JP3594780B2 - 防水シートの接合装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新設の防水シートを筒状の既設の防水シートに対して隣接する縁部同士をラップさせながら巻き付けて継ぎ足して行くことにより、シールド掘進機で掘削した地下坑の周辺地山とセグメントとの間に防水シートを筒状をなして布設する場合に、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を接合するのに用いられる防水シートの接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シールド掘進機で地下坑の掘進作業を行う場合、掘削した地下坑の周壁内側に沿ってセグメントを組み立てるが、そのセグメントの組立ては、単位セグメントを何度も継ぎ足すことにより進められるため、組み立てられたセグメントの各所に継ぎ目ができる。こうしたセグメントの継ぎ目は、地山からの地下水が浸入しないように通常シール材で密封されるが、実際の施工では、施工精度の若干のバラツキにより組み立てられたセグメントに目開きや目違いが発生し、さらには経年変化によりシール材が劣化したりセグメントにクラックが発生したりして地下坑内に漏水が起こる。こうしたことから、掘削した地下坑の周辺地山とセグメントとの間に、セグメントの外周を包囲するように防水シートを筒状に布設する。防水シートをこうした態様で布設する技術は、従来から各種技術が提案されているが、有力な最近の技術としては、例えば、特開平7ー217389号公報に記載の技術を挙げることができる。
【0003】
この特開平7ー217389号公報に記載の技術は、新しく布設しようとする新設の防水シートを、筒状をなしてすでに布設されている既設の防水シートに対し、隣接する縁部同士を、シールド本体の後部をなすテールプレート内でラップさせながら巻き付け、その結果形成された環状のラップ部を接合して、順次、継ぎ足して行くことにより、地下坑の周辺地山とセグメントとの間に防水シートを筒状に布設するようにしたものである。防水シートをこうした方法で布設する場合、新設の防水シートと既設の防水シートの環状のラップ部を円周方向に向けて接合する装置が必要になる。こうしたラップ部の接合に用いることのできる有力な防水シートの接合装置としては、特開平7ー259496号公報に記載の装置を挙げることができる。
【0004】
この特開平7ー259496号公報に記載の従来例の防水シートの接合装置では、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を挟み込んで自走しながら接合する自走式の接合機が用いられている。この自走式の接合機は、その防水シートのラップ部を一対の挟持用のローラーで挟み込んでその一方のローラーを電動機で回転駆動することにより、そのラップ部を密着させるように挟持しながら自走し、熱溶着用の接合端子でそのラップ部を熱溶着できるようにしたものである。この自走式の接合機によれば、既設の防水シートと新設の防水シートのラップ部を密着状態でラップさせながら自走して接合が行えるため、人手の支援を要することなく良好な接合が行える。
【0005】
自走式の接合機は、通常、水平状態に置かれたシートのラップ部を接合するのに用いられる。そのため、防水シートのように柔軟な筒状のシートのラップ部を接合するのに用いると、接合機は、防水シートの環状のラップ部の上部側を自走しているときに、捻じれた姿勢で防水シートにぶら下がるような状態となり、この状態のまま自走すると、自重により落下する危惧がある。こうしたことから、従来例の防水シートの接合装置は、自走式の接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を落下しないように支持する接合機の支持装置を備えている。従来例では、この支持装置を、自走式の接合機を支持するアームと、シールド本体側に取り付けられアームをテールプレート内周面に沿って旋回駆動する旋回リングと、アームに取り付けられ接合機をアームの旋回方向にガイドするガイド手段とで構成している。
【0006】
