JP2002287584A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002287584A
JP2002287584A JP2001084927A JP2001084927A JP2002287584A JP 2002287584 A JP2002287584 A JP 2002287584A JP 2001084927 A JP2001084927 A JP 2001084927A JP 2001084927 A JP2001084927 A JP 2001084927A JP 2002287584 A JP2002287584 A JP 2002287584A
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waste toner
process cartridge
counter
life
volatile memory
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JP2001084927A
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English (en)
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Sotaro Nakamura
聡太郎 中村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単・安価な機構を用いて、廃トナーあふれに
よるトナーの汚れを防止する。 【解決手段】感光体ドラムA07、トナー容器A06、
及び、廃トナー回収容器A08が一体化されていて、不
揮発メモリA03を有する着脱可能な、かつ、トナーの
詰め替えによるリサイクル可能なプロセスカートリッジ
A11を有する画像形成装置であって、不揮発メモリA
03は、一連の印刷工程の開始前及び終了後の合計印刷
枚数に相当する廃トナー量データの呼出及び格納可能な
記憶領域を廃トナーあふれカウンタとして有し、CPU
A04は廃トナー量データに基いてプロセスカートリッ
ジA11の寿命を演算可能であり、表示部A14は、演
算されたプロセスカートリッジA11の寿命を表示可能
であることを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機、印刷機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置のトナーの補給、感光体ド
ラムの交換などのメンテナンスをユーザーでも簡単に行
なえるために、感光体ドラム、トナー容器、及び廃トナ
ー回収容器が一体化されているプロセスカートリッジを
有する画像形成装置が商品化されている。このような一
体化されているプロセスカートリッジは、ユーザーにプ
ロセスカートリッジの交換時期を知らせるために、プロ
セスカートリッジに、例えばEEPROMのような不揮発メモ
リを設けて、さらに、該プロセスカートリッジの不揮発
メモリにこのプロセスカートリッジでの印刷枚数、ある
いは、感光体ドラム回転時間などを記憶させて、交換時
期の情報を管理している。
【0003】さらに、近年における地球環境問題に対す
る意識の高まりから、一旦、トナーを完全に消費したプ
ロセスカートリッジに対して再度トナーを入れることに
より再利用可能の状態にすることで、プロセスカートリ
ッジの有効利用をする動きが実際に存在する。
【0004】しかし、不揮発メモリの書き込み回数が有
限であり、印刷ごとに、及び感光体ドラムの回転時間の
更新されるごとに書き込みを行なうため、プロセスカー
トリッジを使用し続けるといずれ不揮発メモリが書き込
みの寿命を迎え、寿命を迎えた不揮発メモリに対し、さ
らに、正常に書き込みができなくなるために、画像形成
装置が正常に動作しなくなるか、さらには、画像形成装
置を破損させるおそれがある。さらに、トナーを入れ直
したプロセスカートリッジについていえば、プロセスカ
ートリッジの不揮発メモリがリサイクル前に既に何回も
書き込みが行なわれているために、リサイクルされてい
ない。即ちプロセスカートリッジの不揮発メモリより
も、トナーを入れ直したプロセスカートリッジの不揮発
メモリが書き込みの寿命を迎えている可能性が高い。
【0005】特開平10−39717号公報記載には、
プロセスカートリッジの不揮発メモリへの書き込み回数
を計数し、書き込み回数が寿命の回数を超えた場合、不
揮発メモリの寿命を表示部に表示し、プロセスカートリ
ッジの寿命情報の信頼性の確保を達成するため、プリン
ト中は、次々に更新されるべき残存有効駆動時間(T)
秒を、演算装置(17)で初期セットされた最大有効駆
動時間3500秒から実際の駆動時間を差し引く演算に
より算出し、算出(更新)された残存有効駆動時間
(T)秒から、書込残数(I)及びフラグ信号(R)を
演算し、その最終結果のみを不揮発性RAM(15)に
更新記憶するものであるが、実際の駆動時間データとし
ては、感光ドラム(2)のエンコーダから発せられるク
ロック信号を入力するものであり、本件発明とは異な
り、不揮発性RAM(15)以外の揮発性メモリに呼出
可能に記憶された更新済みデータを媒介として用いるも
