テーブルD3が無制
限に大容量化することを防止するためであるが、回数制
限を設けることなく無制限に送信実績を蓄積していくよ
うに構成してもよい。
【0055】データ送信装置1よりデータ送信する際、
ユーザは自動原稿給送装置17の原稿載置部17aに原
稿をセットし、オペレーションパネル10より送信先と
なる電子メールアドレスを指定する。このとき、制御部
31は表示制御部312として機能し、記憶部23に格
納される送信先リスト情報D1を読み出し、ディスプレ
イ12上に登録されている送信先の一覧表示を行う。ユ
ーザはこの一覧表示の中に所望の送信先に対応する電子
メールアドレスが存在する場合はそれを選択し、存在し
ない場合は新規に電子メールアドレスを入力して送信先
リスト情報D1への登録を行う。
【0056】図4は送信先を指定する際にディスプレイ
12に表示される表示画面G10を示す図である。図4
に示すように表示画面G10には送信先のアドレス表示
部G11と一覧表示ボタンG12と送信時間実績表示部
G13とスキャンキーG14とが表示され、ユーザは一
覧表示ボタンG12上を押下すると、タッチパネルセン
サ11bが作用してディスプレイ12上に送信先リスト
情報D1から得られる電子メールアドレスの一覧表示が
行われる。例えば、その一覧表示の中から送信先が指定
された場合には、アドレス表示部G11に指定された電
子メールアドレスが表示される。図4の例では、送信先
であるデータ送信装置1bに対応づけられた電子メール
アドレス「MFP002 aaa.com」が指定され
た状態となっている。
【0057】送信先リスト中からユーザが送信先を指定
した場合、表示制御部312は記憶部23の送信時間管
理テーブルD3を参照することにより、指定された電子
メールアドレスの送信先について、過去にデータ送信し
たときの送信時間に基づく送信情報を取得し、その送信
情報を送信時間実績表示部G13に表示させる。図4の
例では、送信先として電子メールアドレス「MFP00
2 aaa.com」が指定されているので、表2の送
信時間管理テーブルD3のうちから該当する電子メール
アドレスの送信情報を取得し、過去の送信実績に基づく
送信時間の最長時間、最短時間、平均時間及びサンプリ
ング数(送信実績回数)を送信時間実績表示部G13に
表示した状態となっている。
【0058】このような表示を行うことにより、ユーザ
は実際に送信データを送信する前の段階で、送信内容が
送信先の相手に届くまでの時間がどの程度であるかを把
握することができる。
【0059】例えば、送信内容が緊急を要する場合であ
って送信内容を5分以内に送信先に届けたいような場合
は、図4のような表示画面G10を参照すると、最短時
間が15分であるため、ユーザは所望する時間内に送信
内容を届けることができないということを認識すること
ができ、例えばファクシミリ通信等のより即時性のある
別の送信手段を用いる等の対処を行うことが可能にな
る。
【0060】また、1時間以内に送信内容を届けたいよ
うな場合には、図4のような表示画面G10を参照する
と、最長時間が35分であるため、ユーザは所望する時
間内に送信内容を届けることが可能であるということを
認識することができる。その状態でスキャンキーG14
上を押下してスキャン開始を指示すれば、所望する時間
内に送信データが送信先に到達する可能性が高い。
【0061】このように過去の送信実績において見積も
られた送信時間に基づく送信情報として最短時間や最長
時間を表示するように構成することで、ユーザは送信内
容が所望する時間内に相手に到達するか否かを容易に認
識することができるという利点がある。また、平均時間
をも表示することで、ユーザは送信内容が相手に到達す
るまでに通常どの程度の時間がかかるかを容易に認識す
ることができるという利点もある。
【0062】ユーザがスキャン開始を指示すると、制御
部31はスキャン条件や動作モードの設定等を行った
後、自動原稿給送装置17とスキャナ部13とを同期さ
せて動作させ、スキャナ部13において自動原稿給送装
置17から給送される原稿を1枚ずつ自動的に読み取っ
ていくように制御する。
【0063】スキャナ部13は原稿を読み取って1枚ず
つの画像データを生成し、それを送信データ生成部32
のデータ添付処理部323に与える。
【0064】また、制御部31は送信データ生成部32
の電子メール作成部321を機能させ、ユーザによって
指定された送信先に対する電子メールデータを自動作成
させる。このとき、電子メール作成部321は固有のメ
ッセージIDを生成し、それを電子メールデータのヘッ
ダ部分に付加する。
【0065】生成された電子メールデータは受領通知要
求情報付加部322に与えられ、受領通知要求情報付加
部322は電子メールデータのヘッダ部分に受領通知要
求情報を付加する。受領通知要求情報を、例えばRFC
2298で定められるMDN(Message Disposition No
tification)等の設定機能を用いて生成することによ
り、一般的な電子メールソフトウェアでも共通に認識す
