JP2002275038A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

毛髪用洗浄剤組成物

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JP2002275038A
JP2002275038A JP2001083473A JP2001083473A JP2002275038A JP 2002275038 A JP2002275038 A JP 2002275038A JP 2001083473 A JP2001083473 A JP 2001083473A JP 2001083473 A JP2001083473 A JP 2001083473A JP 2002275038 A JP2002275038 A JP 2002275038A
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Kurashiro Tomizawa
庫司朗 冨澤
Hitomi Kameoka
仁美 亀岡
Aiko Yamamoto
愛子 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染毛剤で染色された毛髪を洗浄した場合に
も、毛髪の色落ちと変色が少なく、かつ、低刺激である
毛髪用洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 塩分含有量がそれぞれ7重量%以下であ
る、一般式(I)の両性界面活性剤及び一般式(II)
のアニオン界面活性剤と、水を含有し、pHが2〜7で
ある毛髪用洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、R1 は炭素数7〜17の炭化水素基を表す) 【化2】 (式中、R2 は炭素数7〜17の炭化水素基を表し、M
はアルカリ金属を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪用洗浄剤組成
物に関する。本発明は、特に、染毛剤で染色された毛髪
を洗浄する場合に、色落ちと変色を防止することがで
き、皮膚刺激の少ない毛髪用洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の美容に関する意識高揚が
めざましく、老若男女を問わず毛髪を明るく染毛する要
求が高まっており、ヘアカラーや俗に言うヘアマニキュ
ア、カラーリンス、カラートリートメント、カラースプ
レーなどの多くの商品が販売されている。これらの商品
は、酸化染料や酸性染料などを毛髪の内部へ浸透させた
り、毛髪表面に吸着させて発色させているが、毛髪をブ
リーチする明るいヘアカラーの需要が高まるにつれて毛
髪の損傷が著しくなり、毛髪からの色落ちや変色が問題
となっている。しかるに、これらのヘアーカラー等の商
品には、通常の洗髪中における染料の流出や変色を防止
する機能を保有していないものがほとんどである。
【0003】このような問題に対して、洗浄剤組成物を
工夫することで、毛髪からの染料流出を防ぐ試みが、例
えば、特開平7−233033号公報、特開平8−29
1027号公報、特開平8−291028号公報などに
開示されているが、その効果は十分に満足できるもので
はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来技術の問題点を解決し、染毛剤で染色された毛髪を
洗浄した場合にも、毛髪の色落ちと変色が少なく、か
つ、低刺激である毛髪用洗浄剤組成物を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、特定の両性界
面活性剤とアニオン界面活性剤とを必須成分として含
み、pHが2〜7である毛髪用洗浄剤組成物を用いて洗
髪した場合に、染毛された毛髪の色落ちと変色が少な
く、低刺激であることを見出し、この知見に基づき本発
明を完成するに至ったものである。
【0006】すなわち、本発明は、塩分含有量がそれぞ
れ7重量%以下である、下記一般式(I)で表される両
性界面活性剤及び下記一般式(II)で表されるアニオ
ン界面活性剤と、水を含有し、pHが2〜7である毛髪
用洗浄剤組成物を提供する。
【0007】
【化4】
【0008】(式中、R1 は炭素数7〜17の炭化水素
基を表す)
【0009】
【化5】
【0010】(式中、R2 は炭素数7〜17の炭化水素
基を表し、Mはアルカリ金属を表す)本発明は、また、
上記各成分に加えてさらに下記一般式(III)で表さ
れるアミノ酸系両性界面活性剤を含む、毛髪用洗浄剤組
成物を提供する。
【0011】
【化6】
【0012】(式中、R3 は炭素数7〜22の炭化水素
基を表す)
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に即し
て、更に説明する。本発明で用いられる上記一般式
(I)で表される両性界面活性剤としては、例えば、ラ
ウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミド
プロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、ミリスチン酸アミドプロピルベタインなどが挙
げられる。そして、これらの両性界面活性剤中の塩分含
有量は、両性界面活性剤の重量に対して7重量%以下で
あることが重要であり、この量が7重量%を超えると毛
髪洗浄用組成物が白濁し、経時で分離する恐れがある。
また、これらの両性界面活性剤は、毛髪洗浄用組成物中
に、1〜30重量%の量で含まれるのが好ましい。
【0014】本発明で用いられる上記一般式(II)で
表されるアニオン界面活性剤としては、例えば、ヤシ油
脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチル
タウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウ
ム、ミリストイルメチルタウリンナトリウムなどが挙げ
られる。そして、これらのアニオン界面活性剤中の塩分
含有量も、また、アニオン界面活性剤の重量に対して7
重量%以下であることが重要であり、この量が7重量%
を超えると毛髪用洗浄剤組成物が白濁し、経時で分離す
る恐れがある。また、これらのアニオン界面活性剤は、
毛髪用洗浄剤組成物中に、1〜30重量%の量で含まれ
るのが好ましい。
【0015】さらに、本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、
上記一般式(III)で表されるアミノ酸系両性界面活
性剤をさらに含むことが好ましく、このアミノ酸系両性
界面活性剤としては、例えば、N−[3−ラウリルオキ
シ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸
塩、N−[3−ミリスチルオキシ−2−ヒドロキシプロ
ピル]−L−アルギニン塩酸塩などが挙げられる。そし
て、これらのアミノ酸系両性界面活性剤は、毛髪用洗浄
剤組成物中に、0.05〜20重量%の量で含まれるの
が好ましい。
【0016】また、本発明の毛髪用洗浄剤組成物には、
上記の界面活性剤成分の他に、従来の毛髪用洗浄剤組成
物に用いられているアニオン界面活性剤、非イオン界面
活性剤、両性界面活性剤等の種々の界面活性剤を、本発
明の効果を損なわない範囲で必要に応じて併用すること
ができる。そして、これらの従来の界面活性剤は、低刺
激性のものが好ましく、アニオン界面活性剤としては、
例えば、ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラ
ウロイル−β−アラニンナトリウム、ラウロイルサルコ
シンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン、イセチオン酸ナトリウムなどのアミノ酸系界面
活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボキ
シレート、ポリオキシエチレンココイルエーテルカルボ
キシレート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカル
ボキシレート、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル
カルボキシレートなどのエーテルカルボン酸系界面活性
剤、モノアルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンアルキルエーテルリン酸塩などのリン酸エステ
ル系界面活性剤、アルキルスルホサクシネート、ポリオ
キシエチレンアルキルスルホサクシネート、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンスルホサクシネートなど
のスルホコハク酸系界面活性剤、アルキル加水分解コラ
ーゲンナトリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンナ
トリウム、アルキル加水分解シルクナトリウムなどの蛋
白加水分解物系界面活性剤、モノアルキルグリセリルサ
ルフェートなどのグリセリルサルフェート、ラウリルジ
メチルアミンオキサイド、ミリスチルジメチルアミンオ
キサイドなどのアミンオキサイド系活性剤等が挙げられ
る。
【0017】また、非イオン界面活性剤としては、ヤシ
油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノ
ールアミド、ミリスチン酸モノエタノールアミド、ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノール
アミド、ミリスチン酸ジノエタノールアミドなどの脂肪
酸アルキロールアミド型界面活性剤、アルキルポリグル
コシド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキル糖アミド、ポ
リグリセリン脂肪酸エステルなどの糖系界面活性剤等が
挙げられる。
【0018】さらに、両性界面活性剤としては、イミダ
ゾリニウム型両性界面活性剤等が挙げられる。また、本
発明の毛髪用洗浄剤組成物には、従来より毛髪用洗浄剤
組成物に使用されている添加物を配合することができ
る。かかる添加物としては、例えば、エチレングリコー
ルジステアレート、エチレングリコールモノステアレー
トなどの懸濁剤、プロピレングリコール、グリセリン、
ポリエチレングリコール、尿素などの保湿剤、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセ
ルロース、高級アルコール、天然高分子類などの粘度調
整剤、ツバキ油、アボガド油、ラノリン誘導体などの油
性成分、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム
に代表されるカチオン性ポリマーなどのコンディショニ
ング剤、その他、蛋白誘導体、動物抽出エキス、香料、
色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、抗フケ剤、殺菌剤、
防腐剤等を本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じ
て配合することができる。
【0019】本発明の毛髪用洗浄剤組成物は、通常の方
法に従って、例えば、混合釜に上記各成分を仕込み、撹
拌、混合して、均質とすることにより製造することがで
きる。このとき、本発明の毛髪用洗浄剤組成物のpHは
2〜7であるのが好ましい。さらに好ましくはpH2.