のではない。
【0006】また、特開平8−192543号公報によ
れば、画像形成の枚数カウンタのイベントが発生する
と、直ちに画像形成装置の不揮発メモリに書き込まず、
暫定的に揮発メモリ上の画像形成枚数カウンタをカウン
トアップさせ、カウンタの値が4と等しいか否かをチェ
ックし、等しければ揮発メモリ上の画像形成枚数カウン
タを初期化すると共に、不揮発メモリ内の画像形成枚数
カウンタを4カウントアップさせるが、等しくなければ
そのまま終了することにより、不揮発メモリへの書き込
み回数を制限させているとしている。しかし、揮発メモ
リ上の画像形成枚数カウンタが4になる前に電源を切っ
た場合、そのカウント分が不揮発メモリ上の画像形成枚
数カウンタに記憶されない。このような状態が何回も続
くと画像形成枚数カウンタの正確性が失われる。さら
に、揮発メモリ上の画像形成枚数カウンタが4になると
きに、不揮発メモリ上の画像形成枚数カウンタに書き込
みを行なうので、それほど書き込み回数が制限できたと
はいえない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記従来技術に鑑みて、プロセスカートリッジの不
揮発メモリの書き込み回数を節約することにより、不揮
発メモリ及びプロセスカートリッジをできるだけ長く使
用可能にし、且つ、簡単・安価な機構を用いて、廃トナ
ーあふれによるトナーの汚れを防止することを目的と
し、また、寿命を迎えた感光体ドラムを使用することに
よる画像形成装置本体の破壊を防止し、更にまた、プロ
セスカートリッジの不揮発メモリの寿命を通知すること
により、プロセスカートリッジの寿命情報の信頼性を確
保することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「少なくとも感光体ドラム、トナー容器、及び、
廃トナー回収容器が一体化されていて、不揮発メモリを
有する着脱可能な、かつ、トナーの詰め替えによるリサ
イクル可能なプロセスカートリッジ(a)と、画像形成
のための該プロセスカートリッジ以外の各プロセスユニ
ット(b)と、該プロセスカートリッジの前記不揮発メ
モリとは別の揮発メモリ手段とモニタ手段と入力手段が
付された演算制御部(c)とを有する画像形成装置であ
って、前記不揮発メモリは、少なくとも前記プロセスカ
ートリッジ(a)を使用した一連の印刷工程の開始前及
び終了後の合計印刷枚数に相当する廃トナー量データの
呼出及び格納可能な記憶領域を廃トナーあふれカウンタ
として有し、前記揮発メモリ手段は、該一連の印刷工程
により次々に印刷される一枚毎の印刷枚数に相当する廃
トナー量データの呼出及び格納可能な記憶領域を有し、
前記演算制御部(c)は、シーケンスプログラム及び演
算プログラムにしたがって、前記不揮発メモリに格納さ
れた印刷工程の開始前の合計印刷枚数に相当する廃トナ
ー量データを該一連の印刷工程の開始シグナルにより、
廃トナーあふれカウンタから呼出し、該廃トナーあふれ
カウンタから呼出した印刷工程の開始前の廃トナー量デ
ータを該印刷工程中で次々に印刷される一枚毎の印刷枚
数に相当する廃トナー量データに基いて次々に演算し直
し、印刷の進行に伴って次々に更新される演算結果を前
記揮発メモリ手段に格納し、該印刷工程の終了後には印
刷工程の終了シグナルにより前記揮発メモリ手段に格納
された前記演算結果を廃トナーあふれカウンタに送信し
て印刷工程の開始前の廃トナー量データを更新すると共
に、該更新された廃トナー量データに基いてプロセスカ
ートリッジの寿命を演算可能であり、前記モニタ手段
は、演算されたプロセスカートリッジの寿命を表示可能
であることを特徴とする画像形成装置」により達成され
る。また、(2)「前記一連の印刷工程の開始前及び終
了後の合計印刷枚数に相当する廃トナー量データが、感
光体ドラム回転時間に基いて演算され、前記不揮発メモ
リが、前記プロセスカートリッジのリサイクル回数別に
アドレスを変えてそれぞれの該感光体ドラム回転時間を
格納する領域を有し、前記演算制御部は、前記リサイク
ル毎の各書き込み回数カウンタ領域からの各書き込み回
数を用いてプロセスカートリッジの寿命を演算し、前記
モニタに表示可能であることを特徴とする前記第(1)
項に記載の画像形成装置」により良好に達成される。さ
らに、(3)「前記不揮発メモリは、前記プロセスカー
トリッジのリサイクル回数別にアドレスを変えてプロセ
スカートリッジの書き込み回数を格納する書き込み回数
カウンタ領域を有し、前記演算制御部は、前記各書き込
み回数カウンタ領域からの書き込み回数を用いてプロセ
スカートリッジの寿命を演算し、前記モニタに表示可能
であることを特徴とする前記第(1)項または第(2)
項に記載の画像形成装置」により、さらに良好に達成さ
れる。
【0009】前記(1)の画像形成装置は、少なくと
も、感光体ドラム、トナー容器、及び、廃トナー回収容
器が一体化されていて、不揮発メモリを有する着脱可能
な、かつ、トナーの詰め替えによるリサイクル可能なプ
ロセスカートリッジと、該プロセスカートリッジの不揮
発メモリに、廃トナーあふれ防止のためのプロセスカー
トリッジ使用開始時からの印刷枚数(廃トナーあふれカ
ウンタ)を記憶させ、印刷中はプロセスカートリッジの
