JP2002278176A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002278176A
JP2002278176A JP2001073200A JP2001073200A JP2002278176A JP 2002278176 A JP2002278176 A JP 2002278176A JP 2001073200 A JP2001073200 A JP 2001073200A JP 2001073200 A JP2001073200 A JP 2001073200A JP 2002278176 A JP2002278176 A JP 2002278176A
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image forming
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Masahiro Ito
政宏 伊藤
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0266Arrangements for controlling the amount of charge

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本出願に係る発明の目的は、再生紙や第2原
図用紙のような剛性の低い転写材を使用しても、又は、
装置本体の環境や画像形成モードによって、転写材の特
性が変化しても、安定した転写、分離が行える画像形成
装置を提供する 【解決手段】 転写材の種類に応じて、帯電条件、露光
条件、現像条件、転写条件を含む画像形成条件を制御で
きる制御手段16を有し、低剛性転写材に画像形成する
場合は、制御手段16によって、(1)高剛性転写材に
画像形成する場合より、像担持体の表面電位が小さくな
るように前記帯電条件を制御し、(2)画像形成条件を
制御することによって、像担持体に形成する現像像の現
像剤付着量を0.7mg/cm2〜0.9mg/cm2
制御し、(3)高剛性転写材に画像形成する場合より、
転写電流が小さくなるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真プ
ロセス或いは静電プロセスにより像担持体上に現像像を
形成し、次いでこの可視像を転写材に転写する画像形成
装置に関し、特に、第2原図用紙や再生紙等を使用する
場合の画像形成条件を選択できる画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真方式を用いたデジタル
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、メンテ
ナンス間隔が長く、構成も比較的簡易な一成分磁性非接
触現像方法が多く用いられている。この現像方法は、非
接触で現像を行うことによって像担持体である感光ドラ
ムや駆動系に与える負荷も少なく、高信頼性に適した現
像方法であるが、現像剤であるトナーの帯電量が比較的
低めであるため、現像後に感光ドラム上に現像された現
像像、即ち、トナー像を帯電するため、転写前帯電を組
み合わせることが多い。
【0003】又、一般に現像方式としては、反転現像方
式が多く用いられる。反転現像方式では、一様に帯電し
た感光ドラム表面に対し、レーザやLED等により印字
すべき画像情報に対応した画像露光を行って静電潜像を
形成し、その際に露光を受けて電位の低下した部分に感
光ドラムの帯電極性と同極性に帯電したトナーを付着さ
せてトナー像を形成する方法である。
【0004】反転現像された感光ドラム上のトナーを転
写材に転写して分離する方法としては、コロナ帯電器を
利用するコロナ転写、静電分離がよく用いられる。この
方式は、帯電手段を感光ドラムや転写材に対して非接触
で帯電、除電を行えるため、帯電部材や感光ドラムに対
して負荷が少なく、高信頼に適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、反転現
像方式の画像形成装置で利用される用紙等の転写材はメ
ーカー指定の推奨紙ばかりではなく、再生紙や第2原図
用紙、特殊紙等様々なものがあり、これらの転写材の種
類や、更には、装置本体の温湿度、画像形成モードによ
って、画像形成装置は、特に転写材の分離性において強
く影響を受けてしまう。
【0006】一般に、反転現像方式では、感光ドラム表
面の背景部、即ち、トナーを付着させない部分は露光を
受けないためトナー像形成後も高い電位状態のままであ
る。そして、その状態でトナーの帯電量を安定的に向上
させるため、感光ドラム上に現像されたトナーに対して
転写前帯電を行うため、感光ドラムの表面電位も上昇し
てしまう。
【0007】又、次の転写工程においては、用紙などの
転写材の背面にトナーと逆極性の電荷を付与し転写材の
表面にトナーを転写した際に、転写材がトナーと逆極