5〜6.5である。pHが2よりも低い場合、使用した
界面活性剤の加水分解が生じたり、界面活性能が低下す
る恐れがある。また、pHが7よりも高い場合には、毛
髪の洗浄時に褪色防止の効果が得られない恐れがある。
このとき使用するpHの調整剤としては、特に限定され
るものではないが、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸又は
それらのナトリウム塩もしくは水酸化ナトリウムが好ま
しい。
【0020】
【実施例】以下、本発明を、実施例をもってさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定
されるものではない。なお、例中に述べる各種特性の評
価の試験は、下記のようにして行ったものである。
【0021】実施例1〜7及び比較例1 褪色性試験 pHを2〜8に調整した下記組成の毛髪用洗浄剤組成物
の10重量%水溶液中に、下記組成の酸化染毛剤で染毛
したヤク毛の毛束を40℃で3時間浸漬した後、毛束の
褪色性を評価した結果を表1に記す。なお、下記におい
て、部は重量部を示す。
【0022】 毛髪用洗浄剤組成物 ラウリン酸アミドプロピルベタイン水溶液(界面活性剤分30重量%、塩 分3重量%[対界面活性剤]) 20部 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム水溶液(界面活性剤分30重量% 、塩分3重量%[対界面活性剤]) 20部 精製水 60部 クエン酸又は水酸化ナトリウムで所定のpHに調整する 染毛 下記1剤と2剤とを1:1で使用し、染毛した。
【0023】 1剤: オレイン酸 20部 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 15部 イソプロピルアルコール 10部 アンモニア水 10部 エデト酸二ナトリウム 0.3部 無水亜硫酸ナトリウム 0.5部 パラフェニレンジアミン 0.5部 硫酸4,4’−ジアミノジフェニルアミン 0.5部 レゾルシン 0.4部 塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール 0.7部 精製水 42.1部 2剤: 過酸化水素水 17部 エデト酸二ナトリウム 0.2部 リン酸 0.05部 精製水 82.75部 評価 2級:毛束の色がほとんど褪色していない 4級:毛束の色がやや褪色している 6級:毛束の色が少し褪色している 8級:毛束の色がかなり褪色している 10級:毛束の色が未処理毛とおなじ位まで、ひどく褪
色している なお、3級は2級と4級の中間位を、5級は4級と6級
の中間位を表す。
【0024】結果を下記の表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】上記の結果から、pHが2〜6.5(実施
例1〜6)の毛髪用洗浄剤組成物で、特に褪色が少ない
ことがわかる。 実施例8〜13及び比較例2〜12 下記の表3及び表4に記載の配合組成により、実施例8
〜13及び比較例2〜12の毛髪用洗浄剤組成物を調製
した。表中の成分量は重量部を表し、精製水で合計10
0部とし、pHをクエン酸又は水酸化ナトリウムを用い
て調整した。得られた実施例8〜13及び比較例2〜1
2の毛髪用洗浄剤組成物を用いて、下記の試験方法によ
り、刺激性、色落ち、変色について評価した結果を表3
及び表4に記す。
【0027】刺激性試験 被験者10人の上腕内側部に、毛髪用洗浄剤組成物の2
0重量%溶液0.1mLを滴下したパッチ布を貼付し、
6時間閉塞パッチテストを行った。その後パッチ布を取
り除き、24時間経過した後に、発赤、腫脹、水疱・び
らんの有無により、下記の表2に示す基準でスコアを付
ける。
【0028】
【表2】
【0029】次に、各被験者のスコアーの総和を被験者
数で除した値を100倍し、この値を評価点とする。こ
の評価点を下記の基準で○〜×として評価する。 ○:評価点 0〜20未満 △:評価点 20〜40未満 ×:評価点 40以上 色落ち試験 酸化染毛剤、酸性染毛料で染毛したヤクの毛束を毛髪用
洗浄剤組成物で2回洗浄した後、風乾させる。この一連
の操作を50回繰り返した後の色落ちの度合いを目視に
て、下記の基準で評価した。
【0030】 ◎:色落ちがない ○:色落ちがほとんどない △:色落ちがある ×:色落ちが激しい 変色試験 酸化染毛剤、酸性染毛料で染毛したヤクの毛束を毛髪用
洗浄剤組成物で2回洗浄した後、風乾させる。この一連
の操作を50回繰り返した後の変色の度合いを目視に
て、下記の基準で評価した。
【0031】 ○:変色がないかもしくはほとんどない △:変色がある ×:変色が激しい
【0032】
【表3】
【0033】両性界面活性剤1:ラウリン酸アミドプロ
ピルベタイン水溶液(界面活性剤分30重量%、塩分3
重量%[対界面活性剤]) アニオン界面活性剤1:ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナ
トリウム水溶液(界面活性剤分30重量%、塩分3重量
%[対界面活性剤]) 両性界面活性剤2:N−[3−アルキルオキシ−2−ヒ
ドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩(アルキ
ル:ラウリル/ミリスチル混合物)
【0034】
【表4】
【0035】アニオン界面活性剤2:ポリオキシエチレ
ン(2モル)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液
(界面活性剤分30重量%) アニオン界面活性剤3:ポリオキシエチレン(2モル)