不揮発メモリとは別の揮発メモリに印刷枚数分を一時的
に格納し、印刷終了後にプロセスカートリッジの不揮発
メモリ内の廃トナーあふれカウンタを、印刷中における
印刷枚数分カウントアップさせることができ、かつ、廃
トナーあふれカウンタをプロセスカートリッジの不揮発
メモリ内にリサイクル回数別にアドレスを変えて格納す
ることができる制御部と、廃トナーあふれカウンタをプ
ロセスカートリッジの不揮発メモリ内にリサイクル回数
別にアドレスを変えて格納することができる制御部によ
り格納された廃トナーあふれカウンタを用いてプロセス
カートリッジの寿命を通知することのできる制御部を有
することを特徴とする画像形成装置であり、前記(2)
の画像形成装置は、該プロセスカートリッジの不揮発メ
モリに、感光体ドラム回転時間を記憶させ、印刷中はプ
ロセスカートリッジの不揮発メモリとは別の揮発メモリ
に印刷中における感光体ドラム回転時間分の値を一時的
に格納し、印刷終了後にプロセスカートリッジの不揮発
メモリ内の感光体ドラム回転時間を、印刷中における感
光体ドラム回転時間分だけカウントアップさせた値を書
き込むことができ、かつ、感光体ドラム回転時間カウン
タをプロセスカートリッジの不揮発メモリ内にリサイク
ル回数別にアドレスを変えて格納することができる制御
部と、感光体ドラム回転時間カウンタをプロセスカート
リッジの不揮発メモリ内にリサイクル回数別にアドレス
を変えて格納することができる制御部により格納された
感光体ドラム回転時間カウンタを用いてプロセスカート
リッジの寿命を通知することのできる制御部を有する画
像形成装置であり、前記(3)の画像形成装置は、プロ
セスカートリッジの寿命情報が更新されるごとに不揮発
メモリへの書き込み回数カウンタ(以下、書き込み回数
カウンタ)を計数することのできる制御部と、前記書き
込み回数カウンタをプロセスカートリッジの不揮発メモ
リ内にリサイクル回数別にアドレスを変えて格納するこ
とができる制御部と、前記書き込み回数カウンタをプロ
セスカートリッジの不揮発メモリ内にリサイクル回数別
にアドレスを変えて格納することができる制御部により
格納された書き込み回数カウンタを用いてプロセスカー
トリッジの寿命を通知することのできる制御部を有する
画像形成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、詳細に
説明する。図1は、画像形成装置の機械的な動作を制御
するエンジン部の制御ブロックを示している。ROM
(A01)は画像形成装置のエンジン部の制御プログラ
ムが格納されている。RAM(A02)は制御プログラ
ムが動作しているときに使われる揮発性のメモリであ
る。次に、不揮発メモリ(A03)・トナー容器(A0
6)・感光体ドラム(A07)・廃トナー回収容器(A
08)はプロセスカートリッジ(A11)に設けられて
いる。プロセスカートリッジ(A11)の不揮発メモリ
(A03)には、リサイクル回数・新品情報・廃トナー
あふれカウンタ・感光体ドラム回転時間などプロセスカ
ートリッジ固有の情報が格納されている。この画像形成
装置においては、画像形成のためのプロセスカートリッ
ジ(A11)以外の各プロセスユニット、例えば帯電ユ
ニット、露光ユニット、転写ユニット、定着ユニット、
各ローラドライブ等の各プロセスユニットは図中で省略
されている。画像形成装置の電源投入直後、ROM(A
01)内に格納されているシーケンス制御プログラムを
読み込み、演算制御部としてのCPU(A4)はRAM
(A02)、不揮発メモリ(A03)などの各部に対し
て命令情報を発信している。画像形成装置の各種入出力
装置(A09)の制御のためのCPU(A04)の情報
の入出力は入出力制御装置(A05)を介して行なわれ
る。また、コントローラ(A16)は印刷枚数・給紙段
の設定などの各種設定などを行なう操作部(A13)か
らのコマンド、あるいは、PC(A15)からの印刷要
求コマンドを受け付け、エンジン側に送り、コマンドに
応じて画像形成を行なう。また、コントローラ(A1
6)は廃トナーあふれ・感光体ドラム寿命などの画像形
成装置の状態を表示部としてのモニタ(A14)に表示
させている。
【0011】図2は、プロセスカートリッジの不揮発メ
モリのメモリマップの配置例である。(B01)はリサ
イクル回数である。まず、新品状態(B11)を検知し
たときリサイクル回数は0になる。プロセスカートリッ
ジのトナーを一度使い切ったとき、トナー回収業者がそ
のプロセスカートリッジに対してトナーを入れてリサイ
クル状態にするときにリサイクル回数を1ずつカウント
アップさせる。プロセスカートリッジのトナーの入れ直
しの許容回数を最大リサイクル回数として予め決めてお
き、その値を本発明でNとする。リサイクル回数はNま
でカウントアップすることができ、それ以降はプロセス
カートリッジのリサイクルできないものとする。プロセ
スカートリッジ製造時に新品情報(B11)を新品状態
にし、画像形成装置本体にプロセスカートリッジ装着時
に新品状態(B11)を検知した場合、新品状態(B1
1)を無効にしてから、プロセスカートリッジの不揮発
メモリに格納されている各値を初期化させる。(B0
2)、(B03)、(B04)は廃トナーあふれカウン