従来例の防水シートの接合装置は、こうした構成を備えているので、テールプレート内で新設の防水シートを筒状の既設の防水シートにラップして巻き付けた状態において、旋回リングを回転駆動してアームを旋回させるとともに、一対の挟持用のローラーで防水シートのラップ部を挟み込んで一方のローラーを電動機で回転することによりを接合機を駆動すると、接合機は、ガイド手段でガイドされながら自走し、防水シートのラップ部を順次熱溶着する。この従来例の接合装置では、接合機をアームで支持する場合にアームに取り付けて直接的に支持しないでガイド手段を介して支持するようにしているため、熱溶着を行っている過程でアームの旋回速度と接合機の自走速度が同期しないときでも、接合機は、ガイド手段に対して相対的に移動することにより、アームの旋回速度に拘束されない適切な速度で自走することができる。その間、オペレータは、アームの旋回速度を接合機の自走速度にできるだけ同期させるように旋回リングの速度を適宜調節することにより、接合機を、常に適切な速度で自走させる得るようにすることができる。自走式の接合機は、落下しやすいテールプレートの上部に到達した際、下部で自走しているときとは逆の姿勢をとってガイド手段に載置されるような状態になるため、ガイド手段で支持されることとなって、自重により落下することがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の防水シートの接合装置は、自走式の接合機を用い適切な速度で自走させて防水シートのラップ部を接合できるため、人手の支援を要することなく良好な接合が行えて望ましいものであったが、防水シートの接合作業がシールド掘進機の掘進を停止した状態でしか行えない点で難があった。すなわち、自走式の接合機を支持するアームが旋回リングを介してシールド本体側に取り付けられているため、シールド掘進機の掘進中は、接合機がその掘進に伴ってシールド本体とともに前方に移動することとなり、防水シートの接合作業を行うことができなかった。このように防水シートの接合作業がシールド掘進機の掘進を停止した状態でしか行えないと、その分シールド掘進作業の日進量が減少し、地下坑の掘削作業の効率が低下する。
【0008】
本発明は、従来の技術にこうした問題があることに鑑み、その改善を図ろうとするものであり、その技術課題は、自走式の接合機を用いてシールド掘進機の掘進中でも防水シートの接合作業が行える防水シートの接合装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のこのような技術課題は、「新設の防水シートを筒状の既設の防水シートに対して隣接する縁部同士をラップさせながら巻き付けて順次継ぎ足して行くことにより、シールド掘進機で掘削した地下坑の周辺地山とセグメントとの間に防水シートを筒状に布設する場合に、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を接合するのに用いられ、このラップ部を挟み込んで自走しながら接合することのできる自走式の接合機と、この接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持することのできる接合機支持装置とで構成される防水シートの接合装置において、テールプレート内に配置され接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持案内するガイド部材と、このガイド部材をテールプレート内のシールドジャッキのロッドに対してその軸方向へ移動不能に相対回動可能に取り付けるガイド部材取付手段とを設けて接合機支持装置を構成した」ことにより達成される。
【0010】
本発明の防水シートの接合装置においては、このように、ガイド部材は、ガイド部材取付手段により、テールプレート内のシールドジャッキのロッドに対してその軸方向へ移動不能に取り付けられていて、シールド掘進機の掘進中にその掘進に伴ってテールプレートが移動しても防水シートに対して移動することがないため、自走式の接合機は、シールド掘進機の掘進中でもこのガイド部材に支持案内されて防水シートの接合作業を支障なく行うことができる。シールドジャッキは、伸縮する際にシールドジャッキのロッドが回動することがあるが、ガイド部材は、ガイド部材取付手段により、テールプレート内のシールドジャッキのロッドに対して相対回動可能に取り付けられているため、シールドジャッキのロッドが回動しても、その回動力がガイド部材に伝達されて無理な力が加わるようなことはない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が実際上どのように具体化されるのかを示す具体化例を図1乃至図15に基づいて説明することにより本発明の実施の形態を明らかにする。