JPH10268590A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10268590A
JPH10268590A JP9093142A JP9314297A JPH10268590A JP H10268590 A JPH10268590 A JP H10268590A JP 9093142 A JP9093142 A JP 9093142A JP 9314297 A JP9314297 A JP 9314297A JP H10268590 A JPH10268590 A JP H10268590A
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JP9093142A
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Hiroshi Kataoka
洋 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体上にトナー像の濃度を変化して形成
しても、トナー像の記録材への転写時のトナーの飛び散
りやトナー像の転写不良、像担持体からの記録材の分離
時の分離不良、記録材上のトナー像の定着時の定着ロー
ラへのトナーの付着が生じるのを防止した画像形成装置
にある。 【解決手段】 濃度変化した画像濃度に応じて転写電圧
を変化した。具体的には、画像の濃度変化は現像コント
ラストの変化により設定し、この現像コントラストVの
ある所定量の変化ごとに転写電流It を段階的に変化さ
せ、かつ現像コントラストVが大きくなるほど、その転
写電流It の段階的変化における増分を大きくして、転
写電圧を段階的に変化した。除電針に印加する記録材の
除電バイアス、定着器の定着ローラに印加するトナーオ
フセット防止用の定着バイアスについても、これに準じ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、複写
機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の概略図を図10に
示す。本画像形成装置は、電子写真プロセスを応用した
レーザビームプリンタである。以下、このプリンタの構
成について説明する。
【0003】本プリンタは、像担持体として回転ドラム
型の電子写真感光体、本例では感光ドラム1を有す。感
光ドラム1は、直径30mm、長さ380mmのアルミ
シリンダに有機光半導体を塗工してなっており、矢印a
方向に107mm/秒のプロセススピードをもって回転
駆動される。
【0004】この感光ドラム1の上には、接触帯電部材
の帯電ローラ2が設けられている。帯電ローラ2は回転
自在に設置して、感光ドラム1の表面に加圧接触されて
おり、感光ドラム1の回転により従動回転する。この帯
電ローラ2に高圧電源(図示せず)によって、約−70
0VのDC電圧に帯電均一化のための周波数900H
z、ピーク間電圧約2000Vの正弦波電圧を重畳した
帯電バイアスを印加することにより、感光ドラム1の表
面が約−690Vに一様に帯電される。この表面電位を
暗電位と呼ぶ。
【0005】上記の帯電された感光ドラム1の表面に、
画像情報に応じた走査露光Lが施される。この走査露光
には半導体レーザ、ポリゴンミラー等を有するレーザビ
ームスキャナ(図示せず)が用いられ、レーザビームス
キャナは、目的の画像をデジタル変換したデジタル画像
信号に対応して変調したレーザビームを出力し、感光ド
ラム1の表面を走査露光して、感光ドラム1の表面に目
的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。感光ド
ラム表面に形成された静電潜像部位の電位は、暗電位に
比べて約+540Vだけ変化し、約−150Vの表面電
位となる。この表面電位を明電位と呼ぶ。
【0006】上記のようにして得られた静電潜像は、ネ
ガ帯電性の磁性トナーを用いた一成分現像装置3によっ
て反転現像方式により現像される。現像装置3は、マグ
ネットを内包した直径20mmの非磁性現像スリーブ3
aを有し、現像スリーブ3aは、感光ドラム1と約20
0〜250μm離して対向配置される。この現像スリー
ブ3aの表面に磁性トナーを薄くコートし、現像スリー
