JP2002285792A - トンネル掘進機における防水シートの接合装置 - Google Patents

トンネル掘進機における防水シートの接合装置

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JP2002285792A JP2001087382A JP2001087382A JP2002285792A JP 2002285792 A JP2002285792 A JP 2002285792A JP 2001087382 A JP2001087382 A JP 2001087382A JP 2001087382 A JP2001087382 A JP 2001087382A JP 2002285792 A JP2002285792 A JP 2002285792A
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由紀夫 芳賀
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Eiichi Hatayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水シートの周方向に延びる重合部を確実に
且つ効率的に溶着し、その巻立径を容易に規制する。 【解決手段】 既設防水シート1aと新設防水シート1
bとの間に挿入されその重合部25を加熱する加熱接合
端子31と、その加熱接合端子31で加熱された防水シ
ート1の重合部25を径方向外側へ押し付ける押付ロー
ラ32と、テールフレーム4の内周に沿って配置され円
筒状に巻き立てられた防水シート1をその外周から覆う
防水シート受けフレーム6と、加熱接合端子31及び押
付ローラ32を備えた溶着装置33をトンネル掘進機3
の周方向に移動させる周方向移動手段34と、溶着装置
33をトンネル掘進機3の径方向に移動させる径方向移
動手段35とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘進機で
組み立てられるセグメントの外周面に敷設すべくトンネ
ル掘進機内で巻き立てられた既設防水シートと新設防水
シートとの周方向に延びる重合部を接合するトンネル掘
進機における防水シートの接合装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘進機は、トンネル内に組み立
てられたセグメントにシールドジャッキを介して反力を
得て、その先端に設けられたカッタで切羽を切削しなが
ら掘進するようになっている。
【0003】一般に、セグメントは円筒状に組み立てら
れている。セグメントは、軸方向及び周方向に所定の寸
法で分割されており、各セグメントを接合することによ
って円筒状となっている。
【0004】よって、組み立てられたセグメント間に
は、継目ができ、地下水が浸入することとなるため、セ
グメント間に止水シールを設けて止水するようになって
いる。しかしながら、実際のところは、施工精度によっ
て、目開きや目違い等が発生し漏水が発生してしまうこ
とがある。
【0005】そのため、セグメントの外周側に裏込材を
設けて、シール効果を高めるようにしてはいるが、裏込
材の劣化等により完全な密閉はできず、以後のメンテナ
ンスが大変であった。
【0006】そこで、近年、セグメント外周面全体に防
水シートを巻き立て、セグメントと地盤とを遮断するこ
とで、防水を図る方法が提案されている。
【0007】上述の防水シートの敷設は、以下に示すよ
うな手順で行われる。
【0008】まず、新設する防水シートを既設防水シー
トに接合代分重ねて、テールフレーム等に沿って円筒状
に展張する。そして、巻き立てた新設防水シートを所定
の径に拡径する。新設防水シートの巻立て長さを、既設
防水シートの巻立て長さに合わせると共に、新設防水シ
ートと既設防水シートのラップ代を所定の幅に調整す
る。防水シートの接合部を溶着装置によって熱溶着す
る。
【0009】以上の工程を繰り返し行うことによって、
セグメント組立てとシールド掘進と共に、防水シートが
順次継ぎ足されて、セグメントの外周面に敷設されるこ
ととなる。
【0010】従来、上述の防水シートの接合(溶着)
は、防水シートが重なり合った重合部をその内側より加
熱してローラ等で押圧して行うようになっていた。しか
し、上述の接合では、防水シートが二重になっているた
め、各防水シートが均等に加熱されず、接合の信頼性及
び耐久性に問題があった。
【0011】そこで、特開平8−240098号公報に
示すように、重合部の既設防水シートと新設防水シート
との間に、各防水シートを加熱する接合端子を挿入し
て、その接合端子で加熱された部分を両側から押圧し
て、溶着を行うような接合装置が提案されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
接合装置では、防水シートの加熱された部分を押圧する