性、即ち、感光ドラム表面の背景部(非露光部)と逆極
性に帯電するため、感光ドラムと転写材の間に大きな静
電吸着力が発生し、その後の感光ドラムからの転写材の
分離が難くなる。通常、文書等の画像中ではトナーを付
着させるべき文字部等に対して背景部(白地部)の占め
る面積が大きいので、特に静電吸着力が大きく分離し難
くなる。
【0008】そして、こうした画像形成装置に生じる問
題は、転写材として高剛性転写材であるメーカー指定の
推奨紙を用いる場合に関しては、帯電条件や転写条件を
調整して防いでいるが、剛性の低い転写材、再生紙、第
2原図用紙を用いる場合には、感光ドラムからの分離不
良の問題が起こる。又、装置本体の温湿度にも大きな影
響を受け、更には、これらの転写材に対して両面や多重
など様々な印字方式が行われる。このため、1枚の転写
材に対して何度も転写、分離、定着、搬送等の作用が与
えられることによって転写材の特性(抵抗、表面性、カ
ール等)が変化し、装置内での安定的な搬送性(転写分
離時の安定した)や画像性を維持するのが困難になって
きている。
【0009】従って、本発明の目的は、再生紙や第2原
図用紙のような剛性の低い転写材を使用しても、又は、
装置本体の環境や画像形成モードによって、転写材の特
性が変化しても、安定した転写、分離が行える画像形成
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発
明は、帯電された像担持体に形成した現像像を転写材上
に転写する画像形成装置において、前記転写材の種類に
応じて、画像形成条件を制御する制御手段を有し、前記
制御手段は、高剛性転写材に画像を形成する場合よりも
低剛性転写材に画像を形成する場合の方を、前記像担持
体の表面電位が小さくなるように制御することを特徴と
する画像形成装置を提供する。
【0011】第1の本発明の一実施態様によると、前記
制御手段は、前記低剛性転写材に画像を形成する場合に
おける前記像担持体の表面電位が、前記高剛性転写材に
画像形成する場合における前記像担持体の表面電位の5
0%〜70%となるように前記帯電条件を制御する。
【0012】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記低剛性転写材に画像を形成する場合は、前記制御手段
は、露光条件及び現像条件を制御することによって、前
記前記像担持体に形成する現像像の現像剤付着量が、
0.7mg/cm2〜0.9mg/cm2になるように制
御する。
【0013】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記低剛性転写材に画像を形成する場合、前記制御手段
は、更には転写条件を制御し、転写電流を、前記高剛性
転写材に画像を形成する場合より小さくなるように制御
する。
【0014】第1の本発明の他の実施態様によると、前
記低剛性転写材に画像を形成する場合、前記制御手段
は、前記転写電流を、前記高剛性転写材に画像を形成す
る場合の60%以上100%未満となるように制御す
る。
【0015】第2の本発明は、帯電された像担持体上に
形成した現像像を転写材上に転写する画像形成装置にお
いて、前記転写材の種類及び湿度に応じて、画像形成条
件を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、高剛性
転写材に画像を形成する場合であって高湿度でない場合
よりも、低剛性転写材に画像を形成する場合であって高
湿度である場合の方を、前記像担持体の表面電位が小さ
くなるように制御することを特徴とする画像形成装置を
提供する。
【0016】第2の本発明の一実施態様によると、前記
制御手段は、前記低剛性転写材に画像を形成する場合で
あって高湿度である場合における、前記像担持体の表面
電位を、前記高剛性転写材に画像を形成する場合であっ
て高湿度でない場合における前記像担持体の表面電位の
50%〜70%となるように制御する。
【0017】第2の本発明の他の実施態様によると、前
記低剛性転写材に画像を形成する場合であって高湿度で
ある場合、前記制御手段は、露光条件及び現像条件を制
御することによって、前記像担持体に形成する前記現像
像の現像剤付着量を0.7mg/cm2〜0.9mg/
cm2に制御する。
【0018】第2の本発明の他の実施態様によると、前
記低剛性転写材に画像を形成する場合であって高湿度で
ある場合、前記制御手段は、更に転写条件を制御して、
転写電流を、前記高剛性転写材に画像を形成する場合で
あって高湿度でない場合より小さくなるように制御す
る。
【0019】第2の本発明の他の実施態様によると、前
記制御手段は、前記低剛性転写材に画像を形成する場合
であって高湿度である場合における前記転写電流を、前
記高剛性転写材に画像を形成する場合であって高湿度で
ない場合における前記転写電流の60%以上100%未
満となるように制御する。
【0020】第3の本発明は、帯電された像担持体上に
