JP2002276865A - フレキシブルチューブ用マーキング治具 - Google Patents

フレキシブルチューブ用マーキング治具

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久男 大西
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Toshio Shibabuchi
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Mikio Nakaoka
幹夫 中岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】継手に挿入されるフレキシブルチューブにおけ
る挿入しろとしての所定の位置に簡単かつ正確にマーキ
ングを施すことができるようにすることを目的とする。 【解決手段】コルゲイト管の先端の数山分の被覆体が取
り除かれた状態で継手に挿入されるように構成されたフ
レキシブルチューブ5の、コルゲイト管の先端部に掛か
り合う掛かり合い部13と、フレキシブルチューブ5の
外面に沿ってこのフレキシブルチューブの長さ方向に配
置される本体部11とを有し、前記本体部11には軸方
向と周方向へL字状に曲折する貫通孔部14が形成さ
れ、この貫通孔部14を通して被覆体7の表面に、継手
に挿入すべきフレキシブルチューブの先端部と挿入深さ
に対応する位置Dにおける、軸方向と周方向のマーキン
グを施すことが可能なように構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブルチュー
ブ用マーキング治具に関し、特にガス配管などに使用さ
れるコルゲイト管にて構成されたフレキシブルチューブ
を継手に挿入してこの継手に接合するときの挿入深さを
規定するためのフレキシブルチューブ用マーキング治具
に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルチューブを挿入するだけで
接合できる、いわゆるワンタッチ継手として、たとえば
特願平11−258152号には、図5に示す構成のも
のが記載されている。この図5に示すワンタッチ継手1
は、筒状本体2と、先端部が筒状本体2の内部にねじ込
まれる止輪3と、筒状本体2の内部における止輪3の先
端部の近傍に設けられたリテーナ4とを具備する。
【0003】リテーナ4よりも奥側の筒状本体2の内周
部には、シール材8が装着されている。このシール材8
は、奥側の耐火部8Aと、耐火性は有しないがシール性
にすぐれた開口側の普通ゴム部8Bとが軸心方向に一体
化された筒状体によって構成されている。
【0004】この継手に接続されるフレキシブルチュー
ブ5は、薄肉の金属製のコルゲイト管6が樹脂製の被覆
体7によって被覆された構成である。このような構成の
ワンタッチ継手においては、コルゲイト管6の先端の数
山について被覆体7を取り除いた状態のフレキシブルチ
ューブ5を、止輪3の端部から、この止輪3とリテーナ
4とシール材8との内部に向けて挿通させることで、こ
のフレキシブルチューブ5を継手1にワンタッチ接続さ
せることができる。このときの作業は、作業者の手作業
によって行われるのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにフレキシブ
ルチューブ5を継手1に接続させる場合には、コルゲイ
ト管6の山部によってリテーナ4を弾性的に押し広げな
がら、このコルゲイト管6における複数の山部がリテー
ナ4の位置を通過するように作業する。このため、この
押し広げ時の反力が、フレキシブルチューブ5を挿入す
るときの手応えとして返ってくる。
【0006】一方、図5に示すフレキシブルチューブ5
の挿入完了状態においても、コルゲイト管6の先端が筒
状本体2の奥端に当たることなどによる手応えがあり、
両者の手応えの区別はつきにくい。
【0007】このため、図5に示すフレキシブルチュー
ブ5の挿入が完了していないにもかかわらず、その状態
を挿入完了と作業者が誤って判断する可能性がある。す
なわち、コルゲイト管6の先端が筒状本体2の奥端に達
していない状態や、これがシール材8の耐火部8Aに達
していない状態、極端な場合にはコルゲイト管6の先端
がシール材8の普通ゴム部8Bに達していない状態で、
誤判断により接合作業を終えてしまう可能性がある。
【0008】このうち、コルゲイト管6の先端がシール
材8の普通ゴム部8Bに達していない状態では継手のシ
ール性能が不良になり、その耐火部8Aに達していない
場合は火災などによって高温下に晒されたときの耐火性
能が不良になる。
【0009】また筒状本体2の奥端に達していない場合
は、火災などによって高温下に晒されたときに、耐火部
8Aによって一応シールされているものの、この耐火部
8Aが熱によって脆くなっていることから、継手やフレ
キシブルチューブに横方向の衝撃などが作用したときの
シール性能の信頼性が低くなる。
【0010】しかも、この種のワンタッチ継手では、フ
レキシブルチューブ5に抜け出し力が作用した場合に、
