JP2001356967A - 不揮発性メモリの書込制御方法 - Google Patents

不揮発性メモリの書込制御方法

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JP2001356967A
JP2001356967A JP2000177510A JP2000177510A JP2001356967A JP 2001356967 A JP2001356967 A JP 2001356967A JP 2000177510 A JP2000177510 A JP 2000177510A JP 2000177510 A JP2000177510 A JP 2000177510A JP 2001356967 A JP2001356967 A JP 2001356967A
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JP2000177510A
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Mitsunobu Mamiya
光伸 間宮
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリを効率的に利用することがで
きる不揮発性メモリ書込制御方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ポインタ領域のデータを読み出し(10
0)、読み出したデータが既定値(感光体ドラム、光走
査装置や画像形成装置に用いられる消耗部品等の寿命か
ら予め算出した値)より大きい場合には、実使用領域の
使用済みアドレスが順次読み出され、書き込み制限回数
を越えていないアドレスを検出し、ポインタ領域のデー
タを修正する(102〜108)ことにより、ポインタ
領域のデータが何らかの原因で消失してしまったり、全
く別の値になってしまってもポインタ領域のデータを修
正することができ、不揮発性メモリを効率的に使用する
ことできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリ書
込制御方法にかかり、特に、画像形成装置に用いられる
不揮発性メモリの書込制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリの書込制御方法として
は、特開平7−45084号公報に記載のように、書き
込み制限回数のある不揮発性メモリに対して、連続して
データを書き込んで行く場合に、データの書き込みアド
レスを指定してデータの書き込みを行うと共に、データ
の書き込み回数をカウントして、書き込み回数を管理
し、書き込み回数が制限を越えた場合にデータの書き込
みアドレスを新たに指定して、データの書き込みを継続
できる構成として不揮発性メモリの書き込み制御を行う
方法が提案されている。
【0003】また、複写機における不揮発性メモリの例
としては、コピー枚数のカウントがある。1枚コピーが
終了する毎に不揮発性メモリのデータに+1カウントし
ていくことで、トータルコピー枚数を記憶しておくもの
であるが、カウンタが1ずつ増えていくので、カウンタ
値=データ書き込み回数の関係にある。これを利用する
ことで、不揮発性メモリの書き込み制限回数をコントロ
ールしている。
【0004】また、1つのデータ格納アドレスが書き込
み制限回数に達した場合、次のデータ格納アドレスに移
行しなければならないため、ポインタと呼ばれる現在使
用しているアドレスを管理するレジスタを設けている。
これにより、例えば、書き込み制限回数が10万回の不
揮発性メモリを例に挙げると、所定のデータ格納アドレ
スが10万回になったら、ポインタを+1するすること
で、データ格納アドレスが次のアドレスに移行し、再び
1から書き込みが開始される。従って、トータルコピー
枚数はポインタのデータ×10万+現在使用しているデ
ータ格納アドレスのデータ値ということになる。
【0005】通常は、上述した方法にてコピー枚数及
び、コピー枚数と同じ管理方法を取っている消耗品など
は管理されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−45084号公報に記載の技術は、携帯電話という
用途におけるデータの値が任意の場合についての発明で
あり、この場合には、データ書き込みアドレスと同数の
データの書き込み回数カウント用アドレスが必要にな
り、実際に使用できる使用領域は全体の領域の約1/2
のアドレス空間となってしまう。
【0007】しかし、実際に複写機等において使用され
る不揮発性メモリの用途は、コピー枚数のカウント及び
消耗品の使用回数などであるが、これらの場合には、上
述したようにデータ=書き込み回数となるので、データ
の書き込み回数を管理するレジスタは不要である。
【0008】しかしながら、ポインタが何らかの理由で
壊れてしまった場合、カウントデータを格納しているア
ドレスが分からなくなってしまい、複写機は動作不能に
陥ってしまうという可能性がある、という問題がある。
【0009】また、近年リサイクル等が盛んになってき
ており、不揮発性メモリについても同様に、リサイクル
が推奨されるようになってきている。しかしながら、不
揮発性メモリをリサイクルするにあたり、不揮発性メモ
リの書き込み制限回数によってはリサイクルしてもすぐ
