JP2002282125A - 電気ポットの操作基板の取り付け方法と、取り付け構造、およびこれらを利用した電気ポット - Google Patents

電気ポットの操作基板の取り付け方法と、取り付け構造、およびこれらを利用した電気ポット

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JP2002282125A JP2001090135A JP2001090135A JP2002282125A JP 2002282125 A JP2002282125 A JP 2002282125A JP 2001090135 A JP2001090135 A JP 2001090135A JP 2001090135 A JP2001090135 A JP 2001090135A JP 2002282125 A JP2002282125 A JP 2002282125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作基板を、防水の確保のもと操作パネルと
併せ小さな内外方向の設置スペースにて設けられるよう
にする。 【解決手段】 操作またはおよび表示のための回路パタ
ーンや回路部品を他面33bに臨まないように片面のみ
を電装搭載面33aとして搭載した操作基板33を、そ
の電装搭載面33aが操作パネル32に対向するように
配置するとともに、この操作基板33によってその電装
搭載面33a側を電気ポットの内側領域46から仕切る
ように電気ポットに取り付けることによって、上記の目
的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気ポットの操作基
板の取り付け方法と取り付け構造、およびこれらを利用
した電気ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気ポットは家庭や職場、食堂などで広
く使用され、多機能かつ高容量なものも多く利用される
ようになってきている。図19に示すように操作基板a
は電気ポットbの機能に合わせた外部からの操作および
外部への表示を行うために操作パネルcの内側に配置さ
れ、操作パネルcと協働する。
【0003】操作基板aは前記操作や表示のために回路
パターンや回路部品を搭載した電装品であるため、従
来、電気ポットbの内側に対して電気ポットb側の部材
dが形成するボックスeにより仕切って防水し、電気ポ
ットbの内側から漏れてくる蒸気や水から保護するよう
にしている。操作基板aはまたその表裏の電装搭載面を
まわりから浮かせるようにボックスe内に支持して損傷
などを受けないように保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような操
作基板aの配置や取り付け方によると、ボックスeの底
部e1、空間f、操作基板a、空間g、操作パネルcに
よる5層構造になり、操作パネルcの内側において内外
方向に大きくかさ張る。
【0005】このため、操作パネルcが図19に示すよ
うに、電気ポットbの器体hにおける口部jが開口した
肩部材kの吐出路lの吐出口m側を内蔵し前部に突出し
ている突出部dの上面に設けるような場合、突出部dを
ある程度の厚さ寸法に抑えたい要望から吐出路lとボッ
クスeとが大きく干渉し合う関係になる。
【0006】このため、ボックスeは吐出路lと干渉す
る部分に凹部pを形成し、同時に操作基板aはこの凹部
pに干渉する部分を前端側から切り込んだ切り込み部r
を形成して対応している。操作基板aのこのような切り
込みは前後の奥行き方向の寸法の3分の2程度、左右の
幅方向の寸法の4分の1程度の大きさとなっている。設
計によっては操作基板aは左右に分かれた形態ともされ
る。
【0007】操作基板aのこのような吐出路lとの干渉
は、回路パターンや回路部品を搭載する有効面積の大幅
な低下となって、近時の多機能化による操作および表示
の種類が勢い多くなってきていることに対応しにくくな
っている。
【0008】本発明の目的は、操作基板を、防水の確保
のもと操作パネルと併せ小さな内外方向の設置スペース
にて設けられる電気ポットの操作基板の取り付け方法と
取り付け構造、およびこれらを利用した電気ポットを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電気ポットの操作基板の取り付け方法お
よび取り付け構造は、外部からの操作またはおよび外部
への表示を行う操作パネルの内側に前記操作またはおよ
び表示のための操作基板を持った電気ポットの操作基板
の取り付け方法において、前記操作またはおよび表示の
ための回路パターンや回路部品を他面に臨まないように
片面にのみ搭載した操作基板を、その電装搭載面が操作
パネルに対向するように配置するとともに、この操作基
板によってその電装搭載面側を電気ポットの内側領域か
ら仕切るように電気ポットに取り付けることを特徴とす
るものである。
【0010】このような構成では、操作基板は、操作パ
ネルの内側に配置されてそれと協働し、外部からの操作
またはおよび外部への表示を行うが、このための電装搭
載面が操作パネルと対向する片面のみに設けられて他の
面に臨まない条件の基に、操作基板自体がその電装搭載