形成した現像像を転写材上に転写する画像形成装置にお
いて、湿度に応じて画像形成条件を制御する制御手段を
有し、前記制御手段は、高湿度でない場合よりも高湿度
である場合の方を、前記像担持体表面電位が小さくなる
ように制御することを特徴とする画像形成装置を提供す
る。
【0021】第3の発明の一実施態様によると、前記制
御手段は、高湿度である場合の前記像担持体の表面電位
を高湿度でない場合の前記像担持体の表面電位の50%
〜70%となるように制御する。
【0022】第3の本発明の他の実施態様によると、高
湿度である場合、前記制御手段は、露光条件及び現像条
件を制御することによって、前記像担持体に形成する前
記現像像の現像剤付着量を0.7mg/cm2〜0.9
mg/cm2に制御する。
【0023】第3の本発明の他の実施態様によると、前
記制御手段は、更に転写条件を制御し、高湿度でない場
合よりも高湿度である場合の方を転写電流が小さくなる
ように制御する。
【0024】第3の本発明の他の実施態様によると、高
湿度である場合、前記制御手段は、高湿度でない場合の
60%以上100%未満の前記転写電流となるように制
御する。
【0025】第4の本発明は、帯電された像担持体上に
形成した現像像を転写材上に転写する画像形成装置にお
いて、画像形成条件を制御する制御手段を有し、前記転
写材の表裏面に画像形成するとき、前記制御手段は、前
記転写材の1面目に画像を形成する場合よりも前記転写
材の2面目に画像を形成する場合の方を、前記像担持体
表面電位が小さくなるように制御することを特徴とする
画像形成装置を提供する。
【0026】第4の本発明の一実施態様によると、前記
制御手段は、前記転写材の2面目に画像を形成する場合
における前記像担持体の表面電位を、転写材の1面目に
画像を形成するときにおける前記像担持体の表面電位の
50%〜70%となるように制御する。
【0027】第4の本発明の他の実施態様によると、前
記転写材の2面目に画像を形成する場合、前記制御手段
は、更に露光条件、現像条件を制御することによって、
前記像担持体に形成する前記現像像の現像剤付着量を、
0.7mg/cm2〜0.9mg/cm2に制御する。
【0028】第4の本発明の他の実施態様によると、前
記制御手段は、更に転写条件を制御し、前記転写材の1
面目に画像を形成する場合よりも前記転写材の2面目に
画像を形成する場合の方を転写電流が小さくなるように
制御する。
【0029】第4の本発明の他の実施態様によると、前
記転写材の2面目に画像を形成する場合、前記制御手段
は、前記転写材の1面目に画像を形成する場合の60%
以上100%未満の前記転写電流となるように制御す
る。
【0030】第1、第2の本発明の他の実施態様による
と、クラーク剛度における張り出し長さについて、前記
高剛性転写材は20g/cm以上30g/cm以下であ
り、低剛性転写材は10g/cm以上20g/cm未満
であるか、又は、前記低剛性転写材は再生紙、又は第2
原図用紙である。
【0031】第2、第3の本発明の一実施態様による
と、高湿度とされる臨界湿度は、画像形成装置装置本体
雰囲気の絶対水分量で、16gr/kg以上の範囲で定
める。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に即して更に詳しく説明する。
【0033】実施例1 まず、画像形成を行う主要部について、図1を用いて説
明する。図1は、本実施例に係るレーザのON/OFF
により600dpiの二値画像を形成する複写機能及び
プリンタの機能を有する画像形成装置の、画像形成を行
う主要部の構成を示す。
【0034】表面に画像が形成される像担持体は、感光
層にa−Siを用いた直径108mmの感光ドラム1で
あり、ドラムモータ(図示せず)により450mm/s
ecの周速で、図1では時計回りに回転駆動される。
【0035】感光ドラム1外周付近の前露光装置2に
は、残留電荷を除去するための波長略660nmのLE
D発光素子が64個一列に配置され、それによって、感
光ドラム1上に以前の画像形成によって残留している電
荷が除去され、画像形成の準備ができる。
【0036】感光ドラム1の回転方向で前露光装置2の
下流に位置する一次帯電装置3は、高圧電源5に接続さ
れ、直径略60μmの表面が酸化処理されたタングステ
ンワイヤ3aを放電電極とし、金属シールド3bと、そ
れと電気的に結合されている金属ワイヤグリッド3cと
で構成されている。
【0037】一次帯電装置3によって感光ドラム1表面
は所定の電位に帯電し、画像露光装置15より露光され
て、静電潜像が形成される。画像露光装置15はレーザ
のОN−ОFFにより、一次帯電装置3による帯電後の
感光体ドラム1表面を露光して明部電位を形成する。
【0038】感光ドラム1の回転方向で露光部分の下流
に位置する現像装置8は、現像容器8aと、現像スリー
ブ8bで構成されている。現像容器8aは、内部には現