に寿命となってしまい、不揮発性メモリが使用できなく
なってしまう、という問題がある。
【0010】本発明は、上記事実を考慮して、不揮発性
メモリを効率的に利用することができる不揮発性メモリ
書込制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、アクセス回数に対応して対
象装置の使用量を管理するためのデータを記録する複数
のデータ格納領域と、現在のアクセス回数を格納したデ
ータ格納領域のアドレスを格納するポインタ領域と、を
備えた不揮発性メモリに、前記アクセス回数を記録する
不揮発性メモリの書込制御方法であって、前記ポインタ
領域に格納されたアドレスのデータ格納領域に記録され
たデータを読み取り、読み取ったデータに基づいて、前
記ポインタ領域に格納されたアドレスを変更することを
特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、不揮発性
メモリは、データ格納領域とポインタ領域を備えてお
り、ポインタ領域には、アクセス回数(例えば、画像形
成装置における画像形成回数)に対応するデータを記録
するデータ格納領域のアドレスを格納し、データ格納領
域には、ポインタ領域に格納されたアドレスにアクセス
回数に対応するデータを記録する。すなわち、不揮発性
メモリに書き込みを行う際には、ポインタ領域を読み出
すことによって、書き込みを行うデータ格納領域のアド
レスを検出することができる。
【0013】このような不揮発性メモリを用いることに
より、対象装置の使用量を管理することができる。例え
ば、画像形成装置では、画像形成回数を計数することが
可能であり、複写機などの画像形成装置では1枚のコピ
ーが終了する毎に不揮発性メモリのデータに+1ずつし
ていくことで、トータルコピー枚数を記憶することが可
能であるが、不揮発性のメモリに記憶されたデータをカ
ウンタとすると、カウンタが1ずつ増えていくので、カ
ウンタ値=データ書き込み回数となり、これを利用する
ことによって、不揮発性メモリの書き込み制限回数を制
御することができる。
【0014】そして、本発明では、ポインタ領域に格納
されたアドレスのデータ格納領域に記録されたデータを
読み取り、読み取ったデータに基づいて、ポインタ領域
に格納されたアドレスを変更するので、ポインタ領域の
アドレスが正しくなかった場合等でも正しいアドレスに
変更することができる。
【0015】従って、何らかの原因でポインタ領域のア
ドレスが書き換わってしまった場合や消失してしまった
場合等に、画像形成装置における画像形成不能等になっ
たりすることを防止することができ、不揮発性メモリを
効率的に利用することができる。
【0016】なお、上述のポインタ領域に格納されたア
ドレスの変更は、例えば画像形成が開始されるとき等の
所定のタイミングで行うことが好ましい。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記データ格納領域に格納されたデー
タを順に読み出し、該データが予め定めた回数制限値よ
りも小さい値のデータを検索し、検索したデータが記録
されたデータ格納領域のアドレスを、前記ポインタ領域
に格納することを特徴としている。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、ポインタ領域に格納されたアド
レスの変更は、データ格納領域に格納されたデータを順
に読み出し、該データが予め定めた回数制限値(例え
ば、データ格納領域のアドレスの書き込み回数制限値)
よりも小さい値のデータを検索し、検索したデータが記
録されたデータ格納領域のアドレスを、ポインタ領域に
格納することによって、行うことができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記ポインタ領域に格納
されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予め
定めた既定値以上である時、前記データ格納領域に格納
されたデータをはじめから順に読み取って、前記変更を
行うことを特徴としている。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、ポインタ領域に格
納されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予
め定めた既定値(例えば、画像形成装置の感光体ドラム
や光走査装置などの寿命等から算出された値や装置自体
の寿命から算出される値)以上である時、言い換えれ
ば、ポインタ領域に格納されたアドレスが正しくない時
に、データ格納領域に記録されたデータを順に読み取
り、読み取ったデータに基づいて、ポインタ領域に格納
されたアドレスを変更するので、ポインタ領域のアドレ
スが正しくなかった場合等でも正しいアドレスに変更す
ることができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記ポインタ領域に格納
されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予め
定めた既定値以下で、且つ前記ポインタ領域に格納され
たアドレスのデータ格納領域に記録されたデータが予め
定めた回数制限値に達していない時、前記データ格納領