タ群である。リサイクル回数別に書き込むアドレスを変
えている。リサイクル回数が0のとき、印刷毎に(B0
2)廃トナーあふれカウンタ(0)をカウントアップさ
せる。リサイクル回数が1のとき、印刷毎に廃トナーあ
ふれカウンタ1(B03)をカウントアップさせる。リ
サイクル回数が最大リサイクル回数Nのときは廃トナー
あふれカウンタN(B04)をカウントアップさせる。
リサイクル回数がN+1以上の場合、リサイクル回数の
許容範囲を超えているため、そのプロセスカートリッジ
を使用すると画像形成装置本体が壊れる可能性があるの
で、廃トナーあふれカウンタを書き込む必要がない。従
って、リサイクル回数がN+1以上のときの廃トナーあ
ふれカウンタの領域は確保する必要がない。このよう
に、リサイクル回数別に廃トナーあふれカウンタを分け
ることは特定のアドレスへの書き込みの集中を防ぐこと
ができ、その分、不揮発メモリの寿命を遅らせせること
ができる。また、最大リサイクル回数があらかじめ決め
られているので、プロセスカートリッジの不揮発メモリ
内に0からNまでのN+1個数分の廃トナーあふれカウ
ンタの領域を確保すれば十分で、不揮発メモリ内の廃ト
ナーカウンタの領域の見積もりが簡単に計算でき、不揮
発メモリの必要容量を決める判断材料となる。(B0
5)、(B06)、(B07)は感光体ドラム回転時間
群である。先述の廃トナーあふれカウンタの場合と同様
にリサイクル回数別に書き込むアドレスを変えていて、
リサイクル回数がNのとき、感光体ドラム回転時間N
(B07)をカウントアップさせる。先述の廃トナーあ
ふれカウンタの場合と同様に、リサイクル回数別に感光
体ドラム回転時間を分けることは特定のアドレスへの書
き込みの集中を防ぐことができ、その分、不揮発メモリ
の寿命を遅らせることができる。また、最大リサイクル
回数が決まっているため、不揮発メモリの必要容量を決
める判断材料となる。(B08)、(B09)、(B1
0)は書き込み回数カウンタ群である。先述の廃トナー
あふれカウンタの場合と同様にリサイクル回数別に書き
込むアドレスを変えていて、リサイクル回数がNのと
き、書き込み回数カウンタN(B07)をカウントアッ
プさせる。先述の廃トナーあふれカウンタの場合と同様
に、リサイクル回数別に感光体ドラム回転時間を分ける
ことは特定のアドレスへの書き込みの集中を防ぐことが
でき、その分、不揮発メモリの寿命を遅らせることがで
きる。また、最大リサイクル回数が決まっているため、
不揮発メモリの必要容量を決める判断材料となる。
【0012】図3は、本発明のメインルーチンを示して
いる。電源投入開始よりメインルーチンを開始(C0
1)する。次に、廃トナー増分カウンタ、感光体ドラム
回転時間増分カウンタ=0などをはじめ、画像形成装置
に必要な各パラメータの初期化(C02)を行なう。次
に、(C10)にステップが移り、カートリッジ制御を
行なう。カートリッジ制御(C10)では、カバーが閉
じられたときにプロセスカートリッジの不揮発メモリの
情報を読み出したり、不揮発メモリを読み出したあとに
ウォーミングアップの処理を行なったり、カートリッジ
の新品を検知したときにプロセスカートリッジの不揮発
メモリの初期化を行なったりしている。カートリッジ新
品制御の流れ図については図4で説明する。次に、廃ト
ナーあふれ検知制御(C03)を行なう。廃トナーあふ
れ検知制御(C03)ではカートリッジ使用開始時から
の廃トナーあふれカウンタより廃トナーあふれの状態を
決定する。廃トナー満杯を検知した場合、表示部に廃ト
ナー満杯を表示し、それ以降の印刷要求を受け付けな
い。また、廃トナーあふれ検知制御(C03)では、本
発明の請求項1記載の印刷終了後にプロセスカートリッ
ジの不揮発メモリ内の廃トナーあふれカウンタを、印刷
中における印刷枚数分カウントアップさせる制御、及び
廃トナーあふれカウンタをプロセスカートリッジの不揮
発メモリ内にリサイクル回数別にアドレスを変えて格納
する制御を行なっている。廃トナー残量検知制御の流れ
図については後程図5にて説明する。次に、感光体ドラ
ム寿命検知制御(C04)を行なう。感光体ドラム回転
時間を用いて感光体ドラムの寿命を検知する。感光体ド
ラムの寿命を検知した場合、表示部に感光体ドラムが寿
命を迎えたことを表示し、それ以降の印刷要求を受け付
けない。また、感光体ドラム寿命検知制御では、本発明
の請求項2記載の印刷終了後にプロセスカートリッジの
不揮発メモリ内の感光体ドラム回転時間を、印刷中にお
ける感光体ドラム回転時間分だけカウントアップさせた
値を書き込む制御、及び感光体ドラム回転時間カウンタ
をプロセスカートリッジの不揮発メモリ内にリサイクル
回数別にアドレスを変えて格納する制御を行なってい
る。感光体ドラム寿命検知制御の流れ図については後程
図6で説明する。次に、本発明の請求項3記載の書き込
み回数制御(C05)を行なう。書き込み回数によりプ
ロセスカートリッジの不揮発メモリの寿命を検知する。
不揮発メモリの寿命を検知した場合、表示部に不揮発メ
モリが寿命を迎えたことを表示し、それ以降の印刷要求
を受け付けない。書き込み回数制御の流れ図については
後程図7で説明する。次に、画像生成制御(C06)を
行ない、操作部・PCなどからの印刷要求に応じて画像
