JP2002274455A - 車両用シートの搬入方法及びその搬入装置 - Google Patents

車両用シートの搬入方法及びその搬入装置

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 吊下げアーム34の先端に回転軸35を
設け、この回転軸35に水平旋回アーム36の中央部3
6aを取付け、この両端にそれぞれクランプ治具50,
50を配設し、車体11の左右に分けて取付けする二つ
の車両用シート15L,15Rを同時に吊下げ可能にし
た。 【効果】 車体の両側から別々に車両用シートを搬入す
るようにした組立ラインに比べ、搬入装置や搬送コンベ
ヤが一つでよい。従って、組立ラインの設備費の削減を
図ることができるとともに組立ラインのスペース効率を
向上させることのできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体のドア開口か
ら車体内部に車両用シートを搬入する車両用シートの搬
入方法及びその搬入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートの搬入方法及びその搬入装
置として、例えば特開平9−249167号公報「自動
車用シート搬入装置」が知られている。同公報の図1に
よれば、車体B(符号は公報の符号を流用した)を搬送
する組立ラインL(以下、「搬送コンベヤ」と呼ぶ)の
両側に、シートW(以下、「車両用シート」と呼ぶ)を
車体Bの内部に搬入する自動車用シート搬入装置10及
び車両用シートを並べるコンベア2をそれぞれ配置し、
車両用シートを車体Bの両側から内部に搬入するように
した車両用シートの組立ラインが示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の車両用
シートの組立ラインでは、車両用シートを車体Bの両側
から内部に搬入するようにしたので、例えば、両側の自
動車用シート搬入装置10に少なくとも一りづつの作業
者が必要になり、組立工数を削減することはできない。
また、上記の車両用シートの組立ラインでは、搬送コン
ベヤの両側に自動車用シート搬入装置10及びコンベア
2をそれぞれ配置したので、組立ラインの設備費が高騰
を招くばかりでなく、組立ラインのスペース効率の悪化
を招く。
【0004】そこで、本発明の目的は、組立工数の削減
をすることのできる車両用シートの搬入方法、及び組立
ラインの設備費の削減を図ることができるとともに組立
ラインのスペース効率を向上させることのできる車両用
シートの搬入装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の車両用シートの搬入方法は、車体の左右に
分けて取付ける二つの車両用シートを、パレット上に車
体に取付ける取付けピッチで予め位置決めし、位置決め
した二つの車両用シートを同時に吊上げ、これらの車両
用シートをドア開口から車体内部に搬入することを特徴
とする。
【0006】パレット上に車体に取付けるのと同ピッチ
で二つの車両用シートを位置決めする。位置決めした二
つの車両用シートを同時に吊上げ、これらの車両用シー
トをドア開口から車体内部に搬入することで、二つの車
両用シートを同時に車体にセットできる。すなわち、車
体内部に車両用シートを搬入する作業の作業性の改善を
することができる。
【0007】請求項2は、走行レールに架台を走行可能
に取付け、この架台に吊下げアームをスイング自在に取
付け、この吊下げアームで車体のドア開口から車体内部
に車両用シートを搬入する車両用シートの搬入装置にお
いて、吊下げアームの先端に回転軸を設け、この回転軸
に水平旋回アームの中央部を取付け、この両端にそれぞ
れクランプ治具を配設し、車体の左右に分けて取付けす
る二つの車両用シートを同時に吊下げ可能にしたことを
特徴とする。
【0008】すなわち、吊下げアームの先端に回転軸を
設け、この回転軸に水平旋回アームの中央部を取付け、
この両端にそれぞれクランプ治具を配設することで、車
体の左右に分けて取付けする二つの車両用シートを同時
に吊下げ可能にする。
【0009】例えば、請求項2の車両用シートの搬入装
