JP2002283390A - ポリエステル系多層射出成形品 - Google Patents

ポリエステル系多層射出成形品

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JP2002283390A
JP2002283390A JP2001089017A JP2001089017A JP2002283390A JP 2002283390 A JP2002283390 A JP 2002283390A JP 2001089017 A JP2001089017 A JP 2001089017A JP 2001089017 A JP2001089017 A JP 2001089017A JP 2002283390 A JP2002283390 A JP 2002283390A
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Japan
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polyester
weight
acid
skin layer
copolymer
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Application number
JP2001089017A
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English (en)
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Kenichi Utazaki
憲一 歌崎
Jiro Kumaki
治郎 熊木
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、剛性、衝撃性、面衝撃性、耐熱性お
よび表面外観に優れ、とりわけ寸法精度、特に吸水寸法
精度に優れた自動車外装部品用に使用可能なポリエステ
ル系多層射出成形品を得ることを課題とする。 【解決手段】スキン層(A)およびコア層(B)構造を
有する成形品であって、スキン層がポリエステル(A
1)99〜50重量%およびオレフィン系エラストマー
(A2)1〜50重量%を配合してなる組成物からな
り、コア層がポリエステル(B1)99〜40重量%お
よび強化充填剤(B2)1〜60重量%を配合してなる
組成物からなることを特徴とする多層射出成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル系多
層射出成形品に関し、剛性、衝撃性、面衝撃性、耐熱性
および表面外観に優れ、とりわけ寸法精度、特に吸水寸
法精度に優れるため、自動車外装部品用途に有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車外装部品においては高強度、高靭
性、耐熱性、寸法精度が要求されるために、従来から金
属材料が多く使用されている。近年、軽量化およびデザ
インの自由度などからプラスチック材料が金属代替で一
部使用されてきている。しかし、寸法精度と表面外観の
バランスが課題であり全ての特性を満足する材料が望ま
れているのが現状である。
【0003】これらを改良する目的で単一の処方では例
えば特開平4−202352号公報ではポリエステルに
エラストマーとフィラーを添加する手法が開示されてい
る。
【0004】多層射出成形品において例えば特開平3−
266779号公報では強化オレフィンをコア層、非強
化オレフィンをスキン層とした多層射出成形品を得る手
法、特開平9−123215では強化オレフィンをコア
層、非強化オレフィンをスキン層とした大型多層射出成
形品を得る手法等が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単一処
方においては機械的特性はある程度改良されるものの、
自動車外装部品に現在要求されている表面特性および寸
法特性を満足できない。さらに多層射出成形品において
は課題とするフロントフェンダー、リアフェンダー、ド
アパネル、リアハッチパネルなどの自動車外装部品に適
用できる耐熱性がないことなどの問題がある。
【0006】そこで本発明は、剛性、衝撃性、面衝撃
性、耐熱性および表面外観に優れ、とりわけ寸法精度、
特に吸水寸法精度に優れた自動車外装部品用に使用可能
なポリエステル系多層射出成形品を得ることを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、スキン層(A)およびコア層(B)構
造を有する成形品であって、スキン層がポリエステル
(A1)99〜50重量%およびオレフィン系エラスト
マー(A2)1〜50重量%を配合してなる組成物から
なり、コア層がポリエステル(B1)99〜40重量%
および強化充填剤(B2)1〜60重量%を配合してな
る組成物からなることを特徴とする多層射出成形品およ
びそれからなる自動車外装部品である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、スキン層(A)および
コア層(B)構造を有する成形品であって、スキン層が
ポリエステル(A1)99〜50重量%およびオレフィ
ン系エラストマー(A2)1〜50重量%を配合してな
る組成物からなり、コア層がポリエステル(B1)99
〜40重量%および強化充填剤(B2)1〜60重量%
を配合してなる組成物を用いることにより相乗的効果が
発現し、ポリエステル樹脂の剛性、衝撃性、面衝撃性、
耐熱性および表面外観に優れ、とりわけ寸法精度、特に