本発明の各具体化例の防水シートの接合装置は、何れも、前述の従来例の防水シートの接合装置と同様、新設の防水シートを筒状の既設の防水シートに対して隣接する縁部同士をラップさせながら巻き付けて順次継ぎ足して行くことにより、シールド掘進機で掘削した地下坑の周辺地山とセグメントとの間に防水シートを筒状に布設する場合に、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を接合するのに用いられる。また、この防水シートのラップ部を挟み込んで自走しながら接合することのできる自走式の接合機と、この接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持することのできる接合機支持装置とで構成されている点でも従来例の装置と変わらない。
【0012】
まず、本具体化例の防水シートの接合装置が用られるシールド掘進機やその具体化例の装置による防水シートの接合作業等につき図11乃至図15を用いて概説する。図11は、本発明の各具体化例の防水シートの接合装置が用いられるシールド掘進機の要部を示す図で掘進前の状態を示す縦断面図、図12は、図11のシールド掘進機の掘進中の状態を示す要部の縦断面図、図13は、図11のシールド掘進機でセグメントを組み立てている状態を示す要部の縦断面図、図14は図11のシールド掘進機に用いられるシールドジャッキを限界まで縮めた状態を示す側面図、図15は、図11のシールド掘進機に用いられるシールドジャッキを限界まで伸ばした状態を示す側面図である。
【0013】
これらの図において、1はシールド本体の後部をなすテールプレート、2はシールド本体を補強するリングガーダ、3は既設のセグメント8で反力を取ってシールド掘進機を推進するシールドジャッキ、3aはこのシールドジャッキ3のロッド、6は図示していないモータにより減速機構を介して回転駆動される防水シート巻き付け用の旋回リング、7はこの旋回リング6の後面にシールド本体1の軸方向に向けて取り付けられ新設の防水シート11を取り付ける防水シート巻き付け用のアーム、8は地下坑を覆工するセグメント、9は自走式の接合機としての溶着機、10は筒状をなしてすでに布設されている既設の防水シート、11この既設の防水シート10の内周面にラップした状態で巻き付けられている新しく布設しようとする新設の防水シート、12はシールド掘進機の推進の際にシールドジャッキ3のロッド3aの後端部を既設のセグメント8に当接させるためのスプレッダである。
【0014】
この例では、シールドジャッキ3は、限界まで縮めると、図14に示すようにロッド3aがセグメント幅に略等しい長さlだけ露出し、最大ストロークsだけ伸ばして限界まで伸ばすと、図15に示すようにロッド3aが長さl+sだけ露出する仕様ものを使用している。こうしたシールドジャッキ3は、シールド本体内に周方向に間隔を置いて多数設置されている。
【0015】
旋回リング6は、シールド本体側に回転可能に支持され、テールプレート1の内周面とシールドジャッキ3との間隙をくぐり抜けて回転できるように配置している。アーム7も、旋回リング6と同様、テールプレート1の内周面とシールドジャッキ3との間隙をくぐり抜けて旋回できるように配置している。これら旋回リング6やアーム7は、新設の防水シート11を筒状の既設の防水シート10に巻き付けるために設けられたものである。前述の従来例の接合装置では、旋回リングやアーム等により、自走式の接合機の駆動時に接合機を落下しないように支持する装置を構成していたが、図11乃至図13に図示の旋回リング6やアーム7では、こうしたことは行わない。新設の防水シート11は、予め、防水シートロールとしてロール状に巻かれた状態でシールド本体側に取り付けておく。
【0016】
こうした手段により、新設の防水シート11を筒状の既設の防水シート10に布設する方法の概要を述べる。図11に示すように、ロール状に巻かれた新設の防水シート11の端部をアーム7にクリップで取り付けた後、旋回リング6を回転駆動してアーム7をテールプレート1の内周面に沿って旋回させる。そうすると、新設の防水シート11は、防水シートロールから引き出されて筒状の既設の防水シート10の縁部にラップ部を形成するようにしながら筒状に巻き付けられて行き、旋回リング6が1回転すると、ループ状に端部が合わせられた状態になり、防水シートの布設作業における防水シートの巻き付け工程が終了する。
