JP2002276691A - 双方向回転クラッチ及びその応用装置 - Google Patents

双方向回転クラッチ及びその応用装置

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JP2002276691A
JP2002276691A JP2001081057A JP2001081057A JP2002276691A JP 2002276691 A JP2002276691 A JP 2002276691A JP 2001081057 A JP2001081057 A JP 2001081057A JP 2001081057 A JP2001081057 A JP 2001081057A JP 2002276691 A JP2002276691 A JP 2002276691A
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drive shaft
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JP2001081057A
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English (en)
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Koichi Kayano
好一 茅野
Koichi Watanabe
功一 渡辺
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動スライドドアの開閉装置に使用され、構
造が簡単でコストを低減し得、エネルギ効率を向上させ
得る双方向回転クラッチを提供する。 【解決手段】 駆動軸25に結合された駆動カム体37
と、駆動軸25に遊嵌されて軸方向に変位可能な従動カ
ム体41と、駆動軸25に対し回転自在に支承された回
転従動部材31と、回転従動部材31に取着された摩擦
板51及び従動カム体41に取着された摩擦板52とか
らなる動力伝達部50と、従動カム体41と回転従動部
材31との間に介装された弾性手段43とからなり、駆
動軸25の正転方向と逆転方向の回転駆動により生起す
る両カム体のカム作用によって、摩擦板51及び摩擦板
52を相互に圧接して双方向の回転伝動を可能に構成す
ると共に、モータの停止時には、回転従動部材31側の
正転逆転方向の回転運動を許容する様構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに結合され
た駆動軸とこの駆動軸からの正転方向と逆転方向の回転
力を従動部側に伝達し、モータが停止し駆動側の回転が
ないときに従動側が正転方向又は逆転方向に回転した場
合には、この回転運動が駆動側のモータ等の負荷に影響
されることなく従動側において自由回転できるようにし
た双方向回転クラッチとその応用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータに結合された駆動軸と回転
力を受ける回転従動部材との間には、両者の必要な時の
駆動伝達と非伝達とを制御するクラッチ手段が設けられ
ているのが一般的である。例えば、自動車用の電動スラ
イドドアの開閉装置において使用されている伝動クラッ
チは、モータの回転を減速機により減速し、この動力を
電磁クラッチを介して巻取りドラムに伝達している。そ
して、巻取りドラムの正回転時にスライドドアを開作動
し、逆回転時に閉作動している。
【0003】また、走行車両体等における走行駆動輪を
モータによる回転従動部材とする場合にも、モータとの
間にクラッチ手段が設けられ、この電磁クラッチ等を制
御してモータによる走行駆動と走行駆動輪の自由走行と
を許容するようにされているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の何れの構成にお
いても、電磁クラッチ等を必要とするので、コストが掛
かるという問題点がある。また、自動車用のスライドド
アにおいて、従動側のスライドドアを手動で開閉する場
合には、電磁クラッチを解放しなければならないという
