JP2002278023A - 感光性物品 - Google Patents

感光性物品

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JP2002278023A JP2002003383A JP2002003383A JP2002278023A JP 2002278023 A JP2002278023 A JP 2002278023A JP 2002003383 A JP2002003383 A JP 2002003383A JP 2002003383 A JP2002003383 A JP 2002003383A JP 2002278023 A JP2002278023 A JP 2002278023A
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Lori S Harring
ハリング,ロリー・エス
Randall H Helland
ヘランド,ランドール・エイチ
William D Ramsden
ラムスデン,ウィリアム・ディー
Tran Van Thien
チェン,トラン・ヴァン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハレーション防止およびアキュタンス物質と
して新規なジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料を含
んだ写真および光熱写真物品を提供する。 【解決手段】 電磁放射線に感光する写真ハロゲン化銀
材料、および1,8-ジアミノナフタレンとケトンまたは
アルデヒドを縮合させることによってジヒドロペリミジ
ンを得て、次に当該ジヒドロペリミジンを、スクエア酸
と反応させることによって調製されたジヒドロペリミジ
ンスクエア酸錯体染料を有する支持体を含んで成る感光
性物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真および光熱写
真物品用のハレーション防止およびアキュタンス(acuta
nce)物質として有用なジヒドロペリミジンスクエア酸錯
体染料に関する。
【0002】
【従来の技術】写真および光熱写真物品のような感光性
記録材料は、度々、記録画像の質に段階的な崩壊を生じ
るハレーションとして知られる現象を受ける。この感光
性記録材料は、典型的に感光層およびフィルム基材のよ
うな基板を含んで成る。画質の崩壊は、感光層に当たっ
た僅かな画像形成光が吸収されないで、感光層で被覆さ
れたフィルム基材まで透過したときに生じる。基材に到
達した光の一部が基材から反射して、感光層に下面から
当たることがある。この反射した光は、例えば、感光層
の合計露光量にかなり寄与し得る。感光性要素中の粒状
物(ハロゲン化銀粒子を含む。)が、要素を通過する光
を拡散させることもある。基材から反射された拡散光
は、感光層を通過する第二の光路において、所定の露光
点に隣接する部分全体を露光する。この影響は、低減し
た画像鮮明性や画像崩壊を導く。ハロゲン化銀含有写真
材料(光熱写真材料を含む。)は、感光層が光拡散粒子
を含有するため、この形態の画像崩壊を生じる傾向があ
る[ティー・エヌ・ジェイムス(T.N.James)著、ザ・セ
オリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The
Theory of the Photographic Process)、第4版、第2
0章、マクミラン(Macmillan)、1977年参照]。
【0003】写真材料の画像鮮明性を改良するために、
低減された画像鮮明性を導かないならば、被覆内で拡散
された光を吸収する染料を材料の1つ以上の層内に、組
み込むのが普通である。効果的には、この染料の吸収
が、感光層の感度とほぼ同じ波長になければならない。
【0004】透明基材上に塗布した材料を画像形成する
場合、光吸収層は、しばしば、別の裏地層に、または感
光層とは反対側の基材の下地層に塗布される。「ハレー
ション防止層」として知られるそのような被覆は、感光
層を通過した光の反射を効果的に低減する。感光層と基
材の間に光吸収層を挿入することによって、同様の効果
が達せられることがある。「ハレーション防止下地層」
として当業者に知られるこの構造は、不透明および透明
な基材上の感光性被覆に適用することができる写真要素
の感光層上に光吸収層を塗布することによって、画質を
改良することも可能である。この種の被覆は、米国特許
第4,312,941号、同第4,581,323号、およ
び同第4,581,325号に記載されており、写真要素
の界面間で拡散された光の多重反射を低減する。
【0005】拡散された光を吸収するために、光吸収物
質を、感光層自体の中に組み込むこともある。このため
の物質は、「アキュタンス染料」として知られている。
【0006】本質的に、重要な波長で光を吸収する染料
はいずれもハレーション防止染料として、および場合に
より、アキュタンス染料として使用できる。アキュタン
ス染料の選択における制限は、該染料がイメージング化
学を妨害すべきでないため、より広範である。典型的
に、これは、染料が画像形成層内で銀の曇りを生じ得な
いことを意味する。ハレーション防止およびアキュタン
ス染料を取り扱っている最近の特許としては、米国特許
第4,581,325号、欧州特許出願公開第0,102,
781号、同第0,377,961号、同第0,329,4
91号、および同第0,397,435号が挙げられる。
【0007】可視光および/または紫外光を吸収する物
質は多数知られており、多くは、700nm以短の波長
に感光する通常の写真要素における画像改良目的に適し
ている。
【0008】しかしながら、感光性フィルムまたは紙の
上に電子的に蓄積された画像情報の出力源として電磁波
スペクトルの赤色および近赤外領域で発光する半導体光
源、特に半導体レーザーの使用が普及してきている。こ
れは、近赤外領域で感光する高品質の画像材料の必要を
もたらしている。
【0009】紫外光および可視光に感光する材料におい
てハレーション防止またはアキュタンス目的に通常使用
される有機染料類は、近赤外で強く吸収する安定な誘導
体および類似物を容易には形成しない。ここで、可視光
とは、400〜700nmの間の波長をいい、近赤外と
は700〜1400nm、特に750〜1300nmの
間の波長をいう。
【0010】人間の眼は、近赤外領域を感じることがで
きないため、700nm以長の波長でのみ吸収する染料
の被覆は無色に見え、そのため、加工中、吸収の変化の
ない材料を画像形成するのが望ましい。この種の染料
は、近赤外感光性画像物品におけるハレーション防止お
よび/またはアキュタンス染料として適している。ヘプ
タメチン染料や、より長鎖のシアニン染料は、スペクト
ルの近赤外領域での最大吸光度を有することが知られて
いる。しかしながら、単純な近赤外吸収シアニン染料
は、短波長側でブロードな吸光度曲線を示し、スペクト
ルの可視領域にうまく続いている[ヴァイスバーガー(W
eissberger)およびイー・シー・テイラー(E.C.Taylor)
著、スペシャル・トピックス・イン・ヘテロサイクリッ
ク・ケミストリー(Special Topics in Heterocyclic Ch
emistry)、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ(John Wi
ley and Sons)、1977年、540頁、実施例A参
照]。この可視領域に続く吸光度曲線は、不快なことに
は、非常に青色または緑色がかった見掛けをもたらし、
更に加工して、染料を脱色または溶出する必要がある。
【0011】米国特許第4,581,325号には、ハレ
ーション防止またはアキュタンス染料としての使用に適
する、写真および光熱写真材料の両者において、ポリメ
チン鎖中にシクロペンテン環を有するヘプタメチンシア
ニン染料類が開示されている。欧州特許第377,96
1号には、写真および光熱写真材料のいずれかにおける
別の近赤外ハレーション防止またはアキュタンス染料と
して、特定の式を有するポリメチン染料の使用が開示さ
れている。
【0012】残念なことに、上記の染料は、可視領域で
テーリングを起こすかまたはいくらかの吸収があり、そ