【0017】
しかる後、新設の防水シート11と既設の防水シート10のラップ部を接合する防水シートの接合作業を溶着機9を用いて行う。この溶着機9は、従来例の防水シートの接合装置で用いた接合機と同様、その防水シート10,11のラップ部を一対の挟持用のローラーで挟み込んでその一方のローラーを電動機で回転駆動することにより、そのラップ部を密着させるように挟持しながら自走し、熱溶着用の接合端子でそのラップ部を熱溶着できるようにしたものである。こうした自走式の溶着機9による防水シートの接合作業は、図12に示すように、シールドジャッキ3を伸ばしてシールド本体を推進しているときすなわちシールド掘進機の掘進中に行う。防水シート10,11のラップ部を接合した後は、筒状に巻いた新設の防水シート11における端部の合わせ目を接合し、防水シートの布設作業における防水シートの接合工程が終了する。シールド掘進機で単位長さ地中を掘進後、図13に示すように、その掘進により生じたテールプレート1内の空間において、シールドジャッキ3を縮め、図示してないエレクタを用いて新設の防水シート11の内周面側にセグメント8を組み立てる。その場合、シールドジャッキ3は、セグメント8の組立操作にタイミングを合わせてその組立の邪魔になるものだけを縮める。
【0018】
本発明の最大の特徴は、こうした作業工程において、自走式の接合機による防水シートの接合工程をシールド掘進機の掘進中に行えるように防水シートの接合装置を構成した点にある。以下、その具体化手段を、図1乃至図10に示す本発明の各具体化例により説明する。図1は、本発明の第1具体化例の防水シートの接合装置に関する縦断面図、図2は、図1の I−I 線断面図、図3は、本発明の第2具体化例の防水シートの接合装置に関する縦断面図、図4は、図3の矢印II−II方向の要部の矢視図、図5は、図3の矢印 III−III 方向の要部の矢視図、図6は、本発明の第3具体化例の防水シート接合装置に関する要部断面図、図7は、図6の矢印IV−IV方向の矢視図、図8は、本発明の第3具体化例の防水シート接合装置を使用したときの全体像を示す横断面図、図9は図8の矢印V−V方向の要部の矢視図、図10は、本発明の第3具体化例の防水シート接合装置の変形例に関する要部の拡大正面図である。これらの図において図11乃至図15と同一符号を付けた部分は、これら図11乃至図15と同等の部分を表しているので、詳述しない。図1乃至図10は、防水シートの接合装置の構造のうち、主として、自走式の溶着機9で防水シート10,11のラップ部の上方側を接合しているときに溶着機9を落下しないように支持する接合機支持装置の構造を図示したものである。
【0019】
まず、本発明の第1具体化例の防水シートの接合装置につき図1及び図2を用いて説明する。これらの図において、4はテールプレート1内に配置されテールプレート1と同心円状の円弧状曲面を有する溶着機ガイド、41 ,42 はこの溶着機ガイド4の両側部にそれぞれ立設した側壁、4aは溶着機ガイド4をシールドジャッキ3のロッド3aに取り付けるための取付金具、5は溶着機ガイド4を取付金具4aでロッド3aに取り付けたときに溶着機ガイド4をロッド3aの軸方向へ移動できないようにするためのストッパ、4bは溶着機ガイド4に取り付けられテールプレート1の内周面に当接する当接部材としての棒状の当て金、4cはこの当て金4bをテールプレート1の内周面に当接させるように付勢するバネである。
【0020】
溶着機ガイド4は、自走式の溶着機9で防水シート10,11の環状のラップ部の頂部付近を熱溶着しているときに、溶着機9を落下しないように支持し、その環状のラップ部に沿って自走するように円弧状曲面で案内するガイド部材である。溶着機9は、テールプレート1の底部近辺を自走するときには、水平状態に置かれたシートのラップ部を接合するときと同様、下部を下側に向けた正常な姿勢をとるが、テールプレート1の頂部近辺を自走するときは、テールプレート1の底部近辺を自走するときとは逆の姿勢をとって裏返る。そのため、溶着機ガイド4の両面のうちテールプレート1と対向する側の円弧状曲面は、溶着機9がテールプレート1の頂部近辺を自走するときに溶着機9を載置するようにして支持しながら防水シート10,11の環状のラップ部に沿ってガイドすることとなる。