JP6596453B2 - 濾過装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第1の実施形態である濾過装置の内部構成図、図2は図1の濾過装置の側面外観図、図3は図1の濾過装置の上面外観図である。
図1の濾過装置1は、槽本体2の内部で被濾過液を濾過する装置であり、その具体的な機器構成として、槽本体2の内部を上段室3と下段室4に仕切る仕切り板5と、被濾過液を濾過する手段として上段室3と下段室4のそれぞれに設置された濾過ドラム6、7と、上段室3と下段室4のそれぞれに被濾過液を圧送するポンプ8と、を備えている。
槽本体2は、天板2A、底板2B、左右の側板2C、正面板2D、および背面板2Eで構成され、その背面板2Eには、上段室3に連通する第1の投入口9Aと、下段室4に連通する第2の投入口9Bが設けられている。
上部濾過ドラム6と下部濾過ドラム7は、いずれも、断面円形の筒形に形成されるとともに、そのドラム外周面に所定番手のメッシュからなる濾過フィルタ(図示省略)を着脱可能に取り付けた構造になっている。
図1の濾過装置において、ポンプ8は2つ設けられていて、そのうち第1のポンプ8(8A)は、被濾過液の排出元である工作機械側から第1の投入口9Aまで被濾過液をポンプアップ圧送することにより、上段室3に対して被濾過液を供給する構成になっている。また、第2のポンプ8(8B)は、工作機械側から第2の投入口9Bまで被濾過液をポンプアップ圧送することにより、下段室4に対して被濾過液を供給する構成になっている。これとは別の構成として、上段室3と下段室4に対して一つのポンプで被濾過液を供給してもよい。
以下の説明では、説明の便宜上、切削機械から使用済み切削加工油が排出され、これを被濾過液として図1の濾過装置で濾過する動作について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態である濾過装置の内部構成図である。図4の濾過装置において図1の濾過装置と同一の部材には同一の符号を付してある。
第3の実施形態として、図示は省略するが、下段室4の横隣にオーバーフロー槽が設けられるとともに、下段濾過ドラム7(下段室4の濾過ドラム7)で濾過しきれずにオーバーフローした被濾過液が前記オーバーフロー槽に流入する構造、および、そのようなオーバーフロー槽に貯留された被濾過液が、ポンプによって上段室3に圧送され、上段濾過ドラム6(上段室3の濾過ドラム6)で濾過される構造を採用してもよい。
図5は、本発明の第4の実施形態である濾過装置の内部構成図である。図5の濾過装置において図1の濾過装置と同一の部材には同一の符号を付してある。
前記第1から第4の実施形態は、いずれも、上段濾過ドラム6や下段濾過ドラム7がメッシュからなる濾過フィルタを具備し、濾過フィルタで被濾過液を濾過する方式になっているが、これに代えて、第5の実施形態として、図示は省略するが、例えば、上段濾過ドラム6と下段濾過ドラム7のうち、少なくともいずれか一方の濾過ドラムは、磁力を有するマグネットドラムからなり、その磁力で被濾過液中の磁性切屑を吸着するように構成してもよい。
第6の実施形態として、図示は省略するが、上段室3の外底面(具体的には、仕切り板5の裏面)と下段室4の外底面(具体的には、槽本体2の底板2Bの外面)のうち、少なくともいずれか一方の外底面に、被濾過液中の磁性切屑を吸着する手段として、マグネット板が取付けられるように構成してもよい。
さらに、前記第5の実施形態の要部であるマグネットドラムと前記第6の実施形態の要部であるマグネット板は併用してもよい。
前記第1から第7の実施形態は、いずれも槽本体2を1枚の仕切り板5で上段室3と下段室4に仕切った構成であるが、第8の実施形態として、図示は省略するが、2以上の仕切り板で槽本体2を仕切ることにより、上段室5と下段室3の間に1または2以上の中段室が設けられ、該中段室にも上段濾過ドラム6や下段濾過ドラム7と同様の構造からなる濾過ドラムを設置してもよい。
2 槽本体
2A 天板
2B 底板
2C 側板
2D 正面板
2E 背面板
3 上段室
4 下段室
5 仕切り板
6 濾過ドラム(上段濾過ドラム)
61 粗取り濾過ドラム
62 精密濾過ドラム
7 濾過ドラム(下段濾過ドラム)
71 精密濾過ドラム
72 粗取り濾過ドラム
8 ポンプ
9A 第1の投入口
9B 第2の投入口
10 蓋体
11 排出口
12 凹部(上段室の凹部)
13 切屑搬送板部(上段室の切屑搬送板部)
14 切屑一時貯留板部
15 切屑当て板部
16 滴下ガイド板部
17 凹部(下段室の凹部)
18 切屑搬送板部(下段室の切屑搬送板部)
19 油切り棚
20、21 動力源
22、23 動力伝達手段
24A、24B スプロケット
25 チェーン
26 スクレーパー
27 流出口
28 オーバーフローパイプ
Claims (7)
- 槽本体の内部で被濾過液を濾過する濾過装置において、