ることのできる受領通知要求情報を生成することができ
る。
【0066】図5は送信する電子メールデータ50のヘ
ッダ部分の一例を示す図である。ヘッダ部分には、電子
メールデータ50の送信時刻51と、送信先の電子メー
ルアドレス52と、送信元の電子メールアドレス53
と、メッセージID54と、受領通知要求情報55とが
含まれており、受領通知要求情報55には受領通知要求
コマンド55aと受領通知メールを返信する宛先アドレ
ス55bとが含まれる。したがって、データ送信装置1
bにおいては電子メールデータ50を受信すると受領通
知メールを自動的に送信することができ、また受領通知
メールの返信先も特定することができる。
【0067】そして、受領通知要求情報の付加された電
子メールデータはデータ添付処理部323に与えられ
る。
【0068】データ添付処理部323は、受領通知要求
情報の付加された電子メールデータに対してスキャナ部
13から得られた画像データを添付データとして添付す
ることにより、送信データを生成する。そして生成され
た送信データはデータ送受信部16aに与えられる。
【0069】データ送受信部16aはネットワーク5を
介してメールサーバ4に電子メールを送信する。
【0070】一方、送信先(受信側)となるデータ送信
装置1bにおいては受領通知要求情報の付加された電子
メールを受信すると、受領通知メールを送信元に対して
返信する。
【0071】図6は受領通知メールデータ60のヘッダ
部分の一例を示す図である。受領通知メールデータ60
のヘッダ部分には、受領通知メールデータ60の発信時
刻61と、送信先の電子メールアドレス62と、送信元
の電子メールアドレス63と、どのメッセージIDに対
応する受領通知かを示す識別情報64と、受領通知であ
ることを示す情報65とが含まれる。
【0072】ここで、受領通知メールデータ60の発信
時刻61は電子メールデータ50の受信時刻(到達時
刻)とほぼ一致すると考えることができる。したがっ
て、電子メールデータ50の送信元となるデータ送信装
置1においては受領通知メールを受信すると、その受領
通知メールの発信時刻61から、特定のメッセージID
の送信データが送信先に到達した時刻を認識することが
できる。
【0073】送信データを送信したデータ送信装置1の
制御部31は、定期的にネットワーク5を介してメール
サーバ4にアクセスし、自身宛の電子メールが届いてい
るかを確認する。そして電子メールが届いている場合に
はその電子メールが受領通知メールであるか否かを確認
する。受領通知メールである場合、制御部31は送信時
間見積部313を機能させる。
【0074】送信時間見積部313は受領通知メールデ
ータ60の識別情報64を調べ、受領通知に対応するメ
ッセージIDを取得する。そして、記憶部23の送信時
間一時記憶テーブルD2を検索し、同一のメッセージI
Dに関するデータが送信時間一時記憶テーブルD2に登
録されているかを判断する。同一のメッセージIDに関
するデータが登録されている場合には、そのメッセージ
IDに対応する送信データの送信時刻を取得する。そし
て送信時間見積部313は、受領通知メールに含まれる
発信時刻61と送信時間一時記憶テーブルD2から取得
する送信時刻との差分演算を行い、その演算結果を送信
実行から送信先に到達するまでの送信時間として見積も
る。
【0075】その後、送信時間見積部313は差分演算
によって得られた送信時間を送信時間管理テーブルD3
の送信先ごとに登録することにより、送信時間管理テー
ブルD3を更新する。なお、登録すべき電子メールアド
レスが存在しない場合は、新たに電子メールアドレスを
登録するとともに、見積演算によって得られた送信時間
も登録する。また、送信時間管理テーブルD3の該当す
る電子メールアドレスの欄に対し、既に5回分の送信時
間が登録されている場合は、最も古いデータを削除し、
新規なデータを追加登録する。これにより、送信時間管
理テーブルD3には常に送信時間の最新の実績データが
格納されることになる。
【0076】また、送信時間見積部313は送信時間管
理テーブルD3に登録されている少なくとも1つの送信
時間から平均時間、最長時間、最短時間を求め、それら
を該当する項目に更新登録する。
【0077】この結果、データ送信装置1において再度
同一の送信先が指定された場合に、表示制御部312が
最新の送信実績に基づいて送信時間に関する送信情報の
表示を行うことができ、ユーザは最新の状況下での送信
時間を把握することができる。
【0078】上記のような構成のデータ送信装置1にお
けるデータ送信時の処理動作と、データ受信時の処理動
作とをそれぞれフローチャートを参照しつつ以下に説明
する。
【0079】まず、データ送信時の処理について説明す
る。図7はデータ送信装置1におけるデータ送信時の処
理動作を示すフローチャートである。データ送信時に
は、まずユーザによる送信先の選択指定が行われる(ス
テップS101)。制御部31は送信時間管理テーブル
D3に選択された送信先が存在するか否かを判断し(ス