ブ3aを感光ドラム1と同速度で回転して、薄くコート
した磁性トナーを感光ドラム1と対向した現像部に搬送
する。そして現像スリーブ3aに高圧電源(図示せず)
により、たとえば−500VのDC電圧に周波数180
0Hz、ピーク間電圧1600Vの矩形波電圧を重畳し
た現像バイアスを印加して、現像スリーブ3a上の磁性
トナーを感光ドラム1との間でジャンピングさせて潜像
に付着し、潜像をトナー像として可視化する。
【0007】明電位と現像バイアスのDC電圧分の電位
差の絶対値を現像コントラストと呼び、上記では、|−
150−(−500)|=350Vとなる。感光ドラム
1の表面に形成されるトナー像の濃度は、この現像コン
トラストの大きさによって決まり、現像コントラストが
大きいと濃くなり、小さいと薄くなる。
【0008】一例を挙げると、画像濃度を濃くする場
合、現像バイアスのDC電圧を−570Vとすることに
より、|−150−(570)|=420Vとして、現
像コントラストは420Vとなり、上記の中間濃度の現
像コントラスト(約350V)に比べて約70V大きく
なる。画像濃度を薄くする場合、現像バイアスのDC電
圧を430Vとすることにより、|−150−(−43
0)|=280Vとして、現像コントラストは280V
となり、中間濃度の現像コントラストに比べて約70V
小さくなる。
【0009】上記の数値関係を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】感光ドラム1の下方には、転写ローラ4が
離接自在に設置されている。図示しない給紙部から記録
材Pが搬送され、感光ドラム1での画像形成と同期して
所定のタイミングで、感光ドラム1と転写ローラ4とが
対向した転写ニップNT に供給される。転写ローラ4
は、記録材Pを介して感光ドラム1に所定の押圧力で当
接し、感光ドラム1との間で記録材を挟持して搬送し、
転写ニップNT を通過させる。記録材Pは、転写ニップ
を通過する間に、高圧電源(転写バイアス電源)E1か
ら転写ローラ4に印加した転写バイアス(転写電圧)お
よび転写ローラ4からの押圧力を付与されて、感光ドラ
ム1に形成されたトナー像が静電力および押圧力により
転写される。
【0012】転写ローラ4は、直径8mmの芯金に半導
電性のスポンジを直径18mmになるように接着して構
成される。本例では、EPDMにカーボンを混合して、
抵抗値を2×108 〜8×108 (2kVのDC電圧印
加時)に調節した半導電性スポンジを用いており、荷重
500gでのアスカーC硬度が28〜30°となるよう
に形成されている。
【0013】転写ローラ4に印加する電圧は、感光ドラ
ム1に記録材Pを介さずに転写ローラ4を当接した状態
で、転写ローラにある任意の電流を流し、その電流を流
すのに必要な電圧値から転写ローラ4の電気抵抗値を求
め、その抵抗値から転写ローラ4に所定の電流を流すこ
とができる電圧値として決定する。この電圧は定電圧制
御して転写ローラ4に印加することにより、転写ローラ
4に流れる電流値を常に所定の一定値に制御して、転写
性能の安定化を図っている。転写電圧の定電圧制御は、
プリントごとに行なわれる。
【0014】転写を終了した記録材Pは感光ドラム1に
吸着しており、そのままでは感光ドラム1に巻きついて
しまうので、高圧電源(除電バイアス電源)E2により
除電針5を用いて、記録材Pの裏側からトナーと同極性
のDC電圧を印加し、記録材が保持している電荷を減ら
して、感光ドラム1との静電吸着力を弱めることによ
り、感光ドラム1からの分離を促進している。
【0015】感光ドラム1から分離した記録材Pは、搬
送ガイド6上を案内されながら走行して定着器7に搬送
され、転写した未定着トナー像の定着が行なわれる。定
着器7の入口の内側には入口ガイド8が設けられ、定着
器に搬送された記録材Pは入口ガイド8に案内されて、
定着ローラ9および加圧ローラ10が当接した定着ニッ
プNF に挿入され、定着ローラ9および加圧ローラ10
の間に挟持して搬送される。
【0016】定着ローラ9は、内部に配設されたヒータ
11によって加熱され、定着ローラ9の表面に配置され
た温度センサー12で定着ローラ9の表面温度を検出し
て、ヒータ11への通電をオン・オフ制御することによ
り、定着ローラ9の表面温度が一定に維持されている。