問題点がある。
【0005】さらに、電動スライドドアの自動開閉作動
中、または、走行車両体等の走行駆動中には、常に電磁
クラッチを通電していなければならないので、エネルギ
の消費量が大きく、エネルギ効率が悪いという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、自動車用の電動スライドドアの開閉
装置に使用された場合や、走行車両体等の走行駆動用伝
動装置等に使用された場合に好適であって、電気的制御
の付随する電磁クラッチを必要とせず、構造が簡単でコ
ストを低減することができ、しかも、エネルギ効率を向
上させ得る双方向回転クラッチ及びその応用装置を提供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、モータ12に連結さ
れる駆動軸25を回転自在に支承する取付ブラケット2
1と、駆動軸25に結合された駆動カム体37と、駆動
軸25に遊嵌されて上記駆動カム体37のカム作用を受
け、軸方向に変位移動可能な従動カム体41と、前記駆
動軸25に対し回転自在に支承された回転従動部材31
と、この回転従動部材31に取着された第1の摩擦板5
1及び前記従動カム体41に取着され第1摩擦板51に
対向して配置された第2の摩擦板52とから構成され前
記従動カム体41の変位により第1の摩擦板51と第2
の摩擦板52とを相互に圧接する動力伝達部50と、上
記従動カム体41の背面端部と前記回転従動部材31と
の間に介装されて両カム体間に相対回転変位を生じさせ
る程度の回転拘束力と上記動力伝達部50の第1の摩擦
板51と第2の摩擦板52とを離反させる付勢力とを従
動カム体41に付与する弾性手段43とからなり、上記
駆動軸25の正転方向と逆転方向の回転駆動により生起
する両カム体のカム作用によって、動力伝達部50の第
1の摩擦板51及び第2の摩擦板52を相互に圧接して
双方向の回転伝動を可能に構成すると共に、モータの停
止時には、回転従動部材31側の正転逆転方向の回転運
動を許容する様構成したところに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明は、モータ12に連結され
る駆動軸25を回転自在に支承する取付ブラケット21
と、この取付ブラケット21及び前記駆動軸25に回転
可能に支承され円筒状の内周部31aを有する回転従動
部材31と、この回転従動部材31の内周部31aに挿
入され前記取付ブラケット21にトルクリミッタ62を
介して接するように配設されたカム体63と、円錐状の
作動部64bを有し回転従動部材31の内周部31aに
挿入されるとともに駆動軸25に結合されて一体に回転
し前記カム体63のカム作用を受けて軸方向に変位移動
可能な従動カム体64と、この従動カム体64の作動部
64bと前記回転従動部材31の内周部31aとの間に
介装され前記作動部64bの変位に応じて拡径し回転従
動部材31の内周部31aに圧接する摩擦シュー67
と、前記従動カム体64と前記駆動軸25との間に介装
されて両カム体間に相対回転変位を生じさせる程度の回
転拘束力と前記摩擦シュー64を回転従動部材31から
離反させる付勢力とを従動カム体64に付与する弾性手
段66とからなり、上記駆動軸25の正転方向と逆転方
向の回転駆動により生起する両カム体のカム作用によっ
て、摩擦シュー67を回転従動部材31の内周部31a
に圧接して双方向の回転伝動を可能に構成すると共に、
モータの停止時には、回転従動部材31側の正転逆転方
向の回転運動を許容する様構成したところに特徴を有す
る。
【0009】請求項3の発明は、自動車の側面に設けた
スライドドア2と、電動モータ12により正転逆転駆動
される巻取ドラム体31と、このドラム体31とスライ
ドドア2とに夫々端部が結着されたベルト又はワイヤー
等の索引手段6a、6bとからなり、電動モータ12の
正逆転制御による上記索引手段の巻取り巻戻しによりス
ライドドアを開閉動作可能にした電動スライドドアにお
いて、請求項1〜請求項2に記載の双方向回転クラッチ
20,50における回転従動部材31を上記巻取ドラム
体とすると共に、上記索引手段6a,6bの各々の一端
を回転従動部材31に結着し、スライドドア側からの開