側壁41 ,42 は、溶着機9がガイド面としての円弧状曲面でガイドされながら自走している過程で、逸走して脱落するのを防ぐ働きをする。ガイド手段としての溶着機ガイド4は、自走式の溶着機9で防水シート10,11のラップ部の上方側を接合しているときに溶着機9を落下しないように支持することを主眼として設けられるものであるから、従来例のようにアームに取り付けて溶着機9に随伴して移動するようにしないで、この例のようにテールプレート1の上方側に固定状態で設けるようにしても、防水シートの接合作業を行う上で実用上問題は生じない。
【0021】
取付金具4aは、シールドジャッキ3のロッド3aを回動可能に挟持できるように略U字状に形成され、頂部両端に、溶着機ガイド4をボルトで取り付けるための取付片をそれぞれ設けている。こうした取付金具4aは、溶着機ガイド4の前後(テールプレート1の軸線方向)に間隔を置いて設けることができるように一対用意している。溶着機ガイド4の四隅には、当て金4bを出没可能に挿通するための孔が穿設され、当て金4bは、これらの溶着機ガイド4の四つの孔にそれぞれ挿通するようにしている。しかしながら、溶着機ガイド4の左右に一個所ずつ孔を穿設して当て金4bを左右2個所だけに設けるようにしても、十分実用に供することができる。溶着機ガイド4の孔に挿通した各当て金4bは、テールプレート1に当接するようにバネ4cで付勢される。当て金4bがテールプレート1に当接する部分は、球面状に形成してテールプレート1の内周面に滑動可能に当接するようにし、テールプレート1との間の摩擦を低減できるようにいる。ストッパ5は、シールドジャッキ3のロッド3aにリング状に突設された突起で構成され、そのロッド3aに前後に間隔を置いて一対設けられている。これら一対のストッパ5間の間隔は、一対の取付金具4aを配置するときの間隔よりも若干広くなるようにする。
【0022】
図1及び図2に示す接合機支持装置は、こうした構造を備えているので、一対の取付金具4aを一対のストッパ5間に位置させるようにして両取付金具4aでシールドジャッキ3のロッド3aを挟持した上、溶着機ガイド4を取付金具4aの取付片にボルトで取り付けると、溶着機ガイド4が取付金具4aを介してロッド3aに取り付られるとともに、各当て金4bがバネ4cで付勢されてテールプレート1に当接する。その場合、溶着機ガイド4は、取付金具4aの前後の移動が一対のストッパ5で阻止されるため、シールドジャッキ3のロッド3aに対してその軸方向へ移動できないように取り付けられるとともに、略U字状の構造によりロッド3aを回動可能に挟持するため、ロッド3aに対して相対的に回動できるように取り付けられることとなる。また、溶着機ガイド4は、各当て金4bがテールプレート1に当接しているため、傾動するのを阻止される。当て金4bは、この例では、テールプレート1に常に当接するようバネ4cで付勢するようにしているが、要は、溶着機ガイド4が傾動しようとしたときにテールプレート1に当接すればよいのであるから、溶着機ガイド4からの突出長さを適切に選択すれば、バネ4cで付勢されないものを用いてもよい。
【0023】
このように、溶着機9のガイド部材としての溶着機ガイド4は、シールドジャッキ3のロッド3aに対してその軸方向へ移動不能に取り付けられ、かつ、そのロッド3aも、スプレッダ12が既設セグメント8に当接していて軸方向へは移動しないので、シールド掘進機の掘進中にその掘進に伴ってテールプレート1が前方に移動しても、溶着機ガイド4は、防水シート10,11に対して移動しない。そのため、自走式の溶着機9は、シールド掘進機の掘進中でも、防水シート10,11のラップ部の上方側を接合しているときに溶着機ガイド4に支持案内されて防水シート10,11の接合作業を支障なく行うことができる。シールドジャッキ3は、伸縮する際にロッド3aが回動することがあるが、溶着機ガイド4は、シールドジャッキ3のロッド3aに対して相対回動可能に取り付けられているため、シールドジャッキのロッド3aが回動しても、その回動力が溶着機ガイド4に伝達されて無理な力が加わるようなことはない。溶着機ガイド4は、シールドジャッキ3のロッド3aに対して相対回動可能に取り付けられていても、その傾動を左右の当て金4bの何れかにより阻止され、常に正常な姿勢を保持することができる。当て金4bは、テールプレート1に滑動可能に当接するため、テールプレート1の前方への移動時に無理な摩擦力が作用しない。また、この当て金4bは、溶着機ガイド4の上方のテールプレート1内のデッドスペース内に配置されて、テールプレート1内の有効空間に悪影響を及ぼすことはない。