面側を電気ポットの内側領域から仕切るように取り付け
ていることによって電装搭載面側を防水し、電気ポット
の内側から漏れ出る蒸気や水に対し保護することができ
る一方、電装搭載面は操作パネルとの間に適当な空間を
設けるだけで他との干渉から保護して損傷を受けないよ
うにすることができ、しかも、このような2通りの保護
が、操作基板および操作パネルとそれらの間の空間とに
よる内外方向に3重となるかさ低い扁平な設置スペース
にて達成することができ電気ポットを内外方向に省スペ
ース化できる。また、設置場所によって内外方向の他と
の干渉を避けるための大きな切り欠きが不要になって回
路パターンや回路部品の搭載効率が向上し片面にてもさ
らなる多機能化にも十分に対応することができる。
【0011】操作基板が仕切る電装搭載面側と電気ポッ
トの内側領域との仕切り境界部をシール材によりシール
することによって、前記操作基板の電装搭載面側の防水
効果を高めることができる。このシールは、操作基板の
操作パネルまたはおよび電気ポット側部材への取り付け
によって、前記仕切り境界部にて操作基板と電気ポット
側との間にシール材を挟み付けて行うと、操作基板の取
り付け作業をシールのための押圧作業に共用することが
でき、作業工数が低減する。
【0012】操作パネルと操作基板との間、ないしは操
作基板の電装搭載面側を閉空間にすると、操作基板の電
装搭載面側を防水して、電気ポットの外側からの浸入水
に対しても保護することができ好適である。閉空間はシ
ールするのが前記防水の面で好適である。
【0013】操作パネルが電気ポットの器体における口
部が開口した肩部材の吐出路の吐出口側を内蔵し前部に
突出している突出部の上面に設けられ、操作基板が突出
部内に配置して取り付けられている操作基板の取り付け
構造では、操作基板が突出部内の吐出路との干渉を防止
して従来必要であった大きな切り欠き部が不要となり、
電装搭載効率を高めてさらなる多機能化にも十分に対応
することができる。
【0014】操作基板がそれに設けた取り付け孔を通じ
たねじ止めにより取り付けられている取り付け構造で
は、ねじ以外の特別な取り付け部材がいらない上、シー
ルのための押圧力も得られるので好適である。
【0015】上記各場合の操作基板の取り付け方法ない
しは取り付け構造を採用した電気ポットを構成して、同
様に有効であり、特に、操作基板がフラットケーブルで
結線した液晶表示部を有し、液晶表示部が操作パネルの
一部に取り付けられている構成では、液晶表示部の高表
示機能によって多機能化に対応しやすくなるし、同時、
異時の重ね表示によって表示面を種々な表示に兼用ない
しは共用して表示のための必要面積を小さくすることも
できる。また、液晶表示部はフラットケーブルによって
操作基板に対してフローティング部材となり、操作パネ
ルの一部に取り付けるのに位置や向きが自由となり取り
付けやすくなる。
【0016】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を参照しながら詳細に説明し、本発明の理解に供する。
【0018】各実施例は、操作パネルが電気ポットの器
体における口部が開口した肩部材の吐出路の吐出口側を
内蔵し前部に突出している突出部の上面に設けられ、操
作基板が突出部内に配置して取り付けられている場合の
一例である。しかし、本発明の操作パネルは電気ポット
のどの部分に設けられてもよく、操作基板は操作パネル
の内側に配置されればよい。また、電気ポットの具体的
な構成や用途は特に限定されない。
【0019】本実施例の電気ポットは図1に示すよう
に、熱伝導率が低く保温に有利なステンレス鋼製の内筒
4と外筒5により構成される金属製の真空二重容器3
と、内筒4内の内容液を加熱するヒータ11と、内容液
を外部に案内する吐出路25と、この吐出路25を通じ
て内容液を吐出させる電動ポンプ26とを備え、合成樹
脂製の外装ケース2に収容して器体1を構成している。
しかし、真空二重容器3はその胴部が外部に露出して器
体1を構成するようにしてもよい。吐出路25の真空二
重容器3の外側を立ち上がる立上がり部25aはフォト
カプラFC1〜FC3などを適当な高さ位置に適当数設
けて内容液の液量を段階的に検知して外部に表示したり
各種の制御に用いる。しかし、液量は立ち上がり部25
a内の内容液を器体1の外部から透明部を透して視認で
きるようにしてもよいし、静電容量方式にて自動検出し
たり、内容液をヒータ11で加熱するときの昇温特性
や、ヒータ11の加熱を停止したときの降温特性によっ
ても液量を自動検出することができる。
【0020】真空二重容器3はその開口縁に、この真空
二重容器3を構成する内外筒4、5の外鍔を形成し、こ
の外鍔を器体1の肩部材6の上向きの段部上に載置して
ある。外装ケース2は底2aと胴2bとが一体に形成さ
れている。真空二重容器3の内筒4は底を持った容器形
状をしているが、外筒5は筒形状であって下端部が内側
へ折り曲げて内筒4の底に外側から当てがい溶接やろう
接などして真空漏れがないように一体化している。これ
によってできる真空二重容器3の一重の底部3cの外側
にヒータ11を当てがって内容液を効率よく加熱し、湯
沸しや保温ができるようにしている。真空二重容器3の
外鍔は内外筒4、5の各外鍔を重ねた外周部どうしを溶
接接合している。