テップS102)、存在する場合は選択された送信先の
送信情報を取得して過去のデータ送信の際の最長時間、
最短時間、平均時間及びサンプリング数(送信実績回
数)をディスプレイに表示する(ステップS103)。
この表示によって、ユーザは送信先の装置にデータが到
達するまでの時間を容易に認識することができる。
【0080】そしてスキャンキーG14が押下されたか
否かを判断し(ステップS104)、押下された場合は
ステップS105に進み、押下されなかった場合はステ
ップS101に戻る。
【0081】スキャンキーG14が押下された場合、制
御部31は自動原稿給送装置17及びスキャナ部13を
同期させて動作制御し、原稿を読み取って画像データを
生成させる(ステップS105)。
【0082】送信データ生成部32は受領通知要求情報
を付加して電子メールを作成し(ステップS106)、
スキャナ部13から得られる画像データを取得して画像
データを電子メールに添付する(ステップS107)。
そして生成された電子メールをメールサーバ4に対して
送信し(ステップS108)、制御部31は送信時刻一
時記憶テーブルD2にメッセージIDと送信時刻とを追
加登録する。
【0083】以上でデータ送信時の処理は終了し、送信
時刻一時記憶テーブルD2に登録されたメッセージID
と送信時刻との情報は、データ受信時に利用される。
【0084】次に、データ受信時の処理について説明す
る。図8はデータ送信装置1におけるデータ受信時の処
理動作を示すフローチャートである。
【0085】制御部31は予め設定された一定期間毎に
電子メールの受信状況を確認する必要があるため、受信
確認時間になったかどうかを判断し(ステップS20
1)、受信確認時間になっていればステップS202に
進む。
【0086】制御部31はデータ送受信部16aを介し
てメールサーバ4にアクセスし(ステップS202)、
自身宛の電子メールが存在するか否かを判断する(ステ
ップS203)。そして自身宛の電子メールが存在する
場合はステップS205に進み、存在しない場合はステ
ップS204に進む。
【0087】ステップS204では、送信先の装置が受
領通知メールを送信してこない場合も考えるため、制御
部31は送信時刻一時記憶テーブルD2に登録されたデ
ータが所定時間以上経過したものについては自動削除す
る処理を行う。具体的には、送信時刻一時記憶テーブル
D2に格納されている送信時刻と現在の時刻とを比較
し、所定時間以上経過している場合はその情報を削除す
る処理が行われる。これにより、送信先の装置が受領通
知メールを送信してこない場合に、送信時刻一時記憶テ
ーブルD2が大容量化することを回避することができ
る。
【0088】一方、自身宛の電子メールが存在する場合
には、制御部31はその電子メールが受領通知メールで
あるか否かを判断する(ステップS205)。そして受
領通知メールでない場合は通常の電子メール受信処理を
行う(ステップS206)。ステップS206における
通常の電子メール受信処理の中には受領通知要求情報の
付加された電子メールデータを受信して受領通知メール
を返信するとともに、それに添付された画像データに基
づく印刷処理を行う場合が含まれる。
【0089】一方、受信した電子メールが受領通知メー
ルである場合はステップS207に進む。そして送信時
間見積部313が機能し、送信時刻一時記憶テーブルD
2に同一のメッセージIDが存在するか否かを確認する
(ステップS207)。ここで同一のメッセージIDが
存在しない場合は、処理を終了し、初期状態(ステップ
S201)に戻る。これに対し、同一のメッセージID
が存在する場合は、そのメッセージIDに対応する電子
メールを送信した送信時刻と、受領通知メールの発信時
刻とから送信時間を算出し(ステップS208)、算出
した送信時間を送信時間管理テーブルD3に登録すると
ともに、最長時間、最短時間、平均時間を求め、送信時
間管理テーブルD3の内容を更新する(ステップS20
9)。これにより、以後ユーザが同一の送信先を指定し
た場合には、最新の送信実績に基づく送信時間に基づく
送信情報を認識することができる。
【0090】その後、制御部31は送信時刻一時記憶テ
ーブルD2から該当するメッセージIDの送信情報を削
除し(ステップS210)、初期状態に戻る。
【0091】このようにデータ送信装置1は、送信時間
見積部313が、送信データの受信に応答して送信先か
ら得られる受領通知メールに基づいて送信先への送信デ
ータの到達時刻を取得し、送信データの送信実行時刻と
送信先への到達時刻との差分を送信時間として見積もる
ように構成されているので、実際に電子メールを送信し
た状態での送信時間を正確に求めることができ、そのよ
うな送信時間をユーザに示すことで、ユーザは送信先の
装置にデータが到達するまでの時間を容易に認識するこ
とができる。
【0092】なお、送信時間見積部313を、電子メー
ルの送信実行時刻と当該電子メールに対する受領通知メ
ールの発信時刻との差分から送信時間を見積もるように
