JP3341460B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3341460B2 JP12092594A JP12092594A JP3341460B2 JP 3341460 B2 JP3341460 B2 JP 3341460B2 JP 12092594 A JP12092594 A JP 12092594A JP 12092594 A JP12092594 A JP 12092594A JP 3341460 B2 JP3341460 B2 JP 3341460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に係り、特
に現像電界を制御することにより色再現性を向上させた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真を利用したフルカラー画像形成
装置においては、感光体に形成された単色現像剤の像
(トナー像)を紙等の転写材上に順次重ねて転写するこ
とによってフルカラー画像を得ている。このフルカラー
転写を行なう場合、転写回数が増すに従って必要とする
転写電圧が大きくなり、転写電界が高くなって、形成し
た画像の色再現性が低下するという問題がある。
【0003】複数の現像剤像の転写する順に従って、転
写電圧が高くなることによる上記の問題の発生を避ける
ために、例えば特開昭64−40958号公報や特開平
2−269373号公報に開示されているように、複数
の現像剤像を転写する順に従い、現像剤中の平均帯電量
を小さくして、必要とする上記の転写電圧を低く抑えた
ものが知られている。
【0004】図8は上記従来技術における感光体上の各
色の電位を説明する模式図、図9は各色の設定電位値と
現像電界の値の一例の説明図であって、Kは黒色、Yは
イエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、VH は非画像部
電位、VDCは現像バイアス直流成分、VL は画像部電
位、Vd は現像電界である。同各図に示したように、従
来は各色共、その非画像部電位VH 、現像バイアス直流
成分VDC、画像部電位VL は同電位に設定されており、
したがって現像電界Vd も同電位となっている。
【0005】図10は上記の各設定値により形成した画
像の各色の濃度を記録画像面積比(%)で示した説明図
である。同図に示されたように、シアン濃度が最大で、
以下マゼンタ、イエローの順で低下し、黒色濃度が最小
となっている。各色間の濃度差は最大で0.3と大き
く、転写される順に濃度が高くなっていることがわか
る。また、コピーの原稿との色差も大きく、全体的に紫
がかったような色合いになってしまった。
【0006】このように、各色毎の濃度は記録画像の面
積比に係わらずに大きくばらついていることが分り、各
色の階調表現に差が生じてしまい、色再現性が低下して
しまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年フルカラー複写機
等で知られる画像形成装置の普及にともない、このフル
カラー複写機等の画像形成装置にも印刷並の色再現性が
要求され、上記従来技術の如く、単に転写される現像剤
像の順に当該現像剤の帯電量を小さくするだけの方法で
は、1色目よりも2色目、2色目よりも3色目という具
合に、転写順の後の色になる程、画像濃度が各階調部分
で高くなってしまい、良好な色再現性を得られないとい
う問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
消し、複数色の全てで良好な階調表現を有する画像を得
ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、現像剤像の転写する順に従い、各色現像
剤の平均帯電量を小さくすることにより生ずる各階調部
分での画像濃度が後の色になるほど高くなってしまい、
良好な色再現性が得られないという欠点を、各色の現像
電界、すなわち、感光体上の画像電位と現像バイアスの
直流成分電位との差を転写される順に従って小さくなる
ように制御することを特徴とする。
【0010】本発明は、各色毎に一様に帯電された感光
体に、画像信号に基づく光ビームを照射して形成された
静電潜像を、転写される順に従い平均帯電量を小さくな