のに、防水シートの内側及び外側の両方にローラが設け
られ、重合部を挟持するようになっていた。
【0013】このようにローラで重合部を挟んで押圧す
るため、高速での溶着が困難であり、作業効率が低下し
てしまうといった問題があった。また、防水シートの外
側にローラが設けられているためその位置がトンネル掘
進機のシールドフレームの内周面から大きく離れると共
に、防水シートが空中に浮いた状態での溶着となるた
め、防水シートの巻立径を規制するのが困難であった。
【0014】そこで、本発明は上記問題を解決するため
に案出されたものであって、その目的は、防水シートの
周方向に延びる重合部を確実に且つ効率的に溶着でき、
その巻立径を容易に規制できるトンネル掘進機における
防水シートの接合装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、トンネル掘進機で組み立てられるセグメ
ントの外周面に敷設すべくトンネル掘進機内で巻き立て
られた既設防水シートと新設防水シートとの周方向に延
びる重合部を接合するトンネル掘進機における防水シー
トの接合装置であって、上記既設防水シートと新設防水
シートとの間に挿入されその重合部を加熱する加熱接合
端子と、その加熱接合端子で加熱された防水シートの重
合部を径方向外側へ押し付ける押付ローラと、テールフ
レームの内周に沿って配置され円筒状に巻き立てられた
上記防水シートをその外周から覆う防水シート受けフレ
ームと、上記加熱接合端子及び押付ローラを備えた溶着
装置をトンネル掘進機の周方向に移動させる周方向移動
手段と、上記溶着装置をトンネル掘進機の径方向に移動
させる径方向移動手段とを備えたものである。
【0016】上記構成によれば、加熱接合端子を既設防
水シートと新設防水シートとの間に挿入して、各防水シ
ートをそれぞれ加熱し、その加熱された防水シートを押
圧するので、各防水シートは共に適切な温度に加熱され
重合部は確実に溶着される。また、防水シートを、防水
シート受けフレームを下地として押付ローラを介して押
圧するので、十分な圧力での押圧が行われると共に、高
速での押圧が可能である。さらに、防水シート受けフレ
ームによって、防水シートの巻立径を容易に規制するこ
とができる。
【0017】そして、上記加熱接合端子が、上記既設防
水シートと新設防水シートとの間に挿入されてその内側
から各防水シートを直接加熱すべく断面流線形の板状に
形成されその内部に電熱ヒータを有するものが好まし
い。
【0018】また、上記加熱接合端子の径方向内方位置
に、上記新設防水シートを上記加熱接合端子に当接させ
るための案内ローラが設けられたものが好ましい。
【0019】さらに、上記押付ローラが、その回転軸が
傾斜自在に形成され上記防水シート受けフレームの内周
面に追従して回動するものが好ましい。
【0020】また、上記押付ローラに、その押付ローラ
を上記防水シート上の走行に同期して回転させる同期回
転機構を接続したものが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に係るトンネル掘進機の防水
シートの接合装置の好適な実施の形態を示した断面図、
図2は本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接合
装置の好適な実施の形態を径方向内側より示した平面
図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B
線断面図、図5は本発明に係るトンネル掘進機の防水シ
ートの接合装置を用いた接合の第一工程を示した平面図
及び断面図、図6は本発明に係るトンネル掘進機の防水
シートの接合装置を用いた接合の第二工程を示した平面
図及び断面図、図7は本発明に係るトンネル掘進機の防
水シートの接合装置を用いた接合の第三工程を示した平
面図及び断面図、図8は本発明に係るトンネル掘進機の
防水シートの接合装置を用いた接合の第四工程を示した
平面図及び断面図、図9は防水シートの敷設装置を示し
た概略断面図、図10は図9の一部拡大断面図、図11
は図9のC−C及びD−D線断面図である。
【0023】まず、セグメントの外周面に防水シートを
敷設する敷設装置の全体構成を説明する。
【0024】図9から図11に示すように、防水シート
1の敷設装置2はトンネル掘進機3の後部のテールフレ
ーム4内に配置されており、セグメント5を組み立てる
前に、防水シート1を円筒状に形成しておくものであ
る。
【0025】敷設装置2は、筒状の防水シート受けフレ
ーム6と、支持フレーム7と、新設防水シート固定装置
8と、既設防水シート固定装置9と、巻立装置10及び
接合装置11とによって、その主要部が構成されてい
る。
【0026】防水シート受けフレーム6は、テールフレ
ーム4の内周面に沿って、その内周面から若干の間隔を
あけて配置されると共に、既設防水シート1aと新設防
水シート1bが重なる重合部(接合部)25付近から新
設防水シート1bの切羽側端部まで延出されている。防