閉操作による回転従動部材31の正逆双方向への回転力
が上記回転クラッチの駆動軸25に伝達されることな
く、スライドドアを手動にて自由に開閉操作可能に構成
したところに特徴を有する。
【0010】請求項4の発明は、回転従動部材31が自
動車用スライドドアの巻取ドラム体であるところに特徴
を有する。
【0011】請求項5の発明は、車両の走行駆動輪を電
動モータ12にて正逆転駆動するようにした電動走行車
両体において、請求項1〜請求項2に記載の双方向回転
クラッチ20,50における回転従動部材31を上記走
行駆動輪とすると共に、電動モータ12の停止時には、
回転従動部材31の正逆双方向への回転力が上記回転ク
ラッチの駆動軸25に伝達されることなしに上記走行駆
動輪が自由走行可能に構成したところに特徴を有する。
【0012】請求項6の発明は、回転従動部材31が、
電動走行車両体の走行駆動輪であるところに特徴を有す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1,3,4
に係る第1の実施例の摩擦板形双方向回転クラッチ20
につき図1〜図4を参照して説明する。取付ブラケット
21は、2個の支持板にそれぞれボールベアリング2
2,23が取着されており、これらボールベアリング2
2,23間にモータ(図示せず)に結合される駆動軸2
5が回転可能に支承されている。また、駆動軸25の端
部に端板24が固定されている。
【0014】回転従動部材31は、端面に鍔部を有する
ドラム体32とフランジ部33を結合して構成され、端
板24の外周部に取着されたボールベアリング34と、
駆動軸25に圧入されたボールベアリング35に嵌合し
て、取付ブラケット21に対して回転可能に支承されて
いる。回転従動部材31は、その内周部の端面36を駆
動軸25に直交するように形成している。
【0015】駆動軸25には、回転従動部材31の内部
に位置して駆動カム体37が嵌合されている。この駆動
カム体37は小判形の穴37bを有し(図3参照)、駆
動軸25に形成された二面幅37c(図2参照)を介し
て駆動軸25に回転不能に嵌合している。そして、フラ
ンジ部33の内端面との間にスラストベアリング38が
介装されている。また、反対側の端面には、駆動軸25
に対して所定の交差角度(後述の従動カム体41がカム
作用による必要な軸方向変位を生ずる程度の角度)傾斜
したカム面37aが形成されている。
【0016】従動カム体41は、駆動カム体37と回転
従動部材31の端面36との間に位置して駆動軸25に
回転可能で軸方向移動可能に遊嵌されている。この従動
カム体41は、端面36と対向する端面は駆動軸25に
直交しており(図4参照)、駆動カム体37側にはカム
面37aに対応した傾斜面部としてのカム面41aが形
成されている。これらのカム面37aと41aは図示の
形状に限らず互いに対向し合う複数個の台形カムから構
成することもでき、また、従動カム体41の元位置への
復帰を容易にする為に、カム面37aとの間には滑動板
(図示せず)を介装させることもできる。
【0017】また、端面36と従動カム体41との間に
は、弾性手段としてのリターンバネ43及びスラスト板
44が介装されている。これはカム体37と従動カム体
441とが所定の相対回転変位を生起させる回転拘束力
を付与する。
【0018】この従動カム体41は、図1に示すように
駆動側カム面37aと従動側カム面41aが密着した初
期の状態においては、従動カム体41とリターンバネ4
3及びスラスト板44との間には隙間αが形成されてい
る。そして、駆動軸25が回転して駆動側カム面37a
と従動側カム面41aが相対的に変位すると、その所定
の回転角度と傾斜角度に応じて従動カム体41が図中左
方向に移動されてリターンバネ43が圧縮される。そし
て、駆動軸25が停止したときに従動カム体41を元位
置に復帰させる。この弾性手段はリターンバネに代えて
弾性ゴムを利用することもできる。
【0019】動力伝達部50は、従動カム体41と端板
24との間に設けられている。この動力伝達部50は、
所定の間隔をおいて回転従動部材31に取着された複数
枚の第1摩擦板51と、従動カム体41に取着され第1