構成するのでなく、電子メールの送信実行時刻と当該電
子メールに対する受領通知メールの受信時刻との差分か
ら送信時間を見積もるようにしてもよい。すなわち、送
信先から受領通知メールの送信元における受信時刻を、
送信データの送信先への到達時間とみなすようにしても
よい。
【0093】<3.受信間隔を送信時間として見積もる
構成>上記説明では、データ送信装置1が送信データの
送信実行時刻と送信先への到達時刻との差分を送信時間
として見積もるようにした構成例を示したが、ここでは
送信先の装置が電子メールを取得するために定期的に行
うメール取得間隔(受信間隔)を送信時間として見積も
る構成例について説明する。
【0094】図9は、送信先の装置が電子メールを取得
するために定期的に行うメール取得間隔を送信時間とし
て見積もる構成についての、データ送信装置1の詳細な
機能構成を示すブロック図である。なお、図9のデータ
送信装置1において、図3に示した構成部材と同様の構
成部材については同一符号を付しており、それらの説明
は省略する。
【0095】図9に示すデータ送信装置1の構成が図3
の構成と異なる点は、送信データ生成部32の受信間隔
要求情報付加部324である。受信間隔とは、送信先の
装置が電子メールを取得するために定期的にメールサー
バ4に対してアクセスする際のメール取得間隔を示す時
間間隔である。
【0096】一般に電子メール送信の際、データ送信装
置1からメールサーバ4に対しては比較的速やかにデー
タが到達するため、最終的に送信先の装置に到達するま
での送信時間のうち、最も送信時間に大きな影響を与え
る時間が送信先の装置に設定されたメール取得間隔であ
ると考えられる。そこで、図9の構成例では、データ送
信装置1が電子メールに画像データを添付して送信する
際に、受信間隔要求情報を電子メールに付加するように
構成される。
【0097】また、送信先の装置は受信間隔要求情報の
付加された電子メールを取得すると、受信間隔要求情報
に応じて自身にメール取得間隔として設定されている時
間情報を電子メールとして送信元に返信するように構成
される。
【0098】そして、送信元であるデータ送信装置1
は、送信先の装置からメール取得間隔として設定された
時間情報を入手すると、そのメール取得時間を送信実行
から送信先に到達するまでの時間とみなして送信時間を
見積もるように送信時間見積部313を機能させる。
【0099】このような構成とすることにより、送信時
間見積部313が差分演算を行う必要がなくなるため、
効率的な処理が実現されるとともに、記憶部23に上述
した送信時刻一時記憶テーブルD2を記憶しておく必要
もなくなるという利点がある。
【0100】<4.変形例>以上、この発明の実施の形
態について説明したが、この発明は上記説明した内容の
ものに限定されるものではない。
【0101】上記の実施の形態では、図2に示すよう
に、送信元のデータ送信装置(1a)のメールサーバと
送信先の装置(データ送信装置1b)のメールサーバと
が同じである場合、すなわち、送信元と送信先とが同一
LAN内にある場合について説明したが、本発明は、送
信元のデータ送信装置の属するLANの外の装置へ電子
メールによりデータを送信する場合についても適用可能
なことは言うまでもない。この場合、送信経路において
経由するメールサーバの数やその処理能力、混み具合が
送信先によってまちまちで、しかも、送信側からはその
状況を把握することができないため、本発明による送信
時間の見積りが更に効果を発揮する。
【0102】また、上記の実施の形態では、データ送信
装置1のスキャナ部13により原稿を読み取って得た画
像データを電子メールに添付して送信する例について説
明したが、画像データは、必ずしもスキャナ部13によ
り取得する必要はなく、例えば、他の装置から電子メー
ルにより送信された画像データであってもよいし、ネッ
トワークを介してダウンロードした画像データであって
もよい。また、メモリカードやCD−ROM等の記録媒
体に格納されている画像データをドライブ装置で読み取
ることにより取得した画像データであってもよい。更
に、電子メールにより送信データは、画像データに限ら
れない。電子メールの本文データのみであってもよい
し、極端には、電子メールのヘッダ情報のみであっても
よい。要するに、本発明は、電子メールの送信全般に広
く適用可能なものである。
【0103】また、上記の実施の形態では、送信情報と
して、過去の送信実績に基づく送信時間の最長時間、最
短時間、及び平均時間をディスプレイに表示している
が、必ずしもこれら全てを表示する必要はなく、これら
のうちの任意の1つ又は2つの情報を表示するようにし
てもよい。また、送信時間の予想の目安となる情報であ
れば、上記以外の情報(例えば、前回の送信時間等)を
送信情報として表示してもよい。
【0104】また、上記の実施の形態では、送信情報を
ディスプレイに表示しているが、例えば音声等の他の通
知手段により、送信情報をユーザに通知するようにして
もよい。すなわち、本発明は、指定された送信先に対し