【0024】
以上述べた例では、溶着機支持装置を構成する手段を大別すると、防水シート10,11のラップ部の上方側を接合しているときに溶着機9を支持案内するガイド部材と、ガイド部材をテールプレート1内のシールドジャッキ3のロッド3aに対してその軸方向へ移動不能に相対回動可能に取り付けるガイド部材取付手段と、ガイド部材の傾動を阻止するガイド部材傾動阻止手段とに大別でき、ガイド部材として溶着機ガイド4を設け、ガイド部材取付手段として取付金具4aとストッパ5とを設け、ガイド部材傾動阻止手段として当て金4bとバネ4cを設けている。以下に述べる各具体化例の防水シートの接合装置も、図1及び図2に示す例と同様、溶着機支持装置がガイド部材とガイド部材取付手段とガイド部材傾動阻止手段とで構成されている。
【0025】
本発明の第2具体化例の防水シートの接合装置につき図3乃至図5を用いて説明すると、この例では、ガイド部材とガイド部材取付手段に関する構造は、図1及び図2の装置と同じであり、ガイド部材傾動阻止手段だけが図1及び図2の装置と異なる。そこで、ガイド部材傾動阻止手段の構造について説明すると、ガイド部材傾動阻止手段は、溶着機ガイド4の下面に取り付けられシールドジャッキ3の軸方向に向けて配置されたガイドロッド4dと、テールプレート1側に取り付けられこのガイドロッド4dが摺動可能に嵌挿されたガイドロッド嵌挿部材としてのガイドリング4eで構成している。ガイドリング4eは、図5に示すように、ガイドロッド4dと略同径の孔を有するリング状部材で構成され、ロッド状のブラケット4fを介してテールプレート1側であるリングガーダ2に取り付けられている。このように、溶着機ガイド4は、リングガーダ2に設けたガイドリング4eにガイドロッド4dを介して取り付けられているため、左右への傾動が阻止されて常に正常な姿勢を保持することができる。また、溶着機ガイド4は、シールドジャッキ3のロッド3aだけでなくガイドリング4eにも支持されているため、安定した状態で支持されるとともに、ガイドロッド4dをガイドリング4eに摺動可能に嵌挿しているため、溶着機ガイド4がテールプレート1に対して相対移動するときに円滑に移動することができる。
【0026】
本発明の第3具体化例の防水シートの接合装置につき図6乃至図10を用いて説明する。これらの図に示す装置も、ガイド部材とガイド部材取付手段に関する構造は、図1及び図2の装置と同じであり、ガイド部材傾動阻止手段だけが図1及び図2の装置と異なるが、ガイド部材が複数個設けられるときに用いる。この例では、図8に示すように、ガイド部材としての溶着機ガイド4がテールプレート1のほぼ上半部位にわたって多数設けられて、図1及び図2に示したのと同様のガイド部材取付手段により別個のシールドジャッキ3のロッド3aにそれぞれ取り付けられている。
【0027】
ガイド部材傾動阻止手段の構造について説明すると、これらの多数の溶着機ガイド4の左右の一方の側部には丸棒状のガイド芯4gが前方に突出するように固着されており、他方の側部にはこのガイド芯4gを摺動可能に嵌挿し得るパイプ状のガイド鞘4hが前方に突出するように固着されている。このガイド鞘4hには、溶着機ガイド4に対するガイド芯4gの固着部をガイド芯4gの摺動時に通過させることのできる切欠きを長手方向に形成している。このように、ガイド芯4gには丸棒状のものを用い、ガイド鞘4hには切欠きパイプ状のものを用いているが、図10に示すように、ガイド芯4gに長尺の平板状のものを用い、ガイド鞘4hを、板材を組み合わせてL字状に形成するようにしてもよい。ガイド芯4gとガイド鞘4hとは、シールドジャッキ3の最大ストロークSより若干長く形成されている。こうしたガイド芯4gとガイド鞘4hとを設けた溶着機ガイド4を多数用意し、ガイド芯4gをガイド鞘4hに嵌挿して、それらの溶着機ガイド4の隣接端部同士を前後方向へ相対的に移動できるように連結することにより、ガイド部材傾動阻止手段を構成している。
【0028】
このように、溶着機ガイド4は、隣接端部同士を連結して左右への動きを相互に拘束しているため、左右への傾動が阻止されて常に正常な姿勢を保持することができる。本具体化例は、複数個の溶着機ガイド4を設けて接合機支持装置を構成する場合に好適であり、その場合、ガイド部材傾動阻止手段をガイド部材間の連結手段に兼用して接合機支持装置を一体的に構成することができる。また、ガイド部材傾動阻止手段をテールプレート1の動作とは無関係になるように構成しているので、テールプレート1の前方への移動時、他の例とは異なり、その移動に起因する摩擦力等の力が溶着機ガイド4に全く作用しない。前述したように、セグメント8の組立時に一部のシールドジャッキ3をその組立操作にタイミングを合わせて縮めるため、その一部のシールドジャッキ3に取り付けた溶着機ガイド4を選択的に前方に移動する必要がある。その場合、この例では、溶着機ガイド4の隣接端部同士を前後方向へ相対的に移動できるように連結しているため、図9に示すように、溶着機ガイド4の隣接端部同士の連結を維持した状態で溶着機ガイド4を選択的に前方に移動させることができる。
【0029】
第1具体化及び第2具体化例には、説明の都合上、溶着機ガイド4を上部に1個設けた例しか示していないが、通常は、溶着機ガイド4を上半部位の複数個のシールドジャッキ3のロッド3aにそれぞれ取り付けている。しかしながら、溶着機ガイド4を何個設けるかは、その円弧状曲面の周方向の長さや溶着機9の挟持力、自走力等その性能を考慮して設計上適宜選択すればよい。自走式の溶着機9は、前述したようにテールプレート1の底部近辺を自走するときには正常な姿勢をとり、頂部近辺を自走するときには逆の姿勢をとるため、本発明を実施する場合には、その何れの姿勢をとってもテールプレート1の底面上又は溶着機ガイド4のガイド面上を滑動できるようにするため、溶着機9の上部側及び下部側の双方に滑動用ローラーを設けるのが望ましい。
【0030】
以上述べた各具体化例の防水シートの接合装置は、何れも、シールド掘進機の掘進中にテールプレート1が前方に移動しても溶着機ガイド4が防水シート10,11に対して移動しないので、シールド掘進機の掘進中でも自走式の溶着機9を用いて防水シートの接合作業が行える。その結果、従来例の防水シートの接合装置と比べて、シールド掘進作業の日進量が増加し、地下坑の掘削作業の効率が向上する。また、溶着機ガイド4は、シールドジャッキ3のロッド3aに対して相対回動可能に取り付けられているため、シールドジャッキ3の伸縮時にそのロッド3aが回動しても、その回動力が溶着機ガイド4に伝達されて無理な力が加わるようなことはない。さらに、溶着機ガイド4は、ガイド部材傾動阻止手段により傾動するのを阻止されて常に正常な姿勢を保持することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を接合するのに用いられ自走式の接合機と接合機支持装置とで構成される防水シートの接合装置において、「テールプレート内に配置され接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持案内するガイド部材と、このガイド部材をテールプレート内のシールドジャッキのロッドに対してその軸方向へ移動不能に相対回動可能に取り付けるガイド部材取付手段とを設けて接合機支持装置を構成した」ので、本発明によれば、自走式の接合機を用いてシールド掘進機の掘進中でも防水シートの接合作業が行える防水シートの接合装置が得られる。その結果、従来例の防水シートの接合装置と比べて、シールド掘進作業の日進量が増加し、地下坑の掘削作業の効率が向上する。また、シールドジャッキの伸縮時にそのロッドが回動しても、その回動力が溶着機ガイドに伝達されて無理な力が加わるようなことはない。
【0032】
本発明を具体化する場合、特に、特許請求範囲の請求項2に記載のように具体化すれば、こうした基本的な効果を奏するほか、溶着機ガイドは、ガイド部材傾動阻止手段により傾動するのを阻止されて常に正常な姿勢を保持することができる。この特許請求範囲の請求項2に係る発明を具体化する場合、特に、特許請求範囲の請求項3に記載のように具体化すれば、ガイド部材傾動阻止手段がテールプレート内のデッドスペース内に配置されてテールプレート内の有効空間に悪影響を及ぼすことはない。特許請求範囲の請求項2に係る発明を具体化する場合、特に、特許請求範囲の請求項4に記載のように具体化すれば、ガイド部材が安定した状態で支持されるとともにガイド部材がテールプレートに対して相対移動するときに円滑に移動することができる。特許請求範囲の請求項2に係る発明を具体化する場合、特に、特許請求範囲の請求項5に記載のように具体化すれば、接合機支持装置を複数個のガイド部材を設けて構成する場合に、ガイド部材傾動阻止手段がガイド部材間の連結手段に兼用されて一体的に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1具体化例の防水シートの接合装置に関する縦断面図である。
【図2】図1の I−I 線断面図である。
【図3】本発明の第2具体化例の防水シートの接合装置に関する縦断面図である。
【図4】図3の矢印II−II方向の要部の矢視図である。
【図5】図3の矢印 III−III 方向の要部の矢視図である。
【図6】本発明の第3具体化例の防水シート接合装置に関する要部断面図である。
【図7】図6の矢印IV−IV方向の矢視図である。
【図8】本発明の第3具体化例の防水シート接合装置を使用したときの全体像を示す横断面図である。
【図9】図8の矢印V−V方向の要部の矢視図である。
【図10】本発明の第3具体化例の防水シート接合装置の変形例に関する要部の拡大正面図である。
【図11】本発明の各具体化例の防水シートの接合装置が用いられるシールド掘進機の要部を示す図で掘進前の状態を示す縦断面図である。
【図12】図11のシールド掘進機の掘進中の状態を示す要部の縦断面図である。
【図13】図11のシールド掘進機でセグメントを組み立てている状態を示す要部の縦断面図である。
【図14】図11のシールド掘進機に用いられるシールドジャッキを限界まで縮めた状態を示す側面図である。
【図15】図11のシールド掘進機に用いられるシールドジャッキを限界まで伸ばした状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 テールプレート
3 シールドジャッキ
3a シールドジャッキのロッド
4 溶着機ガイド
4a 取付金具
4b 当て金
4c バネ
4d ガイドロッド
4e ガイドリング
4f リングブラケット
4g ガイド芯
4h ガイド鞘
5 ストッパ
8 セグメント
9 溶着機
10 既設の防水シート
11 新設の防水シート
Claims (5)
- 新設の防水シートを筒状の既設の防水シートに対して隣接する縁部同士をラップさせながら巻き付けて順次継ぎ足して行くことにより、シールド掘進機で掘削した地下坑の周辺地山とセグメントとの間に防水シートを筒状に布設する場合に、新設の防水シートと既設の防水シートのラップ部を接合するのに用いられ、このラップ部を挟み込んで自走しながら接合することのできる自走式の接合機と、この接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持することのできる接合機支持装置とで構成される防水シートの接合装置において、テールプレート内に配置され接合機で防水シートのラップ部の上方側を接合しているときに接合機を支持案内するガイド部材と、このガイド部材をテールプレート内のシールドジャッキのロッドに対してその軸方向へ移動不能に相対回動可能に取り付けるガイド部材取付手段とを設けて接合機支持装置を構成したことを特徴とする防水シートの接合装置。
- ガイド部材の傾動を阻止するガイド部材傾動阻止手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の防水シートの接合装置。
- ガイド部材傾動阻止手段がガイド部材に取り付けられテールプレート内周面に滑動可能に当接する複数の当接部材であることを特徴とする請求項2記載の防水シートの接合装置。
- ガイド部材傾動阻止手段を、ガイド部材に取り付けられシールドジャッキの軸方向に向けて配置されたガイドロッドと、テールプレート側に取り付けられこのガイドロッドが摺動可能に嵌挿されたガイドロッド嵌挿部材とで構成したことを特徴とする請求項2記載の防水シートの接合装置。
- ガイド部材が複数個設けられて別個のシールドジャッキのロッドに取り付けられ、ガイド部材傾動阻止手段が、これら複数個のガイド部材の隣接端部同士をシールドジャッキの軸方向へ相対的に移動できるように連結することにより構成されていることを特徴とする請求項2記載の防水シートの接合装置。
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