【0021】器体1の肩部は、形状や構造が複雑なこと
から合成樹脂製の独立した肩部材6によって形成してあ
る。肩部材6は外装ケース2の上端に上方から嵌め合わ
せ、肩部材6の内周を形成している立上がり壁の下部に
ある上向き段部上に真空二重容器3の前記外鍔を載置さ
せて支持し、真空二重容器3の底部と外装ケース2の底
との間を図示しない金具とねじとにより連結して、外装
ケース2、肩部材6、および真空二重容器3を一体に結
合し器体1を構成している。
【0022】器体1の肩部材6が形成する開口12には
蓋13が設けられ、この開口12を真空二重容器3の開
口52とともに開閉するようにしてある。この開閉のた
めに蓋13は肩部材6の後部に設けられた軸受部15
に、ヒンジピン16によって着脱できるように枢支され
ている。蓋13の着脱は、ヒンジピン16を中心にした
回動により開閉する動作において、蓋13が器体1の開
口12との嵌まり合い位置から外れた開き位置でヒンジ
ピン16を、軸受部15に対し、その内向きのスリット
を通じて嵌め入れたり引き出したりして行える。
【0023】蓋13は真空二重容器3からの蒸気を外部
に逃がす蒸気通路17が形成され、蓋13の真空二重容
器3内に面する位置の内側開口17aと、外部に露出す
る外面に形成された外側開口17bとの間で通じてい
る。蒸気通路17の途中には、器体1が横転して内容液
が進入してきた場合にそれを一時溜め込み、あるいは迂
回させて、外側開口17bに至るのを遅らせる安全経路
17cを設けてある。これにより、器体1が横転して内
容液が蒸気通路17を通じて外部に流出するまでに器体
1を起こすなどの処置ができるようになる。また、蒸気
通路17には器体1の横転時に、蒸気通路17に進入し
ようとし、あるいは進入した内容液が先に進むのを阻止
するように自重などで働く転倒時止水弁18が適所に設
けられている。図示する実施例では内側開口17aの直
ぐ内側の一か所に設けてある。
【0024】蓋13の前部には閉じ位置で肩部材6側の
係止部19に係合して蓋13を閉じ位置にロックするロ
ック部材21が設けられ、蓋13が閉じられたときに係
止部19に自動的に係合するようにばね22の付勢によ
ってロック位置に常時突出するようにしている。これに
対応して蓋13にはロック部材21を後退操作して前記
ロックを解除するロック解除部材23が設けられてい
る。ロック解除部材23は図1に示すように軸24によ
って蓋13に枢支されたレバータイプのものとされ、前
端23aを親指などで押し下げて反時計回りに回動させ
ることでロック部材21をばね22に抗して後退させて
ロックを解除し、続いてロック解除操作で起き上がった
後端23bを他の指で引き上げることによりロックを解
除された蓋13を持ち上げこれを開くことができる。
【0025】電動ポンプ26は遠心ポンプであって真空
二重容器3の直ぐ下の位置に設けられ、真空二重容器3
内から流れ込む内容液を吐出路25を通じて器体1外に
臨む吐出口25dに向け送りだし、吐出口25dから外
部に吐出させ使用に供する。
【0026】外装ケース2の底2aと真空二重容器3の
底部との間の空間には、前記電動ポンプ26とともに、
ヒータ11や電動ポンプ26を通電制御する制御基板2
7を収容する回路ボックス28が設置されている。図示
する実施例では回路ボックス28は外装ケース2の底の
開口部に一体形成して設けてある。また、回路ボックス
28は下向きに開口しこれを閉じる蓋160を設けてあ
る。真空二重容器3の一重の底部3cの中央には温度セ
ンサ29が下方から当てがわれ、内容液のその時々の温
度を検出して、湯沸しや保温モードで内容液を加熱制御
する場合の温度情報を得る。
【0027】器体1の肩部材6の前部に突出する嘴状突
出部31の上面には操作パネル32が設けられ、モード
設定などの操作部や、操作に対応する表示、あるいは動
作状態を示す表示を行うようにしてある。操作パネル3
2の下方、つまり内側には前記操作および表示に対応す
る信号の授受および動作を行う操作基板33が設けられ
て操作パネル32と協働して外部からの操作や外部への
表示が行えるようにする。吐出路25の上部は器体1の
嘴状突出部31と外装ケース2側のパイプカバー部2d
との間に入った部分で逆U字状のユニット25cを構成
し、このユニット25cに転倒時止水弁34aおよび前
傾時止水弁34bと吐出口25dを設けている。吐出口
25dはパイプカバー部2dおよびその下のカバー2e
を通じて下向きに外部に開口している。
【0028】外装ケース2の底2aにある開口2cには
下方から蓋板36を当てがってねじ止めや部分的な係合
により取付け、蓋板36の外周部には回転座環37が回
転できるように支持して設けられ、器体1がテーブル面
などに定置されたときに回転座環37の上で軽く回転し
て向きを変えられるようにしてある。
【0029】制御基板27は電源オンによって内容液の
衛生上やカルキ臭除去などの面から一旦沸騰させ、ある
いは、さらに沸騰を持続させるなどのカルキ除去を行っ
て後、温度センサ29による検知温度が所定の保温温度
になるまでヒータ11の加熱を停止し、所定の保温温度
になればヒータ11による断続加熱や通電容量の小さな
加熱によって所定の保温温度を保つようにする。
【0030】保温温度は操作パネル32の操作にて選択