て電子メールによって送信データを送信する送信手段、
前記送信先から送信されてくる情報に基づいて、送信実
行から前記送信先に到達するまでに要する送信時間を見
積もる見積手段、及び、前記送信先が再度指定された場
合に、前記見積手段により見積もられた前記送信時間に
基づく送信情報を所定の通知手段により、ユーザに通知
せしめる通知制御手段、を備えたデータ送信装置、並び
に、コンピュータを前記各手段として機能させるプログ
ラム、としても把握することができる。
【0105】また、上記説明においては、データ送信装
置1が複合機である場合を例示したが、これに限定され
るものではなく、例えばスキャナ、複写機、ファクシミ
リ装置等のうちの単独の機能を有する装置であってもよ
い。さらに、電子メールを送信できればよいため、パー
ソナル・コンピュータ、携帯電話等の電子メール端末で
あってもよい。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、11及
び20に記載の発明によれば、送信先から送信されてく
る情報に基づいて、電子メールによる送信実行から送信
先に到達するまでに要する送信時間を見積もり、その送
信先が再度指定された場合に、見積もりによって得られ
た送信時間に基づく送信情報を表示画面上に表示させる
ように構成されるため、電子メールによりデータを送信
する際に、ユーザが送信先の装置に対してデータが到達
するまでの時間を容易に認識することができる。
【0107】請求項2及び12に記載の発明によれば、
電子メールに画像データを添付して送信先に送信するよ
うに構成されるため、画像データを送信する際に、ユー
ザが送信先の装置に対してデータが到達するまでの時間
を容易に認識することができ、インターネットFAX等
によるデータ送信の場合でも送信先に送信内容が到達す
るまでの時間を確認することができる。
【0108】請求項3及び13に記載の発明によれば、
送信先が送信データを受信したことに応答して送信して
くる受領通知メールに基づいて送信先への送信データの
到達時刻を取得し、送信データの送信実行時刻と到達時
刻との差分を送信時間として見積もるように構成される
ため、実際にデータ送信を行った実績に基づいて送信時
間を見積もることができる。
【0109】請求項4及び14に記載の発明によれば、
送信先に対して送信が行われる度に送信時間を見積もっ
て記憶手段に記憶させるように構成されるため、過去の
送信実績に基づく送信時間を記憶していくことができ
る。
【0110】請求項5及び15に記載の発明によれば、
記憶手段が複数の送信先について送信先ごとに送信時間
を記憶するように構成されるため、送信先ごとに、デー
タが到達するまでの送信時間を管理することができる。
【0111】請求項6及び16に記載の発明によれば、
表示画面上に表示される送信情報が、記憶手段に記憶さ
れる過去のデータ送信に関する送信時間の最長時間に関
する情報を含むため、ユーザは電子メールによりデータ
を送信する際に、送信先の装置にデータが到達するまで
の最長時間を容易に認識することができる。
【0112】請求項7及び17に記載の発明によれば、
表示画面上に表示される送信情報が、記憶手段に記憶さ
れる過去のデータ送信に関する送信時間の最短時間に関
する情報を含むため、ユーザは電子メールによりデータ
を送信する際に、送信先の装置にデータが到達するまで
の最短時間を容易に認識することができる。
【0113】請求項8及び18に記載の発明によれば、
表示画面上に表示される送信情報が、記憶手段に記憶さ
れる過去のデータ送信に関する送信時間の平均時間に関
する情報を含むため、ユーザは電子メールによりデータ
を送信する際に、送信先の装置にデータが到達するまで
の平均的な時間を容易に認識することができる。
【0114】請求項9及び19に記載の発明によれば、
送信先から送信されてくる、送信先の装置がメールサー
バから電子メールを取得するメール取得間隔についての
情報に基づいて、メール取得間隔を送信時間として見積
もるように構成されるため、比較的簡単に送信時間を管
理することができる。
【0115】請求項10に記載の発明によれば、指定さ
れた送信先に対して電子メールによって送信データを送
信し、その送信先から送信されてくる情報に基づいて、
送信実行から送信先に到達するまでに要する送信時間を
見積もっておき、その送信先が再度指定された場合に、
送信時間に基づく送信情報を表示画面上に表示させるた
め、電子メールによりデータを送信する際に、ユーザが
送信先の装置に対してデータが到達するまでの時間を容
易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるデータ送信装置
を示す外観図である。
【図2】データ送信装置がデータの送受信を行うための
システム構成を示す図である。
【図3】データ送信装置の詳細な機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】ディスプレイに表示される表示画面を示す図で