加圧ローラ10は、図示しない加圧手段により定着ロー
ラ9にある圧力を持って押圧され、上記の定着ニップN
F を形成している。 記録材Pは定着ニップを通過する間
に、定着ローラ9および加圧ローラ10により加熱およ
び加圧されて、トナー像が記録材に定着される。
【0017】定着ローラ9の芯金には高圧電源(定着バ
イアス電源)E3が接続されており、定着ローラ9に対
し加圧ローラ10との間でトナーの固有電荷と同極性の
DCバイアス(定着バイアス)を印加することにより、
定着ローラの表面からトナーが静電的に反発するような
電界を形成して、定着ローラ表面にトナーが付着するの
を防いで、後続の画像を乱すオフセット現象を防止して
いる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ユーザが画像濃度を調節したり、使用環境や
使用状態が変わると、トナーが持っている電荷量が変わ
り、転写バイアスとトナー像の保持電荷の関係が不均衡
になって、記録材上に転写されたトナー像が飛び散った
り、転写されるべきトナー像が完全に転写されない転写
不良等が発生する。この飛び散り現象は、低湿環境下で
記録材が乾燥して抵抗値が高くなっている状況で、トナ
ー濃度が高い場合に発生しやすく、転写不良は、同じく
トナー濃度が低い場合に発生しやすい。
【0019】さらには、高湿環境下で抵抗が低くなった
記録材に転写する場合には、転写バイアスと除電バイア
スの電位差により転写バイアスが記録材を介して除電針
5に流れ込み、これが原因で転写不良が発生する。
【0020】またトナー像の濃度によってトナー像が転
写された転写材の持つ電荷量が変わると、記録材Pと感
光ドラム1との間の静電吸着力が変わり、記録材が感光
ドラムから分離されなくなって巻きつき、画像形成装置
が停止してしまう。これは、低湿環境下で抵抗が高くな
った薄い記録材などを用い、トナー像濃度が高い場合に
発生しやすい。
【0021】さらに定着時、トナー像の濃度が高くなる
と、記録材のトナーを保持する転写電荷がトナー量に対
して不足気味になって、記録材上のトナーが不安定にな
るので、定着ローラ9に加圧ローラ10との間で記録材
上のトナーを定着ローラから反発するように定着バイア
スを印加しても、反発効果がなくなる。このため、トナ
ーが定着ローラ表面に静電的に転移して、後続の画像に
オフセットを生じる。これは、低質環境下で記録材の抵
抗が高くなった状況で、トナー像の濃度が高い場合に発
生しやすい。
【0022】本発明の目的は、像担持体上にトナー像の
濃度を変化して形成しても、トナー像の記録材への転写
時のトナーの飛び散りやトナー像の転写不良、像担持体
からの記録材の分離時の分離不良、記録材上のトナー像
の定着時の定着ローラへのトナーの付着が生じるのを防
止した画像形成装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体上に形成したトナー像を転写手段に転写バ
イアスを印加して像担持体に供給された記録材に転写
し、トナー像が転写された記録材を除電手段に除電バイ
アスを印加することにより除電して、像担持体から分離
する画像形成装置において、前記像担持体上にトナー像
の濃度を変化して形成したときに、その濃度変化したト
ナー像の濃度に応じて前記転写バイアスおよび除電バイ
アスを変化させることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0024】本発明によれば、前記濃度変化したトナー
像の濃度が高くなるに従い前記転写バイアスおよび除電
バイアスを強く、前記濃度変化したトナー像の濃度が低
くなるに従い前記転写バイアスおよび除電バイアスを弱
くする。前記トナー像の濃度変化を現像コントラストに
より設定することができる。前記現像コントラストによ
り転写手段に流れる転写電流を変化して転写バイアスを
変化し、その転写電流により前記変化された転写バイア
スを定電圧制御することができる。また、前記トナー像
の濃度変化が、両面連続画像形成にともなう像担持体の
昇温による感光特性の変化に起因して生じる場合、その
濃度変化したトナー像の濃度の代わりに、両面連続画像
形成枚数に応じて前記バイアスを変化させることができ
る。
【0025】本発明の他の態様は、記録材上に転写した