その抜け出しにもとづきリテーナ4が止輪3の内周のテ
ーパ面9に当たることにより、このリテーナ4がコルゲ
イト管6の谷部に食い込むことによって、抜け出しの阻
止を行うものであるため、それに応じたフレキシブルチ
ューブ5の抜け出ししろが設定されている。したがっ
て、コルゲイト管6の押し込みが不十分な場合は、この
抜け出しの分だけシール性能についての条件が厳しくな
る。
【0011】このような問題点に対処するためには、フ
レキシブルチューブ4における継手への所要の挿入長さ
に該当する位置、すなわち、コルゲイト管6の先端から
前記挿入長さに相当する距離の位置に、フエルトペンな
どを用いた着色によってマーキングを施し、継手に対し
このマーキングの位置までフレキシブルチューブを挿入
すればよい。
【0012】しかし、そうすると、今度は、そのマーキ
ングの際の所定長さの確認に手間取ることになる。すな
わち、たとえば物差しを準備してこのコルゲイト管6の
先端からこの長さを測定したうえでマーキングを施すこ
とが必要となるが、わざわざ物差しなどを準備する必要
があるうえに、寸法の測定間違いによって誤った位置に
マーキングを施すなどの事態が生じる可能性がある。
【0013】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、継手に挿入されるフレキシブルチューブにおける
挿入しろとしての所定の位置に簡単かつ正確にマーキン
グを施すことができるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の、継手に挿入されることでこの継手に接合
されるフレキシブルチューブのための治具は、継手に挿
入されることでこの継手に接合されるフレキシブルチュ
ーブのための治具であって、前記フレキシブルチューブ
は、コルゲイト管が被覆体によって被覆されるととも
に、コルゲイト管の先端の数山分の被覆体が取り除かれ
た状態で継手に挿入されるように構成され、前記治具
は、コルゲイト管の先端部に掛かり合う掛かり合い部
と、フレキシブルチューブの外面に沿ってこのフレキシ
ブルチューブの長さ方向に配置される本体部とを有し、
前記本体部には軸方向と周方向へL字状に曲折する貫通
孔部が形成され、この貫通孔部を通して前記被覆体の表
面に、継手に挿入すべきフレキシブルチューブの先端部
と挿入深さに対応する位置における、軸方向と周方向の
マーキングを施すことが可能なように構成されているも
のである。
【0015】このような構成において、フレキシブルチ
ューブにマーキングを施す際には、治具の掛かり合い部
をコルゲイト管の先端部に掛かり合わせた状態で、この
治具の本体部をフレキシブルチューブの外面に沿ってこ
のフレキシブルチューブの長さ方向に配置し、そして貫
通孔部を通して被覆体の表面にマーキングを施すこと
で、コルゲイト管の数山分の被覆体の取り除き部分位置
と、継手に挿入する際の挿入深さの位置に対応するそれ
ぞれの位置に簡単かつ正確にマーキングが施される。
【0016】請求項2のフレキシブルチューブ用マーキ
ング治具は、上記請求項1のフレキシブルチューブ用マ
ーキング治具において、本体部が周方向に湾曲され、掛
かり合い部が湾曲の曲率中心側へ折り返して一体成形さ
れているものである。
【0017】したがって、治具の掛かり合い部をコルゲ
イト管の先端部に掛かり合わせたとき、治具の本体部は
フレキシブルチューブ外面に安定した状態で沿うので、
貫通孔を利用してマーキングを施すのが容易となる。
【0018】請求項3のフレキシブルチューブ用マーキ
ング治具は、上記請求項2のフレキシブルチューブ用マ
ーキング治具において、本体部の両端に、本体の湾曲の
曲率中心側へと折曲した掛かり合い部が同方向に折曲形
成され、長さ方向の中間部分に両端から切り込みが形成
され、該切り込み部で本体部が本体の湾曲の曲率中心と
反対側にく字状に折曲可能とされているものである。
【0019】中間部分で折り返すことによって、本体部
の両端何れの側も使用可能となり、例えば呼径の異なる
管に対し、それぞれに適合した位置に貫通孔部を設ける
ことによって、一種の治具で多種類のフレキシブルチュ
ーブに適用させる事ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の治具
について、図1〜図4にもとづき、図5に示したものと
同一の部材には同一の参照番号を付して、詳細に説明す
る。
【0021】図1〜図3において、11は本発明にもと
づく治具であり、金属製の帯状の板材を曲げ加工するこ
とによって形成されている。すなわち、この治具11は
本体部12を有し、この本体部12の端部に、この本体
部12に対し90度の方向に折り曲げ加工された掛かり
合い部13が一体に形成されている。
【0022】図1および図2に示すように、フレキシブ
ルチューブ5は、図5の場合と同様に、その先端がコル
ゲイト管6の谷部で切断された状態で、このコルゲイト
管6の先端の数山について被覆体7が取り除かれた状態
で継手に挿入される。ここでは、六山分の被覆体7を取
り除くべきものを例示する。
【0023】なお、被覆体7を取り除くべき山数を間違
