JP2004175058A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の搬送ローラがロール紙を挟持する挟持力を強めなくても搬送量(送り量)が変動しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16を挟持しながら引き出して搬送する際にこれら搬送ローラ18及び搬送コロ20に作用する負荷を一定にする負荷付与ユニット110を備えた。負荷付与ユニット110は、ロール状部分16bの外周面を押圧する3つの押圧装置120から構成されている。
これら3つの押圧装置120は、ロール状部分16bの幅方向(図1の紙面に垂直な方向)に等間隔で配置されている。2つの押圧装置120は、ロール状部分16bの幅方向両端部に一つずつ配置されており、残りの1つの押圧装置120は、ロール状部分16bの幅方向中央部に配置されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、例えば大判サイズのロール紙に画像を形成するのに好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータやワークステーションの出力装置の一つとして、現像剤を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真方式画像形成装置や、記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が知られている。これらの画像形成装置のなかには、ロール状に巻かれたロール紙をその一端から引き出しながら、この引き出した部分(引出部分)に画像を形成するものがある。このような画像形成装置の一例について図6を参照して説明する。
【0003】
図6は、従来のインクジェット方式の画像形成装置の一例であるプロッタを示す模式図である。
【0004】
プロッタ10は、インクが吐出する複数のインク吐出口が形成された印字ヘッド12と、この印字ヘッド12を搭載して主走査方向(図6の紙面に垂直な方向)に往復動するキャリッジ14とを備えている。また、プロッタ10は、上記の主走査方向に直交する矢印A方向(記録紙搬送方向であり、副走査方向という)に例えばロール紙16などの記録媒体を断続的に搬送する搬送ローラ18及び搬送コロ20なども備えている。ロール紙16などの記録媒体は搬送ローラ18と搬送コロ20に挟持されながら搬送される。
【0005】
また、プロッタ10は、ロール紙16の先端部(引出部分16aの先端部)が差し込まれる一対の給紙ローラ22や、この給紙ローラ22によって給紙されたロール紙16を搬送方向に案内する湾曲したガイド板24及び複数のガイドローラ26なども備えている。さらに、プロッタ10には、記録媒体が載置されるプラテン28が形成されている。
【0006】
ロール紙16に画像を形成する際は、給紙ローラ22にロール紙16の先端部を差し込み、給紙ローラ22が回転して先端部を搬送し、この先端部を搬送ローラ18及び搬送コロ20に挟持させる。その後、ロール紙16の引出部分16aを搬送ローラ18と搬送コロ20とに挟持させながら所定量(所定長さであり、後述する1バンド分の長さ)だけ矢印A方向に搬送して搬送ローラ18と引出部分16aを一旦停止させる。この停止中に、キャリッジ14を主走査方向に往復動させながら、ロール紙16の引出部分16aのうち印字ヘッド12の下方(画像形成領域)に位置する部分に、印字ヘッド12からインクを吐出して1バンド分の画像を形成(印字)する。その後、搬送ローラ18と搬送コロ20と引出部分16aを挟持しながら上記の1バンド分の所定長さだけ引出部分16aをさらに引き出す(所謂バンド送りをする)。このようにロール紙16を搬送して画像形成領域に新たに位置する領域に次のバンド分の画像を形成する動作を繰り返す。
【0007】
ロール紙16の引出部分16aを搬送ローラ18と搬送コロ20とで挟持しながら搬送する際には、ロール紙16のうちロール状に巻かれた部分(ロール状部分16b)が回転軸17を中心にして回転する。また、ロール紙16を引き出して画像を繰り返して形成していくことにより、ロール状部分16bの直径がL1からL2まで小さくなる。
【0008】
印字するためにロール紙16を搬送ローラ18で所定量引き出すと、ロール紙16は芯を軸受で支持されているため、引き出しによる慣性力で所定量以上(余分量)引き出されることがある。この余分量は装置内でたるみとなる。
【0009】
次の搬送のとき、搬送ローラ18の搬送力はたるみがある場合と無い場合とでは異なり、搬送ローラ18の搬送量にバラツキを生じる。このバラツキは印字品位を低下させる。
【0010】