生成を行なう。次に、廃トナー残量検知・トナー残量検
知・感光体ドラム寿命検知・画像形成制御を10mse
cオーダなどの一定周期(C07)で監視・制御させる
ために、一定周期(C07)になるまで次のステップに
移行させない。そして、電源スイッチがOFF(C0
8)になっていた場合、本発明のメインルーチンを終了
(C09)する。電源スイッチがONのままの場合、
(C10)にステップが戻り、再び、カートリッジ制御
・廃トナーあふれ検知制御・感光体ドラム寿命検知制御
・書き込み回数制御・画像生成制御と順に行なう。
【0013】図4は、カートリッジ制御のステップの流
れを示している。本発明における画像形成装置は画像形
成装置本体のカバーが閉じられたときにプロセスカート
リッジの不揮発メモリとエンジン制御部のCPUとの間
のバスが導通されることにより、プロセスカートリッジ
へ(D001)のアクセスが可能になる。そのため、
(D02)で、まず、電源投入時に本体カバーが閉じら
れているか、或いは、電源投入時に本体カバーが閉じら
れていない場合も想定して、本体カバーが閉じられたこ
とを検知したとき、(D03)へステップが進み、そう
でないときは、(D09)へステップが進み、カートリ
ッジ制御のモジュールを抜ける。そして、(D03)に
おいて、電源投入時にカバーが閉じた状態か、或いは、
カートリッジのID情報を読み込んで、ドアを閉じる前
に挿入していたカートリッジのIDとは別のカートリッ
ジIDであることを検出したとき、すなわち、別のカー
トリッジが挿入されたと判断し、(D04)にステップ
が移る。(D03)において、電源投入時にカバーが閉
じた状態でもないし、かつ、前に挿入されたカートリッ
ジと同じカートリッジIDを検出したときは、(D0
9)へステップが移り、カートリッジ制御を抜ける。こ
こで、前に挿入されたカートリッジIDと今回検出した
カートリッジIDが同じときにプロセスカートリッジの
不揮発メモリを読み込まなくていいのか、という疑問が
生じるかもしれないが、前のカートリッジIDが挿入さ
れたときに既にカートリッジ情報を取得しているため、
再び、プロセスカートリッジの不揮発メモリの情報を読
み込む必要はないからである。次に、(D04)におい
て、プロセスカートリッジの不揮発メモリ内の新品状態
が有効である場合は、(D05)へステップが移り、無
効である場合は、(D06)へステップが移る。(D0
5)において、プロセスカートリッジの不揮発メモリの
リサイクル回数が0のとき、(D10)へステップが移
り、リサイクル回数が0以上のときは(D11)へステ
ップが移る。ここで、リサイクル回数はプロセスカート
リッジの製造時にまずリサイクル回数を0にして出荷
し、プロセスカートリッジをリサイクルする際、プロセ
スカートリッジのリサイクルを行なう担当部署がトナー
を詰めてプロセスカートリッジをリサイクルする際に、
プロセスカートリッジの不揮発メモリに記憶されている
リサイクル回数に1カウントすることを前提とする。
(D10)において、リサイクル回数は0になってい
て、このプロセスカートリッジはリサイクルされていな
い完全な新品であるから、全ての廃トナーあふれカウン
タ、全ての感光体ドラム回転時間カウンタ、全ての書き
込み回数カウンタの初期化を行なう。すなわち、廃トナ
ーあふれカウンタ[0]〜廃トナーあふれカウンタ
[N]、感光体ドラム回転時間カウンタ[0]〜感光体
ドラム回転時間カウンタ[N]、書き込み回数カウンタ
[0]〜書き込み回数カウンタ[N]すべてに0を書き
込んで、これらのカウンタの初期化を行なう。カウンタ
の初期化を行なった後、不揮発メモリの新品状態を無効
として書き換える。(D11)において、リサイクル回
数は1以上になっていて、このプロセスカートリッジは
リサイクル品であり、既に使用したカウンタ以外は初期
化されているままであるため、初期化を行なう必要はな
い。例えば、リサイクル回数が2の場合は、廃トナーあ
ふれカウンタ[0]、廃トナーあふれカウンタ[1]、
感光体ドラム回転時間カウンタ[0]、感光体ドラム回
転時間カウンタ[1]、書き込み回数カウンタ[0]、
書き込み回数カウンタ[1]は既使用であるが、廃トナ
ーあふれカウンタ[2]〜廃トナーあふれカウンタ
[N]、感光体ドラム回転時間カウンタ[2]〜感光体
ドラム回転時間カウンタ[N]、書き込み回数カウンタ
[2]〜書き込み回数カウンタ[N]は初期化されたま
まであるため、特に初期化する必要がないからである。
そして、プロセスカートリッジの不揮発メモリ内の新品
状態を無効(D07)にする。(D06)では、新品状
態が無効であるときの制御(D06)では、不揮発メモ
リ内のすべての情報、すなわち、廃トナーあふれカウン
タ[0]〜廃トナーあふれカウンタ[N]、感光体ドラ
ム回転時間カウンタ[0]〜感光体ドラム回転時間カウ
ンタ[N]、書き込み回数カウンタ[0]〜書き込み回
数カウンタ[N]などの不揮発メモリに格納されている
情報を読み込む。そのあと、電源投入時に本体カバーが
閉められているか、あるいは、カバーが閉じられたとき
に行なう制御で、画像形成装置のウォーミングアップ処
理(D08)を行ない、画像形成装置を画像形成可能状
態とする。ウォーミングアップ処理が終わったあと、カ