トナー像を熱ローラにより定着する定着手段を有し、前
記熱ローラにトナーと同極性のバイアスを印加する画像
形成装置において、前記像担持体上にトナー像の濃度を
変化して形成したときに、前記濃度変化したトナー像の
濃度に応じて前記熱ローラに印加するバイアスを変化す
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0027】実施例1 本発明は、図10の画像形成装置において、画像濃度を
変化させたときに、その濃度変化した画像濃度に応じ
て、転写バイアスや記録材の除電バイアス等を変化させ
るようにしたことが大きな特徴である。本発明の画像形
成装置の機械的構成自体は、図10の画像形成装置と基
本的に同じなので、以下、必要に応じて図10を援用し
て説明する。
【0028】本実施例は、濃度変化した画像濃度に応じ
て転写バイアスおよび記録材の除電バイアスを変化させ
た。まず、濃度変化した画像濃度に応じて転写バイアス
を変える方法を説明する。
【0029】本実施例において、濃度変化した画像濃度
に応じて転写バイアスを変えるのは、記録材Pへ転写し
たトナー像の飛び散りおよび転写不良、転写ローラ4に
印加した転写バイアスによる感光ドラム1へのダメージ
による画像不良を防止するためである。
【0030】画像の濃度変化は現像コントラストの変化
により設定した。本実施例における明電位、現像コント
ラストおよび現像バイアスのDC電圧の数値例を表2に
示す。
【0031】
【表2】
【0032】転写電圧(転写バイアス)は、この現像コ
ントラストの変化に対し連続的に変化させてもよいが、
転写電流による定電圧制御が困難で実用的でないので、
転写電圧を現像コントラストのある所定量の変化ごとに
段階的に変化させるようにすることがよい。本実施例で
は、図1に示すように、現像コントラストVのある所定
量の変化ごとに転写電流It を段階的に変化させ、かつ
現像コントラストVが大きくなるほど、その転写電流I
t の段階的変化における増分を大きくして、転写電圧を
段階的に変化した。
【0033】本実施例は、以上のように、現像コントラ
ストの変化に対し転写電流により転写電圧を変化し、す
なわち画像濃度に対応して転写電圧を変化し、その変化
した転写電圧を転写電流により定電圧制御した。
【0034】本実施例おいて、低湿環境下で乾燥した記
録材を用いて画像形成を行ない、その際、画像濃度に応
じて転写電圧を変化する電圧制御する方法により転写を
行なった。そして、転写したトナー像の飛び散りおよび
転写不良、転写バイアスによる感光ドラムへのダメージ
による画像不良を調べた。比較のために、画像濃度に関
係なく転写電圧を一定とした条件で転写する以外は、同
様にして画像形成を行なった。
【0035】その結果を表3に示す。表3において、符
号の○は結果が良好である、△は結果が問題ある、×は
結果が悪いを示す。
【0036】
【表3】
【0037】表3に示されるように、本実施例によれ
ば、画像濃度が変わっても常に安定した転写を行なうこ
とができた。
【0038】つぎに、濃度変化した画像濃度に応じた除
電バイアスの変化について説明する。記録材Pの感光ド
ラム1への巻きつきは、感光ドラムと記録材が持ってい
る電荷によって決まる吸着力が支配的で要因であり、画
像濃度が高くなると、トナーが保持している電荷が多く
なって吸着力が大きくなり、巻きつきが生じやすくな
る。
【0039】そこで、本実施例では、転写材の巻きつき
を防止するために、上記したように、画像濃度に応じて
除電DC電圧を変えた。この除電電圧(除電バイアス)
は、現像コントラストの変化に対し連続的に変化させて
もよいが、除電電圧を現像コントラストのある所定量の
変化ごとに段階的に変化させるようにすることが実用的
である。本実施例では、図2に示すように、現像コント
ラストVのある所定量の変化ごとに除電電圧VD を段階
的に変化させ、かつ現像コントラストVが大きくなるほ
ど、その除電電圧VD の段階的変化における増分を小さ
くした。
【0040】本実施例において、低湿環境下で乾燥した
記録材を用いて画像形成を行ない、その際、画像濃度に
応じて除電電圧を変化する制御を行なって除電針5に印
加するにより、記録材を除電して感光ドラム1への巻き
つきを防止した。記録材は、坪量58g/m2 、65g