でき、コーヒーや紅茶、緑茶などには即時に間に合い、
あるいは瞬時に再沸騰させてから使用できる98℃程度
の高温保温、それより若干低い90℃程度の保温、玉露
や赤ちゃんのミルク溶きに適当な60℃程度の保温など
が選択対象になっている。一方、内容液を電動ポンプ2
6で注出したり、内容液が帰宅時や起床時など所定の時
点で湯沸しが終了し、あるいは所定の保温状態になって
いるようにタイマ設定を行うお休みタイマモード、即席
めんや冷凍食品の再生時間などのクッキング時間をカウ
ントして知らせるキッチンタイマ、内容液の不用意な注
出を防止するための注出ロックモード、などを選択設定
することも行われる。さらに、それら設定状態を解除す
る解除操作も行われたりもする。
【0031】図1〜図4に示す実施例、図5に示す実施
例、図6〜図8に示す実施例、図9に示す実施例、図1
0に示す実施例、図11に示す実施例、図12〜図14
に示す実施例、図15〜図18に示す実施例のそれぞれ
は、電気ポットの外面に臨む操作パネル32の内側に配
置する操作基板33に、前記操作またはおよび表示のた
めの回路パターンや図13に示すようなコンピュータチ
ップ41、扁平スイッチ42、マイクロスイッチ43、
LED44、コネクタ45などの回路部品を他面33b
に臨まないように片面のみを電装搭載面33aとして搭
載したものを用いている。このような操作基板33を、
その電装搭載面となった電装搭載面33aが操作パネル
32に対向するように配置するとともに、この操作基板
33によってその電装搭載面33a側を電気ポットの内
側領域46から仕切るように電気ポットに取り付けてあ
る。
【0032】これにより、操作基板33は電装搭載面3
3aが操作パネル32と対向する電装搭載面33aのみ
に設けられて他の面33bに臨まない条件の基に、操作
基板33自体がその電装搭載面33a側を電気ポットの
内側領域46から仕切るように取り付けられて電装搭載
面33a側を防水するので、電気ポットの内側から漏れ
出る蒸気や水に対し保護される。一方、電装搭載面33
aは操作パネル32との間に適当な空間47を設けるだ
けで他との干渉から保護して損傷を受けないようにする
ことができる。併せ、このような2通りの保護が、操作
基板33および操作パネル32とそれらの間の空間47
とによる内外方向に3重となるかさ低い扁平な設置スペ
ースにて達成することができ電気ポットを内外方向に省
スペース化できる。
【0033】また、前記狭い突出部31内に吐出通路2
5のユニット25cと共に設置されるなどしても、内外
方向のユニット25cなど他との干渉を避けるための従
来のような大きな切り欠きが不要になって回路パターン
や回路部品の搭載効率が向上し片面にてもさらなる多機
能化にも十分に対応することができる。
【0034】図1〜図4に示す実施例では特に、操作基
板33はそれに設けた取り付け孔48を通じねじ49に
よるねじ止めにより取り付けられていて、ねじ以外の特
別な取り付け部材がいらない。操作基板33のねじ止め
は操作パネル32に対して行ってあり、操作パネル32
は前記突出部31の上面に形成した開口部51の口縁上
に当てがいねじ52によりねじ止めしてある。操作パネ
ル32にはその左右方向の中央部の後部寄りに液晶表示
部53を有し、取り付け窓54に嵌め合わせてねじ止め
や接着、溶着などして取り付けてある。操作パネル32
の裏面には図1、図2、図3に示すように操作基板33
の周辺部を当てがう連続した環状な周壁56が一体に形
成されていて、この周壁56に操作基板33を当てがっ
て前記ねじ49にてねじ止めすることにより操作基板3
3を周壁に密に押し付け、操作基板33が仕切る電装搭
載面33a側と電気ポットの内側領域46との仕切り境
界部57を簡易にシールし、電装搭載面33a側の防水
を確保している。操作パネル32は図3に示すように操
作基板33をねじ止めする取り付け孔58と、操作パネ
ル32が前記突出部31にねじ止めされるための取り付
け脚59と、のそれぞれを前部の中央と、後部の左右と
に3箇所ずつ設けられている。これによって、操作パネ
ル32と操作基板33とは図4に示すようにねじ止めし
て互いを1つの部品として取り扱えるようにすることが
でき、この状態の操作パネル32を図5に示すように突
出部31にねじ止めすれば双方の電気ポットへの組み付
けが完了する。
【0035】また、操作パネル32と操作基板33との
間の空間47が前記の防水構造によって閉空間になり、
操作基板33の電装搭載面33a側を防水して、電気ポ
ットの外側からの浸入水に対しても保護することができ
好適である。閉空間はシール材などによりシール状態に
するのが前記防水の面で好適である。
【0036】なお、操作パネル32は図3に示すように
樹脂ばね部を利用した操作キー60が必要数一体成形し
て設けられ、表面には外部操作や外部表示に対応した文
字や数字による印刷ないしは印刷シートが成形とともに
形成され、あるいは貼り合わされるいわゆるインサート
印刷30が施されている。このようなインサート印刷は
操作パネル32の外面側から空間47内に水が浸入する
のを防止する防水効果上好適である。また、周壁56と
操作基板33との当接面の一方に横断面山形の環状凸条
を一重ないしは数重に設けるとメカニカルシール効果が
得られる。