のため、わずかに紫色の染みを表す。この染みは、望ま
しくなく、かつ透明基板またはフィルム基材を用いた写
真あるいは光熱写真物品の製造を妨害する。それにもか
かわらず、わずかな染みを有するフィルム基材は、ハレ
ーション防止またはアキュタンス染料の染みを抑制する
のに用いられる。
【0013】欧州特許第569,857号には、写真材
料において赤外または近赤外ハレーション防止染料とし
て使用され得る染料が開示されている。しかしながら、
対照は、また、写真プロセス中に、染料を脱色または溶
出しなければならないことも教示している。
【0014】可視領域でほとんどまたは全く着色を表さ
ないが、近赤外域で強く吸収する染料を有することが望
ましい。この染料は、画像形成中に構造物の効力を妨害
または抑制すべきではなく、好ましくは調製が容易であ
る。
【0015】ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料が
長年知られている。事実、2,3-ジヒドロペリミジン末
端基含有スクエア酸染料が、近赤外領域で光を吸収する
ことが開示されている[ケイ・エイ・ベロ(K.A.Bell
o)、エヌ・カーンズ(N.Corns)、およびジェイ・グリフ
ィス(J.Griffiths)著、ジャーナル・オブ・ケミカル・
ソサイエティ・コミュニケーション(J.Chem.Soc.Commu
n.)、1993年、452〜454頁]。しかしなが
ら、この論文は、溶媒中の染料の吸光度のみを論議して
いる。さらに、データは、可視領域で染料の残留吸光度
をいくらか示している。
【0016】最後に、上記論文は、ハレーション防止ま
たはアキュタンス染料としてのジヒドロペリミジンスク
エア酸錯体染料の使用についての論議や提議を全く含ん
でいない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】我々は、ジヒドロペリ
ミジンスクエア酸錯体染料が、光熱写真(ドライシルバ
ー)あるいは写真用物品におけるハレーション防止層内
で有用、またはアキュタンス染料として有用であること
を見い出した。この染料は、近赤外領域(750〜85
0nm)の放射線を吸収し、かつ写真または光熱写真用
物品に非常に低い程度の目に見える着色をもたらすと同
時に画像鮮明性を与える。この染料によって写真または
光熱写真用物品にもたらされた着色は、ほとんどぼやけ
ている、しばしば灰色または灰色がかった褐色である傾
向がある。従って、ハレーション防止またはアキュタン
ス染料としてのジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料
の使用は、放射線感光性物品における透明基板あるいは
基材フィルムの使用を可能とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、電磁放射線に
感光する写真ハロゲン化銀材料、および1,8-ジアミノ
ナフタレンとケトンまたはアルデヒドを縮合させること
によってジヒドロペリミジンを得て、次に当該ジヒドロ
ペリミジンを、スクエア酸と反応させることによって調
製されたジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料を有す
る支持体を含んで成る感光性物品を提供するものであ
る。
【0019】また本発明は、電磁放射線に感光する写真
ハロゲン化銀材料、および核:
【0020】
【化5】
【0021】を有するジヒドロペリミジンスクエア酸錯
体染料を有する支持体を含んで成る感光性物品を提供す
るものである。
【0022】ジヒドロペリミジン染料は、ハレーション
防止層内に、アキュタンス剤として、またはアキュタン
ス剤とハレーション防止染料の両者として使用できる。
【0023】好ましい一態様によれば、ハレーション防
止またはアキュタンス染料として用いられるジヒドロペ
リミジンスクエア酸錯体染料は、一般式:
【0024】
【化6】
【0025】(式中、R1、R4、R5、およびR8は、そ
れぞれ独立して、水素、炭素数1〜20のアルキル基、
炭素数1〜20のシクロアルキル基、炭素数14までの
アリール基、アラルキル基を表し、並びにR2、R3、R
6、およびR7は、それぞれ独立して、水素、炭素数1〜
20のアルキル基、炭素数1〜20のシクロアルキル
基、炭素数14までのアリール基、アラルキル基、また
は−CH2OR9[ただし、R9は、アルキルアシル基、
−C(=O)R(式中、Rは、炭素数1〜20のアルキ
ル基である。)、−SiR'R"R'"(式中、R'、R"、
およびR'"は、独立して、炭素数1〜20のアルキル基
を表す。)、および−SO210(式中、R1 0は、炭素
数1〜20のアルキル基である。)からなる群より選ば
れる。]を表すか、あるいはR1およびR2、および/ま
たはR3およびR4、および/またはR 5およびR6、およ
び/またはR7およびR8は、あるいはR2およびR3およ
び/またはR6およびR7は、互いに合わせて結合して、
5-、6-、または7-員環を形成している。)で表され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】一般構造を、上記式の「核を有す
る化合物」と呼ぶ場合、式の結合構造または構造内に示
された原子を変更しない置換が、上記の構造の範疇に包
含される。例えば、2個の定義された複素環核の間に、
示されたポリメチン鎖がある場合、置換基は、鎖上また
は複素環核上に位置してよいが、鎖の共役は、変更でき
ず、また複素環核内に示された原子を置き換えることは
できない。
【0027】一般構造を、「一般式」と呼ぶ場合、その
ような構造の広範な置換を特に許容しない。
【0028】この分野において十分に理解されるよう
に、置換については、寛容であるのみならず、しばしば
望ましく、本発明に使用される化合物には置換が好まし
い。本発明の利用全体に使用される特定の用語の論議お
よび説明を簡略化する手段として、「基」および「部
位」が、置換できる、または置換され得る、および置換
できないもしくは置換され得ない化学種間を区別するの
に用いられる。すなわち、化合物または置換基を説明す
るのに「基」を使用する場合、説明された化学物質は、
基本的な基、および通常の置換を有する基を包含する。
化合物または置換基を説明するのに「部位」を使用する
場合、未置換の化学物質のみが包含されるものとする。
例えば、「アルキル基」という語句は、純粋な開環およ
び環状の飽和炭化水素アルキル置換基(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、t-ブチル、シクロヘキシル、
アダマンチル、オクタデシル等)のみならず、当業者に
既知の置換基(例えば、ヒドロキシル、アルコキシ、ビ
ニル、フェニル、ハロゲン原子(F、Cl、Br、およ
びI)、シアノ、ニトロ、アミノ、カルボキシル、エー
テル(例えば、CH3CH2OCH2−)等も有するアル
キル置換基を包含するものと考えられる。他方、「アル
キル部位」とは、純粋な開環および環状の飽和炭化水素
アルキル置換基(例えば、メチル、エチル、プロピル、
t-ブチル、シクロヘキシル、アダマンチル、オクタデ
シル等)に限定される。活性な成分と反応する置換基
(例えば、非常に強い電子求引性または酸化性置換基)
は、通常の技術を有する者によって、活性でないかまた
は無害でないとして当然除外される。
【0029】本発明の他の観点、長所、および利点は、
詳細な説明、実施例、および特許請求の範囲から見受け
られる。
【0030】スクエア酸錯体染料 本発明の感光性物品は、アキュタンスまたはハレーショ
ン防止染料として、前記のジヒドロペリミジンスクエア
酸錯体染料を包含する。
【0031】特に好ましい一態様によれば、上式中、R
1、R4、R5、およびR8は、それぞれ独立して、水素、
並びにR2、R3、R6、およびR7は、それぞれ独立し
て、水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜2
0のシクロアルキル基、アリール基、あるいはR2およ
びR3、およびR6および/またはR7は、互いに合わせ
て結合して、5-、6-、または7-員環を形成してい
る。この好ましい態様に従った非限定的な染料を以下に