水シート受けフレーム6の内径は、組み立てられたセグ
メント5の外径に防水シート1の厚さを足した長さと略
同一となっている。新設される防水シート1bは、この
防水シート受けフレーム6に沿って展張され、固定され
るために、常に同一径で巻き立てることができる。
【0027】支持フレーム7は、ドーナツ状のリングフ
レーム14を介して、防水シート受けフレーム6を内側
から支持するための架台である。この架台は、防水シー
ト1を固定するための反力を受ける構成となっている。
支持フレーム7は、円筒状の補強フレーム15によっ
て、スライド自在に支持されている。この補強フレーム
15は、テールフレーム4の内周面から延びるテールリ
ングフレーム16に連結固定されている。
【0028】テールリングフレーム16には、移動ジャ
ッキ17が連結されている。この移動ジャッキ17の先
端は、支持フレーム7に接続されており、移動ジャッキ
17の伸縮によって、支持フレーム7が、トンネル掘進
機3の軸方向にスライドするようになっている。なお、
補強フレーム15はスライドガイドの役目を備えてお
り、ロッド状のものであってもよい。
【0029】新設防水シート固定装置8は、防水シート
受けフレーム6の内周面に沿って展張した新設防水シー
ト1bを、径方向外側へ押圧するものである。新設防水
シート固定装置8は、支持フレーム7の外面に複数個の
押えジャッキ18が周方向に所定の間隔で設けられてい
る。押えジャッキ18の先端には、防水シート押え板1
9が設けられている。押えジャッキ18の両サイドに
は、押えジャッキ18がローリングするのを防止するロ
ーリング防止ガイド21が設けられている(図11中、
左側に示したC−C線断面図参照)。防水シート押え板
19の押え面には、防水シート1を傷つけないように、
高密度ナイロン等の素材が使用されている。
【0030】押えジャッキ18が伸長することによっ
て、防水シート押え板19が新設防水シート1bを防水
シート受けフレーム6に押し付けて、防水シート1の垂
れや延びを防止する。なお、新設防水シート固定装置8
は、常に防水シート1の均一な巻き立てを確保できるよ
うに、新設防水シート1bのほぼ全範囲を押付け固定で
きるものが好ましい。
【0031】既設防水シート固定装置9は、既設防水シ
ート1aを防水シート受けフレーム6に押し付けて固定
するものである。既設防水シート固定装置9も、新設防
水シート固定装置8と同様に、支持フレーム7の外面
に、全周に渡って所定間隔をあけて複数個設けられてお
り、押えジャッキ22、防水シート押え板23及びロー
リング防止ガイド24から構成されている(図11中、
右側に示したD−D線断面図参照)。
【0032】巻立装置10は、リングフレーム14に取
り付けられた防水シートロール12から新設防水シート
1bを挟持して、防水シート受けフレーム6の内周に沿
って回転して、防水シート1を筒状に敷設するものであ
る。巻立装置10は、電動機等の駆動源にによりピニオ
ンや内歯歯車を介して、回転駆動される旋回リング(図
示せず)に取り付けられている。
【0033】接合装置11は、円周状に形成される新設
防水シート1bと既設防水シート1aとの円周状重合部
25を接合する周方向接合装置26と、新設防水シート
1bの円周方向両端同士がラップする直線状重合部を接
合する軸方向接合装置(図示せず)とから構成されてい
る。
【0034】軸方向接合装置は、直線状重合部を加熱す
る加熱手段と、この加熱手段にて加熱された新設防水シ
ート1bの重合部を押圧する押圧手段とを有する溶着装
置を、直線状重合部に沿って、トンネル掘進機3の軸方
向に移動自在に設けて構成されている。
【0035】ところで、本発明は、図1から図4に示す
ように、防水シート1の周方向の接合を行う接合装置2
6が、既設防水シート1aと新設防水シート1bとの間
に挿入されその重合部25を加熱する加熱接合端子31
と、その加熱接合端子31で加熱された防水シート1の
重合部25を径方向外側へ押し付ける押付ローラ32
と、テールフレーム4の内周に沿って配置され円筒状に
巻き立てられた防水シート1をその外周から覆う防水シ
ート受けフレーム6と、加熱接合端子31及び押付ロー
ラ32を備えた溶着装置33をトンネル掘進機3の周方
向に移動させる周方向移動手段34と、上記溶着装置3
3をトンネル掘進機3の径方向に移動させる径方向移動
手段35とを備えたことを特徴とする。
【0036】周方向接合装置26は、溶着装置33を周
方向に移動させる周方向移動手段34を構成する回転リ
ング36を有している。回転リング36は、テールフレ
ーム4の内周に沿って所定間隔を隔てて設けられてお
り、図示しないモータやギヤ等を介してトンネル掘進機
3の中心軸を中心として回転するようになっている。
【0037】回転リング36には、トンネル掘進機3の
径方向に移動自在な移動プレート37が取り付けられて
いる。移動プレート37には溶着装置33が取り付けら
れている。移動プレート37の周方向両端には、回動ブ
