JPH0939327A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0939327A
JPH0939327A JP21811495A JP21811495A JPH0939327A JP H0939327 A JPH0939327 A JP H0939327A JP 21811495 A JP21811495 A JP 21811495A JP 21811495 A JP21811495 A JP 21811495A JP H0939327 A JPH0939327 A JP H0939327A
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JP
Japan
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recording
recording medium
recording paper
medium
roller
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Pending
Application number
JP21811495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Fukatsu
深津正義
Sachio Shibata
柴田佐知夫
Takashi Fujiwara
隆 藤原
Yoshitaka Shimizu
清水剛毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な記録紙移送を行える記録装置を提供
する。 【構成】 記録媒体を移送する媒体移送部をサーマルヘ
ッド等からなる記録部の後段に設ける構成または記録媒
体ストック部と記録部との間で記録媒体に接触して所定
の負荷を与える負荷手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移送される記録媒体
に所望の記録を行う記録装置に関し、特に記録媒体の移
送機構の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移送される記録媒体に所望の記録を行う
記録装置としては、例えばラインサーマルヘッドを用い
た記録装置があった。この種の一般的装置は、プラテン
ローラとサーマルヘッドとを記録すべき記録媒体を挟ん
で所定の圧力で互いに圧接する構成を有していた。そし
て、プラテンローラを回転させて、該プラテンローラと
サーマルヘッドとの間で記録媒体を摩擦送りしながら、
ライン型のサーマルヘッドで描画を行っていた。
【0003】また、一般に、記録媒体は、部分的に見た
場合、長手方向左右端部においてそれぞれ伸縮が生じて
いる。このため、従来の装置では記録媒体に大きなバッ
クテンションを付与し左右端部のそれぞれの伸縮を強制
的に展張した状態で記録を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合において
は、プラテンローラとサーマルヘッドとで記録媒体を摩
擦送りするため比較的大きな圧力を付加する必要があ
る。したがって、記録媒体に斜行等の不都合が生じた場
合矯正できず、移送誤差が累積してしまう恐れがあっ
た。
【0005】また、後者の場合には記録媒体の左右端部
の伸縮を、比較的大きなバックテンションをもって展張
した状態で記録を行うものであったため、記録完了後に
おいて、記録媒体が通常の状態に戻った時、それらの伸
縮により描画に誤差が生じてしまう恐れがあった。
【0006】いずれにしても、記録媒体の移送に送りム
ラが生じやすく描画された画像に歪みが生じるなどの不
都合があった。この発明は、このような送りムラのない
精密な記録媒体の移送が可能な記録装置を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、第1発明では
記録媒体を移送する媒体移送部をサーマルヘッド等から
なる記録部の後段に設け、第2発明では記録媒体ストッ
ク部と記録部との間で記録媒体に接触して所定の負荷を
与える負荷手段を設けた。
【0008】
【作用】第1発明では媒体移送部が記録部の後段に設け
られるので、プラテンに対するサーマルヘッド等の記録
ヘッドの押圧を軽減することができる。また、第2発明
では記録媒体が記録部に導入される前段で負荷手段によ
り所定の負荷を与えることにより記録媒体にほぼ一定の
バックテンションを与えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について、図面の実施例装置を
参照して説明する。図1〜図4は本発明の第1実施例装
置、図5〜図6は本発明の第2実施例装置をそれぞれ示
し、図1は第1実施例装置の記録紙移送系を示し、図2
は同じく第1実施例装置の側面構成、図3は第1実施例
装置の上部ユニットの取付構成、図4は第1実施例装置
の電気的構成、図5は第2実施例装置の記録紙移送系、
図6は負荷手段をそれぞれ示す構成説明図である。
【0010】まず、図1〜図4を参照して、本発明の第
1実施例を説明する。図2に示すように、この記録装置
は、側板94と、この側板94の右端側に取り付けられ
るヘッドブラケット軸910と、このヘッドブラケット
軸910に取り付けられるヘッドブラケット91と、同
じくこのヘッドブラケット軸910に取り付けられる上
部ユニット93を有している。
【0011】側板94にはこの記録装置の記録紙移送系
が形成され、ヘッドブラケット91にはサーマルヘッド
92が取り付けられ、上部ユニット93には上カバーが
取り付けられる。図3に示すように、上カバーすなわち
上部ユニット93を開け、さらにヘッドブラケット91
をヘッドブラケット軸910に対して回転させて開放す
ることにより記録紙13の着脱を行うことができる。
【0012】この場合において、ヘッドブラケット91
と上部ユニット93は、それぞれ止め輪付き軸受を介し
てヘッドブラケット軸910に取り付けられている。ま
た、ヘッドブラケット91を保持するための軸受には、
そのガタをなくすためカラーを挿入している。これによ
り、記録のためのサーマルヘッドをガタなく支持するこ
とができる。
【0013】図1は側板94に取り付けられた記録紙移
送系の構成斜視図である。この記録紙移送系は、記録紙
ストックローラ10、この記録紙ストックローラ10の
記録紙残量を検出する残量検出器11、記録紙ストック
ローラ10から繰り出される記録紙に所定のバックテン
ションを付与するパウダーブレーキ12、第1ガイドロ
ーラ20、プラテン30、第2ガイドローラ40、駆動
ローラ51とピンチローラ52からなる媒体移送部5
0、エンコーダ61と受けローラ62からなる媒体移送
量検出部(移送速度検出器)60、記録紙送りだし部
(媒体排出ローラ対)70及び媒体切断部80を有して
いる。
【0014】記録紙ストックローラ10の記録紙13
は、第1ガイドローラ20の下側、プラテン30の上方
及び第2ガイドローラ40の下側を通り媒体移送部50
にセットされる。媒体移送部50の駆動ローラ51とピ
ンチローラ52とにより記録紙13が移送される。
【0015】この媒体移送部50により移送される記録
紙13は、エンコーダ61と受けローラ62からなる移
送速度検出部60により実際の移送速度が検出される。
その後、紙排出ローラ対からなる送りだし部70により
記録紙13が送り出され、切断部80のカッターにより
切断される。
【0016】記録紙ストックローラ10の記録紙周面に
は公知の残量検出器11が設けられている。また、この
記録紙ストックローラ10の軸にはギヤを介してパウダ
ーブレーキ12が係合されている。パウダーブレーキ1
2はその回転トルクを可変可能なもので、残量検出器1
1からの信号に基づき一定の回転トルクを出力できるよ
う構成されている。したがって、記録紙ストックローラ
10の記録紙繰り出しに際しては、その残量に関わらず
略一定のバックテンションが付与される。
【0017】プラテン30として、この実施例装置では
その外周部の硬度を60°(JIS−A硬度)以下とし
ている。そして、このプラテン30に押しつけられるサ
ーマルヘッド等の記録ヘッドの押圧を低下させている。
これにより、記録紙30は、記録紙ストックローラ30
と媒体移送部50とで展張された状態となり記録ヘッド
による押圧の影響を小さくしている。
【0018】媒体移送部50の駆動ローラ51の表面は
アルミナ溶射面とし、その溶射粒度については100〜
150μmとした。これにより、記録紙13としてフィ
ルム記録媒体を用いた際、フィルムのすべりとともにフ
ィルム駆動面の傷を小さくすることができる。なお、こ
の実施例装置では、ピンチローラ52の周面の硬度を4
0〜60°(JIS−A硬度)とし、その駆動ローラ5
1の押圧を5〜10kgとしている。
【0019】また、記録紙移送速度を検出するためのエ
ンコーダローラ61は、金属ローラの表面にウレタン塗
装を施したもので構成し、温度変化の影響を受けにくく
し、正確な測定を行えるようにしている。さらに、記録
紙移送速度(移送量)を検出する速度検出部60を媒体
移送部50の後段に設けることにより、記録紙ストック
ローラ10から媒体移送部50までの間の記録ヘッドの
発熱またはバックテンション等の影響を受けることがな
く正確な送り速度(移送量)を測定することができる。
【0020】記録紙排出ローラ対70は、発泡ウレタン
等のカバーがその周面に取り付けられている。これによ
り、送り出すべき記録紙13に軽負荷を与えている。
【0021】媒体移送部50の駆動ローラ51は、図2
に示す駆動モータ53により所定の指令値に対応した周
速度となるよう回転制御される。移送速度検出部60の
検出速度信号がフィードバックされる構成となってい
る。
【0022】また、この駆動モータ53は記録紙送りだ
し部70の一方の排出ローラをも駆動する。この実施例
では、この一方の排出ローラについてはその周速度が駆
動ローラ51の1.1〜1.4倍程度となるようにして
いる。これにより、記録紙送りだし部70では、移送さ
れる記録紙13がスリップしながら送り出される状態と
なる。そのため、後段に設けられている切断部80の振
動を移送速度検出部60に影響を及ぼすことがなくエン
コーダ61の検出精度を良好にしている。
【0023】図4は、この第1実施例装置の電気構成図
である。上位装置からの画像信号がCPU101により
処理されてヘッド駆動回路102を介してサーマルヘッ
ド等の記録ヘッド92に送られる。この時、モータ駆動
回路103が動作され、図2に示す駆動モータ53を駆
動し、駆動ローラ51及び排出ローラ対70を作用させ
て所定速度で記録紙13を移送する。移送速度検出部6
0からの媒体移送信号はこの制御系にフィードバックさ
れる。
【0024】記録紙ストックローラ10に対する残量検
出信号は、トルク制御回路104に送られ、パウダーブ
レーキ12のトルクを制御する。これにより、記録紙ス
トックローラ10から繰り出される記録紙13のバック
テンションを記録紙13の残量に関わらず一定にでき
る。以上の構成により、この第1実施例装置では高精度
な記録紙移送制御を行うことができる。
【0025】次に、図5〜図6を参照して本発明の第2
実施例を説明する。この第2実施例装置の上述した第1
実施例装置との違いは、図5に示すように記録紙ストッ
クローラ10と記録部30との間にダンサーローラ21
を設けた点である。このダンサーローラ21は、記録紙
13の左右両端約1/3の長さの2個のローラから構成
している。
【0026】そして、このダンサーローラ21は、記録
紙13に付与されているバックテンション力の5〜10
%の力を記録紙13の移送方向に対して垂直に付与する
ものである。これにより、記録部30から見た記録紙1
3のバックテンション力は全体的に均一になり、記録紙
13を適正に展張した状態で記録部(プラテン)30に
移送することができ高精度な印字を行うことができる。
【0027】図6は、このダンサーローラ21につい
て、記録紙13のバックテンションの変化に応じてその
発生する荷重を変化させるための加圧機構22を設けた
装置例である。図4にも示すように、残量検出器11の
残量検出信号に基づき加圧制御回路105を介して加圧
機構22のモータを所定量回転させて適正な荷重が記録
紙13に付与されるよう構成している。
【0028】先にも説明したように、記録紙には、一般
に端部のある部分が他の部分より伸びた状態となってい
るものがある。このような状態にある記録紙にバックテ
ンションを付与した場合、記録紙の他の部分がこのバッ
クテンションにより必要以上に伸ばされてしまう場合が
あった。このような場合にダンサーローラ21を用いる
ことにより、バックテンションによって記録紙13に不
均一な展張が生じうる場合でも、このダンサーローラ2
1が上記他の部分を不要に展張させようと働く力を削減
するよう作用するものと考えられ、良好な描画精度を維
持することができる。
【0029】
【発明の効果】以上、この発明によれば、記録紙の送り
精度を向上させることができるとともに記録部へ導入さ
れる記録紙のバックテンションを記録紙の幅方向全域に
渡って均一にすることができ、画像描画精度を著しく向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例装置の記録紙移送
系の構成説明図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施例に関わる記録装置
の側面構成図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施例装置のヘッドブラ
ケット取付構成図である。
【図4】図4は、本発明の第1実施例装置の電気構成図
である。
【図5】図5は、本発明の第2実施例装置の記録紙移送
系の構成説明図である。
【図6】図6は、本発明のダンサーローラの第2の構成
例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
10:記録紙ストックローラ 30:記録部 50:媒
体移送部 60:移送速度検出部 70:記録紙送り出し部 8
0:切断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水剛毅 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送される記録媒体に所望の記録を行う記
    録装置において、 未記録の記録媒体13を保持する記録媒体ストック部1
    0、 この記録媒体ストック部10の後段に設けられ、該記録
    媒体ストック部10からの未記録の記録媒体13を支持
    するとともに記録ヘッド92による描画が行われる描画
    部30、 この描画部30の後段に設けられ、上記記録媒体ストッ
    ク部10に保持された未記録の記録媒体13を所定速度
    で移送する記録媒体移送部50、 この記録媒体移送部50の後段に設けられ、該記録媒体
    13の移送速度を検出する媒体移送速度検出部60、 この媒体移送速度検出部60の後段に設けられ、上記記
    録媒体移送部50の移送速度より速い速度で該記録媒体
    13を送り出す方向に移送力を発生する媒体送り出し部
    70、 この媒体送りだし部70の後段に設けられ、該媒体送り
    だし部70により送り出された記録媒体13を切断する
    媒体切断部80、 とからなる記録装置。
  2. 【請求項2】移送される記録媒体に所望の記録を行う記
    録装置において、 未記録の記録媒体13を保持する記録媒体ストック部1
    0、 この記録媒体ストック部10の後段に設けられ、該記録
    媒体ストック部10からの未記録の記録媒体13を支持
    するとともに記録ヘッド92による描画が行われる描画
    部30、 とを有し、 さらに、上記記録媒体ストック部10と描画部30の間
    の記録媒体13に接触して所定の負荷を付与する負荷手
    段21を設けた記録装置。
JP21811495A 1995-08-03 1995-08-03 記録装置 Pending JPH0939327A (ja)

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JP21811495A JPH0939327A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 記録装置

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JP21811495A JPH0939327A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 記録装置

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JPH0939327A true JPH0939327A (ja) 1997-02-10

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ID=16714852

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JP21811495A Pending JPH0939327A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 記録装置

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JP (1) JPH0939327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103101787A (zh) * 2013-02-27 2013-05-15 杭州奥科服装辅料有限公司 一种无纺布进布机构
CN103112743A (zh) * 2013-02-27 2013-05-22 杭州奥科服装辅料有限公司 一种导布架可调节的进布机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103101787A (zh) * 2013-02-27 2013-05-15 杭州奥科服装辅料有限公司 一种无纺布进布机构
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