示す。
【0032】
【化7】
【0033】
【化8】
【0034】
【化9】
【0035】
【化10】
【0036】
【化11】
【0037】
【化12】
【0038】別の好ましい態様によれば、R3および
4、並びにR7およびR8は、互いに合わせて、炭素数
1〜20のシクロアルキル基を形成し、R2およびR
6は、アリール基であり、並びにR1およびR5は、水素
である。好ましいが非限定的な例としては、
【0039】
【化13】
【0040】が挙げられる。
【0041】第3の好ましい態様によれば、R3および
4、並びにR7およびR8は、互いに合わせて、ラクタ
ム基を形成し、R2およびR6は、アルキル基またはアリ
ール基であり、並びにR1およびR5は、Hである。この
態様の代表的な染料は、
【0042】
【化14】
【0043】
【化15】
【0044】
【化16】
【0045】
【化17】
【0046】もう一つの好ましい態様によれば、ジヒド
ロペリミジンスクエア酸錯体染料は、式:
【0047】
【化18】
【0048】(式中、Rは、炭素数1〜20、好ましく
は4〜20のアルキル基である。)で表される。例え
ば、Rとしては、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチ
ル、-CH3-O-CH2CH3、-CH2-O-CH2CH2-O-
CH3等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0049】さらに好ましい態様は、水素としての
1、R4、R5、およびR8、並びに-CH2OR9[ただ
し、R9は、-SiR'R"R'"(式中、R'、R"、および
R'"は、それぞれ独立して、炭素数1〜20のアルキル
基を表す。)、または-SO210(式中、R10は、炭素
数1〜20、好ましくは4〜20のアルキル基であ
る。)のいずれかである。]としての、R2、R3
6、およびR7を有する。そのような態様の非限定的な
例は、
【0050】
【化19】
【0051】
【化20】
【0052】である。
【0053】近赤外ハレーション防止またはアキュタン
ス染料としての使用に適する染料の態様の他の例として
は、式中のR1およびR2、R3およびR4、R5および
6、並びにR7およびR8が、互いに合わせて、シキロ
アルキル基を形成している染料を挙げることができる。
この種の染料は、1,8-ジアミノナフタレンとω,ω-ジ
ハロケトンとを反応させた後、スクエア酸と縮合させる
ことにより調製できる。
【0054】ハレーション防止またはアキュタンス染料
としての使用に適する染料の態様の更に別の例として
は、R1およびR2、並びにR5およびR6が、互いに合わ
せて、ラクタム基を形成し、かつR3およびR4、並びに
7およびR8が、互いに合わせて、シクロアルキル基を
形成している染料を挙げることができる。この種の染料
は、1,8-ジアミノナフタレンとω-ハロ-ケト-カルボ
ン酸エステルとを反応させた後、スクエア酸と縮合させ
ることによって調製できる。
【0055】適当な置換基(R1〜R8)の選択により、
ピーク吸収波長をシフトさせることができる。例えば、
構造3a〜3dで例示される種類の染料は、構造1a〜
1fで例示された種類の染料の波長よりも10〜15n
m短波長側にシフトした波長の吸収を有する。
【0056】構造1a〜1fで例示されるスクエア酸錯
体染料は、1,8-ジアミノナフタレンとケトンまたはア
ルデヒドを、酸触媒の存在下、トルエンのような溶媒
中、形成される反応混合物から水を還流条件下で除去し
ながら縮合させることによって調製することができる。
得られたジヒドロペリミジン反応生成物は、典型的に蒸
留または再結晶によって単離される。その後、ジヒドロ
ペリミジンを、(3,4-ジヒドロキシ-3-クロロブテン
-1,2-ジオンとしても知られている)スクエア酸と、
トルエンとn-ブタノールの混合物中で還流温度に加熱
し、形成される遊離水を再度除去する。石油エーテルを
添加して濾過により単離した生成物を、クロマトグラフ
ィーおよび/または再結晶によって精製することができ
る。この種の染料の調製を、スキーム1に示す。
【0057】スキーム1:
【0058】
【化21】
【0059】R3およびR4、並びにR7およびR8がカル
ボ環式環を形成している染料も同様にして調製される。
すなわち、1,8-ジアミノナフタレンとω-ハロケトン
との縮合により、環融合したジヒドロペリミジンを得
る。この物資とスクエア酸との反応により、構造2aで
例示された染料が得られる。この種の染料の調製を、ス
キーム2に示す。スキーム2中、nは、5-、6-、7-
員環を成すのに要するメチン基の環員を表す整数であ
る。
【0060】スキーム2:
【0061】
【化22】
【0062】R3およびR4、並びにR7およびR8がラク
タムを形成している染料は、1,8-ジアミノナフタレン
とケトカルボン酸誘導体(典型的には、ケトエステル)
を縮合させて、ラクタム融合したジヒドロペリミジンを
得ることにより調製される。この物質とスクエア酸との
反応により、構造3a〜3dで例示された染料が得られ
る。この種の染料の調製を、スキーム3に示す。スキー
ム3中、mは、5-、6-、7-員環を成すのに要するメ
チン基の環員を表す整数である。
【0063】スキーム3:
【0064】
【化23】
【0065】ハレーション防止およびアキュタンス構造
ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料は、光熱写真も
しくは写真用ハレーション防止被覆に、またはアキュタ
ンスもしくはフィルター染料として使用できる。本発明
で使用される光熱写真要素の種類は、厳格でない。適す
る光熱写真要素の例としては、乾燥銀系(例えば、米国
特許第3,457,075号および同第5,258,274
号が参照され、いずれもここに挿入される。)、および
ジアゾ系が挙げられる。
【0066】ハレーション防止目的に使用される場合、
ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料は、通常、基材
上の薄層として、有機バインダーと合わせて塗布され、
感光層とは別の層に含まれる。ハレーション防止層は、
感光層の上、下、または上下の両方に配置されてよく、
基材が透明であれば、ハレーション防止層を、感光層と
は反対側の基材の表面に配置することができる。感光層
の上に配置されると、ハレーション防止層は、また、フ
ィルタ一層と呼ばれることがある。アキュタンス目的に
使用する場合、通常の技術で、染料を感光層に組み込
む。
【0067】写真あるいは光熱写真要素内において、ハ
レーション防止、アキュタンス、またはフィルター染料
のいずれに使用しようとも、染料を、光学濃度(染料の
λma xにおける吸光度単位)0.05〜3.0、特に0.1
〜2を得るのに十分な量で組み込むことが好ましい。染
料の被覆重量は、一般に、0.001〜1g/cm2、好
ましくは0.001〜0.05g/cm2である。別の層
内に使用される場合、広範な種類のポリマーがバインダ
ーとしての使用に適している。このポリマーの非限定的
な例としては、セルロースアセテートブチレート、ポリ
ビニルブチラール、ポリ(塩化ビニリデン)、セルロー
スアセテート、および種々のアクリル酸ポリマーが挙げ
られる。
【0068】特定の状態では、様々な波長で吸収するこ
とが望ましいことがある。そのような場合、1つ以上の
染料を用いることができる。既知の形状で感光性要素に
染料を組み込んでよい。例えば、各染料が、独立したハ
レーション防止層にあってよく、1つのハレーション防
止層内に1つ以上の染料を含有していてよく、一方の染
料がアキュタンス染料であってよく、同時に、他方がハ
レーション防止層内に使用される。
【0069】本発明の染料は、使用される写真物品に望
ましくない着色を与えない。染みが見られることがある
が、典型的にはぼやけた色であり、しばしば灰色〜灰色
がかった褐色である。したがって、この染料は、透明お
よび淡色の基材上で有用である。
【0070】
【実施例】調製手順で得られる物質はいずれも、多くは
アルドリッチ・ケミカル・カンパニー[(Aldrich Chemi
cal Co.)、ミルウォーキー(Milwaukee)、ウィスコンシ
