JP2002284491A - リフタ - Google Patents

リフタ

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JP2002284491A
JP2002284491A JP2001087422A JP2001087422A JP2002284491A JP 2002284491 A JP2002284491 A JP 2002284491A JP 2001087422 A JP2001087422 A JP 2001087422A JP 2001087422 A JP2001087422 A JP 2001087422A JP 2002284491 A JP2002284491 A JP 2002284491A
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JP
Japan
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roller chain
sprocket
roller chains
roller
lifter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001087422A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shibata
剛 柴田
Tetsuya Sugiura
哲哉 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co, Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】案内支柱や油圧シリンダを用いずにローラチェ
ーンを支持部材として昇降動と任意の昇降ストロークを
可能とし、コンパクトで狭いスペースでも設置可能とし
た構造簡単で安価なリフタを提供する。 【解決手段】背面に多数のブロック14を並列して取り
付け曲部では自由に屈曲可能であり垂直状態では屈曲を
規制して自立するようにしたローラチェーン2a〜2c
の一端をテーブル1の複数個所に固定し、基台4にモー
タ5によって回転駆動され前記ローラチェーン2a〜2
cを垂直方向に昇降させるスプロケット8a〜8cを備
え、前記ローラチェーン2a〜2cの垂直方向の昇降に
よりローラチェーン2a〜2cを支持部材として前記テ
ーブル1を任意のストロークで昇降動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物等を昇降する
リフタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物等を昇降するリフタには、荷
物等の積載テーブルをクロスリンクを伸縮するパンタグ
ラフ式リフタや荷物等の積載テーブルを数本の支柱にス
ライド可能に案内し、これを油圧シリンダやチェーンに
よって昇降するリフタ等が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知のリフタ
は下降ストロークの可変は容易であるが、上昇ストロー
クにおいては、パンタグラフ式リフタではクロスリンク
の伸張で制限され、荷物等の積載テーブルを支柱にスラ
イド可能に案内し、これを油圧シリンダやチェーンによ
って昇降動するリフタでは積載テーブルを案内する支柱
の高さで制限されるため必要な上昇ストロークに応じて
クロスリンクの数や支柱の高さを増減設定しなければな
らず、汎用性がなく設備費用が高価である。特に支柱を
用いるリフタにおいては、積載テーブルが下降端にあっ
ても支柱は空間を占めるため、リフタの設置には大きな
空間スペースを必要としている。
【0004】本発明の目的は、支柱や油圧シリンダを用
いずに昇降動と任意の昇降ストロークを可能とし、コン
パクトで狭いスペースでも設置可能とした構造簡単で安
価なリフタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、曲部では自由に屈曲可能であり、垂直状
態では屈曲を規制する手段により自立するローラチェー
ンの一端を複数個所に固定したテーブルと、モータによ
って回転駆動され前記ローラチェーンを垂直方向に昇降
させるスプロケットを備えた基台とからなり、前記ロー
ラチェーンの垂直方向の昇降によりローラチェーンを支
持部材として前記テーブルを任意のストロークで昇降動
するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】また、前記ローラチェーンを垂直状態で屈
曲を規制する手段は、剛性材よりなる多数個のブロック
をローラチェーンの外側に並列して取り付け、曲部では
屈曲を許容し、垂直状態では隣接するブロック同士の端
面が当接して屈曲を規制して自立するようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1は荷物等積載する
テーブルである。このテーブル1の一側面の左右2個所
と、この一側面の反対側の他側面の中央1個所に長いロ
ーラチェーン2a、2b、2cの一端が固定プレート等
の固定部材3によって固着されている。尚、ローラチェ
ーンは前記3個所に限定されるものではなく、テーブル
1の一側面の左右2個所と他側面の左右2個所に位相を
ずらせて固着することも可能である。
【0008】4は基台であり、前記ローラチェーン2
a、2b、2cの駆動機構を備えている。その駆動機構
はブレーキ内蔵の可逆転モータ5と、このモータ5の回
転を減速と直角方向に変換するギヤボックス6と、この
ギヤボックス6と結合した水平軸線の駆動軸7と、この
駆動軸7と平行に配置した従動軸10とからなり、前記
従動軸10には従動ギヤ13が取り付けられており、前
記駆動軸7に設けた駆動ギヤ11からアイドラギヤ12
を介して前記従動ギヤ13に駆動軸7とは逆方向の回転
を従動軸10に伝達するようになっている。
【0009】前記駆動軸7にはローラチェーン2aを掛
け回す第1スプロケット8aとローラチェーン2bを掛
け回す第2スプロケット8aが取り付けられており、前
記従動軸10には前記第1スプロケット8aと第2スプ
ロケット8bとの中間部位に相当する箇所にローラチェ
ーン2cを掛け回す第3スプロケット8cが取り付けら
れている。また、これら第1スプロケット8a、第2ス
プロケット8b及び第3スプロケット8cの背部にはバ
ックアップローラ9a、9b、9cが配置されており、
このバックアップローラ9a、9b、9cによって第1
スプロケット8a、第2スプロケット8b及び第3スプ
ロケット8cに掛け回されたローラチェーン2a、2
b、2cを第1スプロケット8a、第2スプロケット8
b及び第3スプロケット8cに押し付けるようにしてロ