るように制御されたトナーとキャリアからなる複数色の
二成分現像剤、あるいはトナーのみの一成分現像剤によ
り複数回可視像化し、感光体上のトナー像を各色毎に転
写材上に順次転写するフルカラー画像形成装置におい
て、現像電界、すなわち、感光体上の画像部電位と現像
バイアスの直流成分電位との差を転写される順に従い小
さくなるように制御することを特徴とする。
【0011】すなわち、図1は本発明の画像形成装置の
基本構成を説明するブロック図であって、1は画像形成
手段、2は転写順検知手段、3は現像電界算出手段、4
は現像電界制御手段である。この構成において、請求項
1に記載の発明は、各色毎に一様に帯電された感光体に
画像信号に従って形成した静電潜像を現像剤により現像
して転写材上に順次転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、複数色の現像剤を用いて複数回
の転写を繰り返すことによりフルカラーの画像を形成す
る画像形成手段1と、上記画像形成手段の現像剤転写順
を検知する転写順検知手段2と、上記転写順検知手段の
検知出力に応じて現像電界の大きさを算出する現像電界
算出手段3と、上記現像電界算出手段で算出された現像
電界値に上記画像形成手段の現像電界を制御する現像電
界制御手段4とを備え、前記感光体上の画像部電位と現
像バイアスの直流成分電位との差を、転写される順に従
い順次小さく制御することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、各色毎に
一様に帯電された感光体に画像信号で変調した光ビーム
を照射して形成した静電潜像を現像剤により現像して転
写材上に順次転写することにより画像を形成する画像形
成装置であって、転写順に従って平均帯電量が小さくな
るように制御した複数色のトナーにより現像して順次ト
ナー像として可視化し、感光体上の上記トナー像を各色
毎に転写材上に順次転写する画像形成装置において、前
記感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像す
ることにより顕像化する現像ユニットと、上記顕像化さ
れたトナー像を転写材上に転写する転写ドラムとを有
し、複数色のトナーを用いて複数回の転写を順次繰り返
すことによりフルカラーの画像を形成する画像形成手段
と、上記転写ドラムの回転を検知する転写ドラム回転セ
ンサと、上記転写材の給送を検知する転写材給送センサ
とを有し、上記画像形成手段のトナー像転写順を検知す
る転写順検知手段と、上記転写順検知手段の検知出力に
応じて前記画像形成手段を構成する感光体上の画像部電
位と現像バイアスの直流成分との差が順次低減する如く
算出する現像電界算出手段と、上記現像電界算出手段
算出結果に従って前記画像形成手段を構成する光ビーム
の強度を制御するレーザー出力制御手段とを備え、前記
感光体上の画像部電位と現像バイアスの直流成分電位と
の差を、転写される順に従い順次小さく制御することを
特徴とする。
【0013】なお、上記請求項1,2における現像剤
は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤、あるい
はトナーのみからなる一成分現像剤の何れでもよい。
【0014】
【作用】上記請求項1に記載の発明の構成において、画
像形成手段1は、複数色の現像剤を用いて各色毎に複数
回の転写を繰り返すことによりフルカラーの画像を形成
する。転写順検知手段2は、上記画像形成手段の現像剤
転写順を検知する。現像電界算出手段3は、上記転写順
検知手段の検知出力に応じて現像電界の大きさを算出す
る。
【0015】現像電界制御手段4は、上記現像電界算出
手段で算出された現像電界値に上記画像形成手段の現像
電界を前記感光体上の画像部電位と現像バイアスの直流
成分電位との差を、転写される順に従い順次小さく制御
する。また、上記請求項2に記載の発明の構成におい
て、画像形成手段は、各色毎に前記感光体に形成された
静電潜像をトナーを用いて現像することにより顕像化す
る現像ユニットと、上記顕像化されたトナー像を転写材
上に転写する転写ドラムとを有し、複数色のトナーを用
いて複数回の転写を順次繰り返すことによりフルカラー
の画像を形成する。
【0016】転写順検知手段は、上記転写ドラムの回転
を検知する転写ドラム回転センサと、上記転写材の給送