/m2 、105g/m2 の紙を用いた。感光ドラムの直
径は30mmで、プロセススピードは107mm/秒と
した。画像形成は、各記録材について500枚の連続画
像形成を行なった。比較のために、画像濃度に関係なく
除電電圧を一定とした条件で除電する以外は、同様にし
て画像形成を行なった。
【0041】その結果を表4に示す。表4において、符
号の○は巻きつき防止が良好である、△は巻きつき気味
であった、×は完全に巻きついたことを示す。
【0042】
【表4】
【0043】表4に示されるように、画像濃度に関係な
く除電電圧を一定にする比較例では、坪量58g/m
2 、65g/m2 の紙の場合に感光ドラムへの巻きつき
が生じたが、本実施例では、全ての坪量の紙で巻きつき
を防止することができた。
【0044】つぎに、高湿環境下で吸湿した記録材に転
写を行なった場合、転写電流が記録材を通じて除電針5
に流れ込み、転写不良を発生しやすくなるので、これの
防止について説明する。
【0045】本実施例において、上記の画像濃度に応じ
て転写電圧を変える制御と、除電電圧を変化させる制御
とを行ないながら、高湿環境下で画像形成し、そのとき
に転写電流が除電針に流れる込むことによる転写不良を
防止した。その結果を表5に示す。比較のために、画像
濃度に関係なく転写電圧を一定にする制御と、除電電圧
を一定にする制御とを行なう以外は、同様にして画像形
成を行なった。
【0046】
【表5】
【0047】表5に示されるように、本実施例では、画
像濃度を薄くすると、転写電圧と除電電圧の電位差が小
さくなるため、吸湿により抵抗が低くなった記録材を通
じて転写電流が除電針に流れ込むことがなく、転写不良
を防止することができたのに対し、比較例では、そのよ
うな電位差の減少がないので、記録材に濃度の薄い画像
を転写すると、転写不良が目立った。
【0048】以上説明したように、本実施例によれば、
画像濃度を濃くしたときは転写電圧および除電電圧を強
く、画像濃度が薄くしたときは転写電圧および除電電圧
を弱くするというように、画像濃度に応じて転写バイア
スおよび除電バイアスを変化させたので、転写したトナ
ー像の飛び散りおよび転写不良、転写バイアスによる感
光ドラムへのダメージによる画像不良、記録材の感光ド
ラムへの巻きつきを防止することができた。
【0049】実施例2 本実施例は、図10の画像形成装置において、定着器7
の定着ローラ9に印加する定着バイアスを画像濃度に応
じて変えることにより、画像のオフセット現象を防止し
た。画像濃度の変化を決める現像コントラストは、実施
例1と同じにした。
【0050】本実施例において、定着ローラ9は、直径
40mm、長さ350mmのアルミニウム芯金上にPF
A樹脂のチューブを被覆してなっている。前述したよう
に、定着ローラ9の表面に配置された温度センサー12
で定着ローラ9の表面温度を検出して、内部に配設され
たヒータ11への通電をオン・オフ制御することによ
り、定着ローラ9の表面温度が一定に維持される。
【0051】また、加圧ローラ10は、直径14mm、
長さ315mmの鉄製芯金上に厚さ8mmにシリコンス
ポンジゴムを被覆し、さらにその上にPFAチューブを
被覆してなっている。加圧ローラ10は、総圧20N
(ニュートン)で定着ローラ9に圧接して、定着ローラ
9との間に定着ニップNF を形成している。
【0052】記録材P上の未定着トナー像は、このよう
に形成された定着ニップにおいて加熱および加圧されて
記録材に定着される。
【0053】前述したように、従来から、定着ローラ9
に未定着トナーが転移して、後続の画像が汚れるオフセ
ット現象が発生するのを防止するために、転写ローラに
トナーと同極性のDC電圧を印加しているが、本発明で
は、このオフセット防止電圧(定着バイアス)を画像濃
度に応じて変えた。
【0054】このオフセット防止用の定着バイアスは、
現像コントラストの変化に対し連続的に変化させてもよ
いが、定着バイアスを現像コントラストのある所定量の
変化ごとに段階的に変化させるようにすることが実用的
である。本実施例では、図3に示すように、現像コント
ラストVのある所定量の変化ごとに定着バイアスVFを
段階的に変化させ、かつ現像コントラストVが大きくな
るほど、その定着バイアスVF の段階的変化における増
分を小さくした。