吸水寸法精度に優れた自動車外装部品用に使用可能なポ
リエステル系多層射出成形品が得られる。
【0009】本発明においてスキン層を構成する組成物
は、ポリエステル(A1)99〜50重量%およびオレ
フィン系エラストマー(A2)1〜50重量%を配合し
てなるものである。
【0010】本発明で用いるポリエステル(A1)とは
ジカルボン酸(あるいは、そのエステル形成性誘導体)
とジオール(あるいはそのエステル形成性誘導体)とを
主成分とする縮合反応により得られる重合体ないしは共
重合体、あるいはこれらの混合物である。
【0011】上記ジカルボン酸としてはテレフタル酸、
イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−カ
ルボキシフェニル)メタン、アントラセンジカルボン
酸、4,4´−ジフェニルエーテルジカルボン酸、5−
ナトリウムスルホイソフタル酸などの芳香族ジカルボン
酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン
ジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、1,3−シクロヘ
キサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸などの脂環式ジカルボン酸およびこれらのエステル
形成性誘導体などが挙げられる。
【0012】またジオール成分としては炭素数2〜20
の脂肪族グリコールすなわち、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、デカメチレングリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオールなど、
あるいは分子量400〜6000の長鎖グリコール、す
なわちポリエチレングリコール、ポリ−1,3−プロピ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどお
よびこれらのエステル形成性誘導体などが挙げられる。
【0013】これらの重合体ないしは共重合体の好まし
い例としては、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチ
レン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリブチレ
ン(テレフタレート/アジペート)、ポリブチレン(テ
レフタレート/セバケート)、ポリブチレン(テレフタ
レート/デカンジカルボキシレート)、ポリブチレンナ
フタレ−ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリエチレン
(テレフタレート/アジペート)、ポリエチレン(テレ
フタレート/5−ナトリウムスルホイソフタレート)、
ポリブチレン(テレフタレート/5−ナトリウムスルホ
イソフタレート)、ポリエチレンナフタレ−ト、ポリプ
ロピレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレ
ンテレフタレートなどが挙げられ、ポリエステル樹脂の
成形性からポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン
(テレフタレート/アジペート)、ポリブチレン(テレ
フタレート/デカンジカルボキシレート)、ポリブチレ
ンナフタレ−ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン(テレフタレート/アジペート)、ポリエチレン
ナフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタ
レートなどが特に好ましく、最も好ましいのはポリブチ
レンテレフタレートである。
【0014】また、これらのポリエステル系樹脂はo−
クロロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘
度が0.36〜1.60dl/g、とくに0.52〜
1.35dl/gの範囲にあるものが機械的特性、成形
性の点から好適である。さらにこれらポリエステル系樹
脂は、m−クレゾール溶液をアルカリ溶液で電位差滴定
して求めたCOOH末端基量が50eq/t(ポリマ1
トン当りの末端基量)以下であるものが好ましく使用で
きる。
【0015】本発明で用いられるオレフィン系エラスト
マー(A2)としては、(a)α−オレフィンとエポキ
シ基含有不飽和単量体とからなるエポキシ基含有共重合
体、(b)エチレンと炭素数3以上のα−オレフィンお
よび/またはビニル系単量体からなるエチレン共重合
体、(c)水添または未水添の共役ジエンと芳香族ビニ
ルのブロック共重合体などが挙げられ、高圧ラジカル重
合法、溶液重合法、乳化重合法などの公知の方法で製造
することができる。なお、これらオレフィン系エラスト
マーは一種以上で用いることができる。
【0016】上記(a)エポキシ基含有共重合体のα−
オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、ブテン−
1などが挙げられ、エポキシ基含有不飽和単量体として
は、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、
エタクリル酸グリシジル、イタコン酸グリシジルなどが
挙げられる。これらの単量体に加えてさらに、ビニルエ
ーテル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニル
エステル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸
エステル類およびメタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなど
のメタクリル酸エステル類などを共重合して得た共重合
体も好ましく利用できる。
【0017】エポキシ基含有共重合体の好ましい例とし
ては、エチレン/メタクリル酸グリシジル共重合体、エ
チレン/酢酸ビニル/メタクリル酸グリシジル共重合
体、エチレン/アクリル酸/メタクリル酸グリシジル共
重合体、エチレン/メタクリル酸/メタクリル酸グリシ
ジル共重合体、エチレン/メタクリル酸メチル/メタク
リル酸グリシジル共重合体、エチレン/アクリル酸グリ
シジル共重合体、エチレン/酢酸ビニル/アクリル酸グ
リシジル共重合体、エチレン/グリシジルエーテル共重
合体などが挙げられ、なかでもエチレン/メタクリル酸
グリシジル共重合体、エチレン/アクリル酸/メタクリ
ル酸グリシジル共重合体、エチレン/メタクリル酸/メ
タクリル酸グリシジル共重合体、エチレン/メタクリル
酸メチル/メタクリル酸グリシジル共重合体が好ましく
使用でき1種以上併用して用いても良い。
【0018】上記(b)エチレンと炭素数3以上のα−
オレフィンおよび/またはビニル系単量体を共重合して
なるエチレン系共重合体における炭素数3以上のα−オ
レフィンとしては、プロピレン、ブテン−1、ペンテン
−1、3−メチルペンテン−1、オクタセン−1などが
挙げられ、ビニル系単量体としては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸ブチルなどのアクリル酸エステル類またはメタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル酸エステル類
などが挙げられる。具体例としてはエチレン/プロピレ
ン共重合体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン
/ペンテン−1共重合体、エチレン/プロピレン/ブテ
ン−1共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペン
タジエン共重合体、エチレン/プロピレン/5−エチリ
デン−2−ノルボーネン共重合体、エチレン/プロピレ
ン/ジシクロペンタジエン共重合体、エチレン/アクリ
ル酸メチル共重合体、エチレン/アクリル酸エチル共重
合体などが挙げられ、なかでもエチレン/プロピレン共
重合体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン/メ
タクリル酸メチル共重合体およびエチレン/アクリル酸
エチル共重合体が好ましく使用でき、1種以上併用して
用いても良い。さらに、エポキシ化合物、酸無水物、イ
ミドなどをグラフト反応して得たグラフト変性共重合体
も使用できる。
【0019】上記(c)水添または未水添の共役ジエン
と芳香族ビニルのブロック共重合体は、共役ジエンと芳
香族ビニルのブロック共重合体、またはその水添物であ
る。かかる水添または未水添の共役ジエンと芳香族ビニ
ルのブロック共重合体における共役ジエンとしては、
1,3−ブタジエン、イソプレン(2−メチル−1,3
−ブタジエン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエ
ン、1,3−ブタジエンおよび1,3−ペンタジエンな
どの1種または2種以上の共役ジエンであり、1,3−
ブタジエン、イソプレンが好ましく使用できる。また、
芳香族ビニルとしては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、1,3
−ジメチルスチレン、ビニルナフタレン等が挙げられ、
これらは1種または2種以上で用いることができる。な
かでも芳香族ビニルとしてはスチレン、α−メチルスチ
レンが好ましく使用できる。水添または未水添の共役ジ
エンと芳香族ビニルのブロック共重合体の具体例として
は、水添スチレン/ブタジエン/スチレントリブロック
共重合体、未水添スチレン/ブタジエン/スチレントリ
ブロック共重合体、水添スチレン/イソプレン/スチレ
ントリブロック共重合体、または未水添スチレン/イソ
プレン/スチレントリブロック共重合体などが挙げら
れ、水添スチレン/ブタジエン/スチレントリブロック
共重合体が好ましく用いられる。
【0020】本発明においてはスキン層(A)を構成す
る組成物にさらにポリアミドエラストマーを配合するこ
とが可能である。かかるポリアミドエラストマー(A
3)としては、例えば(a)炭素数が6以上のポリアミ
ド形成成分、および(b)ポリ(アルキレンオキシド)
グリコールとの反応によって得られるグラフト、または
ブロック共重合体が挙げられる。ここで、(a)炭素数
が6以上のアミド形成成分として、具体的には、ω−ア
ミノカプロン酸、ω−アミノエナント酸、ω−アミノカ
プリル酸、ω−アミノペルゴン酸、ω−アミノカプリン
酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン
酸等のアミノカルボン酸、あるいはカプロラクタム、エ
ナントラクタム、カプリルラクタム、ラウロラクタム等
のラクタム、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸塩、
ヘキサメチレンジアミン−セバシン酸塩、ヘキサメチレ
ンジアミン−イソフタル酸塩等のナイロン塩が挙げられ
る。(b)ポリ(アルキレンオキシド)グリコールの例