を検知する転写材給送センサとを有し、上記画像形成手
段のトナー像転写順を検知する。現像電界算出手段は、
上記転写順検知手段の検知出力に応じて前記画像形成手
段を構成する感光体上の画像部電位と現像バイアスの直
流成分との差が順次低減する如く算出する。
【0017】レーザー出力制御手段は、上記現像電界算
出手段で算出結果に従って前記画像形成手段を構成する
光ビームの強度を前記感光体上の画像部電位と現像バイ
アスの直流成分電位との差を、転写される順に従い順次
小さく制御する。これにより、転写される順に従って現
像電界が小さくなるように制御することにより、現像剤
の平均帯電量を転写される順に従い小さくしたことによ
り生ずる、各階調部分での画像濃度が後の色になるほど
高くなることが抑止できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図2は本発明による画像形成装置を
適用した1実施例であるフルカラー複写機の構成説明図
である。全体を符号1で示すフルカラー複写機は、複写
機の原稿台上の原稿を光学的に読みとり、これを色成分
に分解してレーザー書き込み装置10へ送る画像処理手
段(図示せず)を備える。
【0019】レーザー書き込み装置10は、レーザー光
源11、ポリゴンミラー12、レンズ13、ミラー14
等を備え、画像情報で変調したレーザー光を感光体20
に照射して当該画像情報を感光体ドラム20上に静電潜
像として形成する。感光体ドラム20に対向して配設さ
れる帯電器(コロトロン)22は、予め感光体ドラム2
0を一様に帯電させ、例えば供給された画像情報がイエ
ロー成分であれば、感光体ドラム20はイエローに対応
しない領域が露光され、静電潜像はカラー画像のイエロ
ーに対応したものとなる。
【0020】感光体ドラム20に対応して配設されるロ
ータリー現像ユニット40は、旋回装置42により互い
に90度の間隔で支持されるイエロー現像器45y、マ
ゼンダ現像器45m、シアン現像器45c、黒(以下、
ブラックとも言う)現像器45kを備える。この現像ユ
ニット45は、感光体ドラム20に形成された静電潜像
の色成分に対応する現像器が感光体ドラム20に対向す
る現像位置にセットされるように回転駆動され、セット
された現像器によってトナー像が形成される。
【0021】ここでは、まずブラック現像器45kが現
像位置にセットされてブラックトナー像が感光体ドラム
20上に顕像として形成される。一方、転写材(紙等の
転写シート)5は、矢印A方向へ供給され、レジストレ
ーション(以下、単にレジとも言う)ロール63、レジ
ピンチロール62、吸着用対向ロール(デフレクタロー
ル)64を介して転写ドラム60へ送られる。
【0022】転写ドラム60は、誘電体シートを円筒状
に形成したもので、転写ドラム60の内側及び外側には
複数の帯電器(コロトロン)が配設される。デフレクタ
ロール64に対向して転写ドラム60の内側に配設され
る吸着コロトロン66は、その放電に伴い生じた静電誘
引力により、転写ドラム60の誘電体シート上の所定の
位置に転写材5を吸着させる。
【0023】このようにして、転写ドラム60に保持さ
れた転写材5は上記感光体ドラム20との対向位置すな
わち転写装置部へと送りこまれ、転写コロトロン70の
放電に伴って感光体ドラム20からブラックトナー像が
転写される。次に、上記感光体ドラム20は、転写材5
に転写されなかった残留トナーをクリーニング装置24
で除去された後に再度帯電器22で一様に帯電され、ブ
ラックのトナー像と同様の工程を経てイエローのトナー
像が感光体ドラム20上に形成される。
【0024】このとき、転写ドラム60は、ブラックト
ナー像の転写がなされた転写材5を保持したまま回動を
続けており、再度転写部に送りこまれた転写材5にはブ
ラックトナー像に重ねてイエロートナー像が転写され
る。そして、同様の工程を残りの色について繰り返すこ
とで、転写材5上には上記4色のトナー像が多重転写さ
れたカラー画像が完成する。
【0025】シアントナー像の転写が終了した転写材5
は、剥離コロトロン72によって転写ドラム60との間
に作用していた静電誘引力を消去され、剥離爪74と剥
離爪74に連動する内押しロール76によって転写ドラ
ム60から解放される。転写材5が剥離された転写ドラ
ム60は、除電コロトロン80によって誘電体シートの
除電が行なわれ、また、ブラシクリーナ82によって紙