【0055】本実施例において、低湿環境下で乾燥した
記録材を用いて画像形成を行ない、その際、画像濃度に
応じて定着バイアスを変化する制御を行なって、画像の
オフセット現象を防止した。記録材は、坪量75g/m
2 、130g/m2 紙と、OHP(オーバーヘッドプロ
ジェクター)用のOHT(トラスンスペアレンシー)を
用いた。比較のために、画像濃度に関係なく定着バイア
スを一定とした条件で印加する以外は、同様にして画像
形成を行なった。
【0056】その結果を表6に示す。表6において、符
号の○はオフセット防止が良好である、△はオフセット
が多少生じた、×はオフセットが生じたことを示す。
【0057】
【表6】
【0058】表6に示されるように、比較例では、OH
Tおよび130g/m2 の厚紙でオフセット現象が発生
した。これは、比較例では、画像が濃くトナー量が増え
ると、転写バイアスによって記録材の裏面に供給された
正の電荷量よりも、トナーの保持している負の電荷量の
方が大きくなり、結果として記録材上のトナー像が不安
定になり、定着バイアスによるトナーのオフセット防止
効果が発揮されなくなり、オフセット現象が発生しやす
くなったものである。
【0059】これに対し、本実施例では、OHTおよび
130g/m2 の厚紙のいずれでも、オフセット現象が
発生しなかった。これは、トナー量が多くなりトナー像
が不安定な状態になっても、本実施例によれば、それを
抑制する強い定着バイアスを印加しているので、オフセ
ット現象が防止されたのである。
【0060】この定着バイアスは常時印加することはし
ていないので、電圧が強くても定着ローラ9や加圧ロー
ラ10の表層のPFAチューブにダメージを与えること
がなく、これを破損することがない。また画像濃度の低
い場合、定着バイアスを弱めているので、定着ローラや
加圧ローラが受けるダメージは少なくなり、保護に役立
つ。
【0061】本実施例のオフセット防止法は、実施例1
に示した転写飛び散り等の防止法と組合せることがで
き、高品質の画像を形成するのにより有効である。
【0062】以上説明したように、本実施例によれば、
画像濃度に応じてオフセット防止用の定着バイアスを変
化させたので、画像濃度が変わっても後続の画像のオフ
セットを防止することができる。
【0063】実施例3 図4は、本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す概略構成図である。本画像形成装置は、両面プリント
機構を備えている。
【0064】記録材の1面目のトナー像が定着器7によ
り定着されて、記録材が定着器7から排出されると、定
着器7の下流側の分離器13が図5(a)のように上向
きの状態になり、定着器7から排出された記録材を両面
ユニット14への搬送路側に向け、図示しない搬送手段
により記録材を両面ユニット14に搬送させる。
【0065】両面ユニット14は、搬送された記録材の
表裏を反転させてレジストローラ15に搬送し、レジス
トローラ15が感光ドラム1への画像形成に同期して記
録材を転写部に搬送し、転写部に搬送された記録材の2
面目に転写ローラ4により感光ドラム上のトナー像が転
写される。2面目の転写が行なわれた記録材は、定着器
7に搬送されて2面目のトナー像の定着を受け、2面の
プリントが終了する。
【0066】記録材の両面プリントが終了すると、分離
器13は、図5(b)に示すように下向きの状態にな
り、定着器7から出て来る両面プリントされた記録材が
画像形成装置本体外に排出される。
【0067】このような両面プリント画像形成装置を用
いて、両面プリントをn枚連続で行なう場合は、1枚目
の1面目→2枚目の1面目→1枚目の2面目→3枚目の
1面目→2枚目の2面目→4枚目の1面目→・・・・→
n−1枚目の1面目→n−2枚目の2面目→n枚目の1
面目→n−1枚目の2面目→n枚目の2面目という順で
画像形成がなされる。
【0068】この両面連続プリントでは、1面目の画像
の定着により熱くなっている記録材が、2面目の画像の
転写時に感光ドラムに接触するので、感光ドラムの表面
温度が上昇する。図6に、本実施例で用いた感光ドラム
の感光体の昇温Tと両面連続プリント枚数Kの関係を示
す。
【0069】一般に有機感光体の特性として、感光体温
度が高くなると感光特性が良くなり、その結果、潜像の
