JP2002286075A - ホースブラケットの取付装置 - Google Patents

ホースブラケットの取付装置

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JP2002286075A
JP2002286075A JP2001086872A JP2001086872A JP2002286075A JP 2002286075 A JP2002286075 A JP 2002286075A JP 2001086872 A JP2001086872 A JP 2001086872A JP 2001086872 A JP2001086872 A JP 2001086872A JP 2002286075 A JP2002286075 A JP 2002286075A
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JP
Japan
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bracket
hose
extension
hose bracket
extension bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001086872A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sawanishi
利幸 澤西
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホースブラケットの位置ずれを防止し、延長
ブラケットやばねシートと干渉せず、溶接による結合も
不必要な油圧緩衝器におけるホースブラケットの取付装
置を提供すること。 【解決手段】 アウターシェル1の基端部外周に円筒状
の延長ブラケット3を上下移動自在に挿入して長さ調整
自在な油圧緩衝器Aを構成し、当該油圧緩衝器Aにホー
ス取付け用のホースブラケット8を取付けるホースブラ
ケット8の取付装置に於て、延長ブラケット3の外周に
筒体4を挿入し、当該筒体4の任意の位置を延長ブラケ
ット3に対してロールカシメ5によって固定し、筒体4
の外面にホースブラケット8の基端を溶接で固着させた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用制動ブレー
キに油圧を供給するホースを支持するホースブラケット
の取付装置に関し、特にホースブラケットをサスペンシ
ョンとして使用する油圧緩衝器の任意の位置に取付ける
際に適用する油圧緩衝器におけるホースブラケットの取
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両には車輪制動用
のブレーキが設けられ、このブレーキにはホースを介し
て油圧が供給されて油圧による制動が行なわれている。
この場合、油圧源とブレーキとの間に介在するホースが
長いことから、このホースがぶらぶらしたり、他の機具
と干渉するのを防止するために、このホースの途中を支
持するホースブラケットを使用している。このホースブ
ラケットは一般にブレーキに近いサスペンションとして
の油圧緩衝器の所定の位置に取付けている。
【0003】他方、油圧緩衝器としてはアウターシェル
の基端部外周に円筒状の延長ブラケットを上下移動自在
に挿入してサスペンション全体の長さを車体と車軸との
間の寸法に合せて長さを調整するタイプのものが開発さ
れている。
【0004】このタイプの油圧緩衝器にホースブラケッ
トを取付ける場合にはバンド等の取付部材を介してアウ
ターシェルの外周に取付けているのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アウターシェルの外周
にバンド等を介してホースブラケットを取付ける場合に
は次のような不具合が発生する。
【0006】第1に、長期間の使用中にバンドが弛むと
ホースバンドが下降してしまい、ホースブラケットとブ
レーキとの間のホースがたるみ、他の機器と干渉し、破
損する場合がある。そのため、バンドが弛るまないよう
にする工夫が必要となり、構造が複雑でコストアップと
なる。
【0007】第2に、アウターシェルの外周にホースブ
ラケットが装着されていると、アウターシェルの下方に
挿入した延長ブラケットの上昇時にこれと干渉するおそ
れがあり、同じくアウターシェルの外周に上下移動自在
に螺合した懸架スプリング支持用のばねシートを下降さ
せた時このばねシートと干渉するおそれがある。
【0008】そこで、上記アウターシェルにホースブラ
ケットを取付ける場合の不具合を解消するために延長ブ
ラケットにホースブラケットを取付ける場合もある。こ
の場合にホースブラケットを延長ブラケットに溶接で結
合すると延長ブラケットに溶接歪みが発生し、延長ブラ
ケットの摺動性を損なうおそれがある。
【0009】更に最近延長ブラケットをアルミニューム
合金で成形した場合には逆に溶接でホースブラケットを
結合できなくなる不具合も発生する。
【0010】そこで、本発明の目的は、ホースブラケッ
トの位置ずれを防止し、延長ブラケットやばねシートと
干渉せず、溶接による結合も不必要な油圧緩衝器におけ
るホースブラケットの取付装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、アウターシェルの基端部外周に円
筒状の延長ブラケットを上下移動自在に挿入して長さ調
整自在な油圧緩衝器を構成し、当該油圧緩衝器にホース
取付け用のホースブラケットを取付けるホースブラケッ
トの取付装置に於て、延長ブラケット外周に筒体を挿入
し、当該筒体の任意の位置を延長ブラケットに対してロ
ールカシメによって固定し、筒体の外面にホースブラケ
ットの基端を溶接で固着させたことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
もとづいて説明する。
【0013】このホースブラケットの取付装置は図1に
示すように、アウターシェル1の基端部外周に円筒状の