【0037】図5に示す実施例では、特に、前記周壁5
6と操作基板33との当接面間において、前記コネクタ
45からのリード線61を電気ポットの内側領域46、
従って、突出部31内に引出す部分をシール材62によ
りシールするようにしてある。これによって、リード線
61の電気ポット内側領域46への引出しによっても、
操作基板33の電装搭載面33a側の防水に支障はな
い。シール材62は接着剤や粘着材による場合も含む
が、ゴムや樹脂などのボリューム圧縮が可能な弾性部材
を用いて、操作基板33の前記ねじ止め時に押圧してリ
ード線61の引出し部の隙間を無くすようにすると、後
の分解などが容易となり好適である。他の構造および奏
する作用は図1〜図4に示す実施例と特に変わるところ
はなく、重複する図示および説明は省略する。
【0038】図6〜図8に示す実施例では、特に、操作
基板33は操作パネル32の裏面に設けられた取り付け
孔58を持った3箇所の取り付け脚58aに図7に示す
ように当てがってねじ49によりねじ止めし、この操作
基板33をねじ止めした操作パネル32を前記突出部3
1にねじ52によりねじ止めする際、図8に示すように
突出部31の開口部51の口縁と操作基板33の外周部
との間にゴムや樹脂よりなるシール材65を挟み付け
て、操作基板33の電装搭載面33a側を電気ポットの
内側領域46に対して防水のためのシールを行ってい
る。他の構造および奏する作用は図1〜図4に示す実施
例と特に変わるところはなく、重複する図示および説明
は省略する。シール材65によるシールは図1〜図4に
示す実施例、図5に示す実施例のどれを採用してもよ
い。従って、図8に示すようにコネクタ45のリード線
61をシール材65によるシール部を通じて電気ポット
の内側領域46内に引出すこともできる。
【0039】図9に示す実施例は、特に、操作パネル3
2を突出部31の開口部51の口縁に当てがってねじ5
2によりねじ止めする際、操作基板33を口縁との間に
シール材65とともに挟み付けることにより、操作パネ
ル32の取り付け作業を共用して、操作基板33の取り
付けとその防水とが同時に行われるようにすることがで
きる。
【0040】また、コネクタ45のリード線61は、突
出部31の口縁一部に設けた電気ポットの外部から内部
に向かって狭くなるテーパ孔67に外側から圧入するゴ
ムや樹脂よりなる弾性ブッシュ68を通じて電気ポット
の内側領域46内に引出してあり、弾性ブッシュ68の
前記圧入によってテーパ孔67とリード線61との間の
隙間を無くし防水してある。
【0041】弾性ブッシュ68のテーパ孔67への圧入
は操作パネル32を突出部31にねじ止めする前に行う
のが好適である。操作パネル32の裏面には操作基板3
3を空間47を保って突出部31に押し付ける連続し
た、または不連続な凸部69が一体成形されている。凸
部69が連続していると空間47を閉空間にするのに好
適である。
【0042】他の構造および奏する作用は図6〜図8に
示す実施例などと特に変わるところはなく、重複する図
示および説明は省略する。
【0043】図10に示す実施例では、特に、操作基板
33の電装搭載面33a側を覆うゴムや樹脂よりなる防
水カバー71を設け、この防水カバー71の開口縁71
aを操作基板33の外周部に嵌め合わせた状態で、この
開口縁71aを操作基板33の外周部とともに、前記突
出部31の開口部51の口縁と、突出部31にねじ止め
する操作パネル32の凸部69と、の間で挟み付けるこ
とにより、操作基板33がその電装搭載面33a側を電
気ポットの内側領域46から防水状態に仕切るのと同時
に、操作基板33の電装搭載面33aの側をも防水カバ
ー71によって防水するようにしている。
【0044】他の構造および奏する作用は図9に示す実
施例と特に変わるところはなく、重複する図示および説
明は省略する。
【0045】図11に示す実施例は、特に、操作パネル
32を突出部31に一体成形してあり、その上面にイン
サート印刷30がインサート成形によって形成され、あ
るいはこれに代えて貼り合わせて形成し、この操作パネ
ル32の内側に一体成形された取り付け脚58aによる
取り付け孔58を利用して操作基板33がねじ49によ
ってねじ止めされ、このねじ止め圧によって操作基板3
3の外周部と操作パネル32の裏面との間にゴムや樹脂
よりなるシール材72を挟み付け、操作基板33がその
電装搭載面33a側を電気ポットの内側領域46から防
水状態に仕切るようにしている。これによると、操作パ
ネル32の単独部材とその取り付け作業が不要な簡単な
構造で操作基板33の取り付けと防水とが図れる。
【0046】他の構造および奏する作用は図1〜図4に
示す実施例などと特に変わるところはなく、重複する図
示および説明は省略する。
【0047】図12〜図14に示す実施例では、特に、
液晶表示部53が操作基板33にフラットケーブル73
で結線し、操作パネル32の一部に取り付けてある。こ
れにより液晶表示部53の高表示機能によって多機能化
に対応しやすくなるし、同時、異時の重ね表示によって
表示面を種々な表示に兼用ないしは共用して表示のため
の必要面積を小さくすることもできる。1つの具体例と
して本実施例では、液晶表示部53は異なった色、例え
ば4つのLED44がそれぞれ赤、アンバー、オレン