うと、フレキシブルチューブ5を所定の位置まで継手の
内部に挿入できなくなって、この継手に正しく接続でき
なくなったり、フレキシブルチューブ5は所定の位置ま
で挿入できても、継手と被覆体7とのシールが不完全に
なったりするなどの不都合が生じる。
【0024】図1および図2に示すように、治具11
は、このようにコルゲイト管6の先端の六山分の被覆体
7が取り除かれた状態のフレキシブルチューブ5に対し
用いられる。
【0025】そして治具11の本体部12には、六山分
につき被覆体7が取り除かれた状態のコルゲイト管6の
先端部に掛かり合い部13が掛かり合い、かつ本体部1
2がフレキシブルチューブ5の外面に沿ってその長さ方
向に配置されたときに、フレキシブルチューブ5におけ
る前記六山分に相当する位置の表面に、軸方向先端部1
4aを合わせて軸方向貫通部14が形成され、また、そ
の後端が継手に挿入されるフレキシブルチューブ5の全
挿入深さの位置に対応され、そこから周方向にL字状に
曲折して周方向貫通部15が設けられている。
【0026】すなわち、図1に示すように、軸方向貫通
孔部14はフレキシブルチューブ5つまり本体部12の
長さ方向に沿った長孔として形成されており、掛かり合
い部13におけるコルゲイト管6の先端部との掛かり合
い面から、周方向貫通孔部15までの距離Dが、フレキ
シブルチューブ5における継手に挿入すべき先端部の長
さに対応した寸法になるように形成されているのであ
る。
【0027】したがって、図1および図2に示すように
フレキシブルチューブ5に治具11をあてがい、軸方向
貫通孔部14を利用して、この貫通孔部14の端部14
aから掛かり合い部13から遠い方の端部までと、周方
向貫通部15に沿って、フエルトペンなどによりフレキ
シブルチューブ5の被覆体7の表面にマーキングを施す
ことで、フレキシブルチューブ5における継手に挿入す
べき先端部の長さと、取り除くべき被覆体の位置を簡単
かつ正確にマーキングを施すことができる。
【0028】また、図1に示すように治具11をフレキ
シブルチューブ5にあてがったときに、貫通孔部14に
おける掛かり合い部13に近い方の端部14aを通して
被覆体7の端部が観察できれば、被覆体7がコルゲイト
管6の正規の山数分だけ取り除かれていることをも検査
することができるのである。
【0029】なお、治具11の本体部12は、平板状と
しても良いが、フレキシブルチューブ5の外周に周方向
のマーキングをしやすいよう、図示のように周方向に沿
って湾曲され、掛かり合い部がその湾曲中心の方向へ曲
折する事が好ましい。なお、径の大きい管の場合は必ず
しもこの湾曲は必要ではない。
【0030】図3は、このようにして貫通孔部14の全
体にわたってマーキング15が施された状態のフレキシ
ブルチューブ5を、所定の長さだけ継手1に挿入したと
きの状態を示す。図示のように、止輪3によってちょう
ど周方向のマーキング15aが隠れるまでフレキシブル
チューブ5を挿入することで、所定長さの挿入が行われ
る。
【0031】ところで、現実にはフレキシブルチューブ
5および継手1として様々な口径のものが使用されてお
り、その口径ごとに継手1への挿入長さが異なるのが実
情である。そこで、図4(a)〜(c)に示すように、
治具11の本体部12に、これらの様々な口径のフレキ
シブルチューブ5に対応した、複数の貫通孔部14、1
4、…が形成しても良い。すなわち、各貫通孔部14ご
とに上述の距離Dが相違するように形成しても良い。
【0032】そして、その本体部12の一端側に掛かり
合い部13を有するほかに、その他端側にも掛かり合い
部16を設けても良い。これら掛かり合い部13、16
は、図示のように、本体部12を周方向に湾曲させた場
合は、湾曲の曲率中心側に折り曲げ形成されるので、一
方の掛かり合い部13を使用するときに他側の掛かり合
い部16が邪魔にならないよう、本体部12は、点線で
示すように中間部で曲率中心と反対側の方向へ曲折され
る。
【0033】それによって、一方の掛かり合い部13を
コルゲイト管6の先端に掛かり合わせたときに他方がフ
レキシブルチューブ5と干渉しないようにされている。
そして、他端側の掛かり合い部16に対応して、さらに
別の口径のフレキシブルチューブ5に対応した貫通孔部
14が形成されている。これにより、一つの治具11だ
けできわめて多種類のフレキシブルチューブに対応する
ことができる。
【0034】図4に示すように、治具11には、各貫通
孔部14に対応して、その貫通孔部14に適応したフレ
キシブルチューブの口径を、刻印などによって表示して
おくのが好適である。17はその口径表示部を示し、上
述の「25A」などの記号が口径を表す。しかも、この
口径表示部16を、図示のように、本体部12におけ
る、治具11をフレキシブルチューブにあてがったとき
にこの本体部12の表面側となる部分に形成しておく
と、作業時に容易にその表示を確認することができるの
で便利である。
【0035】また図3に示すように、本体部12には、
被覆体7を取り除くべきコルゲイト管6の山数を、同様
に刻印などによって表示しておくと便利である。18は
その山数表示部を示す。また、図中19は下げ紐などを