域に記録されたデータをはじめから順に読み取って、前
記変更を行うことを特徴としている。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、ポインタ領域に格
納されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予
め定めた既定値(例えば、画像形成装置の感光体ドラム
や光走査装置などの寿命等から算出された値や装置自体
の寿命から算出される値)以下で、且つポインタ領域に
格納されたアドレスのデータ格納領域に記録されたデー
タが予め定めた回数制限値に達していない時、データ格
納領域に格納されたデータをはじめから順に読み取り、
読み取ったデータに基づいて、ポインタ領域に格納され
たアドレスを変更するので、ポインタ領域のアドレスが
正しくなかった場合等でも正しいアドレスに変更するこ
とができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記ポインタ領域に格納
されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予め
定めた既定値以下で、且つ前記ポインタ領域に格納され
たアドレスのデータ格納領域に記録されたデータが予め
定めた回数制限値に達している時、前記データ格納領域
に記録されたデータを、前記ポインタ領域に格納された
アドレスの前記データ格納領域に記録されたデータから
順に読み取って、前記変更を行うことを特徴としてい
る。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、ポインタ領域に格
納されたアドレスが示すデータ格納領域のアドレスが予
め定めた既定値(例えば、画像形成装置の感光体ドラム
や光走査装置などの寿命等から算出された値や装置自体
の寿命から算出される値)以下で、且つポインタ領域に
格納されたアドレスのデータ格納領域に記録されたデー
タが予め定めた回数制限値に達している時、データ格納
領域に格納されたデータをポインタ領域に格納されたア
ドレスのデータ格納領域に記録されたデータから順に読
み取り、読み取ったデータに基づいて、ポインタ領域に
格納されたアドレスを変更するので、ポインタ領域のア
ドレスが正しくなかった場合等でも正しいアドレスに変
更することができる。
【0025】請求項6に記載の発明は、対象装置の使用
量を管理する第1の領域を備えた不揮発性メモリの書込
制御方法において、前記不揮発性メモリの使用履歴を表
すデータを格納する第2の領域を設けると共に、当該不
揮発性メモリを対象装置に設け、当該対象装置の電源投
入の際に、前記第2の領域のデータを読出し、該読出し
たデータに基づいて、使用履歴を更新すると共に、更新
内容に基づき、第1の領域を用いて対象装置の使用量を
管理することを特徴としている。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、不揮発性
メモリの第1の領域には、対象装置(例えば、画像形成
装置の消耗部品等)の使用量を管理するデータを格納
し、該第1の領域に格納されたデータに基づいて、対象
装置の管理を行う。例えば、画像形成装置の消耗部品等
では、画像形成回数を第1の領域に格納することによっ
て、該画像形成回数に基づいて消耗部品の管理を行うこ
とが可能である。
【0027】このような不揮発性メモリに第2の領域を
設け、不揮発性メモリの使用履歴を表すデータを格納す
る。そして、不揮発性メモリを対象装置に設け、対象装
置の電源投入の際に、第2の領域のデータを読出し、読
み出したデータに基づいて、使用履歴を更新すると共
に、更新内容に基づいて第1の領域を用いて対象装置の
使用量を管理する。すなわち、第2の領域の使用履歴を
電源投入の際に更新するので、不揮発性メモリの新品で
あるか現在使用中のものであるか(中古)を把握するこ
とができると共に、第2の領域に不揮発性メモリのリサ
イクル回数の記憶が可能となり、不揮発性メモリを効率
的に利用することができる。
【0028】例えば、第2の領域を所定数のアドレスに
より構成し、該アドレスに所定の使用履歴(例えば、不
揮発性メモリのリサイクル回数や不揮発性メモリが設け
られた消耗品ユニットの情報(消耗品ユニットが新品で
あるか否か等))を表すデータ格納し、消耗品ユニット
が設けられた装置の電源投入と共に、第2の領域のデー
タを読み出し、読み出したデータが、不揮発性メモリが
新品であることを表す状態である時、使用履歴を更新
(例えば、第2の領域を所定の状態に初期化する)。こ
れによって、不揮発性メモリが現在使用中(継続使用を
含む)の状態となり、不揮発性メモリの使用(リサイク
ル)回数を第2の領域に書き込む。すなわち、不揮発性
メモリが新品であるか、現在継続使用中のものであるか
を把握することができると共に、不揮発性メモリのリサ
イクル回数の記憶が可能となる。また、読み出したデー
タが、不揮発性メモリが中古(リサイクル品)であるこ
とを表す状態である時には、不揮発性メモリの使用回数
を第2の領域に書き換える(更新する)。すなわち、不
揮発性メモリの使用履歴検出領域のデータから不揮発性
メモリのリサイクル回数を把握することができ、不揮発
性メモリを効率的に利用することができる。
【0029】また、請求項7に記載の発明のように、第
2の領域における所定数のアドレスに格納されたデータ