ジ、黄にて発光し、そのいずれかがライトガイド74を
介して液晶表示部53を背部から照明するバックライト
構造とし、何色で照明するかによって液晶表示部53が
表示している数字が沸騰状態、98℃保温状態、90℃
保温状態、60℃保温状態のいずれかを区別して表示で
きるようにしている。従って、操作パネル32にはこれ
らの動作状態を区別して示す独立した4つの表示部を省
略することができる。
【0048】さらに、液晶表示部53はフラットケーブ
ル73によって操作基板33に対してフローティング部
材となり、操作パネル32の一部に例えば図14に示す
ような所定位置に取り付けるのに位置や向きが自由とな
り取り付けやすくなる。
【0049】なお、本実施例では突出部31に一体成形
した操作パネル32の内側に取り付け枠75を弾性係合
部174部にて外れ止め状態に取り付け、この取り付け
によって取り付け枠75と操作パネル32との間に操作
基板33をシール材76と共に挟み付けるようにしてい
る。これによって、操作基板33をその電装搭載面33
a側を電気ポットの内側領域46に対し防水状態で仕切
るように取り付けるのにねじ止めが不要になる。前記弾
性係合部174でもシール材177を挟み付けて防水が
図られている。
【0050】また、操作パネル32には図12に示すよ
うに液晶表示部53に併せ、保温温度98℃、90℃、
60℃の保温温度を選択設定する保温キー77、内容液
を再沸騰させたり、沸騰状態を所定時間継続するなどし
てカルキ成分や臭いを除去したりするモード設定のため
の沸騰/カルキ除去キー78、内容液を注出するための
給湯キー79、給湯操作をロックしたりロックを解除し
たり、あるいは設定モードを解除したりする解除キー8
0、乾燥食品や冷凍食品の再生などの所定の調理に必要
な時間をカウントし、カウント終了を液晶表示部53や
音、音声で知らせるモードを設定するキッチンタイマキ
ー81が設けられている。これらのほか、初期沸騰によ
る湯沸しを完了する予定時刻を6時間後、9時間後など
と設定するおやすみモードを設定するおやすみタイマキ
ーなど必要な操作キーが設けられる。液晶表示部53の
他は給湯ロック、ロック解除を示す表示部82だけを給
湯キー79の近くに配置して気づかれやすくしている。
【0051】他の構造および奏する作用は、図1〜図1
1に示す各実施例の場合と特に変わるところはなく、重
複する図示および説明は省略する。
【0052】図15〜図18に示す実施例では、操作基
板33は操作パネル32に対しシール材72を挟み込ん
でねじ49によりねじ止めした図11に示すような構成
において、特に、給湯用のマイクロスイッチ43を搭載
した別の操作基板331を持ち、操作パネル32はこの
マイクロスイッチ43に対応する操作キー60aを持っ
たサブパネル322と、液晶表示部53、および扁平ス
イッチ42に対応する操作キー60を持ったサブパネル
321とを持ち、操作基板33の前記ねじ止めは前記サ
ブパネル321に対して行い、双方の間に前記シール材
72と操作パネル32とを挟み込んで三者を同時に一体
化している。操作基板331は操作パネル32の一部に
形成した凹部32a内に収容し、この凹部32aの開口
にサブパネル322を嵌め付けてある。
【0053】給湯用のマイクロスイッチ43は電動ポン
プ26の駆動回路を直接開閉して給湯、給湯停止を行う
簡易構成において、ポンプ駆動電流が流れる関係で電気
容量の大きなものが採用する結果、扁平スイッチ42と
は別な背の高いものとなっていて、操作パネル32と操
作基板33との間の空間47を内外方向に大きくとり、
扁平スイッチ42とともに1枚のフラットな操作基板3
3に一律に搭載すると、扁平スイッチ42を搭載してい
る部分の空間47が無駄に大きくなってしまい省スペー
ス上問題であるが、本実施例のようにマイクロスイッチ
43を別の操作基板331に設けて取り付けることによ
り、扁平スイッチ42に搭載部分の空間47を図16、
図17に示すようにさらに扁平化することができる。
【0054】また、扁平スイッチ42を搭載している部
分の空間47が大きいと、操作キー60との距離が大き
くなる分だけ、操作キー60の扁平スイッチ42を押動
操作する凸部が扁平スイッチ42に届くような長いもの
が必要になり、操作キー60が樹脂ばねを湾曲させなが
ら扁平スイッチ42を操作するときの前記凸部の軌跡が
扁平スイッチ42の軸線に対して大きく斜めに傾いた円
弧軌跡を描くため、扁平スイッチ42に対する操作が不
安定なものになって、操作不良や操作不能の原因になり
やすいが、上記のように扁平スイッチ42と操作パネル
32および操作キー60とが近づく構成ではそのような
問題も解消する。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、操作基板は外部からの
操作や外部への表示のための電装搭載面が操作パネルと
対向する片面のみに設けられて他の面に臨まない条件の
基に、操作基板自体がその電装搭載面側を電気ポットの
内側領域から仕切るように取り付けていることによって
電装搭載面側を防水し、電気ポットの内側から漏れ出る
蒸気や水に対し保護することができる一方、電装搭載面
は操作パネルとの間に適当な空間を設けるだけで他との
干渉から保護して損傷を受けないようにすることがで