係止するための貫通孔である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の治具によると、コ
ルゲイト管が被覆体によって被覆されるとともに、コル
ゲイト管の先端の数山分の被覆体が取り除かれた状態で
継手に挿入されるようにフレキシブルチューブを構成
し、前記治具が、コルゲイト管の先端部に掛かり合う掛
かり合い部と、フレキシブルチューブの外面に沿ってこ
のフレキシブルチューブの長さ方向に配置される本体部
とを有し、前記本体部に軸方向と周方向の貫通孔部が形
成されて、この貫通孔部を通して、継手に挿入すべきフ
レキシブルチューブの先端部を軸方向のマーキングによ
り示し、この長さに対応した被覆体の継手開口部の位置
すべき表面に周方向にマーキングを施すことが可能なよ
うに構成したため、フレキシブルチューブにおける継手
に挿入すべき先端部の長さに対応する位置を簡単かつ正
確にマーキングすることができる。
【0037】また本発明によれば、貫通孔部が、コルゲ
イト管の正規の山数分だけ取り除かれた被覆体の端部の
位置においても開口しているようにしたため、マーキン
グの際に、あわせて、被覆体がコルゲイト管の正規の山
数分だけ取り除かれているか否かを検査することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフレキシブルチューブ用
マーキング治具の使用例を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】同治具によってマーキングが施されたフレキシ
ブルチューブが継手に接合された状態を示す図である。
【図4】フレキシブルチューブ用マーキング治具の他の
構成例の説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面
図、(c)は正面図である。
【図5】本発明の治具を適用可能な従来のフレキシブル
チューブ用ワンタッチ継手の一部を切り欠いて示す図で
ある。
【符号の説明】
5 フレキシブルチューブ 6 コルゲイト管 7 被覆体 11 フレキシブルチューブ用マーキング治具 12 本体部 13 掛かり合い部 14 貫通孔部 14a 貫通孔の端部 16 掛かり合い部
フロントページの続き (72)発明者 大西 久男 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小村 篤則 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 柴渕 利夫 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10番 16号 新和産業株式会社内 (72)発明者 中岡 幹夫 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10番 16号 新和産業株式会社内 (72)発明者 雁木 和良 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10番 16号 新和産業株式会社内 Fターム(参考) 3H015 AA05 AE00 3H017 CA03 DA00 3H111 AA02 BA01 CA47 CB02 DA21 DB11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手に挿入されることでこの継手に接合
    されるフレキシブルチューブのための治具であって、 前記フレキシブルチューブは、コルゲイト管が被覆体に
    よって被覆されるとともに、コルゲイト管の先端の数山
    分の被覆体が取り除かれた状態で継手に挿入されるよう
    に構成され、 前記治具は、コルゲイト管の先端部に掛かり合う掛かり
    合い部と、フレキシブルチューブの外面に沿ってこのフ
    レキシブルチューブの長さ方向に配置される本体部とを
    有し、 前記本体部には軸方向と周方向へL字状に曲折する貫通
    孔部が形成され、この貫通孔部を通して前記被覆体の表
    面に、継手に挿入すべきフレキシブルチューブの先端部
    と挿入深さに対応する位置における、軸方向と周方向の
    マーキングを施すことが可能なように構成されているこ
    とを特徴とするフレキシブルチューブ用マーキング治
    具。
  2. 【請求項2】 本体部が周方向に湾曲され、掛かり合い
    部が湾曲の曲率中心側へ折り返して一体成形されている
    請求項1記載のフレキシブルチューブ用マーキング治
    具。
  3. 【請求項3】 本体部の両端に、本体の湾曲の曲率中心
    側へと折曲した掛かり合い部が同方向に折曲形成され、
    長さ方向の中間部分に両端から切り込みが形成され、該
    切り込み部で本体部が本体の湾曲の曲率中心と反対側に
    く字状に折曲可能とされている請求項2に記載のフレキ
    シブルチューブ用マーキング治具。
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