ある。
【図5】電子メールデータのヘッダ部分の一例を示す図
である。
【図6】受領通知メールデータのヘッダ部分の一例を示
す図である。
【図7】データ送信時の処理動作を示すフローチャート
である。
【図8】データ受信時の処理動作を示すフローチャート
である。
【図9】図3とは異なる、データ送信装置の詳細な機能
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1a,1b データ送信装置 4 メールサーバ 5 ネットワーク 9 記録媒体 10 オペレーションパネル 12 ディスプレイ 16a データ送受信部(送信手段) 23 記憶部(記憶手段) 30 CPU 31 制御部 32 送信データ生成部 33 タイマ 40 プログラム 312 表示制御部(表示制御手段) 313 送信時間見積部(見積手段)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信装置であって、 指定された送信先に対して電子メールによって送信デー
    タを送信する送信手段と、 前記送信先から送信されてくる情報に基づいて、送信実
    行から前記送信先に到達するまでに要する送信時間を見
    積もる見積手段と、 前記送信先が再度指定された場合に、前記見積手段によ
    り見積もられた前記送信時間に基づく送信情報を表示画
    面上に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴
    とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ送信装置におい
    て、 前記送信データは画像データであり、 前記送信手段は、前記電子メールに前記画像データを添
    付して前記送信先に送信することを特徴とするデータ送
    信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のデータ送信装置
    において、 前記見積手段は、前記送信先が前記送信データを受信し
    たことに応答して送信してくる受領通知メールに基づい
    て前記送信先への前記送信データの到達時刻を取得し、
    前記送信データの送信実行時刻と、前記到達時刻との差
    分を前記送信時間として見積もることを特徴とするデー
    タ送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータ送信装置におい
    て、 前記見積手段によって見積もられる前記送信時間を記憶
    する記憶手段をさらに備え、 前記見積手段は、前記送信先に対して送信が行われる度
    に前記送信時間を見積もって前記記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とするデータ送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ送信装置におい
    て、 前記記憶手段は、複数の送信先について送信先ごとに前
    記送信時間を記憶することを特徴とするデータ送信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のデータ送信装置
    において、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の最長時間に関する情報を
    含むことを特徴とするデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5に記載のデータ送信装置
    において、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の最短時間に関する情報を
    含むことを特徴とするデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は5に記載のデータ送信装置
    において、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の平均時間に関する情報を
    含むことを特徴とするデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2に記載のデータ送信装置
    において、 前記見積手段は、前記送信先から送信されてくる、前記
    送信先の装置がメールサーバから電子メールを取得する
    メール取得間隔についての情報に基づいて、前記メール
    取得間隔を前記送信時間として見積もることを特徴とす
    るデータ送信装置。
  10. 【請求項10】 データ送信方法であって、 指定された送信先に対して電子メールによって送信デー
    タを送信する工程と、 前記送信先から送信されてくる情報に基づいて、送信実
    行から前記送信先に到達するまでに要する送信時間を見
