JP2002283178A - 工作機械の切粉受け装置 - Google Patents

工作機械の切粉受け装置

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JP2002283178A JP2001092876A JP2001092876A JP2002283178A JP 2002283178 A JP2002283178 A JP 2002283178A JP 2001092876 A JP2001092876 A JP 2001092876A JP 2001092876 A JP2001092876 A JP 2001092876A JP 2002283178 A JP2002283178 A JP 2002283178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械の稼働率を下げることなく、工作機
械の排出口から排出される排出液から分離される切粉を
効率良く回収し、蓄積された切粉を容易に廃棄できる切
粉受け装置を提供する。 【解決手段】 切粉受け配置部7には、複数の切粉受け
10が載置され、各切粉受け10が排出口Nの下方に移
動し得るように設けられているので、排出口Nから排出
される切粉が一の切粉受け10に満載された場合におい
ても、他の切粉受け10を移動させて排出口Nの下方に
配置すれば、工作機械の動作を中止させることなく、新
たな切粉を他の切粉受け10に蓄積させることができ
る。一方、一の切粉受け10においては、切粉の廃棄作
業を時間的余裕を持って行うこともできる。さらに、従
来行っていた切粉のかき出し作業をなくし、切粉の廃棄
作業を容易に行うこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切粉を含む排出液
を外部に排出する排出口を備えた工作機械に使用され、
その排出口の下方に設置され、その排出口から排出され
る排出液から切削液を分離して切粉を回収する切粉受け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の工作機械の切粉受け
としては、図10に示すように、切削液を収容する切削
液収容部50上に載置され、この状態で切削液収容部5
0と共に工作機械Mに設けられた排出口Nの下方に設置
されるもの(切粉受け40)が知られている。
【0003】この切粉受け40は、排出液に含まれる切
粉を分離して回収するために全面が網状に形成された切
粉受板42と、排出液が切粉受板42上に落下する際に
切粉受け40の外部に飛散するのを防止するために切粉
受板42の周囲に配設された側壁44とを備えている。
また、切粉受け40を切削液収容部50と共に工作機械
Mの下方に設置する際に、排出口Nが切粉受け40の内
側へ通過できるようにするために側壁44には切欠部G
が設けられている。一方、切削液収容部50は全体が箱
状に形成されているものの、上面の一部が開口してお
り、切粉受け40を載置するにはその開口部にはめ込ん
で載置するようになっている。また、切削液収容部50
の下部には四隅に車輪52が設けられ、この車輪52に
よって切削液収容部50を移動できるようになってい
る。
【0004】そして、この切粉受け40では、排出口N
から排出された排出液は切粉受板42に落下し、排出液
に含まれる切削液は、切粉受けを通過して下方の切削液
収容部50にて回収され、他方、切粉は切粉受板42上
に残留するため切粉を回収できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の切粉受け40で
は、排出液が排出されるに従って排出液の落下領域に切
粉が蓄積されるようになるが、蓄積された切粉上に更に
排出液が排出されると、排出液の流れの勢いによって先
に蓄積された切粉が落下領域の外に押しやられつつ、落
下領域の周囲に切粉が残留するようになる。このため、
排出液が次々に排出されると、落下領域を中心にして扇
状に切粉の蓄積領域が広がるようになり、ひいては、図
10(c)に示すように、その蓄積領域が切欠部Gを設
けた側壁44にまで達し、蓄積された切粉が落下領域か
ら切欠部Gの下方付近までを取り囲むような山脈状を呈
するようになる。
【0006】そして、このように切粉が切欠部Gの下方
付近まで山脈状に蓄積された場合には、切削液(ひいて
は、排出液)が切粉受け40の外部に流出してしまうこ
とを防止するために、これら蓄積された切粉を切粉受け
40の外部に掻き出す掻き出し作業が必要であった。
【0007】しかしながら、図10(c)からも明らか
なように、切粉が切欠部Gの下方付近まで山脈状に蓄積
された場合においても、切粉受け40のうち排出口Nか
ら遠方の領域(図10(c)右側部)には、切粉が蓄積