像剤である一成分磁性現像剤(トナー)が収容されてお
り、感光ドラム1に対向する位置に開口部が設けられて
おり、その開口部に、現像スリーブ8bが設けられる。
現像スリーブ8bは、内部に6極のマグネットローラ8
cが配され、且つ、表面が金属メッキ加工された直径略
32mmの金属製スリーブである。本実施例にて、現像
装置8は、現像スリーブ8bに、現像容器8a内の現像
剤として平均粒径7μmの一成分磁性ポジトナーを担持
させ、感光体ドラム1の一次帯電後露光手段としての画
像露光装置15で露光された画像露光部分、つまり静電
潜像にトナーを飛着させる。
【0039】感光ドラム1上のトナーは、現像装置8
の、感光ドラム1回転方向下流側に位置する転写前帯電
器9によって、正電荷が付加され、転写材に引き付けら
れ易く、即ち、転写材にトナーが付着し易くなる。転写
前帯電器9は、周波数2000Hzで、振幅略7.6k
Vの高圧にDC電圧が重畳された高圧電源(図示せず)
より駆動する。
【0040】感光ドラム1表面に作成されたトナー像
は、電源(図示せず)から負極電圧が印加される転写帯
電器12によって、シートとしての転写材に転写され
る。次いで、分離帯電器13によって、感光ドラム1か
ら転写材が分離される。分離帯電器13の帯電線には、
周波数2000Hzの矩形波であり、振幅10.0kV
ppの電圧にDC電圧を重畳した電圧が印加される。
【0041】クリーニング装置14は、転写後の感光体
ドラム1に残留したトナーを除去し、クリーニングされ
た感光ドラム1表面が、再び前帯電装置2、帯電装置3
を通過して、次の画像形成をする。
【0042】又、以上の帯電、露光、現像、転写等の画
像形成処理は、装置全体の制御を行う制御手段である制
御装置16の信号によってなされる。
【0043】図2は本実施例の画像形成開始処理の手順
を示すブロック図である。制御装置16から帯電量を指
定する制御信号が帯電装置の高圧電源5に送られ、高圧
電源5は制御信号にもとづき感光ドラム1表面を均一帯
電する一次帯電器3を駆動し、帯電量が可変される。
【0044】指定手段105は、画像形成装置の操作パ
ネル等に設けた入力又は選択キーで、このキーにより使
用する転写材が第2原図用紙又は再生紙といったような
低剛性転写材であるという特徴の転写材であることをユ
ーザーが指定する。そして、本実施例においては、指定
手段105により制御装置16に第2原図用紙又は再生
紙の指定が伝達され、画像形成のスタートキー(不図
示)がONされると、例えば制御装置16は帯電量を標
準値の70%に設定し、プリント動作を行うようにして
いる。
【0045】図3を用いて、本実施例のように、転写材
として第2原図用紙や再生紙等の低剛性転写材を指定し
た場合の画像形成プロセスにおける感光ドラム1の電位
を、高剛性転写材であるメーカーが指定した奨推紙を用
いた通常の場合と比較して示す。
【0046】通常画像形成時では、転写材として高剛性
転写材、例えば、(株)キャノン製CLC80gr、
(株)キャノン製Kangas等を用いた場合、一例として図
2の(A)に示すように、感光ドラム1をVD0(=+
340V)に一様に帯電した後、トナー像を形成すべき
部分にレーザ露光を行い電位をVL0(=+50V)に
低下させ静電潜像を形成し、現像剤を担持した現像スリ
ーブ8bに現像バイアスVB0(=+260)を印加
し、現像スリーブ8bと感光ドラム1間に電位差VC0
=VB0−VL0=210V(以下、電位差を「コント
ラスト」と呼ぶ。)に基づく電気力によりVL0部にト
ナーを付着させてトナー像を形成する。
【0047】他方、本実施例では、低剛性転写材とし
て、例えば第2原図用紙(商品名SM−1、(株)キャ
ノン販売製)を用い、図2(B)に示すように、帯電量
を通常時の70%に設定して感光ドラム電位VD1=V
D0×70/100(=+240V)に帯電する。そし
て、通常と同じ露光量で画像露光を行い、感光ドラム電
位をVL1(=+10V)に低下させる。次にカブリ取
りのマージンを見込んで現像バイアスをVB1(=+1
60V)に設定し、よって、コントラストVC1=VB
1−VL1=150VでVL1部にトナーを付着させて
トナー像を形成する。
【0048】ここで、図4にコントラストと現像による
感光ドラム1へのトナー現像量の関係を示す。トナー現
像量とは、ベタ黒画像を形成した場合の感光ドラム1上
に現像されるトナー量つまり現像剤付着量を示す。図4
は、レーザ露光量と現像バイアスVBを一定にして一次
帯電量を変えることにより帯電電位VDを変化させトナ
ー現像量を測定したのグラフである。
【0049】これより、通常の潜像形成(コントラスト
210V)ではトナー現像量M0が1.1mg/cm2
あるのに対して、本実施例の潜像形成(コントラスト1
50V)ではトナー現像量M1が0.9mg/cm2
なるが、画像濃度的には殆ど変化なく、良好な画像とな
る。ところが、更に、コントラストを下げて、コントラ
ストが110Vを下回ると(M2)トナー現像量が0.