粉等の清掃が行なわれて次の記録シート(転写材)の吸
着が準備される。
【0026】また、解放された転写材5は定着器90で
トナー像の定着が施され、排出ローラ92、94によっ
て排出トレイ95上に排出される。これでカラー画像を
形成する一連の記録動作が終了する。上記した画像形成
の制御装置として、転写ドラム60には、その回転を検
知するための転写ドラム回転センサ31と、転写材の給
送を検知する転写材給送センサ32が設置され、これら
のセンサ出力を入力として上記トナー像転写順を検知す
る転写順検知回路33および上記転写順検知回路33の
検知出力に応じて上記感光体20上の画像部電位と現像
バイアスの直流成分との差が順次低減する如く算出する
現像電界算出回路34と上記現像電界算出回路34の算
出結果に従って光ビームの強度を制御するレーザー出力
制御回路35とを備えている。
【0027】転写順検知回路33は、転写ドラム回転セ
ンサ31と転写材給送センサ32の検知出力に基づいて
複数トナー像の転写順を検知する。このトナー像の転写
順に応じて、現像電界算出回路34は感光体20上の画
像部電位と現像バイアスの直流成分との差が順次低減す
る如く算出し、その算出結果でレーザー出力制御回路3
5を制御し、レーザー光源11の強度を転写順に低減さ
せる。
【0028】図3は転写順検知回路の動作説明図であっ
て、(a)は複写スタート信号、(b)は転写ドラム回
転センサ31の検出出力、(c)は転写材給送センサ3
2の検出出力、(d)は転写順検出出力である。同図に
おいて、まず複写機がその複写動作をスタートすると、
その複写スタート信号(a)が立ち上がる。この状態で
転写ドラム回転センサ31が転写ドラム60の回転を検
知して検知信号(b)を出力する。この転写ドラム60
の回転検知と前後して、転写材給送センサ32から転写
材給送信号(c)が出力される。
【0029】転写順検知回路33は、転写ドラム回転セ
ンサ31の出力(b)の最初の出力T0 を基準としてタ
イマーを動作させる。また、転写材給送信号(c)の出
力t 0 に基づいて転写材給送タイミングの制御が開始
し、転写材5を転写コロトロン70の位置に給送する。
転写順検知回路33は、転写ドラム回転センサ31の出
力T0 の発生と転写材給送信号の出力t0 の発生で第1
色の転写を検知し、転写ドラム回転センサ31の出力T
1 の発生と転写材給送信号の出力t1 の発生で第2色の
転写を検知し、転写ドラム回転センサ31の出力T2
発生と転写材給送信号の出力t2 の発生で第3色の転写
を検知し、転写ドラム回転センサ31の出力T3 の発生
と転写材給送信号の出力t3 の発生で第4色の転写を検
知する。すなわち、各色の転写順が検出される。
【0030】現像電界算出回路34は、上記の転写順の
検出出力に基づいて感光体20上の画像部電位と現像バ
イアスの直流成分との差が転写順に従って順次低減する
如く当該転写電位値を算出し、その算出結果をレーザー
出力制御回路35に与えてレーザー光源11の強度を転
写順に低減させるように制御する。図4は本発明の実施
例における各色の電位を説明する模式図、図5は各色の
設定電位値と現像電界の値の一例の説明図、また図6は
トナー濃度とその平均帯電量の説明図であって、Kは黒
色、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、V H
非画像部電位、VDCは現像バイアス直流成分(V)、V
L は画像部電位(V)、Vd は現像電界(V)、TCは
トナー濃度(%)、Triboはトナー平均帯電量(μC/
g)である。
【0031】現像剤は図6に示したように、転写される
順にトナーの平均帯電量が小さくなるようにトナー濃度
を制御される。この実施例では、トナーとキャリアとか
らなる二成分現像剤を使用し、各色の現像剤に使用した
キャリアは同一のもので、平均粒径50μm、コア材は
フェライトで表面を樹脂コートしたものを用いた。各色
トナーは色材だけが異なり、平均粒径7μmのポリエス
テル系樹脂にシリコン系および酸化チタン化合物の微粉
末を外流したものを用いた。
【0032】なお、現像剤は本実施例のような二成分現
像剤に限るものではなく、一成分現像剤を用いてた場合
でも同様の効果があることは言うまでもない。図7は本
実施例における各階調部分の画像濃度再現結果の説明図
であって、図示した如く各色間の濃度差は最大でも0.