ートリッジ制御のモジュールを抜ける(D09)。
【0014】図5は、廃トナーあふれ検知制御のステッ
プの流れを示している。まず、(E01)にて廃トナー
あふれ検知制御のモジュールを開始する。次に、印刷動
作中(E10)であれば、(E02)にステップが移
り、印刷動作中でなければ、(E11)にステップが移
る。(E02)において、前回のポーリングから今回の
ポーリングまでに1枚分の印刷処理が終了したか否かを
判断する。例えば、転写紙の後端が排紙センサを通過し
たときに1枚分の印刷処理が終了したことを示すイベン
トを出す。(E02)において、1枚分の印刷処理が終
了したときは、(E03)に制御が移り、リサイクル回
数がN以下のときに、廃トナー増分カウンタを1つカウ
ントアップ(E04)させる。リサイクル回数がNを超
えたときは何もしない。印刷動作以外の制御で、リサイ
クル回数がN以下で、かつ、廃トナーあふれ増分カウン
タが1以上(E11)の場合、プロセスカートリッジの
不揮発メモリの廃トナーあふれカウンタ[リサイクル回
数]+廃トナーあふれ増分カウンタの和を、プロセスカ
ートリッジの不揮発メモリの廃トナーあふれカウンタに
書き込む(E12)。こうすることによって、印刷動作
中はプロセスカートリッジの不揮発メモリの廃トナーあ
ふれカウンタを書き込まず、印刷動作後にプロセスカー
トリッジの不揮発メモリの廃トナーあふれカウンタを書
き込む。例えば、100頁連続で画像形成処理を行なっ
た場合、100頁に達した後にプロセスカートリッジの
不揮発メモリに書き込むため、その分、不揮発メモリへ
の書き込み回数を節約させることができ、結果として、
プロセスカートリッジの不揮発メモリの寿命を延ばすこ
とができる。その後、(E05)ではトナーあふれカウ
ンタ[リサイクル回数]と廃トナーあふれ増分カウンタ
の和の値を使って廃トナーボトル満杯の表示方法を判断
する。ここで、廃トナーボトル満杯通知の判断基準にト
ナーあふれカウンタ[リサイクル回数]と廃トナーあふ
れ増分カウンタの和を使っているのは、この値が真の廃
トナーあふれカウンタの値だからである。(E05)に
おいて、廃トナーあふれカウンタ[リサイクル回数]と
廃トナーあふれ増分カウンタの和が廃トナー満杯のしき
い値を超えた場合、(E06)にて廃トナーボトル満杯
になったことを表示部に表示させ、さらに、印刷動作禁
止状態にして、それ以降の印刷要求を受け付けないよう
にする。(E05)にて、廃トナーあふれカウンタ[リ
サイクル回数]と廃トナーあふれ増分カウンタの和が廃
トナーボトル満杯のしきい値を超えず、廃トナーボトル
ニア満杯のしきい値を超えていた場合、(E07)にて
廃トナーボトルニア満杯になったことを表示部に表示さ
せる。トナーあふれカウンタ[リサイクル回数]と廃ト
ナーあふれ増分カウンタの和が廃トナー満杯、廃トナー
ニア満杯のしきい値を超えていない場合、(E08)に
て表示部には何も表示させない。ここで、廃トナーボト
ル満杯のしきい値は廃トナーボトルニア満杯のしきい値
よりも大きな値であることを仮定する。また、廃トナー
ボトル満杯のしきい値・廃トナーボトルニア満杯のしき
い値はサービンマン対象に表示部にて値を変更すること
が可能である。そして、廃トナーあふれ検知制御のモジ
ュールを終了(E09)させる。
【0015】図6は、感光体ドラム寿命検知制御のステ
ップの流れを示している。まず、(F01)にて感光体
ドラム寿命検知制御のモジュールを開始する。次に、印
刷動作中(F10)であれば、(F02)にステップが
移り、印刷動作中でなければ、(F11)にステップが
移る。(F02)において、前回のポーリングから今回
のポーリングまでに感光体ドラムが回転したか否か判断
する。(F02)において、感光体が回転したときは、
(F03)に制御が移り、リサイクル回数がN以下のと
きに、感光体ドラム時間増分カウンタを1回のポーリン
グ時間分カウントアップ(F04)させる。リサイクル
回数がNを超えたときは何もしない。ドラムが回転して
いないときの制御で、リサイクル回数がN以下で、か
つ、感光体ドラム回転時間増分カウンタが1以上(F1
1)の場合、プロセスカートリッジの不揮発メモリの感
光体ドラム回転カウンタ[リサイクル回数]+感光体ドラ
ム回転増分カウンタの和を、プロセスカートリッジの不
揮発メモリの感光体ドラム回転時間カウンタに書き込む
(F12)。こうすることによって、感光体ドラム回転
時間中はプロセスカートリッジの不揮発メモリの感光体
ドラム回転時間カウンタを書き込まず、印刷動作後にプ
ロセスカートリッジの不揮発メモリの感光体ドラム回転
時間カウンタを書き込む。廃トナーあふれカウンタと同
様に不揮発メモリへの書き込み回数を節約させることが
でき、結果として、プロセスカートリッジの不揮発メモ
リの寿命を延ばすことができる。その後、前回本モジュ
ールが呼ばれてから今回本モジュールが呼ばれるまでの
間にドラムが回転しない場合、何もせず、(F05)へ
ステップを進める。(F05)において、感光体ドラム
回転時間[リサイクル回数]が感光体ドラム寿命のしき
い値を超えた場合、(F06)にて感光体ドラムが寿命
を迎えたことを表示部に表示させ、さらに、印刷動作禁
止状態にして、それ以降の印刷要求を受け付けないよう
にする。(F05)にて、感光体ドラム回転時間[リサ