の組合せにより、前記不揮発性メモリの新品、中古、又
は現在継続使用、並びに、前記対象装置(消耗品ユニッ
ト)の新品又は現在継続使用を表すようにしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態は、画
像形成装置に本発明を適用したものである。
【0031】図2には、本発明の実施の形態に係る画像
形成装置10のシステムの概略構成が示されている。図
2において、画像形成装置10は、原稿から画像情報を
読み取る原稿読取装置12と、原稿を複写する際に設定
情報を入力し表示する、又は印刷状態を表示する操作・
表示部14と、原稿読取装置12より読み取った画像情
報又は外部機器インターフェイス16を介して入力され
た画像情報に基づき記録媒体上に画像を記録する印字部
18と、印刷ジョブ又は複写ジョブのジョブ情報が登録
及び更新される不揮発性メモリ20と、外部機器(例え
ば、ホストコンピュータ)22と接続された外部機器2
2とのインターフェースを行う外部機器インターフェイ
ス16と、制御部24とを有している。
【0032】また、制御部24は、CPU26と、画像
情報をページ単位で蓄積するページメモリ28と、制御
部24で受け渡しされる制御情報が格納される内部メモ
リ30から構成されている。
【0033】原稿読取装置12、操作・表示部12、印
字部18、不揮発性メモリ20、外部機器インターフェ
イス16、CPU26、ページメモリ28及び内部メモ
リ30はバス34を介して相互に接続されている。ま
た、バス34は、後述するプロセスカートリッジに設け
られた不揮発性メモリ32が接続される構成となってい
る。
【0034】このように構成された画像形成装置10は
原稿読取装置12により読み取られる原稿の画像を複写
し、また外部機器22から送出される画像情報に基づく
画像を記録媒体に印刷することができるようになってい
る。原稿の複写を行う場合には操作・表示部14により
所定の設定が行われ、複写動作の指示が行われると、C
PU26の制御下に原稿読取装置12で原稿から読み取
った画像情報をページメモリ28に蓄積しつつその蓄積
された画像情報が印字部18に転送され、印字部18に
より印字出力されることにより複写が行われる。
【0035】また、外部機器22から外部機器インター
フェイス16を介して印刷指示が出された場合には外部
機器22から1ページ分の画像情報を受信し、ページメ
モリ28に画像情報の蓄積が完了すると、印字部18に
画像情報が転送され、印字部18で印字出力されること
により外部機器22から送出された画像情報が示す画像
の印刷が行われる。複数枚の原稿の複写又は印刷が指示
された場合には、複写又は印刷のいずれの場合にもペー
ジメモリ28から指定枚数分の画像情報を繰り返し印字
部18に転送することにより実現する。
【0036】続いて、上述の印字部18の構成について
説明する。図3は、後述するプロセスカートリッジ36
が印字部18の所定位置に装着された状態を示してい
る。プロセスカートリッジ36には、感光体ドラム36
Aと、感光体ドラム36Aの外周面にを帯電させる帯電
ロール36Bと、感光体ドラム36Aの外周面にトナー
を付着させる現像ロール36Cと、が内蔵されており、
感光体ドラム36Aの外周面に接するように帯電ロール
36B及び現像ロール36Cが配置されている。また、
トナーを感光体ドラム36Aの表面から図示しない記録
用紙へ転写する転写ロール36Dが、図3のプロセスカ
ートリッジ36の装着状態で感光体ドラム36Aの外周
面に接するように配置されており、この転写ロール36
Dの隣には、接地され上記記録用紙の電荷を除去するた
めのデタックソウ38が配置されている。
【0037】上記感光体ドラム36Aは、図3矢印Q方
向に回転し、その外周面は帯電ロール36Bに帯電され
た後、図示しないレーザ光走査装置からの画像に応じた
レーザ光によって走査される。この走査により感光体ド
ラム36Aの外周面に静電潜像が形成され、この静電潜
像は現像ロール36Cによって顕像化される。顕在化さ
れた画像は、感光体ドラム36Aと転写ロール36Dと
の間を搬送される記録用紙上に転写ロール36Dによっ
て転写される。
【0038】また、画像形成装置10には、帯電ロール
36Bに帯電用の電圧を印加する帯電電源40と、転写
ロール36Dに転写用の電圧を印加する転写電源42
と、が設けられており、これら帯電電源40及び転写電
源42の各々の印加動作はマイクロコンピュータ(マイ
コン)を含む制御部24によって制御される。なお、マ
イコンはデジタル−アナログ(D/A)変換器44、ア
ナログ−デジタル変(A/D)換器46、及び上述のC
PU26を含んで構成されている。
【0039】例えば、マイコンにより制御される転写ロ
ール36Dに転写用の電圧を印加する場合、印加すべき
電圧に応じたデジタル信号がCPU26から出力され、
デジタル−アナログ変換器44でアナログ信号に変換さ
れた後、転写電源42に入力される。転写電源42はこ
のアナログ信号に応じた転写用の電圧を転写ロール36
Dに印加する。
【0040】また、転写電源42には、転写電源42が
電圧を転写ロール36Dに印加した時に転写ロール36
D、感光体ドラム36Aを通して流れた電流を検知する
電流検知回路48が電気的に接続されており、電流検知
回路48による検知信号はアナログ−デジタル変換器4