されておらず、切粉受け40全体としてはまだ切粉を蓄
積し得るにも拘わらず、切粉の掻き出し作業を行わなけ
ればならないという問題、すなわち、切粉の掻き出し作
業が効率良く行われていないという問題があった。
【0008】また、切粉受け40に蓄積された切粉を廃
棄する場合においては、切粉受け40に蓄積された切粉
を掻き出して別個の回収箱等に回収して廃棄する必要が
あるため、掻き出し作業自体も煩雑であるという問題も
あった。
【0009】一方、切削液収容部50及び切粉受け40
を工作機械Mから離間させて廃棄することも可能である
が、その場合には、工作機械の動作を停止させなければ
ならず、工作機械の稼働率が低くなるという問題もあっ
た。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、工作機械の稼働率を下げること
なく、工作機械の排出口から排出される排出液から分離
される切粉を効率良く回収し、蓄積された切粉を容易に
廃棄できる切粉受け装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の工作機械の切粉受け装置
は、切粉を排出する排出口の下方に配置されるものを対
象として、特に、切粉受けを複数載置するとともに、各
切粉受けを前記排出口の下方に移動可能な切粉受け配置
部を備えたことを特徴としている。
【0012】このような構成の切粉受け装置において、
切粉受け配置部には、複数の切粉受けが載置され、各切
粉受けが排出口の下方に移動し得るように設けられてい
るので、排出口から排出される切粉が一の切粉受けに満
載された場合においても、他の切粉受けを移動させて排
出口の下方に配置すれば、工作機械の動作を中止させる
ことなく、新たな切粉を他の切粉受けに蓄積させること
ができる。一方、一の切粉受けにおいては、切粉の廃棄
作業を時間的余裕を持って行うこともできる。さらに、
従来行っていた切粉のかき出し作業をなくし、切粉の廃
棄作業を容易に行うこともできる。
【0013】また、請求項2に記載の工作機械の切粉受
け装置は、前記切粉受け配置部が、前記切粉受けを少な
くとも3個載置可能であり、前記排出口が、前記切粉受
け配置部における前記切粉受けの移動方向縁部に載置さ
れる切粉受け以外の切粉受けに対応する位置に配置され
ていることを特徴としている。
【0014】このような構成の切粉受け装置において、
切粉受け配置部は、切粉受けを少なくとも3個載置可能
であり、排出口は、切粉受け配置部における切粉受けの
移動方向縁部に載置される切粉受け以外の切粉受けに対
応する位置に配置されており、移動方向縁部には、切粉
が満載された切粉受けを配置する領域が常時確保されて
いるので、切粉が満載された切粉受けを容易に切粉受け
配置部から除去することができ、切粉の廃棄作業を更に
時間的余裕を持って行うことができる。
【0015】また、請求項3に記載の工作機械の切粉受
け装置は、前記切粉受けが、その側面にローラを備え、
前記切粉受け配置部が、前記ローラを回転可能に支持す
る支持面を有することを特徴としている。
【0016】このような構成の切粉受け装置において、
切粉受け配置部は、切粉受けの側面に備えられたローラ
を回転可能に支持するので、排出口から排出される切粉
が一の切粉受けに満載された場合においても、他の切粉
受けを簡単にスライド移動させることができ、切粉受け
の交換作業を容易に行うことができる。
【0017】また、請求項4に記載の工作機械の切粉受
け装置は、前記切粉受けには、その移動方向の少なくと
も一側面に、前記排出口から排出された切粉を前記移動
方向又は反移動方向に分離する分離部が備えられている
ことを特徴としている。
【0018】このような構成の切粉受け装置において、
切粉受けには、その移動方向の少なくとも一側面に、排
出口から排出された切粉を移動方向又は反移動方向に分
離する分離部が備えられているので、切粉受けが移動し
た場合においても、排出口から排出された切粉が切粉受
け側面上部に蓄積されることはなく、その後の切粉の廃
棄作業をさらに効率良く行うことができる。
【0019】また、請求項5に記載の工作機械の切粉受
け装置は、前記切粉受けが、その移動方向における幅が
前記排出口の前記移動方向における幅と略同一であるこ
とを特徴としている。
【0020】このような構成の切粉受け装置において、
切粉受けは、その移動方向における幅が排出口の移動方
向における幅と略同一であるので、排出口から排出され
た切粉が他の切粉受けのある領域に排出されることはな
く切粉受けの幅内で蓄積されるので、切粉の回収を効率
良く行うことができる。
【0021】さらに、請求項6に記載の切粉受け装置
は、前記切粉受けを前記排出口の下方に固定する固定手
段を備えたことを特徴としている。
【0022】このような構成の切粉受け装置において、