7mg/cm2となり画像濃度薄となってしまうので、
本実施例では各種公差を見込んでコントラストが110
Vを下回らない帯電量となるように、VD1を240V
と設定した。
【0050】画像濃度とコントラストを下げることによ
って分離性を改良することを考察すると、像担持体に形
成するトナー像のトナー現像量は、本実施例のような低
剛性転写材が指定された時は、0.7mg/cm2
0.9mg/cm2(本実施例では、0.9mg/c
2)になるように制御することが好ましい。
【0051】上記のように、 (1)帯電時のVD電位を下げる。(340V→240
V) (2)コントラストを小さくすることによりトナー現像
量を下げる。(1.1mg/cm2→0.9mg/c
2) 及び、 (3)コントラストを小さくし、更に転写電流を低下さ
せる。 ことにより、分離性に対して以下のメリットを有する。
【0052】(1)に従って、VDを下げることによ
り、転写時の転写材裏面に付与される転写電荷と感光ド
ラム上の潜像電荷との静電吸引力が低下するため、転写
材の感光ドラムへの吸着力も下がり分離が楽になる。
【0053】(1)に従って、帯電条件を変更してVD
を下げ、更に(2)より、現像条件や露光条件を調整し
て、コントラストを下げると、トナー現像量が減少する
ので、最適な転写出力を下げることができ、感光ドラム
1と転写材との吸着力を下げることができる。
【0054】(1)の効果に関しては、図5を用いてそ
の効果を説明する。図5は本実施例の画像形成装置で、
VDのみを変化させて、分離性の変化を測定した結果で
ある。通紙した紙種としては第2原図用紙(商品名SM
−1、(株)キャノン販売製)を用い、転写前帯電器9
における転写前帯電差電流を+150μA、転写装置1
2における転写電流を−350μAに設定した。横軸に
VDを縦軸に分離安定性を示している。
【0055】ここで、分離安定性の定義とは、分離差電
流ΔISEP(DC重畳成分を変化させて、放電のプラ
ス成分とマイナス成分の各々の絶対値の差分)を変化さ
せて、各々の差電流値で100枚通紙して転写材の分離
不良及びトナーの感光ドラム1への再転写を起こすこと
なく、転写材が転写、分離工程を通過して、分離された
転写材上に良好に画像が得られる分離差電流幅であり、
この値ΔISEPが大きい程分離安定性が高いことにな
る。
【0056】図5よりVDを340Vから240Vへ低
減させることにより、分離安定性の指標であるΔISE
Pが50μAから100μAへ拡大しており、明らかに
分離安定性が向上していることがわかる。
【0057】次に(2)の効果について図6を用いて説
明する。即ち、図6では、(1)におけるVDを下げる
効果に加えて、更に、コントラストを下げてトナー現像
量を低減させる効果を示している。
【0058】設定条件については、コントラストVC=
150Vの本実施例については前述したように、VD=
+240V、VB=+160V、VL=10V、転写前
帯電差電流を+150μAにして、第2原図用紙(商品
名SM−1、(株)キヤノン販売製)を用いて行った。
又、通常のコントラストVC=210Vの例について
は、VD=+340V、VB=+260V、VL=50
V、転写前帯電差電流を+150μAにして、転写材と
して第2原図用紙(商品名SM−1、(株)キヤノン販
売製)を用いて行った。
【0059】図6の右側には転写電流と転写効率の関係
を、コントラストを通常(210V)の場合と本例(1
50V)の場合の2通りについて示す。コントラストが
高い通常の場合、より多くの現像されたトナーを転写し
なければならないので、転写電流に対する転写効率の立
ち上がりが遅く、転写電流を−500μAに設定する必
要がある。他方、本例の場合は、転写すべきトナー量が
少ないので転写電流が通常の70%の−350μAで十
分な転写効率が得られる。よって、コントラストを下げ
てトナー現像量を通常の60%以上100%未満に下げ
ることによって、転写電流をも下げることができる。
【0060】そして(3)の効果であるが、グラフの左
側は右で使用したコントラスト、転写電流を用いて分離
安定性の指標である分離差電流幅ΔISEPを示したも
のであり、通常のコントラスト、転写電流(−500μ
A)を用いた場合のΔISEPが50μAであるのに対
して、本例のコントラスト、及び転写電流を低下させた
場合(−350μA)のΔISEPが150μAまで拡
大することを示している。
【0061】一般に、分離安定性の指標であるΔISE
Pは100μA以上あれば実用的といえるので、本例の
ように、(1)VDを下げる、(2)コントラストを下
げる、(3)転写電流を下げるという手段を講ずる事に
より、転写材として腰の弱い低剛性の第2原図用紙でも
十分に安定して実用的な転写分離が行えるようになる。
【0062】実際、上記の本実施例の設定で第2原図用
紙(商品名SM−1(株)キャノン販売製)を100枚
連続して通紙したところ、転写分離の安定した画像形成
が行えた。
【0063】上記のように本実施例によれば、第2原図
用紙や再生紙の指定時に、指定と連動して、露光条件、
現像条件を調整して、帯電条件を変更して像担持体表面
の電位を下げて画像形成条件を設定し、及び、転写条件
を変更して転写電流を下げることで、安定した転写分離
が行える。