の摩擦板51と隙間を存して対向・配設された複数枚の
第2の摩擦板52とから構成されている。これら摩擦板
51,52は耐摩耗性、耐熱性に優れ、摩擦係数の大な
る材料例えば焼結金属などが使用されている。
【0020】この実施例においては、駆動軸25が停止
中の初期の状態においては、リターンバネ43と従動カ
ム体41との間には隙間αが保たれ、また、動力伝達部
50の第1の摩擦板51と第2の摩擦板52との間には
隙間が保たれている。
【0021】従って、回転従動部材31が弾性手段とし
てのバネ43の力を受けたスラストベアリング38にお
ける摩擦負荷以上の回転力で回転しても、駆動軸25は
これに結合された図示しないモータや減速機の負荷等が
上記スラストベアリング38における摩擦負荷よりも大
きいので、回転力の伝達は行われずに停止状態を維持
し、従動部材31は空回りする。この時のスラストベア
リング38の摩擦負荷は、必要に応じ回転伝道部材31
の自由回をある程度規制するようにも設定することも、
自由にすることもできる。
【0022】次に、駆動軸25が正転(右)或いは逆転
(左)方向に回転をすると、駆動側のカム面37aと従
動側のカム面41aが相対的に回転変位して、カム面3
7aの相対回転角度変位と設定された傾斜角度に応じた
カム作用の下で生ずる軸方向変位量だけ、従動カム体4
1が図中左方向に移動され、複数枚の第2の摩擦板52
が対向する第1摩擦板51に圧接される。
【0023】動力伝達部50は、回転従動部材31にか
かっている負荷に応じて駆動軸25を回転駆動し続ける
限り、第2の摩擦板52が第1摩擦板51に圧接される
ので、駆動軸25の回転駆動力が回転従動部材31に伝
達される。
【0024】なお、上記実施例における駆動カム体37
と駆動軸25との結合要領を、図示(図2)の様に両者
間の二面幅37bによることなく、両者を一体的に形成
したり、別の結合手段により固定結合した場合(図示せ
ず)には、上記スライドベアリング38を省略して回転
従動部材31の自由回転を許容する様構成することもで
きる。
【0025】駆動軸25が停止すると、従動カム体41
(46)はリターンバネ43によって元位置まで戻され
て、従動カム体41(46)と端面36との間には再び
隙間αが形成される。
【0026】つぎに、双方向回転クラッチ20を自動車
用スライドドアの開閉装置に利用した請求項9に係る実
施例について説明する。
【0027】先ず図7において、車両の側面には、スラ
イドドア2が取着されている。車体3には、レール4が
取付けられており、これの両端部にリターンプーリ5が
取着されている。これらリターンプーリ5間にレール4
に沿って、開ドア用と閉ドア用のベルト又はワイヤ等の
牽引手段(本実施例の場合はワイヤ6a,6bの事例を
示す)が配設されている。スライドドア2の連結具7に
は牽引手段としてのワイヤ6a,6bの一端が連結さ
れ、スライドドア2はレール4用のガイドローラー付き
連結具7及び前方のレール4b用のガイドローラー付き
連結具7b等により支持され、レール4,4bに沿って
開閉される。
【0028】巻取ドラム体として使用する本発明に係る
双方向回転クラッチ20の回転従動部材31には、上記
ワイヤ6a,6bの他端が固着されており、モータ12
により双方向回転クラッチ20の駆動軸25を介して正
逆回転される。この従動部材31は、例えばモータ12
が一方向の正転回転(右回転)したときに開ドア用ワイ
ヤ6aを巻き取ってスライドドア2を開動作し、モータ
12が他方向の逆転回転(左回転)したときに閉ドア用
ワイヤ6bを巻き取ってスライドドア2を閉動作する。
【0029】つぎに、双方向回転クラッチ20の作用に
ついて図1〜図4及び図7を参照して詳細に説明する。 1)スライドドア2の自動開作動時 スライドドア2を自動開作動するときはモータ12を右
回転させる。モータ12及び駆動軸25を右回転させる
と、駆動カム体37は駆動軸25と二面幅嵌合されてい
るので一体的に右回転する。駆動カム体37の端面に設
けた傾斜カム面37aと対向するよう従動側カム面41
aを円周端面に有する従動カム体41は、駆動軸25に
対して回転方向と軸線方向に相対変位可能にされ、且つ