イクル回数]が感光体ドラム寿命のしきい値を超えず、
感光体ドラム寿命を迎える前のしきい値を超えていた場
合、ドラム寿命を迎えることを表示部に表示(F07)
させる。感光体ドラム寿命のしきい値、感光体ドラム寿
命を迎える前のしきい値を超えていない場合、表示部に
は何も表示させない(F08)。ここで、感光体ドラム
寿命のしきい値は感光体ドラム寿命を迎える前のしきい
値よりも大きな値であることを仮定する。また、感光体
ドラム寿命のしきい値・感光体ドラム寿命を迎える前の
しきい値はサービンマン対象に表示部にて値を変更する
ことが可能である。そして、感光体ドラム寿命検知制御
のモジュールを終了(F09)させる。
【0016】図7は、書き込み回数制御のステップの流
れを示している。まず、書き込み回数制御(G01)の
モジュールを開始する。(G02)にて、プロセスカー
トリッジの不揮発メモリに格納されている不揮発メモリ
への書き込み回数[0]から[N]を読み込み、不揮発
メモリへの書き込み回数の総和(G02)を求める。こ
こで、不揮発メモリへの書き込み回数の総和(G02)
を求めているのは、リサイクル回数別にアドレスを変え
て不揮発メモリへの書き込み回数を書き込んでいるた
め、その総和(G02)を求めれば、リサイクル回数が
0からの、すなわち、プロセスカートリッジ0からの書
き込み回数の総和が求められるからである。書き込み回
数の総和(G03)が書き込み回数の寿命のしきい値を
超えた場合、プロセスカートリッジの不揮発メモリが寿
命を迎えたことを表示部に表示(G04)させ、さら
に、印刷動作禁止状態にして、それ以降の印刷要求を受
け付けないようにする。先ほど求めた書き込み回数の総
和(G03)が書き込み回数の寿命のしきい値を超え
ず、書き込み回数の寿命を迎える前のしきい値を超えて
いた場合、まもなく不揮発メモリの寿命を迎えることを
表示部に表示(G05)させる。書き込み回数の寿命の
しきい値、書き込み回数の寿命を迎える前のしきい値を
超えていない場合、表示部には何も表示させない(G0
6)。ここで、書き込み回数の寿命のしきい値は書き込
み回数の寿命を迎える前のしきい値よりも大きな値であ
ることを仮定する。また、書き込み回数の寿命のしきい
値・書き込み回数の寿命を迎える前のしきい値はサービ
ンマン対象に表示部にて値を変更することが可能であ
る。そして、感光体ドラム寿命検知制御のモジュールを
終了(G07)させる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明の請求項1により、プロセスカートリ
ッジの不揮発メモリの書き込み回数を節約することによ
り、不揮発メモリ及びプロセスカートリッジをできるだ
け長く使用可能にすることと、且つ、簡単・安価な機構
を用いて、廃トナーあふれによるトナーの汚れを防止す
ることができ、また、本発明の請求項2により、寿命を
迎えた感光体ドラムを使用することによる画像形成装置
本体の破壊を防止することができ、更にまた、本発明の
請求項3により、プロセスカートリッジの不揮発メモリ
の寿命を通知することにより、プロセスカートリッジの
寿命情報の信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の機械的な動作を制御す
るエンジン部の制御ブロックを示した図である。
【図2】本発明において、プロセスカートリッジの不揮
発メモリのメモリマップの配置例を示した図である。
【図3】本発明のメインルーチンを示した図である。
【図4】本発明におけるカートリッジ制御のステップの
流れを示した図である。
【図5】本発明における廃トナーあふれ検知制御のステ
ップの流れを示した図である。
【図6】本発明における感光体ドラム寿命検知制御のス
テップの流れを示した図である。
【図7】本発明における書き込み回数制御のステップの
流れを示した図である。
【符号の説明】
A01 ROM A02 RAM A03 不揮発メモリ A04 CPU A05 入出力制御装置 A06 トナー容器 A07 感光体ドラム A08 廃トナー回収容器 A09 各種入出力装置 A11 プロセスカートリッジ A12 画像形成部 A13 操作部 A14 表示部 A15 PC A16 コントローラ A17 エンジン制御部 B01 リサイクル回数 B02 廃トナーあふれカウンタ B03 廃トナーあふれカウンタ B04 廃トナーあふれカウンタ B05 感光体ドラム回転時間 B06 感光体ドラム回転時間 B07 感光体ドラム回転時間 B08 書き込み回数カウンタ B09 書き込み回数カウンタ B10 書き込み回数カウンタ B11 新品情報 C01 メインルーチン開始 C02 初期化 C03 廃トナーあふれ検知制御 C04 感光体ドラム寿命検知制御 C05 書き込み回数制御 C06 画像生成制御 C07 ポーリング周期 C08 電源スイッチOFF C09 終了 C10 カートリッジ検知制御 D01 カートリッジ制御 D02 カバーの閉じた状態 D03 カバーの閉じた状態もしくは別のカートリッジ