としては、ポリエチレンオキシドグリコール、ポリ
(1,2−プロピレンオキシド)グリコール、ポリ
(1,3−プロピレンオキシド)グリコール、ポリ(テ
トラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキサメチ
レンオキシド)グリコール、エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドのブロックまたはランダム共重合体、エチ
レンオキシドとテトラヒドロフランのブロックまたはラ
ンダム共重合体等が用いられる。該ポリ(アルキレンオ
キシド)グリコールの数平均分子量は200〜600
0、特に300〜4000が好ましい。また、必要に応
じて、(b)成分の両末端をアミノ化またはカルボキシ
ル化しても良い。(a)炭素数が6以上のポリアミド形
成成分と(b)ポリ(アルキレンオキシド)グリコール
成分の結合は、通常エステル結合、アミド結合である
が、特にこれらのみに限定されない。また、ジカルボン
酸、ジアミン等の第3成分を反応成分として用いること
も可能であり、この場合のジカルボン酸成分として、炭
素数4〜20のものが好ましく、その例として、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレン−2,7
−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン
酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、3−スルホイソ
フタル酸ナトリウムのような芳香族ジカルボン酸、1,
4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキ
サンジカルボン酸、ジシクロヘキシル−4,4’−ジカ
ルボン酸のような脂環族ジカルボン酸、コハク酸、シュ
ウ酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸のような
脂肪族ジカルボン酸が挙げられ、特に、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデ
カンジ酸が重合性、色調、物性の点から好ましい。一
方、ジアミン成分としては、芳香族、脂環族、脂肪族の
ジアミンが用いられ、なかでも脂肪族ジアミンのヘキサ
メチレンジアミンが好ましい。
【0021】本発明で用いられるスキン層(A)の組成
比は(A1)と(A2)の合計に対してポリエステル
(A1)99〜50重量%、オレフィン系エラストマー
(A2)1〜50重量%であって、好ましくは(A1)
97〜60重量%(A2)3〜40重量%、さらに好ま
しくは(A1)95〜70重量%(A2)5〜30重量
%である。オレフィン系エラストマー(A2)の含有量
が少なすぎると充分な衝撃改良効果が得られず、多すぎ
ると表面外観、剛性が低下し好ましくない。さらにポリ
アミドエラストマー(A3)を添加することが可能であ
り、好ましい添加量としては(A1)、(A2)および
(A3)の合計に対して0〜30重量%、さらに好まし
くは5〜20重量%である。ポリアミドエラストマーの
添加量は剛性維持の観点から30重量%以下が好まし
い。
【0022】本発明においてスキン層を構成する組成物
には、本発明の目的を損なわない範囲でその他の充填剤
(雲母、ワラステナイト、タルク、クレー、セリサイ
ト、ゼオライト、ベントナイト、ドロマイト、カオリ
ン、微粉ケイ酸、長石粉、シラスバルーン、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、酸化カルシウ
ム、カーボンブラック、グラファイト、酸化アルミニウ
ム、セラミックスファイバー、セラミックビーズ、アス
ベスト、、ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、石膏、ノ
バキュライト、ドーソナイト、鉱物繊維、ワラステナイ
ト、チタン酸カリウム、塩基性硫酸マグネシウム、ゾノ
トライト、ホウ酸アルミニウム、ホウ酸マグネシウム、
硫酸カルシウム、酸化亜鉛および酸化チタンなど)、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、核剤、滑剤、離形
剤、染料および顔料を含む着色剤、核化剤、他の熱可塑
性樹脂(例えばポリエチレン、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、液晶ポリエステ
ル樹脂、ポリアセタール、ポリスルホン、ポリフェニレ
ンオキサイドなど)および熱硬化性樹脂(例えばフェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコー
ン樹脂、エポキシ樹脂など)などの少なくとも1種以上
をさらに含有することができる。
【0023】本発明においてコア層を構成する組成物
は、ポリエステル(B1)99〜40重量%および強化
充填剤(B2)1〜60重量%を配合してなるものであ
る。
【0024】ポリエステル(B1)としては、前述した
(A1)と同様のものが用いられる。なお、ポリエステ
ル(A1)とポリエステル(B1)とは同種であっても
異なっているものでも良い。
【0025】本発明で用いられる強化充填剤(B2)と
しては、一般に樹脂の強化用に用いられるものなら特に
限定はない。繊維状充填剤、粒状充填剤等が挙げられそ
れぞれに挙げられる充填剤を2種以上併用しても良い。
【0026】組成物中における繊維状充填剤は、平均繊
維径が0.01〜50μmであり、数平均繊維長が0.