リターンバネ43の負荷を受けている為、上記駆動カム
体37の回転によるカム作用によりリターンバネ43に
抗して軸に沿って移動し、従動カム体41に押圧された
複数枚の第2の摩擦板52が、回転従動部材31に取着
された第1摩擦板51に圧接される。これにより、駆動
軸25が動力伝達部50を介して回転従動部材31に連
結され、モータのトルクが回転従動部材31に伝達され
る。
【0030】従って、駆動軸25を回転し続けること
で、この従動部材31(ドラム)に結着した索引手段
(ベルト又はワイヤー)を介してドアを自動開作動させ
ることができる。このとき、固定支持されているリター
ンバネ43はスラスト板44で滑り支障がないと共に、
このリターンバネ43のバネ負荷に起因したスラストベ
アリング38の抵抗は、後述のドアの自走を防止する作
用を得るよう設定し利用することもできる。
【0031】駆動軸25の回転入力を停止すると、リタ
ーンバネ43によって従動カム体41は押し戻され、元
の位置に戻り第1の摩擦板51と第2の摩擦板52の間
には隙間を存して対向されて動力は伝達されず、また、
従動カム体41とリターンバネ43及びスラスト板44
との間には隙間αが形成される。
【0032】2)スライドドア2の自動閉作動時 スライドドア2を自動閉作動するときはモータ12を左
回転させる。モータ12及び駆動軸25を左回転させる
と、駆動カム体37は駆動軸25と二面幅嵌合されてい
るので一体的に左回転する。駆動カム体37の端面に設
けた傾斜カム面37aと対向する従動側カム面41aを
円周端面に有する従動カム体41は、駆動軸25に対し
て回転方向と軸線方向に相対変位可能にされ、且つリタ
ーンバネ43の負荷を受けている為、上記駆動カム体3
7の回転によるカム作用によりリターンバネ43に抗し
て軸に沿って移動し、回転従動部材31(ドラム)内部
の端面36に圧接せられ、駆動軸25を回転し続けるこ
とで、この従動部材31(ドラム)に結着した索引手段
(ベルト又はワイヤー)を介してドアを自動閉作動させ
ることができる。このとき、固定支持されているリター
ンバネ43はスラスト板44で滑り支障はないと共に、
バネ負荷を受けたスラストベアリング38によるドアの
自走防止効果も併せて奏す。駆動軸25の回転入力を停
止すると、リターンバネ43によって従動カム体41は
押し戻され、元の位置に戻りリターンバネ43及びスラ
スト板44との間に再び僅かな隙間αを生ずる。
【0033】3)スライドドア2を手動で開作動すると
き スライドドア2を手動で開作動するときは、モータ12
及び駆動軸25は停止している。スライドドア2を手動
で開作動すると、ワイヤ6a,6bを介して回転従動部
材31(ドラム)がドアの開動作につれて右回転駆動さ
れる。すると、駆動カム体37はスラストベアリング3
8からのフリクションによって同方向に回転されようと
するが、駆動カム体37は、モータや減速機の負荷など
の掛かっている駆動軸25と二面幅嵌合状態にあるの
で、上記フリクションにより駆動カム体37は回転しな
い。即ち、スラストベアリング38によりスリップし
て、従動部材31(ドラム)だけが自由に右回転するこ
とができ、手動開ドア操作を支障なく行うことができ
る。換言すれば、モータ負荷やクラッチ負荷などに関係
なく手動にて開ドアできる。このとき、従動カム体41
はリターンバネ43により元の位置に押し戻され、従動
カム体41とリターンバネ43及びスラスト板44との
間に隙間αが確保されているので、従動部材31(ドラ
ム)の回転とは無関係とされている。なお、坂道等での
自動車の停車中に上記手動開ドア操作する際のドアの自
走現象に対しては、前記スラストベアリング38のフリ
クション設定により、防止することが可能である。
【0034】4)スライドドア2を手動で閉作動すると
き スライドドア2を手動で閉作動するときは、モータ12
及び駆動軸25は停止している。スライドドア2を手動
で閉作動すると、ワイヤ6a,6bを介して回転従動部
材31(ドラム)がドアの閉動作につれて左回転駆動さ
れる。すると、開放のときと同様の作用により、駆動軸
25は従動部材31(ドラム)から切り離されて接触し
ていないので、手動による閉作動が容易に実施できる。