延長ブラケット3を上下移動自在に挿入して長さ調整自
在な油圧緩衝器Aを構成し、当該油圧緩衝器Aにホース
取付け用のホースブラケット8を取付けるものである。
そして延長ブラケット3の外周に筒体4を挿入し、当該
筒体4の任意の位置、例えば下端部を延長ブラケット3
に対してロールカシメ5によって固定し、筒体4の外面
にホースブラケット8の基端を溶接で固着させている。
【0014】ホースブラケット8を取付ける油圧緩衝器
Aはシリンダ外側のアウターシェル1と、アウターシェ
ル1の基端部外周に上下移動自在に螺合した円筒状の延
長ブラケット3とを有し、シリンダ内に移動自在に挿入
したピストンロッド10は取付部11を介して自動車等
の車体側に結合され、延長ブラケット3の基端部3aは
車軸側に結合されている。車両の車体と車軸との間の長
さは車種によって異なることから、延長ブラケット3の
アウターシェル1に対する取付位置を上下に調整するこ
とにより全体の長さ調整して車体と車軸との間の長さに
対応させている。
【0015】アウターシェル1の外周には雄ねじ12が
刻設され、この雄ねじ12を介してアウターシェル1の
外周にばねシート13とナット14とが螺着され、ばね
シート13と取付部11との間に懸架スプリング15が
介装されている。
【0016】延長ブラケット3の内周側には雌ねじが刻
設され、この雌ねじを雄ねじ12に噛合させることによ
り延長ブラケット3を上下方向に任意の位置まで移動さ
せ、所定位置でロックナット5によって締結させるよう
になっている。
【0017】筒体4は図2,図3に示すように、円筒部
本体4aと、本体4aの下端に形成した二段の小径部4
bとで構成されている。
【0018】ホースブラケット8は半円状の支持片6
と、支持片6に連設したホース支持部7とからなり、支
持片6には複数の孔9が形成されている。ホース支持部
7はくぼみ7aと孔7bとを有し、ホースを直接取付け
ても良いが、ホース側に設けているブラケットを介して
ホースをこの支持部7に保持させても良い。
【0019】ホースブラケットは、図示のようにあらか
じめ支持片6を介して筒体4の外面に溶接しているが、
筒体4をアウターシェル1に定着した後に溶接させても
良い。
【0020】筒体4は延長ブラケット3をあらかじめア
ウターシェル1に挿入して所定位置でロックナット5を
介して定着させた後に、この延長でブラケット3の下部
から挿入し、次いで小径部4bをロールカシメさせてア
ウターシェル1の外周に固定される。
【0021】アウターシェル1の外周に環状溝や段部を
形成しておき、これらの環状溝又は段部に対して小径部
4bをロールカシメ5によってカシメると、この小径部
4bが喰い込み、より強固に締結できる。筒体4は本体
4aの任意の位置をロールカシメしても使用可能であ
る。
【0022】筒体4にホースブラケット8をあらかじめ
溶接している場合には筒体4を回動してホースブラケッ
ト8の向きを所定位置に設定した後にロールカシメを行
なう。ロールカシメ後にホースブラケット8を溶接する
場合にはホースブラケット8自体を所定位置に位置合せ
するものである。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0024】(1) 請求項1の発明によれば、ホースブラ
ケットが筒体を介して延長ブラケットの外周に結合され
ているから、アウターシェルの外周に挿入したばねシー
トや延長ブラケットの上端と干渉するのが防止される。
【0025】(2) 同じく延長ブラケットに筒体をロール
カシメで固定し、溶接で取付けるものではないので、延
長ブラケットが溶接に適しないアルミニューム等の材料
で成形されていてもホースブラケットの取付けが可能と
なる。
【0026】(3) 同じく筒体がロールカシメされている
から筒体が上下方向に動くのが規制され、これによって
ホースブラケットが動かず、これに取付けたホースが緊
張したり、弛むのが防止される。
【0027】(4) 同じく筒体とアウターシェルに挿入
し、この筒体をロールカシメするだけであるから取付作
業が簡単でスピーディに行なえ、しかも部材の交換も簡
単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るホースブラケット
の取付装置を組付けた油圧緩衝器の正面図である。
【図2】筒体とホースブラケットの正面図である。
【図3】図2の横断平面図である。
【符号の説明】
A 油圧緩衝器 1 アウターシェル 3 延長ブラケット 4 筒体 5 ロールカシメ 8 ホースブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターシェルの基端部外周に円筒状の
    延長ブラケットを上下移動自在に挿入して長さ調整自在
    な油圧緩衝器を構成し、当該油圧緩衝器にホース取付け
    用のホースブラケットを取付けるホースブラケットの取
    付装置に於て、延長ブラケットの外周に筒体を挿入し、
    当該筒体の任意の位置を延長ブラケットに対してロール
    カシメによって固定し、筒体の外面にホースブラケット
    の基端を溶接で固着させたことを特徴とするホースブラ
    ケットの取付装置。
JP2001086872A 2001-03-26 2001-03-26 ホースブラケットの取付装置 Pending JP2002286075A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08219222A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Showa:Kk ベースバルブの固定構造
JPH1071986A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Kayaba Ind Co Ltd フロントフォーク
JP2000304082A (ja) * 1999-04-22 2000-10-31 Showa Corp 油圧緩衝器

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