き、しかも、このような2通りの保護が、操作基板およ
び操作パネルとそれらの間の空間とによる内外方向に3
重となるかさ低い扁平な設置スペースにて達成すること
ができ電気ポットを内外方向に省スペース化できる。ま
た、設置場所によって内外方向の他との干渉を避けるた
めの大きな切り欠きが不要になって回路パターンや回路
部品の搭載効率が向上し片面にてもさらなる多機能化に
も十分に対応することができる。
【0056】操作基板が仕切る電装搭載面側と電気ポッ
トの内側領域との仕切り境界部をシール材によりシール
することによって、前記操作基板の電装搭載面側の防水
効果を高めることができる。このシールは、操作基板の
操作パネルまたはおよび電気ポット側部材への取り付け
によって、前記仕切り境界部にて操作基板と電気ポット
側との間にシール材を挟み付けて行うと、操作基板の取
り付け作業をシールのための押圧作業に共用することが
でき、作業工数が低減する。
【0057】操作パネルと操作基板との間、ないしは操
作パネルの電装搭載面側を閉空間にすると、操作基板の
電装搭載面側を防水して、電気ポットの外側からの浸入
水に対しても保護することができ好適である。閉空間は
シールするのが前記防水の面で好適である。
【0058】操作パネルが電気ポットの器体における口
部が開口した肩部材の吐出路の吐出口側を内蔵し前部に
突出している突出部の上面に設けられ、操作基板が突出
部内に配置して取り付けられている操作基板の取り付け
構造では、操作基板が突出部内の吐出路との干渉を防止
して従来必要であった大きな切り欠き部が不要となり、
電装搭載効率を高めてさらなる多機能化にも十分に対応
することができる。
【0059】操作基板がそれに設けた取り付け孔を通じ
たねじ止めにより取り付けられている取り付け構造で
は、ねじ以外の特別な取り付け部材がいらない上、シー
ルのための押圧力も得られるので好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気ポットの1つの実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の電気ポットの操作パネル部の断面図であ
る。
【図3】図1の電気ポットの操作パネルの下面図であ
る。
【図4】図1の操作パネルに操作基板を取り付けた状態
を示す断面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す操作パネル部の断面
図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す操作パネルの下面図
である。
【図7】図6の操作パネルに操作基板を取り付けた状態
の断面図である。
【図8】本発明の今1つの実施例を示す操作パネル部の
断面図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例を示す操作パネル部
の断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す操作パネル
部の断面図である。
【図11】本発明のさらに今1つの実施例を示す操作パ
ネル部の断面図である。
【図12】本発明のまた別の実施例を示す電気ポットの
上部の斜視図である。
【図13】図12の電気ポットの操作基板の斜視図であ
る。
【図14】図12の電気ポットの操作パネル部の断面図
である。
【図15】本発明のまた別の実施例を示す操作パネル部
の下面図である。
【図16】図15の操作パネル部の液晶表示部の断面図
である。
【図17】図15の操作パネル部の扁平スイッチ搭載部
の断面図である。
【図18】図15の操作パネル部のマイクロスイッチ搭
載部の断面図である。
【図19】従来の電気ポットの操作基板の取り付け構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 器体 2 外装ケース 3 真空二重容器 11 ヒータ 25 吐出路 26 電動ポンプ 27 制御基板 32 操作パネル 321、322 サブパネル 33、331 操作基板 33a 電装搭載面 33b 他面 45 コネクタ 46 内側領域 47 空間 48 取り付け孔 49、52 ねじ 51 開口部 53 液晶表示部 56 周壁 58 取り付け孔 58a 取り付け脚 60、60a 操作キー 61 リード線 62、65、72、76 シール材 68 弾性ブッシュ 69 凸部 71 防水カバー 73 フラットケーブル 174 弾性係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲瀬▼川 政美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA35 BA06 BA29 BA35 CA62 CA65 CA66 CC16 CC27 CC44 CD41 CD51 FB49 FC01 FD10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの操作またはおよび外部への表
    示を行う操作パネルの内側に前記操作またはおよび表示
    のための操作基板を持った電気ポットの操作基板の取り
    付け方法において、 前記操作またはおよび表示のための回路パターンや回路