IDの検知 D04 新品状態の検知 D05 リサイクル回数が0 D06 新品状態が無効であるときの処理 D07 カートリッジの新品状態の無効 D08 ウォーミングアップ D09 RETURN D10 不揮発メモリへのデータの書き込み D11 リサイクル回数が1以上の状態 E01 廃トナーあふれ検知制御 E02 印刷処理の終了確認 E03 リサイクル回数 E04 廃トナー増分カウンタの1アップ E05 廃トナーボトル満杯の判断 E06 廃トナーボトル満杯の表示 E07 廃トナーボトルニア満杯の表示 E08 非表示 E09 RETURN E10 印刷動作中 E11 制御:リサイクル回数(N以下)と廃トナーあ
ふれ増分カウンタ(1以上) E12 プロセスカートリッジの不揮発メモリの廃トナ
ーあふれカウンタへの書き込み F01 感光体ドラム寿命検知制御 F02 感光体ドラムの回転の判断 F03 リサイクル回数 F04 感光体ドラム回転時間増分の1アップ F05 感光体ドラム回転時間による感光体ドラム寿命
のしきい値 F06 感光体ドラムの寿命の表示 F07 感光体ドラムの寿命間近の表示 F08 非表示 F09 RETURN F10 印刷動作中 F11 制御:リサイクル回数(N以下)と感光体ドラ
ム回転時間増分カウンタ(1以上) F12 プロセスカートリッジ不揮発メモリの感光体ド
ラム回転時間のカウンタへの書き込み G01 書き込み回数制御 G02 書き込み回数の総和の読み込み G03 書き込み回数の総和 G04 不揮発メモリの寿命の表示 G05 不揮発メモリの寿命間近の表示 G06 非表示 G07 RETURN

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも感光体ドラム、トナー容器、
    及び、廃トナー回収容器が一体化されていて、不揮発メ
    モリを有する着脱可能な、かつ、トナーの詰め替えによ
    るリサイクル可能なプロセスカートリッジ(a)と、画
    像形成のための該プロセスカートリッジ以外の各プロセ
    スユニット(b)と、該プロセスカートリッジの前記不
    揮発メモリとは別の揮発メモリ手段とモニタ手段と入力
    手段が付された演算制御部(c)とを有する画像形成装
    置であって、前記不揮発メモリは、少なくとも前記プロ
    セスカートリッジ(a)を使用した一連の印刷工程の開
    始前及び終了後の合計印刷枚数に相当する廃トナー量デ
    ータの呼出及び格納可能な記憶領域を廃トナーあふれカ
    ウンタとして有し、前記揮発メモリ手段は、該一連の印
    刷工程により次々に印刷される一枚毎の印刷枚数に相当
    する廃トナー量データの呼出及び格納可能な記憶領域を
    有し、前記演算制御部(c)は、シーケンスプログラム
    及び演算プログラムにしたがって、前記不揮発メモリに
    格納された印刷工程の開始前の合計印刷枚数に相当する
    廃トナー量データを該一連の印刷工程の開始シグナルに
    より、廃トナーあふれカウンタから呼出し、該廃トナー
    あふれカウンタから呼出した印刷工程の開始前の廃トナ
    ー量データを該印刷工程中で次々に印刷される一枚毎の
    印刷枚数に相当する廃トナー量データに基いて次々に演
    算し直し、印刷の進行に伴って次々に更新される演算結
    果を前記揮発メモリ手段に格納し、該印刷工程の終了後
    には印刷工程の終了シグナルにより前記揮発メモリ手段
    に格納された前記演算結果を廃トナーあふれカウンタに
    送信して印刷工程の開始前の廃トナー量データを更新す
    ると共に、該更新された廃トナー量データに基いてプロ
    セスカートリッジの寿命を演算可能であり、前記モニタ
    手段は、演算されたプロセスカートリッジの寿命を表示
    可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記一連の印刷工程の開始前及び終了後
    の合計印刷枚数に相当する廃トナー量データが、感光体
    ドラム回転時間に基いて演算され、前記不揮発メモリ
    が、前記プロセスカートリッジのリサイクル回数別にア
    ドレスを変えてそれぞれの該感光体ドラム回転時間を格
    納する領域を有し、前記演算制御部は、前記リサイクル
    毎の各書き込み回数カウンタ領域からの各書き込み回数
    を用いてプロセスカートリッジの寿命を演算し、前記モ
    ニタに表示可能であることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記不揮発メモリは、前記プロセスカー
    トリッジのリサイクル回数別にアドレスを変えてプロセ
    スカートリッジの書き込み回数を格納する書き込み回数
    カウンタ領域を有し、前記演算制御部は、前記各書き込
    み回数カウンタ領域からの書き込み回数を用いてプロセ
    スカートリッジの寿命を演算し、前記モニタに表示可能
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    形成装置。
JP2001084927A 2001-03-23 2001-03-23 画像形成装置 Pending JP2002287584A (ja)

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