6を介してCPU26に入力される。
【0041】CPU26には、図3矢印P方向に開閉す
るトップカバー50の開閉状態を検知するインターロッ
クスイッチ52又は両面コピーの実行時の紙詰まり除去
等のために開閉されるデュプレックスユニット(Duplex
Unit)カバースイッチ54からの開閉検知情報が入力
される。また、CPU26には、キーボード、ディスプ
レイ等で構成された上述の操作・表示部14が接続され
ている。
【0042】更に、CPU26は画像形成装置10でプ
リントされたプリント枚数の累計値をカウントする機能
を有しており、その累計値はメモリチップで構成された
上述の不揮発性メモリ20に記憶される。なお、不揮発
性メモリ20は、本発明のデータ格納領域に相当する実
使用領域と後述するポインタ領域により構成されてい
る。
【0043】プリント枚数の累計値は、1枚のプリント
が終了する毎に不揮発性メモリ20のデータに+1ずつ
していくことで、トータルプリント枚数を記録するよう
になっている。この場合には、カウンタが1つずつ増え
ていくのでカウンタ値=データ書き込み回数(アクセス
回数)となり、これを利用することによって、不揮発性
メモリ20の書き込み制限回数を制御している。
【0044】また、不揮発性メモリ20の1つのデータ
格納アドレスが書き込み制限回数に達したら、次のデー
タ格納アドレスに移行しなければならないため、ポイン
タ領域と呼ばれる現在使用しているアドレスを管理する
アドレスが設けられており、これにより、例えば書き込
み制限回数が10万回の不揮発性メモリであるとする
と、ある実使用領域のデータ格納アドレスが10万にな
ったら、ポインタ領域に+1することによりデータ格納
アドレスが次のアドレスへ移行し、再び1から書き込み
が開始される。従って、累計プリント枚数はポインタ領
域のデータ×10万+現在使用しているデータ格納アド
レスのデータ値ということになる。
【0045】ところで、上述のポインタが何らかの原因
でデータ消失してしまったり、全く別の値に変わってし
まうと、画像形成装置10が動作しなくなったり、部品
を交換を示唆する表示等が操作・表示部12に表示され
ることがある。そこで、本実施の形態に係る画像形成装
置10では、アドレスチェック機能が備えられている。
【0046】また、本実施の形態に係る画像形成装置1
0では、感光体ドラム36Aやカートリッジ等のような
消耗部品にも不揮発性メモリ32が設けられており、シ
リアルナンバー、使用回数等のデータを記憶するために
用いられている。そして、これらが消耗部品の寿命管理
に使用され、使用回数等が上限値であった場合には、部
品交換を示唆する表示を操作・表示部12で行うように
構成されていると共に、部品交換するまでは動作しない
ように構成されている。なお、本実施の形態では、上記
消耗部品として、上述したプロセスカートリッジ36に
設けられているものとする。
【0047】続いて、プロセスカートリッジ36に設け
られた不揮発性メモリ32のメモリ内部構成について説
明する。
【0048】消耗部品に設けられた不揮発性メモリ32
は、図4に示すように、上述の不揮発性メモリ20と同
様にポインタ領域56及び本発明の第1の領域に相当す
る実使用領域58を備えている。更に、該不揮発性メモ
リ32には、本発明の第2の領域に相当する使用履歴検
出領域60が設けられている。使用履歴検出領域60
は、予め決められた方法により設定されており、その値
により次のように分類される。
【0049】不揮発性メモリ32とプロセスカートリ
ッジ36が新品 不揮発性メモリ32は以前使用されており(リサイク
ル品)、プロセスカートリッジ36は新品 不揮発性メモリ32もプロセスカートリッジ36も現
在継続使用 上記分類の判断は、図4に示す使用履歴検出領域60の
所定のアドレス(複数のアドレスでも1つのアドレスで
もよい)を予め定められた値とすることにより、分類が
可能である。
【0050】また、使用履歴検出領域60は、例えば、
プロセスカートリッジ36が寿命となる所定の画像形成
回数に達した場合には、予め定められたアドレスのデー
タが+1されて、再度不揮発性メモリ32をリサイクル
した場合に、不揮発性メモリ32の使用回数が判断でき
るようになっている。
【0051】続いて、上述のように構成された画像形成
装置10の作用として、アドレスチェック機能について
図1のフローチャートを参照して説明する。
【0052】画像形成装置10の図示しない電源スイッ
チが操作されて電源が投入されると、ステップ100
で、不揮発性メモリ20のポインタ領域のデータ(ポイ
ンタアドレス)が読み出される。そして、ステップ10
2へ移行して、読み出されたポインタアドレスが既定値
(感光体ドラム、光走査装置や画像形成装置に用いられ
る消耗部品等の寿命から予め算出される値)より大きい
か否か判定される。判定が肯定された場合には、ステッ
プ104へ移行して、実使用領域のはじめのアドレス
(N)データを読み出される。
【0053】ステップ106では、読み出されたアドレ
スデータが書き込み回数制限値であるか否か判定され
る。すなわち、現在読み出されている実使用領域のブロ
ック(アドレス)が使用済みか否か判定される。該判定
が否定された場合には、ステップ108へ移行して、不
揮発性メモリ20のポインタアドレスの値を現在のブロ
ック(実使用領域のアドレス)を示すように修正してリ