明電位の絶対値が小さくなるので、現像コントラストが
大きくなって、得られるトナー像の濃度が高くなる。逆
に感光体温度が低くなると感光特性が悪くなり、明電位
の絶対値が大きくなって現像コントラストが小さくな
り、トナー像の濃度が低くなる。
【0070】上記のような理由により、両面プリントを
連続で行なうと画像の濃度が高くなる。トナー像の濃度
が高くなると、転写ローラ4による転写や除電針5によ
る除電、定着器7における定着で種々の問題が発生す
る。
【0071】そこで、本実施例では、両面連続プリント
時、図6の関係に基づき、両面連像プリント枚数Kから
感光ドラムの昇温を想定して、感光ドラムの昇温を実測
して用いる代わりに、その両面連像プリント枚数Kを制
御に用いた。
【0072】具体的には、図7に示すように、両面連像
プリント枚数Kに対し、所定枚数の変化ごとに転写電流
値It を同一量で段階的に変化させて転写電圧を変化
し、その転写電圧に定電圧制御した。これにより、感光
ドラム1が昇温して画像濃度が濃くなっても、飛び散り
などの問題を抑えることが可能となった。
【0073】また、図8に示すように、両面連続プリン
ト枚数Kに対し、所定枚数の変化ごとに、除電針5に印
加する除電バイアスVD を同一量で段階的に変化させ
た。これにより、感光ドラム1の昇温に起因した画像濃
度の変化にともなう弊害を抑えることができた。
【0074】さらに、図9に示すように、両面連続プリ
ント枚数Kに対し、所定枚数の変化ごとに、定着ローラ
9に印加する定着バイアスVF を同一量で段階的に変化
させた。これにより、感光ドラム1の昇温して画像濃度
が濃くなっても、後続の画像のオフセットの発生を抑え
ることが可能となった。
【0075】以上のように、本実施例では、画像の濃度
変化を生じる感光ドラム(感光体)の温度変化を用いる
代わりに、感光ドラムの昇温を両面連続プリント枚数で
想定して、その両面連続プリント枚数により、転写電圧
(定電圧制御)、除電バイアス、定着バイアスを制御し
たが、本発明はこれに限られず、感光ドラム1の表面に
温度検知センサーを設けて、感光ドラムの昇温を直接モ
ニターして、その温度変化に応じて、転写電圧、除電バ
イアス、定着バイアスを制御することもできる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体上にトナー像の濃度を変化して形成しても、そ
の変化した濃度に対応するように、定着手段に印加する
転写電圧を変化したので、トナー像の記録材への転写に
よりトナーの飛び散りやトナー像の転写不良が発生する
のを防止でき、記録材の除電手段に印加する除電バイア
スを変化したので、担持体からの記録材を分離不良を生
じることなく分離でき、定着手段の定着ローラに印加す
るオフセット防止用の定着バイアスを変化したので、定
着ローラへのトナーの付着を生じることなく記録材上の
トナー像を定着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施例1において濃度
変化した画像濃度に応じて転写バイアスを変化するのに
使用した現像コントラストと転写電流値の関係を示すグ
ラフである。
【図2】実施例1において濃度変化した画像濃度に応じ
て除電バイアスを変化するのに使用した現像コントラス
トと除電バイアス値の関係を示すグラフである。
【図3】実施例1において濃度変化した画像濃度に応じ
て定着バイアスを変化するのに使用した現像コントラス
トと定着バイアス値の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例3にかかる画像形成装置を示す
概略構成図である。
【図5】実施例3の画像形成装置の両面プリント時の分
離器の動作を示す説明図である。
【図6】実施例3の画像形成装置における両面連続プリ
ント枚数と感光ドラムの昇温の関係を示すグラフであ
る。
【図7】実施例3において濃度変化した画像濃度に応じ
て転写バイアスを変化するのに使用した両面連続プリン
ト枚数と転写電流値の関係を示すグラフである。
【図8】実施例3において濃度変化した画像濃度に応じ
て除電バイアスを変化するのに使用した両面連続プリン
ト枚数と除電バイアス値の関係を示すグラフである。
【図9】実施例3において濃度変化した画像濃度に応じ
て定着バイアスを変化するのに使用した両面連続プリン