【0064】ここで、本実施例のような低剛性転写材が
指定された時は、VDとコントラストと画像濃度との関
係を考察して、(1)のVD、即ち、帯電した像担持体
の表面電位は、高剛性転写材を指定した通常時の50%
〜70%(本実施例では、70%)となるように制御手
段16によって帯電条件を制御し、又、(3)の転写電
流を下げる時も(1)のVDの変更と比例して、高剛性
転写材を指定した通常時の60%〜100%(本実施例
では、70%)となるように制御手段16によって転写
条件を制御することが好ましい。
【0065】なお、高剛性転写材としては、メーカーが
指定している(株)キャノン製CLC80gr、(株)
キャノン製Kangas、等のクラーク剛度張り出し長さ20
cm以上30cm以下のものが用いられるのに対し、低
剛性転写材としては、本実施例にて用いた第2原図用紙
(商品名SM−1(株)キャノン販売製)以外にも、再
生紙、(株)キャノン製EN100、他の分離性の厳し
い薄紙等、クラーク剛度張り出し長さ10cm以上20
cm未満の用紙にも本実施例と同様の制御を行えば、適
応可能である。
【0066】又、本実施例では反転現像、転写前帯電、
コロナ転写分離で説明してきたが、特にこれらに拘束さ
れることなく、周知の電子写真手段にも適応できる。
【0067】実施例2 実施例1では、紙種の指定によって画像形成条件や転写
条件を変更したが、本実施例においては、更に、紙種の
指定とその紙種を使用する温湿度環境によって画像形成
条件と転写条件を変更使用とするものである。
【0068】以下、図面を用いて説明する。なお、本例
に適応される画像形成装置としては、実施例1で説明し
た図1の画像形成装置とほぼ同様な装置にできるので、
実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
【0069】図7の画像形成開始システムのブロック図
で理解されるように、紙種の指定に加えて、本体雰囲気
の湿度を検知する温湿度検知手段である温湿度センサ1
06からの信号が制御装置16に入力される。制御装置
16内では温湿度センサ106からの信号情報から絶対
水分量を算出する。
【0070】本実施例では、紙種が再生紙(例えば、商
品名EN100、(株)キヤノン販売製)と指定され、
且つ、温湿度センサの検知信号が絶対水分量16gr/
kg以上の高湿度と判定された場合のみ潜像形成条件を
前記第1実施例と同様にVDを+340Vを+240V
へ、コントラストを210Vを150Vへ、転写電流を
−500μAを−350μAへ変化させる。
【0071】絶対水分量を16gr/kgで切り替える
理由は、高湿度環境になるほど使用する転写材が吸湿し
て腰が弱くなり、転写分離性が安定しないからであり、
特に、元々腰の弱い再生紙では腰の弱まり方が加速する
ためである。
【0072】本実施例の画像形成装置にて上記条件での
指標であるΔISEPを求めると、従来では80μAで
あったΔISEPが200μAまで拡大した。
【0073】そこで、実際に絶対水分量21gr/kg
の環境で、再生紙(商品名EN100(株)キャノン販
売製)を指定して、その紙で50万枚通紙したところ、
分離不良や再転写等の発生しない安定した転写分離によ
る画像形成が行えた。
【0074】なお、本実施例においても、他の分離性の
厳しい薄紙等やカールした紙を指定しても同様の画像形
成制御を適応できる。
【0075】ここで、高湿度の絶対水分量と高湿度とさ
れない絶対水分量との切り換え点は、16gr/kg以
上と設定できる。
【0076】又、設定条件として雰囲気水分量だけでな
く、画像形成モード(より分離性の厳しい両面2面目)
との組み合わせ等行っても良い。例えば、画像形成モー
ドを、より分離性の厳しい両面印刷のモードで指定した
とき、その2面目の時には同様に画像形成条件を変更し
て、像担持体表面電位を高剛性転写材の70%にし、転
写出力を低下して、同様に分離性を改善できる。又、逆
に環境やモード等の単一の条件判断で画像形成条件、転
写条件を変更させても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、使用する転写材が第2原図用紙や再生紙のよう
に剛性の低い転写材の場合、帯電条件、露光条件、現像
条件、転写条件を含む画像形成条件を制御できる制御手
段を有し、(1)像担持体表面電位が、高剛性転写材を
指定した時より低く帯電するように帯電条件を制御し、
(2)画像形成条件を制御することによって、像担持体
に形成する現像像の現像剤付着量を0.7mg/cm2
〜0.9mg/cm2に制御し、(3)転写電流を高剛
性転写材を使用する場合より低くするように転写条件を
制御して分離安定性を拡大したので、分離不良や再転写
等のない安定した画像形成が行え、更に、画像形成装置
本体雰囲気の湿度の上昇や転写材の表裏2面に画像形成
するモードにおいて転写材の2面目に画像形成する場合
の、転写材の分離性が低下する状況下でも同様の制御で
問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施態様のブロック図である。
【図3】図3(A)従来例と図3(B)本発明の一例の
像担持体帯電電位(VD)の推移とコントラストの説明
図である。
【図4】コントラストとトナー現像量の関係を示す説明
図である。