ン州]から市販されていた。合成した化合物は、1Hお
よび13C NMR、並びにIRスペクトルで特性評価し
た。以下の更なる用語および物質を使用した。
【0071】アクリロイド(Acrykoid、登録商標)A-21
は、ローム・アンド・ハース[(Rohmand Haas)、フィラ
デルフィア、ペンシルバニア州]製ポリ(メチルメタク
リレート)である。
【0072】斑点防止剤-1は、N-エチル-ペルフルオ
ロオクタンスルホンアミドエチルメタクリレート、ヒド
ロキシエチルメタクリレート、およびアクリル酸のター
ポリマーであり、出願人の譲り受けた米国特許出願第0
8/104,888号(1993年8月10日出願)に
開示されている。
【0073】帯電防止剤-1は、米国特許出願第08/1
83,058号(1994年1月18日出願)に開示さ
れている。
【0074】ブトヴァール(Butvar、登録商標)B-76およ
びブトヴァールB-79は、[モンサント・カンパニー(Mon
santo Company)、セントルイス(St.Louis)、ミズーリ
州]製ポリ(ビニルブチラール)樹脂である。
【0075】CAB171-15SおよびCAB381-20は、イースト
マン・コダック・カンパニー(Eastman Kodak Co.)製の
セルロースアセテートブチレート樹脂である。
【0076】CBBAは、2-(4-クロロベンゾイル)安
息香酸である。
【0077】MEKは、メチルエチルケトン(2-ブタノ
ン)である。
【0078】MMBIは、5-メチル-2-メルカプトベ
ンズイミダゾールである。
【0079】パーマナックス(Permanax)WSOは、1,1-
ビス(2-ヒドロキシ-3,5-ジメチルフェニル)-3,5,
5-トリメチルヘキサン[CAS RN=7792-14-0]であり、
ヴルナックス・インタナショナル・リミテッド(Vulnax
International,Ltd.)から入手できる。それは、ノノッ
クス(Nonox)としても知られている。
【0080】PHPは、臭化水素ペルオキシブロマイド
のピリジン錯体である。
【0081】PHZは、フタラジンである。
【0082】PETは、ポリエチレンテレフタレートで
ある。
【0083】シロイド(Syloid)74-X6000は、ダブリュー
・アール・グレース(W.R.Grace)製のシリカである。
【0084】THDIは、デスモデュール(Desmodur、
登録商標)N-3300、モベイ・ケミカル・カンパニー(Moba
y Chemical Co.)製のビウレット化ヘキサメチレンジイ
ソシアナートである。
【0085】実施例1−染料1a〜1fの調製ジヒドロペリミジン中間体の調製: 1,8-ジアミノナフ
タレン26.05g、2-トリデカノン32.66g、p-
トルエンスルホン酸1水和物55mg、およびトルエン
250mLを撹拌し、その混合物を、窒素雰囲気下、加
熱して還流させ、ディーン・スターク(Dean-Stark)トラ
ップを用いて、5時間、反応から放出された水を除去し
た。その後、混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗
浄し、無水炭酸カリウムを用いて乾燥し、濾過し、減圧
下で溶媒を除去した。生成物を、蒸留して、ジヒドロペ
リミジン中間体48.86gを得た(沸点:192〜2
13℃/0.3〜0.4Torr)。
【0086】染料1aの調製:上記で調製したジヒドロ
ペリミジン中間体8.00g、スクエア酸1.48g、n
-ブタノール64mL、およびトルエン64mLを撹拌
し、その混合物を、窒素雰囲気下、加熱して還流させ、
ディーン・スタークトラップを用いて、3時間、反応か
ら放出された水を除去した。混合物を、濾過し、石油エ
ーテル(沸点:35〜60℃)600mL中に流し入
れ、5℃で18時間保存した。生成物を濾別し、石油エ
ーテルで洗浄し、自然乾燥させて、染料(1a)6.4
5gを得た。染料を更にテトロヒドラフラン(THF)
/石油エーテル混合物から再結晶させることにより精製
した。酢酸エチル中での最大吸収波長(λmax)は、8
02nm(ε=1.8×105)であった。
【0087】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして3-ペンタノンを用いて
染料1bを調製した。メチルエチルケトン中での染料1
bの最大吸収波長は、λmax=810nm(ε=2.0×
105)であった。
【0088】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして5-ノナノンを用いて染
料1cを調製した。メチルエチルケトン中での染料1c
の最大吸収波長は、λmax=813nm(ε=1.8×1
5)であった。
【0089】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして6-ウンデカノンを用い
て染料1dを調製した。メチルエチルケトン中での染料
1dの最大吸収波長は、λmax=813nm(ε=1.8
×105)であった。
【0090】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして4-アセチルビフェニル
を用いて染料1eを調製した。メチルエチルケトン中で
の染料1eの最大吸収波長は、λmax=813nm(ε
=7.3×104)であった。
【0091】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして4-t-ブチルシクロヘキ
サノンを用いて染料1fを調製した。メチルエチルケト
ン中での染料1fの最大吸収波長は、λmax=812n
m(ε=1.4×105)であった。
【0092】実施例2−染料2aの調製環を融合したジヒドロペリミジン中間体の調製: 1,8-
ジアミノナフタレン1.411g、4-クロロブチロフェ
ノン1.629g、p-トルエンスルホン酸1水和物3m
g、およびトルエン10mLを撹拌し、その混合物を、
窒素雰囲気下、加熱して還流させ、ディーン・スターク
トラップを用いて、10時間、反応から放出された水を
除去した。混合物を濾過して、未反応の原料を除去し、
酢酸エチルと5%水酸化ナトリウム溶液中に流し入れ、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃
厚化して粗生成物2.04gを得た。これをさらに、シ
リカゲルによるクロマトグラフィーにより、ジエチルエ
ーテル:石油エーテル=1:1で溶離して、初期バンド
を回収して精製し、ジヒドロペリミジン中間体0.71
9gを得た。
【0093】染料2aの調製:n-ブタノール1mLと
スクエア酸67mgを窒素雰囲気下で加熱して還流させ
た。スクエア酸が全て溶解したところで、上記で調製し
たジヒドロペリミジン中間体0.335g、およびトル
エン3mLを添加し、還流温度に加熱した混合物を撹拌
して、ディーン・スタークトラップにより、6.3時
間、反応から放出された水を除去した。混合物を、冷却
し、石油エーテル10mLを加えて、18時間放置し
た。析出した固体を濾別し、石油エーテルで洗浄し、自
然乾燥させて染料2a0.353gを得た。酢酸エチル
中での最大吸収波長は820nmであった。
【0094】実施例3−染料3a〜3dの調製ラクタムジヒドロペリミジン中間体の調製: 4-オキソ
テトラデカン酸エチル[パトリック(Patrick)およびエ
リクソン(Erickson)著、オーガニック・シンセシーズ(O
rganic Syntheses)、全集第4巻、430〜432頁
(1963年)の一般手順により調製した。]1.19
3g、1,8-ジアミノナフタレン0.749g、p-トル
エンスルホン酸1水和物3mg、およびトルエン7mL
を撹拌し、その混合物を、窒素雰囲気下、加熱して還流
させ、ディーン・スタークトラップを用いて、4.7時
間、反応から放出された水を除去した。溶媒を真空下で
除去し、シリカゲルによる残留クロマトグラフィーにお
いて、ジエチルエーテル:石油エーテル=3:1で溶離
して、初期バンドとしてラクタムジヒドロペリミジン中
間体1.366gを得た。
【0095】染料3aの調製:上記で調製したラクタム
ジヒドロペリミジン中間体1.366g、スクエア酸0.
