JP2002274719A - ウェブ搬送装置 - Google Patents

ウェブ搬送装置

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JP2002274719A
JP2002274719A JP2001075192A JP2001075192A JP2002274719A JP 2002274719 A JP2002274719 A JP 2002274719A JP 2001075192 A JP2001075192 A JP 2001075192A JP 2001075192 A JP2001075192 A JP 2001075192A JP 2002274719 A JP2002274719 A JP 2002274719A
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JP
Japan
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web
tension
transport
drum
applying mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001075192A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sato
充 佐藤
Takeshi Terakado
武 寺門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の構成では、多種多様のウェブを正確に搬
送することは難しいため、搬送時におけるウェブの張力
を高精度に、しかも簡単に張力の可変を行える搬送装置
を提供する。 【解決手段】ウェブの張力を可変可能な機構と、前記手
段のウェブ搬送方向下流に位置し、ウェブの張力の強弱
を可視化する機構を設けることによって、ウェブの適切
張力を得ることが可能な搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブの張力付与
機構を設けたウェブ搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送り穴を持たないウェブの搬送装置に
は、ウェブ上下から挟んで搬送させる方式が広く用いら
れているが、この場合ウェブ搬送機構の前後では一定以
上の張力をウェブに与えておくことが必要である。ウェ
ブの張力が無い状態で搬送を行うとウェブの斜行が発生
し易くなり、ウェブの安定搬送ができなくなる。そこ
で、従来は複数のシャフト又は従動可能なローラを配置
し、ウェブのパスを複雑にして張力を与えることで安定
した搬送を行おうとしていた。しかし、ウェブは多種多
様であり、前記シャフト又は従動可能なローラでは、ウ
ェブの張力を一定に保つことが難しく、必ずしも安定し
た搬送は行われていなかった。
【0003】つまり、安定した搬送を実現させようとす
ると、ウェブの種類は限定されてしまい、ユーザのニー
ズに対応ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多種多様のウェブを正
確に搬送することは難しく、搬送時におけるウェブ張力
を高精度にしかも、簡単に張力の可変を行う必要性が生
じてきている。
【0005】本発明の目的は、ウェブの搬送を安定して
行なうことが可能な搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、前記のウ
ェブ張力付与機構に外部から簡単に操作可能なウェブ張
力可変手段を設けることで達成される。また、ウェブに
加えられる張力の強弱を目視可能にするためのバッファ
機構を設けることでさらに容易に達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図2にて
説明する。
【0008】給紙装置(図示せず)から送り出されたウ
ェブWは、ウェブWを一時的に蓄える蓄積部に送り込ま
れる。蓄積部では、ウェブWは弛んでおり張力は、ほと
んどかかっていない状態である。次にウェブWは張力付
与機構1に送り込まれ、ガイドシャフト13、ガイド7
を経て主にウェブWを搬送する搬送ローラ8、9によっ
て印写部16、定着装置17に送り込まれる。搬送ロー
ラ9は駆動源を持つ駆動ローラとして設けられており、
搬送ローラ8はバネの弾性力によってウェブWを介して
搬送ローラ9に圧接された従動ローラとして設けられて
いる。
【0009】張力付与機構1は、駆動源を持たないドラ
ム2と、このドラム2に圧接して設けられた押圧ローラ
3と、ウェブ搬送路上において移動可能に支持されたド
ラム4とから構成されている。ここで、ドラム2は固定
して設けられたものであってもよいし、あるいは搬送さ
れるウェブWとの接触により連れ回りする従動回転ドラ
ムとして設けられてもよい。ドラム2に押圧する押圧ロ
ーラ3は従動ローラとして設けられており、本例におい
ては、ウェブWの幅方向において複数に分割して配置さ
れたローラ構成となっている。また、ドラム4は、回転
中心4aを持ち、軸受4bにより回動可能に支持された
アーム5の自由端に固定されており、バネ6によってウ
ェブWの面に付勢されている。上記の張力付与機構1を
設けることによってウェブWの張力が一定に保たれるよ
うになる。
【0010】ウェブWの種類(連量及び幅)のニーズは
多種多様にわたるため、ウェブWに与える適切な張力が
各々異なる。例えば、薄いウェブの場合、張力が弱いと