固定手段は、切粉受けを排出口の下方に固定するので、
切粉の除去作業時や切粉受けの交換作業時においても、
排出口から排出される切粉を固定手段によって固定され
た切粉受けによって確実に回収することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0024】先ず、本発明の第1の実施の形態における
切粉受け装置の構成について説明する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る切粉受け装置の概略構成を示す斜視図であり、図2
は、第1の実施の形態における切粉受けの概略構成を示
す斜視図である。図1において、切粉受け装置1は、図
示しない工作機械の排出口Nの下方に配置されて使用さ
れるものであって、3個の切粉受け10とそれら3個の
切粉受け10を載置する切粉受け配置部7とから構成さ
れている。切粉受け配置部7は、上部が開口された略直
方体の形状を成し、その側面は、切粉受け10を支持す
る支持面を構成している。切粉受け10は、図2に示す
ように略直方体の形状を成し、切粉受け10の底部の全
面及び側面の下部には、網目状に形成された網目部2を
備えている。また、切粉受け10の側面上部のうち対向
する2面には、切粉受け10を切粉受け配置部7から取
り出すために使用される取っ手部3が形成され、切粉受
け10の側面上部のうち取っ手部3が形成された2面と
は異なる2面には、切粉受け配置部7の側面に支持さ
れ、切粉受け10を一方向に移動させ得るアイドルロー
ラ5(ローラ)が各面に対して2個ずつ回転自在に備え
られている。
【0026】また、3個の切粉受け10のうち、切粉受
け配置部7に対して両端に載置された切粉受け以外の切
粉受け10、すなわち、中央に位置する切粉受け10
は、排出口Nに対応する位置に配置され、排出口Nの幅
と切粉受け10の幅とは、切粉受け10の移動方向に対
して略同一の長さに設定されている。
【0027】次に、上記構成の切粉受け装置1の機能及
び切粉受け装置1を使用して切粉を廃棄する廃棄作業に
ついて説明する。
【0028】図3は、第1の実施の形態の切粉受け装置
を使用して切粉を廃棄する手順を示す説明図である。
【0029】なお、本説明に際し、上記構成の切粉受け
装置1には、切粉受け31、切粉受け32及び切粉受け
33の3個の切粉受け10が切粉受け配置部7に載置さ
れているものとする。
【0030】上記構成の切粉受け装置1は、先ず、排出
口Nから排出された排出液(以下、排出液は、切削液及
び切粉を含んでいるものとする。)を切粉受け10の網
目部2によって濾過し、排出液のうち切粉のみを網目部
2に回収するとともに、切削液を網目部2から通過させ
て切粉配置部7で回収する。なお、切粉受け配置部7に
よって回収された切削液は、ポンプ9によって再度工作
機械内に流される。工作機械内では、被加工物が工具等
によって切削され、その切削されたときに発生する切粉
が切削液と共に排出液として再度排出口Nから排出さ
れ、その排出液のうち切粉が切粉受け10の網目部2に
よって回収される。切粉受け装置1は、このような作業
を繰り返しながら順次切粉を回収するのである。
【0031】上記構成の切粉受け装置1を使用して切粉
を廃棄する廃棄作業については、先ず、切粉受け31
が、排出口Nから排出された排出液から切粉を網目部2
によって濾過し、濾過された切粉が切粉受け31に満載
されると、排出口Nの位置に載置されていた切粉受け3
1及びそれまで切粉受け投入位置(図面上排出口Nの右
側)に載置されていた切粉受け32は、作業者によって
移動され、切粉受け31は、排出口Nの位置から切粉受
け取り出し位置(図面上左側)に移動し、切粉受け32
は、切粉受け投入位置から排出口Nの位置に移動する。
このとき、切粉受け投入位置が空くので、新たに切粉受
け33が切粉受け投入位置に配置される。そして、排出
口Nから排出された排出液は、新たに排出口Nの位置に
移動された切粉受け32に流れ、濾過された切粉が切粉
受け32に蓄積される(図3a)。
【0032】排出口Nから排出された排出液が切粉受け
32に流れ続け、濾過された切粉が切粉受け32に満載
されると、作業者は、切粉受け31を切粉受け配置部7
から取り出し、切粉受け31に満載された切粉を廃棄す
る。そして、前述同様に、排出口Nの位置に載置されて
いた切粉受け32及びそれまで切粉受け投入位置(図面
上排出口Nの右側)に載置されていた切粉受け33は、
作業者によって移動され、切粉受け32は、排出口Nの
位置から切粉受け取り出し位置(図面上左側)に移動
し、切粉受け33は、切粉受け投入位置から排出口Nの
位置に移動する(図3b)。
【0033】切粉受け32が排出口Nの位置から切粉受
け取り出し位置(図面上左側)に移動し、切粉受け33
が切粉受け投入位置から排出口Nの位置に移動すると、