210g、n-ブタノール5mL、およびトルエン15
mLを添加し、混合物を撹拌して、窒素雰囲気下、加熱
して還流させ、ディーン・スタークトラップを用いて、
1時間、反応から放出された水を除去した。石油エーテ
ルを加えて、合計容積を100mLとし、沈殿した染料
(3a)0.634gを濾別し、石油エーテルで洗浄
し、自然乾燥させた。酢酸エチル中での最大吸収波長は
792nm(ε=2.7×105)であった。
【0096】同様の方法で、ラクタムジヒドロペリミジ
ン中間体を調製するためのケトンとして4-オキソペン
タン酸エチルを用いて染料3bを調製した。酢酸エチル
中での染料3bの最大吸収波長は、λmax=785nm
(ε=5.9×104)であった。
【0097】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして5-フェニル-5-オキソ
ペンタン酸エチルを用いて染料3cを調製した。酢酸エ
チル中での染料3cの最大吸収波長は、λmax=795
nm(ε=6.9×104)であった。
【0098】同様の方法で、ジヒドロペリミジン中間体
を調製するためのケトンとして4-フェニル-4-オキソ
酪酸エチルを用いて染料3dを調製した。テトラヒドロ
フラン中での染料3dの最大吸収波長は、λmax=80
0nm(ε=1.2×105)であった。
【0099】ハレーション防止層内のおよびアキュタン
ス染料としての染料の評価 実施例4−対照標準の調製 以下の試料は、ハレーション防止またはアキュタンス物
質としてのスクエア酸錯体染料を用いずに調製した。こ
れは、対照標準として供給する。
【0100】予備成型した光熱写真石けんを以下のよう
にして調製した。
【0101】コア-シェル型臭化ヨウ化銀エマルション
の調製:出願人の譲り受けた米国特許出願第08/19
9,114号の記載と同様にして、コア-シェル型ハロゲ
ン化銀エマルションを調製した。30〜38℃の間の温
度に保持したフタレート化ゼラチン50〜100gを脱
イオン水1500mLに溶解した第1溶液(溶液A)
に、臭化カリウムとヨウ化カリウムを含む第2溶液(溶
液B)と、硝酸銀1.4〜1.8モル/Lを含む水溶液で
ある第3溶液(溶液C)を同時に添加した。リサーチ・
ディスクロージャー第17643号、米国特許第3,4
15,650号、同第3,782,954号、および同第
3,821,002号に記載されているようなpAgフィ
ードバックコントロールループにより、pAgを一定値
に維持した。分配する硝酸銀の合計の一定の割合を添加
した後、第2ハロゲン化物溶液(溶液B)を、溶液D別
(臭化カリウム含有)と置き換え、また溶液Cを溶液E
と置き換えた。この方法において、臭化銀のシェルを有
する臭化銀/ヨウ化銀のコアを得た。
【0102】添加速度、硝酸銀濃度、反応釜中のゼラチ
ン濃度、反応釜温度を制御して、エマルション粒子の寸
法を調節した。
【0103】エマルション2モルの調製手順を以下に示
す。
【0104】以下の組成の溶液Aを、30℃で調製し
た: ゼラチン 50g 脱イオン水 1500mL 0.1MKBr 6mL (3N HNO3を用いてpH=5.0に調節した。)。
【0105】以下の組成の溶液Bを、25℃で調製し
た: KBr 27.4g KI 3.3g 脱イオン水 275.0g 以下の組成の溶液Cを、25℃で調製した: AgNO3 42.5g 脱イオン水 364.0g 溶液BとCを、9.5分間かけて溶液Aに噴出させた。
【0106】以下の組成の溶液Dを、25℃で調製し
た: KBr 179.0g 脱イオン水 812.0g 以下の組成の溶液Eを、25℃で調製した: AgNO3 127.0g 脱イオン水 1090.0g 溶液DとEを、28.5分間かけて溶液Aに噴出させ
た。
【0107】エマルションを水で洗浄した後、脱塩し
た。平均粒子寸法は、0.035μmであった。ハロゲ
ン化銀粒子寸法は、走査型電子顕微鏡(SEM)により
決定した。
【0108】予備成形したハロゲン化銀/有機銀塩分散
液の調製:以下の記述の如く、ハロゲン化銀/有機銀塩
分散液を調製した。この材料を、銀石けん分散液または
エマルションとも呼ぶ。 I.成分 1.42℃の水1.25L中、700g/モルにおいて
上記で調製した予備成形ハロゲン化銀コア-シェル型エ
マルション0.22モル。 2.水1.50L中、NaOH 89.18g。 3.水2.5L中、AgNO3364.8g。 4.脂肪酸[ハンコ(Humko)型9718、ウィトコ・カンパ
ニー(Witco.Co.、メンフィス、テネシー州)製]131
g。 5.脂肪酸(ハンコ型9022、ウィトコ・カンパニー(、
メンフィス、テネシー州)製]634.5g。 6.水50mL中、HNO319mL。 II.反応 1.成分#4と#5を、80℃において水13Lに溶解
し、15分間混合する。 2.80℃において成分#2を工程1に添加し、5分間
混合して分散液を形成する。 3.80℃において成分#6を分散液に添加し、分散液
を55℃まで冷却して25分間撹拌する。 4.55℃において成分#1を分散液に添加し、5分間
混合する。 5.55℃において成分#3を分散液に添加し、10分
間混合する。 6.洗浄水の抵抗率が20,000/cm2になるまで洗
浄する。 7.45℃で72時間乾燥する。
【0109】予備成形した石けんの均質化(ホモジネー
ト):以下の手順に従って、上記で調製した予備成形し
た石けん200gを、溶媒とブトヴァールB-76ポリ(ビ
ニルブチラール)中で均質化することにより、予備成形
した脂肪酸銀塩ホモジネートを調製した。 1.予備成形した石けん200gをトルエン350g、
2-ブタノン1116g、およびブトヴァールB-7633
gに添加する。 2.分散液を10分間混合し、24時間放置する。 3.4,000psiで均質化する。 4.8,000psiで再度均質化する。 増感染料-1は、以下に示す構造を有する。
【0110】
【化24】
【0111】以下の成分を含有する光熱写真用コーティ
ング混合物を調製した。
【0112】
【表1】
【0113】コーティング材料の700gバッチを以下
の如く調製した。:赤色安全光の条件下で、装入材料A
を、じゃま板と撹拌機を装備した1200mLビーカー
に入れた。ビーカーを、70°F(21.1℃)に維持
した恒温浴に置いて、600rpmで撹拌した。装入材
料Bを調製し、装入材料Aに加えた。60分間撹拌し
た。装入材料Cを調製し、反応混合物に加えた。30分
間撹拌した。安全光を赤外線安全光に変えた。装入材料
Dを調製し、反応混合物に加えた。60分間撹拌した。
恒温浴を55°F(12.7℃)に下げて、混合物を3
0分間保持した。
【0114】装入材料Eを調製し、反応混合物に加え
た。反応混合物を30分間撹拌した。装入材料Gを反応
混合物に加えた。反応混合物を15分間撹拌した。装入
材料Hを調製し、反応混合物に加えた。反応混合物を1
5分間撹拌した。装入材料Iを加えて、反応混合物を1
5分間撹拌した。混合物を、コーティングに備えた。
【0115】以下の如く、光熱写真層用トップコートを
調製した。:セルロースアセテートブチレートプリミッ
クス(A')溶液を以下の方法で調製した。
【0116】
【表2】