ラケット38に摺動自在に軸支されるローラ39がそれ
ぞれ設けられている。各回動ブラケット38は、回転リ
ング36の固定側に支持されたピン41に軸支されると
共に、基端が回転リング36の固定側に軸支された伸縮
シリンダ43の先端が軸支されている。図中、44は、
移動プレート37の移動方向を径方向に規制するガイド
部材を示す。
【0038】これら伸縮シリンダ43及び回動ブラケッ
ト38等で、径方向移動手段35が構成されており、伸
縮シリンダ43が伸縮することによって、回動ブラケッ
ト38が、ピン41を中心に回動して、移動プレート3
7が、トンネル掘進機3の径方向に移動し、防水シート
受けフレーム6及び防水シート1の重合部25に対して
近接離反するようになっている。
【0039】図中、47は、移動プレート37の防水シ
ート1への近接時に、防水シート1に当接して回転する
ことによって、移動プレート37の径方向の位置決めを
行う位置決めローラを示す。
【0040】移動プレート37には、加熱接合端子31
が回動自在に設けられている。具体的には、移動プレー
ト37の回転方向上流側部分に、ピン結合されたブラケ
ット45に加熱接合端子31が支持されている。加熱接
合端子31は、ブラケット45に対して、取付部材48
を介して支持されており、防水シート受けフレーム6の
内周面に追従するように、首振り可能に設けられてい
る。なお、取付部材48は、バネ等の弾性部材で形成す
ることも可能である。
【0041】また、ブラケット45は、移動プレート3
7からトンネル掘進機3の軸方向に沿って延びたロッド
49に沿って、移動自在に設けられており、加熱接合端
子31が重合部25に対して、軸方向にも近接離反可能
となっている。
【0042】加熱接合端子31は、断面流線形の板状に
形成されており、その内部に電熱ヒータ46が設けられ
ている。加熱接合端子31は、重合部25の溶着時に
は、既設防水シート1aと新設防水シート1bとの間に
挿入されて、その内側から各防水シート1a,1bを直
接加熱するようになっている。
【0043】移動プレート37には、押付ローラ32が
回動自在に設けられている。具体的には、移動プレート
37の回転方向下流側部分に、ピン結合されたブラケッ
ト51に、コ字状ブラケット52を介して、押付ローラ
32が軸支されている。
【0044】コ字状ブラケット52は、ブラケット51
に対して回動自在に設けられている。具体的には、コ字
状ブラケット52は、押付ローラ32の回転軸方向に直
交する方向に延びる軸(押付ローラ32の進行方向に延
びる軸)53を中心として回動するようになっている。
すなわち、押付ローラ32が、その回転軸が傾斜自在に
形成されており、防水シート受けフレーム6の内周面に
追従するように形成されている。
【0045】なお、押付ローラ32を軸支する構造は、
上記構造に限られるものではない。例えば、球面軸受け
を介して押付ローラ32を軸支するような構造でもよ
い。
【0046】ブラケット51の回転方向上流側部分で、
加熱接合端子31の径方向内方位置には、新設防水シー
ト1bを加熱接合端子31に当接させるための複数の案
内ローラ54が設けられている。
【0047】ブラケット51には、基端が移動プレート
37側に軸支されたローラ押付用シリンダ55の先端が
軸支されている。ローラ押付用シリンダ55の伸長によ
って、ブラケット51が、ピン56を中心に回動して、
押付ローラ32及び案内ローラ54を防水シート受けフ
レーム6側へ押し付けるようになっている。
【0048】次に、防水シート1の敷設工程に合わせ
て、上記構成によるトンネル掘進機における防水シート
の接合装置の作用を説明する。
【0049】トンネル掘進機3は、掘削開始状態でシー
ルドジャッキ61をセグメント5に押し付けた状態とし
ておく。既設防水シート1aを既設防水シート固定装置
9で防水シート受けフレーム6の内周面に押し付けて固
定し、自重や外力によるしわ、垂れ或いは外力によって
円周状の重合部25に影響が及ばないようにしておく。
【0050】そして、巻立装置10によって、新設防水
シート1bを防水シート受けフレーム6の内周面に沿っ
て、既設防水シート1aの縁部に重なるように敷設す
る。その後、新設防水シート固定装置8によって、防水
シート受けフレーム2の内周面に新設防水シート1bを
押し付けて固定する。
【0051】次に、防水シート1の溶着を行う。このと
き、トンネル掘進機3の掘進に伴って、シールドジャッ
キ61が伸長するが、その伸長に同調させて移動ジャッ
キ17を伸長させて、支持フレーム7を所定の接合位置
に維持させておく。
【0052】そして、周方向接合装置26によって、新
設防水シート1bと既設防水シート1aとの円周状重合
部25を接合する。
【0053】最初に接合装置26は、図5に示すよう
に、移動プレート37が径方向内側に移動させておき、
溶着装置33が防水シート1の重合部25から離反した
状態にしておく。これと同時に、加熱接合端子31は、