【0035】上述のように、本発明の双方向回転クラッ
チ20を自動車用のスライドドアの開閉装置に利用した
場合は、電磁クラッチを必要としないので、構造を著し
く簡単にすることができる。また、双方向回転クラッチ
20自体の構造も簡単であり、部品点数も少なく、コス
トダウンを達成することができると共に、エネルギ効率
を向上させ得るという効果を奏するものである。
【0036】つぎに、本発明の第2の実施例の摩擦形回
転クラッチ60について説明する。図5及び図6におい
て、取付ブラケット21の一方の支持板には固定軸21
aが取付ナット21bにより固定されており、他方の支
持板にはボールベアリング23が取着され、このボール
ベアリング23にモータ(図示せず)に結合される駆動
軸25が回転可能に支承されている。また、駆動軸25
には段部を有する鍔部25aが突設されており、この鍔
部25aと取付ブラケット21との間にスラストベアリ
ング61が介装されている。
【0037】回転従動部材31は、両端に鍔部31bが
形成されており、これの内周部31aは円筒状に形成さ
れている。そして、回転従動部材31は固定軸21aに
取着されたベアリング34と駆動軸25の鍔部25aに
取着されたベアリング35に回転可能に支承されてい
る。
【0038】回転従動部材31の内周部31aには、固
定軸21aに面してトルクリミッタ62及び固定軸側カ
ム体63が挿入されている。この固定軸側カム体63の
端面は傾斜したカム面63aに形成されている。そし
て、このカム面63aに接するように傾斜したカム面6
4aを有する従動カム体64が挿入されている。従動カ
ム体64にはカム面64aの反対側に円錐状の作動部6
4bが形成されており、その先端部に小判状の連結軸6
4cが形成されている。
【0039】一方、この駆動軸25にも、従動カム体6
4と対向する部位に連結軸64cと同形状の連結部25
bが形成されている。連結カラー65は、内部に小判状
の孔65aを有している。そして、この連結カラー65
が連結軸64c及び連結部25bに嵌合することによ
り、従動カム体64は駆動軸25と一体に回転する。ま
た、連結カラー65と駆動軸25の鍔部25aとの間に
はリターンスブリング66が介装されており、従動カム
体64が固定軸側カム体63に圧接されている。そし
て、トルクリミッタ62は、従動カム体64により固定
軸側カム体63に付加されるトルクが所定の数値に達す
るまでは固定軸側カム体63を固定軸21aと一体化さ
せており、所定の数値を超えたときには固定軸側カム体
63との間に滑りが発生して、固定軸側カム体63は回
転可能となる。
【0040】円錐状の作動部64bの外周部には拡縮可
能な摩擦シュー67が挿入されている。この摩擦シュー
67は軸方向にすり割りが設けられており、回転従動部
材31の内周部31aとの間に隙間が形成されている。
また、この摩擦シュー67と駆動軸25の鍔部25との
間にスラストベアリング68及び保持筒69が介装さ
れ、摩擦シュー67は所定の位置に保持されている。
【0041】つぎに摩擦シュー形回転クラッチ60の作
用について説明する。通常の状態においては、リターン
スブリング66の作用により従動カム体64は固定軸側
カム体63に圧接され、摩擦シュー67と回転従動部材
31の内周部31aとの間に隙間が形成されている。
【0042】駆動軸25が右又は左回転すると、固定軸
側カム体63のカム面63aと従動カム体64のカム面
64aが相互に滑りを生ずる。そして、固定軸側カム体
63はトルクリミッタ62の作用によりその位置に留ま
るので、従動カム体64の作動部64bが図中右方向に
移動され、摩擦シュー67を右方向に押圧する。
【0043】一方、摩擦シュー67はスラストベアリン
グ68及び保持筒69により右方向への移動を規制され
ているので、摩擦シュー67は作動部64bの楔作用に
より拡径されて回転従動部材31の内周部31aに圧接
され、回転従動部材31は駆動軸25と一体に回転す
る。また、トルクリミッタ62は固定軸21aとの間で
摺動する。
【0044】駆動軸25が停止すると、リターンスブリ
ング66の作用により従動カム体64は図中左側に移動
し、固定軸側カム体63のカム面63aと従動カム体6