前記槽本体の内部を上段室と下段室に仕切る仕切り板と、
前記被濾過液を濾過する手段として前記上段室と下段室のそれぞれ設置された濾過ドラムと、
前記上段室と下段室のうちいずれか一方または双方に被濾過液を圧送するポンプと、を備え、
前記下段室の横隣にオーバーフロー槽が設けられる構造、前記下段室の濾過ドラムで濾過しきれずにオーバーフローした被濾過液が前記オーバーフロー槽に流入する構造、および、前記オーバーフロー槽に貯留された被濾過液が、ポンプによって前記上段室に圧送され、前記上段室の濾過ドラムで濾過される構造になっていること
を特徴とする濾過装置。 - 前記上段室の前記濾過ドラムと前記下段室の前記濾過ドラムが同等の濾過能力を有することにより、前記上段室での濾過精度と前記下段室での濾過精度とが同等であること
を特徴とする請求項1に記載の濾過装置。 - 前記上段室の前記濾過ドラムは、前記下段室の前記濾過ドラムに比べて、比較的大きな被濾過液中の切屑を濾過する粗取り濾過ドラムからなる一方、前記下段室の前記濾過ドラムは、前記上段室の前記濾過ドラムに比べて、比較的小さな被濾過液中の切屑を濾過する精密濾過ドラムからなり、
前記上段室に対してポンプで被濾過液が圧送され、その上段室における前記粗取り濾過ドラムで濾過された濾過液の全部または一部が、被濾過液として前記下段室に流入してその下段室における前記精密濾過ドラムで濾過されること
を特徴とする請求項1に記載の濾過装置。 - 前記上段室の前記濾過ドラムは、前記下段室の前記濾過ドラムに比べて、比較的小さな被濾過液中の切屑を濾過する精密濾過ドラムからなる一方、前記下段室の前記濾過ドラムは、前記上段室の前記濾過ドラムに比べて、比較的大きな被濾過液中の切屑を濾過する粗取り濾過ドラムからなり、
前記下段室における前記粗取り濾過ドラムで濾過された濾過液の全部またはその一部が、被濾過液としてポンプによって前記上段室に圧送され、その上段室における前記精密濾過ドラムで濾過されること
を特徴とする請求項1に記載の濾過装置。 - 前記上段室の前記濾過ドラムと前記下段室の前記濾過ドラムのうち、少なくともいずれか一方の濾過ドラムは、磁力を有するマグネットドラムからなり、その磁力で被濾過液中の磁性切屑を吸着する構造になっていること
を特徴とする請求項1に記載の濾過装置。 - 前記上段室の外底面と前記下段室の外底面のうち、少なくともいずれか一方の外底面には、被濾過液中の磁性切屑を吸着する手段として、マグネット板が取付けられていること
を特徴とする請求項5に記載の濾過装置。 - 前記上段室と下段室の間に1または2以上の中段室が設けられていて、該中段室にも前記濾過ドラムが設置されていること
を特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
Priority Applications (1)
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JP2017015199A JP6596453B2 (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017015199A JP6596453B2 (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 濾過装置 |
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JP2018122222A JP2018122222A (ja) | 2018-08-09 |
JP6596453B2 true JP6596453B2 (ja) | 2019-10-23 |
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ID=63110717
Family Applications (1)
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JP2017015199A Active JP6596453B2 (ja) | 2017-01-31 | 2017-01-31 | 濾過装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN116967010B (zh) * | 2023-09-15 | 2024-01-30 | 华能兰州西固热电有限公司 | 一种渣仓灰渣吸附分离清洁装置 |
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2017
- 2017-01-31 JP JP2017015199A patent/JP6596453B2/ja active Active
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