ターンされる。すなわち、現在読み出されているブロッ
クが書き込み回数制限値に達していないので、現在読み
出されているブロックが使用中のブロックであり、ポイ
ンタが示すアドレスを修正することによって、アドレス
チェックが終了される。
【0054】また、ステップ106の判定が肯定された
場合には、ステップ110へ移行して、現在読み出され
ているブロック(実使用領域のアドレス)に+1されて
ステップ112へ移行する。ステップ112では、n=
m、すなわち、現在読み出されているブロックnが不揮
発性メモリ20のブロック数(m:上述の既定値)であ
るか否か判定される。判定が否定された場合には、上述
のステップ104へ移行し、続く実使用領域のアドレス
におけるアドレスデータが読み出される。すなわち、ス
テップ106の判定が否定されるかステップ112の判
定が肯定されるまで、上述のステップ104〜ステップ
112が繰り返される。
【0055】ステップ112の判定が肯定された場合に
は、ステップ114へ移行する。すなわち、全ての実使
用領域のアドレスチェックが終了し、全アドレスが書き
込み制限回数に達しているので、不揮発性メモリ20が
寿命となる。従って、ステップ114では、操作・表示
部12に不揮発性メモリ20が寿命であることを示すメ
ッセージを表示し、画像形成装置10の動作を停止さ
せ、一連のアドレスチェック機能の処理がリターンされ
る。
【0056】一方、ステップ102の判定が否定された
場合には、ステップ116へ移行して、ポインタアドレ
スの示す実使用領域のデータ(アドレスデータ)が読み
出される。
【0057】そして、ステップ118では、読み出され
たアドレスデータが書き込み回数制限値か否か判定され
る。すなわち、現在読み出されている実使用領域のブロ
ック(アドレス)が使用済みか否か判定される。該判定
が肯定された場合には、ステップ120へ移行して、次
の実使用領域のアドレスにおけるアドレスデータが読み
出され、ステップ122へ移行する。
【0058】ステップ122では、ステップ118と同
様に、ステップ120で読み出されたアドレスデータが
書き込み回数制限値か否か判定される。判定が肯定され
た場合には、上述のステップ120へ戻り、更に次のア
ドレスデータが読み出され、該アドレスデータについて
も書き込み回数制限値か否か判定される。すなわち、ポ
インタアドレスの示す実使用領域のアドレス以降のアド
レスデータについて、書き込み回数制限値に達していな
いアドレスを検出するまで、ステップ120、122が
繰り返されてアドレスチェックが行われる。
【0059】そして、ステップ122の判定が否定され
た場合には、書き込み回数制限値に達していないアドレ
スであるので、ステップ124で不揮発性メモリ20の
ポインタアドレスをこの書き込み回数制限値に達してい
ないアドレスに修正し、アドレスチェック機能の処理が
リターンされる。
【0060】また、ステップ118の判定が否定された
場合には、図5のフローチャートのステップ126へ移
行する。
【0061】ステップ126では、上述のステップ10
4と同様に、実使用領域のはじめのアドレス(N)デー
タが読み出され、ステップ128で読み出されたアドレ
スデータが書き込み回数制限値であるか否か判定され、
該判定が肯定された場合には、ステップ130へ移行し
て、現在読み出されているブロック(実使用領域のアド
レス)に+1されて上述のステップ126へ戻り、次の
アドレスデータが読み出される。すなわち、ステップ1
28の判定が否定されるまで、言い換えると書き込み回
数制限値に達していないアドレスが検出されるまで、上
述のステップ120〜130が繰り返されてアドレスチ
ェックが行われる。
【0062】ここで、ステップ128の判定が否定され
た場合には、ステップ132へ移行して、書き込み回数
制限値に達していないアドレスがポインタアドレスと同
一か否か判定される。該判定が肯定された場合には、ポ
インタ領域のデータ(ポインタアドレス)が正しいの
で、一連のアドレスチェック機能の処理がリターンされ
る。
【0063】また、ステップ132の判定が否定された
場合には、ステップ134へ移行する。ステップ134
では、ポインタ領域が何らかの原因で書き換わってしま
っているので、書き込み回数制限値に達していないアド
レスを不揮発性メモリ20のポインタ領域のデータとし
て修正し、一連のアドレスチェック機能の処理がリター
ンされる。
【0064】このように、電源投入毎に不揮発性メモリ
20のアドレスチェックを行うことにより、ポインタ領
域のデータが何らかの原因で消失してしまったり、全く
別の値になってしまってもポインタ領域のデータを修正
することができ、不揮発性メモリ20の領域を効率的に
使用することできる。従って、ポインタ領域のデータが
何らかの原因で消失してしまったり、全く別の値になっ
てしまうことにより、画像形成装置10が動作しなくな
ることを防止することができる。
【0065】続いて、上述のプロセスカートリッジ36
に設けられた不揮発性メモリ32の作用について図6の
フローチャートを参照して説明する。
【0066】画像形成装置10の電源が投入されると、
はじめに、ステップ200でプロセスカートリッジ36
に設けれた不揮発性メモリ32の使用履歴検出領域60
の読み出しが行われる。
【0067】次にステップ202では、ステップ200
で読み出した使用履歴検出領域60のデータに基づい