【0117】コーティング材料の2500gバッチを以
下の如く調製した。:装入材料1と2を、1ガロンのジ
ャーに入れた。ジャーには、ジー・ケイ・ヘラー(G.K.H
eller)12P-3223型ミキサーとコントローラーを装備し、
2000rpmで撹拌した。
【0118】装入材料3を加えて、溶液を2時間撹拌し
た。
【0119】以下の如く、炭酸カルシウムプリミックス
(B')を調製した。
【0120】
【表3】
【0121】プリミックスの300gバッチを以下の如
く調製した。:装入材料1'を、32オンスの蓋付きス
テンレススチール鋼製ウェアリング・ブレンダー(Warin
g Blender)容器に入れた。容器を、ヴァリアック(Varia
c)可変電源を装備したウェアリングラボラトリー・ブレ
ンダー[(Waring Laboratory Blender)、ウェアリング
・プロダクツ・ディヴィジョン(Waring Products Divis
ion)、ダイナミックス・コーポレーション・オブ・アメ
リカ(Dynamics Corporation of America)]に設置し
た。ヴァリアックを30に設定し、撹拌を開始した。装
入材料2'を加えてヴァリアックを40に設定し、混合
物を45分間分散させた。
【0122】以下の如く、最終トップコート溶液を調製
した。
【0123】
【表4】
【0124】仕上げトップコート溶液の600gバッチ
を以下の如く調製した。:装入材料A'、B'、C'、お
よびD'を32オンスのジャーに入れた。ジャーには、
ジー・ケイ・ヘラー12P-3223型ミキサーとコントローラ
ーを装備し、1500rpmで撹拌した。装入材料
E'、F'、G'、およびH'の順に加えて、混合物を30
分間撹拌した。溶液をコーティングに備えた。
【0125】コーティング手順 コーティングはいずれも、2軸ナイフコーターを用い
て、赤外線安全光条件下で行った。基材は、厚さ7mi
L(178μm)、幅10インチ(25.4cm)のス
リーエム(3M)スコッチパー(Scotchpar、登録商標)ポリ
エステルフィルムであった。この基材は、淡い青色であ
った。光熱写真エマルション用コーティングナイフは、
基材上から4.1miL(104μm)の位置に設定し
た。トップコート用コーティングナイフは、基材上から
5.6miL(142μm)の位置に設定した。コーテ
ィングを、ブルー・エム(Blue M、登録商標)オーブンに
おいて、175°F(79.4℃)で4分間乾燥した。
【0126】実施例5−ハレーション防止層を含む試料
の調製 以下の試料は、本発明のハレーション防止構造物に使用
されるジヒドロペリミジンスクエア酸錯体を用いて調製
した。セルロースアセテートブチレートプリミックス
(A)を以下の如く調製した。
【0127】
【表5】
【0128】プリミックスの2500gバッチを以下の
如く調製した。:装入材料1を、1ガロンのジャーに入
れた。ジャーには、ジー・ケイ・ヘラー12P-3223型ミキ
サーとコントローラーを装備し、2000rpmで撹拌
した。装入材料2と3を加えて、溶液を2時間撹拌し
た。
【0129】以下の如く、シロイドX6000プリミックス
(C)を調製した。
【0130】
【表6】
【0131】プリミックスの2500gバッチを以下の
如く調製した。:装入材料1'と2'を、1ガロンのジャ
ー内でスラリーとした。スラリーをホモジナイザー内に
おいて、4,000psiで1回パスして均質化した。
【0132】以下の如く、ハレーション防止コーティン
グを調製した。
【0133】
【表7】
【0134】仕上げハレーション防止溶液を以下の如く
調製した。:装入材料Bを4オンスのジャーに入れて、
溶解するまで超音波処理した。装入材料Aを加えて、溶
液をよく震盪させた。装入材料Cをジャーに加えて、溶
液をよく震盪させた。装入材料Dをジャーに加えて、溶
液をよく震盪させた。溶液をコーティングに備えた。
【0135】コーティング手順 ハレーション防止溶液を、実施例4で調製したのと同じ
フィルム試料の裏面にコーティングした。赤外線安全光
条件下において、1軸ナイフコーターを用いてコーティ
ングを行った。コーティングナイフは、基材上から3.
0miL(76.
【外1】
【0136】175°F(79.4℃)で4分間乾燥し
た。
【0137】実施例6−アキュタンス染料を含む試料の
調製 以下の試料は、光熱写真物品におけるアキュタンス染料
としてのジヒドロペリミジンスクエア酸錯体を用いて調
製した。
【0138】以下の成分を含有する光熱写真用コーティ
ング混合物を調製した。
【0139】
【表8】
【0140】コーティング材料の100gバッチを以下
の如く調製した。:装入材料AとBを8オンスのジャー
に入れて、溶液を形成するまで超音波処理した。装入材
料Bをジャーに加えて、溶液をよく震盪させた。溶液を
コーティングに備えた。
【0141】上記実施例4の記載と同様にして、トップ
コート溶液を調製した。
【0142】コーティング手順 実施例4の記載と同様の方法で、光熱写真エマルション
を塗布した。
【0143】実施例7 光熱写真用コーティングとトップコートを、実施例1の
記載と同様にして調製した。しかしながら、本実施例で
は、基材は、7miL(178μm)の透明なポリエス
テルフィルムであった。コーティングの色は、灰色であ
った。この試料は、対照標準として供給する。
【0144】実施例8 光熱写真用コーティング、トップコート、およびハレー
ション防止層を、実施例2の記載と同様にして調製し
た。しかしながら、本実施例では、基材は、7miL
(178μm)の透明なポリエステルフィルムであっ
た。コーティングの色は、灰色がかった褐色であった。
【0145】実施例9 光熱写真用コーティング、トップコート、およびハレー
ション防止層を、実施例2の記載と同様にして調製し
た。しかしながら、使用したハレーション防止染料は、
ペリミジンスクエア酸錯体染料1fであった。更に、本
実施例では、基材は、7miL(178μm)の透明な
ポリエステルフィルムであった。コーティングの色は、
灰色がかった褐色であった。
【0146】実施例10−試料の評価 実施例4〜9のコーティング試料を、3.5×21.5c
mの試験片に切断した。この試験片を811nmのレー
ザー感度計で露光した。露光した試験片を、ホットロー
ル現像機において、250°F(121℃)で15秒間
現像した。感度測定は、特注のコンピューター走査型濃
度計において行った。これは、市販の濃度計から得られ
る測定値と同等であると考えられる。感度結果は、D
min、Dmax、速度、およびコントラストを包含してい
る。以下の結果が得られた。
【0147】
【表9】
【0148】Dminは、校正マークの露光面における8
個の最も低い濃度の値の平均値である。
【0149】Dmaxは、校正マークの露光面における最
も高い濃度の値である。
【0150】速度2は、Dmin上の濃度1.00に対応す
るLog1/E+4である。[Eは、(Ergs/c
2)]。
【0151】速度2は、Dmin上の濃度2.90に対応す
るLog1/E+4である。[Eは、(Ergs/c
2)]。
【0152】Ac-1は、Dmin上の濃度点0.60と2.