ーラチェーン2a、2b、2cが第1スプロケット8
a、第2スプロケット8b及び第3スプロケット8cか
ら外れないようにしている。
【0010】ところで、前記ローラチェーン2a、2
b、2cは通常のチェーンとは違って曲部では自由に屈
曲可能であり、垂直状態では屈曲を規制して自立する特
別な構造である。その実施例については図2及び図3で
示すように、ローラチェーン2a、2b、2cが走行す
るときの外側に剛性材よりなる多数個のブロック14を
並列して取り付けた構造である。具体的には鉄板のブロ
ック14をローラチェーン2a、2b、2cを構成する
部材のピンリンクプレート15とローラリンクプレート
16に取り付けた構造である。このブロック14はロー
ラチェーン2a、2b、2cが垂直状態においてテーブ
ル1やテーブル1上の積載物の荷重を受けるため、荷重
によって割れたりしないよう鉄板の剛性材を用いること
を望ましいが、鉄板に限定するものではなく、強度を有
していれば軽量のアルミニウム合金や強化プラスチック
でもよい。
【0011】上記の構造のローラチェーン2a、2b、
2cは図3でローラチェーン2aと第1スプロケット8
aで代表して示すように、垂直状態では隣接するブロッ
ク14同士の端面が当接してローラチェーン2a、2
b、2cが走行するときの外側への屈曲を規制して自立
するが、内側方向には隣接するブロック14同士の端面
が離間して屈曲を許容する。従って、図2でローラチェ
ーン2aと第1スプロケット8aで代表して示すよう
に、第1スプロケット8aの掛け回し部分の曲部では屈
曲してスプロケット8aにより水平方向と垂直方向に往
復走行駆動し、垂直状態では屈曲を規制して自立する。
【0012】本発明は上記の通りの構造であるから、モ
ータ5の正回転による第1スプロケット8a、第2スプ
ロケット8b及び第3スプロケット8cの回転でローラ
チェーン2a、2b、2cは垂直状態で上方に延びて行
き、屈曲を規制して自立となりローラチェーン2a、2
b、2cを支持部材として支柱を必要とすることがなく
テーブル1を任意のストロークで上昇する。この上昇ス
トロークはローラチェーン2a、2b、2cの長さの増
減で変更することができるが、長いローラチェーン2
a、2b、2cを用いておけば、その長さに基づく最大
上昇ストロークの範囲で任意の上昇ストロークを得るこ
とができる。
【0013】また、テーブル1を下降端に位置したとき
にはローラチェーン2a、2b、2cは基台4の空間内
に折れ曲がり縮まって収納することが可能であり、下降
端に位置したテーブル1の上方空間には何物も存在する
ことがなくコンパクトな形態になる。さらに、昇降駆動
源は電気モータによるものであるため、油圧等の油を嫌
う場所での使用に最適である。
【0014】基台4に固定ストッパ、転倒防止固定金具
を装備しておくことにより安全な昇降作業が得られ、基
台4に車輪を取り付けることによりモータ5の電源があ
るところに移動して使用することができる。また、上記
実施態様及び図示ではモータ駆動側を下にし、テーブル
を上にした構成であるが、これを逆にして、例えば天井
搬送車のホイストのように下側にテーブルを持ってきて
昇降させることも可能である。これにより、ホイストか
らテーブルが下降する際のテーブルの揺れを防ぐことが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によると、リフタ特
有の支柱やガイドローラなどを用いなくともローラチェ
ーンを支持部材として荷物等を積載するテーブルを昇降
することができると共にコンパクトな形態であるから狭
い場所でも使用することが可能である。また、上昇スト
ロークが任意に変更することができるため、工作物ある
いは自動車の組み立て工場等の工程変更が多い場所での
使用に最適であり、小型で長ストロークの簡単な構造の
安価なリフタを提供することができる利点を有してい
る。さらに油圧シリンダを用いないため油を嫌う場所で
の使用にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】ローラチェーンがスプロケットに掛け回しして
いる部分の側面図
【図3】ローラチェーンの機能説明図
【符号の説明】
1 テーブル 2a〜2c ローラチェーン開口部 3 固定部材 4 基台 5 モータ 6 ギヤボックス 7 駆動軸 8a 第1スプロケット 8b 第2スプロケット 8c 第3スプロケット 9a〜9c バックアップローラ 10 従動軸 11 駆動ギヤ 12 アイドラギヤ 13 従動ギヤ 14 ブロック 15 ピンリンクプレート 16 ローラリンクプレート
フロントページの続き (72)発明者 杉浦 哲哉 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲部では自由に屈曲可能であり、垂直状
    態では屈曲を規制する手段により自立するローラチェー
    ンの一端を複数個所に固定したテーブルと、モータによ
    って回転駆動され前記ローラチェーンを垂直方向に昇降
    させるスプロケットを備えた基台とからなり、前記ロー
    ラチェーンの垂直方向の昇降によりローラチェーンを支
    持部材として前記テーブルを任意のストロークで昇降動
    するようにしたことを特徴とするリフタ。
  2. 【請求項2】 ローラチェーンを垂直状態で屈曲を規制
    する手段は、剛性材よりなる多数個のブロックをローラ
    チェーンの外側に並列して取り付け、曲部では屈曲を許
    容し、垂直状態では隣接するブロック同士の端面が当接
    して屈曲を規制して自立するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載のリフタ。
JP2001087422A 2001-03-26 2001-03-26 リフタ Pending JP2002284491A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004009420A1 (de) * 2004-02-24 2005-09-08 Laweco Maschinen- Und Apparatebau Gmbh Hubplattform mit einem Schubkettenantrieb
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WO2011074435A1 (ja) * 2009-12-16 2011-06-23 株式会社椿本チエイン 噛合チェーン式昇降装置
CN114671370A (zh) * 2022-03-25 2022-06-28 广西交科集团有限公司 一种箱梁用可拆卸折叠升降运送车

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