て、不揮発性メモリ32とプロセスカートリッジ36が
共に新品か否か判定される。該判定は、上述したよう
に、使用履歴検出領域60のアドレスが予め定められた
双方が新品であることを示すデータであるか否かを判定
することによって行われる。
【0068】ステップ202の判定が肯定された場合に
は、不揮発性メモリ32及びプロセスカートリッジ36
が共に新品であると判断し、ステップ204へ移行す
る。ステップ204では、使用履歴検出領域を予め定め
られた所定の状態(上述したを示す状態)に初期化し
てステップ206へ移行する。
【0069】ステップ206では、不揮発性メモリ32
の実使用領域58において最初のデータ格納アドレスか
らカウントの書き込みが開始されて一連の処理が終了さ
れる。
【0070】また、ステップ202の判定が否定された
場合には、ステップ208へ移行して、ステップ200
で読み出した使用履歴検出領域60のデータに基づい
て、プロセスカートリッジ36のみ新品か否か判定され
る。該判定は、ステップ202の判定と同様に、、使用
履歴検出領域60のアドレスが予め定められたプロセス
カートリッジ36のみ新品であることを示すデータであ
るか否か判定することによって行われる。
【0071】ステップ208の判定が肯定された場合に
は、プロセスカートリッジ36のみ新品であると判断
し、ステップ210へ移行する。ステップ210では、
不揮発性メモリ32のポインタ領域56の読み出しが行
われてステップ212へ移行し、ステップ212でポイ
ンタ領域56の示すアドレスにおいて、前回使用してい
た最後のアドレスに+1してからカウントの書き込みが
開始され、一連の処理が終了される。
【0072】一方、ステップ208の判定が否定された
場合には、本実施の形態では、不揮発性メモリ32及び
プロセスカートリッジ36が現在継続使用であると判断
され、ステップ214へ移行する。
【0073】ステップ214では、不揮発性メモリ32
のポインタ領域56の読み出しが行われ、ステップ21
6へ移行する。ステップ216では、ポインタの示す実
使用領域58のデータ格納アドレスからカウントの書き
込みが開始され、一連の処理が終了される。
【0074】以上説明したように、不揮発性メモリ32
に不揮発性メモリ32の使用履歴を記憶しておくことに
よって、不揮発性メモリ32をリサイクルする際に、不
揮発性メモリ32の使用限界近くまで使用することがで
き、不揮発性メモリ32を効率的に使用することができ
る。
【0075】なお、上記の実施の形態では、不揮発性メ
モリを画像形成装置10の累計等のカウンタ、或いは消
耗部品であるプロセスカートリッジ等に用いた例を説明
したが、これに限るものではなく、例えば、感光体ドラ
ム36A単体、光操作装置や画像読取装置等に用いるよ
うにしてもよい。
【0076】また、本実施の形態では、不揮発性メモリ
20、32を備える構成としたが、何れか一方を備える
画像形装置としてもよいし、不揮発性メモリ20のアド
レスチェック機能を不揮発性メモリ32に備えるように
してもよい。
【0077】更に、上記の実施の形態では、使用履歴検
出領域に格納されたデータに基づいて、プロセスカート
リッジ36が新品か否かを判定できる構成としたが、プ
ロセスカートリッジ36の新品か否かの判定は、図7に
示すように、ヒューズ62を設けることによって判定可
能である。この場合には、プロセスカートリッジ36が
新品の状態では、ヒューズ62が切れていない状態とな
っており、画像形成装置10の電源投入と共に、ヒュー
ズの状態を検出し、その後ヒューズを溶断するようにす
れば、プロセスカートリッジ36が新品か否か判断する
ことができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ格納領域に格納されたデータを読み取り、読み取っ
たデータに基づいて、ポインタ領域に格納されたアドレ
スを変更することにより、画像形成装置の動作不能等を
引き起こすことなく、不揮発性メモリを効率的に利用す
ることができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリの
アドレスチェック機能を説明するためのフローチャート
である。
【図2】 本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成
を示す図である。
【図3】 印字部の構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジに設けられた不揮発性メモリの内部構成を示す図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態に係る不揮発性メモリの
アドレスチェック機能を説明するためのフローチャート
である。
【図6】 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジに設けられた不揮発性メモリの作用を説明するため
のフローチャートである。
【図7】 プロセスカートリッジが新品か否かを判定す
るその他の方法を示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 20、32 不揮発性メモリ 56 ポインタ領域 58 実使用領域 60 使用履歴検出領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセス回数に対応して対象装置の使用