ラウリルエーテルトリエタノールアミン塩水溶液(界面
活性剤分30重量%) アニオン界面活性剤4:ラウリル硫酸ナトリウム水溶液
(界面活性剤分30重量%) アニオン界面活性剤5:ポリオキシエチレン(2モル)
スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム水溶液(界面活性
剤分30重量%) 上記の結果より、実施例8〜13の毛髪用洗浄剤組成物
は、比較例2〜12のものに比べて低刺激性であり、染
色された毛髪の色落ちも少なく、変色も少ないものであ
ることがわかる。
【0036】実施例14 次の配合組成からなる毛髪用洗浄剤組成物を調製し、前
記の方法で刺激性、色落ち、変色を評価した。なお、部
は重量部を表す。 配合組成 ラウリン酸アミドプロピルベタイン水溶液(界面活性剤分30重量%、塩 分3重量%[対界面活性剤]) 40部 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム水溶液(界面活性剤分30重量% 、塩分3重量%[対界面活性剤]) 20部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3部 加水分解ケラチン液 3部 カチオン化セルロース 0.5部 メチルパラベン 0.2部 香料 0.2部 精製水 33.1部 クエン酸でpHを4に調整する。
【0037】評価の結果、この毛髪用洗浄剤組成物は、
低刺激性で、染色された毛髪の色落ちも少なく、変色も
少ないものであることがわかった。 実施例15 次の配合組成からなる毛髪用洗浄剤組成物を調製し、前
記の方法で刺激性、色落ち、変色を評価した。なお、部
は重量部を表す。
【0038】 配合組成 ラウリン酸アミドプロピルベタイン水溶液(界面活性剤分30重量%、塩 分3重量%[対界面活性剤]) 30部 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム水溶液(界面活性剤分30重量% 、塩分3重量%[対界面活性剤]) 10部 2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ ニウムベタイン(アルキル:ヤシアルキル) 5部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2部 N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン 塩酸塩(アルキル:ラウリル/ミリスチル混合物) 1部 加水分解ケラチン液 3部 カチオン化セルロース 0.2部 メチルパラベン 0.2部 香料 0.2部 精製水 48.4部 クエン酸でpHを5に調整する。
【0039】評価の結果、この毛髪用洗浄剤組成物は、
低刺激性で、染色された毛髪の色落ちも少なく、変色も
少ないものであることがわかった。
【0040】
【発明の効果】本発明の毛髪用洗浄剤組成物によって染
毛剤で染色された毛髪を洗髪すれば、色落ちと変色を防
止することができ、また洗髪に際して低刺激性でもあ
る。特定のアミノ酸系両性界面活性剤がさらに配合され
た本発明の毛髪用洗浄剤組成物を用いると、色落ちと変
色の防止効果が一段と優れたものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 愛子 福井県福井市文京4丁目23番1号 日華化 学株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB271 AB272 AC302 AC482 AC542 AC581 AC582 AC642 AC691 AC692 AC712 AC782 AC791 AC792 AD132 AD442 BB05 BB07 CC38 DD23 DD27 EE07 EE10 EE21 4H003 AB23 AC13 AD02 AD04 BA12 DA02 EA21 EB08 EB09 EB42 EB44 ED02 FA02 FA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩分含有量がそれぞれ7重量%以下であ
    る、下記一般式(I)で表される両性界面活性剤及び下
    記一般式(II)で表されるアニオン界面活性剤と、水
    を含有し、pHが2〜7である毛髪用洗浄剤組成物。 【化1】 (式中、R1 は炭素数7〜17の炭化水素基を表す) 【化2】 (式中、R2 は炭素数7〜17の炭化水素基を表し、M
    はアルカリ金属を表す)
  2. 【請求項2】 さらに下記一般式(III)で表される
    アミノ酸系両性界面活性剤を含む、請求項1に記載の毛
    髪用洗浄剤組成物。 【化3】 (式中、R3 は炭素数7〜22の炭化水素基を表す)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009249474A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Adeka Corp 酸性洗浄剤組成物
JP2011157459A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nof Corp 界面活性剤及び洗浄剤組成物
JP2011207801A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nof Corp 毛髪洗浄剤組成物

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