移動プレート37側に移動させると共に、径方向内側に
回動させて重合部25から離反させておく。このとき、
新設防水シート1bの軸方向端部(坑口側)81が、加
熱接合端子31及び押付ローラ32の位置に相当してい
る。
【0054】ところで、溶着前に行われる防水シート1
の巻立時は、接合装置26は、図5に示した状態となっ
ている。そのとき、溶着装置33は、径方向移動手段3
5によって防水シート受けフレーム6から所定距離、離
反しているので、巻立装置10や防水シート1が、溶着
装置33を含む接合装置26に干渉することがなく、円
滑な巻立てを行うことができる。
【0055】次に、図6に示すように、重合部25の内
側となる新設防水シート1bの端部62を径方向内側に
持ち上げる。
【0056】そして、図7に示すように、加熱接合端子
31を、ロッド49を中心として径方向外側に回動させ
た後に、ロッド49に沿わして軸方向前方(重合部25
側)に移動させて、持ち上げた新設防水シート1bの外
側に位置させる。
【0057】その後、図8に示すように、移動プレート
37の両側の伸縮シリンダ43を伸長させて、移動プレ
ート37を径方向外側へ移動させて、加熱接合端子31
及び押付ローラ32を、重合部25に近接させる。そし
て、ローラ押付用シリンダ55を伸長させて、押付ロー
ラ32を重合部25に適切な圧力で押圧すると共に、案
内ローラ54を加熱接合端子31に近接させる。
【0058】これで接合装置26のセットが終了し、次
に、加熱接合端子31を加熱した後、案内ローラ54を
回転させつつ、回転リング36を回転させる。これによ
って、新設防水シート1bが押付ローラ32側に送り込
まれて、既設防水シート1aとの溶着が開始される。
【0059】このとき、既設防水シート1aと新設防水
シート1bとは、その間に挿入された加熱接合端子31
によって、直接加熱されるため、適切な温度まで加熱す
ることができる。そして、加熱された防水シート1は、
防水シート受けフレーム6を下地として押付ローラ32
によって十分な圧力で押圧されるので、防水シート1を
固定することができ、確実で且つ高速での溶着が可能と
なる。
【0060】また、押付ローラ32の外側に防水シート
受けフレーム6を設けたことによって、防水シートの巻
立径を容易に規制することができると共に、防水シート
1の巻立位置を、テールフレーム4の内周面から比較的
近くすることができ、テールシールのシール性を高める
ことができる。
【0061】加熱接合端子31は、ブラケット45の回
動によって、既設防水シート1aに確実に接触し、ま
た、案内ローラ54によって、新設防水シート1bが、
加熱接合端子31に接触するので、より確実な加熱が可
能となる。
【0062】さらに、加熱接合端子31は、取付部材4
8を介して、ブラケット45に支持されているので、取
付部材48をバネ等の弾性部材で形成した場合には、万
一、防水シート受けフレーム6の内周面にうねり等があ
った場合でも、加熱接合端子31の表面を、防水シート
受けフレーム6の内周面に追従させることができ、加熱
効率が低下することはない。
【0063】また、押付ローラ32が、その回転軸が傾
斜自在に形成されているので、万一、防水シート受けフ
レーム6の内周面にうねり等があった場合でも、押付ロ
ーラ32が防水シート受けフレーム6の内周面に追従し
て回動することができ、溶着の信頼性が高まる。
【0064】溶着が終了する際には、既設防水シート1
aと新設防水シート1bとの間に挿入された加熱接合端
子31は、新設防水シート1bの未溶着部分である周方
向端部から、溶着装置33の回転と共に、自動的に、防
水シート1の径方向内側へと開放される。これと共に、
新設防水シート1bの上記周方向端部は、押付ローラ3
2によって押圧されるので、端部まで確実に溶着され
る。
【0065】その後、軸方向接合装置によって、新設防
水シート1bの円周方向両端がラップしてなる直線状重
合部を接合する。
【0066】直線状重合部の接合が終了した後、新設防
水シート固定装置8及び既設防水シート固定装置9の固
定を解除して、移動ジャッキ17を縮退させて、防水シ
ート受けフレーム6及び支持フレーム7を前方にスライ
ドさせる。
【0067】防水シート受けフレーム6及び支持フレー
ム7のスライドが終了した後、敷設した新設防水シート
1bの自重等による垂れ下がりが発生しないように、新
設防水シート1bの切羽側端部で、既設防水シート固定
装置9を作動させて、新設防水シート1bの前端部分を
固定する。そしてその状態のままでセグメント5の組立
てを行う。
【0068】図12は本発明に係るトンネル掘進機の防
水シートの接合装置の他の実施の形態を示した要部拡大
断面図である。
【0069】ここに示した他の実施の形態の接合装置
は、押付ローラ67と案内ローラ68とに特徴を有する
ものである。
【0070】図12に示すように、押付ローラ67に
は、その押付ローラ67を防水シート1上の走行に同期
して回転させる同期回転機構69が接続されている。同