【図5】VDと分離安定性(ΔIESP)の関係を示す
説明図である。
【図6】VD、コントラストと転写電流設定、分離安定
性の関係を説明する説明図である。
【図7】本発明の他の実施態様の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 3 1次帯電器 5 高圧電源 8 現像装置 9 前転写帯電器 12 転写帯電器 13 分離帯電器 15 露光装置 16 制御装置 105 第2原図用紙、再生紙指定手段 106 温湿度センサ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された像担持体に形成した現像像を
    転写材上に転写する画像形成装置において、 前記転写材の種類に応じて、画像形成条件を制御する制
    御手段を有し、 前記制御手段は、高剛性転写材に画像を形成する場合よ
    りも低剛性転写材に画像を形成する場合の方を、前記像
    担持体の表面電位が小さくなるように制御することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記低剛性転写材に画
    像を形成する場合における前記像担持体の表面電位が、
    前記高剛性転写材に画像形成する場合における前記像担
    持体の表面電位の50%〜70%となるように制御する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記低剛性転写材に画像を形成する場合
    は、前記制御手段は、露光条件及び現像条件を制御する
    ことによって、前記像担持体に形成する前記現像像の現
    像剤付着量が、0.7mg/cm2〜0.9mg/cm2
    になるように制御することを特徴とする請求項1又は2
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記低剛性転写材に画像を形成する場
    合、前記制御手段は、更には転写条件を制御し、転写電
    流を、前記高剛性転写材に画像を形成する場合より小さ
    くなるように制御することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記低剛性転写材に画像を形成する場
    合、前記制御手段は、更には、前記転写電流を、前記高
    剛性転写材に画像を形成する場合の60%以上100%
    未満となるように制御することを特徴とする請求項4の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 クラーク剛度における張り出し長さにつ
    いて、前記高剛性転写材は20g/cm以上30g/c
    m以下であり、前記低剛性転写材は10g/cm以上2
    0g/cm未満であることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記低剛性転写材は再生紙、又は第2原
    図用紙であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    の項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 帯電された像担持体上に形成した現像像
    を転写材上に転写する画像形成装置において、 前記転写材の種類及び湿度に応じて、画像形成条件を制
    御する制御手段を有し、 前記制御手段は、高剛性転写材に画像を形成する場合で
    あって高湿度でない場合よりも、低剛性転写材に画像を
    形成する場合であって高湿度である場合の方を、前記像
    担持体の表面電位が小さくなるように制御することを特
    徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記低剛性転写材に画
    像を形成する場合であって高湿度である場合における前
    記像担持体の表面電位を、前記高剛性転写材に画像を形
    成する場合であって高湿度でない場合における前記像担
    持体の表面電位の50%〜70%となるように制御する
    ことを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記低剛性転写材に画像を形成する場
    合であって高湿度である場合、前記制御手段は、露光条
    件及び現像条件を制御することによって、前記像担持体
    に形成する前記現像像の現像剤付着量を0.7mg/c
    2〜0.9mg/cm2に制御することを特徴とする請
    求項8又は9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記低剛性転写材に画像を形成する場
    合であって高湿度である場合、前記制御手段は、更に転
    写条件を制御して、転写電流を、前記高剛性転写材に画
    像を形成する場合であって高湿度でない場合より小さく
    なるように制御することを特徴とする請求項8〜10の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記低剛性転写材に
    画像を形成する場合であって高湿度である場合における