    量を管理するためのデータを記録する複数のデータ格納
    領域と、現在のアクセス回数を格納したデータ格納領域
    のアドレスを格納するポインタ領域と、を備えた不揮発
    性メモリに、前記アクセス回数を記録する不揮発性メモ
    リの書込制御方法であって、 前記ポインタ領域に格納されたアドレスのデータ格納領
    域に記録されたデータを読み取り、 読み取ったデータに基づいて、前記ポインタ領域に格納
    されたアドレスを変更することを特徴とする不揮発性メ
    モリの書込制御方法。
  2. 【請求項2】 前記データ格納領域に格納されたデータ
    を順に読み出し、該データが予め定めた回数制限値より
    も小さい値のデータを検索し、検索したデータが記録さ
    れたデータ格納領域のアドレスを、前記ポインタ領域に
    格納することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メ
    モリの書込制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ポインタ領域に格納されたアドレス
    が示すデータ格納領域のアドレスが予め定めた既定値以
    上である時、前記データ格納領域に格納されたデータを
    はじめから順に読み取って、前記変更を行うことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の不揮発性メモリの
    書込制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ポインタ領域に格納されたアドレス
    が示すデータ格納領域のアドレスが予め定めた既定値以
    下で、且つ前記ポインタ領域に格納されたアドレスのデ
    ータ格納領域に記録されたデータが予め定めた回数制限
    値に達していない時、前記データ格納領域に記録された
    データをはじめから順に読み取って、前記変更を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の不揮発性
    メモリの書込制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ポインタ領域に格納されたアドレス
    が示すデータ格納領域のアドレスが予め定めた既定値以
    下で、且つ前記ポインタ領域に格納されたアドレスのデ
    ータ格納領域に記録されたデータが予め定めた回数制限
    値に達している時、前記データ格納領域に記録されたデ
    ータを、前記ポインタ領域に格納されたアドレスの前記
    データ格納領域に記録されたデータから順に読み取っ
    て、前記変更を行うことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の不揮発性メモリの書込制御方法。
  6. 【請求項6】 対象装置の使用量を管理する第1の領域
    を備えた不揮発性メモリの書込制御方法において、前記
    不揮発性メモリの使用履歴を表すデータを格納する第2
    の領域を設けると共に、当該不揮発性メモリを対象装置
    に設け、当該対象装置の電源投入の際に、前記第2の領
    域のデータを読出し、該読出したデータに基づいて、使
    用履歴を更新すると共に、更新内容に基づき、第1の領
    域を用いて対象装置の使用量を管理することを特徴とす
    る不揮発性メモリの書込制御方法。
  7. 【請求項7】 前記使用履歴は、前記第2の領域におけ
    る所定数のアドレスに格納されたデータの組合せによ
    り、前記不揮発性メモリの新品、中古、又は現在継続使
    用、並びに、前記対象装置の新品又は現在継続使用が表
    されることを特徴とする請求項6に記載の不揮発性メモ
    リの書込制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009205A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および画像形成装置用のカートリッジ
US7505698B2 (en) 2005-02-21 2009-03-17 Ricoh Company, Ltd. Image formation device and cartridge which uses verification data stored in a memory of the cartridge
JP2015020315A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2015219853A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び制御方法並びに制御プログラム
JP2016157229A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 キヤノン株式会社 メモリのデータ処理を行なうデータ処理装置、データ処理方法、及びプログラム

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