    積もる工程と、 前記送信先が再度指定された場合に、前記送信時間に基
    づく送信情報を表示画面上に表示させる工程と、を備え
    ることを特徴とするデータ送信方法。
  11. 【請求項11】 指定された送信先に対して電子メール
    によって送信データを送信するデータ送信装置を制御す
    るコンピュータを、 前記送信先から送信されてくる情報に基づいて、送信実
    行から前記送信先に到達するまでに要する送信時間を見
    積もる見積手段、 前記送信先が再度指定された場合に、前記見積手段によ
    り見積もられた前記送信時間に基づく送信情報を表示画
    面上に表示させる表示制御手段、として機能させるプロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のプログラムにおい
    て、 前記送信データは画像データであり、 前記電子メールに前記画像データを添付して前記送信先
    に送信するように、前記送信手段を機能させることを特
    徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12に記載のプログラ
    ムにおいて、 前記送信先が前記送信データを受信したことに応答して
    送信してくる受領通知メールに基づいて前記送信先への
    前記送信データの到達時刻を取得し、前記送信データの
    送信実行時刻と前記到達時刻との差分を前記送信時間と
    して見積もるように、前記見積手段を機能させることを
    特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のプログラムにおい
    て、 前記送信先に対して送信が行われる度に前記送信時間を
    見積もって所定の記憶手段に記憶させるように、前記見
    積手段を機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のプログラムにおい
    て、 複数の送信先について送信先ごとに前記送信時間を前記
    記憶手段に記憶させるように、前記見積手段を機能させ
    ることを特徴とするプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載のプログラ
    ムにおいて、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の最長時間に関する情報を
    含むことを特徴とするプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項14又は15に記載のプログラ
    ムにおいて、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の最短時間に関する情報を
    含むことを特徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項14又は15に記載のプログラ
    ムにおいて、 前記送信情報は、前記記憶手段に記憶される過去のデー
    タ送信に関する前記送信時間の平均時間に関する情報を
    含むことを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項11又は12に記載のプログラ
    ムにおいて、 前記送信先から送信されてくる、前記送信先の装置がメ
    ールサーバから電子メールを取得するメール取得間隔に
    ついての情報に基づいて、前記メール取得間隔を前記送
    信時間として見積もるように、前記見積手段を機能させ
    ることを特徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項11乃至19のいずれかに記載
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
JP2001093327A 2001-03-28 2001-03-28 データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3815246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001093327A JP3815246B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001093327A JP3815246B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002288083A true JP2002288083A (ja) 2002-10-04
JP3815246B2 JP3815246B2 (ja) 2006-08-30

Family