    前記転写電流を、前記高剛性転写材に画像を形成する場
    合であって高湿度でない場合における前記転写電流の6
    0%以上100%未満となるように制御することを特徴
    とする請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 高湿度とされる臨界湿度は、画像形成
    装置装置本体雰囲気の絶対水分量で、16gr/kg以
    上の範囲で定めることを特徴とする請求項8〜12の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 クラーク剛度における張り出し長さに
    ついて、前記高剛性転写材は20g/cm以上30g/
    cm以下であり、低剛性転写材は10g/cm以上20
    g/cm未満であることを特徴とする請求項8〜13の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記低剛性転写材は再生紙、又は第2
    原図用紙であることを特徴とする請求項8〜14のいず
    れかの項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 帯電された像担持体上に形成した現像
    像を転写材上に転写する画像形成装置において、 湿度に応じて画像形成条件を制御する制御手段を有し、
    前記制御手段は、高湿度でない場合よりも高湿度である
    場合の方を、前記像担持体表面電位が小さくなるように
    制御することを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、高湿度である場合の
    前記像担持体の表面電位を高湿度でない場合の前記像担
    持体の表面電位の50%〜70%となるように制御する
    ことを特徴とする請求項16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 高湿度である場合、前記制御手段は、
    露光条件及び現像条件を制御することによって、前記像
    担持体に形成する前記現像像の現像剤付着量を0.7m
    g/cm2〜0.9mg/cm2に制御することを特徴と
    する請求項16又は17の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、更に転写条件を制御
    し、高湿度でない場合よりも高湿度である場合の方を転
    写電流が小さくなるように制御することを特徴とする請
    求項16〜18のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 高湿度である場合、前記制御手段は、
    高湿度でない場合の60%以上100%未満の前記転写
    電流となるように制御することを特徴とする請求項19
    の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 高湿度とされる臨界湿度は、画像形成
    装置本体雰囲気の絶対水分量で、16gr/kg以上の
    範囲で定めることを特徴とする請求項16〜20の画像
    形成装置。
  22. 【請求項22】 帯電された像担持体上に形成した現像
    像を転写材上に転写する画像形成装置において、 画像形成条件を制御する制御手段を有し、前記転写材の
    表裏面に画像形成するとき、前記制御手段は、前記転写
    材の1面目に画像を形成する場合よりも前記転写材の2
    面目に画像を形成する場合の方を、前記像担持体表面電
    位が小さくなるように制御することを特徴とする画像形
    成装置。
  23. 【請求項23】 前記制御手段は、前記転写材の2面目
    に画像を形成する場合における前記像担持体の表面電位
    を、前記転写材の1面目に画像を形成するときにおける
    前記像担持体の表面電位の50%〜70%となるように
    制御することを特徴とする請求項22の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記転写材の2面目に画像を形成する
    場合、前記制御手段は、露光条件、現像条件を制御する
    ことによって、前記像担持体に形成する前記現像像の現
    像剤付着量を、0.7mg/cm2〜0.9mg/cm2
    に制御することを特徴とする請求項22又は23の画像
    形成装置。
  25. 【請求項25】 前記制御手段は、更に転写条件を制御
    し、前記転写材の1面目に画像を形成する場合よりも前
    記転写材の2面目に画像を形成する場合の方を転写電流
    が小さくなるように制御することを特徴とする請求項2
    2〜24のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記転写材の2面目に画像を形成する
    場合、前記制御手段は、前記転写材の1面目に画像を形
    成する場合の60%以上100%未満の前記転写電流と
    なるように制御することを特徴とする請求項25の画像
    形成装置。
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