1と良好な結果が得られた。また、コピーと原稿の色差
も小さく、良好な色再現性を示した。
【0033】本実施例では、各色の電位設定を変えるた
めにレーザー光源の出力値を各色毎に異なるように設定
し、また、現像バイアスは1.5kVp-p、6kHzの
交流を重量したものを使用したが、これに限るものでは
ない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写順に従って各色現像剤中のトナーの平均帯電量を小
さくすることにより各階調部分での画像濃度が後に転写
される色になる程高くなってしまい、良好な色再現性が
得られないという欠点を、各色の現像電界、すなわち、
感光体上の画像電位と現像バイアスの直流成分電位との
差を転写される色トナーの順に従って小さくなるように
制御することで抑制し、高品質なフルカラー画像を形成
可能とした画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の基本構成を説明する
ブロック図である。
【図2】 本発明による画像形成装置を適用した1実施
例であるフルカラー複写機の構成説明図である。
【図3】 転写順検知回路の動作説明図である。
【図4】 本発明の実施例における各色の電位を説明す
る模式図である。
【図5】 各色の設定電位値と現像電界の値の一例の説
明図である。
【図6】 トナー濃度とその平均帯電量の説明図であ
る。
【図7】 本実施例における各階調部分の画像濃度再現
結果の説明図である。
【図8】 従来技術における感光体上の各色の電位を説
明する模式図である。
【図9】 、図9は各色の設定電位値と現像電界の値の
一例の説明図である。
【図10】 各設定値により形成した画像の各色の濃度
を記録画像面積比(%)で示した説明図である。
【符号の説明】
1・・・・画像形成手段、2・・・・転写順検知手段、
3・・・・現像電界算出手段、4・・・・現像電界制御
手段、5・・・・転写材(紙等の転写シート)、10・
・・・レーザー書き込み装置、11・・・・レーザー光
源、12・・・・ポリゴンミラー、13・・・・レン
ズ、14・・・・ミラー、20・・・・感光体、22・
・・・帯電器(コロトロン)、40・・・・ロータリー
現像ユニット、42・・・・旋回装置、45y・・・・
イエロー現像器、45m・・・・マゼンダ現像器、45
c・・・・シアン現像器、45k・・・・黒(ブラッ
ク)現像器、63・・・・レジストレーション(レジ)
ロール、62・・・・レジピンチロール、64・・・・
吸着用対向ロール(デフレクタロール)、60・・・・
転写ドラム60、66・・・・吸着コロトロン、70・
・・・転写コロトロン、24・・・・クリーニング装
置。72・・・・剥離コロトロン、74・・・・剥離
爪、76・・・・内押しロール、80・・・・除電コロ
トロン、82・・・・ブラシクリーナ、90・・・・定
着器、92,94・・・・排出ローラ、95・・・・排
出トレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−171165(JP,A) 特開 平3−119374(JP,A) 特開 平6−118765(JP,A) 特開 平4−194961(JP,A) 特開 昭64−76075(JP,A) 特開 平4−333868(JP,A) 特開 平6−75455(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎に一様に帯電された感光体に画像
    信号に従って形成した静電潜像を現像剤により現像して
    転写材上に順次転写することにより画像を形成する画像
    形成装置において、 複数色の現像剤を用いて複数回の転写を繰り返すことに
    よりフルカラーの画像を形成する画像形成手段と、 上記画像形成手段の現像剤転写順を検知する転写順検知
    手段と、 上記転写順検知手段の検知出力に応じて現像電界の大き
    さを算出する現像電界算出手段と、 上記現像電界算出手段で算出された現像電界値に上記画
    像形成手段の現像電界を制御する現像電界制御手段とを
    備え、 前記感光体上の画像部電位と現像バイアスの直流成分電
    位との差を、転写される順に従い順次小さく制御するこ
    とを特徴とするフルカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 各色毎に一様に帯電された感光体に画像
    信号で変調した光ビームを照射して形成した静電潜像を
    現像剤により現像して転写材上に順次転写することによ
    り画像を形成する画像形成装置であって、転写順に従っ
    て平均帯電量が小さくなるように制御した複数色のトナ
    ーにより現像して順次トナー像として可視化し、感光体
    上の上記トナー像を各色毎に転写材上に順次転写する画
    像形成装置において、 前記感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像
    することにより顕像化する現像ユニットと、上記顕像化
    されたトナー像を転写材上に転写する転写ドラムとを有
    し、複数色のトナーを用いて複数回の転写を順次繰り返
    すことによりフルカラーの画像を形成する画像形成手段
    と、 上記転写ドラムの回転を検知する転写ドラム回転センサ
    と、上記転写材の給送を検知する転写材給送センサとを
    有し、上記画像形成手段のトナー像転写順を検知する転
    写順検知手段と、 上記転写順検知手段の検知出力に応じて前記画像形成手
    段を構成する感光体上の画像部電位と現像バイアスの直
    流成分との差が順次低減する如く算出する現像電界算出
    手段と、 上記現像電界算出手段算出結果に従って前記画像形成
    手段を構成する光ビームの強度を制御するレーザー出力
    制御手段とを備え、 前記感光体上の画像部電位と現像バイアスの直流成分電
    位との差を、転写される順に従い順次小さく制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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