00を結んだ線の傾きである。Ac-1は、平均コント
ラスト-1を表す。
【0153】Ac-3は、Dmin上の濃度点2.40と2.
90を結んだ線の傾きである。Ac-3は、平均コント
ラスト-3を表す。
【0154】試料のUV吸光度、可視吸光度、および近
赤外吸光度は、日立(Hitachi)U-3110分光光度計で測定
した。805nmでの吸光度を測定した。
【0155】
【表10】
【0156】画像鮮明性の測定 [ユニヴァーサル・テスト・パターン(Universal Test
Pattern)として既知の]テストパターンを、実施例4〜
9で調製したコーティングの8インチ×11インチ(2
0.3×27.9cm)の試験片に露光することにより、
画像鮮明性を測定した。画像を発現するのに使用した装
置は、標準の半導体レーザーの代わりに高出力の802
nm半導体レーザーを用いたスリーエム969型レーザ
ー画像形成機であった。コーティングを露光して、濃度
3.10を達成した。試料を、ホットロール現像機にお
いて、250°F(121℃)で15秒間現像した。
【0157】実施例4〜9で調製した試料上の画像を、
α数値特徴と画像詳細の外観を観察することにより、目
視評価した。実施例5、6、8、および9で調製した試
料は、実施例1および7(試料は、ジヒドロペリミジン
スクエア酸錯体染料を含まない。)よりも随分鮮明であ
るように観察された。
【0158】試料は、ユニヴァーサル・テスト・パター
ン画像の垂直なバーパターンを測定するためにミクロ濃
度計を用いても評価した。バーパターンは、種々の間隔
のライン対(ライン&スペース/mmとして知られてい
る。)を含む様々な領域を有している。以下の式:
【0159】
【数1】
【0160】を用いて、濃度の最大値と最小値から、鮮
明性変換機能係数(Sharpness Transfer Function Modul
ation、STF)値を算出した。x軸にスペース間隔(ライ
ン&スペース/mm)を取り、それに対するをSTFの
値をy軸にプロットするのが普通である。プロットが直
線に近くなるほど、画像は鮮明となる。係数値が高くな
るほど、画像は鮮明となる。以下に示す値のプロット
は、実施例5、6、8、および9についてのSTF値
が、実施例4および7(試料は、ジヒドロペリミジンス
クエア酸錯体染料を含まない。)の値よりも「均一であ
る」ことを示している。
【0161】
【表11】
【0162】実施例11 染料/バインダーハレーション防止コーティング溶液を
調製し、7miL(178mm)の透明なポリエステル
フィルムに塗布した。各コーティングのλmaxおよび吸
光度を測定した。各コーティング溶液は、以下の組成を
有している。
【0163】
【表12】
【0164】請求の範囲で規定するような本発明の精神
または範囲から逸脱する事なく、前記の記載から適当な
改良および変更が可能である。
【0165】実施例12 1,8-ジアミノナフタレン87.49g(0.553モ
ル)、1,3-ジヒドロキシアセトン2量体54.05g
(0.300モル)、p-トルエンスルホン酸1水和物3
8mg、および純粋なエタノール500mLの混合物を
3.3時間還流することにより、R1、R4、R5、および
8が水素を表し、かつR2、R3、R6、およびR7が−
CH2OHを表す本発明の染料(以下、染料Aとい
う。)を調製した。まだ熱い溶液に、水9mL中の濃厚
化した水酸化アンモニウム1mLを加え、混合物をビー
カーに流し入れ、冷却して結晶化させた。一晩放置した
後、生成物を濾別して、自然乾燥させ、ビス(ヒドロキ
シメチル)ジヒドロペリミジン97.806gを得た。
【0166】このビス(ヒドロキシメチル)ジヒドロペ
リミジン28.00g(0.1216モル)、スクエア酸
6.935g(0.0608モル)、および1-プロパノ
ール200mLの混合物を、還流温度で1時間撹拌しな
がら加熱した。その後、溶媒25mLを留去し、混合物
を室温まで冷却した。3時間後、染料Aを濾別して、乾
燥させた。収量:29.445g、λmax=808nm
(テトラヒドロフラン中) 実施例13 THF40mL中のヘキサノイルクロライド15.57
g(0.1157モル、16.2mL)を、染料A15.
581g(0.02893モル)、4-ジメチルアミノピ
リジン14.138g(0.1157モル)、およびTH
F600mLの撹拌した混合物に4時間かけて滴下する
ことにより、R1、R4、R5、およびR8が水素を表し、
かつR2、R3、R6、およびR7が−CH2OOCR(た
だし、Rは、ペンチル基である。)を表す本発明の染料
(以下、染料Bという。)を調製した。室温で18時間
後、混合物を濾過して、4-ジメチルアミノピリジン塩
化水素塩を除去して、塩を少量のTHFで洗浄し、合わ
せた濾液を乾固するまで蒸発させた。得られた固体を、
ヘプタン200mL中で45分間撹拌し、その後、濾過
し、メタノール200mL中で50分間撹拌した。濾過
および乾燥した後、17.018gを得た。この物質を
酢酸エチルから再結晶させて、染料B15.260gを
得た。λmax=805nm(THF中)、ε=1.63×
105
【0167】実施例14 染料A1.00g(0.001857モル)、テトラヒド
ロフラン100mL、トリエチルアミン0.94g
(0.00930モル)、および4-ジメチルアミノピリ
ジン0.227g(0.001857モル)の撹拌した混
合物にノナノイルクロライド0.33g(0.00185
7モル)を添加することにより、R1、R4、R5、およ
びR8が水素を表し、かつR2、R3、R6、およびR7
−CH2OOCR(ただし、Rは、オクチル基であ
る。)を表す本発明の染料(以下、染料Cという。)を
調製した。2.3時間後、ノナノイルクロライドをさら
に0.33gを添加した後、更に2時間後に0.33g添
加し、その1時間後にノナノイルクロライドをさらに
0.33g加えた。18時間後、混合物を、水250m
L中の飽和炭酸水素ナトリウム溶液50mLに流し入
れ、30分間撹拌し、濾過して、固体を水とヘプタンで
洗浄した。固体を酢酸エチル110mLに溶解させて、
濾過し、濾液を乾固するまで蒸発させた。2×7インチ
のシリカゲルカラムによるクロマトグラフィーにおい
て、得られた固体をヘプタン中の20%酢酸エチルで溶
離させて、初期バンドの染料C 469mgを得た。λ
max=800nm(酢酸エチル中)、ε=1.9×1
5
【0168】実施例15 ノナノイルクロライドをペンタノイルクロライドと置き
換えて、R1、R4、R 5、およびR8が水素を表し、かつ
2、R3、R6、およびR7が−CH2OOCR(ただ
し、Rは、ブチル基である。)を表す本発明の染料(以
下、染料Dという。)を同様に調製した。λmax=80
5nm(テトラヒドロフラン中)、ε=2.05×1
5
【0169】実施例16 ノナノイルクロライドをブチリルクロライドと置き換え
て、R1、R4、R5、およびR8が水素を表し、かつ
2、R3、R6、およびR7が-CH2OOCR(ただし、
Rは、プロピル基である。)を表す本発明の染料(以
下、染料Eという。)を同様に調製した。λmax=80
4nm(テトラヒドロフラン中)。
【0170】実施例17 染料A2.50g(0.000464モル)、イミダゾー
ル0.142g(0.00209モル)、およびt-ブチ
ルジメチルシリルクロライド0.315g(0.0020
9モル)をジメチルホルムアミド10mL中において、
室温で18時間撹拌することにより、R1、R4、R5
およびR8が水素を表し、かつR2、R3、R6、およびR
7が−CH2OSi(CH3)2t-Buを表す本発明の染料
(以下、染料Fという。)を調製した。混合物を、水に
流し入れ、3時間後、粗生成物を濾別し、20×190
cmのシリカゲルカラムによるクロマトグラフィーにお