置を車両用シートの組立ラインに用いれば、車体の左右
に分けて取付けする二つの車両用シートを一方から車体
内に搬入することができるので、車体の両側から別々に
車両用シートを搬入するようにした組立ラインに比べ、
搬入装置や搬送コンベヤが一つでよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る車両用シートの搬入装
置を配置した組立ラインの平面図である。車両用組立ラ
イン20は、車両10を搬送する車両搬送用コンベヤ2
1と、この車両搬送用コンベヤ21近傍まで車両用シー
ト15L,15Rを搬送するオーバヘッドコンベヤ22
と、このオーバヘッドコンベヤ22でパレット18に載
せた状態で搬送した車両用シート15L,15Rを降ろ
すとともにこのパレット18に車両用シート15L,1
5Rを所定のピッチに位置決めするセット台23と、
このセット台23で位置決めした車両用シート15L,
15Rを車両10に搬入可能な位置まで送る送りコンベ
ヤ24と、この送りコンベヤ上24に載置したパレット
18上の車両用シート15L,15Rをクランプして所
定の車両10に車両用シート15L,15Rを搬入する
車両用シートの搬入装置30(以下、「搬入装置30」
と略記する)と、この搬入装置30で車両用シート15
L,15Rをクランプすることで空いたパレット18を
所定の位置まで戻す戻しコンベヤ25とからなる。
【0011】ここで、16は車両用シート15Lの背も
たれ、17は車両用シート15Lの座部を示し、車両用
シート15Rは、車両用シート15Lと略同一構造のシ
ートである。また、22aはオーバヘッドコンベヤ22
のハンガ、25aは戻しコンベヤ25の横送り部、25
bは戻しコンベヤ25の方向転換部、25cは戻しコン
ベヤ25の縦送り部を示す。
【0012】図2は図1の2矢視図であり、車両用組立
ライン10は、車両搬送用コンベヤ21の一方側にオー
バヘッドコンベヤ22で左右の車両用シート15L,1
5Rを搬送し、これらの車両用シート15L,15Rを
パレット18上に所定の取付けピッチで位置決めし、位
置決め済みの車両用シート15L,15Rを搬入装置3
0を用いて車両10の一方側から同時に車体11内に搬
入できるようにレイアウトしたラインであると言える。
【0013】図3は図1の3矢視図であり、すなわち、
本発明に係る車両用シートの搬入方法とは、車体11の
左右に分けて取付ける二つの車両用シート15L,15
Rを、パレット18上に車体11に取付ける取付けピッ
チで予め位置決めし、位置決めした二つの車両用シート
15L,15Rを同時に吊上げ、これらの車両用シート
15L,15Rをドア開口としての前ドア開口12a又
は後ドア開口12bから車体11内部に搬入する搬入方
法である。
【0014】例えば、一つの車両用シートを吊り上げ車
体にセットし、別の車両用シートを吊り上げ車体にセッ
トしていた作業を、二つの車両用シートを同時に吊上
げ、これらの車両用シートを同時に車体にセットできる
とすれば、組立工数を低減する上で好ましいことであ
る。
【0015】そこで、パレット18上に車体11に取付
けるのと同ピッチで二つの車両用シート15L,15R
を位置決めする。位置決めした二つの車両用シート15
L,15Rを同時に吊上げ、これらの車両用シート15
L,15Rを前ドア開口12a又は後ドア開口12bか
ら車体11内部に搬入することで、二つの車両用シート
15L,15Rを同時に車体11にセットできる。すな
わち、車体11内部に車両用シート15L,15Rを搬
入する作業の作業性の改善をすることができる。この結
果、組立工数を低減を図ることができる。以下、車両用
シート15L,15Rを吊下げ車体11内に搬入するた
めの搬入装置30の構造を説明する。
【0016】図4は本発明に係る車両用シートの搬入装
置の正面図である。搬入装置30は、走行レール31
と、この走行レール31に走行可能に取付けた架台32
と、この架台32に回転自在に取付けた本体部33と、
この本体部33にスイング可能に取付けた吊下げアーム
34と、この吊下げアーム34の先端に取付けた回転軸
35と、この回転軸35に回転可能に取付けた水平旋回
アーム36と、この水平旋回アーム36の両端に取付け
たクランプ治具50,50とからなる。また、本体部3
3には駆動モータ(不図示)を備え、架台32に対して
本体部33を原点位置まで自動復帰するようにしたもの
である。
【0017】走行レール31は、車両用搬送コンベヤ2
1に沿わせて配置したレールであり、架台32は、本体
部33を回転させるためのモータ32aを備える。吊下
げアーム34は、第1〜第3アーム41〜43から構成
したものであり、第1アームを、本体部33に一端を回
転可能に取付けた一対の平行リンク44,45と、これ
らの平行リンク44,45の他端を回転可能に取付けた
連結部材46とから構成し、第2アーム42の一端を連
結部材46に配設した第1中間軸46a水平回転可能に
取付け、第3アーム43を第2アーム42の他端の第2
中間軸42aに水平回転可能に取付けたものである。こ
こで、47は第2アーム42に取付けたハンドルグリッ
プ、48は第3アーム43に取付けたハンドルグリッ
プ、Mは作業者を示す。
【0018】言い換えれば、搬入装置30は、走行レー
ル31に架台32を走行可能に取付け、この架台32に
吊下げアーム34をスイング自在に取付け、この吊下げ
アーム34で車体11の前ドア開口12a又は後ドア開
口12bから車体11内部に車両用シート15L,15
Rを搬入する車両用シートの搬入装置において、吊下げ
アーム34の先端に回転軸35を設け、この回転軸35
に水平旋回アーム36の中央部36aを取付け、この両
端にそれぞれクランプ治具50,50を配設し、車体1
1の左右に分けて取付けする二つの車両用シート15
L,15Rを同時に吊下げ可能にしたものであるとも言
える。ここで、Mは作業者を示す。
【0019】すなわち、吊下げアーム34の先端に回転
軸35を設け、この回転軸35に水平旋回アーム36の
中央部36aを取付け、この両端にそれぞれクランプ治
具50,50を配設することで、車体11の左右に分け
て取付けする二つの車両用シート15L,15Rを同時
に吊下げ可能にできる。
【0020】例えば、搬入装置30を車両用組立ライン
20に用いれば、車体11の左右に分けて取付けする二
つの車両用シート15L,15Rを一方から車体11内
に搬入することができるので、車体11の両側から別々
に車両用シート15L,15Rを搬入するようにした組
立ラインに比べ、搬入装置や搬送コンベヤが一つでよ
い。従って、車両用組立ライン20の設備費の削減を図
ることができるとともに車両用組立ライン20のスペー
ス効率を向上させることのできる。以下、クランプ治具
50の詳細について説明する。
【0021】図5本発明に係る車両用シートの搬入装置
のクランプ治具の斜視図である。クランプ装置50は、
水平旋回アーム36に取付けるアタッチメント51と、
このアタッチメント51に取付けることで車両用シート
15L,15Rの背もたれ16の中央部分を受けるシー
ト受け部材52と、アタッチメント51に支軸71によ
り角度調整自在に取付けた基部としてのベース板54
と、このベース板54の左右下部に回転自在に取付けた
棒部材55L,55Rと、これらの棒部材55L,55
Rをそれぞれ回転させる左右の回転手段56L,56R
と、背もたれ16の下部を受けるシート下部受け部材7
2からなる。
【0022】図6は図5の6矢視図であり、クランプ治
具50の背面を示す。左の棒部材55Lは、先端に屈曲
部57を形成した部材であって、後述するように、屈曲
部57を回転させることで屈曲部57の向きを変え車両
用シート15L,15Rをクランプ/アンクランプする
部材である。なお、右の棒部材55Rは、左の棒部材5
5Lと同一部品である。左の回転手段56Lは、ベース
板54に取付けたシリンダ58と、このシリンダ58の
ピストンヘッド58aと棒部材55Lとを繋ぐリンク5
9とからなる。また、右の回転手段56Rは、左の回転
手段56Lと略同一構成であり、詳細な説明を省略す
る。
【0023】図中、61はシリンダ58を止める止めピ
ン、62は、ピストンヘッド58aにリンク59の一端
を回転自在に取付ける取付けピン、63は棒部材55L
(55R)にリンク59の他端を固定する取付けピン、
64はベース板54に形成することで棒部材55L(5
5R)を回転自在に支持する円筒部材、65は円筒部材
64に棒部材55L(55R)を止める止め輪、66は
アタッメント51に対する角度を設定する調整ねじを示
す。
【0024】図7は図5の7矢視図であり、クランプ治
具50の側面を示す。クランプ治具50は、回転手段5
6Lを基部に配置したシリンダ58と、このシリンダ5
8のピストンヘッド58aと棒部材55Lとを繋ぐリン
ク59とから構成したものであると言える。回転手段5
6Lを基部(ベース板54)に配置したシリンダ58
と、このシリンダ58のピストンヘッド58aと棒部材
55Lとを繋ぐリンク59とから構成することで、回転
手段56Lを構成する機構の簡素化を図ることができ
る。この結果、クランプ治具50のコストの低減を図る
ことができる。
【0025】図8は本発明に係る車両用シートの搬入装
置のクランプ治具の側面図である。クランプ治具50
は、基部(ベース板54)に回転自在に取付けた左右の
棒部材55L,55Rと、これらの棒部材55L,55
Rの先端に形成した屈曲部57,57と、これらの屈曲
部57,57を車両用シート15Lの背もたれ16と座
部17との間に差込み所定角度(略45°)を回転させ
ることで屈曲部57,57を背もたれ16側に向ける回
転手段56Lとから構成したものであると言える。
【0026】例えば、車両用シートの背もたれと座部と
の間に棒部材を差込む形式のクランプ治具は、差込むと
きに棒部材をストレートの状態で差込むようにできれ
ば、棒部材を差込むときの負荷を軽減することができる
ので、車両用シートを傷めることはなく、シート搬入作
業の作業性の向上を図る上で好都合である。
【0027】そこで、クランプ治具50は、先端に屈曲
部57を形成した棒部材55L,55Rを二本用意し、
これらの棒部材55L,55Rを基部(ベース板54)
の左右に回転自在に取付け、屈曲部57,57を平にし
た状態で車両用シート15Lの背もたれ16と座部17
との間に二次元的な動作で差込み、差込んだ後に回転手
段56Lで所定角度(略45°)を回転させることで屈
曲部57,57を背もたれ16側に向けるようにした。
【0028】すなわち、棒部材55L,55Rの先端に
形成した屈曲部57,57を、車両用シート15Lの背
もたれ16と座部17との間に差込み、回転手段55L
で棒部材55L,55Rを所定角度を回転させるように
することで、棒部材55L,55Rを差込むときの負荷
の軽減を図るようにした。この結果、車両用シート15
Lを傷めることはなく、車両用シート15Lの搬入作業
の作業性の向上を図ることができる。なお、67は車両
用シート15Lをクランプするときに操作するクランプ
スイッチ、68は車両用シート15Lをアンクランプす
るときに操作するアンクランプスイッチを示す。
【0029】また、クランプ装置50は、基部54を背
もたれ16に対して平行に設定した支軸71に角度調整
自在に取付けたので、多機種の車両用シートに適用でき
る。この結果、クランプ装置50の汎用性の拡大を図る
ことができる。
【0030】以上に述べた搬入装置30の作用を次に説
明する。図9は本発明に係る車両用シートの搬入装置の
第1作用説明図である。搬入装置30で左右の車両用シ
ート15L,15Rを同時に吊り上げ、これらの車両用
シート15L,15Rを前ドア開口12aから車体11
内に矢印の如く搬入し、車両用シート15L,15R
のセット位置に降ろす。ここで、第3アーム43を第2
アーム42の他端に水平回転可能に取付けたので、第3
アーム43は矢印の如く回転させることができ、車体
11内でのシート取付け作業の作業性の向上を図ること
ができる。
【0031】図10は本発明に係る車両用シートの搬入
装置の第2作用説明図である。搬入装置30で左右の車
両用シート15L,15Rを同時に吊り上げ、これらの
車両用シート15L,15Rを後ドア開口12bから車
体11内に矢印の如く搬入し、車両用シート15L,
15Rのセット位置に降ろす。ここで、吊下げアーム3
4の先端(第3アーム43)に回転軸35を取付け、こ
の回転軸35に水平旋回アーム36を回転可能に取付け