切粉受け投入位置が空くので、作業者は、切粉を廃棄し
た切粉受け31を再度切粉受け投入位置に載置する(図
3c)。
【0034】以上説明したように、切粉受け配置部7に
は、3個の切粉受け10が載置され、各切粉受け10が
排出口Nの下方において移動可能に設けられているの
で、排出液から濾過された切粉が、排出口Nの位置に載
置された切粉受け10に満載された場合においても、切
粉受け投入位置に載置された切粉受け10を簡単に排出
口Nの位置に移動させて配置することができ、工作機械
の動作を中止させることなく、新たな切粉を他の切粉受
け10に蓄積させることができる。
【0035】一方、作業者は、新たな切粉受け10が排
出口Nに載置されるので、その切粉受け10に切粉が満
載されるまでに切粉の廃棄作業を時間的余裕を持って行
うことができる。さらに、作業者は、従来行っていた切
粉のかき出し作業を行う必要がなく、切粉の廃棄作業も
容易となる。
【0036】他方、排出口Nの幅と切粉受け10の幅と
は、切粉受け10の移動方向に対して略同一の長さに設
定されているので、排出液から濾過された切粉は、排出
口Nの位置に載置された切粉受け10のみに蓄積され、
他の切粉受け10には排出されず、切粉の回収を効率良
く行うことができる。
【0037】なお、第1の実施の形態において、取っ手
部3は、アイドルローラ5が備えられた面とは異なる面
に形成されているが、同一の面に形成されても良い。但
し、切粉受け10を切粉受け配置部7から取り出し易く
するためには、取っ手部3は、切粉受け配置部7の支持
面の高さよりも高い位置に配置されていることが望まし
く、また、切粉受け10を切粉受け配置部7から取り出
す作業者の作業性を考えれば、取っ手部3は、排出口N
から排出される排出液(切削液及び切粉)が接触しない
ような位置に形成される方が望ましい。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0039】なお、第2の実施の形態を説明するに際
し、第1の実施の形態で使用したものと同一のものは、
同一番号を付して説明するものとする。
【0040】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る切粉受け装置の概略構成を示す斜視図であり、図5
は、第2の実施の形態における切粉受けの概略構成を示
す斜視図である。図4において、切粉受け装置11は、
図示しない工作機械の排出口Nの下方に配置されて使用
されるものであって、3個の切粉受け15とそれら3個
の切粉受け15を載置する切粉受け配置部7とから構成
されている。切粉受け配置部7は、上部が開口された略
直方体の形状を成し、その側面は、切粉受け15を支持
する支持面を構成している。切粉受け15は、図5に示
すように略直方体の形状を成し、切粉受け15の底部全
面及び側面の下部には、網目状に形成された網目部12
を備えている。また、切粉受け15の側面上部のうち対
向する2面には、切粉受け15を切粉受け配置部7から
取り出すために使用される取っ手部17が形成され、切
粉受け15の側面上部のうち取っ手部17が形成された
2面とは異なる2面には、切粉受け配置部7の側面に支
持され、切粉受け15を一方向に移動させ得るアイドル
ローラ14が各面に対して2個ずつ回転自在に備えられ
ている。
【0041】また、取っ手部17が形成された面のうち
一方の面(図面上左側の面)の上部には、分離部材13
(分離部)が形成され、その分離部材13は、排出口N
から排出された排出液を、分離部材13が形成された切
粉受け15又は分離部材13の下方に配置された切粉受
け15に分離して排出させる。ここで、分離部材13
は、側面の1角を上部に向けた略5角柱の形状を成し、
排出液は、前記1角を境にして分離される。なお、分離
部材13の形状は、略5角柱の形状に限る必要はなく、
排出液中の切粉が分離部材13上に蓄積されない形状で
あれば良い。例えば、略3角柱形状、略4角柱形状等多
角柱形状であれば良い。但し、排出液の流れを考慮すれ
ば、6角柱以下の多角柱形状であることが望ましい。
【0042】さらに、3個の切粉受け15のうち、切粉
受け配置部7に対して両端に載置された切粉受け以外の
切粉受け15、すなわち、中央に位置する切粉受け15
は、排出口Nに対応する位置に配置され、排出口Nの幅
と切粉受け15の幅とは、切粉受け15の移動方向に対
して略同一の長さに設定されている。
【0043】次に、上記構成の切粉受け装置11の機能
及び切粉受け装置11を使用して切粉を廃棄する廃棄作
業について説明する。
【0044】図6は、第2の実施の形態の切粉受け装置
を使用して切粉を廃棄する手順を示す説明図である。
【0045】なお、説明に際し、上記構成の切粉受け装
置11には、切粉受け34、切粉受け35及び切粉受け