いて、得られた固体をヘプタン中の25%酢酸エチルで
溶離させて、初期バンドとして染料F 0.157gを得
た。λmax=800nm(酢酸エチル中)。
【0171】実施例18 テトラヒドロフラン16mL中で染料A0.524g
(0.000973モル)と4-ジメチルアミノピリジン
0.475g(0.00389モル)を撹拌した混合物
に、テトラヒドロフラン5mL中のオクタンスルホニル
クロライド0.828g(0.00389モル)を1時間
かけて添加することにより、R1、R4、R5、およびR8
が水素を表し、かつR2、R3、R6、およびR7が−CH
2OSO2R(ただし、Rは、オクチル基である。)を表
す本発明の染料(以下、染料Gという。)を調製した。
20時間後、混合物を、濾過し、濾液を乾固するまで蒸
発させた。得られた固体をヘプタンと撹拌混合し、濾過
し、メタノールと撹拌して、20×190cmのシリカ
ゲルカラムによるクロマトグラフィーにおいて、ヘプタ
ン中の酢酸エチルで溶離させて、初期バンドとして染料
G 0.360gを得た。λmax=804nm(酢酸エチ
ル中)。
【0172】実施例19 ハレーション防止層として使用するのに適するコーティ
ングを、以下の如く調製した。:以下の表に示す染料
6.8mgを、超音波処理により、2-ブタノン0.5g
と混合した。次いで、この混合物を、CAB-500 の12.
2%2-ブタノン溶液6.99gに加え、この混合物を、
湿潤厚3miL(0.076mm)で7miL(0.18
mm)厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布
し、82℃で3分間乾燥させた。分光光度計を用いて、
近赤外領域でのフィルムの吸光度を測定した。λmax
いずれも、798nmであった。 染料 λmaxでの吸光度 B 0.675 C 0.610 D 0.592 本発明の多数の染料の溶解度を、以下の如く決定し
た。:各染料100mgをそれぞれ、メチルエチルケト
ン1.5mLと室温で60分間撹拌混合した。その後、
試料ビンを10,500rpmで60分間遠心分離し
て、各染料の不溶部分を沈殿させた。それぞれの上澄み
をピペットで採取し、乾固するまで蒸発させて、真空乾
燥させた。溶解した各染料の量を以下の表にまとめる。
染料CとFは、溶媒に完全に溶解し、試料ビンには残渣
が見つからなかった。
【0173】
【表13】
【0174】染料Hの構造は、以下の式で表される。
【0175】
【化25】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハリング,ロリー・エス アメリカ合衆国55133−3427,ミネソタ州, セント・ポール,ポスト・オフィス・ボッ クス 33427番 (72)発明者 ヘランド,ランドール・エイチ アメリカ合衆国55133−3427,ミネソタ州, セント・ポール,ポスト・オフィス・ボッ クス 33427番 (72)発明者 ラムスデン,ウィリアム・ディー アメリカ合衆国55133−3427,ミネソタ州, セント・ポール,ポスト・オフィス・ボッ クス 33427番 (72)発明者 チェン,トラン・ヴァン アメリカ合衆国55133−3427,ミネソタ州, セント・ポール,ポスト・オフィス・ボッ クス 33427番 Fターム(参考) 2H023 CA06 FA01 FD01 2H123 BA00 BA64 BB00 BB11 BB20 BB23 4H056 DD07 EA13 FA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁放射線に感光する写真ハロゲン化銀
    材料、および1,8-ジアミノナフタレンとケトンまたは
    アルデヒドを縮合させることによってジヒドロペリミジ
    ンを得て、次に当該ジヒドロペリミジンを、スクエア酸
    と反応させることによって調製されたジヒドロペリミジ
    ンスクエア酸錯体染料を有する支持体を含んで成る感光
    性物品。
  2. 【請求項2】 前記縮合反応が、酸触媒の存在下でおこ
    なわれることを特徴とする請求項1に記載の感光性物
    品。
  3. 【請求項3】 電磁放射線に感光する写真ハロゲン化銀
    材料、および核: 【化1】 を有するジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料を有す
    る支持体を含んで成る感光性物品。
  4. 【請求項4】 ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料
    が、一般式: 【化2】 (式中、R1、R4、R5、およびR8は、それぞれ独立し
    て、水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜2
    0のシクロアルキル基、炭素数14までのアリール基、
    アラルキル基を表し、並びにR2、R3、R6、およびR7
    は、それぞれ独立して、水素、炭素数1〜20のアルキ
    ル基、炭素数1〜20のシクロアルキル基、炭素数14
    までのアリール基、アラルキル基、または−CH2OR9
    [ただし、R9は、アルキルアシル基、−C(=O)R
    (式中、Rは、炭素数1〜20のアルキル基であ
    る。)、−SiR'R"R'"(式中、R'、R"、および
    R'"は、独立して、炭素数1〜20のアルキル基を表
    す。)、および−SO210(式中、R10は、炭素数1
    〜20のアルキル基である。)からなる群より選ばれ
    る。]を表すか、あるいはR1およびR2、および/また
    はR3およびR4、および/またはR5およびR6および/
    またはR7およびR8、あるいはR2およびR3および/ま
    たはR6およびR7は、互いに合わせて結合して、5-、
    6-、または7-員環を形成している。)で表される請求
    項3に記載する感光性物品。
  5. 【請求項5】 物品が光熱写真用である請求項3に記載
    する感光性物品。
  6. 【請求項6】 物品が写真用である請求項3に記載する
    感光性物品。
  7. 【請求項7】 ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料
    をハレーション防止層に組み込む請求項3に記載する感
    光性物品。
  8. 【請求項8】 ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染料
    をアキュタンス染料として感光層に組み込んだ請求項3
    に記載する感光性物品。
  9. 【請求項9】 ハロゲン化銀材料が赤外線感光性である
    請求項3に記載する感光性物品。
  10. 【請求項10】 支持体が透明材料である請求項3に記
    載する感光性物品。
  11. 【請求項11】 灰色がかった褐色に着色した請求項3
    に記載する感光性物品。
  12. 【請求項12】 染料が、染料の光学濃度(λmaxでの
    吸光度単位)が0.05〜3.0を与えるのに十分な量で
    含まれている請求項3に記載する感光性物品。
  13. 【請求項13】 ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染
    料が、式: 【化3】 (式中、Rは、炭素数4〜20のアルキル基である。)
    で表される請求項3に記載する感光性物品。
  14. 【請求項14】 ジヒドロペリミジンスクエア酸錯体染
    料が、式: 【化4】 で表される請求項3に記載する感光性物品。
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