そこで、このたるみの発生を防止するため、ロール紙16の芯を保持しているスプール軸にトルクリミッタ等によって負荷をかけ、回転に常時ブレーキをかけている。これにより、引き出した際に生じる慣性力による回転を防いでいる。
【0011】
ところが、このブレーキによる負荷はロール紙16の回転中心近傍にかけているのでロール紙16の外径によって大小する。外径が大きいほどブレーキに抗する力は小さく、外径が小さいほどブレーキに抗する力は大きくなる。
【0012】
このため、たるみは発生しないが搬送ローラの引き出し力はロール紙16の外径の大きさによって大小する。
【0013】
そこで、上記のような負荷の変動の影響を無くすために、搬送ローラ18と搬送コロ20とが引出部分16aを挟持する挟持力を強めている。ところが、様々な種類の記録媒体が使用されている現在においては、例えば、表面がデリケートな光沢紙や光沢フィルムが使用されることもある。
【0014】
このようなデリケートな表面の記録媒体を使用する場合、強い挟持力で搬送ローラ18と搬送コロ20に記録媒体を挟持させたときは、記録媒体の表面が傷付くことがある。また、搬送ローラ18にゴムが含有されているときは、このゴムの成分が記録媒体の表面に滲み出ることもある。このため、高品質の画像を形成するために上記の挟持力を強めることには限界がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み、一対の搬送ローラがロール紙を挟持する挟持力を強めなくても搬送量(送り量)が変動しない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、ロール状に巻かれたロール紙をその一端から引き出しながらこの引き出した引出部分を挟持して搬送する一対の搬送ローラを備え、該搬送ローラでロール紙を所定量ずつ引き出しながら搬送してこの引出部分に画像を形成する画像形成装置において、
(1)前記搬送ローラがロール紙を引き出しながら搬送する際に該搬送ローラに作用する負荷を一定にする負荷付与手段を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
ここで、
(2)前記負荷付与手段は、ロール紙のうちロール状に巻かれているロール状部分の外周面を押圧すると共に、この押圧力を前記ロール状部分の直径に応じて変更するものであってもよい。
【0018】
また、
(3)前記負荷付与手段は、
(3−1)前記ロール状部分の外周面を押圧しながら回転する回転体と、
(3−2)該回転体を前記ロール状部分の外周面に押し付ける付勢部材とを備えてもよい。
【0019】
さらに、
(4)前記回転体は、前記ロール状部分の幅方向に等間隔で配置された同一形状のものであってもよい。
【0020】
さらにまた、
(5)前記回転体がその一端部に回転自在に固定されると共にその他端部に所定の残量マークが形成された、前記ロール状部分の幅方向に交差する方向に延びる回転体保持部材と、
(6)前記回転体保持部材が回動するときの中心軸となる、前記一端部と前記他端部の間に形成された回動中心軸とを備えてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の画像形成装置の一実施形態を説明する。
【0022】
図1から図3までを参照して、本発明の画像形成装置の一例であるインクジェット方式のプロッタを説明する。
【0023】
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるインクジェット方式のプロッタを示す模式図である。図2は、負荷付与ユニットを示す斜視図である。図3(a)は、残量マークの移動状態を示す上面図であり、(b)は、負荷付与ユニットを示す部分拡大図である。これらの図では、図6に示された構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0024】
プロッタ100は、図6で示したプロッタ10と同様に、印字ヘッド12、キャリッジ14、搬送ローラ18及び搬送コロ20(この両者が本発明にいう一対の搬送ローラの一例である)などを備えている。プロッタ100の特徴は、搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16を挟持しながら引き出して搬送する際にこれら搬送ローラ18及び搬送コロ20に作用する負荷を一定にする負荷付与ユニット110を備えた点にある。
【0025】
負荷付与ユニット110は、ロール状部分16bの外周面を押圧する押圧装置120から構成されている。ここでいうロール状部分16bとは、ロール紙保持装置40に保持されたロール紙16のうちロール状に巻かれている部分をいう。