36の3個の切粉受け15が切粉受け配置部7に載置さ
れているものとする。
【0046】上記構成の切粉受け装置11は、先ず、排
出口Nから排出された排出液を切粉受け15の網目部1
2によって濾過し、排出液のうち切粉のみを網目部12
に回収するとともに、切削液を網目部12から通過させ
て切粉配置部7で回収する。なお、切粉受け配置部7に
よって回収された切削液は、ポンプ9によって再度工作
機械内に流される。工作機械内では、被加工物が工具等
によって切削され、その切削されたときに発生する切粉
が切削液と共に排出液として再度排出口Nから排出さ
れ、その排出液のうち切粉が切粉受け15の網目部12
によって回収される。切粉受け装置11は、このような
作業を繰り返しながら順次切粉を回収するのである。
【0047】上記構成の切粉受け装置11を使用して切
粉を廃棄する廃棄作業については、先ず、切粉受け34
が、排出口Nから排出された排出液から切粉を網目部1
2によって濾過し、濾過された切粉が切粉受け34に満
載されると、排出口Nの位置に載置されていた切粉受け
34及びそれまで切粉受け投入位置(図面上排出口Nの
左側)に載置されていた切粉受け35は、作業者によっ
て移動され、切粉受け34は、排出口Nの位置から切粉
受け取り出し位置(図面上右側)に移動し、切粉受け3
5は、切粉受け投入位置から排出口Nの位置に移動す
る。この移動中においても、排出口Nからは連続的に排
出液が排出されているので、分離部材13が無い場合に
は、排出液が両切粉受け15の境界部の辺りにも降り注
ぎ、排出液に含まれる切粉が境界部に位置する切粉受け
15の上面に蓄積されるという問題が生じる。第2の実
施の形態における切粉受け装置11においては、切粉受
け15が分離部材13を備えたことを特徴とし、その分
離部材13が切粉受け15の上面における切粉の蓄積を
防止している。
【0048】ところで、作業者が切粉受け34及び切粉
受け35を移動させた後には、切粉受け投入位置が空く
ので、新たに切粉受け36が切粉受け投入位置に配置さ
れる。そして、排出口Nから排出された排出液は、新た
に排出口Nの位置に移動された切粉受け35に流れ、網
目部12によって濾過された切粉が切粉受け35に蓄積
される(図6a)。
【0049】排出口Nから排出された排出液が切粉受け
35に流れ続け、濾過された切粉が切粉受け35に満載
されると、作業者は、切粉受け34を切粉受け配置部7
から取り出し、切粉受け34に満載された切粉を廃棄す
る。そして、前述同様に、排出口Nの位置に載置されて
いた切粉受け35及びそれまで切粉受け投入位置(図面
上排出口Nの左側)に載置されていた切粉受け36は、
作業者によって移動され、切粉受け35は、排出口Nの
位置から切粉受け取り出し位置(図面上右側)に移動
し、切粉受け36は、切粉受け投入位置から排出口Nの
位置に移動する(図6b)。
【0050】切粉受け35が排出口Nの位置から切粉受
け取り出し位置(図面上右側)に移動し、切粉受け36
が切粉受け投入位置から排出口Nの位置に移動すると、
切粉受け投入位置が空くので、作業者は、切粉を廃棄し
た切粉受け34を再度切粉受け投入位置に配置する(図
6c)。
【0051】なお、第2の実施の形態では、切粉受け1
5を切粉受け配置部7の図面上左側から投入し、図面上
右側から取り出す形態を採っているが、これは、切粉受
け15の図面上左側上部に分離部材13が形成されてい
る為であり、切粉が満載された切粉受け15の取り出し
作業を容易にする為である。すなわち、作業者が切粉受
け15を図面上左側から取り出そうとした場合には、取
り出そうとする切粉受け15の右側上部が隣接する切粉
受け15の分離部材13に引っ掛かり、切粉受け15の
取り出しが不可能ではないにしても、切粉受け15の取
り出しに際して切粉受け15を傾ける等煩雑な操作が必
要となって取り出し作業自体に支障をきたすからであ
る。
【0052】以上説明したように、第2の実施の形態お
ける切粉受け装置11は、排出口Nから排出された排出
液を、分離部材13が形成された切粉受け15又は分離
部材13の下方に配置された切粉受け15に分離する分
離部を備えているので、切粉受け15が移動する場合に
おいても、排出口Nから排出された排出液が切粉受け1
5の側面上部に注がれ排出液中の切粉が切粉受けの側面
上部に蓄積されることはなく、作業者は、その後、分離
部材13の無い切粉受けを使用した場合よりもさらに効
率良く切粉の廃棄作業を行うことができる。
【0053】また、第2の実施の形態おける切粉受け装
置11においても、第1の実施の形態における切粉受け
装置1と同様に、切粉受け配置部7には、3個の切粉受
け15が載置され、各切粉受け15が排出口Nの下方に
おいて移動可能に設けられているので、排出口Nから排