ID=18947674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001093327A Expired - Fee Related JP3815246B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3815246B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018734A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Oki Data Corp 画像処理装置および画像処理システム
JP2009171542A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Hitachi Software Eng Co Ltd 電子メール暗号化システムおよび電子メール暗号化プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018734A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Oki Data Corp 画像処理装置および画像処理システム
JP4536439B2 (ja) * 2004-07-05 2010-09-01 株式会社沖データ 画像処理装置
JP2009171542A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Hitachi Software Eng Co Ltd 電子メール暗号化システムおよび電子メール暗号化プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3815246B2 (ja) 2006-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6823367B1 (en) Method and apparatus for managing communication information collectively in communication terminal device
JP2006259916A (ja) 電子メール通信装置及び電子メール通信方法並びにプログラム
EP1035686A2 (en) Communications method, communications system, communications device, and server
JP3586208B2 (ja) メール不達情報通知方法およびデータ通信装置
JP4053737B2 (ja) データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体
EP1271916A2 (en) A network facsimile apparatus that transmits e-mail indicating transmission control information through a network
JP2011034266A (ja) 画像処理装置
US7564577B2 (en) Fax gateway, fax machine, and fax transmission system
JP2003283722A (ja) データ送信装置
US20050195425A1 (en) Email confirmation for specified task at print device
JP3815246B2 (ja) データ送信装置、方法、プログラム及び記録媒体
US20040017588A1 (en) Data transmission apparatus, data transmission method and data transmission program
JP4080664B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP2002010007A (ja) ネットワークファクシミリ装置および回線選択方法
US20030120736A1 (en) Internet facsimile apparatus
JP2002290638A (ja) 画像読取装置、方法、プログラム及び記録媒体
JP4420601B2 (ja) データ通信システム及び通信装置
JP4067461B2 (ja) ファクシミリ通信システム、通信端末装置および通信システム
JP3875496B2 (ja) 通信装置
JP2009188786A (ja) 通信端末装置
JP3763305B2 (ja) 通信端末装置及び通信システム
JP4070522B2 (ja) 画像データ通信システム及び画像データ蓄積サーバ
JP2005167325A (ja) 画像形成装置
JP3622007B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP2004140432A (ja) 通信装置,画像通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees