JP3920038B2 - トンネル掘進機における防水シートの固定装置 - Google Patents

トンネル掘進機における防水シートの固定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル掘進機で組み立てられるセグメントの外周面に敷設すべくトンネル掘進機内で巻き立てられた防水シートの重合部を接合する際に新たに巻き立てられた新設防水シートを所定位置に固定するトンネル掘進機における防水シートの固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トンネル掘進機は、トンネル内に組み立てられたセグメントにシールドジャッキを介して反力を得て、その先端に設けられたカッタで切羽を切削しながら掘進するようになっている。
【0003】
一般に、セグメントは円筒状に組み立てられている。セグメントは、軸方向及び周方向に所定の寸法で分割されており、各セグメントを接合することによって円筒状となっている。
【0004】
よって、組み立てられたセグメント間には、継目ができ、地下水が浸入することとなるため、セグメント間に止水シールを設けて止水するようになっている。しかしながら、実際のところは、施工精度によって、目開きや目違い等が発生し漏水が発生してしまうことがある。
【0005】
そのため、セグメントの外周側に裏込材を設けて、シール効果を高めるようにしてはいるが、裏込材の劣化等により完全な密閉はできず、以後のメンテナンスが大変であった。
【0006】
そこで、近年、セグメント外周面全体に防水シートを巻き立て、セグメントと地盤とを遮断することで、防水を図る方法が提案されている。
【0007】
上述の防水シートの敷設は、以下に示すような手順で行われる。
【0008】
まず、既設の防水シートの前端から接合代分あけた位置を既設防水シート固定装置で固定した後、新設する防水シートを、巻立装置によって既設防水シートに接合代分重ねて、テールフレーム等に沿って円筒状に展張して巻き立てる。そして、巻き立てた新設防水シートを新設防水シート固定装置によって、径方向外側へと押圧し所定の径に拡径して固定する。このとき、新設防水シートの巻立て長さを、既設防水シートの巻立て長さに合わせると共に、新設防水シートと既設防水シートのラップ代を所定の幅に調整する。そして、防水シートの接合部を溶着装置によって熱溶着する。
【0009】
新設防水シート固定装置は、防水シートの巻立時には、径方向内側に待避しており、巻立装置と干渉するのを防止するようになっている。
【0010】
以上の工程を繰り返し行うことによって、セグメント組立てとシールド掘進と共に、防水シートが順次継ぎ足されて、セグメントの外周面に敷設されることとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の新設防水シート固定装置では、防水シートが巻立時にその中間部が弛むので、固定装置の角部分等に引っ掛かったり、押え面との摩擦抵抗が発生したりして、巻立てが阻害されたり、防水シートが破損してしまう可能性があるといった問題があった。
【0012】
そこで、本発明は上記問題を解決するために案出されたものであって、その目的は、防水シートの巻立てを阻害せず、防水シートの破損を防止することができるトンネル掘進機における防水シートの固定装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、トンネル掘進機で組み立てられるセグメントの外周面に敷設すべくトンネル掘進機内で巻き立てられた防水シートの重合部を接合する際に新たに巻き立てられた新設防水シートを所定位置に固定するトンネル掘進機における防水シートの固定装置であって、上記新設防水シートをその外周から覆う防水シート受けフレームと、上記トンネル掘進機の径方向外側に移動して上記新設防水シートを上記防水シート受けフレーム側へ押圧する押圧手段と、上記押圧手段の周方向両側に設けられ押圧手段が径方向内側に移動したときに押圧手段の外側端よりも径方向外側に位置する防水シート保護ローラとを備えたものである。
【0014】
上記構成によれば、巻立時には、押圧手段を径方向内側に移動させることによって、防水シート保護ローラが径方向外側となるので、弛んだ防水シートは防水シート保護ローラに接触し、押圧手段に接触することはない。従って、防水シートは、防水シート保護ローラの回転と共に円滑に展張され、巻立てが阻害されることはなく、その破損を防止することができる。
【0015】
そして、上記防水シート保護ローラのトンネル掘進機の軸方向前方に、上記新設防水シートの巻立時にその軸方向位置を規制する位置規制部材を設けたものが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を示した正面図、図2は本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を示した側面図、図3は本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を径方向内側より示した平面図、図4は防水シートの敷設装置を示した概略断面図、図5は図4の一部拡大断面図、図6は図4のA−A及びB−B線断面図である。
【0018】
まず、セグメントの外周面に防水シートを敷設する敷設装置の全体構成を説明する。
【0019】
図4から図6に示すように、防水シート1の敷設装置2はトンネル掘進機3の後部のテールフレーム4内に配置されており、セグメント5を組み立てる前に、防水シート1を円筒状に形成しておくものである。
【0020】
敷設装置2は、筒状の防水シート受けフレーム6と、支持フレーム7と、新設防水シート固定装置8と、既設防水シート固定装置9と、巻立装置10及び接合装置11とによってその主要部が構成されている。
【0021】
防水シート受けフレーム6は、テールフレーム4の内周面に沿って、その内周面から若干の間隔をあけて配置されると共に、既設防水シート1aと新設防水シート1bが重なる重合部(接合部)12付近から新設防水シート1bの切羽側端部まで延出されている。防水シート受けフレーム6の内径は、組み立てられたセグメント5の外径と略同一となっている。
【0022】
支持フレーム7は、ドーナツ状のリングフレーム14を介して、防水シート受けフレーム6を内側から支持するための架台である。この架台は、防水シート1を固定するための反力を受ける構成となっている。支持フレーム7は、円筒状の補強フレーム15によって、軸方向にスライド自在に支持されている。この補強フレーム15は、テールフレーム4の内周面から延びるテールリングフレーム16に連結固定されている。
【0023】
テールリングフレーム16には、移動ジャッキ17が連結されている。この移動ジャッキ17の先端は、支持フレーム7に接続されており、移動ジャッキ17の伸縮によって、支持フレーム7が、トンネル掘進機3の軸方向にスライドするようになっている。なお、補強フレーム15はスライドガイドの役目を備えており、ロッド状のものであってもよい。
【0024】
巻立装置10は、リングフレーム14に取り付けられた防水シートロール25から新設防水シート1bを挟持して、防水シート受けフレーム6の内周に沿って回転して、防水シート1を筒状に展張、巻立するものである。巻立装置10は、電動機等の駆動源にによりピニオンや内歯歯車を介して、回転駆動される旋回リング(図示せず)に取り付けられている。
【0025】
接合装置11は、周方向に円周状に形成される新設防水シート1bと既設防水シート1aとの円周状重合部12を接合する周方向接合装置11aと、新設防水シート1bの円周方向両端同士がラップする直線状重合部を接合する軸方向接合装置(図示せず)とから構成されている。
【0026】
周方向接合装置11aは、モータ27によりピニオン28や内歯歯車(図示せず)を介して回転駆動される旋回リング29を備えており、この旋回リング29に、電熱ゴテ等の加熱手段31とその加熱手段31で加熱された防水シート1を押圧する押圧手段32とを有する溶着装置33が設けられて構成されている。
【0027】
軸方向接合装置は、直線状重合部を加熱する加熱手段と、この加熱手段にて加熱された新設防水シート1bの重合部を押圧する押圧手段とを有する溶着装置を、直線状重合部に沿って、トンネル掘進機3の軸方向に移動自在に設けて構成されている。
【0028】
既設防水シート固定装置9は、既設防水シート1aの前端から新設防水シート1bとの接合代分あけた位置を防水シート受けフレーム6の内周面に押し付けて固定するものである。既設防水シート固定装置9は、支持フレーム7の外面に複数個の押えジャッキ22が周方向に所定の間隔で設けられている。押えジャッキ22の先端には、防水シート押え板23が設けられている。押えジャッキ22の両サイドには、押えジャッキ22がローリングするのを防止するローリング防止ガイド24が設けられている(図6中、右側に示したB−B線断面図参照)。防水シート押え板23の押え面には、防水シート1を傷つけないように、高密度ナイロン等の素材が使用されている。
【0029】
新設防水シート固定装置8は、防水シート受けフレーム6の内周面に沿って展張した新設防水シート1bを、防水シート受けフレーム6の内周面に向かって径方向外側へ押圧して拡径、固定するものである。新設防水シート固定装置8は、支持フレーム7の外周面に複数個の押えジャッキ18が周方向に所定の間隔で設けられている。押えジャッキ18の先端には、防水シート押え板19が設けられている。これら押えジャッキ18と防水シート押え板19とで、新設防水シート1bを防水シート受けフレーム6側へ押圧する押圧手段35を構成している。
【0030】
防水シート押え板19は、支持部19aと、押え部19bとに分割されている。押え部19bは、支持部19aにボルト52とナット53にて固定されており、取換可能となっている。また、支持部19aには、ボルト52が挿通する長穴54が形成されており、押え部19bの位置の調整が可能となっている。
【0031】
防水シート押え板19の押え面には、防水シート1を傷つけないように、高密度ナイロン等の素材が使用されている。
【0032】
防水シート押え板19は、常に防水シート1の均一な巻き立てを確保すべく、新設防水シート1bのほぼ全範囲を押付け固定できるように、軸方向に長く延びて形成されている。
【0033】
押えジャッキ18の両サイドには、押えジャッキ18がローリングするのを防止するローリング防止ガイド21が設けられている(図1及び図6中、左側に示したA−A線断面図参照)。
【0034】
図1から図3に示すように、本発明に係る固定装置(新設防水シート固定装置)8には、上記押圧手段35の周方向両側に、防水シート保護ローラ37が設けられている。
【0035】
防水シート保護ローラ37は、支持フレーム7から径方向外側に延出した支持ブラケット41の外側端に設けられたローラ支持フレーム43に、径方向に延びる支持ロッド56を介して軸支されている。防水シート保護ローラ37とローラ支持フレーム43は共に、トンネル掘進機3の軸方向に延出されて形成されている。支持ロッド56は、径方向に移動可能に支持されており、防水シート保護ローラ37の径方向位置の調整が可能となっている。
【0036】
防水シート保護ローラ37は、防水シート押え板19の軸方向前端よりも前方から、防水シート押え板19の軸方向後端よりも後方まで延出されており、周方向から見て、防水シート押え板19の軸方向長さを全てカバーできるようになっている。
【0037】
防水シート保護ローラ37は、その外側端(図2中、下側端)51が、押圧手段35が径方向内側に移動したときの押圧手段35の外側端(図1中二点鎖線にて示す)36よりも径方向外側に位置するように配置されている。
【0038】
防水シート保護ローラ37の表面には、防水シート押え板19の押え面と同様に、高密度ナイロン等の素材が使用されている。
【0039】
防水シート押え板19の外側端の周方向両端部は、面取りされており(図1参照)、新設防水シート1bの展張、巻立時にその通過部分近傍に尖った角部分が位置するのを防ぐように形成されている。
【0040】
なお、本実施の形態では、面取り部分の表面が平面状に形成されているが、これに限られるものではなく、表面がR状に形成されたものであってよい。また、防水シート押え板19の外側端の周方向両端部に回転ローラを設けるものであってもよい。
【0041】
防水シート保護ローラ37の軸方向前方には、新設防水シート1bの巻立時にその軸方向位置を規制する位置規制部材38が設けられている。位置規制部材38は、ローラ支持フレーム43から径方向外側に延出して取り付けられた押えプレート39にて構成されており、その後面44が、新設防水シート1bの前端と当接して、その軸方向位置を規制するようになっている。
【0042】
押えプレート39は、その外側端(図2中、下側端)49が、防水シート保護ローラ37の外側端51よりも、若干、径方向外側に位置するように形成されている。
【0043】
押えプレート39は、ローラ支持フレーム43の径方向内側にボルト45とナット46によって取り付けられた取付プレート47に固定されている。取付プレート47には、ボルト45が挿通する長穴48が軸方向に延びて形成されており、押えプレート39の軸方向位置を調整可能となっている。
【0044】
次に、防水シート1の敷設工程に合わせて、上記構成によるトンネル掘進機における防水シートの固定装置9の作用を説明する。
【0045】
トンネル掘進機3は、掘削開始状態で、シールドジャッキ55をセグメント5に押し付けた状態としておく。既設防水シート1aを既設防水シート固定装置9で防水シート受けフレーム6の内周面に押し付けて固定し、自重や外力によるしわ、垂れ或いは外力によって円周状の重合部12に影響が及ばないようにしておく。
【0046】
そして、新設防水シート固定装置8の押えジャッキ18を縮退させて、防水シート押え板19を径方向内側に待避させておく。
【0047】
その後、巻立装置10によって、新設防水シート1bを、防水シート受けフレーム6の内周面に沿って、既設防水シート1aの縁部に重なるように展張、巻立を行う。
【0048】
このとき、新設防水シート1bは、新設防水シート固定装置8を覆うようにその外周部に展張される。新設防水シート1bは、その中間部が弛むが、防水シート保護ローラ37が防水シート押え板19よりも径方向外側に位置しているので、弛んだ新設防水シート1bは防水シート保護ローラ37に接触し、押圧手段35に接触することはない。
【0049】
従って、新設防水シート1bは、防水シート保護ローラ37の回転と共に円滑に展張され、押圧手段35に引っ掛かったり、押え面との摩擦抵抗が発生することがないので、巻立てが阻害されることはなく、その破損を防止することができる。
【0050】
さらに、防水シート押え板19の周方向端部が面取りされているため、万一、新設防水シート1bが、防水シート押え板19よりも径方向内側に弛んだとしても、防水シート押え板19に引っ掛かるのを防止でき、新設防水シート固定装置8の信頼性を高めることができる。
【0051】
また、新設防水シート1bは、その前端部が、位置規制部材38である押えプレート39の後面44に当接して、軸方向位置を正確に規制することができ、展張、巻立後に、新設防水シート1bの位置調整を行う必要がなく、作業の効率化及び時間短縮を図ることができる。
【0052】
その後、各押えジャッキ18を伸長させて、新設防水シート1bを防水シート受けフレーム6の内周面に押圧して、所定の径に拡径、固定する。これによって、防水シート1の垂れや延びを防止できる。また、新設される防水シート1bは、この防水シート受けフレーム6に沿って展張され、固定されるために、常に同一径(セグメント5の外周面と同等の径)で巻き立てることができる。
【0053】
そして、接合装置11によって、防水シート1の円周状重合部12及び軸方向重合部の溶着を行う。このとき、トンネル掘進機3の掘進に伴って、シールドジャッキ55が伸長するが、その伸長に同調させて移動ジャッキ17を伸長させて、支持フレーム7を所定の接合位置に維持させておくので、溶着工程を中断することなく連続して行える。
【0054】
軸方向重合部の接合が終了した後、新設防水シート固定装置8及び既設防水シート固定装置9の固定を解除して、移動ジャッキ17を縮退させて、防水シート受けフレーム6及び支持フレーム7を前方にスライドさせる。
【0055】
防水シート受けフレーム6及び支持フレーム7のスライドが終了した後、敷設した新設防水シート1bの自重等による垂れ下がりが発生しないように、新設防水シート1bの切羽側端部で、既設防水シート固定装置9を作動させて、新設防水シート1bの前端部分を固定する。そしてその状態のままでセグメント5の組立てを行う。
【0056】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、巻立時には、押圧手段を径方向内側に移動させることによって、防水シート保護ローラが径方向外側となるので、弛んだ防水シートは防水シート保護ローラに接触し、押圧手段に接触することはない。従って、防水シートは、防水シート保護ローラの回転と共に円滑に展張され、巻立てが阻害されることはなく、その破損を防止することができるといった優れた効果を発揮する。
【0057】
さらに、防水シート押え板の周方向端部を面取りしたため、万一、防水シートが押圧装置に接触しても引っ掛かることはなく、新設防水シート固定装置の信頼性を高めることができる。また、位置規制部材を設けたことによって、展張、巻立後に、新設防水シートの位置調整を行う必要がなく、作業の効率化及び時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を示した正面図である。
【図2】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を示した側面図である。
【図3】本発明に係るトンネル掘進機の防水シートの固定装置の好適な実施の形態を径方向内側より示した平面図である。
【図4】防水シートの敷設装置を示した概略断面図である。
【図5】図4の一部拡大断面図である。
【図6】図4のA−A及びB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 防水シート
1b 新設防水シート
3 トンネル掘進機
6 防水シート受けフレーム
8 新設防水シート固定装置
18 押えジャッキ
19 防水シート押え板
35 押圧手段
36 (押圧手段の)外側端
37 防水シート保護ローラ
38 位置規制部材

Claims (2)

  1. トンネル掘進機で組み立てられるセグメントの外周面に敷設すべくトンネル掘進機内で巻き立てられた防水シートの重合部を接合する際に新たに巻き立てられた新設防水シートを所定位置に固定するトンネル掘進機における防水シートの固定装置であって、上記新設防水シートをその外周から覆う防水シート受けフレームと、上記トンネル掘進機の径方向外側に移動して上記新設防水シートを上記防水シート受けフレーム側へ押圧する押圧手段と、上記押圧手段の周方向両側に設けられ押圧手段が径方向内側に移動したときに押圧手段の外側端よりも径方向外側に位置する防水シート保護ローラとを備えたことを特徴とするトンネル掘進機における防水シートの固定装置。
  2. 上記防水シート保護ローラのトンネル掘進機の軸方向前方に、上記新設防水シートの巻立時にその軸方向位置を規制する位置規制部材を設けた請求項1記載のトンネル掘進機における防水シートの固定装置。
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