出される排出液から濾過された切粉が排出口Nの位置に
載置された切粉受け15に満載された場合においても、
切粉受け投入位置に載置された切粉受け15を簡単に排
出口Nの位置に移動させて配置することができ、工作機
械の動作を中止させることなく、新たな切粉を他の切粉
受け15に蓄積させることができる。
【0054】一方、作業者は、新たな切粉受け15が排
出口Nに載置されるので、その切粉受け15に切粉が満
載されるまでに切粉の廃棄作業を時間的余裕を持って行
うことができる。さらに、作業者は、従来行っていた切
粉のかき出し作業を行う必要がなく、切粉の廃棄作業も
容易となる。
【0055】他方、排出口Nの幅と切粉受け15の幅と
は、切粉受け15の移動方向に対して略同一の長さに設
定されているので、排出口Nから排出された切粉は、排
出口Nの位置に載置された切粉受け15のみに蓄積さ
れ、他の切粉受け15には排出されず、切粉の回収を効
率良く行うことができる。
【0056】なお、第2の実施の形態において、取っ手
部17は、アイドルローラ14が備えられた面とは異な
る面に形成されているが、同一の面に形成されても良
い。但し、切粉受け15を切粉受け配置部7から取り出
し易くするためには、取っ手部17は、切粉受け配置部
7の支持面の高さよりも高い位置に配置されていること
が望ましく、また、切粉受け15を切粉受け配置部7か
ら取り出す作業者の作業性を考えれば、取っ手部17
は、排出口Nから排出される排出液が接触しないような
位置に形成される方が望ましい。
【0057】第1の実施の形態及び第2の実施の形態に
おいては、切粉受け配置部7に3個の切粉受け10又は
切粉受け15を載置したが、3個に限る必要はなく、3
個以上載置可能であれば良い。また、一部の発明におい
ては、載置個数が2個の場合においても本発明を適用す
ることは可能である。
【0058】また、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態においては、中央の切粉受け10の位置に排出口N
を配置したが、切粉受け配置部7が3個以上の切粉受け
10を載置可能である場合には、切粉受け10移動方向
縁部に位置する切粉受け以外の切粉受け10に対応して
配置してもよい。その場合には、切粉が満載された切粉
受け10を配置する領域が常時確保されているので、切
粉が満載された切粉受け10を容易に切粉受け配置部7
から取り出すことができ、切粉の廃棄作業を時間的余裕
を持って行うことができる。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0060】図7は、第3の実施の形態における切粉受
け配置部の概略構成を示す斜視図である。なお、第3の
実施の形態における切粉受け配置部は、前述した切粉受
け10及び切粉受け15について適用が可能であるが、
第3の実施の形態においては、紙面の関係上切粉受け1
0についてのみ説明することとする。また、切粉受け配
置部は、3つの切粉受け10を載置するものとして説明
する。
【0061】図7において、切粉受け配置部19は、切
粉受け配置部7の側面(支持面)上部の所定の位置に溝
部20(固定手段)を形成したものである。所定の位置
は、切粉受け10に形成された2つのアイドルローラ5
の第1の間隔に合わせた位置であり、溝部20は、切粉
受け配置部19の上部に1側面あたり合計6箇所(2側
面では合計12箇所であるが、第3の実施の形態では都
合上1側面に関して説明する。)形成されている。2つ
のアイドルローラ5の第1の間隔に合わせて形成された
2つの溝部20(以下、「1組の溝部20」と記す。)
は、3つの1組の溝部20それぞれが第1の間隔とは異
なる間隔で切粉受け配置部19に形成されている。すな
わち、6つの全溝部20が第1の間隔で形成されている
とすれば、例えば、作業者が切粉受け10を切粉受け投
入位置から排出口Nの位置に移動させようとした場合、
切粉受け10は、2箇所において2つのアイドルローラ
5が共に溝部に落ち込む場合が発生し、切粉受け10を
移動させる作業性が悪くなるという問題が生じる。そこ
で、各1組の溝部20を異なる間隔で形成すれば、切粉
受け10の移動途中では、2つのアイドルローラ5が共
に溝部20に落ち込むことはなく、作業者が移動させた
い位置においてのみ、2つのアイドルローラ5が共に溝
部20に落ち込むこととなり、切粉受け10を移動させ
る作業性が良好となるという効果を奏することとなる。
【0062】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0063】図8は、第4の実施の形態における切粉受
け配置部の概略構成を示す斜視図であり、図9は、第4
の実施の形態における切粉受け装置の概略構成を示す斜
視図である。なお、第4の実施の形態における切粉受け
配置部においても、前述した切粉受け10及び切粉受け
15について適用が可能であるが、第4の実施の形態に
おいては、紙面の関係上切粉受け15についてのみ説明
することとする。また、切粉受け配置部は、3つの切粉
受け15を載置するものとして説明する。
【0064】図8において、切粉受け配置部21は、切
粉受け配置部7の側面(支持面)上部に所定の幅だけ突
出した突起部23(固定手段)を形成したものである。
所定の幅は、切粉受け10に形成された2つのアイドル
ローラ5の第1の間隔に合わせた幅であり、突起部23
は、切粉受け配置部21の上部に切粉受け15の数に合
わせて1側面あたり合計3箇所(2側面では合計6箇所
であるが、第4の実施の形態では都合上1側面に関して
説明する。)形成されている。突起部23は、切粉受け
配置部21に固定された固定部材29と、その固定部材
29の上面に固着された弾性部材27と、その弾性部材
27の上面に固着され、1角を上部に突き出した略5角
柱形状の可動部材25とから構成されている。
【0065】なお、第4の実施の形態において、弾性部
材27は、ゴムであってもよくバネであってもよい。
【0066】図9において、切粉受け装置31は、図示
しない工作機械の排出口Nの下方に配置されて使用され
るものであって、3個の切粉受け15とそれら3個の切
粉受け15を載置する切粉受け配置部21とから構成さ
れている。
【0067】このような構成の切粉受け装置31におい
ては、例えば、作業者が、3つの切粉受け15のうち図
面上右側に位置する切粉受け15を取り出した後、排出
口Nの位置にあった切粉受け15を切粉受け取り出し位
置に移動させたい場合には、排出口Nの位置にある切粉
受け15を図面上右方向に引っ張ることによって、切粉
受け15を移動させることができる。すなわち、作業者
の引っ張り力によって切粉受け15が図面上右方向に移
動し始めると、弾性部材27が切粉受け15の重量によ
って縮み、可動部材25が切粉受け配置部21上面の高
さまで沈み、切粉受け15は、切粉受け取り出し位置ま
で移動されるのである。そして、切粉受け15が再度所
定の位置に達すれば、可動部材25が弾性部材27の弾
性力によって切粉受け配置部21の上面より高い位置に
復帰し、切粉受け15は、その復帰した可動部材25に
よって再度固定されることとなる。
【0068】上述した第3の実施の形態における切粉受
け配置部19及び第4の実施の形態における切粉受け配
置部21によれば、溝部20及び突起部23(固定手
段)は、切粉受け10又は切粉受け15を排出口Nの下
方に固定するので、切粉の除去作業時や切粉受けの交換
作業時においても、排出口Nから排出される切粉を、溝
部20及び突起部23によって固定された切粉受け10
又は切粉受け15によって確実に回収することができ
る。
【0069】また、切粉受け配置部19の寸法又は切粉
受け配置部21の寸法との関係で、切粉受け10又は切
粉受け15が切粉受け配置部19の側面部又は切粉受け
配置部21の側面部によって固定されない場合において
も、切粉受け10又は切粉受け15を確実に固定するこ
とができ、切粉を確実に回収することができることとな
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の工作機械の切粉受け装置によ
れば、切粉受け配置部には、複数の切粉受けが載置さ
れ、各切粉受けが排出口の下方に移動し得るように設け
られているので、排出口から排出される切粉が一の切粉
受けに満載された場合においても、他の切粉受けを移動
させて排出口の下方に配置すれば、工作機械の動作を中
止させることなく、新たな切粉を他の切粉受けに蓄積さ
せることができる。一方、一の切粉受けにおいては、切
粉の廃棄作業を時間的余裕を持って行うこともできる。
さらに、従来行っていた切粉のかき出し作業をなくし、
切粉の廃棄作業を容易に行うこともできる。
【0071】また、請求項2に記載の工作機械の切粉受
け装置によれば、切粉受け配置部は、切粉受けを少なく
とも3個載置可能であり、排出口は、切粉受け配置部に
おける切粉受けの移動方向縁部に載置される切粉受け以
外の切粉受けに対応する位置に配置されており、移動方
向縁部には、切粉が満載された切粉受けを配置する領域
が常時確保されているので、切粉が満載された切粉受け
を容易に切粉受け配置部から除去することができ、切粉
の廃棄作業を更に時間的余裕を持って行うことができ
る。
【0072】また、請求項3に記載の工作機械の切粉受
け装置によれば、切粉受け配置部は、切粉受けの側面に
備えられたローラを回転可能に支持するので、排出口か
ら排出される切粉が一の切粉受けに満載された場合にお
いても、他の切粉受けを簡単にスライド移動させること
ができ、切粉受けの交換作業を容易に行うことができ
る。
【0073】また、請求項4に記載の工作機械の切粉受