05〜1000μmであることが好ましく、平均繊維径
0.1〜30μmであり、数平均繊維長0.1〜800
μmであることがより好ましい。さらに好ましくは平均
繊維径1〜20μm数平均繊維長1〜500μmである。
尚、数平均繊維長はペレットまたは成形品を450℃×
5時間、不活性ガス雰囲気化で燃焼させて残った灰分中
の繊維を顕微鏡により任意の500点を測定して求めた
ものである。
【0027】具体的な繊維状充填剤としては、ガラス繊
維、炭素繊維、鉱物繊維、ワラステナイト、チタン酸カ
リウム、塩基性硫酸マグネシウム、ゾノトライト、ホウ
酸アルミニウム、ホウ酸マグネシウム、セラミックスフ
ァイバー、硫酸カルシウムおよび酸化亜鉛などが挙げら
れ、これらを2種以上併用しても良い。特にガラス繊維
および炭素繊維が好ましく用いられる。
【0028】組成中における粒状充填剤は、数平均粒子
径0.01〜1000μmであることが好ましく、数平
均粒子径0.1〜500μmであることがより好まし
い。さらに好ましくは数平均粒子径0.5〜300μm
である。尚、数平均粒子径はペレットまたは成形品を4
50℃×5時間、不活性ガス雰囲気化で燃焼させて残っ
た灰分中の粒状物を顕微鏡により任意の500点につい
て粒子径(長径と短径の平均値)を測定、または樹脂成
分を溶解する溶媒により樹脂を溶解させ濾過及び洗浄後
残った残留物中の粒状物を顕微鏡により任意の500点
について粒子径(長径と短径の平均値)を測定して求め
たものである。
【0029】具体的な粒状充填剤とは、ガラスフレー
ク、雲母、カーボンブラック、グラファイト、ワラステ
ナイト、タルク、クレー、セリサイト、ゼオライト、ベ
ントナイト、ドロマイト、カオリン、微粉ケイ酸、長石
粉、シラスバルーン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、硫酸バリウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウ
ム、セラミックビーズ、アスベスト、、ケイ酸アルミニ
ウム、酸化ケイ素、石膏、ノバキュライト、ドーソナイ
トおよび酸化チタンなどが挙げられ、これらを2種以上
併用しても良い。特にガラスフレークおよび雲母が好ま
しく用いられる。
【0030】本発明で用いる強化充填剤(B2)は、さ
らに分散性、接着性を向上させるために官能基を有する
カップリング剤等で表面処理を行っても良い。官能基を
有するカップリング剤で予備処理して使用することは、
より優れた機械的強度を得るために好ましい。官能基を
有するカップリング剤としては、イソシアネート系化合
物、有機シラン系化合物、有機チタネート系化合物、有
機ボラン系化合物、エポキシ化合物などが挙げられる。
【0031】特に好ましいのは、有機シラン系化合物で
あり、その具体例としては、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエ
トキシシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシ基含有ア
ルコキシシラン化合物、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ランなどのメルカプト基含有アルコキシシラン化合物、
γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ−ウレイ
ドプロピルトリメトキシシシラン、γ−(2−ウレイド
エチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどのウレ
イド基含有アルコキシシラン化合物、γ−イソシアナト
プロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメチ
ルジメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルメチル
ジエトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジ
メトキシシラン、γ−イソシアナトプロピルエチルジエ
トキシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリクロロシ
ランなどのイソシアナト基含有アルコキシシラン化合
物、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジ
メトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメト
キシシランなどのアミノ基含有アルコキシシラン化合
物、γ−ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−
ヒドロキシプロピルトリエトキシシランなどの水酸基含