たので、水平旋回アーム36は矢印の如く回転させる
ことができ、例えば、多種の車種に適用することができ
る。この結果、シート取付け作業の多様性の拡大を図る
ことができる。
【0032】尚、実施の形態では図1に示すように、車
両用搬送コンベヤ21の進行方向に向かって、右側に搬
入装置30を配置したが、これに限るものではなく、例
えば、車両用搬送コンベヤ21の左に配置したものであ
ってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、車体の左右に分けて取付ける二つ
の車両用シートを、パレット上に車体に取付ける取付け
ピッチで予め位置決めし、位置決めした二つの車両用シ
ートを同時に吊上げ、これらの車両用シートをドア開口
から車体内部に搬入するようにしたので、二つの車両用
シートを同時に車体にセットできる。すなわち、車体内
部に車両用シートを搬入する作業の作業性の改善をする
ことができる。この結果、組立工数を低減を図ることが
できる。
【0034】請求項2では、吊下げアームの先端に回転
軸を設け、この回転軸に水平旋回アームの中央部を取付
け、この両端にそれぞれクランプ治具を配設したので、
車体の左右に分けて取付けする二つの車両用シートを同
時に吊下げることができる。すなわち、車体の両側から
別々に車両用シートを搬入するようにした組立ラインに
比べ、搬入装置や搬送コンベヤが一つでよい。従って、
組立ラインの設備費の削減を図ることができるとともに
組立ラインのスペース効率を向上させることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シートの搬入装置を配置し
た組立ラインの平面図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図1の3矢視図
【図4】本発明に係る車両用シートの搬入装置の正面図
【図5】本発明に係る車両用シートの搬入装置のクラン
プ治具の斜視図
【図6】図5の6矢視図
【図7】図5の7矢視図
【図8】本発明に係る車両用シートの搬入装置のクラン
プ治具の側面図
【図9】本発明に係る車両用シートの搬入装置の第1作
用説明図
【図10】本発明に係る車両用シートの搬入装置の第2
作用説明図
【符号の説明】
10…車両、11…車体、12a,12b…ドア開口
(前・後ドア開口)、15L,15R…車両用シート、
18…パレット、30…車両用シートの搬入装置、31
…走行レール、32…架台、34…吊下げアーム、35
…回転軸、36…水平旋回アーム、50…クランプ治
具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀川 堅嗣 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 Fターム(参考) 3C030 BC04 BC15 CC04 DA11 DA23 DA24 DA28 DA35 DA37 3D114 AA04 AA11 BA17 CA07 DA05 DA06 FA11 GA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の左右に分けて取付ける二つの車両
    用シートを、パレット上に前記車体に取付ける取付けピ
    ッチで予め位置決めし、位置決めした二つの車両用シー
    トを同時に吊上げ、これらの車両用シートをドア開口か
    ら車体内部に搬入する車両用シートの搬入方法。
  2. 【請求項2】 走行レールに架台を走行可能に取付け、
    この架台に吊下げアームをスイング自在に取付け、この
    吊下げアームで車体のドア開口から車体内部に前記車両
    用シートを搬入する車両用シートの搬入装置において、 前記吊下げアームの先端に回転軸を設け、この回転軸に
    水平旋回アームの中央部を取付け、この両端にそれぞれ
    クランプ治具を配設し、車体の左右に分けて取付けする
    二つの車両用シートを同時に吊下げ可能にしたことを特
    徴とする車両用シートの搬入装置。
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