    部品を他面に臨まないように片面にのみ搭載した操作基
    板を、その電装搭載面が操作パネルに対向するように配
    置するとともに、この操作基板によってその電装搭載面
    側を電気ポットの内側領域から仕切るように電気ポット
    に取り付けることを特徴とする電気ポットの操作基板の
    取り付け方法。
  2. 【請求項2】 操作基板が仕切る電装搭載面側と電気ポ
    ットの内側領域との仕切り境界部はシール材によりシー
    ルする請求項1に記載の電気ポットの操作基板の取り付
    け方法。
  3. 【請求項3】 操作基板の操作パネルまたはおよび電気
    ポット側部材への取り付けによって、前記仕切り境界部
    にて操作基板と電気ポット側との間にシール材を挟み付
    け、前記シールを行う請求項2に記載の電気ポットの操
    作基板の取り付け方法。
  4. 【請求項4】 操作パネルと操作基板との間、ないしは
    操作基板の電装搭載面側は閉空間にする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の電気ポットの操作基板の取り付け
    方法。
  5. 【請求項5】 閉空間はシールする請求項4に記載の電
    気ポットの操作基板の取り付け方法。
  6. 【請求項6】 外部からの操作またはおよび外部への表
    示を行う操作パネルの内側に前記操作またはおよび表示
    のための操作基板を持った電気ポットの操作基板の取り
    付け構造において、 前記操作またはおよび表示のための回路パターンや回路
    部品を他面に臨まないように片面にのみ搭載した操作基
    板を備え、この操作基板は電装搭載面が操作パネルに対
    向するように配置して操作パネルまたはおよび電気ポッ
    ト側部材に取り付けるとともに、この操作基板によって
    その電装搭載面側を電気ポットの内側領域から仕切って
    いることを特徴とする電気ポットの操作基板の取り付け
    構造。
  7. 【請求項7】 操作基板の操作パネルまたはおよび電気
    ポット側部材への取り付けによって、操作基板が仕切る
    電装搭載面側と電気ポットの内側領域との仕切り境界部
    にシール材を挟み付けシールしている請求項6に記載の
    電気ポットの操作基板の取り付け構造。
  8. 【請求項8】 操作パネルと操作基板との間は閉空間で
    ある請求項6、7のいずれか1項に記載の電気ポットの
    操作基板の取り付け構造。
  9. 【請求項9】 操作パネルは電気ポットの器体における
    口部が開口した肩部材の吐出路の吐出口側を内蔵し前部
    に突出している突出部の上面に設けられ、操作基板は突
    出部内に配置して取り付けられている請求項6〜8のい
    ずれか1項に記載の電気ポットの操作基板の取り付け構
    造。
  10. 【請求項10】 操作基板はそれに設けた取り付け孔を
    通じたねじ止めにより取り付けられている請求項6〜9
    のいずれか1項に記載の電気ポットの操作基板の取り付
    け構造。
  11. 【請求項11】 外部からの操作またはおよび外部への
    表示を行う操作パネルの内側に前記操作またはおよび表
    示のための操作基板を持った電気ポットにおいて、 操作パネルは電気ポットの器体における口部が開口した
    肩部材の吐出路の吐出口側を内蔵し前部に突出している
    突出部の上面に設け、前記操作またはおよび表示のため
    の回路パターンや回路部品を他面に臨まないように片面
    にのみ搭載した操作基板を、その電装搭載面が操作パネ
    ルに対向するように配置して操作パネルまたはおよび突
    出部に取り付けるとともに、この操作基板によってその
    電装搭載面側を電気ポットの内側領域から仕切っている
    ことを特徴とする電気ポット。
  12. 【請求項12】 操作基板はフラットケーブルで結線し
    た液晶表示部を有し、液晶表示部が操作パネルの一部に
    取り付けられている請求項11に記載の電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223738A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Smk Corp 指示入力装置
JP2007236584A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気ポット
JP2007330285A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Orugo Kk 電気湯沸かし器
JP2008280950A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Max Co Ltd 空気圧縮機等の操作パネル
JP2011072539A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Panasonic Corp 炊飯器

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