ト枚数と定着バイアス値の関係を示すグラフである。
【図10】従来の画像形成装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 4 転写ローラ 5 除電針 7 定着器 9 定着ローラ E1 転写バイアス電源 E2 除電バイアス電源 E3 定着バイアス電源 P 記録材 It 転写電流値 VD 除電バイアス VF 定着バイアス V 現像コントラスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成したトナー像を転写手
    段に転写バイアスを印加して像担持体に供給された記録
    材に転写し、トナー像が転写された記録材を除電手段に
    除電バイアスを印加することにより除電して、像担持体
    から分離する画像形成装置において、前記像担持体上に
    トナー像の濃度を変化して形成したときに、その濃度変
    化したトナー像の濃度に応じて前記転写バイアスおよび
    除電バイアスを変化させることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記濃度変化したトナー像の濃度が高く
    なるに従い前記転写バイアスおよび除電バイアスを強
    く、前記濃度変化したトナー像の濃度が低くなるに従い
    前記転写バイアスおよび除電バイアスを弱くする請求項
    1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー像の濃度変化を現像コントラ
    ストにより設定する請求項1または2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像コントラストにより転写手段に
    流れる転写電流を変化して転写バイアスを変化し、その
    転写電流により前記変化された転写バイアスを定電圧制
    御する請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トナー像の濃度変化が、両面連続画
    像形成にともなう像担持体の昇温による感光特性の変化
    に起因して生じ、その濃度変化したトナー像の濃度の代
    わりに、両面連続画像形成枚数に応じて前記転写バイア
    スおよび除電バイアスを変化させる請求項1の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記濃度変化したトナー像の濃度が高く
    なるに従い前記転写バイアスおよび除電バイアスを強
    く、前記濃度変化したトナー像の濃度が低くなるに従い
    前記転写バイアスおよび除電バイアスを弱くする請求項
    5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 記録材上に転写したトナー像を熱ローラ
    により定着する定着手段を有し、前記熱ローラにトナー
    と同極性のバイアスを印加する画像形成装置において、
    前記像担持体上にトナー像の濃度を変化して形成したと
    きに、前記濃度変化したトナー像の濃度に応じて前記熱
    ローラに印加するバイアスを変化することを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記濃度変化したトナー像の濃度が高く
    なるに従い前記バイアスを強く、前記濃度変化したトナ
    ー像の濃度が低くなるに従い前記バイアスを弱くする請
    求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記トナー像の濃度変化を現像コントラ
    ストに設定する請求項7または8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記トナー像の濃度変化が、両面連続
    画像形成にともなう像担持体の昇温による感光特性の変
    化に起因して生じ、その濃度変化したトナー像の濃度の
    代わりに、両面連続画像形成枚数に応じて前記バイアス
    を変化させる請求項7の画像形成装置。
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