押圧装置120は、図2に示すように、ロール状部分16bの幅方向(図1の紙面に垂直な方向であり、図2の矢印B方向)に等間隔で複数個配置されている。
2つの押圧装置120は、ロール状部分16bの幅方向両端部に一つずつ配置されており、残りの1つの押圧装置120は、ロール状部分16bの幅方向中央部に配置されている。また、3つの押圧装置120は同一形状(同じ構造)である。なお、4つ以上の押圧装置120を配置してもよい。また、2つ以下の押圧装置120を配置してもよい。
【0026】
押圧装置120は、板状の回転体保持部材122を有する。この回転体保持部材122は、ロール状部分16bの幅方向に直交して延びている細長いものである。回転体保持部材122の長手方向一端部(下端部)には、ロール状部分16bに向かって突出した一対の支持板124(図3では一方のみ示す)が形成されている。この一対の支持板124には、コロで構成された回転体126が回転自在に固定されている。
【0027】
回転体126は、ロール状部分16bの外周面に直接に接触する。回転体126の回転中心軸126aは、ロール状部分16bの回転中心軸に平行である。また、上述したように押圧装置120はロール状部分16bの幅方向に等間隔で配置されているので、3つの回転体126もロール状部分16bの幅方向に等間隔で配置されていることとなる。回転体126は、後述するように、ロール状部分16bの直径が小さくなるに伴ってロール状部分16bの直径方向(矢印E方向)に移動する。
【0028】
回転体保持部材122の長手方向中央部には、支持板124とは反対の方向に突出した一対の中心軸支持板128が形成されている。この中心軸支持板128には孔が形成されており、この孔には、回動中心軸128aが挿入されている。
回動中心軸128aは、回転体126の回転中心軸126aに平行に延びている。
【0029】
回転体保持部材122のうち長手方向他端部(上端部)と中心軸支持板128との中間部分には、引張コイルばね130(本発明にいう付勢部材の一例である)の一端部が引っ掛けられて固定されている。引張コイルばね130は、回転体保持部材122のうち中心軸支持板128が突出している側(裏側)に配置されている。引張コイルばね130の他端部は、プロッタ100の本体に固定されている。引張コイルばね130は、回転体保持部材122のうち引張コイルばね130の一端部が引っ掛けられている部分を、引張コイルばね130の他端部に引き寄せるように付勢している。従って、回転体保持部材122は回動中心軸128aを中心にして矢印C方向に回動するように引張コイルばね130に付勢されている。この回動に伴って回転体126も移動するので、回転体126は引張コイルばね130によってロール状部分16bの外周面に常に直接に接触して押し付けられる。
【0030】
回転体保持部材122の長手方向他端部(上端部)には、ロール状部分16bの残量を示すための残量マーク132が形成されている。回転保持部材122が回動中心軸128aを中心にして回動するに伴ってその長手方向他端部が移動するので、残量マーク132も移動する。プロッタ100の排出ガイド102には、残量マーク132を目視するために孔102aが形成されている(孔102aに代えて透明材にしてもよい)。孔102aの周辺には、ロール紙16の残量を目視するための「F」と「E」が刻まれている。
【0031】
ロール紙16が新品(未使用)のときはロール状部分16bの直径も大きいので、図3(a)に示すように残量マーク132が「F」を指す。ロール紙16が使用されてその残量が少なくなったときはロール状部分16bの直径が小さくなるので、図3(a)に示すように残量マーク132が「E」を指す。このように残量マーク132を目視するだけでロール紙16の残量を確認できる。
【0032】
なお、上記のように目視で残量を確認することに代えて、ロール紙16の残量が所定量以下になったときの回転保持部材122の長手方向他端部(上端部)の位置をフォトセンサ等で検知して、画像形成を自動的に停止してユーザに知らせるように構成してもよい。
【0033】
図4と図5を参照して、ロール状部分16bの直径が変わったときにおける負荷付与ユニットの挙動を説明する。
【0034】
図4は、ロール紙が新品(未使用)のときの負荷付与ユニットを示す模式図である。図5は、ロール紙が使用されてその残量が少なくなったときの負荷付与ユニットを示す模式図である。これらの図では、図1から図3までに示された構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
ロール紙16を回転させるときに発生する回転負荷をまとめると、
(1) ロール紙16の重量による負荷