有アルコキシシラン化合物、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、N
−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン・塩酸塩等の炭素炭素不
飽和基含有アルコキシシラン化合物などが挙げられる。
【0032】本発明で用いられるコア層(B)を構成す
る組成物の組成比は(B1)および(B2)の合計に対
してポリエステル(B1)99〜40重量%、強化充填
剤(B2)1〜60重量%であり、好ましくは(B1)
97〜50重量%(B2)3〜50重量%、さらに好ま
しくは(B1)95〜60重量%(B2)5〜40重量
%である。強化充填剤が多すぎると衝撃性が低下し好ま
しくない。
【0033】本発明においてコア層を構成する組成物に
は、本発明の目的を損なわない範囲でその他の充填剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、核剤、滑剤、離
形剤、染料および顔料を含む着色剤、核化剤、他の熱可
塑性樹脂(例えばポリエチレン、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、液晶ポリエス
テル樹脂、ポリアセタール、ポリスルホン、ポリフェニ
レンオキサイドなど)および熱硬化性樹脂(例えばフェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコ
ーン樹脂、エポキシ樹脂など)などの少なくとも1種以
上をさらに含有することができる。
【0034】本発明スキン層(A)およびコア層(B)
を構成する組成物の製造方法は特に限定されるものでは
ないが、例えばポリエステル、オレフィン系エラストマ
ーまたは強化充填剤、必要に応じて他の樹脂、必要に応
じて添加剤を予めブレンドした後、ポリエステルの融点
以上において、ニーディングブロックを1ゾーン以上有
する2軸押出機のホッパーに供給して均一に溶融混練す
る方法、あるいは全配合組成物を予めブレンドした後、
ポリエステルの融点以上において、スクリュー形状は特
に限定されないが例えばダルメージスクリューを挿入し
た単軸押出機のホッパーに供給して均一に溶融混練する
方法などが好ましく用いられる。
【0035】本発明の多層射出成形品はスキン層(A)
およびコア層(B)を有する成形品であって、成形品断
面の構造は通常、スキン層(A)/コア層(B)/スキ
ン層(A)の三層構造からなる多層射出成形品である。
多層射出成形品を得る方法としては、2つのシリンダー
を持つ射出成形機を用いたサンドイッチ成形法が挙げら
れ、特に2つのシリンダーの同時射出成形が可能で、射
出時の溶融樹脂がスキン層およびコア層構造を形成され
た状態で射出できる構造を有するサンドイッチ成形機を
使用することが好ましい。
【0036】さらに、本発明の多層射出成形品が射出成
形時に溶融樹脂を金型内に充満させる工程である射出工
程において2つのシリンダーから同時射出により得られ
る場合、射出工程時間中に同時射出工程時間が占める割
合は70%以上、好ましくは80%以上、さらに好まし
くは90%である。
【0037】その他の手法である2色成形機、溶融樹脂
がスキン層およびコア層構造を形成できないサンドイッ
チ成形機を用いて製造する場合には、まずコア層を射出
成形し後からスキン層を射出成形し製造する方法、まず
スキン層を射出成形し後からコア層を射出成形し製造す
る必要がある。その場合、特殊な金型装置が必要であっ
たり、成形工程の時間的な増大を招くため上記記載の同
時射出可能なサンドイッチ成形機を用いたサンドイッチ
成形が好ましい。かかるサンドイッチ成形機としては公
知のものが使用できる。
【0038】以上の構成から得られたポリエステル系多
層射出成形品は、剛性、衝撃性、面衝撃性耐熱性に優
れ、とりわけ優れた表面外観と寸法精度が要求されるフ
ロントフェンダー、リアフェンダー、ドアパネル、リア
ハッチパネル等には有用である。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定される
ものではない。
【0040】実施例1,2,3,比較例1,2,3,
4,5 表1のスキン層(A)、コア層(B)用の材料をそれぞ
れ所定の割合で配合し、260℃に設定した2軸スクリ
ューを有したベント付き押出し機を用いて主投入口に投
入し溶融混練しペレット化した。
【0041】得られたスキン層(A)、コア層(B)ペ
レットを表2の組合せで成形温度260℃、金型温度8
0℃に設定した、2つのシリンダーの同時射出成形が可
能で、射出時の溶融樹脂がスキン層およびコア層構造が
形成された状態で射出できる構造を有するサンドイッチ
成形機のホッパーにそれぞれ投入し、150mm×15
0mm×3mm厚の角板をスキン層(A)(片面)/コ
ア層(B)の厚みの比が1およびスキン層(A)および
コア層(B)を射出工程の80%が同時射出となるよう