ウェブWの走行がガイド7上で不安定となり、多大な斜
行が発生してしまい、ジャムに到るなど正常なウェブW
の搬送が不可能となってしまう。
【0011】また、搬送ローラ8、9の搬送力は、薄いウ
ェブの方が厚いウェブより弱いため、張力の影響を受け
やすい。つまり、薄いウェブにおいて張力が過度に強い
場合は搬送ローラ8、9での搬送力に対し張力が、逆方向
に働いてしまうため、搬送力は減少してしまう。この場
合ウェブWは正規の速度で搬送されず、遅れが生じるた
めウェブW上の正確な位置に印刷が行われず、位置ずれ
となってしまっていた。また、ウェブWの幅が小さい
程、幅方向の単位長さ当りにかかる張力が増加し、同じ
張力でも影響を受け易いことがわかっている。
【0012】そこで、ウェブWの連量、幅によって張力
を高精度に調整することでウェブの斜行、画像の位置ず
れを少なくし、常に一定で良好な画像品質を得る必要が
ある。
【0013】以下、図1を用い説明する。
【0014】押圧ローラ3は板ハ゛ネ3aを介してシャフ
ト10に固定されており、板ハ゛ネ3aの弾性力によりド
ラム2に押圧される構成になっている。シャフト10は
軸受11によりフレーム12に回動可能に保持されいる。
【0015】また、シャフト10の印刷装置正面側の端
部には、レバー14がネジにより保持されている。さら
にネジ15が、レバー14の先端部を、押すことが可能
なようにフレーム12の切り曲げ部で保持される。ネジ
15には、ツマミの付いており、ツマミを回すことによって、
ウェブWの張力を任意に調整可能である。ネジ15を右
に回すと押圧ローラ3がドラム4に強く当たる。つま
り、ウェブWに与える負荷が増加しウェブの張力が増
す。左に回すと、押圧ローラ3がドラム4に弱く当る。
つまり、ウェブWに与える負荷が減少し、ウェブの張力
が減少する。
【0016】また、ウェブWの張力はウェブ張力可変手
段の進行方向下流に設けられたバッファ機構のドラム4
の位置により、強弱を目視化が可能である。
【0017】ウェブWの張力が弱い場合は、バネ6を伸
ばすことができず、ドラム4の位置は左側に位置する。
逆に強い場合はバネ6を伸ばす方向に張力が働き、右側
に位置する。ユーザは、ウェブWの種類の違いにより、
バッファ機構のドラム4の位置を確認し、スクリュウシ
ャフト15にてドラム4の位置を確認することにより、
適切な張力が簡単にしかも高精度に設定可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の搬送装置によ
れば、ウェブの張力を任意に調整可能なウェブの張力付
与機構と、ウェブの張力を目視可能なハ゛ッファ機構を設け
たことにより、ウェブの種類にかかわらず搬送を安定し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置に用いられるウェブの張力付
与機構を示す概略図
【図2】本発明のウェブ搬送装置を搭載した印刷装置の
一実施例を示す模式図
【符号の説明】
1…ウェブ張力付与装置、2…ドラム、3…押圧ロー
ラ、4…ドラム、5…アーム、6…バネ、7…ガイド、
8、9…搬送ローラ、10…シャフト、11…軸受、1
2…フレーム、13…ガイドシャフト、14…レバー、
15…ネジ、16…印写部、17…定着装置、W…ウェ
ブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り穴を持たないウェブの搬送を行なう
    搬送機構と前記搬送機構の上流側に設けられたウェブに
    張力を与えるウェブ張力付与機構を有するウェブ搬送装
    置において、ウェブの種類によって張力を任意に変更す
    ることを可能にするウェブ張力可変手段をウェブ張力付
    与機構中に備えたことを特徴とするウェブ搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のウェブ搬送装置であって、ウ
    ェブ張力付与機構は、ウェブを挟むドラムと押圧ローラ
    で構成し、ウェブ張力可変手段をネジで構成した事を特
    徴とするウェブ搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のウェブ搬送装置であって、ウ
    ェブ搬送機構とウェブ張力付与機構との間に、ウェブに
    加えられる張力の強弱を目視可能にするためのバッファ
    機構を有することを特徴とするウェブ搬送装置。
JP2001075192A 2001-03-16 2001-03-16 ウェブ搬送装置 Pending JP2002274719A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015054787A1 (en) * 2013-10-16 2015-04-23 Cascades Canada Ulc Rolled product dispenser
JP2018034471A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US10045669B2 (en) 2014-06-27 2018-08-14 Cascades Canaga Ulc Rolled product dispenser
CN116764794A (zh) * 2023-07-05 2023-09-19 安徽清禾生物科技有限公司 一种生物质颗粒加工用木材破碎机

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