4のカム面64aが密着する。これにより作動部64b
も左方向に移動するので、摩擦シュー67は縮径され
て、摩擦シュー67と回転従動部材31の内周部31a
との間に隙間が形成され、回転従動部材31は停止され
る。
【0045】この摩擦シュー形回転クラッチ60につい
ても摩擦板形双方向回転クラッチ20と同様に自動車用
スライドドアの開閉装置に利用できる。
【0046】また、この摩擦シュー形回転クラッチ60
についても摩擦板形双方向回転クラッチ20と同様の効
果を奏するものである。
【0047】
【発明の効果】本発明の双方向回転クラッチは、モータ
に連結される駆動軸を回転自在に支承する取付ブラケッ
トと、駆動軸に結合された駆動カム体と、駆動軸に遊嵌
されて上記駆動カム体のカム作用を受け、軸方向に変位
移動可能な従動カム体と、前記駆動軸に対し回転自在に
支承された回転従動部材と、この回転従動部材に取着さ
れた第1の摩擦板及び前記従動カム体に取着され第1摩
擦板に対向して配置された第2の摩擦板とから構成され
前記従動カム体の変位により第1の摩擦板と第2の摩擦
板とを相互に圧接する動力伝達部と、上記従動カム体の
背面端部と前記回転従動部材との間に介装されて両カム
体間に相対回転変位を生じさせる程度の回転拘束力と上
記動力伝達部の第1の摩擦板と第2の摩擦板とを離反さ
せる付勢力とを従動カム体に付与する弾性手段とからな
り、上記駆動軸の正転方向と逆転方向の回転駆動により
生起する両カム体のカム作用によって、動力伝達部の第
1の摩擦板及び第2の摩擦板を相互に圧接して双方向の
回転伝動を可能に構成すると共に、モータの停止時に
は、回転従動部材側の正転逆転方向の回転運動を許容す
る様構成したので、双方向回転クラッチとして必要な機
能、即ち、正逆方向への駆動力の伝達と従動側の正逆転
方向への自由回転運動とを共に発揮することができ、殊
に後者の駆動軸を停止状態に保持したまま従動側の回転
従動部材を正逆回転操作することができるので、自動車
用の電動スライドドアの開閉装置に利用した場合或いは
電動駆動車両体の走行駆動輪の駆動装置に利用した場合
に、電磁クラッチを必要としないので、構造を著しく簡
単にすることができる。また、双方向回転伝動クラッチ
自体の構造も簡単であり、部品点数も少なく、コストダ
ウンを達成することができると共に、応用装置のエネル
ギ効率を向上させ得るという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の摩擦板形双方向回転クラッチに関す
る第1の実施例の縦断正面図である。
【図2】 駆動軸の一部を示す斜視図である。
【図3】 駆動カム体を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は側面図である。
【図4】 従動カム体を示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は側面図である。
【図5】 本発明の摩擦シュー形双方向回転クラッチに
関する第2の実施例の縦断正面図である。
【図6】 要部の分解斜視図である。
【図7】 自動車用のスライドドアの開閉装置に利用し
た状態を示す図である。
【符号の説明】
2 スライドドア 12 モータ 20,60 双方向回転クラッチ 21 取付ブラケット 25 駆動軸 31 回転従動部材 31a 内周部 37 駆動カム体 37a カム面(傾斜面部) 41 従動カム体 41a 従動カム面(傾斜面部) 43、66 リターンバネ(弾性手段) 50 動力伝達部 51 第1の摩擦板 52 第2の摩擦板52 62 トルクリミッタ 63 カム体 64 従動カム体 64b 作動部 67 摩擦シュー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに連結される駆動軸を回転自在に
    支承する取付ブラケットと、駆動軸に結合された駆動カ
    ム体と、駆動軸に遊嵌されて上記駆動カム体のカム作用
    を受け、軸方向に変位移動可能な従動カム体と、前記駆
    動軸に対し回転自在に支承された回転従動部材と、この
    回転従動部材に取着された第1の摩擦板及び前記従動カ
    ム体に取着され第1摩擦板に対向して配置された第2の
    摩擦板とから構成され前記従動カム体の変位により第1
    の摩擦板と第2の摩擦板とを相互に圧接する動力伝達部
    と、上記従動カム体の背面端部と前記回転従動部材との
    間に介装されて両カム体間に相対回転変位を生じさせる
    程度の回転拘束力と上記動力伝達部の第1の摩擦板と第
    2の摩擦板とを離反させる付勢力とを従動カム体に付与
    する弾性手段とからなり、 上記駆動軸の正転方向と逆転方向の回転駆動により生起
    する両カム体のカム作用によって、動力伝達部の第1の
    摩擦板及び第2の摩擦板を相互に圧接して双方向の回転
    伝動を可能に構成すると共に、モータの停止時には、回
    転従動部材側の正転逆転方向の回転運動を許容する様構
    成したことを特徴とする双方向回転クラッチ。
  2. 【請求項2】 モータに連結される駆動軸を回転自在に
    支承する取付ブラケットと、この取付ブラケット及び前
    記駆動軸に回転可能に支承され円筒状の内周部を有する
    回転従動部材と、この回転従動部材の内周部に挿入され
    前記取付ブラケットにトルクリミッタを介して接するよ
    うに配設されたカム体と、円錐状の作動部を有し回転従
    動部材の内周部に挿入されるとともに駆動軸に結合され
    て一体に回転し前記カム体のカム作用を受けて軸方向に
    変位移動可能な従動カム体と、この従動カム体の作動部
    と前記回転従動部材の内周部との間に介装され前記作動
    部の変位に応じて拡径し回転従動部材の内周部に圧接す
    る摩擦シューと、前記従動カム体と前記駆動軸との間に
    介装されて両カム体間に相対回転変位を生じさせる程度
    の回転拘束力と前記摩擦シューを回転従動部材から離反
    させる付勢力とを従動カム体に付与する弾性手段とから
    なり、 上記駆動軸の正転方向と逆転方向の回転駆動により生起
    する両カム体のカム作用によって、摩擦シューを回転従
    動部材の内周部に圧接して双方向の回転伝動を可能に構
    成すると共に、モータの停止時には、回転従動部材側の
    正転逆転方向の回転運動を許容する様構成したことを特
    徴とする双方向回転クラッチ。
  3. 【請求項3】 自動車の側面に設けたスライドドアと、
    電動モータにより正転逆転駆動される巻取ドラム体と、
    このドラム体とスライドドアとに夫々端部が結着された
    ベルト又はワイヤー等の索引手段とからなり、電動モー
    タの正逆転制御による上記索引手段の巻取り巻戻しによ
    りスライドドアを開閉動作可能にした電動スライドドア
    において、請求項1〜請求項2に記載の双方向回転クラ
    ッチにおける回転従動部材を上記巻取ドラム体とすると
    共に、上記索引手段の各々の一端を回転従動部材に結着
    し、スライドドア側からの開閉操作による回転従動部材
    の正逆双方向への回転力が上記回転クラッチの駆動軸に
    伝達されることなく、スライドドアを手動にて自由に開
    閉操作可能に構成したことを特徴とする電動スライドド
    アの開閉装置。
  4. 【請求項4】 回転従動部材が自動車用スライドドアの
    巻取ドラム体であることを特徴とする請求項1〜請求項
    2に記載の回転クラッチ。
  5. 【請求項5】 車両の走行駆動輪を電動モータにて正逆
    転駆動するようにした電動走行車両体において、請求項
    1〜請求項2に記載の双方向回転クラッチにおける回転
    従動部材を上記走行駆動輪とすると共に、電動モータの
    停止時には、回転従動部材の正逆双方向への回転力が上
    記回転クラッチの駆動軸に伝達されることなしに上記走
    行駆動輪が自由走行可能に構成したことを特徴とする電
    動走行駆動装置。
  6. 【請求項6】回転従動部材が、電動走行車両体の走行駆
    動輪であることを特徴とする請求項1〜請求項2記載の
    回転クラッチ。
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