け装置によれば、切粉受けには、その移動方向の少なく
とも一側面に、排出口から排出された切粉を移動方向又
は反移動方向に分離する分離部が備えられているので、
切粉受けが移動した場合においても、排出口から排出さ
れた切粉が切粉受け側面上部に蓄積されることはなく、
その後の切粉の廃棄作業をさらに効率良く行うことがで
きる。
【0074】また、請求項5に記載の工作機械の切粉受
け装置によれば、切粉受けは、その移動方向における幅
が排出口の移動方向における幅と略同一であるので、排
出口から排出された切粉が他の切粉受けのある領域に排
出されることはなく切粉受けの幅内で蓄積されるので、
切粉の回収を効率良く行うことができる。
【0075】さらに、請求項6に記載の切粉受け装置に
よれば、固定手段は、切粉受けを排出口の下方に固定す
るので、切粉の除去作業時や切粉受けの交換作業時にお
いても、排出口から排出される切粉を固定手段によって
固定された切粉受けによって確実に回収することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における切粉受け装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態における切粉受けの概略構成
を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態の切粉受け装置を使用して切
粉を廃棄する手順を示す説明図
【図4】第2の実施の形態における切粉受けの概略構成
を示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態における切粉受け装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図6】第2の実施の形態の切粉受け装置を使用して切
粉を廃棄する手順を示す説明図
【図7】第3の実施の形態における切粉受け配置部の概
略構成を示す斜視図である。
【図8】第4の実施の形態における切粉受け装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図9】第4の実施の形態における切粉受け配置部の概
略構成を示す斜視図である。
【図10】従来の切粉受け装置の概略構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,11,31 : 切粉受け装置 10,15 : 切粉受け 7,19,21 : 切粉受け配置部 5,14 : アイドルローラ 20 : 溝部(固定手段) 23 : 突起部(固定手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切粉を排出する排出口の下方に配置され
    た切粉受けを有する工作機械の切粉受け装置において、 前記切粉受けを複数載置するとともに、各切粉受けを前
    記排出口の下方に移動可能な切粉受け配置部を備えたこ
    とを特徴とする工作機械の切粉受け装置。
  2. 【請求項2】 前記切粉受け配置部は、前記切粉受けを
    少なくとも3個載置可能であり、 前記排出口は、前記切粉受け配置部における前記切粉受
    けの移動方向縁部に載置される切粉受け以外の切粉受け
    に対応する位置に配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載の工作機械の切粉受け装置。
  3. 【請求項3】 前記切粉受けは、その側面にローラを備
    え、 前記切粉受け配置部は、前記ローラを回転可能に支持す
    る支持面を有することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の工作機械の切粉受け装置。
  4. 【請求項4】 前記切粉受けには、その移動方向の少な
    くとも一側面に、前記排出口から排出された切粉を前記
    移動方向又は反移動方向に分離する分離部が備えられて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の工作機械の切粉受け装置。
  5. 【請求項5】 前記切粉受けは、その移動方向における
    幅が前記排出口の前記移動方向における幅と略同一であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の工作機械の切粉受け装置。
  6. 【請求項6】 前記切粉受けを前記排出口の下方に固定
    する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載の工作機械の切粉受け装置。
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