(2) 回転後の慣性モーメントを消去するため常時働くブレーキによる負荷
(3) 本発明の押圧装置による負荷
ここで(1)の負荷はロール紙16の芯を保持して回転させるスプールの両端に軸受を設けているので、負荷は微かであり、ロール紙16の外形の大小による負荷の差は無視できる。
(2)の負荷はスプールの軸にかけているので、負荷の発生箇所は回転中心近傍である。このため、この負荷に抗する力はロール紙16の外径が大きいと小さく、小さいと大きくなる。
(3)の負荷はロール紙16の外径が大きいと引張コイルばね130の変化量が大きいので、負荷が大となる。一方、ロール紙16の外径が小さいと引張コイルばね130の変化量が小さいので負荷が小となる。
【0035】
以上のことを詳細に説明する。
【0036】
ロール紙16が新品のときはロール状部分16bの直径は大きいので、引張コイルばね130の付勢力に打ち勝ってロール状部分16bの外周面が回転体126を矢印C方向とは反対方向に押しており、図4に示すように、押圧装置120の回転体保持部材122はほぼ立った状態になっている。この場合、ロール状部分16bの回転負荷はF1(回転の抵抗力に打ち勝つ力)である。また、押圧装置120は、ロール状部分16bの外周面に回転体126を押し付けることにより、ロール状部分16bを回転させにくくする負荷f1をロール状部分16bに付与している。
【0037】
従って、ロール紙16の重量による回転負荷を無視すると、搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16の引出部分16aを挟持しながら搬送するときには、搬送ローラ18及び搬送コロ20には(F1+f1)の力が作用している。
即ち、搬送ローラ18と搬送コロ20が引出部分16aを挟持する挟持力が(F1+f1)を超えるときにロール紙16は搬送されることとなる。
【0038】
ロール紙16が使用されてロール状部分16bの直径が小さくなったときは、回転体保持部材122が回動中心軸128aを中心にして矢印D方向に回動するので、図5に示すように、引張コイルばね130の付勢力によって回転体126はロール状部分16bに追随してその外周面に接触したまま移動する。この場合、引張コイルばね130が縮むほどその付勢力(回転体保持部材122の上端部を矢印D方向に引っ張る力)は弱まる。このため、ロール状部分16bの直径が小さくなったときは、押圧装置120がロール状部分16bを回転させにくくする負荷f2はf1よりも弱まる。また、ロール状部分16bの直径が小さくなったときは、ロール状部分16bのブレーキによる負荷F2がF1よりも大きくなる。
【0039】
従って、搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16の引出部分16aを挟持しながら搬送するときには、搬送ローラ18及び搬送コロ20には(F2+f2)の力が作用している。即ち、ロール状部分16bの直径が小さくなったときは、搬送ローラ18と搬送コロ20が引出部分16aを挟持する挟持力が(F2+f2)を超えるときにロール紙16は搬送されることとなる。
【0040】
上記した(F1+f1)と(F2+f2)が等しく(若しくはほぼ等しく)なるように引張コイルばね130のばね力(付勢力)が設定されている。また、ロール状部分16bの直径が、図4と図5に示す直径の間の大きさのときも、ロール状部分16bを回転させるための力Fと、押圧装置120がロール状部分16bを回転させにくくする負荷fとの合計が、(F1+f1)及び(F2+f2)と等しく(若しくはほぼ等しく)なるように引張コイルばね130のばね力(付勢力)が設定されている。この結果、負荷付与ユニット110は、搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16を挟持しながら引き出して搬送する際にこれら搬送ローラ18及び搬送コロ20に作用する負荷を一定にする。従って、搬送ローラ18及び搬送コロ20がロール紙16を挟持する挟持力を強めなくても搬送量(送り量)が変動せず、一定の搬送量を保てる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の画像形成装置では、ロール紙を所定量(所定長さ)ずつ引き出しながら搬送する搬送ローラに作用する負荷が負荷付与手段によって一定となる。従って、ロール紙のうちロール状に巻かれているロール状部分の直径が変わっても、搬送ローラがロール紙を搬送する際にこの搬送ローラに作用する負荷は一定となる。この結果、ロール紙が搬送ローラによって引き出されるときの所定量(送り量)は常に同じ長さとなる。従って、一対の搬送ローラがロール紙を挟持する挟持力を強めなくても送り量が変動しないので、画像不良が防止される。