に成形した。
【0042】得られた試験片を切削加工し以下の特性評
価を行った。
【0043】[曲げ弾性率]切削加工した12.7mm×
125mm×3mm厚試験片を用い、ASTM−D79
0測定法に従い測定を行った。
【0044】[Izod衝撃値]切削加工した12.7m
m×65mm×3mm厚試験片を用い、ASTM−D2
56測定法に従い測定を行った。
【0045】[熱変形温度]切削加工した12.7mm×
125mm×3mm厚試験片を用い、ASTM−D64
8測定法に従い0.455MPa荷重(低荷重)で測定
を行った。
【0046】[面衝撃性]切削加工した80mm×80m
m×3mm厚試験片を用い、サーボパルサーEHF−U
2H−20L型高速面衝撃試験機(島津製作所製)で2
3℃、ポンチ先端径12.7mm、衝突速度2.5m/
sで試験を行った。延性及び脆性は目視で判断した。
【0047】[線膨張係数]切削加工した80mm×80
mm×3mm厚試験片を用い、23℃における流れ方向
および流れと直角方向の寸法および80℃における流れ
方向および流れと直角方向の寸法をノギスで測定した。
流れ方向および流れと直角方向の線膨張係数を算出し、
その平均値を線膨張係数とした。
【0048】[表面外観]射出成形試験片に蛍光灯を映写
し、目視にて表の判断基準を適用した。
【0049】[吸水寸法]切削加工した80mm×80m
m×3mm厚試験片を用い、23℃における流れ方向お
よび垂直方向寸法および水中(23℃)200hr放置
後の流れ方向および垂直方向寸法をノギスで測定した。
流れ方向および垂直方向寸法変化率を算出し、その平均
値を吸水寸法変化率とした。
【0050】評価結果を表2に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【発明の効果】本発明は、ポリエステル系多層射出成形
品に関し、剛性、衝撃性、面衝撃性、耐熱性および表面
外観に優れ、とりわけ寸法精度、特に吸水寸法精度に優
れるため、自動車外装部品用途に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 67/00 C08L 23:00 23:00) 77:00 (C08L 67/00 B29K 67:00 77:00) 105:06 B29K 67:00 B29L 31:00 105:06 B29L 31:00 Fターム(参考) 3D003 AA00 AA10 BB01 CA62 DA17 DA26 3D023 AA01 AB01 AC02 AC04 AC05 AC16 AD02 AD05 AD06 AD22 4F100 AC10 AC10H AG00 AG00H AK03A AK03C AK41A AK41B AK41C AK42 AK45 AK46A AK46C AK62A AK62C AK66A AK66C AL09A AL09C BA03 BA06 BA10A BA10C BA16 CA23B DG01 DG01H EH36 GB32 JB07 JJ03 JK01 JK07 JK10 JL04 YY00A YY00B YY00C 4F206 AA24 AA24K AB11 AH17 AH18 JA07 JB22 JF01 4J002 BB042 BB052 BB072 BB102 BB152 BP012 CF071 CF141 CL073 FD010 GN00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキン層(A)およびコア層(B)構造を
    有する成形品であって、スキン層がポリエステル(A
    1)99〜50重量%およびオレフィン系エラストマー
    (A2)1〜50重量%を配合してなる組成物からな
    り、コア層がポリエステル(B1)99〜40重量%お
    よび強化充填剤(B2)1〜60重量%を配合してなる
    組成物からなることを特徴とする多層射出成形品。
  2. 【請求項2】スキン層(A)を構成する組成物がさらに
    ポリアミドエラストマー(A3)を配合せしめたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の多層射出成形品。
  3. 【請求項3】多層射出成形品がスキン層(A)およびコ
    ア層(B)を同時射出成形により得られたものである請
    求項1または2記載の多層射出成形品。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の多層射出成
    形品からなることを特徴とする自動車外装部品。
  5. 【請求項5】自動車外装部品がフロントフェンダー、リ
    アフェンダー、ドアパネルまたはリアハッチパネルであ
    る請求項4記載の自動車外装部品。
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