期回転機構69は、移動プレート37に軸支され既設防
水シート1a上を走行する回転ローラ71と、その回転
ローラ71の回転軸72と押付ローラ67の回転軸73
とを連結するチェーン74とで構成されている。
【0071】回転ローラ71は、重合部25から既設防
水シート1a側にオフセットして設けられており、回転
軸72が重合部25側まで延出して、そこでチェーン7
4にて押付ローラ67と連結されている。回転ローラ7
1は、押付ローラ67と同径に形成され、各回転軸7
2,73に設けられたスプロケット75も同径に形成さ
れている。
【0072】これによって、移動プレート37が回転す
ると、回転ローラ71が回転し、その回転力がチェーン
を介して押付ローラ67に伝達される。回転ローラ71
と押付ローラ67、また各スプロケット75が同径に形
成されているので、押付ローラ67は、防水シート上の
走行に同期して回転することとなり、しわの発生等を防
ぐことができる。
【0073】さらに、回転ローラ71と押付ローラ67
の径やスプロケット75の径を変えて、微小な速度差を
付けることにより、加熱された防水シート1の伸びによ
るしわの発生を防止することも可能となる。
【0074】また、上記回転同期機構69によれば、モ
ータ等の駆動源を必要とせず、動力を必要としない。さ
らに、同期を機械的に行うため、制御装置等を設ける必
要がなく、容易に行うことができる。
【0075】案内ローラ68は、ブラケット51に中間
部がピン結合されたロッド76の加熱接合端子31側一
端に設けられている。ロッド76の他端には、ブラケッ
ト51に取り付けられたバネ77が連結されている。
【0076】溶着時には、バネ77がロッド76の他端
を引っ張り、ロッド76がピン78を中心に回動し、案
内ローラ68が新設防水シート1bを加熱接合端子31
側に押圧するようになっている。これによって、新設防
水シート1bが広い面積で加熱接合端子31の加熱面に
接触することとなり、その加熱効率が向上し、溶着の確
実性を高めることができる。
【0077】なお、他の構成については、図1の接合装
置26と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略
する。
【0078】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、加熱接合
端子を既設防水シートと新設防水シートとの間に挿入し
て、各防水シートをそれぞれ加熱し、その加熱された防
水シートを押圧するので、各防水シートは共に適切な温
度に加熱され重合部は確実に溶着される。また、防水シ
ートを、防水シート受けフレームを下地として押付ロー
ラを介して押圧するので、十分な圧力での押圧が行われ
ると共に、高速での押圧が可能である。さらに、防水シ
ート受けフレームによって、防水シートの巻立径を容易
に規制することができるといった優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置の好適な実施の形態を示した断面図である。
【図2】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置の好適な実施の形態を径方向内側より示した平面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置を用いた接合の第一工程を示した(a)は平面
図、(b)は断面図である。
【図6】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置を用いた接合の第二工程を示した(a)は平面
図、(b)は断面図である。
【図7】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置を用いた接合の第三工程を示した(a)は平面
図、(b)は断面図である。
【図8】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの接
合装置を用いた接合の第四工程を示した(a)は平面
図、(b)は断面図である。
【図9】防水シートの敷設装置を示した概略断面図であ
る。
【図10】図9の一部拡大断面図である。
【図11】図9のC−C及びD−D線断面図である。
【図12】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの
接合装置の他の実施の形態を示した要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 防水シート 1a 既設防水シート 1b 新設防水シート 3 トンネル掘進機 4 テールフレーム 6 防水シート受けフレーム 25 (円周状)重合部 26 (周方向)接合装置 31 加熱接合端子 32 押付ローラ 33 溶着装置 34 周方向移動手段 35 径周方向移動手段 46 電熱ヒータ 54 案内ローラ 67 押付ローラ 68 案内ローラ 69 同期回転機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000140292 株式会社奥村組 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 (71)出願人 000005522 日立建機株式会社 東京都文京区後楽二丁目5番1号 (72)発明者 富松 宏明 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 山田 茂弘 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 藤井 茂男 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社本社内 (72)発明者 栄 毅熾 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 芳賀 由紀夫 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 島田 哲治 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 原 修一 栃木県那須郡西那須野町四区町1534−1 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 松岡 義治 栃木県那須郡西那須野町四区町1534−1 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 尾崎 裕之 栃木県那須郡西那須野町四区町1534−1 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 畑山 栄一 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内 (72)発明者 福居 雅也 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内 (72)発明者 竹本 光慶 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株 式会社奥村組内 (72)発明者 平沢 幸久 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 森田 道明 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D055 BA01 HA06 HA08 LA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル掘進機で組み立てられるセグメ
    ントの外周面に敷設すべくトンネル掘進機内で巻き立て
    られた既設防水シートと新設防水シートとの周方向に延
    びる重合部を接合するトンネル掘進機における防水シー
    トの接合装置であって、上記既設防水シートと新設防水
    シートとの間に挿入されその重合部を加熱する加熱接合
    端子と、その加熱接合端子で加熱された防水シートの重
    合部を径方向外側へ押し付ける押付ローラと、テールフ
    レームの内周に沿って配置され円筒状に巻き立てられた
    上記防水シートをその外周から覆う防水シート受けフレ
    ームと、上記加熱接合端子及び押付ローラを備えた溶着
    装置をトンネル掘進機の周方向に移動させる周方向移動
    手段と、上記溶着装置をトンネル掘進機の径方向に移動
    させる径方向移動手段とを備えたことを特徴とするトン
    ネル掘進機における防水シートの接合装置。
  2. 【請求項2】 上記加熱接合端子が、上記既設防水シー
    トと新設防水シートとの間に挿入されてその内側から各
    防水シートを直接加熱すべく断面流線形の板状に形成さ
    れその内部に電熱ヒータを有する請求項1記載のトンネ
    ル掘進機における防水シートの接合装置。
  3. 【請求項3】 上記加熱接合端子の径方向内方位置に、
    上記新設防水シートを上記加熱接合端子に当接させるた
    めの案内ローラが設けられた請求項1または2いずれか
    に記載のトンネル掘進機における防水シートの接合装
    置。
  4. 【請求項4】 上記押付ローラが、その回転軸が傾斜自
    在に形成され上記防水シート受けフレームの内周面に追
    従して回動する請求項1から3いずれかに記載のトンネ
    ル掘進機における防水シートの接合装置。
  5. 【請求項5】 上記押付ローラに、その押付ローラを上
    記防水シート上の走行に同期して回転させる同期回転機
    構を接続した請求項1から4いずれかに記載のトンネル
    掘進機における防水シートの接合装置。
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