【0042】
ここで、前記負荷付与手段は、ロール紙のうちロール状に巻かれているロール状部分の外周面を押圧すると共に、この押圧力を前記ロール状部分の直径に応じて変更するものである場合は、搬送ローラに作用する負荷を容易に一定にできる。
【0043】
また、前記負荷付与手段は、前記ロール状部分の外周面を押圧しながら回転する回転体と、該回転体を前記ロール状部分の外周面に押し付ける付勢部材とを備えた場合は、搬送ローラに作用する負荷をいっそう容易に一定にできる。
【0044】
さらに、前記回転体は、前記ロール状部分の幅方向に等間隔で配置された同一形状のものである場合は、搬送ローラに作用する負荷をいっそう確実に一定にできる。
【0045】
さらにまた、前記回転体がその一端部に回転自在に固定されると共にその他端部に所定の残量マークが形成された、前記ロール状部分の幅方向に交差する方向に延びる回転体保持部材と、前記回転体保持部材が回動するときの中心軸となる、前記一端部と前記他端部の間に形成された回動中心軸とを備えた場合は、ロール状部分の直径が小さくなるにつれて回転体保持部材が回動してその他端部が動くので、ロール紙の残量を目視で判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例であるインクジェット方式のプロッタを示す模式図である。
【図2】負荷付与ユニットを示す斜視図である。
【図3】(a)は、残量マークの移動状態を示す上面図であり、(b)は、負荷付与ユニットを示す部分拡大図である。
【図4】ロール紙が新品(未使用)のときの負荷付与ユニットを示す模式図である。
【図5】ロール紙が使用されてその残量が少なくなったときの負荷付与ユニットを示す模式図である。
【図6】従来のインクジェット方式の画像形成装置の一例であるプロッタを示す模式図である。
【符号の説明】
16 ロール紙
16a ロール紙の引出部分
16b ロール紙のロール状部分
100 プロッタ
110 負荷付与ユニット
120 押圧装置
122 回転体保持部材
126 回転体
130 引張コイルばね
132 残量マーク

Claims (5)

  1. ロール状に巻かれたロール紙をその一端から引き出しながらこの引き出した引出部分を挟持して搬送する一対の搬送ローラを備え、該搬送ローラでロール紙を所定量ずつ引き出しながら搬送してこの引出部分に画像を形成する画像形成装置において、
    前記搬送ローラがロール紙を引き出しながら搬送する際に該搬送ローラに作用する負荷を一定にする負荷付与手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記負荷付与手段は、
    ロール紙のうちロール状に巻かれているロール状部分の外周面を押圧すると共に、この押圧力を前記ロール状部分の直径に応じて変更するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記負荷付与手段は、
    前記ロール状部分の外周面を押圧しながら回転する回転体と、
    該回転体を前記ロール状部分の外周面に押し付ける付勢部材とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転体は、
    前記ロール状部分の幅方向に等間隔で配置された同一形状のものであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記回転体がその一端部に回転自在に固定されると共にその他端部に所定の残量マークが形成された、前記ロール状部分の幅方向に交差する方向に延びる回転体保持部材と、
    前記回転体保持部材が回動するときの中心軸となる、前記一端部と前記他端部の間に形成された回動中心軸とを備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007245545A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Seiko Epson Corp 搬送装置、搬送方法、記録装置及び記録方法
JP2007245544A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Seiko Epson Corp 搬送装置、搬送方法、記録装置及び記録方法
JP2010076302A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nec Personal Products Co Ltd ブレーキ機構及びプリンタ装置

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